Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: ローマン・シェード

「ナチュラル素材」の特性を活かしてスタイル・コーディネートを行った「マンション」の窓周り納品事例。

2015年04月04日

マンションご入居前に納めさせていただきました、ナチュラル・モダン系の窓周りのコーディネート事例です。

2015.4.2.12

「掃出窓」のカーテン&レーススタイルに組み合わせて、ダイニング側の「腰高窓」には天然木の魅力を活かした木製ブラインドをご採用いただきました。

 

LD・「掃出窓」のコーディネート。

2015.4.2.13
2015.4.2.6

 

幅4mを超える幅広の「掃出窓」で今回ご採用いただきましたカーテンは、フジエテキスタイルのカタログ『STORY2』収録のファブリックより、『スピリット』・FA6523(GY)です。
お打合せの際にお持ちした縫製サンプルよりこちらの生地をご採用いただきました。
コーディネートレースには、同メーカーの無地レースFA0078 (NW)を合わせて、主役となる窓に、素材感を大切にした生地を組合せた窓辺を表現しました。

 

2015.4.2.7

 

参考までに、こちらは同生地に、大柄の『アカンサススクロール 』レースを組み合わせた、海沿いのマンションでのコーディネート事例です。
眺望豊かな「海と空」の広がる窓辺で、グレイッシュな『スピリット』とブルーのレースの組合せで、「アジアン・リゾート」風のインテリアがを演出いたしました。

 

 『木製ブラインド』の選定。
 2015.4.2.8

 

「ダイニング」の他にも「主寝室」と「和室」でもご採用いただきましたウィンドゥアイテムは、タチカワブラインドの『フォレティア』木製ブラインドの上級バージョンとして知られる『フォレティア・エグゼ』です。

 

2015.4.2.15

 

『フォレティア・エグゼ』の特徴は、スラットにブラインド昇降時に必要な昇降コードを通す穴のない高機能仕様を実現しているため、光漏れや遮蔽性などの機能性や意匠性に優れているため、LD以外にも遮光性の気になる「寝室」や「書斎」・「和室」などでも使いやすい製品仕様となっていることです。

 

2015.4.2.9

 

採用色は、当社展示品をご覧いただきまして、 FT1015(ウォルナット)で決まりました。

 

天然木をあしらった「新ヘッドボックス」
の登場により、製品の意匠性が向上。

2015.4.2.14

ちなみに、2014年11月より、『フォレティア』シリーズ全般に新たに加わったオプション仕様として 、標準仕様のアルミ製ヘッドボックス(機構部)に 、天然木の一枚板を正面にあしらった新ヘッドボックス『ナチュラルウッド』があります。
追加料金の掛からない「無料オプション(要指定)」ですが、これにより「フォレティアエグゼ」では製品下部のボトムレール(木部材)と同じ色・素材の部材をヘッドボックスの正面にあしらうことで、製品本体と一体感が高まり、上質な窓辺を演出します。

本製品の『ナチュラルウッド』ヘッドボックスは、奥行き約7cmと奥行きがコンパクトなので、本事例の様に、カーテンボックス内や窓枠の内側などにブラインドをすっきりと納めた時の意匠性が向上しました(※外付用バランスとの併用はできません)。

 

 

 「子供部屋」の個性的な窓演出。
「英国製」生地を組合せた『ローマンシェード』

2015.4.2.1

2015.4.2.4

「子供部屋」の窓では、英国・『CLARK&CLARK』カタログ・『MARITIME(PRINTS)』収録の生地を2アイテム使って、W72cm × H129cmサイズの「ローマンシェード」をボトムボーダースタイルで製作いたしました。

 

2015.4.2.10

カタログは、1ページ大の生地見本と併せて、カタログのコンセプトを集約した収録生地のコーディネートイメージも効果的に紹介されている使いやすいブック構成となっています。

 

2015.4.2.5

 

参考にしたスタイルイメージと、実際にご採用いただきました生地はこちらです。
*上部生地:『SEABIRDS MARINE』F0404-01
*下部ボーダー生地:『REEF MARINE』F0406-01

 

2015.4.2.2

 

2015.4.2.3.2

11cm幅で組み合わせたのボトムボーダーが、ローマンシェード昇降過程でのスタイルアクセントとなっています。

 

2015.4.2.11

 

『CLARK&CLARK』のカタログは、花柄やストライプ柄を中心に7冊ご用意しておりますので、様々なインテリアシーンで効果的にお使いいただけます。

今回もそうでしたが、当社ご愛用のお客様は、比較的遠方からご来店いただいたり、出張のご依頼をいただく方々の割合が多いのが特徴です。

理由としては、マンションの「オプション会」や「デパート」、「大型家具専門店」、「量販店」を見て回られても、総合的な品揃えと提案・実績が充実している販売店は少なく、トータルコーディネートを考えた時に希望の組合せが絞り切れないことが多いのだそうです。


また、当社の幅広い価格帯に対応した品揃えと総合的な提案につきましては、HPとブログで詳細にご紹介しておりますので、日々の様々な事例を参考とされ評価いただきましたお客様からお声掛けをいただき、それが我々の仕事冥利に尽きる喜びとなっております。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ローマンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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「新築マンション」ご入居前の「ニューヨーク・スタイル」内装リフォーム事例。 (リビング・ダイニング 編)

2015年02月03日

ご入居前のマンションのお部屋を、現代のニューヨークスタイル・『アメリカン・ホームドラマ』風にリフォームしたいというご要望を受けての、マンションのインテリア・リフォーム提案・施工事例。

 本日は、「リビング・ダイニング」の内装リフォームの様子です。

2014.12.19.6

こちらは、「造作ドア」のリニューアルと併せて、「インテリア・ペイント」と「装飾フレーム」の工事を組み合わせた、リフーム後の『リビング・ダイニング』の様子です。

「リビング・ダイニング」でも、玄関・廊下の壁装と合わせて、腰壁見切り材(チェアレール)を挟んで壁を上下で異なる表情を付ける事になりましたが、LDでは腰上の壁装仕上げを、壁紙による柄表現ではなく、「マットな風合いのインテリア・ペイント」仕上げにて空間に、塗装仕上げの美しさを活かした広がりを持たせることになりました。

「光の反射」を抑えた塗装仕上げの壁装は、間接照明の灯りが映え、ディスプレイなどを引き立たせる演出効果が得られるといった特徴がございます。

 

2014.12.19.7

次に、腰壁見切り材(チェアレール)を挟んだ壁下の壁には、立体的で安定感のある表情を持つ『装飾フレーム』をレイアウトして、実生活での生活空間で感じるインテリア・バランスに配慮したデザインといたしました。

 

2014.12.19.7.2

内装リフォームの後には、引き続き「窓装飾」のスタイリングも手掛けさせていただき、お客様の好まれるカラースキームに沿ったかたちでお引越し前の設えが整いました。

 

「造作建具」の提案と新調。

2014.12.19.6

リビング・ダイニングの『造作建具』の提案では、他の「室内ドア」とは異なり、明かり取りの「ガラス」を組み込んだデザインで、「廊下」との生活導線となるLDドアに表情を付けました。

 

2014.12.19.6.2

こちらは、『LDドア』のイメージ提案過程の様子です。

2014.12.19.12

同時に、腰壁したの『装飾フレーミング』のレイアウトもご提案させていただき、実際の施工にあたらせていただきました。

 

「インテリア・ペイント」の組合せと優れた長所。

2014.12.19.8

LDの上下壁装で「塗り分け」をした『インテリア ・ペイント』は、米国・『シャーウィン・ウィリアムズ』のカラーより、「Extra White(SW7006)」「Compatible Cream」の2配色です。

LD壁装のペイントの下地でも、ドイツ製・塗装仕上用壁紙の「 ルナファーザー」より、フリース壁紙である「フラット(NO.741)」を下貼りで施工させていただいたのちにペイント仕上げを実施しました。

2014.12.19.15

ここで、『塗装用壁紙+塗装仕上げ』併用のメリット説明について。

昔ながらの化粧仕上げされていない、「モルタル壁」や、「寒冷紗(ファイバーテープ)」で継手を補強した「石膏ボード」に直接塗装する工法ことを、『ドライウォール』等と呼びますが、この手法の場合、下地の石膏ボードの継ぎ目をズラして、2枚重ねて貼るなどの配慮をしなければ、『塗装仕上げ』の場合にはちょっとした地震や建物の「揺れ」などにより、表面にヒビが入ってしまうことがある為、地震の多い日本では不向きとされてきました。
 
これに対して、塗装下地用の「フリース壁紙」を併用した工法では、「紙幣」と同じ構造で出来ている強靭な繊維質の「フリース壁紙」を下貼りとしつつ、その繊維内で、塗り上げられた「塗料が浸透・固形」するというメリットが加わります。
結果として、通常の壁紙よりも壁紙の表面強度を格段に向上することが可能となり、壁装面での「クラック(ヒビ割れ)」の発生が極めて少ない工法となるという特徴がございます。

勿論、塗装用の壁紙+塗装と工程がございますので初期施工時のコストは上がりますが、将来的な塗装の回数も状況によって5~10回以上の塗り替えも可能な為、近年の日本での壁装仕上げ提案におけるプランニングで注目されている工法です。

この様な耐久性に加え、「塗装仕上げ」はカラーバリエーションが豊富なため、「単色の壁紙」よりも意匠性が高いことと、「間接照明」効果を引き立たせる、艶の加減を選ぶことのできる仕上げが期待できるため、「欧米風」のインテリアを目指すお部屋の演出に向いていると言えるでしょう。

 

「窓辺」のスタイリング。

2014.12.19.7.4

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「リビング・ダイニング」の内装リフォームに引き続き、並行してご提案をさせていただきました『窓装飾』も、「カーテン」&「ローマンシェード」スタイルで納めさせていだきました。

 

2014.12.19.7.4.7

カーテン等、「ファブリック」の打合せは、マナトレーディングの「東京ショールーム(中目黒)」で、ショールームスタッフの製品紹介を受けつつ、選定いたしました
ちなみに、マナトレーディングにも「輸入壁紙」の取扱いがございますので、今回はテシードの「東京ショールーム(目白)」と2つのショールームをご覧いただき、決めていただくことができました。

◆「マナトレーディング」・WEBサイト
https://www.manas.co.jp/

 

 

「窓装飾」のコーディネートアイテム。

2014.12.19.7.4.2

2014.12.19.7.4.3

カーテンとローマンシェード用の「厚手」にご採用いただいたファブリックは、カタログ『マナテックス』収録のイタリア製の天然素材生地の『メルレット(482)』です。
モダンなフラーワー柄と優しい生地の配色の組合せが魅力のこの生地は、柄の主張も軽やかで、内装色と調和した上質なナチュラル&エレガントの窓辺を演出してくれました。
こちらの生地は、裏面が繊細なため、「裏地」を付けて納めさせていただいております。

カーテンを束ねる『ロープタッセル』には、シンプルで繊細な表現に効果的な、『フィンリーロープ(4)』をご採用いただいております。

 

2014.12.19.7.4.4

厚手の生地のデザインに合わせた、コーディネート・シアーには、同じくカタログ『マナテックス』収録の、ドイツ製の「刺繍レース」・『メヌエット(1)』をお選びいただきました。

 

『リビング・ダイニング』・コーディネートの完成。

2014.12.19.7.2

2014.12.19.7.3

こうして、ご入居前の「リビング・ダイニング」のインテリアベースの設えが完成いたしました。

 

2014.12.19.4

 次回は、「子供部屋」の施工事例をご紹介させていただきます。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/farrow&ball.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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ウィリアム・モリスの織物ファブリック、『ウィローボー』でまとめた「主寝室」のウィンドゥ・コーディネート。

2015年01月28日

「戸建住宅」の『主寝室』のカーテン&レース掛け替えで、ウィリアム・モリス作の『ウィローボゥ』の厚地(織物)とコーディネート用の編みレースをスタイルコーディネートさせていただきました。

2015.2.23.1.2

2015.2.23.0

茶系の家具で纏められた寝室にすっきりと馴染む「ベージュ(BE)」色の生地をメインにして、「カーテン」と「ローマンシェード」のコンビネーション・スタイルで纏めています。

 

作品・『ウィロボー』の魅力について。

2015.2.23.1.6

ウィリアム・モリス作の『ウィローボー(Willow Boughts)』は1887年に「壁紙」のデザインとして描かれたものでしたが、作品の魅力が評判を呼び、1895年にファブリックス版が発表されました。

本作は、日本人のノスタルジックな感性に訴えかける作風が魅力とされていますが、それには理由があり、モリスは、日本から輸出されてきた、江戸末期の「染め織物」のデザインと配色に強い影響を受けたデザイナーで、邦名:「しだれ柳」の名が付けられている『ウィロゥ・ボー』は、1862年の「第2回・ロンドン万博博覧会」で当時28歳のモリスが目にした、「笹の葉」の染め織物からヒントを得た作品とも言われています。

また、 『ウィローボウ』は、モリスが愛すテムズ川の川辺に茂る柳の木々からインスピレーションを受けたデザインでもあり、その様なことからこのデザインは、英国発の英国発のファブリックでありながら、オリエンタルな風情も醸し出すため、アジアンテイストのインテリアや、「和の表現」を演出する場でも愛用されています。

 

2015.2.23.1.7

今回ご採用いただいた生地色の、FF4536(BE)は、川島織物セルコンがオリジナルでリリースした配色で、日本のインテリアシーンとの馴染みが良い色調が人気です。
また、織物生地は、ポリエステル100%の、強く扱いやすい織物生地ですので、カーテンやローマンシェードといった窓辺で使用するファブリックにはもちろん、椅子の張りやクッション生地などにも採用されることがあります。

 

コーディネート・レースの『ウィロボー』。

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川島織物セルコンでは、『ウィローボウ(FF4536~4538)』に合わせて、同柄のペアレースである、『ウィローボーレースⅡ(FF4556)』もご用意しております。

 

2015.2.23.1

柳の枝をボリューム感のあるラッセルレースで表現したこのレースは、英国製・プリント生地の『ウィローボー』との組み合わせでご採用いただくこともある他、他のモリスシリーズや、一般的な無地のカーテンに至るまで気軽に合わせていただけるレースとして人気があります。

 

「出窓」内の小窓は『ローマンシェード』で 。

2015.2.23.4

ベッドボードの後にくる「出窓」上の天井には、元々「カーテンボックス」が設けられていましたが、今回の掛け替えでは、左右にセパレートされている出窓内の窓の特徴を活かすかたちで、モリスの作品を平面的なデザイン表現で楽しめる、『ローマンシェード』スタイルに変更して納めさせていただきました。

 

2015.2.23.3

ご覧の様に、出窓内に『ローマンシェード』スタイルで設置することにより、ベッド後方の納まりが機能的になるとともに、モリスの作品を「絵画風」に楽しむことができました。

 

以上、本日は、日本人の感性との相性の良い、ウィリアム・モリス作『ウィローボー』のコーディネート納品事例をご紹介させていただきました。

 

2013.3.25.15

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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ウーレスの「装飾フリンジ」を使用した、ウィリアム・モリスのコンビネーション・スタイリング事例。

2014年12月09日

 以前、「リビング・ダイニング」のオーダーカーテンをご依頼いただきましたお客様より、今回は「主寝室」・2つの窓のスタイル・コーディネートをご依頼いただきました。

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ベランダ側の「掃出窓」と、ベッドの背面にある「腰高窓」は、同じ生地と装飾材を組合せつつも、「カーテン」と「ローマンシェード」の異なるスタイルで演出することになりました。

 

f-2014.10.25.6

今回ご採用いただきましたファブリックには、ウィリアム・モリスの作品の中から、2作品を、縦繋ぎの「デュオ・スタイル」で合わせました。
そして、フランス「HOULES(ウーレス)」社の『装飾ブレード』を効果的にアクセントとして使用して、お客様こだわりのスタイルが出来上がりました。
このスタイルが出来上がる過程の中で、今回も、実際に当社に展示している、H240cm丈の縫製サンプルをお持ちするとともに、装飾パーツについては、取扱いメーカーよりカタログをレンタルして時間をかけてお選びいただいております。

 

 

『ウィリアム・モリス』のファブリック・コンビネーション。

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まず、「主役」となるデザインには、ウィリアム・モリスの作品の中でも、豪華な「菊」のパターンが美しい、『クリサンティマム』・4配色の中から、濃紺のベース地が美しい、FF4519(DB) をご採用いただきました。

 

f-2014.12.3.12

そして、重厚な『クリサンティマム』のインディゴ色のファブリックの両端を柔らかく包み込む、「無地」を想わすアイボリーの単色パターンとして、『マリーゴールド』・FF4520(I)を合わせることになりました。

 

 

フランス・『HOULES(ウーレス)』社による、
「装飾ブレード」で豪華なコンビネーション。

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今回、ファブリックとの合わせでご採用いただきました、『装飾ブレード』は、カタログ「GALLIERA」収録のアイテムです。

 

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カタログ内では、カラーアイテムごとにコーディネート用アクセサリーが取り揃えられており、今回は生地との組み合わせとの相性の良いこちらの配色の中から、装飾ブレードをご選定いただきました。

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スタイルカーテンには、「クリサンティマム」のタッセルに『装飾ブレード』を組合わせました。

 

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ローマンシェードには、ボトム部分に、『装飾ブレード』を組合わせています。

 

 

『主寝室』こだわりのスタイリングの完成。

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夜間の窓辺を演出する、納品後のスタイル・コーディネート イメージです。

 

f-2014.12.3.13

「掃出窓」の縦繋ぎ・『デュオ・スタイル』のカーテンには、「遮光裏地」を付けています。
また、糸のしっかりとした硬い生地ですので、「形態安定加工」を施して美しいウェーブを出しています。

 

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こちらは、『ローマンシェード』のダブルスタイルの日中の様子です。
シアーには、「編みレース」をお選びいただきました。

 

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ローマンシェードの幕体を上下自由に昇降することにより、豪華で美しい、「HOULES(ウーレス)」と共に、ウィリアム・モリスのデザインの組合せをお楽しみいただけます。

 

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そして、最後に夜間の様子です。
ローマンシェードにも「遮光裏地」を付けています。

 

こうして、ご自宅の『主寝室』が、海外の高級ホテルさながらのウィンドゥ・トリートメントとしてリニューアルされました。
『主寝室』は毎日過ごす、休息の場所なので、とびきり寛げて癒される空間にしたかったとのこと。
ご提案から、完成までに時間はかかりましたが、お客様こだわりの窓辺がまた一つ出来上がりました

 

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窓辺のトータル・スタイリングにおける、植物パターン・『ローマンシェード』の「柄出し」納品事例。

2014年11月24日

本日のブログでは、

2013.3.16.11.6

2013.3.16.11.8

「リビング・ダイニング」エリアのアクセントとなる小窓での『ローマンシェード』の「柄出し」納品事例の打合せ内容をご案内させていただきます。

 

「カーテン」・「ローマンシェード」生地の選定。

2013.3.16.27

f-2014.12.26.1

メーカー:川島織物セルコン
カタログ:『filo(フィーロ)』
生地:FF-4661・『イツシバ』
カラーバリエーション・・・2色
生地幅:141cm
生地組成: ポリエステル(100%)・ウオッシャブル
柄リピート:タテ:84.6cm、ヨコ:70.5cm
生地価格: 9,300円/m(6,600円/㎡・税別)

今回ご採用いただきました生地は、川島織物セルコンの織物生地、『イツシバ』FF-4661で、『和』のイメージも合わせ持つも、クラシカルな印象の織物生地です。 こちらの生地は、全2配色のカラーバリエーションをご用意しております。

 

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上の写真では、現地でのお打ち合わせ過程の中で、「リビング・ダイニング」でご採用になりましたカーテン縫製サンプルを実際に現地で広げて、「小窓」用の『ローマンシェード』の「柄(パターン)出し」の配分を、窓のサイズと照らし合わせてイメージ確認後、納品をさせていただいた過程です。

納品をする窓の内寸が、W72cm×H133cmでしたので、生地本来が持っている柄リピートを参考にしつつも、納める窓のサイズに最適な柄の「切りだし」を打合せする必要がございました。
『ローマンシェード』の柄出しは、生地のパターン、窓のサイズ、お客様の嗜好を手掛かりに提案をする必要がございます。

 

トータル・コーディネート後の様子。

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こちらが納品後の「小窓・ローマンシェード」の柄出しの様子です。

生地の持つ「柄リピート」は、タテ:84.6cm、 ヨコ:70.5cmでしたが、W72cm×H133cmの縦長系の小窓『ローマンシェード(プレーン)』にて、生地を段階的に昇降しながら、様々な「畳み代(たたみしろ)」でのパターンの表情を楽しむためには、基本的に縦方向のパターンの流れを意識しながら柄の「切りだし」を行う方が良い様でした。

ただし、完全に引き上げた時の「柄出し」の状態は、前出の『ストレート・バランス(上飾り)』の画像で表現されている様に、横長方向のパターンが美しく表現されるように留意する必要もございます。

 

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2013.3.16.13

「リビング・ダイニング」の3つのタイプの窓において、『ローマンシェード』の「柄出し」の担う役割は重要で、ヒダのある他の窓のカーテンのパターンを象徴する視覚的役割を持ちますので、柄の出し方を変えれば、空間全体のイメージ・ニュアンスにも影響します。今回は、その様な観点を加味しながら、ローマンシェードの「柄出し」のコーディネートをさせていただきました。

 

当社・『ローマンシェード』の特集ページ
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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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子供部屋での、「トリコロールカラー&横ストライプ柄」ローマンシェードの部屋別カラーコーディネート事例。

2014年10月28日

子供部屋でご採用いただいた、「3配色(横ストライプ柄)」生地を使用した、『ローマンシェード』の部屋別カラーコーディネート事例をご紹介させていただきます。

ご採用生地の「特徴」を把握したご提案。

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こちらが、今回2つの「子供部屋」でそれぞれご採用いただきました、2色展開のファブリックです。
当社の展示縫製サンプルより、アスワンの『アイギス』E3056・E3057を2つの「子供部屋」にご採用いただきました。

カタログイメージは、両開きの「カーテン」ですが、今回の納品事例では、上下の昇降での開口を行う「ローマンシェード」でスタイルで仕立てる事になりました。

 

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まずは、納品後の暖色系の生地をご採用いただいた、1つ目の「子供部屋」での納品後イメージです。

 

f-2014.10.23.12.2

夜間だけでなく日中に使用するイメージも考慮に入れて、「オレンジ系→赤系→ピンク系」3配色の横ボーダーパターンで構成される生地配色の中から、ローマンシェードを上部に畳み上げて使用する「日中」のメイン色を決めていただきました。
この『柄指定』縫製は、無地の様に、「生地リピート」を考慮しなくても構わない縫製と異なり、縫製に必要な生地の「要尺」が原則として1リピート多めに用意する必要がございます。

 

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『柄指定』縫製で仕立てられた、日中の演出カラーです。
生地のリピートサイズに応じて、別途お見積りが必要な縫製スタイルではありますが、こちらの様に配色の異なる「横ボーダー」パターンで構成される生地をご採用いただいた場合は、お客様の最も好きな色を、日中における窓表現で演出することが可能です。

 

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また、今回の『柄出し指定』縫製では、「LD」でご採用いただいた、「縦ストライプ」の様に、上部に続く下部の畳み代が下部で重ねて見える標準的な仕上がりとは異なり、TOPの幕体の内側にある程度隠れる加工スタイルも併せてご採用いただいているのが2つ目の特徴となっています(※オプション加工)。
この様に、「ストライプの方向性」の相違に応じて、加工の仕上げ方にアレンジを指定する事も可能です。

 

 

実際の提案過程・「PART1」

f-2014.10.23.6

ダイジェストで、現地での打合せから、実際の納品までの流れをご覧ください。
まずは、ご来店の際にお選びいただいた「縫製サンプル」を現地にお持ちして窓辺でのイメージ確認を行います。

 

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「3配色」ある暖色系の横ストライプのカラーから、日中の「メインカラー」をお選びいただいている様子です。

 

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次に、生地の「横ボーダー」のリピート幅を参考にして、日中の演出色(メインカラー)の配分を製作可能な範囲の配分で決めていただきます。
この撮影イメージをもとに、縫製所の方のアドバイスをいただきながら全体のスタイルを決めていきます。

 

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納品後、日中の「TOP」カラーです。

 

f-2014.10.23.10

「3配色」を活かしてた、カラー・スタイリングもお楽しみいただけます。

 

f-2014.10.23.11

幕体を降ろし切った時のイメージです。
優しい暖色系カラーでまとめられた、1つ目の「子供部屋」の窓辺ができあがりました。
 

実際の提案過程・「PART2」

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2つ目の子供部屋でご採用いただきました生地は、「濃いグリーン系→淡いグリーン系→イエロー系」3配色の横ボーダーパターンで構成されている横ストライプのカラーです。

 

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同様に、日中の「メインカラー」をお選びいただいて、上部幕体の幅を決めました。

 

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日中の「TOP」カラーに決めていただいた、「淡いグリーン」が印象的な納品後の窓辺です。
メインカラーの上下に少しだけ上下のカラーを入れているので、単調な無地には見えない工夫をしています。

 

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爽やかな「3配色」のカラーバリエーションもお楽しみいただけます。

 

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幕体を降ろし切った時のイメージです。
勉強机前の窓辺が爽やかなグリーン系を基調とした横ボーターの生地で包まれました。

同じ「横ボーダー柄」の生地でも、カラーバリエーションを変えると子供部屋の印象は随分違って感じられますが、お好みの「メインカラー」を決めながら、一日を通してスタイルの変化を楽しめる、お気に入りの窓辺が出来上がりました。

 

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

 

文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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『ローマンシェード(シングルスタイル)』と、「片開き」レースカーテンのコンパクトな組合せ納品事例。

2014年10月27日

本日のブログでは、『ローマンシェード(シングルスタイル)』と、「片開き」レースカーテンのコンパクトな組合せ納品事例をご紹介させていだきます。

『ローマンシェード』・シングルスタイルの選定。

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新築戸建住宅の「リビング・ダイニング」と「主寝室」に色違いの生地を使った、シングルスタイルの『ローマンシェード』を納めさせていただきました。

ご来店当初のご相談で、ローマンシェード・「ツインスタイル」で全室の窓を統一して製作したいとのご相談をいただき、LDと主寝室については、前幕に上品な光沢のある「ストライプ柄」生地を採用して、後幕のレースは全室、「ナチュラル系の無地」で統一したいとのリクエストをいただきました。

 

「LD」と「主寝室」の前幕生地を選定。

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「LD」と「主寝室」の前幕生地としてご採用いただいた生地・『コラン(FA6735)』は、カラーバリエーションが6色ある、フジエテキスタイルのロングセラー「ストライプ柄」です。
LDには(LA)色、主寝室には(GN)をご採用いただきました。

 

 

『ローマンシェード』・ツインタイルについて。

一般的に『ダブルシェード』とも呼ばれる、ローマンシェードの「ツインスタイル(ワンチェーン式)」は、製品としては高額スペックに属するメカニックであるため、全室の窓で採用いたしますと、お客様のご予算をオーバーする懸念がございました。
そのため今回は、窓枠を覆う「シングルスタイル」のローマンシェードとの組み合わせで、比較的リーズナブルな価格設定でありながら、素材感豊かな無地のレースカーテンを窓枠内に併用いただくスタイルをご提案させていただきました。
ただし、窓が大きい場合や、レース生地に高額なものを選ばれた場合は、むしろ「ヒダ」をとらない(生地の使用量の少ない)ツインシェードの方が安くなる場合もありますので、その様な事例ではご採用されるレースの生地価格に応じて比較した提案をさせていただいております。

ローマンシェード後幕のフラットなレース生地(無地)と比較して、ヒダを2倍ヒダ程度にたっぷり取ったレースカーテンを使用した場合、一年を通しての断熱性(冷暖房効率)や、プライバシーの確保、開閉の自由性、洗濯などメンテナンスの簡易性などの実用性で勝る場合も多いので、価格以外でのメリットも沢山ございます。

 

 

「片開き」レースと相性が良い「カーテンレール」。

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今回、ローマンシェードの内側の窓枠内には、当社オリジナル生地で、リーズナブルな価格設定ながらナチュラルな質感が人気のレースカーテンを「片開き」仕様でご提案させていただきました。
ご採用いただきましたレール色は、TOSOの機能性カーテンレール『ネクスティ』の12配色のカラーバリエーションの中から、窓枠近似色の木目調の「ホワイトグレイン」です。

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そして、「片開き」のレースを窓枠内で自由に左右開閉出来る工夫として、「磁力」で固定と開放が自由にできる、オプションの「サイド・マグネット ランナー」をカーテンレールの両端に採用して、ローマンシェードとの相性の良い、レーススタイルでスッキリと納めさせていただきました(ベランダへの出入りも自由自在です)。

 

『ローマンシェード』の昇降アレンジを楽しむ。

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日中においては、『ローマンシェード』の畳み上げたヒダは、窓辺の装飾的な「上飾り」としてお楽しみいただけます。
今回の事例の様な、メーカー標準仕様である「20cmピッチ」で畳み上げを指定した場合、最大にローマンシェードの幕体を引き上げると、右側の写真の位置まで来ますが、お好みにより「段階的(20cm)」にシェード表現の変化を楽しむことができます。

 

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一日の「時間帯」、「方位」、「天候」「日照条件」などに応じて、各窓を自由にアレンジしていただけます。
ちなみに、ソファ横の「ショーケース」のTOPは「モールディング」装飾で仕上げられていますが、ローマンシェードも窓辺の「上飾り」としての役割を持っています。

 

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「ソファ」後の幕体を深めに降ろすと、日照調整効果だけでなく、格調高い、落ち着いた感じの印象に空間演出をすることもできます。

 

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夜間は、ローマンシェードの前幕を全て下まで降ろし切って、光沢の美しい「ストライプ」の生地をお楽しみいただけます。
最近は、壁装での『アクセントウォール』の壁紙が流行っていますが、窓辺を覆う『ローマンシェード』も同様のイメージ効果が得られることでしょう。

こうして、色違いの生地をご採用いただきました「寝室」と併せて、『ローマンシェード』の魅力を1日を通して感じていただける「LD」の窓辺が出来上がりました。 

 

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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