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カテゴリー別アーカイブ: ハニカム・スクリーン

ハニカムスクリーンの「遮光セル」と「シースルーセル」を寝室でご採用いただく場合の注意点。

2021年04月06日

ハニカムスクリーンの「遮光セル」
ご採用にあたっての注意点。

ノーマン ハニカムスクリーン 展示品 取扱店

当社では、国内ではニチベイ、トーソー、タチカワブラインド、海外ブランドではハンターダグラス、ルーセントホーム、ノーマンといった主要メーカーから発売されている「ハニカムスクリーン(=ハニカムシェード)」の展示品を、大小30点以上のご用意しています。

ハニカムスクリーンの中で最もポピュラーなセル(=生地)は採光セルで、採光シングルやシースルーと組み合わせたツインタイプは、リビング・ダイニングはもちろん寝室を含めた個室まで広くご採用いただけます。

本日の特集でご案内する内容は、遮光セルについてです。
遮光セルのみを使用するシングルスクリーン使いと、シースルーを組合わせたツインスクリーンについて、それぞれの特徴と注意点を以下にまとめました。

 

遮光セルの特徴を理解する。

ハニカムスクリーン 断熱フレーム

ハニカムスクリーン サイド断熱フレーム ノーマン 遮光

最初にご案内するのは、寝室の窓に遮光のシングルスクリーンと「サイド断熱フレーム」を併用した事例です(※製品はノーマン)。

ハニカムスクリーンの遮光セルは、曇りガラスで夜だけシェードを降ろす様な寝室窓にお勧めですが、更にセル左右からの光漏れを低減させることで、高い断熱性と併せて雨戸を閉めたくらいの遮光性が得られます。

ただし、その場合の注意点として、遮光セルには一番下まで降ろし切った際にセルが若干跳ね上がり易い(※隙間が空く)特性があるため、その傾向を加味してサイドフレームを併用する場合は製品高を通常よりも少し大きめに作と良いでしょう。

 

ハニカムスクリーン ツイン 上部シースルー 下部遮光

続いて、寝室の窓に上部シースルー、下部遮光のツインスクリーンを採用したイメージはこちら。

製品は写真の様に窓枠内に設置する以外に、カーテンボックスに設置して窓を覆う取付け方も可能でしたが、お客様の希望はすっきりと窓枠内にツインスクリーンを設置して部屋を広く使いたいというものでした。

 

ハニカムスクリーン ツイン デメリット

(※写真は西日が強く射し込む時間帯に撮影したものです。)

こちらのお客様はの場合、採光セルよりは遮光性が欲しいけれど、完全に真っ暗にならなくても良いということで上部配置のシースルーをご希望いただきました。

 

 

ハニカムスクリーン ツイン 寝室

最後にこちらは、上部遮光、下部シースルーのツインスクリーンとした場合のイメージ。

 

やはり下部シースルーの畳み代からは光が入るのですが、こちらのセル組合せの場合、窓枠内付とせず、窓全体を遮光セルで充分に覆うサイズとして、シースルーの畳み代が窓枠下で納まる様に製作すれば遮光性を向上させることが可能です。

以上が寝室などでハニカムスクリーンの遮光セルを使用する場合の注意点となりますので、ご検討中のお客様におかれましては製品選びの参考とされて下さい。

 

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ハンターダグラス『デュエットシェード』の電動「パワービュー」。納品事例と当社展示品のご紹介。

2020年12月31日

ハンターダグラス『デュエットシェード』。
電動「パワービュー」納品事例

ハンターダグラス デュエットシェード 事例 ブログ

こちらは世界最高峰の断熱性の高さと、生地の美しさが魅力のハンターダグラス『デュエットシェード』の納品事例。
2020年2月から新しい電動操作として登場した「パワービュー」5分割設置でご採用いただきました。

 

ハンターダグラス デュエットシェード アーキテラエラン

今回ご採用のセルタイプとカラーは当社展示品と同じ採光タイプ・アーキテラ・エランパールグレイ(C22-713)

『デュエットシェード』で一番人気のアーキテラエランは、ユニークなハニカム in ハニカム構造の「3層ハニカム」が特徴で、断熱性が高く採光セルの場合はシングルセルのハニカムよりも陽射しの眩しさを軽減させることができます。

 

 

『PowerView』 とは。
特徴と新機能について。

『PowerView (パワービュー)』とは、ハンターダグラス独自の無線通信システム(RF)使用した新しい電動製品の総称で、赤外線操作FM操作を併用していた従来品の『PowerRise(パワーライズ)』や『PowerGlide(パワーグライド)』に代わる後継機種です。

ハンターダグラスの電動製品には「シルエットシェード」、「デュエットシェード」、「ピルエットシェード」に対応する『PowerRise(パワーライズ)』と、「ルミネットシェード」対応の『PowerGlide(パワーグライド)』という2つのワイヤレス通信システムがあって、これらを赤外線方式とFM電波方式に切り替えられるリモコンで操作していましたが、これを高感度のRF方式に統合することで、単一製品はもちろん異なる電動製品を組合わせた操作が可能になりました。

 

 

タワーマンションの窓辺で
電動製品を選ぶ場合の注意点。

現地お打合せ時の様子。

5分割設置を要する大開口窓に電動製品を採用することで、1窓ずつ昇降コードの上げ下げをしてまわる手間の軽減と昇降コードを排した意匠性の良さを得られますが、採寸の段階までどのメーカーの電動製品にするかは決まっていませんでした。

お客様とはメールとお電話で事前見積もりを含めたやりとりをさせていただきましたが、それぞれの製品に一長一短があるため、現地で実物を見比べて最終決定しようということになりました。

そこでお打合せの場には、ハンターダグラス『デュエットシェード』ルーセントホーム『シェルシェード』ニチベイ『レフィーナ25』ノーマン『ハニカムスクリーン』の電動展示品を持参してご覧いただいた結果、今回は『デュエットシェード』を採用いただくことになりました。

 

ハンターダグラス デュエットシェード ハニカムスクリーン 電動

電動タイプの選定

ご採用の電動製品が『デュエットシェード』に決まり、次は設置場所にあった電動タイプの選定を行うことになりました。

お客様が希望される設置場所は、カーテンボックス背後(窓側)に用意されている下地エリアに『デュエットシェード』を設置したいというもの。

カーテンボックスの奥行きは約15cm。
厚手のカーテンとレースが2重吊りできる最小限のクリアランスですが、ボックスの背後のエリアを有効活用することで、窓側の空間を広く使えるというメリットがあります。

こういったケースで手動操作のハニカムスクリーンやブラインド、ロールスクリーンなどは採用しやすいですが、電動製品の場合は以下の問題点があり注意が必要です。

 

一般的なマンションの窓周りでは、エアコン用コンセントなどの様に電動窓周り品を想定した専用コンセントが用意されていないため独自に電源を調達する必要があります。

設計段階からカーテンボックス内の両端に専用コンセントが1つずつ用意されていれば配線もしやすいですが、それらが用意されていない状況では写真イメージの様な経路で周辺のマルチコンセントなどから露出コンセント用の電源コードをカーテンボックス内へ引いてくる必要があり、それについてはお客様も異存がないとのことでした。

 

『デュエットシェード』・パワービューの場合、本体背部に単三アルカリ乾電池×12本を収納するバッテリーワンド仕様」(※電池式操作)が標準ですが、オプションとしてAC/DCアダプターと専用ケーブル等を使用するコンセントタイプがあります。

 

コンセントタイプの導入を考える場合、理想としては設置する製品の背後にコンセント設置スペースが欲しいところですが、残念ながら手前側のカーテンボックス内にしか露出コンセントが引けない状況になっていました。

こういった場合、ハンターダグラス製品のAC/DCアダプター、プラグタイプの専用ケーブルやデイジーチェーン(※電源分岐器)は、パーツの作りが大きいためこれらが目立ってしまう点が短所となります。

 

他社製品であれば、ノーマンの電動ハニカムスクリーンなどは電源プラグコードが極細になっているので、比較的目立たなくカーテンボックス内に引いたコンセントにAC/DCアダプターをつなげることができそうですが、今回の『デュエットシェード』ご採用にあたってはすっきりとしたコードレスの納まりが魅力のバッテリーワンド仕様を採用しようということになりました。

 

バッテリーワンド仕様の場合、厚さ2cmのバッテリーワンド(単三乾電池×12本)を本体の裏に配置できるスペースが確保できれば良いため、これによりお客様が希望される設置場所に『デュエットシェード』の電動タイプを納めることができました。

 

ハンターダグラス デュエットシェード パワービュー 展示品 取扱店

製品自体は標準型(シングル)で納めているので、製品全体の厚みは製品高:H2200mmの場合は約10cmと比較的コンパクトに抑えられています。

電池交換自体はクリップから容易にワンドだけを外すことができ、製品高:2200の場合であれば身長170cm位の方がつま先立ちで脱着できるかどうかの納まりです。

 

参考までにハンターダグラスのバッテリーワンド仕様に付属しているアルカリ単三乾電池は東芝製・LR6のOEM品で、アルカリ単三乾電池の交換目安は、日常生活での使用頻度、製品サイズ、使用する電池の性能にもより異なりますが、1年間に1~2回程度必要となりますので、電池交換のコストと手間を考慮いただいたうえでコンセントタイプとバッテリーワンド仕様のご検討をお願いしています。

 

以上の様なお打合せを経て設置された『デュエットシェード』・パワービュー(バッテリーワンド仕様)

 

ハニカムスクリーン 西日対策

ハニカムシェード 3層ハニカム

独自の3層ハニカム構造により、採光タイプをご採用の場合でも強い西日の眩しさを抑えることができました。

L字コーナー窓ですので左側から入る強い西日を抑えつつ、眺望の良いコーナー右側をフルオープンにして過ごすといった使い方もできました。

 

その他、今回の製品仕様を補足すると、ご採用色・パールグレイ(C22-713)の場合、本体のレール色はシルバー(276)が対応色となっています。

3層セルの『アーキテラエラン』の場合、セルの展開色は21配色あってレール色は生地ごとに5配色の組合せが決まっています(※組合せ変更不可)。

 

 

ハンターダグラスの電動「パワービュー」で展開しているリモコン形状は、手持ちタイプの「Pebble Remote (ペブルリモート)」または、壁付けタイプ 「Surface Remote(サーフェイスリモート)」の2タイプで、リモートモジュールの文字盤は色と黒からお選びいただけます。

 

 

手持ちタイプのペブルリモートであれば、文字盤色に合せて10色展開の専用ケースを選ぶことで、リモコンをさまざまなインテリアシーンに溶け込ませることができます。

 

 

事例動画と当社展示品動画のご紹介

最後にご採用いただいた標準型(シングル)の動画をご紹介して本日のご案内のまとめとなります。

標準型の操作方法はいたって簡単。

操作したい窓の指定チャンネル(※一斉操作の場合はallボタン)を選択したのち【close▼】ボタンを短押しするとシェードが下がって最下位置で自動停止します。
【open▲】は上昇、途中で停止させたい場合は【stop■】ボタン、中間位置や任意に設定した位置で自動停止させたい場合は【お気に入り♥】ボタンを押して操作します。

 

トップダウン・ボトムアップ型 デュエットシェード ハンターダグラス

ミツワインテリアでご用意している展示品は標準型より操作が若干複雑なトップダウン・ボトムアップ型ですので、これ1台で標準方はもちろん上部にシースルーを組合わせたデュオライト型のイメージ確認も可能。

調光ロールスクリーンの『シルエットシェード』と並べて展示しておりますので、1つのリモコンで2つの異なる製品を操作体験していただくことができます。

操作体験は現地出張打合せにも対応しておりますので、詳細はお気軽にお問合せください。

 

 

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ルーセントホームの電動ハニカムスクリーンで吹抜け窓の遮熱と眩しさ対策。

2020年12月11日

    

ルーセントホーム シェルシェード 展示品 取扱店

リビング・ダイニングの吹抜け窓に電動ハニカムスクリーンを納品いたしました。

ご採用製品は、当社で展示サンプルを多数用意しているルーセントホーム「シェルシェード」より電動リモコンタイプです。

 

ルーセントホーム ハニカムスクリーン 電動タイプ

今回も現地お打合せ時に現物をお持ちして、希望色の確認とコンセント位置をご指定いただきました。

 

当社では、今回ご紹介したルーセントホーム製品以外にも、ハンターダグラス「デュエットシェード」、ノーマン「電動ハニカムスクリーン」の商談用展示品をご用意しておりますが、これらは欧米にも製品供給をしているため、日本国内で使用する場合には、日本仕様の AC100V に変換してくれるトランス(変圧器) 付のプラグを使用している点に注意が必要です。

電動ハニカムスクリーンの場合、トランス付電源プラグの形状は各社とも同じような形状をしていて、差込部分が高くなっていますがトランス部分が重いので、今回は「抜け落ち防止」タイプの2ツ口コンセントを用意していただきました。

 

ニチベイ レフィーナ 電動ハニカムスクリーン 展示 取扱店

ちなみに、国内メーカーの中ではニチベイが電動ハニカムスクリーンを販売しています。
こちらは海外輸出していないのでトランス無しのすっきりとした電源プラグ形状ですが、RF(電波)リモコン操作ではなく赤外線リモコン操作のため、外付受信機が必要であること、肝心なコントローラーユニットも外付けになっているため、配線コードが多く目立つといった取付上のデメリットの方があり、結果としてRFリモコン操作の海外製品の方が引き合いが多くなっています。

 

 

吹抜け窓 ハニカムスクリーン 断熱 事例 電動

納品後の様子。
採用色は、採光タイプ(セミ・オパーク)アラバスター(38mmセル)で、基本的な午後の陽射しが強い時間帯や外出時に使用されるとのこと。

冬場にハニカムスクリーンを希望されるお客様は寒さ対策を目的とされることが多いのですが、こちらの事例は夏前から打合せを進めていた竣工物件ですので、主たる用途は夏場の遮熱対策、午後の陽射し対策として設置しています。

 

動画でのイメージはこちら。
お客様のイメージ通りに納まりご満足をいただきました。

 

 

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ドレーキップ窓に適した窓周り品。ノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」納品事例。

2020年09月04日

ドレーキップ 窓用 カーテン ハニカムスクリーン

ドレーキップ窓に適した窓周り品として、ノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」をご採用いただきました。

こちらのお宅では、各居室に合計13箇所のドレーキップ窓がありましたが、こちらの仕様で無事納めることができました。

 

 

「ドレーキップ窓」に適した窓周り品。
ノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」

日本の住宅では、窓は横にスライドして開閉する引き違い窓や上下に開閉する上げ下げ窓が一般的ですが、寒さの厳しい北欧の住宅では気密性の高い「ドレーキップ窓(木製)」がポピュラーな存在です。

ドレーキップ窓とは1940年代のドイツで開発された窓で、ドイツ語で「回す」を意味するドレーン(Drehen)と、「傾ける」を意味するキッペン(Kippen)を組合わせた窓の名称です。

窓枠の全周囲に開閉用の金物をめぐらせる構造になっていて、1つのレバーハンドル操作で、窓の掃除やメンテナンスに適した「内開き」と常時換気に適した「内倒し」2つの開閉機能を使い分けることができます。

レバーハンドルを下向きにした状態で窓にしっかりと圧力がかかることで高気密・高断熱の状態を作り上げ、下向きでロックされているレバーハンドルを横にすればサッシが内側に開き、上にすれば内倒しになって換気、通風ができるという高機能窓のドレーキップですが、窓枠の上部あるいは側面に製品が逃げられる十分なスペースがないと、内開き、内倒しという開閉構造が障害となってしまいまうため、た窓周り選びに苦慮する場合があります。

 

今回ご相談いただいた13箇所の窓は、窓枠上部が天井との境界になっていたり、横方向にも壁や隣り合う接近していたりと窓周り品の選定に悩む状況でした。

 

透明ガラスと曇りガラスが混在する状況でもありましたが、今回の事例ではノーマンハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」(25mmセル)を採用することで無事に納めることが出来ました。

断熱性の高いハニカムスクリーンは、設置条件さえ整えばドレーキップ窓用のカーテン、ロールスクリーン、ブラインド選びで悩まれている方にはお勧めの製品です。

 

ノーマン ハニカムスクリーン スマートフィットタイプ 25mm 展示 取扱店

「スマートフィットタイプ」については、25mmセルの打合せ展示品もございますので、現地お打ち合せの際に実物をご覧いただくことができます。

 

ノーマン ハニカムスクリーン スマートフィットタイプ

ドレーキップ窓 カーテン ハニカムスクリーン おすすめ

「スマートフィットタイプ」は、製品の上下を金物で固定してワイヤーコードで操作するタイプのハニカムスクリーンで、事例の様な正面付だけでなく内付)にも対応します(※要指定)。

標準的なコードレス操作のハニカムスクリーンよりもテンションを掛けたワイヤーを併用するため、昇降操作時の摩擦が強く、重い操作感になりますが、これによりドレーキップ窓での内開き、内倒しにも対応できる安定性が得られます。

 

ドレーキップ窓 断熱対策

内開き窓 内倒し窓 窓周り品

こちらは昇降操作のイメージ。

スマートフィットタイプは上下コードレス操作が可能ですので、自由度の高い調光コントロールが可能です。

 

内開き窓 内倒し窓 カーテン ハニカムスクリーン

今回はクリアガラス、曇りガラス共に40配色ある採光セルから、C2503(サンド)をお選びいただきましたが、その他に遮光セル(15配色)のご用意もあります。

不透明ガラスで日中のプライバシー対策が取られている寝室のドレーキップであれば遮光セルをお選びいただいても良いですが、濃色系の採光セルを選ぶことである程度の暗さを得ることができます。

以上、本日はノーマンハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」(25mmセル)をご採用いただきました事例をご紹介させていただきました。

 

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セイキ総業「ハニカムサーモスクリーン」トップライトタイプの展示品紹介と導入事例。

2019年08月09日

効率的な採光を目的とするトップライト(天窓)は、壁面に設ける窓に比べて数倍の採光効果があると言われ、建築基準法の有効採光面積では通常窓の3倍の採光能力を有する窓として計算されます。

ただし、裏を返せばそれだけ強い陽射しが天井面から直接差し込む窓であるため、季節、天候、時間帯によっては「眩しさ」、「暑さ」も3倍になる可能性があり、耐え難い不快感をもたらず場合もあるようです。

 

夏場のトップライトから差し込む熱射と眩しさに悩まれていたこちらの事例では、セイキ総業の『ハニカムサーモスクリーン(トップライトタイプ)』をご採用いただくことで暑さ、眩しさの効果的改善を図ることになりました。

VELUX(ベルックス)製の天窓には建築当初からの設計で電動プリーツスクリーンが設置されており、窓の周囲に電源もなくすっきりとした納まりになっていましたが、断熱性の低いシースルー生地では満足できる効果が得られないため、伸縮操作棒で開閉する採光ハニカムを併用したダブル仕様で効率よく使い分けようという切実なご相談でした。

 

 

セイキ総業の
『ハニカムサーモスクリーン(トップライトタイプ)』

 

天窓 傾斜窓 ハニカムスクリーン

こちらは、当社が提案用でご用意している『ハニカムサーモスクリーン(トップライトタイプ)』の展示品。
窓枠内での設置を想定した製品ですので窓枠の外に設置することはできません。

 

ハニカムスクリーン 伸縮操作棒

W500×H600の展示サイズですが、こちらを「専用操作棒」と一緒にご用意することで、実際の使用を想定した天窓、傾斜窓でのご提案が行いやすくなりました。

 

ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 取扱店 展示

トップライトタイプをフレームに納めた完成品でご用意することで、店内だけでなくお打ち合わせ先でも実物を想定したハニカムサーモスクリーンのイメージ確認、操作体験が可能になりました。

 

トップライトタイプ ハニカムサーモスクリーン セイキ 展示

こちらは、過酷な夏場の屋外(気温33°)で西日の直射に当てた実験の様子。
窓ガラスのない環境下では、スクリーンに100%の直射があたりますが、それ故に体感温度と眩しさが軽減される実感が得られます。

小さなサンプルであっても使い方の工夫で機能性と操作性の確認をお客様にご提供できますが、トップライトタイプの場合、完成サンプルをご用意することで設置に際しての注意事項と納まりの確認をお客様がよりイメージしやすくなるという利点があります。

 

SEIKI セイキ ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 事例

水平、傾斜面の天窓にも対応する「トップライトタイプ」は、傾斜角度に応じた製作可能寸法内で採用可能です。

スクリーンの開閉は「ワイヤーテンション式」で、設置時に適度な張力でワイヤー調整を行い、手動または、高所用の「専用操作棒」を用いて開閉を行うシステムとなっています。

取付は、製品本体を上下用のブラケットで固定、昇降をサポートするガイドレールをスクリーンの両側面に固定して設置するため、窓の四方に取付可能なビス下地が存在していれば以下の設置手順で採用可能です。

 

①製品の開閉をアシストする「ガイドレール」の取付。

②上部レール用ブラケットの取付。

③下部レール用ブラケットの取付。

④上下レール用のブラケット線上にスキマ防止材の貼付け。

⑤ ガイドプラグに専用「潤滑剤」を塗布後ガイドレールへセット。

⑥ 上下レールへのブラケット固定。

⑦ テンションコードの調整作業。

 

高所窓の打ち合わせであっても、下地の調査と併せて①~⑦の設置手順で組み立てられたイメージを完成されたサンプルで確認することで、お客様とのイメージ確認がスムーズに進みます。

トップライトタイプの施工は、一般的な窓回り品の設置より調査項目が多く、施工難易度も高いためこういった準備は大切なのです。

 

セイキ総業「ハニカムサーモスクリーン」トップライトタイプ

施工後の様子。

採光スクリーンから適度な明かりを採り入れながら、問題となっていた猛烈な日差しを緩和することができました。

採用セル色は「S-01(パールホワイト)」
当社展示品と同じカラーです。

 

ハニカムスクリーン トップライト 天窓 傾斜窓 コードレス

室温調整で困っていたキッチンの断熱対策も併せて実施しています。

採用セル色は「S-02(コーラルイエロー)」です。

 

『トップライトタイプ』に対応する、スクリーンのバリエーションは10配色の採光生地3配色の防炎採光生地、そして3配色の遮光生地からなります。

窓辺に合わせたカラーと機能性からお選びいただくことができます。

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
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ニチベイのハニカムスクリーン。『レフイーナ』スマートコード式、コードレス式採用事例。

2019年06月24日

ニチベイ レフィーナ ツインスタイル ブログ

本日のブログでは、ニチベイのハニカムスクリーン『レフィーナ』納品事例を、操作方式の解説を交えてご紹介させていただきます。

 

2019年4月よりリ新たに加わった「スマートコード式」操作と「コードレス式操作」の組合せでご採用いただきました。

 

 

『レフィーナ』に加わった新しい操作仕様。
「スマートコード式」と「コードレス式」

上の写真は、ニチベイ新作展示会でお披露目されていた「スマートコード式」「コードレス式の展示。

どちらも既にプリーツスクリーン『もなみ』では製品化されている操作仕様ですが、今回のカタログ・リニューアルから、後発製品であるハニカムスクリーン『レフィーナ』でも採用されることになりました。

「スマートコード式」と「コードレス式」の特徴は、すっきりとしたシンプルデザイン手軽な操作性チャイルドセーフティなどに配慮した安全設計にあります。

小窓や腰高窓での使用に向いていますが、製品重量のある大開口窓では操作感が重くなったり昇降操作がしづらくなる場合があるため、製作対応サイズ(面積)が制限が設けられています。
製作対応外サイズについては従来からある「チェーン式」「ワンチェーン式」での対応となる場合があります。

 

ニチベイ レフィーナ スマートコード式 展示 取扱店

◆「スマートコード式」 展示品
*写真左: プリーツスクリーン『もなみ』 シングルスタイル
*写真右: ハニカムスクリーン『レフイーナ25』 ツインスタイル(ハニカム+プリーツシースルー)

 

ニチベイ レフィーナ コードレス式 展示 取扱店

◆「コードレス式」 展示品
*写真左: プリーツスクリーン『もなみ』 ツインスタイル
*写真右: ハニカムスクリーン『レフイーナ25』 ツインスタイル(ハニカム+プリーツシースルー)

当社でも、プリーツスクリーン『もなみ』とハニカムスクリーン『レフイーナ』を操作仕様別に展示していますので、店内で操作性の違いを体験していただくことができますし、お打ち合わせ時に持参して現地での商談資料として活用いただくこともできます。

 

部品色のカラーバリエーションも6色ございますので、組合わせ方次第で窓辺の表情が変わり、和洋を問わない幅広いインテリアシーンでご採用いただけます。

参考までに、以下のメーカー動画からも操作イメージをご覧いただけます(※動画イメージはプリーツスクリーン・シングルスタイルのもの)。

「スマートコード式」操作方法(動画)

操作イメージの確認はメーカー動画からもご覧いただけます(※プリーツスクリーン・シングルスタイルにて)。

 

◆ 「コードレス式」操作方法(動画)

 

 

納品後の様子
新色生地でコーディネート

ハニカムスクリーン レフィーナ ツインスタイル スマートコード式

『レフイーナ25』 ツインスタイル・コードレス式納品後の様子。

上部にプリーツシースルー、下部に採光ハニカムを組み合わせています。

 

ニチベイ デリス遮熱

不透明(採光)生地には、『ココン(防炎)』・全8色より、クール&モダンな空間にマッチする新色の「クールグレイ(H2002)」を採用。

 

スマートコード式 ハニカムスクリーン

シースルー生地には、2種類あるプリーツ・シースルーより、遮熱性、プライバシー性に優れる『デリス遮熱(防炎)』を組合わせました。

従来からあるプリーツシースルーの『みなもⅡ』は薄手のシースルーで、屋外の眺望を重視されるお客様には好評でしたが、断熱性の高いシースルー、隣家とのプライバシー確保に配慮したシースルーとして『デリス遮熱』が加わりました。

ちなみに、「スマートコード式」ご採用の場合は、ハニカムの対応セルサイズが25mmセルに限定されること、防炎ハニカムを採用したツインスタイルの場合、シースルー生地は防炎対応があるプリーツスクリーンに限定されるという制約がありますので注意が必要です。

 

コードレス式 ハニカムスクリーン ニチベイ レフィーナ

小窓には、シングルスタイルの「コードレス式」(25mm)をご採用いただきました。

以上、諸々の制約がありますが、ハニカムスクリーンも断熱や採光コントロールだけでなく、意匠性、操作性、安全性の観点からも選べる様になってきました。

当社ではニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、ハンターダグラス、ルーセントホーム、セイキなど、主要メーカーの展示品をご用意して製品選びのアドバイスをさせていただいております。

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
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高所吹抜窓でのハニカムスクリーン(コードレスタイプ)採用事例。

2019年06月15日

 高所 吹抜窓 ハニカムスクリーン 事例 

高所 吹抜窓 断熱対策

今回ご紹介するのは特殊製品のご採用事例です。

何が特殊かというと、床上4.5mの高所吹抜窓に断熱性に定評のある「ハニカムスクリーン」コードレスタイプの操作仕様で納めているのですが、電動製品でもないのにどうやって高所窓でコードレス製品を使うのでしょうかというお話です。

 

 

操作コードを垂らしたくない高所窓で
手動操作のハニカムスクリーンを採用したい。

玄関ホールの見どころの1つになっているボウ・ウインドウの上にある高所窓。

明るい日差しが入り、2階の寝室からの眺望も良いのですが、夏場の西日がとても厳しいという問題がありました。

 

お客様のご要望は、高所窓の日照調整と断熱対策。

電動製品も検討されていたのですが、諸般の事情で高所窓専用の電源コンセントを隠蔽配線で増設することが難しいことと、電源コードをフロア側のコンセントまで露出配線で誘導したくないというこだわりもあって、手動操作での対策を考えることになりました。

とはいえ、手動操作にも条件があって、製品の操作コードやチェーンがボウ・ウィンドウの手前に垂れない製品とという前提での製品探しとなります。

操作性の不便は厭わないが、美観を損ねずすっきり納めたいというご要望にどう応えるかが課題でした。

 

高所 吹抜窓 断熱 事例

結果として、今回ご採用いただいたのが、ルーセントホーム『シェルシェード』コードレスタイプを伸縮伸縮操作棒で昇降させる納め方です。

長く伸ばした操作棒はそれなりに重量もあり決してた手軽な操作とはいきませんが、目安として非力な女性スタッフにも操作できました。

ただし、これは多少不便であっても美観を重視するお客様向けの提案ですので、手軽に頻繁に操作したいお客様には、電動製品やコード、チェーン操作タイプの仕様を勧めています。

 

本来コードレスタイプは、ボトムレールのプルを指で引いて操作する仕様ですが、製作幅W1200mm以内の製品(※プル1個で操作)であれば、代用となる伸縮操作棒の併用で操作することも理論上可能なのです。

ただし、ルーセントホームには専用「伸縮操作棒」の取り扱いがないため、今回は塗装ローラー用伸縮操作棒に改良を加えて、先端部分に引掛け金具を装着した代用品を自作しています。

自作の操作棒であれば1.3m~3.5mまで伸縮できるので、4.5mの高所窓での操作が可能なのです。

 

ハニカムスクリーン 高所窓 事例 ブログ

高所 吹抜窓 熱い 対策

お客様のこだわりが叶った様子です。

 

 

取付工事について(補足説明)

今回の採寸・設置では梯子を使用しましたが、取付高4mを超える 高所作業にあたっては窓の大きさ、設置環境、製品仕様に応じて、特殊足場の設営が必要になる場合があります(※要別途お見積り)。

1窓だけの工事であっても、調査費、作業人員、設備費、取付費用が必要となることを前提にご検討いただいております点、何卒ご理解ください。

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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