Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテン(輸入ブランド)

ウィリアム・モリスの、『デイジー』と、『トレリス』・2作品のカーテン。

2013年09月05日

本日は、「ウィリアム・モリス」の作品の中で、初期の名作として知られる、

『デイジー(Daisy)』

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(画像は、採用事例の「ファブリック」イメージ)

 

『トレリス(Trellis)』

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(画像は、採用事例の「ファブリック」とコーディネートした、同色「壁紙」イメージ)

 の2作品の納品事例をご紹介させていただきます。

 

2つの作品について。

『デイジー・ひなぎく(Daisy)』と『トレリス(Trellis)』は、元来、1862年にウィリアム・モリスが、『フルーツ(fruits)』と並んで初めてデザインした3点の『壁紙』のデザインとして知られ、モリス手掛けた作品の原点とも言えるもので、日本国内でも根強い人気がございます。

 

『デイジー(ひな菊)』について。

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Daisy ・『デイジー(ひな菊)』は、「花」と「花」が、密接に連続して描かれている、モリス後期のデザインに比べると素朴な作風ですが、それ故に、純粋に身のまわりの『野の花』に対するモリスの優しい感性が伝わる作品となっいます。

 

『デイジー』で仕立てた「カーテン」の納品

デイジー,ウィリアム・モリス,カーテン,事例

今回は、『デイジー(ひな菊)』の「1番色」を、「ダイニング」エリアの丈の長い、「掃出窓」に納品させていただきました。 本場のイメージ写真の様に、優しくそして気高く食卓まわりのインテリアを優しく演出してくれています。

『デイジー」は、同じダイニングでも、庭の景色を楽しむ、「出窓」のカーテンとしても採用されることが多い、窓の大小を問わない、使いやすいファブリックです。朝の爽やかな目覚めと共にいただく「朝食(breackfast)」、寛ぎの「ランチからティータイム」、ゆったりと落ち着きのある「ディナー」まで、ダイニングエリアを『デイジー』のデザインと自然味あふれる豊かな生地の発色が、これからも包み込んでくれることでしょう。

 

『トレリス(格子垣)』について。

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『レッド・ハウス』 外観

『Trellis・トレリス(格子垣)』は、格子枠に薔薇(バラ)の蔓(つる)が絡んでいるデザインで、 ウィリアム・モリスが暮らした、『レッド・ハウス』の周りのバラ垣からインスパイアされて描かれたデザインと言われています。

 

『トレリス』で仕立てた「カーテン」の納品

トレリス,カーテン,ウィリアム・モリス,事例

今回の納品事例では、『Trellis・トレリス(格子垣)』を、「アクセント・ウォール」風のイメージで、大きめの「腰高窓」を床まで包み込むスタイルで製作させていただきました。

ベランダに通じる、少し奥まった窓部分ですので、 スッキリと格子状に区画された『Trellis・トレリス(格子垣)』のパターンの特徴を効果的に活かすことができました。

ウィリアム・モリスは、日本から輸出されてきた、江戸末期の「染め織物」のデザインと配色の印象を強く受けたデザイナーでもあり、彼の作品の中で有名な、『ウィロゥ・ボウ(しだれ柳)』は、英国万博で目にした、「笹の葉」の染め織物からヒントを得た作品と言われています。

自然美のデザインを愛する心の感性と芸術性は、モリス照会設立から150年以上過ぎた現在でも、国を超え、時を越え脈々と愛され続けております。

 

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時代に流されない、「普遍的な美しさ」。

それが、「ウィリアム・モリス」と、モリス商会の描いた作品の世界にはあります。

 

当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る
 http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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「装飾フレンジ」を併用した,『スタイル カーテン』の縫製展示品紹介事例 (Part1)。

2013年08月12日

本日と明日のブログでは、

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2009年にリリースされて以来、インテリア・デザイナーやコーディターから、一般ユーザーの方に至るまで、高い評価をけ続けている、フジエテキスタイルの上級コレクション カタログ・『PROFILE(プロファイル)』に録されている、ファブリック(生地)と、「トリム」、「フリンジ」、「ブレード」と言った『装飾アクセサリー』を効果的に併用した、「スタイル・カーテン」の提案事例とその楽しみ方を、当社・新着展示品を例としてご紹介させていただきます。

 

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フジエテキスタイル、『PROFILE(プロファイル)』の新作発表会では、特に日本人の美意識の根底に流れるシンプルで繊細な感覚をデザインに表現したものが 新たにリリースされており、生地づくりの多くを優れた日本国内の最先端技術と生産技術を駆使して 行っていることも特徴として紹介されておりました。

日本人の持つこだわりを、糸の選定段階から反映させて作り上げられたコレクションとなっています。

 

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当日の説明会では、新作生地の「デザインコンセプト」と生地の組成の説明、 そして生地製作の複雑な工程説明受講して、生地の持つ魅力と実生活での活用シーンを学びました。

 

 

当社・展示スタイル紹介。
『無双(むそう)縫製 (装飾フリンジ付)』

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そして、メーカーWEBカタログでも、紹介されております、「スタイリング」イメージや、 新作発表会の参加を通じて、特に目の留まった展示品の中から、当社お勧めのスタイル縫製品を 展示してご案内させていただいております。

 

「スタイリング・アイテム」

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■ 前幕:PF6424・『ハナタバ』(OR)色
■ 無双縫製(後幕):PF2270・『カリン』(CL)色
■ 装飾フリンジ: WAFR01(CH)

 

『無双(むそう)縫製』について。

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選定生地は、どちらも生地の「収縮性」の低いポリエステル100%の製品同士を、 『無双(むそう)縫製』という、一般的には聴きなれないこだわりの裏地付縫製で製作しております。こちらの縫製の特徴は、「収縮性」の低い生地同士の特性を利用して、「前幕」と「後幕」の四方を内巻きにして縫い上げた、非常に繊細な表情の出る縫製スタイルです。

具体的には、上の写真でもお判りいただける様に、まず、「裾部分」に生地の折り返しを作らずに、ストレートに、下部まで丁寧に縫い合わせているため、遮光でない適度な光の透過性のある生地を組み合わせた場合に、裾部分も含めた全体が、美しく光を透すことができるという洗練された縫製スタイルとして仕上がります。

 

「カラーコーディネート」

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また、サイドに「装飾フリンジ」をコーディネートする際も、フリンジの根元の処理が、『無双縫製』の内側で行われるため、スタイリッシュな装飾性を演出することが可能です。

こちらの展示品で使用致しました、『装飾フリンジ』のカラーは、 WAFR01(CH)「コーラル」色として、敢えて前幕生地の色に近い(OR)「オレンジ」とせず、装飾のビーズ部分に生地の明るいオレンジが映りこむことによって、(CH)「コーラル」の色味を上げる演出方法としています。

 

『装飾フリンジ』の一例と、
「スタイリング バリエーション」について。

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『装飾フジンジ』を使った、インテリア・アクセントの演出は、身近なところでは、『クッション』のスタイリングなどで、様々な形状とパターンの組合せ紹介がされています。

 

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『装飾フジンジ』は、スタイリングに使用する生地の質感や組成などを考慮しながら、自由にアレンジして採用すると良いでしょう。

 

 

ショールームでのスタイル展示例

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メーカーの「ショールーム」などにご来場いただきますと、カーテンやレースの展示以外に、様々なスタイリング展示品をご覧いただくことができますので、お気軽にご来場いただきイメージ作りにお役立てください。

 

明日のブログでは、『ナチュラル&シック」なインテリアシーンで、『装飾フリンジ』を採用した、薄手生地のコーディネート展示をご紹介させていただきます。

 

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

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英国製・輸入壁紙にコーディネートした『いちご泥棒』のクッション。

2013年07月30日

マンション入居後、一年経ち、お客様の生活のリズムが少し追いついたということで、『主寝室』のトータルリフォームをすることになりました。

アクセントウォール 壁紙 事例

 それまでは、引っ越し前の手持ちのカーテンやベッドなどでしのがれていましたが、今回のリニューアルを機にベッドも新たにオーダーされ、納品される前に、英国製・『輸入壁紙』による「アクセント・ウォール」の一面施工させていただきました。

著名なホテルなどを含め、最近では一般住宅でも、ベッドヘッドの背面の壁・一面に「アクセント・ウォール」の部分貼りを施す、プチリフォームが人気ですが、その演出効果はかなり劇的な変化をもって感じていただける様です。

今回使用した壁紙は、英国・王室御用達ブランドとして名高い、『Cole&Son』社の『マナーハウス』という壁紙のカタログから、色番:69/12151の壁紙をご採用いただきました。

 

 

「ウィンドゥ・コーディネート」の選定生地

フジエテキスタイル ユニゾン カーテン

窓辺のカーテンには、『寝室』仕様にということで、お好みの生地に「遮光裏地」をつけて縫製を行いました。
窓辺に「スポットライト」を当てて、光沢のあるブラウンのファブリックをリッチに演出しています。

 

「カーテン」とレース生地の選定。

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■ カーテン:  フジエテキスタイル ・ FA6530『ユニゾン(BR)』
■遮光裏地 : マナトレーディング ・ ノアール(4)
■縫製仕様:  3ッ山・2倍ヒダ・形態安定加工付

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■ レース: フジエテキスタイル ・ FA1303『ミスト』(BR)
■縫製仕様: 3ッ山・2倍ヒダ ・ 裾:ウェイトロック

 

コーディネート『クッショッン』の製作。

イチゴドロボウ クッション

トータル インテリア・コーディネートの仕上げには、『輸入壁紙』の施工とオーダーカーテンの納品と併せて、英国・サンダーソン社の「ウィリアム・モリス」のプリント生地の中でもデザイン性が高い、『いちご泥棒』の生地を使って、大小・2種類の柄(パターン)とカラーコーディネートを施したベッドリネン(アクセサリ)を設えました

■メーカー : 英国・サンダーソン社(マナトレーディング)
■生地品番 :『いちご泥棒』・220313(紺) 及び   220312(赤)。
■縫製仕様(1):  約43cm角 ・「クッション(プレーン)」× 2個(紺・赤を各1個)
■縫製仕様(2): 約 35 cm角 ・「クッション(プレーン)」× 2個(紺・赤を各1個)

 

いちご泥棒 クッション 青 事例

こちらは、「いちご泥棒220313(紺)」クッションの、約43cm角と約35cm角の組合せ例です。

ご覧いただければお判りかと思いますが、『いちご泥棒』の生地に描かれている鳥のパターンは、「外向き」のものが43cm角のクッション製作に適していて、「内向き」のパターン柄は35cm角クッションの製作に適しています。

 

いちご泥棒 クッション 赤 事例

同様に、「いちご泥棒220312(赤)」クッションの、約43cm角と約35cm角の組合せ例です。

サイズが異なるクッションのコーディネートは、無地の生地では一般的に行われていますが、この様なパターンの決まった生地の場合は、サイズの制約がありますのでその点を注意しなければなりません。

 

 こうして、入居より1年の時間を経て、お客様のお気に入りの『寝室』のインテリアが出来上がりました。

横浜市 西区 マンション(寝室)・トータルリフォーム 事例

 

 

 当社・『輸入壁紙』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

当社・『ウィリアム モリス』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 
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ドイツ「JAB」社の紋章柄カーテン。『Empire Vol.2』。

2013年07月22日

当社取扱いの海外有名ブランドのひとつ、ドイツ・『JAB(ジャブ)』社のファブリックの縫製展示品のご紹介です。

輸入代理店である、ナショナル インテリアの「六本木ショールーム」でもご覧いただける人気生地を中心セレクトしています。

 

当社・「新入荷 展示品」。

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こちらは、当社でご用意している、JABの縫製展示品。

「クラシカル」系のファブリックの中から、特に格調高い印象を受けた「紋章柄」を厳選して縫製展示品をご用意しています。

 

『Empire Vol.2』
ヨーロッパ伝統「紋章柄」の魅力。

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縫製展示品と合わせて、ヨーロッパ伝統柄の中でも、王侯貴族に愛用された「紋章柄」をコレクションした、『Empire Vol.2』のカタログもご用意。

『Empire Vol.2』収録のデザインは、パターンバリエーションが9柄、カラーバリエーションも5配色用意されており、色柄含めてトータルコーディネートのしやすいカタログ構成となっております。

『Empire Vol.2』のカタログを開くと、複数のパターンを組み合わせたコーディネート事例が、大きな1頁大のサンプルと一緒にご覧いただくことができます。

丈240cmの縫製展示品と併せてご覧いただくと、よりイメージしやすくなるため、現地コーディネートなどでも好評です。

 

 

格調高い「紋章柄」の魅力。
色柄を組合わせて楽しむ。

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『Empire Vol.2』では、同一の生地に対して、複数色のカラーバリエーション展開が用意されています。

 

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カタログ収録の中で、最も大柄である「壺柄」のパターンも、日本の住宅サイズに合わせ易く、特に「ブラック&ゴールド」の組合せは、圧倒的な存在感を放ちます。

 

 

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1つの配色に統一した「パターン」の組合せをでトータル・コーディネートしても素敵ですが、他のパターンや配色を「挿し色(アクセント)」としてご採用いただくと、より変化に富み豪華なテンテリアを表現することができます。

 

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こちらは、2014年6月に行われた、ナショナルインテリア(六本木ショールーム)の新作展示会の際にスタイリングされたディスプレイの様子です。

『Empire Vol.2』のファブリックを組み合わせた「スタイルカーテン」、「椅子」や「ソファ」の張替え、各種「クッション」コーディネートをわかり易くスタイル展示していました。

 



ピックアップ「生地」解説

『百合(フルール・ド・リス)』の紋章柄。

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「レッド(朱赤)」シリーズの縫製展示品では、フランス王家の紋章図案として使われている、仏名:「fleur-de-lis(フルール・ド・リス)」『百合の紋章』柄をご用意いたしました。

『百合の紋章』は、英名で「フラ・ダ・リ」と呼ばれ、「アイリス(菖蒲)」を模した紋章として知られていますが、百合が『紋章(エンブレム』に用いられる場合、政治的、王権的、芸術的、表象的、象徴的な意味をも持つとも言われています。

「フラ・ダ・リ」のデザイン自体は、古代エジプトまで起源を遡ることができ、また聖母マリアに代表される純潔性の象徴という意味もあるとのことです。

 

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『百合(フルール・ド・リス)』の紋章柄の「カラーバリエーション(5配色)」をご紹介いたします。

 

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fleur-de-lis フルール・ド・リス クッション

JABのファブリックでは、「fleur-de-lis(フルール・ド・リス)」の紋章柄を、伝統的なダイヤモンド格子パターンで描いており、その格調高さは、カーテンはもちろん、クッションやソファなど、幅広いインテリア・コーディネートに愛用されています。

 



『ナショナル インテリア』・六本木ショールーム。

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ナショナル インテリアの「東京ショールーム」は東京都港区六本木にございます。
http://www.nt-interior.com/

 

 ショールーム内には、豊富な縫製サンプルや、スタイル展示、生地サンプルやカタログなど、『JAB』を始め欧米有名ブランドの多岐にわたるコレクションを多数ご覧いただくことができます。

ご来場の多い週末でも、事前予約をいただければ、ショールームスタッフが生地の選定やご相談を承りますので、お気軽にご相談下さい。

以上、本日は、ドイツ『JAB(ジャブ)』社 の人気展示品のご案内でした。

 

当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

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長期居住型 ・ 『賃貸マンション』の、デザイン リフォーム事例。 (リビングに隣接した『主寝室』 編)。

2013年07月19日

7月17日のブログより、4回にわたってご紹介をさせていただきます、

 連載タイトル、
『中長期・居住型『賃貸マンション』の「デザイン・リフォーム」施工事例。

 第3回目の本日は、 『主寝室 編』のご紹介です。

 

現地打合せ時の『主寝室』(Before)。

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現地での内覧の様子です。
事前にご来店いただき、お客様のご相談内容をまとめさせていただきましたので、お打合せサンプルをお持ちしての具体的なお打ち合わせにあたらせていただきました。

 

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こだわりの『主寝室』を設える際に、幾つかのご要望いただきました。
そのメインは、小さな「腰高窓」を豪華が大きく魅せつながら、デザイン重視の部屋とするため、「エアコン」の気配を極力目立たなくしたいというご相談でした。

 

 

スタイリングの『ご提案過程』

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「壁紙」と「ファブリック」のコーディネートの様子。

現地での打合せを経てから、メールなどで送らせていただいたイメージ確認用の資料とデザインです。
これに微調整を加えていきながら最終的なスタイリングの方向性をお客様と共に固めてまいりました。

 

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店内でアレンジした、「ミニチュア ・スタイリング」イメージ提案資料作成の様子。
「エアコンの空調機能」を活かしつつも、デザイン性重視の『主寝室』に設えるためにイメージした、装飾ファブリックは、結果的に「小さな腰高窓」をダイナミックに魅せる工夫を凝らしてデザインされました。

 

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実際の寝室の「窓エリア」のスケールに描き入れた、「イメージ・スケッチ」の様子。

ご提案イメージをスケッチで描くと、空調を覆う部分のデザインと、「腰高窓」を含めた壁面全体をダイナミックに魅せるデザインをそれぞれ分離してイメージし易くなります。「骨子」部分のイメージ表現には手描きによる提案要素は大切です。

 

 

『リニューアル中』の様子 (ベーシック編)。

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まず、『カーペット』の敷き詰め工事、『輸入壁紙』へのリニューアル工事、そして『腰高窓』を覆うカーテン&レース部分の納品を行いました。

 

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カーテンとレースを床までのサイズで作るだけで、窓辺の存在感が引き立ってまいります。

 

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「壁紙」の貼替え、「カーペット」の敷設、「装飾レール」への交換と「カーテン&レース」の選定。 これでも、なかなかこだわりのある『トータル リフォーム』として仕上がっています。

しかし今回は、ここから先に、本格嗜好のお客様が求める、ドラマティックな『トータル コーディネート・デザイン リフォーム』の醍醐味の世界がありました。

 

 

『主寝室』のバージョンアップ・スタイル。(After)

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内装リフォーム完了後に、『デザイン・ファブリック』、「家具」、「照明」が設置され、トータル・インテリア コーディネートされた『主寝室』が完成しました。

 

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打合せ内容のディテールに若干の「パーツ」変更をを加えて出来上がった、「空調&窓エリア」は、お客様のご満足いただける内容にリニューアルされました。
「冷暖房」の空調が、「ストリング」を軽やかになびかせながら、効率よく機能するデザインが特徴です。

 

 

コーディネート『家具』へのこだわり。

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我々のリフォームに合わせて、お客様も家具のコーディネートにこだわっていただけました。

ベット横に使われる「ナイトテーブル」は、小ぶりですが、テーブル面が「漆黒の本漆塗り」で、台座が、「三日月」のデザインになっており、お客様の一番のお気に入りとのことです。

ちなみに、「ホテルオークラ東京」本館・5階の『ラウンジ』は、アメリカ大使館が隣接している高級ホテルだけあって、「和洋折衷スタイル」の内装と合わせて、大小の「漆塗りのテーブル」が採用されておりますが、メンテナンスも行き届いており、非常にインテリア通の方々からの評価が高いと言われています。

「漆黒の闇に、三日月」。

 

以上、本日は、スタイリング過程を経て、お客様にご満足いただける「リビング・ダイニング」に隣接する、『主寝室』の、コーディネート・リフォームの様子をご紹介させていただきました。

 

『Door to Entrance』・最終回の予告。

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そして、ドアを開けると、『エントランスルーム(玄関・廊下)』の、リフォーム事例へと続きます。

 

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次回(第4回)のブログでは、同様のコンセプトで作られた、『主寝室』エリアの、トータル・リフォーム事例をご紹介させていただきます。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

長期居住型『賃貸マンション』の、「デザイン リフォーム」事例。  PART1・「リビング・ダイニング」編。

2013年07月17日

本日ブログから4回の連載特集にて、

トータルコーディネート施工をさせていただきました、『マンション リフォーム』の施工事例をご紹介させていただきます。
連載タイトルは、中長期・居住型『賃貸マンション』の「デザイン・リフォーム」施工事例となります。

 第1回目の本日は、

『リビング・ダイニング 編』のご紹介です。

 

 「デザイン・リフォーム」の様子・(After)

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今回のリフォームでお客様からいただいたご要望は、

(ご要望 1)
『賃貸マンション』なので、現状回復工事を視野に入れたリフォームとして欲しい。

(ご要望 2)  
仕事が多忙で帰宅が困難なため、ホテルの客室風の「セカンドハウス」としての役割を持ち、仕事や休日の快適な利用をできる「デザイン性」を求めたい。

(ご要望 3)
「ドラマチック」でありながら「クール モダン」のテイストを盛り込みたい。

(ご要望 4) 
住まい手である「男性視点のこだわりと癒し」が得られる費用対効果の高い、仕事への活力を充電させる、ストレスフリーの「健康住宅」にリフォームして寛ぎたい。

(ご要望 5)
「空調設備」のデザイン性をインテリアの観点からできる範囲でアレンジして美しく仕立てて欲しい。

というものでした。

 

「打合せ時」の様子 (Before)。

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確かに、現地お打合せ時の印象では、仕方のない事とはいえ、「壁掛けタイプ」のエアコンのダクトが目立っていました。

 

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 その様な理由で、ホテルの客室や商業施設などでは、天井据付タイプのエアコンが採用されるのが、インテリア計画を考える上で重視されます。
今回の施工事例は、空調デザインの向上を目指すリフォームでもございましたので、後述のアイデアを駆使しでご対応をさせていだきました。

 

「装飾バランス」設置の様子。

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「装飾バランス」レールの設置して、スタイリングがスタートします。

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変則デザインの『装飾バランス』をパーツ別に組み立てている様子です。

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窓の「右側」の空調設置部分は、「シルエットの隠蔽性」を重視した、多少厚手のカーテン生地を使用していますが、左側は軽やかで高密度の「編みレース」の生地を使って、「クール モダン」な内装に調和し易い工夫をいたしました。

 

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こうして、「空調設備に関わる表出部分」を、エアコンの「通風」も考慮に入れながら、多種の組合せパーツと生地の選定、スタイルアレンジを駆使して仕上げました。

 

「右側(カーテン)生地」仕立ての舞台裏。

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フロアは、現状のフローリングを保護する目的も含めて、毛足の長い『ラグ』を置き敷き施工で敷詰め、ラグジュアリー性の高いフロア施工で仕上げました。

 

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エアコン本体側は、空調を適度に機能させながら、「しっかりシークレット」がコンセプトです。

 

左側(レース)生地仕立ての舞台裏。

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「装飾バランス」と『レザー調ブラインド』を組み合わせた、 「渋い大人」のコーディネートとなりました。

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レザー調ブラインド』スラットの選定。

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ちなみに、今回ご採用いただきました、『レザー調・ブラインド』は、TOSO(トーソー)の『フィオリア』という、デザイン・ブラインドで、当社にも展示品をご用意しております。

「フィオリア」は、素材感の良い、個性的なテイストを放つデザイン・ブラインドとして、空間演出に効果的なブラインドです。

 

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レース側は、「優しくシークレット」がコンセプトです。

 

「トータル・コーデイネート」の完成。

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家具、家電、照明器具を引き立てる、「アクセント ウォール」等、輸入壁紙の施工、毛足の長い『ラグ』のフロア施工等、トータル施工をさせて戴きました。

 

以上のスタイリング過程を経て、お客様にご満足いただける『リビング・ダイニング』エリアの、コーディネート・リフォームが完成いたしました。

次回(第2回)のブログでは、同様のコンセプトで作られた、『洋室』エリアの、トータル・リフォーム事例をご紹介させていただきます。

 

文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

Strawberry Thief(イチゴドロボウ)。3配色を使用したカーテン納品事例

2013年07月10日

こんにちは、ミツワインテリアの平多 千春です。

本日は、当社でもお引き合いの多い人気生地であります、 英国・サンダーソン社製のコットン(綿・100%)生地、『Strawberry Thief(いちご泥棒)』の「3配色」の納品事例を、窓別にご紹介させて戴きます。

 

英国 ・『サンダーソン社』製
『Strawberry Thief(いちご泥棒)』について。

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それでは、今回ご採用いただきました「3配色」での窓別納品事例の様子をご覧ください。

なお、各生地には、退色防止や、劣化防止を目的とした「裏地」をつけて納品させていただいております。

 

『Strawberry Thief(イチゴドロボウ)』
*生地色番: 220311

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Strawberry Thief(いちご泥棒)・220311

 

 

『Strawberry Thief(イチゴドロボウ)』
*生地色番: 220314

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Strawberry Thief(いちご泥棒)・220314

 

 

『Strawberry Thief(イチゴドロボウ)』
生地色番: 220315

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Strawberry Thief(いちご泥棒)・220315

 

この様に、作品のテーマを統一しながらも、カラーバリエーションを変えるだけで、各お部屋を使われる方の個性を、より表現し易い状態に設えることが出来ます。
お打合せにおいて、「カラーコーディネート」のご相談や確認は、とても大切な要素となっています。

 

当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

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