***2024年12月・更新情報***
本日は、バーチカルシェード・『Suave(スアベ)』の納品事例を製品の特長と併せてご紹介させていただきます。
バーチカルシェード・『Suave(スアベ)』の特徴と魅力。
バーチカルシェード 『Suave(スアベ)』は、2018年11月に東京ビッグサイトで開催された、第37回「JAPANEX(インテリアトレンドショー)」でのお披露目を経て発売が開始された窓回り品で、調光ロールスクリーン 『FUGA』の発売元でもある株式会社WISが製作販売を行っています。
スアベは、スペイン語の”Suave(しなやかな)”が製品名の由来となっており、180°の調光ができる縦型ブラインドの様な意匠にレースカーテンの持つしなやかなと採光性、プライバシー性を足した窓回り品です。
現在のカラーバリエーションは4色展開で、調光ロールスクリーン『FUGA』のアドバンス・コレクションとのカラーコーディネートも可能です。
こちらは電動製品を使用した調光・開閉イメージの動画。
当社でも大小の手動展示品をご用意しております。
スアベのルーバーは平面にした状態で総幅32cm、13cm幅のシースルー生地(レース)が9.5cm幅の不透明生地(採光)に挟まれた構造になっていて、短冊状ルーバーをつなぎ合わせるように8cm間隔に設けられたキャリアに取付けることで、3倍ヒダのレースを思わせる透明感と美しい曲線美が魅力の製品となります。
続いてこちらは、「片開き」のスアベのルーバーを左右に180°調光した際のイメージです。
U字状のレースに膨らみがあるためルーバーを閉じた際に、不透明生地同士が完全に重なることはできませんが、立体的な生地同士が重なり合うことで屋外からの視線を効果的に遮ることができます。
またルーバーをレース状態にして屋外から見た様子がこちらで、屋外から見たルーバー表面の形状は「逆U字」になります。
夜間のプライバシー調整も、ご覧の様にルーバーを左右に回転することで対応可能です。
『Suave(スアベ)』採用時の注意点
『Suave(スアベ)』の手動モデルは、製品幅W3000mmまで対応する「コード式」と製品幅W2000mmまで対応の「バトン式」の2タイプで、別途製品幅W4000mmまで対応する「電動モデル」のご用意があります。
取付は天付、正面付どちらの対応も可能ですが、採用にあたっての注意点がございますので、以下そのポイントを解説をさせていただきます。
畳代と隙間を考慮した開閉プランを考える。
スアベの生地を片側に畳み寄せた際にできる畳み代は、幅200cmの片開きの場合で約38cm、両開きであれば片側21~23cm程度が目安となります。
片開きを採用される場合は、出入りや換気に配慮した寄せ側を決め、両開きで採用する場合は窓の左右に生地の畳寄せた際のクリアランスを考慮すると良いでしょう。
「片開き」の場合、ルーバーを左右に180°回転させることで自由度の高い調光やプライバシーコントロールが可能ですが、製品幅はルーバーを閉じた状態で生地とレールが同幅になる設計になっておりますので、ルーバーを垂直にした状態では両端に55mmのクリアランスが生じることにも考慮して設置方法と製品幅を決めると良いでしょう。
手動モデルの「コード式」にのみ取扱いのある「両開き」については、上記に加えてレースを垂直使用時の中間部分に約25mmの隙間が空くことも注意点となります。
その他、製品幅:3000mmを超える大開高窓での採用を想定して、片開き製品を2台並べて設置する「両開き連窓」仕様のご用意もありますが、その場合は手動・電動ともにレース使用時の中間部分に約50mmの隙間が空く点をご了承いただいたうえでご採用を検討いただく必要があります。
取付環境を考慮した設置プランを考える。
『Suave(スアベ)』の取付方には天付と正面付けの2種類がございますが、取付環境により段差解消スペーサーや補助金具の併用が必要になります。
スアベ設置にあたっては、畳んだ時の製品厚(D155mm)に加え、製品前後に各10mm以上のクリアランスが推奨されますので、カーテンボックスなど前方にルーバーの回転を妨げる障害物がある環境で製品を内付けで採用される場合は、ボックス内の有効奥行きが175mm以上必要(※推奨値)となります。
こちらは正面付の設置例ですが、製品背後に窓枠などの張り出しがある場合は、その段差を考慮した補助金具を併用して設置します。
続いてこちらは、カーテンボックス内・天付の事例で、ボックスの深さが47mm以下であれば、ボックスの前垂れがルーバーの回転を妨げないため、ボックス内の奥行が推奨値より狭くても使用可能ですが、ボックスの深さが48mm以上ある場合は、「段差解消スペーサー」の併用が必要となります。
これについては製品厚が210mmになる類似製品のノーマン『スマートドレープシェード』やタチカワブラインド『エアレ』でも専用のスペーサーを用意した提案をしていまが、分譲マンションなど、一般的なカーテンボックスの有効奥行きはD150mm程度で設計されていることが多いため、現調の際はカーテンボックスの奥行きと深さをを計測したうえでの対応が必要となります。
こうした『Suave(スアベ)』を特性を考慮して、当社では以下の様なる類似・関連製品の比較を含めたご提案を行っております。
『Suave(スアベ)』展示品と類似・関連製品との比較
ミツワインテリアでは『Suave(スアベ)』の大型展示品と現地でのお打合せにも対応したハンディタイプのサンプルをご用意しています。
その他、類似製品として、全体の意匠は似ていますが裾部のウエイトを無くした、厚手とラッセルレース(編みレース)の組合せからなる、ノーマン『スマートドレープシェード』、タチカワ『エアレ』との比較もご覧いただけるようになりました。
また、関連製品として、レース機能を併用した従来型バーチカルブラインドである、ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」とタチカワ・ラインドレープ「ペア アンサンブルスタイル」の展示をすることで、意匠性と機能性、そして納まりの違いを比較検討していただくことが可能です。
こちらは類似・関連製品との意匠性・構造・サイズを比較を図にまとめたものです、より具体的な採用にあたっては以下の条件も加味した検討が必要になります。
バーチカルシェード『Suave(スアベ)』をご検討されるお客様には以上の様なご案内行っておりますが、具体的な納まりについては以下の事例も併せて参考ください。
『Suave(スアベ)』納品事例集
***事例①***
***事例②***
***事例③***
***事例④***
以上、本日はバーチカルブラインド『Suave(スアベ)』の魅力と特徴をご紹介させていただきました。
ミツワインテリアでは東京・神奈川エリアでの施工対応も行っておりますので、ご来店予約・出張依頼につきましてはお気軽にお問合せください。
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
- バーチカル・ブラインド
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- at 7:57 PM
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