Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「ウィリアム・モリス」

音楽演奏者の方から愛される(?) 『ブラックトーン(Blackthorn)』輸入壁紙)』(WM8610/1)の魅力。

2015年02月26日

ブラックトーン(Blackthorn)』は、1892年に、ウィリアム・モリスの弟子の、ジョン・ヘンリー・デール(John Henry Dearle)が描いた作品として有名で、「壁紙」に加え、プリントと織物の「ファブリック」が用意されたコーディネートしやすいインテリアアイテムです。

 

「アクセント・ウォール」として使いやすい
『ブラックトーン(Blackthorn)』のデザイン。

2015.4.13.1

まずこちらは、当社が依頼を受けた、『ブラックトーン(Blackthorn)』の「輸入壁紙)(WM8610/1)」施工の際に、併せて「漆喰」で塗り上げた梁の上に、天然素材の呼吸を止めない事で知られる、英国製『fallow&Ball ペイント』を塗り上げたコーディネート事例です。この事例で「ブラックトーン」は、壁面全体ではなく、「腰壁の上」に施工しています。

ちなみに、ブラックトーン(Blackthorn)』は、1892年に、ウィリアム・モリスの弟子であった、ジョン・ヘンリー・ダール(John Henry Dearle)が描いた作品として知られています。
発表当時のオリジナル作品は、23個の版を用いたハンドプリントでしたが、1970年に英国・サンダーソン社が機械プリントで復刻させ、その後さらに「ブロックプリント」の微妙な効果を再現し再リリースさせた経緯を持つ英国製「輸入壁紙」です。
作品の中では、師であるウィリアム・モリスが好んだ英国の花、『ブラックトーン(リンボク類)』の花やスミレが描かれています。

 

2015.4.13.5

対照的にこちらは、「腰壁」部分に施工された『ブラックトーン(Blackthorn)』と「モリス・アーカイブコレクション」に収録されている壁紙を合わせたコーディネート事例です。
作品自体の存在感が強いため、室内全面貼りよりも、「腰壁」部分や「1面貼り」のアクセントウォールとして人気の高い壁紙です。

深みのあるモスグリーンの色調にびっしりと描き込まれた作風は安定感のあるものですが、作中に散りばめられている、「白」・「赤」・「オレンジ」の草花の細やかな配色と優しいデザインが、清涼感と安らぎを感じさせてくれます。
 

 

ファブリックとしても人気の『ブラックトーン』

2015.4.13.7

当社では、壁紙と併せて、英国・サンダーソン社製「プリント・ファブリック」の縫製サンプル(PR8596/1)をご用意しています。

 

2015.4.13.6

また、川島織物セルコンの「モリスデザインスタジオ」収録の織物生地である『ブラックトーン(FF4534)』も、H240cmの縫製サンプルをご用意しているため、現地お打合せの際にご指名を良くいただく人気ファブリックとなっています。

 

「織物生地」ファンのお客様より
『ブラックトーン』壁紙のご注文。

2015.4.13.4

本日のブログを書くにあたり、川島織物セルコン版の『ブラックトーン(FF4534)』を多くの窓でご愛用いただいている、とある音楽家のお客様より、リフォーム工事の仕上げに使用する壁紙版の『ブラックトーン(WM8610/1)」』の取寄ご注文をいただきました。
英国にオーダーして取寄せますので、時期にもよりますが、10日~2週間の取寄せ納期が掛かります。

2015.4.13.3

ご購入にあたり、僅かに光沢感のある「織物カーテン」と、低光沢の「紙系壁紙」を組み合わせて使う場合、お互いの「色調や素材感」の相性はどんなものだろう(?)、とのご相談をいただきましたので、実際に展示品にファブリックを合わせてご確認いただきました。

 

2015.4.13.2

本場のプリント生地との相性が良いのは当然ですがが、「織物版」のファブリックとの相性もなかなかのものでしたので、安心してご注文をいただきました。

 

最後に、これは当社だけの現象かもしれませんが、『ブラックトーン(Blackthorn)』のデザインを気に入っていただけるお客様の特徴として、音楽家(アーティスト)の方が多い様な気がします。
作品を通じて、お客様の感性や、演奏にインスパイアされる何かが生まれるのだろうか(?)と考える今日この頃です。

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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川島織物セルコンの、「ウィリアム・モリス」織物生地で作った、『いちご泥棒』のテーブルランナー納品事例。

2015年02月17日

川島織物セルコンからリリースされております、ウィリアム・モリス、1883年の作品『いちご泥棒』の織物生地で作った「テーブルランナー」納品事例です。

2015.2.17.3

こちらは、お客様からご相談いただいた内容をもとに、当社縫製展示品を使用したイメージ提案を経て、納めさせていただいた完成品の様子です。

 

『STARAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』の
「縫製展示品」を活用したイメージ提案。

f-2014.10.14.5

当社では、川島織物セルコンの『いちご泥棒(STARAWBERRY THIEF)』織物シリーズの縫製展示品(全3色)をH240cm丈の長尺サイズでご用意しており、お客様宅のご訪問時や内覧会でのお打合せ時にお持ちして実物をご覧いただくサービスを行っておりますが、サンプルを活用した様々なスタイル提案も行っております。

 

2015.2.17.7

今回のお客様ご指定色は、FF4503(DO)でした。

 

f-2014.10.14.6

『テーブルランナー』の製作サイズについては、お客様のご希望のサイズを念頭に入れながら、柄取りのリクエストである「横に2種類の鳥のパターンが入るイメージで、特にいちごをくわえている鳥が綺麗にランナーに描かれている割付け」に沿うサイズとイメージをご提案させていただきました。

 

『テーブルランナー』デザインの割付提案。

2015.2.17.8

まず最初に、『いちご泥棒』の縫製品を広げてパターン構成の確認と検尺を行い、カタログ記載の基礎データとの擦り合わせ行いました。
国内ブランドメーカーの日本製生地の場合、基礎データはある程度信用できますが、海外製の「プリント生地」などでは諸々の事情により表示データと実際のサンプル寸法が異なることがあるため、テーブルランナーの様な製品を作る場合は、製作指示の際にはある程度「柄取り」を優先させる事になります。

こうした生地の特性確認をしたのち、『テーブルクロス』の提案イメージをお客様にご提示して実際の製作にあたらせていただきました。

 

『テーブルランナー』の完成。

2015.2.17.5

実際に、納品された川島織物セルコン製作の『テーブルランナー』です。
テーブルランナーは実際の生地巾よりも横長のサイズが必要でしたので、「中央2分割」で剥ぎ合わせを行い納めさせていただいております。
イメージ通りの柄取りでお客様からも大変ご満足をいただきました。

 

2015.2.17.6

細やかな提案を経て、クラシックと都会的なテイストが融合したリビングのインテリアに、モリスの作品が個性的に仲間入りいたしました。

 

 

***追記***
『いちご泥棒』のクッションがニューリリース。

2015.2.17.9

2015年3月、『いちご』泥棒のクッションがニューリリースされました。
「45cm角サイズのクッション」が一番映える柄取りを意識して特注製作された生地を使用して、コーディネートアイテムの
「ピロー(枕)クッション」、「ボルスター(円筒形)クッション」、「ダイニングシートクッション」の合計4アイテムも同時発売されました。

 

川島織物セルコン 『いちご泥棒』 45cm角クッション

こちらは、「45cm角クッション」の「R(レッド)」のイメージです。

 

2015.2.17.11

発売開始早々、大人気となっており、すでに3月時点におきましては、4月過ぎまでオーダーをいただいたお客様順に入荷待ちの状態です。
至急ご入用の場合の入手はしばらくの間、困難となっておりますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2015.2.17.12

***製品詳細情報(『いちご泥棒』特集ページ)***
http://www.mitsuwa-i.com/morris-40.html

 

 

2013.3.25.15

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

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ウィリアム・モリスの織物ファブリック、『ウィローボー』でまとめた「主寝室」のウィンドゥ・コーディネート。

2015年01月28日

「戸建住宅」の『主寝室』のカーテン&レース掛け替えで、ウィリアム・モリス作の『ウィローボゥ』の厚地(織物)とコーディネート用の編みレースをスタイルコーディネートさせていただきました。

2015.2.23.1.2

2015.2.23.0

茶系の家具で纏められた寝室にすっきりと馴染む「ベージュ(BE)」色の生地をメインにして、「カーテン」と「ローマンシェード」のコンビネーション・スタイルで纏めています。

 

作品・『ウィロボー』の魅力について。

2015.2.23.1.6

ウィリアム・モリス作の『ウィローボー(Willow Boughts)』は1887年に「壁紙」のデザインとして描かれたものでしたが、作品の魅力が評判を呼び、1895年にファブリックス版が発表されました。

本作は、日本人のノスタルジックな感性に訴えかける作風が魅力とされていますが、それには理由があり、モリスは、日本から輸出されてきた、江戸末期の「染め織物」のデザインと配色に強い影響を受けたデザイナーで、邦名:「しだれ柳」の名が付けられている『ウィロゥ・ボー』は、1862年の「第2回・ロンドン万博博覧会」で当時28歳のモリスが目にした、「笹の葉」の染め織物からヒントを得た作品とも言われています。

また、 『ウィローボウ』は、モリスが愛すテムズ川の川辺に茂る柳の木々からインスピレーションを受けたデザインでもあり、その様なことからこのデザインは、英国発の英国発のファブリックでありながら、オリエンタルな風情も醸し出すため、アジアンテイストのインテリアや、「和の表現」を演出する場でも愛用されています。

 

2015.2.23.1.7

今回ご採用いただいた生地色の、FF4536(BE)は、川島織物セルコンがオリジナルでリリースした配色で、日本のインテリアシーンとの馴染みが良い色調が人気です。
また、織物生地は、ポリエステル100%の、強く扱いやすい織物生地ですので、カーテンやローマンシェードといった窓辺で使用するファブリックにはもちろん、椅子の張りやクッション生地などにも採用されることがあります。

 

コーディネート・レースの『ウィロボー』。

82015.2.23.

川島織物セルコンでは、『ウィローボウ(FF4536~4538)』に合わせて、同柄のペアレースである、『ウィローボーレースⅡ(FF4556)』もご用意しております。

 

2015.2.23.1

柳の枝をボリューム感のあるラッセルレースで表現したこのレースは、英国製・プリント生地の『ウィローボー』との組み合わせでご採用いただくこともある他、他のモリスシリーズや、一般的な無地のカーテンに至るまで気軽に合わせていただけるレースとして人気があります。

 

「出窓」内の小窓は『ローマンシェード』で 。

2015.2.23.4

ベッドボードの後にくる「出窓」上の天井には、元々「カーテンボックス」が設けられていましたが、今回の掛け替えでは、左右にセパレートされている出窓内の窓の特徴を活かすかたちで、モリスの作品を平面的なデザイン表現で楽しめる、『ローマンシェード』スタイルに変更して納めさせていただきました。

 

2015.2.23.3

ご覧の様に、出窓内に『ローマンシェード』スタイルで設置することにより、ベッド後方の納まりが機能的になるとともに、モリスの作品を「絵画風」に楽しむことができました。

 

以上、本日は、日本人の感性との相性の良い、ウィリアム・モリス作『ウィローボー』のコーディネート納品事例をご紹介させていただきました。

 

2013.3.25.15

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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「L字型・リビング」の窓辺で、変化を加えたシーン演出。カーテンの「柄」と「配色」のコーディネート事例。

2015年01月15日

こちらは、「L字型・リビング」の窓辺で、ご入居後にレイアウトする各エリアのシーン演出を見据えた、カーテン&レースのコンビネーション納品事例です。

2015.1.12.1

L字コーナーにより、奥行きの感じられる2つの「掃出窓」の右手前側がダイニングの窓で、左奥が縦長のリビングエリアでのインテリア表現を想定した窓となります。
今回は、ご来店時にお客様にピックアップいただきました縫製サンプルを持参して現調をさせていただき、共通のレースで統一感を持たせながら、カーテンの「デザイン(柄)」と「配色」でコーディネートの変化を楽しめるプランをご採用いただきました。

 

共通の「レース」で全体の統一感を表現。

2015.1.12.3.1.2

メーカー: スミノエ
カタログ名: 『moge-S』
生地品番: D-9135

まず、2つの「掃出窓」でご採用いただきました「レース」は、グランドの透明感あふれるオーガンジーに、ナチュラル&エレガントな植物柄・シルエットデザインの「オパールプリント」合わせた、モダンなファブリック表現を演出したレースをご採用いただきました。

 

 

「ダイニング」のコーディネート・カーテンには、
ウィリアム・モリスの『ラークスパアⅡ』を。

2015.1.12.3.2

ナチュラル&モダンな植物柄のレースに合わせてご採用いただきました、ダイニング窓のカーテンには、ウィリアム・モリスの『ラークスパアⅡ』収録の、グリーン配色の無地ジャカード織のファブリックに、色味の近いた「装飾タッセル」を組み合わせて納品させていただきました。

 

2015.1.12.2

この生地は、織り上げた生地に後染めでカラーリングを施しており、3層になった葉模様の奥行き感が感じられる織物に、後染めならではの微妙な風合いが醸し出されるのが特徴です。
また、緻密な織りによる、素材の柔らかな光沢も魅力ですので、カーテンとしては勿論、クッションや小物などに仕立ててコーディネートもお楽しみいただける使いやすいファブリックです。

 

2015.1.12.2.2

メーカー: 川島織物セルコン
カタログ名: 『filo』
生地品名:
『ラークスパアⅡ』
生地品番: FF4547(G)

 

 

「リビング」のコーディネート・カーテンには、
英国製・『チューリップ(刺繍柄)』ファブリックを。

2015.1.12.3.1

2015.1.21.9

ダイニングと共通の植物柄のレースに合わせてご採用いただきました、リビング奥の「L字・掃出窓」のカーテンには、優しいエレガント表現が楽しめる、フジエテキスタイルの英国製ファブリックより、『チューリップ』のピンク配色の刺繍ファブリックをご採用いただきました。

なお、コーディネートでお選びいただきました「装飾タッセル」は2種類ご用意して、ダイニングでご採用いただいたグリーンと色違いのものを、リビング・カーテンの刺繍の色と合わせてご採用いただきました。

 

2015.1.12.3

奥まった間取りに面した窓でしたので、全体的なコーディネートとしての楽しみ方とは別に、「個室」的な雰囲気で空間をお楽しみいただく事もできる表情となりました。

 

2015.1.12.3-2

こちらはの生地は、グランドに適度な光沢のある「タフタ」生地を使用しておりますので、華やかな刺繍との組み合わせでエレガントなインテリア演出を求められるお客様からご好評をいただいています。

メーカー: フジエテキスタイル
カタログ名: 『WORLD FABLICS』
生地品名:
『チューリップ』
生地品番: WF6106(PN)
生地原産国: イギリス

 

この様に、「リビング・ダイニング」の窓辺も、居室の間取りやインテリア表現の嗜好によっては、シーンに応じて洋服のアレンジを楽しむ様な、異なる魅せ方をされても良いかと思います。
今回は、「レース」を統一しつつ、「カーテン」は各シーン周辺のインテリアをイメージしたお好みのものをお選びいただき、ネクタイやスカーフの様な役割を果たす「装飾タッセル」は、カラーバリエーションが豊富な色違いのものでコーディネートするといったプランニングをご採用いただきました。

ご参考いただければ幸いです。

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
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ビビッド・ブルーの『モケット』生地カーテンと、ウィリアム・モリス・『いちご泥棒シアー』他コーディネート。

2014年12月25日

クリスマスに間に合わせて納品をさせていただきました、「ナチュラル系・インテリア」でまとめられたリビング・ダイニングにおける、窓辺のリニューアル事例です。

f-2014.12.25.3

マンションご購入当初は、「ナチュラル&カジュアル」のインテリアでまとめられていたとのことですが、お子様の成長や、造作家具等の新調に合わせて、少し大人の雰囲気の味わえる窓辺で味付けをしてみたいというご要望をいただき、掛け替え用のファブリックに、発色と質感の良いモケット地の「カーテン」と、ウィリアム・モリスの「刺繍レース」の組合せをご採用いただきました。

 

 

『モケット』生地のカーテンの魅力。

f-2014.12.25.8

まず、カーテンにご採用いただきました『モケット』生地は、五洋インテックスのカタログ「インハウス」に収録されている、『ヒアロー』・色番:IH270(07)の鮮やかなブルーを全12色のカラーバリエーションからお選びいただきました。

2015.2.9.1

縫製展示品とカラー見本もご用意しております。

『モケット(英・仏:Moquette)』とはパイル織物の布地の一種です。
ファブリックの特徴としては、比較的厚手でしっかりとした手持ち感を感じつつも、滑らかな肌触と優れた耐久性を備えた生地のため、カーテンのみならず、椅子・ソファなどの生地としても使用されています。
またモケットは、ざっくりとした「ベルベット」風のパイルの風合いと、光の当たる角度によっての生地の光沢と陰影の変化を楽しめる生地ですが、ベルベットと比べてお求め易いコストパフォーマンス性が魅力のファブリックでもあります。

 

f-2014.12.25.9

国内のカーテンメーカーで流通している、モケットの産地は、「ベルギー製」のものが多く、現地でのお打合せの際にも、フジエテキスタイルの『シャラ(SF5100)』の色分けさせた縫製見本もお持ちしましたが、生地の発色としなやかさの比較をいただいた結果、今回は五洋インテックスの『ヒアロー』をご採用いただくことになりました。

 

f-2014.12.25.11

五洋インテックスの『ヒアロー』のしなやかなドレープ性を活かして、ダイニング側の「一間・掃出窓」では、カーテンレールのマグネット機能を活用して、「センタークロス」スタイル風の優美なスタイリングも楽しめることができました。

 

 

ウィリアム・モリス・『苺泥棒シアー』をコーディネート。

f-2014.12.25.4

コーディネートのレースには、川島織物セルコンの「モリス・デザインスタジオ」の新作である、トルコ製の刺繍レース・『いちご泥棒シアー(色番:FF4548)』をご採用いただき、レースでナチュラル・インテリアの表現をさせていただきました。

 

f-2014.12.25.5

こちらは、『いちご泥棒シアー(色番:FF4548)』のパターンイメージです。
生地幅は、w290cmの「ヨコ使いレース」生地で、横柄のリピートが32cm、縦の刺繍柄は裾から約140cm程度ありますので、今回の納品事例ではダイニングチェアや、リビングのソファに座っている状態で頭の上まで、刺繍柄がきて、その上の無地の部分から、空が眺められる様な納まりとなりました。

 

f-2014.12.25.7

具体的な、刺繍柄のイメージ例はこちらの様なイメージとなります。
左側が、ヒダをたっぷり取った「filo標準縫製(2.3倍ヒダ)」のイメージで、右側がフラットに広げた状態での柄イメージとなります。

 

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『いちご泥棒シアー』レースのカラーバリエーションは、FF4548(クリア)とFF4549(アイボリー)の2配色ございます。
http://www.mitsuwa-i.com/morris-42.html

『いちご泥棒シアー』は、コーディネート生地の『いちご泥棒(3配色)』との組み合わせはもちろん、モリスの他の作品や、広く一般的なカーテンとの組み合わせも自由にお楽しみいただけます。

 

 

f-2014.12.25.2

ナチュラル・テイストの「リビング・ダイニング」に、明るく豪華なブルーのカーテンとお気に入りのモリスの刺繍レースが入り、年末の模様替えが完成いたしました。

 

 

編集追記
『いちご泥棒』のオリジナルクッションを追加コーディネート。

いちご泥棒 「ボルスタークッション」・「ピロークッション」

こちらは、年が明けた2015年3月に、川島織物セルコンより追加リリースされた、ウィリアム・モリスの『いちご泥棒』のクッション用オリジナル生地を使った4種類(各2配色)のクッションより、「ソファ」と「窓周り」のアクセントとなる、『45cm角クッション』、『ピロークッション』、『ボルスター型クッション』を追加ご購入いただきましたのコーディネートイメージとなります。

2015.4.11.21

『いちご泥棒シアー』のデザインに加えて、鮮やかなブルーモケットカーテの無地のアクセントとなるトータルコーディネートを、クッションのタイプと配色の組合せをお楽しみいただきながらお選びいただきました。

 

2015.4.11.1

川島織物セルコン 『いちご泥棒』オリジナルクッション

現在、当社にも実物展示品をご用意しておりますので、ご来店の折は、カーテンと合わせてご覧いただければと思います。

 

 

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
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ウーレスの「装飾フリンジ」を使用した、ウィリアム・モリスのコンビネーション・スタイリング事例。

2014年12月09日

 以前、「リビング・ダイニング」のオーダーカーテンをご依頼いただきましたお客様より、今回は「主寝室」・2つの窓のスタイル・コーディネートをご依頼いただきました。

f-2014.10.25.1

ベランダ側の「掃出窓」と、ベッドの背面にある「腰高窓」は、同じ生地と装飾材を組合せつつも、「カーテン」と「ローマンシェード」の異なるスタイルで演出することになりました。

 

f-2014.10.25.6

今回ご採用いただきましたファブリックには、ウィリアム・モリスの作品の中から、2作品を、縦繋ぎの「デュオ・スタイル」で合わせました。
そして、フランス「HOULES(ウーレス)」社の『装飾ブレード』を効果的にアクセントとして使用して、お客様こだわりのスタイルが出来上がりました。
このスタイルが出来上がる過程の中で、今回も、実際に当社に展示している、H240cm丈の縫製サンプルをお持ちするとともに、装飾パーツについては、取扱いメーカーよりカタログをレンタルして時間をかけてお選びいただいております。

 

 

『ウィリアム・モリス』のファブリック・コンビネーション。

f-2014.12.3.11

まず、「主役」となるデザインには、ウィリアム・モリスの作品の中でも、豪華な「菊」のパターンが美しい、『クリサンティマム』・4配色の中から、濃紺のベース地が美しい、FF4519(DB) をご採用いただきました。

 

f-2014.12.3.12

そして、重厚な『クリサンティマム』のインディゴ色のファブリックの両端を柔らかく包み込む、「無地」を想わすアイボリーの単色パターンとして、『マリーゴールド』・FF4520(I)を合わせることになりました。

 

 

フランス・『HOULES(ウーレス)』社による、
「装飾ブレード」で豪華なコンビネーション。

f-2014.10.25.5.3

今回、ファブリックとの合わせでご採用いただきました、『装飾ブレード』は、カタログ「GALLIERA」収録のアイテムです。

 

f-2014.10.25.5.2

カタログ内では、カラーアイテムごとにコーディネート用アクセサリーが取り揃えられており、今回は生地との組み合わせとの相性の良いこちらの配色の中から、装飾ブレードをご選定いただきました。

f-2014.10.25.11

f-2014.10.25.2

スタイルカーテンには、「クリサンティマム」のタッセルに『装飾ブレード』を組合わせました。

 

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ローマンシェードには、ボトム部分に、『装飾ブレード』を組合わせています。

 

 

『主寝室』こだわりのスタイリングの完成。

f-2014.10.25.10

夜間の窓辺を演出する、納品後のスタイル・コーディネート イメージです。

 

f-2014.12.3.13

「掃出窓」の縦繋ぎ・『デュオ・スタイル』のカーテンには、「遮光裏地」を付けています。
また、糸のしっかりとした硬い生地ですので、「形態安定加工」を施して美しいウェーブを出しています。

 

f-2014.10.25.9

こちらは、『ローマンシェード』のダブルスタイルの日中の様子です。
シアーには、「編みレース」をお選びいただきました。

 

f-2014.10.25.8

ローマンシェードの幕体を上下自由に昇降することにより、豪華で美しい、「HOULES(ウーレス)」と共に、ウィリアム・モリスのデザインの組合せをお楽しみいただけます。

 

f-2014.10.25.7

そして、最後に夜間の様子です。
ローマンシェードにも「遮光裏地」を付けています。

 

こうして、ご自宅の『主寝室』が、海外の高級ホテルさながらのウィンドゥ・トリートメントとしてリニューアルされました。
『主寝室』は毎日過ごす、休息の場所なので、とびきり寛げて癒される空間にしたかったとのこと。
ご提案から、完成までに時間はかかりましたが、お客様こだわりの窓辺がまた一つ出来上がりました

 

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『横浜山手西洋館 世界のクリスマス2014』開催。『横浜市イギリス館』の見どころは「ウィリアム・モリス」。

2014年11月29日

2014年12月1日~25日までの期間、『横浜山手西洋館 世界のクリスマス2014』が、開催されます。
これは、各西洋館がテーマ国を決めて、その国の特徴的なクリスマス装飾と文化を紹介するイベントです。

 

「横浜市イギリス館(旧英国領事公邸)」・今年の見どころ。

f-2014.11.18.4

『横浜市イギリス館』では、「シーズン・オブ・ブリテッシュ・トラディション」をテーマに、純粋なる本場イギリスのクリスマスをご紹介いたします。
そして、今年の館内におけるクリスマス・ディスプレイの目玉として、「ウィリアム・モリス」のファブリックで華やかに彩られることになりました。

 

 

『館内ディスプレイ』アイテムのご紹介。

f-2014.11.18.3

これは、英国・サンダーソン社製、オリジナル「ファブリック」と「壁紙」の総輸入代理店である、マナトレーディングの協賛により実現した企画で、「華美すぎない、カントリーと品格のある本場イギリスのクリスマス装飾」を、ウィリアム・モリスの装いで再現いたします。
イギリスのクリスマスと共に「ウィリアム・モリス」の世界観を体感して頂きたく、下記のとおり説明会を開催致しますので、開催期間中は、是非皆様お誘い合わせの上ご来館下さいますようお願い申し上げます。

 

 

特別企画・「横浜山手クリスマス2014」
『横浜市イギリス館 装飾説明会』のお知らせ。

f-2014.11.18.1

オープニング初日の12月1日には、今回の装飾を手掛けていただきました、スチュワード麻子さんより、今年の館内のクリスマス ディスプレイに関する説明会を企画しております。

【日時】 12/1(月)16:30~
参加費:無料  (直接現地にてお集まり下さい)

場所:『横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸)』・British House Yokohama
住所: 横浜市中区山手町115-3
TEL:045-623-7812
≪アクセス≫ 
電車:みなとみらい線・「元町中華街駅」元町方面改札(6番出口エレベーターにて屋上)。アメリカ山公園より、「港の見える丘公園方面」徒歩7分。
バス:「桜木町駅」より11系統、「港の見える丘公園前」下車

 

 

『ポストカード』プレゼント企画を開催。

f-2014.11.18.2

マナトレーディングでは、今回の「ウィリアム・モリス」ディスプレイ協力にあたり、添付の告知チラシを製作いたしました。
モリスお取扱い店舗にて配布しておりますが、ご案内チラシ持参のお客様には、粗品(オリジナル・ポストカード)をプレゼントとさせていただきますので、ご興味のあるお客様はメールにてご連絡下さい。
チラシの枚数に限りがありますが、ご希望の方には郵送にてチラシを送らせていただきますので、必要枚数と送付先をお書きいただき当社までお申込み下さいませ。

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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