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大型掃出窓で分割設置。ナニックGシリーズウッドブラインド納品事例。

2015年05月01日

本日のブログでは、新築マンションの『角部屋』ご入居時にご採用いただきました、ナニック・『Gシリーズ・ウッドブラインド』のご採用・納品事例をご紹介させていただきます。

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「湘南海岸」に近い、閑静な住宅街に立地する低層マンションの「リビング・ダイニング」の窓辺を飾る「ナニックGシリーズ・ウッドブラインド」の置後の様子です。

 

「スラット色」の選定。 

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今回、フローリングや室内ドアを始めとした「内装仕上げ」との調和を考え、ご選定をいただきました選定色は『ウォールナット(905)』です。

 

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 ご来店時にも気に入られていたスラット色でしたが、実際に現地で色合わせをさせていただいた結果、全体的な馴染みの良い色でしたので予定通りご採用いただきました。
 

 現地採寸」で大切な「窓周りの特徴」把握。
(1) 最終的な「
設置位置」の決定。 

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LD「掃出窓」の標準的な納め方の仕様は、サッシの前方20cm程度に『カーテンボックス』が用意されていました。
また、ご来店当初の予定では、カーテンボックス内に取り付けられている「カーテンレール」を取外したのち、ボックス奥側に木製ブラインドを設置するプランでご相談をいただいておりました。

 

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しかし現地での打合せの折に、お客様より「取付下地」の問題に支障がなければ、「カーテンボックス」とサッシの間にある窓枠内に設置位置を変更して、木製ブラインドをサッシ寄りに近づけた分だけ部屋を広く有効活用できるのではないでしょうかとのご相談をいただきました。

 

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下地調査の結果、幸いなことに本物件の窓の場合は、「木製ブラインド」を設置するためのクリアランスの存在と設置下地があることが確認できましたので、今回の納品では、窓枠内に設置することとなりました。
今回のなど枠内設置高はH223cmありましたので、お客様ご検討の結果、設置することになりましたが、取付位置を変える事によって、設置高が低くなりすぎる状況の場合は標準仕様・「カーテンBOX内設置」を推奨させていただくケースもございますので、この選定はケース バイ ケースの決定となります。

参考までに、今回の様な設置スタイルの場合、カーテンボックス内のカーテンレールを取外す必要がないため、将来的、若しくは「冬場限定」などという使い方で、『断熱(保温)性』の向上を目的として、カーテンレールの「レース側」に厚手のカーテンを掛けるなどの併用策を考えることも可能となります。

 

 現地採寸」で大切な「窓周りの特徴」把握。
(2
) サッシの「開閉仕様」を考慮した「設置パターン」の理解。 

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こうして、「カーテンボックス内設置」から「窓枠内設置」に変更となった掃出窓において、変更された開口部に応じた「木製ブラインド」のサイズの割付方法を考える事になりました。
当然のことながら、設置に必要な「幅」も「高さ」も異なりますので、窓の「開閉仕様」の特徴を把握したうえで、お客様が使いやすい「分割設置」仕様の在り方を考えました。
こちらの4枚サッシからなる「掃出窓」の特徴は、左右が「FIX窓」で中央の2窓が「引分け窓」になっている点でした。窓によっては、窓の「左右が開口窓」となっていて中央部分が「FIX窓」になっているケースもありますので、ウッドブラインドの設置にあたっては、窓の開閉仕様の把握はとても重要な確認事項となります。

 

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こちらは、窓ごとの分割位置とサイズの関係を計測している様子です。

 

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お客様との打ち合わせを経て、今回は『4分割設置』として中央の引分け窓からのベランダの出入りにバリエーションを持たせる設置スタイルをお選びいただきました。

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こちらは、「中央右側の窓」から出入りする際の、開閉と昇降パターンの一例です。
出入りに関係しない他の窓の木製ブラインドは、「日照条件やプライバシーの状況」により、自由に調整ができるのが今回の分割スタイルでのメリットとなります。

 

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勿論、今回の「4分割設置」スタイルは絶対の仕様ではなく、お客様によっては、このサイズの窓仕様の場合でも、「中央2分割設置」を希望されるケースもございます。
そのたる、打合せの際は、分割方法のメリットとデメリットをご説明させていただきお客様のご意向によりご判断をいただいております。

 

 『4連装窓』のヘッドボックスをまとめる
オプション
「バランス」による仕上げ。

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「幅広窓」の場合、ウッドブラインドのオプションとして紹介されている、『バランス』は1枚の化粧板ではご用意できないため、適宜ジョイント接合しながら納めてゆきます。
ジョイントの方法はメーカーによって異なりますが、ナニック製品の場合は、1台の製品に対して1本のバランスをご用意して、設置台数分だけ以下の要領で接合して設置します。

 

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こちらは、ナニック・ウッドブラインド『オプションバランス』の「背面」の様子と「ジョイント面」の構造的特徴です

 

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しっかりとした「専用プレート」を中央の溝に挿入して、「垂直断面ではなく勾配断面」となっているジョイント接合部(留構造)を美しく接合することができます。

 

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また、中央溝部分は、ヘッドボックスに装着するための「専用部材」を回転させながら固定する仕組みになっており、専用プレートと併せて、これはナニック・オリジナル定評あるこだわりの構造となっています。

 

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こうして、4枚のバランスを独自の接合構造で組み立てて4分割された木製ブラインドのヘッドボックス上部に『ブラインドBOX』風の化粧バランスで仕上げる事ができました。
木製ブラインドの本体は複数に分割した場合でも、ヘッドボックスの上部が連続的にがすっきりとした印象にまとまると、今回の様な設置パターンの場合効果的な演出となります。

 

その他の窓でも統一的にご採用。

マンションの「角部屋」は、他の世帯と比べて屋外に露出する「採光窓」が多いため、各居室でたっぷりと光を採り入れたいお客様にとっては人気の間取りとなります。
今回は、メインとなる「リビング・ダイニング」以外にも、「寝室」、「廊下」の窓も同様に「ウォールナット」色のウッドブラインドでまとめることになりました。

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『主寝室』の縦長窓も、オプション「バランス」をつけてスタイリッシュな納まりとなりました。

 

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『廊下』の出窓も、室内ドアとの調和が採れ、美しくまとまりました。

 

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玄関から見た印象も、「スラット水平時(換気モード)」の開放的で明るい雰囲気から、スラットを閉じた時の落ち着きのある空間演出まで、スラットの自由な開閉によりお楽しみいただけるのが木製ブラインドの魅力となっています。

 

ナニック・『初台ショールーム』について。

ナニック・ジャパンでは、本社ビル1階にショールームを用意しております。
都内や近隣県にお住まいの方におかれましては、ナニックのショールームをご覧いただいてから、当社にご相談をされるお客様も多数いらっしゃいます。
ご来社の際は予め電話にてご連絡(予約)いただきご活用下さいませ。

◆ナニック・『初台ショールーム』
http://www.nanik.co.jp/Showroom/index.html

■ナニックジャパン 本社・ショールーム
住所: 東京都渋谷区初台2-31-4
TEL:03-3370-0729
電車: 初台駅(京王新線・都営新宿線)から徒歩約5分、
   代々木公園駅(千代田線)、代々木八幡駅(小田急線)から徒歩約10分

 

 

◆ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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