今年も残すところ1カ月。
12月に入りましたが、本日のブログでは、眺望の良いマンションLD窓での「遮熱レース」納品事例をご紹介させていただきます。
冬の低い陽射しを遮熱レースで和らげる
直下階・直上階、左右世帯に挟まれているマンションの世帯環境では、窓以外から直接、地表熱や外気が伝わらないため、戸建住宅に比べて、夏は涼しく、冬は暖かい環境で生活できる場合があります。
事例のお宅では、冬でもレース1枚掛けで過ごすことができる暖かい室内環境とのことで、ナチュラルな風合いのレース1枚掛けで生活したいとのご要望でした。
寒いと感じれば将来的に厚手のカーテンを足せば済むのですが、「冬の低い陽射しが眩しく、暑い」とのことで、ナチュラルな質感を持つ「遮熱レース」のご相談をいただきました。
フジエテキスタイルの「遮熱レース」
FA1227・『ピュリティ』
今回ご採用いただいたのは、当社でもNW色の縫製サンプルがある、フジエテキスタイルのFA1227・『ピュリティ』。
現地では、丈240cmの縫製品とスカーフ大の色見本をお持ちして、最終的に家具との調和の良いCH色をお選びいだきました。
『ピュリティ』は、今夏リリースされた天然素材風の質感を持つ、意匠性を重視した「遮熱」&「ミラー」レースです。
多くの遮熱レースやミラーレースは、機能重視であるがゆえ、生地自体がガサガサと野暮っぽかったり、裏側が過度にギラギラしていたり、屋外の眺望も強めに遮ってしまう点などがデメリットとして不人気なものが多いのですが、こちらの生地は、程良い柔らかさ、光沢を抑えた質感が魅力で、ナチュラルスタイルのインテリアでも気軽にお使いいただくために開発されています。
UVカット性にも優れているので、天然素材カーテンとの組合せとしてもお勧めのレースです。
具体的な生地の組成としては、タテ糸には服飾でも使われる太細のある糸、ヨコ糸には節のある麻糸風の意匠糸を組み合わせて高密度に織ることにより、遮熱の特殊糸を使うことなく、糸自体が持つ僅かな光沢と密度で遮熱効果ををもたらします。
また、生地の裏側には、ミラー効果を持つ光沢糸を織りこんでいますが、麻糸風意匠糸と高密度にブレンドすることにより、ミラーレース特有の強い光沢を抑えています。
表面がフラットな「ローマンシェード」の1枚掛けでも、陽射しの眩しさと熱射を効果的に緩和させることができました。
ベランダの出入窓は
サイズの異なる「片開き」で仕立てて。
ベランダへの出入り窓は、ヒダをつけた仕立てとして、強めの遮熱を狙いました。
TVに正対するソファ配置の都合上、左右均等の「両開き」がしずらい窓でしたので、今回は、開口窓とFIX窓の幅に応じた左右サイズの異なる「片開き」にてレースを掛け替えました。
ナチュラル・テイストの明るい窓辺。
機能性と意匠性を両立させたリニューアル
お客様のご要望を吟味してコーディネートさせていただいた今回のレースの新調は好評で、機能性重視の中にも暖かさと柔らかさが感じれらる窓辺になりましたとご満足をいただくことができました。
◆ 当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roman.html
◆ 当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm
ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/
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- at 5:18 PM
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