「木製ブラインド」と半畳・へり無しタイプの「カラー畳」を組み合わせた「和室」インテリア・リニューアル事例のご紹介です。
「和室」と「畳」のイメージを変える、
「カラー畳」と「デザイン畳」の普及。
近年のインテリアシーンで使われる「畳」は、伝統的な一帖サイズだけでなく、カラーバリエーションが豊富な「半帖畳(へり無し)」の普及により、LDや洋室などでも気軽に「置き畳」として使われる存在になりました。
今回の新調でご採用いただいた畳は、「カラー畳」として知られるSEKISUI・『美草(MIGUSA)』。
採用色である「ダークブラウン」の「目積表」をタテ・ヨコ交互に並べた「市松敷き」で納めました。
『美草(MIGUSA)』は、耐久性に富む「樹脂(ポリプロピレン)」と天然の風合いと機能を醸し出す「無機材料(吸湿性炭酸カルシウム)」の組み合せにより、「天然イ草」の持つ、程良い弾力性と調湿性を再現します。
加えて、日焼けによる退色性(色褪せ)、防虫性、耐摩耗性、デザイン性の向上を狙った「ハイテク畳」であるため、幅広い「和室」演出のニーズに応えることができます。
「和室・障子」を「木製ブラインド」に。
最初に、「畳」の話から始めましたが、工事の順序は和室の「障子」を「木製ブラインド」に交換する工事から始めました。
「障子」は、夏冬の「断熱性」や暗い部屋での「採光・拡散性」に優れる日本古来の窓周り品(間仕切り)ですが、「眺望」の調節、遮光を含めた自由な「調光」、高気密環境での「結露」などにより使いにくいと感じられる場合があります。
「障子」を外すと、上部の「鴨居」と下部の「敷居」の溝が現れます。
鴨居の溝は、新調する窓周り品の取付に支障がなければ、設置により目立つことはありません。
障子の裏側となる敷居の木部には、冬場に生じた結露の痕跡がありましたが、腐食が進行していない場合、木製ブラインドであれば製品により隠れるため、既存の状態で設置することが多いです。
和室で使われている「木部」と新調したダークブラウンの「カラー畳」に合せてご採用いただいた「木製ブラインド」のスラットは、茶系の充実した展開色と美しい木目が人気のナニックの横型・ウッドブラインドより「067(キャラメル)」。
最初に製品の本体取付けたのち、ヘッドレールの溝に、幅75mmのオプション「化粧バランス」を嵌め込みます。
オプション「化粧バランス」を取付けて、木製ブラインドを上部に引き上げた状態。
木製ブラインドの昇降と調光は付属のループコード操作ひとつで自由自在で、スラットを屋外(窓)側に傾ければ上方からの陽射しや視線を遮り、反対に室内側に傾けた状態では、下側からの光りや視線を遮る機能性を持ちます。
スラットを水平にすれば、製品を降ろした状態で換気も可能です。
「木製ブラインド」の納品後に、へり無し半畳サイズの「カラー畳」を納めて、落ち着いた色調の「和室」に生まれ変わりました。
ミツワインテリアでは、和洋を問わず、様々なインテリアシーンでご採用いただける「木製ブラインド」を、カラーバリエーション豊富な大小展示品でご用意しております。
材質も、一般的な「バスウッド」、「桐」、「檜」など、それぞれの個性を活かした展示でご紹介しておりますので、お気軽にご相談ください。
◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm
◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm
ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/
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