Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

調光ロールスクリーンとロールスクリーンの組合せ納品事例。

2022年08月25日

FUGA フーガ 調光ロールスクリーン BASIC リビング 事例

こちらは調光ロールスクリーンロールスクリーンの組合せ納品事例です。

近隣とのプライバシー調整が必要な窓にWISの調光ロールスクリーン『FUGA』を、午後の遮熱対策が必要な高窓にタチカワブラインドのロールスクリーンを組合わせてご採用いただきました。

 

 

調光ロールスクリーンで遮熱とプライバシー調整

調光ロールスクリーン 開いた状態で上げる

調光ロールスクリーン『FUGA』でご採用いただいた生地は、シースルーの透け感を抑えることで日中のプライバシー性と遮熱性を高められる「BASIC」で、カラーは生成り風の色調をもつホワイト(FG-5513)です。

 

高窓のロールスクリーンには40配色のバリエーションを持つ「ライフ」より少しクールな表情を持つアイスグレー(RS-8209)をご採用いただきました。

 

 

WIS FUGA 調光ロールスクリーン メリット 長所

調光ロールスクリーン ロールスクリーン 併用

どちらの製品も窓枠内にすっきりと納めています。

高窓のロールスクリーンは午後の西日対策や、就寝時、外出時の断熱対策として活躍します。

調光ロールスクリーンはプライバシー調整しつつもお部屋の閉塞感を緩和させることができ、上下の組合せにより明るく柔らかい採光が楽しめるLDの窓辺ができあがりました。

 

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • 調光ロールスクリーン
  • Trackback(0)
  • 調光ロールスクリーンとロールスクリーンの組合せ納品事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 1:51 PM
  • posted by 管理者

リネン(麻)・カーテンと電動カーテンレールの組合せ納品事例。

2022年08月09日

こちらは注文戸建住宅でのカーテン&レース納品事例。
窓幅8m、高さ3.5mの大開口窓にお客様お気に入りのリネン(麻100%)のカーテンとレースをご採用いただきました。

麻や綿などの天然素材は化学繊維と異なり、湿度変化による自然収縮が想定されます。

特に綿」の4倍の吸水性と2倍の発散性を持つと言われる「麻」素材については、湿度の高い梅雨などは吸水した繊維が膨張するため生地が伸びやすく、室内の空気が乾燥している冬場などは繊維の水分が発散されるため生地が縮み易い傾向があります。

リネンカーテンの縫製品サイズ、特に丈サイズを決める際には、こうした年間を通じての自然収縮が繰り返されるという特徴をご理解いただく必要がありますが、その他、水洗いでは-3~-5%程度の洗濯収縮が生じることを勘案して、収縮率が-0.5~-1%程度に抑えられるドライクリーニングを想定した丈で納めることが多いです。

今回の事例もその想定のもとカーテンとレールの丈を決めました。

 

 

リネンのレース

リネンレースでご採用いただいたのは、フジエテキスタイルの「リノ」・PF1504
程良い透け感が魅力のインド製リネンです。

こちらの生地は、水洗いによる洗濯収縮率がタテ:-3%、ヨコ:1%ですが、ドライクリーニングでの洗濯収縮率はタテ、ヨコともに-0.5%でしたので仕上がり丈を床ギリギリで仕上げました。

 

 

リネンのカーテン

続いて、前幕のカーテンでご採用いただいたのは、ベルギー・Designs of the timeが取扱う「MAWA」・AP12002。
ふんわりと柔らかい上質な素材感が魅力の高級リネンです。

 

こちらの生地の収縮率は-2%でしたので、裾が床に垂れるスタイルで仕立てています。

カーテンの開きは「片開き」ですが、クリーニングを容易に行える配慮をして、セパレート可能な「両開き」仕立ての中央をベルクロで固定して納めました。

 

 

電動カーテンレール

裾が床に垂れるブレイクスタイルで仕立てた前幕側のカーテンレールは、幅8m、高さ3.5mの片開きとなるため、重量のある開閉が容易に行えるトーソー『プログレス』電動カーテンレールを採用しています。

『プログレス』は、片開きのカーテン重量:25kg・50kg・80kgまで対応できる3機種を用意しており、住宅やマンションはもちろん、高級ホテル(客室)の大型窓での使用を想定してつくられたパワフル設計の電動カーテンレールです。

本事例ではスマートフォンやスマートスピーカーなどを介在したIotにも対応する赤外線操作をご採用いただきましたが、オプションで電波送信距離が長い(約30m)のFMリモコンを採用することもできます。

 

開閉の様子を一部動画に編集いたしました。

本日はリネン素材のカーテン&レースと、音も静かな電動カーテンレールの納品事例をご紹介させていただきました。

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • 電動製品
  • Trackback(0)
  • リネン(麻)・カーテンと電動カーテンレールの組合せ納品事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 4:21 PM
  • posted by 管理者

MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーション第2弾「THE CORNUBIA」

2022年07月11日

「THE CORNUBIA」
壁紙とファブリックス コレクション

Ben Pentreath ベン ペントリース 壁紙 ファブリック カタログ ウィリアム・モリス 

本日は、MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーションコレクションの第2弾「THE CORNUBIA」のご紹介です。
当社でも壁紙ファブリックのコレクションカタログをご用意しています。

イギリス南西端の街コーンウォールをラテン語読みした「THE CORNUBIA」コレクションは、2020年に発売した秋~冬をイメージしたカラーリングのコレクションTHE QUEEN SQUARE」に対し、春~夏の明るい陽射しが差し込むような鮮やかで瑞々しい雰囲気を意識したカラーリングのコレクションとなっています。

 

春~夏のカラー

明るいグリーン、銅赤(少しくすんだ赤)、鮮やかなイエロー、きらめく海の青をイメージしたカラーリングは自然の芽吹きや生命の生まれ変わり、成長、温かさを感じさせてくれます。

ウィリアム・モリスの伝統的な作品に、タンジェリンやレモンイエロー、プリムローズ(暖かみのある黄色)、ソフトピンク、ブルー、アップルグリーン(やわらかい黄緑)など春夏をイメージする新しいカラーパレットを用いることで、時代を超えて愛されるクラシックに内包される新たなカラーコンビネーションの魅力を提示しています。

 

以下に今回のコレクションを作品別にご案内いたします。

 


 

「BATCHELORS BUTTON」

「BATCHELORS BUTTON」は、MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathのコラボレーション第1弾である「THE QUEENSQUARE」のきっかけともなったアーカイブデザインです。

中世のフレスコ画を思わせるドラマティックに渦巻く葉をモダンなデザインと鮮やなカラーリングで表現しています。

 

 

「BLACKTHORN」

 

1892年にジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたオリジナルのBLACKTHORN」深味のあるグリーンをベースカラーにした重厚で鮮やかな作品でしたが、本作はベース部分を白地で表現し、ポップなピンクとスカイブルーを組み合わせた優しいカラーコーディネートが特徴となっています。

小さな空間でも美しく映えるデザイン可愛らしいデザインです。

 

 

「COMPTON」

オリジナルの「COMPTON」は、1895年にジョン・ヘンリー・ダールがモリス商会が手掛けるローレンス・ハドソン家のコンプトン・ホールのためにデザインされたもので、2セットの木版と28色のカラーを使用したゴージャスなプリントでしたが、ベン・ベントリースは明るい黄色、ポップなインディゴブルー、ポピーレッド、サンセットオレンジを使用した新たなカラーにアップデートしました 。

 

 

「DAFFODIL」

1891年にジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされた「DAFFODIL」明るいカラーで再表現しています。
デザインをわずかにスケールダウンし、ピンク/リーフグリーンの組み合わせで野草の咲く牧草地を、ブルー/ブラウンの組み合わせで澄み渡る春の空を表しました。

 

「FRUIT」

1864 年に製作された、ウィリアム・モリスの初期壁紙三部作のひとつとして知られる「FRUIT」
木の枝からぶら下がる熟したザクロと流れるように伸びゆく枝葉のデザインを新しいカラーリングによる解釈で再表現しています。
空間全体を鮮やかに彩るスカイブルーと、ベン・ペントリースが好むニュートラルカラーのチョコレートが特徴です。

 

 

「HONEYSUCKLE」

「HONEYSUCKLE」は1883年にウィリアム・モリスの次女メイ・モリスが手掛けたスイカズラの花と絡み合う葉が印象的たデザインで、深みのあるグリーンと鮮やかな赤、ベージュのベースカラーのコンビネーションが特徴でした。

今回、ベン・ペントリースのコレクションではベースカラーに爽やかな白と水色を採用し、明るいグリーンと淡いオレンジを組合わせた瑞々しいカラーリングで再表現しました。

 

 

「MARIGOLD」

1875年にウィリアム・モリスがデザインした「MARIGOLD」は、生地と壁紙の両方が製作された数少ない作品のひとつで、シンプルで美しいリピート柄が特徴です。

ベン・ペントリースのコレクションでは、チョコレート色から鮮やかなグリーンまで幅広い色展開でアップデートしています。

 

 

「MERTON」

1905年にジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされた「MERTON」は、様式化されたザクロやチューリップ、繊細に描かれた花やリンゴを流れるようなアカンサスの葉で囲んだデザインです。

ベン・ペントリースのコレクションでは、鮮やかなオレンジとグリーンの色使いで再表現されています。

 

 

TRELLIS

春の喜びを表現した「TRELLIS(トレリス)」のオリジナルは、1862年にウィリアム・モリスによってデザインされたもので、鳥の部分はフィリップ・ウェッブが描いたとされています。
ベン・ペントリースのコレクションでは全体の色調を明るくし、鳥を描いたブルーをイエローに変えるなどの変更が施されています。

 

 

「WILLOW BOUGH」

「WILLOW BOUGH」のオリジナルは1887年にウィリアム・モリスによってデザインされたファブリックです。
絡み合う茎と繊細な柳の葉のタイムレスなデザインを、ベン・ペントリースのコレクションではより豊かで柔らかな色調で表現しました。

 

 

「WOOD LAND WEEDS」

「WOOD LAND WEEDS」は、たくさんの小花や植物を描いた「千花模様」のデザインで、オリジナルは1905年にジョン・ヘンリー・ダールが壁紙のデザインとして描きました。

ベン・ペントリースのコレクションではより豊かで瑞々しい色調で再表現されています。

 


 

以上、本日はMORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーションコレクションの第2弾「THE CORNUBIA」をご紹介させていただきました。
当社では本作を含め、ウィリアム・モリスの壁紙とファブリックのコレクションカタログを多数取り揃えておりますので、ご興味のあるお客様は是非ご来店ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

  • 新着 トピックス (イベント等)
  • Trackback(0)
  • MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーション第2弾「THE CORNUBIA」 はコメントを受け付けていません
  • at 7:27 PM
  • posted by 管理者

NORMAN(ノーマン)の「ウッドシャッター」。レール付き折戸タイプ納品事例。

2022年07月01日

NORMAN ノーマン ウッドシャッター 4枚折れ戸

NORMAN ノーマン ウッドシャッター レール付き折戸タイプ 事例

こちらはNORMAN(ノーマン)の「ウッドシャッター」より、レール付き折戸タイプの納品事例です。

 

 

NORMAN®のウッドシャッター

「ウッドシャッター」とは、羽根(格子戸でいうと組子の部分)が稼働する、格子戸に似た耐久性の高い窓まわり品で、ルーバーの角度調節やパネル本体の開け閉めにより、採光と遮蔽、換気の調節、外部からのプライバシーコントロールができる製品です。

主に窓まわりに用いられることが多いウッドシャッターですが、ドアや間仕切りなどアイデアによって様々な用途に応用可能で、ヨーロッパの王室や中東の宮廷、歴史ある教会、北米の邸宅や高級リゾートホテルなどでも愛用される木製インテリアの最高級品として世界的に認知されています。

今回ご採用いただいたNORMAN(ノーマン)ウッドシャッターは、豊富な製品ラインナップと、カラーバリエーションの多様さ、最先端の機能性が支持されて現在では世界のウッドシャッターシェアNO1のブランドとなっています。

日本の住宅におけるインテリアシーンでウッドシッャターが積極的に採用され始めたのはここ10年くらいのことですが、ノーマン製品がその普及に寄与していることはいうまでもありません。

 

 

NORMAN「ウッドシャッター」
レール付き折戸タイプ

こちらの注文住宅では、NORMAN「ウッドシャッター」の製品ラインナップよりレール付き折戸タイプをご採用いただきました。

 

リビング ウッドシャッター 折れ戸タイプ

上吊りレールだけで開閉できる仕様もありますが、よりスムースで安定感のある開閉が可能なボトムレール(下レール)付きで納めています。

 

 

ルーバーサイズは47mm,63mm,76mm,89mm,114mmの5タイプの展開がありますが、日本の住宅シーンで流通している窓枠内で採用する場合の推奨は63mm76mmで、今回は63mmルーバーを採用しています。

 

 

 

組合わせのルーバーカラーは、25色展開のペイントカラー」より人気色のデコレーターズホワイト(063)を選定。

 

 

その他、30色展開の「ステインカラー」、12色展開の「オスモワックスカラー」を含めた合計67配色をお好みのルーバーサイズに組み合わせることができる選択肢の広さがノーマンウッドシッャターの特徴です。

 

 

ルーバーは、ノーマン独自の「イージーチルトシステム」により1枚のルーバーを指で回転させるたげでルーバー全体が連動して足並みが揃います。

 

 

オプションの「ルーバー自動クローズ機能」。

NORMAN ノーマン ウッドシャッター ルーバー自動クローズ機能

 
 

またこちらの事例では、NORMANがレール付き折れ戸向けの新機構として開発したルーバー自動クローズ機能・「AutoTilt 」を併用しています。

動画をご覧いただけばより解り易いですが、これはパネルを外側に向かって折りたたむ際にルーバー(羽根)の開閉状態にかかわらず自動的にルーバーが閉じる機能で、折れ戸でありがちな開いた羽根同士の接触による破損を防ぎ、折れ戸の扱いがより簡単・便利になりました。

 

折れ戸は両開きはもちろん、必要に応じて左右に片寄せすることも可能です。

 

 

また、これまでのレール付き折れ戸は、外に向けて最大で90度までしか畳むことができませんでしたが、NORMAN®が開発した「bi-fold 180°」ではパネルが180 度開き、壁に沿うように畳むことも可能です。

 

以上、本日はNORMAN(ノーマン)のウッドシッャターより、機能性が充実したレール付き折戸タイプの納品事例をご紹介させていただきました。

 

近年、ウッドシッャターは機能性も進化してますます使い易くなってきています。

ルーバーの開閉操作も意匠に合せた手動タイプと、ソーラーバッテリーを内蔵させて電源を必要としない電動タイプまで幅広く展開していますので、是非ご検討ください。

 

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • ウッドシャッター
  • Trackback(0)
  • NORMAN(ノーマン)の「ウッドシャッター」。レール付き折戸タイプ納品事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 8:18 PM
  • posted by 管理者

ネオジム磁石で造作した特殊下地と 電動調光ロールスクリーン『FUGA』の併用設置事例。

2022年06月14日

こちらは高さ5.5mの吹抜けを含むメゾネットマンションの上下階窓に調光ロールスクリーン『FUGA』をご採用いただいた納品事例です。

 

 

超強力「ネオジム」磁石で造作した特殊下地で
電動『FUGA』を取付け。

こちらの事例では、2階吹抜け側窓がカーテンボックスになっていましたので既設のカーテンレールを外して、製品サイズ:W2500×H2400の手動『FUGA』を設置しましたが、開口W2500×H2900の1階窓はサッシの手前が鉄板構造のマンション共用部分になっているため、窓周り品の設置に必要となるビス固定が出来ない状況になっていました。

前居住者の方も1階窓はそのままにされていたため、初回納品時ではそのままにしていた窓でしたが、ご入居後の生活の中でやはり窓周り品が必要とのご相談をいただきました。

共用部分の鉄部は有効取付高:59mmあり、このエリアに取付金具をにビス止めできれば上階に合せて『FUGA』を設置できるのですがそれができません。

ただし、鉄分を多く含む強磁性体の鉄部であったため、今回はここに磁力で固定させる製品の提案方法を考えました。

 

 

ここで考案したのが、シルバー塗装仕上げを施した15mm厚の集成材に、厚さ5mmの強力ネオジム磁石を10個装着させた総厚20mmの特殊下地板を共用部分の鉄部に磁力で固定する納めです。

ネオジム磁石とは、ネオジム、鉄、ホウ素(ボロン)を主成分とする最強の永久磁石で、磁力の強さは、鉄の酸化物を主成分としたフェライト磁石の10倍、わずか直径1~2cm程度の小さいネオジム磁石でも、5~10kgの吸着力があると言われています。 

 

今回使用した磁石は木材などにビス止めできる構造になっていて、直径32mm、最大で垂直方向30kg、水平方向8kgの引っ張り強度を持つとされている磁石を平均25cmの間隔で16mm厚の集成材に固定しています。

鉄分を多く含む強磁性体の鉄部であったこともあり、ネオジム磁石10個の使用で半身を預ける様に下側に負荷を掛けても微動だにしない強力な磁力下地ができ上がりました。

木材は反りの少ない集成材を2分割にして、中央部分を金属プレートでジョイントしています。

ジョイントを併用することで下地材を片側ずつ脱着し易くなっています(※下地材は垂直方向の引っ張りに対しては容易に動きませんが、ネジウム磁石の固定で生じている5mmの隙間に指を添えて板の端部を90度捩じりながら手前側に引っ張ることで取外しが可能です)。

更に下地材の両端にL字アングルを付属させて、これを壁面ブラケットとして木部壁にテンション付けしているので磁力だけに頼らない下地材としての納まりになっています。

限られた奥行きスペース内に総厚20mmの下地を挿入したため、更に取付スペースがタイトになりましたが、目安として140mm程度の有効クリアランスが存在すれば今回の様な納めが可能です。

テスト用のヘッドレール模型も無事取付けられ、いよいよW2500mm × H2900mm の大型製品を取付けることになりました。

 

 

調光ロールスクリーン「FUGA」
充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』を採用。

ネオジム磁石とL字アングルを併用した下地材に設置した製品は調光ロールスクリーン『FUGA』充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』

手動製品では必須の昇降操作を伴わないコードレス電動製品のため、取付下地に引っ張り荷重の負担を掛けない製品となっています。

 

FUGAのエコリモは、ヘッドレール下のポートにマイクロUSBケーブル(タイプB)をつないで充電させる構造のため電池交換は不要、モバイルバッテリーからの充電も可能です。

1回のフル充電に要する時間は約10時間と長いため、就寝前など充電のタイミングを配慮する必要がありますが、これにより1日2回の昇降操作で約1年間連続使用が可能と言われています(※製品サイズ、昇降・調光頻度により充電頻度は異なる)。

市販のUSBケーブルは0.3m以下から最長5mまで売られており、必要に応じてケーブルをコンセントに差し込んで常時接続することも可能です。

 

様々な工夫を凝らした甲斐もあり、限られた条件の範囲内で上下階の窓を調光ロールスクリーン『FUGA』でまとめ上げることが出来ました。

今回のこだわりポイントをまとめると以下のとおりです。

① 上下階で分割されている吹抜け窓に調光ロールスクリーンを採用したい。

② マンション共用部分となる鉄部は取付ビスを使用せずに製品を固定したい。

③ 磁力下地の採用窓は、引っ張り操作を伴わない電動製品を採用したい。

④ 窓近辺にコンセントが無いため、充電タイプの電動製品としたい。

 

マンションの管理規約に準拠した取付と、安全性を配慮したご提案をさせていただきましたが、今回の設置方法は、当社から積極的にご提案する内容のものではありません。
たまたま設置と使用にに耐えうる条件と製品が揃っていたことと、製品の導入をお客様が熱望されていたため実現した特殊プランとなります。

 

ご採用生地は、FUGAの「BASIC」収録のホワイト(FG-5513)

こだわりの甲斐もあってお客様からも、「窓周り品の導入を諦めかけていた箇所にお気に入りの製品が採用できて良かった。」とご満足をいただけました。

 

最後に『FUGA』の充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』の昇降イメージを動画をご案内して本日のレポートのまとめとさせていただきます。

 

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • 電動製品
  • Trackback(0)
  • ネオジム磁石で造作した特殊下地と 電動調光ロールスクリーン『FUGA』の併用設置事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 10:50 AM
  • posted by 管理者
2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930