こちらは、調光ロールスクリーンFUGA・手動カバーレスモデルの納品事例です。
夜間に使用する収納式障子の手前には有効奥行き127mm、深さ100mmのスクリーンボックスが設計されており、これまでは午後の西日対策と日中のプライバシー対策として一般的なロールスクリーンを使用されていましたが、やはりシースルー機能、調光機能のないロールスクリーンは使いにくいとのことで当社にご来店いただき数ある調光ロールスクリーンの中からFUGAの手動カバーレスモデルをご採用いただくことになりました。
FUGA・手動カバーレスモデルについて
FUGA・手動カバーレスモデルは、深さのあるカーテンボックスやブラインドボックス、スクリーンボックスへの設置を想定して作られた製品仕様で、製品サイズに応じてスモールとラージ、2種類のヘッドレールをご用意しています。
スモールヘッドレールは、製品サイズ:W2000mm以内☓H2400mm以内に対応するヘッドレール仕様です。
理由は、製品幅W2000mmを超える場合に生地荷重により巻取りパイプがしなる(※生地が歪む)可能性があることと、製品高H2400mmを超える場合に巻き上げたスクリーンの巻き径がヘッドレールと巻取りパイプの収納クリアランス内に納まりきらない可能性があるためです。
今回は大きい方の製品サイズがW2585mm ☓ H2490mmとスモールヘッドレールの規格外となったため、ラージヘッドレールを採用しています。
いずれの場合もカバーレスモデル採用の場合は深さ100mm以上、奥行き120mm以上あるボックスでご採用いただくことですっきりとした収納性と無理のない取付が可能です。
(※ボックス付の際は、上図の様にブラケットのプッシュタブ側を通常とは逆の室内側に向けて取付けることで奥行き120mm以下のボックスに取付けられる場合があります。)
カバーレスモデル(※ラージ) 設置後の様子
ここからは設置後の様子です。
スクリーンを引き上げた状態では深さ100mmのボックス内が収納され製品は目立ちません。
続いて、午後の西日対策時に行う日射調整のイメージ。
この状態での使用感は一般的なロールスクリーンと同じですが、スラット同士が僅かに重なり合う調光ロールスクリーン特有の陰影表現が意匠面での特長となっています。
そしてスクリーンを完全に引き降ろした状態から始まる手前側90度の調光モードです。
調光ロールスクリーンの場合、横型ブラインドの様に昇降途中を含めて自在にスラットの角度を前後に変えることはできませんが、適度な日照調整、プライバシー調整を行いながら屋外の景色を楽しめる点と、前後のシースルー機能により紫外線の侵入を70%以上カットできる点が長所となります(※スラット全閉時は99%以上)。
またロールスクリーンの様に視界を完全に遮ることがないため室内の閉塞感を緩和する効果も得られます。
今回ご採用の生地は、「PLAIN(プレーン)」収録のSB-03(ベージュ)で、室内を構成するカラーと調和するカラーを選びました(※ボトムレールカラーも特注のベージュでまとめています)。
最後にFUGA独自の機能として評価されているスラット全開状態でスクリーンを引き上げる調整です。
今回の事例では、お客様が庭の景色をダイレクトに楽しみながら上空の調光と適度なプライバシーの確保を必要とされていたため、様々な製品を比較いただいた結果FUGA・手動カバーレスモデルのご採用となりました。
ミツワインテリアでは、ハンターダグラス『シルエットシェード』をはじめ、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『ラクーシュ』、WIS『FUGA(フーガ)』など、国内で販売されている、調光ロールスクリーン(複層構造タイプ)の展示品を電動製品を含め大小15点以上取り揃えております。
ご来店が難しいお客様におかれましても展示品を現地にお持ちしたご提案に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html
ミツワインテリア:
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