Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: スタイル・ カーテン

「装飾フリンジ」を併用した,「スタイル カーテン」の縫製展示品紹介事例(Part 2)。

2013年08月13日

本日のブログでは、昨日に続きまして、

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インテリア・デザイナーやコーディターから、一般ユーザーの方に至るまで、高い評価をけ続けている、フジエテキスタイルの、「上級ファブリック」コレクション カタログ・『PROFILE(プロファイル)』 に収録されおります人気生地の中から、「ファブリック(生地)」と、装飾「フリンジ」を効果的に組み合わせた、「スタイル・カーテン」の提案事例とその楽しみ方を、標準縫製品の展示品と比較しながら、そのスタイリングの魅力をご紹介させていただきます。

 

今回の「スタイリング」テーマは、

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『ナチュラル&シック」なインテリアシーンから、「北欧系・モダン」インテリアの演出で好んで採用されている、『装飾フリンジ』を採用した薄手生地のコーディネートを、当社縫製展示品でのイメージ提案のご説明を通どてご紹介させていただきます。

 

 

『メーカー カタログ』でのスタイル提案イメージ。

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フジエテキスタイルの、「上級ファブリック」コレクション カタログ・『PROFILE(プロファイル)』のカタログでは、特に日本人の美意識の根底に流れるシンプルで繊細な感覚をデザインに表現したものが 豊富にリリースされており、生地づくりの多くを優れた日本国内の最先端技術と生産技術を駆使して、 日本人の持つこだわりを、糸の選定段階から反映させて作り上げられたコレクションが数多く収録されております。

 

 

PF1706・『ムツノハナ』(NL)色

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今回、当社展示の「スタイル縫製品」としてご紹介をさせていただきます、PF1706・『ムツノハナ』は、「北欧・モダンインテリア」から「和洋折衷」のインテリアシーンまで、幅広くご採用いただける、デザイン性に優れたファブリックとなっております。

まず、この生地の製造工程において、繊細に光る光沢糸を織り込んだベース地に、「フロントカット」という特殊技法を用いた、枝のモチーフを精緻な起毛の縁取りで演出する手の込んだ仕事がなされていることが、主軸となる特徴となっています。

 

装飾『フリンジ』・WAFR12・ (NL)色

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そして、コーディネート用の、WAFR12・装飾『フリンジ』(NL)色をアクセントアイテムとして、ご紹介の写真スタイルの様に、『3方フレーム』のフリンジ・スタイルで併用いただくと、「シック&モダン」のインテリアイメージでありながら、程よい「ラグジュアリー感」も表現できる「スタイル・カーテン」として仕上がります。

 

 

PF1706・『ムツノハナ』(NL)を使用した
「スタイル・カーテン」提案イメージ。

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実際のご採用事例では、「透け感を活かしたハーフトランスペアレンス」としてだけでなく、この生地を前幕として、後幕に、発色豊かな無地のカーテンを配して、光と色がほのかに透過する美しさを活かしたドレーパリーとしてご採用いただく提案をさせていただくこともあります。

この生地には、そういった自由性がございます。

 

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ご覧いただいております縫製仕様は、「フラット(ヒダ無し)」カーテンスタイルです。

 

 PF1706・『ムツノハナ』(GY)標準縫製品と、
「スタイル・カーテン」の比較提案。

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PF1706・『ムツノハナ』は、前述の(NL)色の他に、落ち着いた発色の(GY)グレー色の2色展開でご用意されています。

 

『メーカー カタログ』でのスタイル提案事例

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フジエテキスタイルのWEBカタログでは、PF1706・『ムツノハナ』(GY)色に、程よい透過性のある裏地(ライナー)を付けた、「カーテン」スタイルでのイメージ提案がされておりますので、参考にされて下さい。

 

PF1706(GY)『ムツリハナ』・標準縫製品

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まずこちらは、PF1706(GY)『ムツノハナ』を窓際に掛けた、当社展示品のイメージです。
(GY)グレー色の生地は、3ツ山、2倍ヒダ、「裾・3ツ折り」の標準縫製品を展示しております。

 

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PF1706『ムツノハナ』(NL)色の方は、『フラットカーテン(ヒダ無し)』・3方フリンジ付のスタイル縫製となっており、「裾の部分」の折り返しを無くした代わりに、コーディネートアイテムの、装飾「フリンジ(NL色)」で裾まわりを豊かに表現しています。
展示品は、店内でご覧いただく以外にも、採寸・出張の折に実際のお打合せ先に持参して、イメージ確認をいただくツールとしてもご利用いただけます。

ご覧の様に、魅力ある生地には、様々な「スタイル」を試みる魅力と可能性が内包されており、それを皆様のお住まいの窓辺にご採用いただく足掛かりのヒントとしてご活用いただければ幸いです。

 

※PF1706・『ムツノハナ』 の生地紹介ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie-23.html

 

以上、2日間にわたって、『装飾フジンジ』を併用した,「スタイルカーテン」の楽しみ方の醍醐味を一例としてご紹介させていただきました。

 

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

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「装飾フレンジ」を併用した,『スタイル カーテン』の縫製展示品紹介事例 (Part1)。

2013年08月12日

本日と明日のブログでは、

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2009年にリリースされて以来、インテリア・デザイナーやコーディターから、一般ユーザーの方に至るまで、高い評価をけ続けている、フジエテキスタイルの上級コレクション カタログ・『PROFILE(プロファイル)』に録されている、ファブリック(生地)と、「トリム」、「フリンジ」、「ブレード」と言った『装飾アクセサリー』を効果的に併用した、「スタイル・カーテン」の提案事例とその楽しみ方を、当社・新着展示品を例としてご紹介させていただきます。

 

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フジエテキスタイル、『PROFILE(プロファイル)』の新作発表会では、特に日本人の美意識の根底に流れるシンプルで繊細な感覚をデザインに表現したものが 新たにリリースされており、生地づくりの多くを優れた日本国内の最先端技術と生産技術を駆使して 行っていることも特徴として紹介されておりました。

日本人の持つこだわりを、糸の選定段階から反映させて作り上げられたコレクションとなっています。

 

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当日の説明会では、新作生地の「デザインコンセプト」と生地の組成の説明、 そして生地製作の複雑な工程説明受講して、生地の持つ魅力と実生活での活用シーンを学びました。

 

 

当社・展示スタイル紹介。
『無双(むそう)縫製 (装飾フリンジ付)』

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そして、メーカーWEBカタログでも、紹介されております、「スタイリング」イメージや、 新作発表会の参加を通じて、特に目の留まった展示品の中から、当社お勧めのスタイル縫製品を 展示してご案内させていただいております。

 

「スタイリング・アイテム」

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■ 前幕:PF6424・『ハナタバ』(OR)色
■ 無双縫製(後幕):PF2270・『カリン』(CL)色
■ 装飾フリンジ: WAFR01(CH)

 

『無双(むそう)縫製』について。

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選定生地は、どちらも生地の「収縮性」の低いポリエステル100%の製品同士を、 『無双(むそう)縫製』という、一般的には聴きなれないこだわりの裏地付縫製で製作しております。こちらの縫製の特徴は、「収縮性」の低い生地同士の特性を利用して、「前幕」と「後幕」の四方を内巻きにして縫い上げた、非常に繊細な表情の出る縫製スタイルです。

具体的には、上の写真でもお判りいただける様に、まず、「裾部分」に生地の折り返しを作らずに、ストレートに、下部まで丁寧に縫い合わせているため、遮光でない適度な光の透過性のある生地を組み合わせた場合に、裾部分も含めた全体が、美しく光を透すことができるという洗練された縫製スタイルとして仕上がります。

 

「カラーコーディネート」

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また、サイドに「装飾フリンジ」をコーディネートする際も、フリンジの根元の処理が、『無双縫製』の内側で行われるため、スタイリッシュな装飾性を演出することが可能です。

こちらの展示品で使用致しました、『装飾フリンジ』のカラーは、 WAFR01(CH)「コーラル」色として、敢えて前幕生地の色に近い(OR)「オレンジ」とせず、装飾のビーズ部分に生地の明るいオレンジが映りこむことによって、(CH)「コーラル」の色味を上げる演出方法としています。

 

『装飾フリンジ』の一例と、
「スタイリング バリエーション」について。

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『装飾フジンジ』を使った、インテリア・アクセントの演出は、身近なところでは、『クッション』のスタイリングなどで、様々な形状とパターンの組合せ紹介がされています。

 

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『装飾フジンジ』は、スタイリングに使用する生地の質感や組成などを考慮しながら、自由にアレンジして採用すると良いでしょう。

 

 

ショールームでのスタイル展示例

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メーカーの「ショールーム」などにご来場いただきますと、カーテンやレースの展示以外に、様々なスタイリング展示品をご覧いただくことができますので、お気軽にご来場いただきイメージ作りにお役立てください。

 

明日のブログでは、『ナチュラル&シック」なインテリアシーンで、『装飾フリンジ』を採用した、薄手生地のコーディネート展示をご紹介させていただきます。

 

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「LD」に隣接する、「洋室エリア」を寝室として使うスタイリング。『間仕切りバランス』納品事例。

2013年07月28日

こんにちは、ミツワインテリアの平多 千春です。

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「リビング・ダイニング」に続く「ベットルーム」の開口部に、間仕切り代わりの役割を果たすレースと、『ストレートバランス』を取り付けました。

デザインと柔らかなレースの生地の印象が、ちょっと「キャノピー(天蓋)」チックに仕上がりました。

 

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長期居住型 ・ 『賃貸マンション』の、デザイン リフォーム事例。 (リビングに隣接した『主寝室』 編)。

2013年07月19日

7月17日のブログより、4回にわたってご紹介をさせていただきます、

 連載タイトル、
『中長期・居住型『賃貸マンション』の「デザイン・リフォーム」施工事例。

 第3回目の本日は、 『主寝室 編』のご紹介です。

 

現地打合せ時の『主寝室』(Before)。

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現地での内覧の様子です。
事前にご来店いただき、お客様のご相談内容をまとめさせていただきましたので、お打合せサンプルをお持ちしての具体的なお打ち合わせにあたらせていただきました。

 

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こだわりの『主寝室』を設える際に、幾つかのご要望いただきました。
そのメインは、小さな「腰高窓」を豪華が大きく魅せつながら、デザイン重視の部屋とするため、「エアコン」の気配を極力目立たなくしたいというご相談でした。

 

 

スタイリングの『ご提案過程』

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「壁紙」と「ファブリック」のコーディネートの様子。

現地での打合せを経てから、メールなどで送らせていただいたイメージ確認用の資料とデザインです。
これに微調整を加えていきながら最終的なスタイリングの方向性をお客様と共に固めてまいりました。

 

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店内でアレンジした、「ミニチュア ・スタイリング」イメージ提案資料作成の様子。
「エアコンの空調機能」を活かしつつも、デザイン性重視の『主寝室』に設えるためにイメージした、装飾ファブリックは、結果的に「小さな腰高窓」をダイナミックに魅せる工夫を凝らしてデザインされました。

 

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実際の寝室の「窓エリア」のスケールに描き入れた、「イメージ・スケッチ」の様子。

ご提案イメージをスケッチで描くと、空調を覆う部分のデザインと、「腰高窓」を含めた壁面全体をダイナミックに魅せるデザインをそれぞれ分離してイメージし易くなります。「骨子」部分のイメージ表現には手描きによる提案要素は大切です。

 

 

『リニューアル中』の様子 (ベーシック編)。

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まず、『カーペット』の敷き詰め工事、『輸入壁紙』へのリニューアル工事、そして『腰高窓』を覆うカーテン&レース部分の納品を行いました。

 

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カーテンとレースを床までのサイズで作るだけで、窓辺の存在感が引き立ってまいります。

 

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「壁紙」の貼替え、「カーペット」の敷設、「装飾レール」への交換と「カーテン&レース」の選定。 これでも、なかなかこだわりのある『トータル リフォーム』として仕上がっています。

しかし今回は、ここから先に、本格嗜好のお客様が求める、ドラマティックな『トータル コーディネート・デザイン リフォーム』の醍醐味の世界がありました。

 

 

『主寝室』のバージョンアップ・スタイル。(After)

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内装リフォーム完了後に、『デザイン・ファブリック』、「家具」、「照明」が設置され、トータル・インテリア コーディネートされた『主寝室』が完成しました。

 

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打合せ内容のディテールに若干の「パーツ」変更をを加えて出来上がった、「空調&窓エリア」は、お客様のご満足いただける内容にリニューアルされました。
「冷暖房」の空調が、「ストリング」を軽やかになびかせながら、効率よく機能するデザインが特徴です。

 

 

コーディネート『家具』へのこだわり。

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我々のリフォームに合わせて、お客様も家具のコーディネートにこだわっていただけました。

ベット横に使われる「ナイトテーブル」は、小ぶりですが、テーブル面が「漆黒の本漆塗り」で、台座が、「三日月」のデザインになっており、お客様の一番のお気に入りとのことです。

ちなみに、「ホテルオークラ東京」本館・5階の『ラウンジ』は、アメリカ大使館が隣接している高級ホテルだけあって、「和洋折衷スタイル」の内装と合わせて、大小の「漆塗りのテーブル」が採用されておりますが、メンテナンスも行き届いており、非常にインテリア通の方々からの評価が高いと言われています。

「漆黒の闇に、三日月」。

 

以上、本日は、スタイリング過程を経て、お客様にご満足いただける「リビング・ダイニング」に隣接する、『主寝室』の、コーディネート・リフォームの様子をご紹介させていただきました。

 

『Door to Entrance』・最終回の予告。

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そして、ドアを開けると、『エントランスルーム(玄関・廊下)』の、リフォーム事例へと続きます。

 

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次回(第4回)のブログでは、同様のコンセプトで作られた、『主寝室』エリアの、トータル・リフォーム事例をご紹介させていただきます。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

長期居住型 ・ 『賃貸マンション』の、デザイン リフォーム事例。 (リビングに隣接した『洋室』 編)。

2013年07月18日

7月17日のブログより、4回にわたってご紹介をさせていただきます、

 連載タイトル、
『中長期・居住型『賃貸マンション』の「デザイン・リフォーム」施工事例。

 第2回目の本日は、
『リビング・ダイニング 』に隣接する『洋室編』のご紹介です。

 

リビングに隣接する『洋室』エリアの様子。

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こちらが『洋室』エリアの「インテリア・リフォーム」後の様子です。

 

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『洋室』エリアの右側に隣接する居室が、「リビング・ダイニング」となります。となります。

フロアの『ラグ』と『アクセント・ウォール』の輸入壁紙の仕上げで統一感が強まった居室ですので、『ワイド・リビング』としての機能も持つ「洋室」エリアと捉えることができます。
今回のリフォームでお客様からいただいたご要望を「再度」整理いたしますと、

 

(ご要望 1)
『賃貸マンション』なので、現状回復工事を視野に入れたリフォームとして欲しい。

(ご要望 2)  
仕事が多忙で帰宅が困難なため、ホテルの客室風の「セカンドハウス」としての役割を持ち、仕事や休日の快適な利用をできる「デザイン性」を求めたい。

(ご要望 3)
「ドラマチック」でありながら「クール モダン」のテイストを盛り込みたい。

(ご要望 4) 
住まい手である「男性視点のこだわりと癒し」が得られる費用対効果の高い、仕事への活力を充電させる、ストレスフリーの「健康住宅」にリフォームして寛ぎたい。

(ご要望 5)
「空調設備」のデザイン性をインテリアの観点からできる範囲でアレンジして美しく仕立てて欲しい。

 

がコンセプトの骨子となっている『賃貸マンション デザイン・リフォーム』です。

 

お打合せ時の様子 (Before)

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現地得打合せ時の、「洋室」の様子です。

 

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こちらのお部屋でも、「壁掛けタイプ」のエアコンの露出が目立ちましたので、「ホテルの客室ライク」のインテリアを目指す今回のトータルリフォームでは、季節によってエアコンを使用しない時期も「ルームアクセント」となるデザインバランスを設え、カバーリングを行うことになりました。

 

「装飾バランス」設置の様子。

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ここでのデザインのポイントは、写真で見ると、エアコンの左下に伸びる、「空調設備のダクト」をどう体裁よくカバーリングするかに注意を払いました。
エアコンの設置場所から考えると、シンメトリー(左右対称)表現のスタイリングはできませんが、「右側」の空調ダクトをさりげなくカムフラージュする工夫が求められました。

ご提案の結果、「ビジネスマン」である男性からご要望いただきました、「ダンディズム・インテリア」がテーマですので、日常の仕事をスマートにこなすための『服飾』をイメージとした装いで、エアコンのカバーリングをデザインいたしました。

 

 

「右側(カーテン)生地」仕立ての舞台裏。

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バリエーションを違えた『ネクタイ(ジャボット)』を重ねたり、本体のカバーに、「タックを取ったカラーボーダー」を組み込みながら、段階的に「ファッショナブル」なカバーリングを作り上げました。エアコンの「通風」も極力考慮に入れた仕立てになっています。

 

「トータル・コーディネート」の完成。

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こちらの「洋室」は、比較的狭いスペースですので、「フレームの入った鏡」を設置して、本来の姿見としての用途としてだけでなく、『リビングに隣接する洋室』というまとまりを持たすことによって得られた、「空間表現のサポート(奥行感の増強)」としての効果を高めることが出来ました。

 

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お部屋の圧迫感も軽減され、鏡に映しだされる「リビング・ダイニングの窓」の明かりとデザインを取り入れることもできるのです。

 

以上のスタイリング過程を経て、お客様にご満足いただける「リビング・ダイニング」に隣接する、『洋室』』エリアの、コーディネート・リフォームが完成いたしました。

次回(第3回)のブログでは、同様のコンセプトで作られた、『主寝室』エリアの、トータル・リフォーム事例をご紹介させていただきます

 

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当社で人気の、『フロントレース』スタイル、「 コーディネート生地」のご紹介と納品事例。

2013年07月08日

本日のブログでは、

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当社に縫製サンプルがあり、販売メーカーである「フジエテキスタイル」の人気のコーディネート生地の組合せでもあります、レース生地のFA1603(WH)・『シャインフォレスト』と、カラーバリエーション豊富(全27色)なカーテン生地のFA2070『ヤム』のコーディネート事例をご紹介させていただきます。

 

最初に、『フロント・レース』スタイルの表現に人気のある、「シースルー」生地のご紹介です。

 

『シャインフォレスト(FA1603・WH)』

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『シャインフォレスト(FA1603・WH)』は、森の木々の葉の隙間から、光が差し込み、空をあおいだ様な印象が感じられる、独特の陰影をデザインに取り込み、組合せるドレープカーテンとのカラーコーディネーションをを楽しんで頂く為にデザインされたオパール加工のレース生地です。

ご覧のイメージ写真の様に、「光を透過」させた時の、遠近感を表現した影のデザインのポイントで、ご覧の施工写真の様に、日中でも後幕のカーテンを引いて、昼夜兼用の状態にしてお使いいただいても、組み合わせる生地によって、程よい自然な採光と遮熱効果も期待でき、空調などの省エネルギー対策の役割を果たすことが出来ます。 トータルコーディネーションを行う際には、木の実をイメージさせる配色のクッションなどをコーディネートしてもいいでしょう。

 

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*メーカー:フジエテキスタイル
*生地:FA1603(WH)・『シャインフォレスト』
* カラーバリエーション・・(WH)のみ
*生地幅:150cm
*生地組成: ポリエステル100%
*柄リピート:タテ:87.0cm、ヨコ:ヨコ150cm
*生地価格:4,200円/m(2,800円/m2)・税別

 

 

メーカー展示会でのディスプレイの様子。

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こちらの生地の場合、窓辺に「1枚掛け」だけのレースとしてお楽しみいただくこともありますが、推奨のスタイリングとしては、レース生地を室内側に使い、後幕(窓側)に発色の良い無地のカーテンを組み合わせる『フロントレース』スタイルで表現をするとインテリアの演出効果が高まり、ご好評をいただいております。

ちなみに、前幕であるレースの縫製スタイルは、『シャインフォレスト』のパターンの特性を活かして、ヒダを抑え気味にした仕立てとすることが多いです。 参考のお仕立てイメージといたしましましては、「フラットカーテン(ビダなし)」や「ワンプリーツ(1ツ山)」、または「2ツ山」にしてフロント使いで見せるスタイルとしてご好評をいただくことが多く、この仕立てでも、適度な採光と外部からのプライバシーを保つことができる、使い勝手の良いレースでもあります。

 

次は『シャインフォレスト』に推奨の、27配色のバリエーションがある「無地」カーテン生地のご紹介です。

 

『ヤム』・(FA2070) 

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柄の美しいボイルやオーガンジーレースを引き立たせる後幕として人気が高い、フジエテキスタイルの『ヤム(FA2070』は、しなやかな手触りと美しい生地の発色が魅力の、薄手のファブリックで、生地の組成に、2色の糸を均一に密度の高い平織りでブレンドする事により生まれる、独特の生地の光沢と色彩の表情を生み出すシャンタン調のファブリックです。

 

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*メーカー:フジエテキスタイル
*生地:FA2070『ヤム』
*カラーバリエーション・・・全27色
*生地幅:152cm
*生地組成: ポリエステル100%
*機能・・・ウオッシャブル・防炎
*柄リピート:なし
*生地価格:3,000円/m(1,980円/m2)・税別

現在は、『ヤム(FA2070)』のスタンダードシリーズであった全20配色(比較的落ち着いたインテリアでのご採用が多いカラーバリエーション)に加えて、今回のカタログから新たに新色として加わった、カジュアルテイストの7配色が仲間入りしました。 こちらは、明るく活動的なインテリアや、若い年齢層のお客様のためにご用意したカラーアイテムとなっており、幅広い、性別、年齢層、ライフスタイル、インテリアの嗜好性に合わせられる豊富なラインナップとなりました。

 

店内でのスタイリング・ディスプレイ提案の様子。

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こちらの店内でのイメージシュミレーションの様子からもお分かりいただける様に、「ナチュラル・モダン」のインテリアにも合わせやすい魅力ある2つの生地によるスタイリングは、高い評価をいただいております。

まず最初は、 日中における「シースルー」レースを前幕とした『フロントレース』スタイルのイメージです。

 

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次は、夜間等における、2重使いで演出する『フロントレース』スタイルのイメージです。

 

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最後に、前幕と後幕を同サイズで製作すれば、「季節」や日常の「気分転換」に、前後の生地を入れ替えてアレンジを楽しむこともできます。

 

本日は、「3種類の」楽しみ方ができる、『フロントレース』スタイルの、納品事例とイメージ提案のご紹介をさせていただきました。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
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文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

サイレントグリスの「バルーンシェード(オームギアタイプ)」納品事例。

2013年04月23日

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「掃出窓」のカーテン・レースの掛け替えに合わせて、傾斜天井側の「縦長窓」に、製作サイズ・W168cm x H350cm の、『バルーンシェード』を納品させていただいた事例紹介です。

 

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窓枠内の内寸はW169cm×H300cmで、掛け替え前は、長さ(H)300cmのレースカーテンが設置されていました。

今回は、お客様のご要望により、 『バルーンシェード』にリニューアルすることになったのですが、現在、国内メーカーで扱う「ローマンシェード」の昇降メカニックの最大対応製作高は、H300cmまでとなってしまいます。

 

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通常仕様の「長方形」のローマンシェードであれば、ギリギリ製作可能でありましたが、 『バルーンシェード』の場合は、H300cmで製作してしまうと、スワッグが完全にリリースされてしまい問題となりますす。なぜならH300cmで製作してしまうと、通常のレースカーテンを降ろした様なスタイルになってしまうからです。

そのため今回の納品事例では、H300cm以上の丈にも対応する、スイス製・『サイレントグリス』社の「オームギアタイプ」というメカニックを採用して、更に50cmほど幕体の長さを伸ばした、H350cmの『バルーンシェード』を製作するひとになりました。

この様に、丈を長く作ることで、窓辺に加工した際に、バルーンシェード特有の、優美なスワッグが出るスタイルでお作りすることになりました。

 

 

『サイレントグリス』社の「オームギアタイプ」

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今回採用した、サイレントグリス社の特殊昇降操作メカの仕様は、RS2120・『オームギアタイプ』・バルーンボックススタイルというもので、主に商業施設などの様な特殊な窓で採用される、高さ6Mまで対応可能な昇降機構です。

 

「バルーンシェード」用・生地の選定。

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こちらは今回、「バルーンシェード」の幕体に採用した、フジエテキスタイル・FA1310 『ロゼ』の生地イメージです。

 

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上のイメージ写真は、FA1310 『ロゼ』のベージュ(BE)色を採用したものですが、今回の納品事例では、「掃出窓」のカーテンに合わせたレースにはベージュ(BE)色を採用し、『バルーンシェード』単独の窓では、ホワイト(WH)色をご採用して、微妙なニュアンスの違いを演出いたしました。

 

 共布・「フリル」付で製作。

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今回の、『バルーンシェード』の製作では、窓辺の豪華さをだすために、裾の仕上げに「共布フリル」を付けたスタイリングで納品させていただきました。

 

以上、本日は、スイス製サイレントグリス社の特殊昇降操作メカを使用した、『バルーンシェード』の納品事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『バルーンシェードの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/baloon-1.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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