Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: スタイル・ カーテン

廊下と居室の「空調対策」としての『スタイル間仕切り』納品事例。(PART2)

2013年04月15日

昨日のブログでは、「カーテンレール」と「テンションポール(パイプ通し)」を併用した、スタイル間仕切りの『納品事例(PART1)』をご紹介させていただきました。

「室内ドア」などがない開口部において、居室と居室の間を手軽にかつインテリア性を重視してセパレートする、「ファブリック」を使用した「間仕切り」につきましては、冷暖房等の「空調対策」として、近年お客様からご相談をいただくことが多くなっています。
その様事情を踏まえ、2日目の本日は、季節や気分などのTPOに応じて、気軽に脱着が可能な『テンションポール(パイプ通し)』スタイルの、「暖簾(暖簾)風・間仕切り」の納品事例をご紹介させていただきます。

 

 「テンションポール(パイプ通し)」スタイル。

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納品させていただきましたお客様宅は、マンションにしては、幅広の長廊下の先に「リビング・ダイニング」の開口部がある設計のリフォーム物件の手が加えられた物件でありました。
そこに、夏冬の空調の調節が難しい季節に手軽に使用でき、「廊下側からもLD側からも生地の美しさを楽しめる」軽やかなファブリック・間仕切りをというリクエストをいただきました結果納品させていただきましたのが、こちらの、中央に「暖簾(のれん)」状のスリットの入れない仕様で仕立てた、『空調対策幕』です。

「リバーシブル生地」の選定と注意事項。

 

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こちらは、今回ご採用いただきました、生地品番:TA6012(09)のリバーシブル生地の両面の様子です。

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採用いただいた生地は、ベルギー製『タフタ』生地のコレクションの中から、全12配色の生地の全てが、「表裏で真逆のカラーパターン」を楽しめることができる、『リバーシブル』仕様のフアブリックです。
カタログ表記の関係上、表面と裏面の区別をさせていますが、今回ご紹介をさせていただいております「リバーシブル」生地の場合は、薄手の2枚の生地を刺繍部分のリピート部分で縫い合わせて1枚仕立ての生地にしているため、どちらを「事実上の表面」と捉えるかはお客様の好みに委ねられていると言い換えても良い生地です。
つまり、こちらの生地の場合は、縫製上の支障が特別あるわけではありませんので、そう考えますと、カラーバリエーションは、12配色×(両面)=24配色のコレクションと言っても差し支えないと思います。

 

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リバーシブル生地、TA6012(12)の表裏のコントラストのイメージです。
窓辺に使用すれば、室内側は、ドラマティックな赤ですが、屋外側から見ると、「シャンブレー(玉虫色)」の美しいオレンジ系の生地が、主役となってご覧いただける仕掛けとなります。

 

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ちなみにこちらは、生地品番:TA6012(12)の表面における色味と、柄リピートパターンのイメージ紹介です。

 

「間仕切り」部分でのご採用事例。

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こちらは、「廊下側」から見た、生地品番:TA6012(09)の『表面』の様子です。

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そしてこちらは、LD側から見た、生地品番:TA6012(09)の『裏面』の様子です。
ゴールドの色調が強まった淡いブルーの質感がとても美しい裏面です。

 

「リビング・ダイニング」の窓辺にもご採用。

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そして、今回の納品事例におけるLDの窓辺でも、生地品番:TA6012(09)の表面を室内側に向けパターンをご採用戴いておりますが薄手の2枚の生地を刺繍部分のリピート部分で縫い合わせ、1枚仕立にしている、「リバーシブル」生地の場合の魅力を、日中においては、「幻想的なモアレ柄」の表出というカタチでお楽しみいただくことができました。

夜間は、表面の発色のみ見えますが、日中はこの様な幻想的なイメージの楽しみ方ができるのがこの生地の特徴です。

なお、「モアレ」を出さずに遮光性を出されたいお客様のご要望に対しましては、「遮光裏地」のご採用をお勧めさせていただいております。

今回は、窓辺のウィンドゥトリートメントに合わせて、室内の「間仕切り」に同じ生地をご採用いただきました事例でのアレンジ提案の様子をご紹介させていただきました。

 

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

居室の空調対策としての、『スタイル間仕切り』納品事例。(PART1)

2013年04月14日

ここ数年、非常にお客様からのご依頼が多いご相談内容といたしまして、廊下とLDなど居室間・「出入口」の開口部分において、インテリア アクセントとしての魅力を採り入れつつ、さらに冷暖房等の「空調対策」として、お部屋の雰囲気に合わせた、デザイン性のあるファブリックを用いた 『間仕切り』 をご依頼いただくケースが増えてきました

そこで、最近納品をさせていただきましたお客様宅でご採用いただきました、 『間仕切り』カーテンの、異なる設置スタイルを、本日と明日のブログで2例、ご紹介させていただきます。

 

スタイル間仕切り 『納品事例』 のご紹介。

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*「カーテンレール」と「テンションポール(パイプ通し)」スタイルの併用事例
*納品仕様: 『 装飾・間仕切り』カーテン&バランス(上飾り)
*住まいの形態:  集合住宅(マンション)
*設置個所:  居室間の『装飾性・間仕切り』
*採用商品:  マナトレーディング ・ 『シヴァス(色番:101)』
*製作スタイル:  「カーテンレール」+ 「テンションポール(突っ張り棒)」併用での取付け。

*備考: 開口部の高さがほどほどあったので、上部に装飾性を持たせる『フラットバランス』をテンションポールを併用して取付け。

キッチン横と廊下の開口部のサイズは、幅が約80cm、高さはH200cmございました。「空調対策・間仕切カーテン」に装飾性を持たせたいとのご要望をいただきましたので、上部に「ロッド・ポケットスタイル(袋通し)」スタイルのストレート バランスに、テンションポール(突っ張り棒)を挿入した「上飾り」を付けて納品させていただきました。

 

「選定生地」のご紹介。 

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こちらは、今回ご採用いただきました、マナトレーディングの輸入生地、『シヴァス』の生地イメージです。 今回は、こちらの2配色の中から(色番:101)をベージュ・ゴールドの生地をお選びいただきました。

 

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『シヴァス』は、手前に薄いオーガンジーを使用している2重構造の生地ですので、実際に納品いたしますと、2重生地独特の『モアレ柄』が自然に現れて、生地全体に陰影と濃淡といった立体感が加味されるのが特徴です。

本日は、『スタイル間仕切り』のコーディネート事例をご紹介させていただきました。

 

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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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玄関窓でご採用いただいた、「プライバシー対策」のカフェカーテン納品事例。

2013年04月05日

本日のブログでは、

玄関窓でご採用いただきました、「プライバシー対策」のカフェカーテン納品事例をご紹介させていただきます。

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こちらは、玄関脇の縦長の透明ガラス窓において、日中は自然光を優しく採り入れながらも、夜間は外部から明るい室内の様子が判りづらい窓辺にしたいとのご相談いただいた際の納品事例となります。

 

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日中においては、圧倒的に明るい自然光があるため、透明ガラスの後ろにレースなどがあれば、手前の透明ガラスがある程度の「ミラー効果」を発揮しますので、室内の用様子が判りづらくなるものです。
写真でもお判りいただける様に、屋外の景色が映り込んで室内の様子が判りにくくなっています。

 

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こちらは、室内から見た縦長窓の様子です。

 

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「薄いレース生地を使いつつ、夜間において外部から室内が見えない・・・」 考えた結果、薄手の透明感のあるレースを、窓幅(内寸)の7倍使用してご提案させて頂きました。
弊社にある吊サンプルを使用して、ギャザーを寄せ、外から見えにくくしつつ外部の様子が僅かに見える。 ヒダ倍率を7倍まで上げたのは初めてで、ある意味特注仕様の「カフェカーテン」といえます。
ただ、結果として実験結果どうり、見えにくく圧迫感の無いカフェカーテンになりました。 写真では判りづらいですが、日中においては、室内から屋外の様子が僅かながらわかります。

 

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参考までにこのスタイルの場合、通常は2.5倍から3倍程度ヒダを寄せて使用します。
そして、写真の様に中央を任意の調整で結束してデザイン性を持たせる加工をすることも可能です。

 

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高所窓にご採用の場合は、最初からこのスタイルで納品することもございます。

本日は、上下に「テンションポール」を使用した、『ロッド&ポケット(パイプ通し)』スタイルのシアーレースの応用事例をご報告させていただきました。 

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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「トップ ギャザー スタイル」のオーダーカーテンの納品事例。

2013年04月04日

こんにちは、ミツワインテリアの平多 千春です。

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ギャザーカーテンのトップに「角」を出す様な、『トップ ギャザー スタイル』のオーダーカーテンの納品の際に、「サイド・ボーダー」の切替し生地との境界に、「赤」いアクセント・カラーのフレームを入れました。

 

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タッセルも同じ赤で揃えてみました。

 

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「市松模様」の『和室』のデザインに合わせた窓辺のスタイリング事例。

2013年03月25日

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「琉球畳」を含め、『市松(いちまつ)模様』に色分けされた和室の窓辺には、これまでバーチカルブラインドが付けられていましたが、気分転換に、カーテン&レースのスタイルにリニューアルすることになりました。

 

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レースの裾の折り返しの位置が、襖の色の「切り替え」のボーダーラインに合っているのが粋な訴求ポイントとなっています。
琉球畳の縦の境界に合わせて、カーテンを半分だけ閉じてスタイル配分を強調した様子です。カーテンは天然素材風の遮光生地をお選びいただきました。

 
「スタイル マグネット」の採用。

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カーテンを開いた時に窓を生地で暗くしないように、左側のカーテンレールを窓枠の左端より長めに伸ばして、圧迫感のない「片開き(左寄せ)」のカーテンに仕立てています。
こうすることで、押入れ側の使い勝手が良くなるということと、カーテンの中央からの光漏れを無くして、窓をダイナミックに魅せる効果があります。

なお、壁綿に「房掛け金具」を使わず、磁力の強い『スタイルマグネット』を、無地の生地のアクセントとしてご採用いただきました。 「和室」なので、さながら「襖の取手」のイメージとなります。

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本日は、スッキリとしていながら、さりげない遊び心を持たせた「和室」の窓辺のリニューアル事例をご紹介でさせていただきました。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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ウィリアム・モリスのデザイン美で魅せる、「バリアフリー・リフォーム」事例。

2013年03月24日

バリアフリー リフォームの際に実施した、ウィリアム・モリスの壁紙とファブリックを組み合わせたコーディネート事例をご紹介いたします。

 

「バリアフリー」部分の解消リフォーム。

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リビング・ダイニングを区画する「間仕切り引き戸」のフロア側のフレーム枠が2cmほど突出していたため、フレーム部分のみ撤去して、引き戸を再利用するリフォームを行いました。

既存の「引戸」を再利用にあたっては、主だった以下の部材を使用して「バリアフリー」間仕切り戸にカスタマイズを行っています。

(1)「上吊りレール」3.6m 
(2)「上吊りランナー」
(3)「下ウィングレール」
(4)「ランサー調整戸車」

「上吊りレール」を隠す「化粧板」を製作するにあたり、フレームを含めた「引き戸全体」の再塗装を実施して、現在使用中の家具及び、壁紙やカーテンとの調和を図りました。

 

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「バリアフリー・リフォーム」と併せて実施したリビング・ダイニングのインテリアリニューアルは、お客様の嗜好に合わせたデザインの組合せで、コンセプトは、ご親族や知人が集う「癒し系のインテリア」

ウィリアム・モリスの作品をたくさんコーディネートさせていただき、個性的でありながら、空間全体のテーマ性が保たれたインテリア・スタイリングを進めました。

 

 

「ダイング」側のインテリア。

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「ダイニング」ルームの壁装では、英国・サンダーソン社のコレクションの中から、ウィリアム・モリス作、『フルーツ』の輸入壁紙をご採用いただきました。

 

 

『SWRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』

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次に、大小2つの窓のカーテンには、こちらもモリスの代表作の1つである、『SWRAWBERRY THIEF(いちご泥棒』の5配色の生地パターンの中から、地色がセピアブラウン風の、220311番色をご採用 いただき、綿裏地を付けた「フラット カーテン」スタイルで窓辺を絵画調に飾りました。

 

 

『Scroll(スクロール)』 の壁紙。

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次に、「リビング」ルームの内装は、こちらも英国・サンダーソン社プロデュースの、『モリス150周年・アーカイブ コレクション』のカタログの中から、『SCROLL(スクロール)』・色番:210362の輸入壁紙を壁装にご採用いただきました。

 『SCROLL(スクロール)』は、ナチュラルで柔らかいイメージの円と曲線で植物のパターンを表現した壁紙で、小さな空間から広がりのある大きなお部屋まで幅広くご採用いただける人気柄で、当社のディスプレーゾーンでも採用しております。

 

 

『kelmscott Tree(ケルムスコット ツリー)』

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幅3mを超える大きな出窓の手前側を飾るカーテンには、四方をブラウンのフレーミングで囲った、絵画仕立ての「フラット カーテン」スタイルに、麻素材の手触りが独特の、モリスの『kelmscott Tree(ケルムスコット ツリー)』を、綿裏地付の「スタイル・縫製」で仕立てました。

 

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『kelmscott Tree(ケルムスコット ツリー)』
色番:220327

 

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こちらのカーテンは、プリントの退色防止など、前幕の麻素材の生地を保護する綿裏地を付けています。

日射しの強い窓なので、日中の自然光が程よく作品を照らしており、カーテンを閉めても、リビングでの昼間の生活を楽しむことができました。

 

 「バリアフリー」リフォームのまとめ。

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こうして、単に歩行の利便性だけでなく、インテリアの快適性や、「人の集う空間」を意識した『バリアフリー リフォーム』が完成しました。

今回のリフォームでは、お住まいになられているご当人はもちろん、親族の方々からも大変ご好評をいただきました。

 

 ◆当社・『ウィリアム モリス』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 ◆当社・『輸入壁紙』の特集ページを見る。
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テイストの異なる「エレガンス」なお部屋をひと続きにまとめる、『装飾バランス』とスタイリング事例。

2013年03月09日

こんにちは、ミツワインテリアの平多 千春です。

本日のブログでは、「クラシカル・エレガンス」なインテリアを好まれるお客様宅の、リビング・ダイニングと隣接する子供部屋にテーマ性は持たせつつ、異なるスタイルで『装飾バランス』を納品させていただいた事例をご紹介させていただきます。

メインとなる、「リビング・ダイニング」の窓辺を演出。

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まず、ゲスト ルームとしての役割も担う、ワイド「リビング・ダイニング」の掃出窓には、中央のスワッグを先頭にして、5つのスワッグに奥行きのグラデーションを持たながら割付けした『スワッグ&テール』の装飾バランスを納品させていただきました。

 

「LD」に隣接する、「子供部屋」のスタイリング。

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次に、隣接する「子供部屋」は、標準(一間)の腰窓でしたので、壁紙に合わせたピンクの『ギャザーバランス』に装飾トリムをあしらって設置しました。 「セパレーツ」スタイルのレースとのデザインバランスも良く立体的な窓辺に仕上がりました。

スタイルバランスの組合せコーディネートも、お部屋のイメージを考慮したうえ、配色に気を遣いながら決めてゆくと、空間全体として違和感なく仕上げることができます。

 

当社・「装飾バランスとスタイルカーテン」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・「子供部屋」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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