Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

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ニチベイ『アルペジオ』のバックレーススタイル。展示品のご紹介とセンターレーススタイルとの違いを解説。

2020年10月08日

本日のブログでご紹介させていただく製品は、2020年5月よりニチベイ・バーチカルブラインド『アルペジオ』の新仕様に加わった
「バックレーススタイル」です。

『アルペジオ』には、発売以来20年を超えるロングセラー製品の「センターレーススタイル」存在していることから、2つの製品特性を比較しながらご紹介をさせていただきます。

というのも、最近お客様から「WEBカタログでバックレーススタイルを見たけれど、センターレーススタイルとの大きな違い、長所と短所がいま一つ認識しづらい」といったご質問いただくことが増えてきたのです。

個人的にもそれは感じていて、改めて両者の違いと注意事項を整理してみたのですが、確かに「バックレーススタイル」には「センターレーススタイル」にない魅力的な意匠と機能が存在する反面、正しく理解しておきたい注意点や「バックレーススタイル」ならではのデメリットがいくつか存在するため、商談にあたってはマイナスになる特性を含めた説明が不可欠となる製品だと思っています。

以下に注意点をあげながら「バックレーススタイル」と「センターレース」の比較を当社展示品を交えてご紹介させていただきますので、製品選定にあたっての参考資料としていただければ幸いです。

 


 

「バックレーススタイル」が採用できる窓。

バックレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

こちらは「バックレーススタイル」の展示品。

ご来店時はもちろん、現地お打合せ時に実際の窓辺で様々な確認と打合せができるサンプルで、ループコード式(右操作)バトン式(左操作)の2種類を用意していますが、その理由については後述します。

 

バックレーススタイル 必要 奥行き 

 

ここからは最初に説明する必要がある大前提、つまり実際に検討されている窓に「バックレーススタイル」の採用が可能かどうかの見極めについての解説です。

結論を先に言ってしまうと、日本の標準的な住宅窓仕様で考えると、新製品の「バックレーススタイル」よりも従来からある「センターレーススタイル」の方が採用の幅が広い製品となっています。

上図にも示していますが、「バックレーススタイル」の採用にあたっては18cm以上の有効奥行きを確保できる設置環境が必要で、そうなると標準的なカーテンボックス(※15cm程度)や窓枠内(※10cm以下)での設置が難しく、壁面への正面付もしくは天井付であれば自由にブラインドボックスの奥行きを設計できる注文住宅を想定して開発された製品という位置づけになってしまいます。

推奨奥行き18cm以上というのは、一般的なヒダのあるカーテンとレースの2重吊りよりも奥行きが必要になるということを意味しますので、できるだけバーチカルブラインドを省スペースで納めたいというお客様ニーズには合致しない製品ということになります。

 

センターレーススタイル 必要 奥行き 

対して、「センターレーススタイル」は12cm程度の有効奥行きがあればカーテンボックスにも設置が可能、製品の手前側に障害物の無い窓枠内付であれば8~9cm程度の有効奥行きでも設置することができるため、採用にあたっての制約が少ない製品となっています。

以上の理由により、「バックレーススタイル」の選定にあたっては、最初に設置環境の確認を行っていただく必要がありますが、この問題をクリアされている状況であれば、続いてご案内する注意点をご確認いただいたうえでのご検討をお勧めいたします。

 


 

「バックレーススタイル」と「センターレーススタイル」の違い。
当社展示品と併せて解説

バックレーススタイル センターレーススタイル 重なり

ここからは「バックレーススタイル」の設置が可能な窓においてのメリット解説と注意点の説明です。

 

「バックレーススタイル」とは、1つのキャリアに100mmの不透明ルーバーと100mmのレースルーバーをL字に取り付けることで遮蔽と採光をコントロールできるスタイルで、「センターレーススタイル」と違って、不透明ルーバーを垂直にした場合にレースが窓と水平になってフラットな視界が得られる点と、不透明ルーバーを全閉した時にレースを完全に隠すことが出来る意匠性の良さが最大のセールスポイントです。

 

レース生地のバリエーションを比較

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル ベーネ

 

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル ミラーレース遮熱

「バックレーススタイル」で採用できるシースルーの組合せは、透過性の高い標準仕様の『ベーネ』と、+10%価格となっているミラーレース遮熱』の2種類。

 

ここで注目することは、これまで数値化されていなかった「センターレーススタイル」での『ミラーセンターレース』の節電効果が、メーカー調べで新登場の『ミラーレース遮熱』と同等であることが分かったことです。

 

『ミラーセンターレース』は、標準仕様「センターレース」の+5%価格オプションで、ミラーレースによるプラーバシー効果だけでなくより高い遮熱効果が得られることがわかっていましたが、新登場・『ミラーレース遮熱』の節電効果(目安)が29%と公表されたことで『ミラーセンターレース』の遮熱性、節電効果の目安も判りました。

メーカーに確認したところ、『ミラーセンターレース』(14配色・80m幅)と『ミラーレース遮熱』(5配色・100mm幅)では、色数とルーバー幅が異なるため正式な公表はしていないとのことでしたが、ホワイト生地同士の比較で言えばほぼ同じ遮熱効果・節電性能が得られることが判っているとのことでした。
(※参考までに、同系統カラーの比較ではわずかに色味を濃くしている『ミラーレース遮熱』の方が遮熱効果・節電性能が高い。)

当社展示品では、『センターレース』、『ミラーセンターレース』、『ミラーレース遮熱』の3種類を用意していますので、お好みのレースを比較検討いただくことができます。

 

「バックレーススタイル」のメリットとデメリット。

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル 右操作 左操作 違い

話を「バックレーススタイル」の特徴に戻します。

「バックレーススタイル」は、1つのキャリアに2つのルーバーをまとめていることで、寄せたときのたたみ代を「センターレーススタイル」より片開きで約30~40%減少させられるメリットがあります。

 

バックレーススタイル ルーバー回転 視界

ただし、この構造にはデメリットも存在していて、1つのL型キャリアに不透明ルーバーとレースルーバーを90°(直角)に固定させている構造上、「センターレーススタイル」の様に不透明ルーバーを左右180°に回転(調光)させることはできず、右側または左側どちらか90°の回転(調光)に制約されている点が重要なチェックポイントとなります。

この90°の動きを更に詳しく解説すると、操作側を右操作にした場合、製品を上から見て不透明ルーバーが反時計回り方向に90°のみ回転し、左操作にした場合は、製品を上から見て時計回り方向に90°のみ回転が得られるという構造になっているため、使用環境に見合った操作側の決定をする必要があります。

こう説明すると、理解が混乱してしまうお客様に配慮して当社では、ループコード式(右操作)バトン式(左操作)の2種類を用意して、実際の窓辺でご確認いただく様にしています。

 

バックレーススタイル 右操作 ニチベイ アルペジオ 取扱店

デモンストレーション操作①
こちらは「バックレーススタイル」のループコード式を右操作で製作した場合の操作イメージ。

不透明ルーバーは垂直状態から反時計回りに90°回転できますので、調光時に製品向かって右側からシースルーの眺望を得たい場合には右操作を選びます(※それにより左側からの眺望は失われます)。

 

バックレーススタイル 左操作 ニチベイ アルペジオ 取扱店

デモンストレーション操作②
こちらは「バックレーススタイル」のバトン式を左操作で製作した場合の操作イメージ。

不透明ルーバーは垂直状態から時計回りに90°回転できますので、調光時に製品向かって左側からシースルーの眺望を得たい場合には左操作を選びます(※それにより右側からの眺望は失われます)。

この様に、ループコード式、バトン式の別を問わず、右操作と左操作の違いで調光操作時のルーバー回転角度が逆になるのが「バックレーススタイル」ですので、採用にあたっては眺望を楽しみたい側と陽射しやプライバシーを遮りたい側を事前に決めた上で操作側を決定することが大切です。

 


 

最後に「センターレーススタイル」を解説。

センターレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

センターレーススタイル ニチベイ アルペジオ 見え方

デモンストレーション操作③

長々と「バックレーススタイル」の解説をしてきましたが、最後に「センターレーススタイル」の特徴と解説を、バトン式(両側操作)とループコード式(左操作)の大小の展示品ご案内しつつ本日のブログをしめくくろうと思います。

 

ニチベイのロングセラー商品として知られる「センターレーススタイル」は、100mmの不透明ルーバーに80mmのセンターレースを斜めに挟み込んだ構造になっています。

レース用のキャリアは不透明ルーバーの回転に合せて動くことしかできない仕組みになっていますが、そうすることで不透明ルーバー用のキャリアを左右180°回転操作できる機能性が「センターレーススタイル」の大きな魅力となっています。

 

注意点としては、「バックレーススタイル」の不透明ルーバー全閉時に、レースが完全に隠れるのに対して、「センターレーススタイル」の不透明ルーバー全閉時では、全体の40%程度レース生地が見え、不透明生地とレースの色調を合せない場合はツートーンになるという特性があります。

これまでの販売実績の中では、レースの色を不透明生地や遮光生地に合せるのではなく、ツートーンカラーになってもいいのでレースは白で自然な採光と視界を得たいというお客様が7割以上という印象ですが、夜間はレースの存在を消したいという様なご要望に対しては今後「バックレーススタイル」をお勧めしようと思っています。

 

続いて、直線窓以外での納め方について、シンプルなキャリア構造を採用している「センターレーススタイル」の場合は、コーナー窓での採用も可能で、入隅や出隅コーナーが多いマンションなどでの採用が可能です。
※事例: https://mitsuwa-i.com/blog/2020/02/12

 

バックレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

センターレーススタイル 仕組み コーナー窓

対して、「バックレーススタイル」の場合は、1つのL型キャリアに2枚の生地を取付けているため、「センターレーススタイル」の様にコーナー窓で使用することはできません。

 

バックレーススタイル コーナー窓 ブログ

ルーバーの回転を妨げない必要最小限の間隔を確保した場合でも、L型キャリアの構造により、コーナー部分のレース間隙間が生じたり、不透明ルーバーを全閉にした場合、コーナー部分の1枚はバックレースの露出になるなど、構造上の不具合が生じてしまうのです。

 

以上、本日はニチベイ『アルペジオ』「バックレーススタイル」のご紹介をロングセラー品である「センターレース」との比較を交えてご案内させていただきました。
お客様にとって好ましいと思われる製品はどちらでしょうか。

どちらを選べば良いかを決め兼ねるという場合は、展示品を使ったご案内をさせていただきますので、ご来店、あるいは現地出張依頼などお気軽にご相談いただければ幸いです。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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センターレーススタイルの「バーチカルブラインド」と「調光ロールスクリーン」の相性。

2020年08月10日

リノベーション住宅 調光ロールスクリーン ブログ

東京・神奈川は8月に入り連日の猛暑が続いていますが、住宅においても夏場の窓辺は当然ながら暑く、ご入居までに窓周り品を絶対に付けておきたい状況です。

お盆はメーカーも1週間程度の休みになるため、お盆前に納品の場合は7月中にご注文をいただき、この時期ばたばたと納品しています。

 

調光ロールスクリーンとバーチカルブラインドの
センターレースを組合わせて。

調光ロールスクリーン バーチカルブラインド 相性

さて、本日ご紹介するのは、WISの調光ロールスクリーン『FUGA』と、ニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』センターレースの組合せ納品事例です。

全ての製品を窓枠内に設置することで、窓辺をすっきりとまとめ、居室を広く使える納めを目指しました。

 

センターレース バーチカルブラインド 展示 取扱店

当社では、センターレースのバーチカルブラインドと主要メーカーの調光ロールスクリーンの展示を実際にご覧いただくことができますが、掃出窓にバーチカルブラインドを採用したいというご相談の流れで、腰高窓や小窓には調光ロールスクリーンを組合わせたいというご要望をいただくことがあります(※その逆の組合せはありません)。

 

ニチベイのバーチカルブラインド
『アルペジオ』センターレーススタイル

リビング奥の掃出窓でご採用いただいた『アルペジオ』センターレススタイル

手軽な操作性が好評のバトン式の両側操作として、窓の左右どちらからでも出入りと換気が出来るようにしています。

 

北側に面した掃出窓は、網入り曇りガラスの窓ですので、日中の陽射しはさほど強くはありません。
また、レースがなくても屋外からのプライバシーは保てます。

 

センターレース バーチカルブラインド 調光ロールスクリーン

しかし、階段から上がってきた時に見える印象、ダイニング側から見える印象を考慮して、木の温もりと自然光の柔らかな日差しが見どころのリビング奥にある窓にも、手前にある調光ロールスクリーンとの馴染みの良いセンターレーススタイルとすることで全体の調和をはかっています。

 

腰高窓には『FUGA』のBASIC生地を採用。

調光ロールスクリーン 開いたまま上げる

調光ロールスクリーン FUGA BASIC ベーシック 見え方

腰高窓側は西日が強く、また日中のプライバシーにも配慮したい窓が並んでいました。

お客様からはご相談当初より、『FUGA』調光ロールスクリーンの中では西日対策と調光時のプライバシー性にも優れている「BASIC」を希望いただいており、現地で実物をご確認いただいたうえでご採用となりました。

フーガ 調光ロールスクリーン 西日

スラットを閉じると生地の重なりが美しい陰影となって表れるのが調光ロールスクリーンの魅力です。

調光ロールスクリーン FUGA 取扱店 渋谷

バーチカルブラインドと調光ロールスクリーンの相性も良好でお客様にもご満足をいただきました。

以上、本日は調光機能を持つロールスクリーンとバーチカルブラインドの組合せ納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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3倍ヒダレースの表情を持つ調光バーチカルシェード『Suave(スアベ)』納品事例。

2020年08月03日

調光 バーチカルシェード Suave スアベ

3倍ヒダ レース

3倍ヒダレースの表情を持つ調光バーチカルシェード『Suave(スアベ)』をリビング・ダイニングの窓に納品させていただきました。

W2500 ☓ H2200の開口を、製品サイズ: W3000 ☓ H2600の壁面付で覆うことで、より存在感と豪華さを感じられる窓辺になりました。

 

 

3倍ヒダ「レース」の表情を持つ
調光バーチカルシェード『Suave(スアベ)』

調光機能を持つバーチカルシェード『Suave(スアベ)』は、9.5cm幅の不透明生地に13cm幅のシースルー生地(レース)が挟まれた構造をしており、これを「Uの字」状に専用レールへ掛けることでヒダ間隔: 約8cmの3倍ヒダレースの様な形状になる仕組みです。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 取扱店 販売店 価格

ミツワインテリアではスアベの展示品を用意していますが、遠方のためご来店が難しいとのことでしたので、現地にハンディタイプのサンプルを持参して打合せをすることになりました。

 

壁面付を採用する際の注意点

こちらは打合せ時の窓辺とお客様から事前にいただいた工事中の写真。

窓上にある「まぐさ」部分は窓周り品を設置する際の木下地として使用できますが、勾配天井を支える「火打ち梁」の下地として横方向にも伸びていたため、今回は運良くその下地も使用することができました。

 

お客様の要望は、実生活では窓の右側からベランダへの出入りと換気を行うためシェードの畳み代は左側に寄せたい、また寄せた際にできる畳み代をできるだけ窓の外側に納めたいというものでしたが、木造住宅の場合、窓の横方向にじゅうぶんなビス下地が取られていないことがほとんどですので、今回の様な納めを希望される場合は設計段階から下地の準備をご検討いただくことをおすすめします。

 

バーチカルブラインド 片開き

バーチカルブラインド 片開き メリット

「火打ち梁」用の下地を使用した納めがこちら。

スアベの最大製作幅はW3000mm。
片開き(右操作・左側寄せ)の場合にできる畳み代は約540mmという制約のもと、窓枠の左側に「片開き」のシェードを極力寄せて納めています。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 両開き

参考までに、スアベは「両開き」での製作も可能ですが、その場合、左右に引き分けたシェードの畳み代ができるだけ窓枠内に掛かからない窓環境である必要があります。

また、製品の特性上、両開きの場合は中央の分割部分に若干の隙間が生じる特性を事前に注意点としてご案内しております。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 東京 神奈川 ブログ

壁面付ではなく、「Suave(スアベ)」をカーテンボックスや窓枠内に天井付で設置する場合の事例紹介はこちら。
https://mitsuwa-i.com/blog/2019/11/28

ルーバー前後のクリアランスを考慮するとカーテンボックスであれば175mm以上窓枠内であれば90mm以上の有効奥行きがあれば設置可能です。

 

 

『スアベ』の壁面付で、
窓辺の豪華さを際立たせる。

Suave スアベ ブログ WIS

レース 人気 おすすめ

製品サイズ: W3000×H2600 の『Suave(スアベ)』を壁面付で納めた様子。

3倍ヒダレースの表情を持つ、光と陰影が魅力の窓辺が出来上がりました。

窓下のまたぎ段差を覆うサイズで作ることで、シェードを閉じている時は掃出窓に付けているかのような安定感が生まれ、より優雅な雰囲気になります。

 

バーチカルシェード Suave スアベ プライバシー

シェードの厚手部分は遮光ではありませんが、ルーバーは左右に傾けることができ、調光だけでなく昼夜のプライバシーコントロールも可能です。

 

窓の左側にシェードを収納するクリアランスをたっぷり取ったことで、開閉自由度の高い納まりが実現し、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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トーソー『デュアルシェイプ』スタイルC バーチカルブラインドのコーディネート事例。

2020年07月24日

デュアルシェイプ コーディネート事例

バーチカルブラインド デュアルシェイプ スタイルC

本日は、トーソーの人気バーチカルブラインド『デュアルシェイプ』 スタイルCをご採用いただいた納品事例のご紹介です。

 

https://mitsuwa-i.com/blog/2019/10/18

瓢箪(ひょうたん)バーチカルブラインドの愛称でインスタなどで見かけることの多い製品ですが、流麗なウェーブヘアーを想わせるグラマラスで可愛らしい曲線が室内外どちらから見ても魅力的です。

過去の当社納品事例をご覧いただき、新居にも是非スタイルCを採用したいとご相談をいただき、現地で色と納め方の打合せさせていただきました。

 

 

『デュアルシェイプ』 スタイルC。
窓枠内に納める際の注意点

 

レーザーカット加工で描く幾何学的なフォルムのルーバーが重なり合うことで独特の陰影とコントラストを生み出す『デュアルシェイプ』

4種類のスタイル展開をご用意しており、シャープなフォルムの「style D」、「style B」は男性からの人気の高く、「style A」、「style C」は女性から高評価をいただく傾向があるスタイルです。

 

ひょうたん バーチカルブラインド コーディネート

その中でも、特に女性からの人気の評価が高い「スタイルC」は、幅80~130mmのウエーブと上下の80mm直線の組合せが美しい一番人気のスタイルです。

最近のマンションなどで一般的な奥行き150mm程度のカーテンボックス付を想定した設計となっていて、カーテンレールを外してこのスタイルを採用するとルーバーを含めた全体が綺麗に納まります。

また、窓を覆う様に壁面に正面付で設置することもできますが、窓辺をすっきりとさせるためにこの製品を窓枠内に設置したいとなると、一般的な窓枠の奥行は100mm以下が多いため採用上の注意点が生まれます。

 

バーチカルブラインド デュアルシェイプ style C スタイルC リビング

こちらは原寸大のルーバー模型を用意して現地で検証している様子。

その注意点を今回の事例で説明すると、こちらの窓枠内の有効奥行きはD90mmでしたが、垂直調光時に130mmあるルーバー背部(※窓側)の膨らみを窓やサッシの張り出しに干渉させないクリアランスを設ける必要があり、今回の事例ではそのクリアランスを5mmとりました(※窓枠内の有効奥行きがD:100mm程度あればクリアランス10mmの確保が可能です)

 

またその際に専用レールを窓枠内に納めたいところですが、こちらの窓の場合は幅47mmあるレール全体を窓枠内に納めることはできないため、1段上の40mm部分が窓枠内に入る納めとしています。

(ルーバー幅:130mm ÷2) + (40÷2) + クリアランス(5mm) = 90mm  という見立てであれば、違和感を最少限度に抑えた納めになることをご説明し、無事採用することができました。

 

 

『デュアルシェイプ』 スタイルC。
直線と曲線の配分はどの様に決まる?

トーソー 瓢箪 ひょうたん バーチカルブラインド デュアルシェイプ

幅80~130mmのウエーブと上下の80mm直線の組合せで構成される『デュアルシェイプ』スタイルC

 

細かい解説になりますが、2019年12月のカタログ改訂の前までは交互に並ぶ裾側の直線寸法が、C-1(200mm)と C-2(300mm)の組合せで固定されていましたが、新カタログからは製作高に応じての裾部の配分が変わり、上部直線とのバラン比が僅かに縮まりました。

 

瓢箪 ひょうたん バーチカルブラインド  トーソー 販売店 取扱店

今回のケースでは、裾部直線の長さが35mm、従来の仕様より短くなりました。

上部と裾部では、必ず裾部の直線が長くなるという設定は変わりませんがこの様な仕組みになっています。
メーカーのカタログではこれについての記載はありませんが、正確な製品サイズが判ればメーカーに直線サイズの照会をすることは可能です。

 

***編集追記***

トーソー デュアルシェイプ スタイルC 展示品 取扱い店

デュアルシェイプ スタイルC 展示品 バーチカルブラインド 取扱い店 

 

ミツワインテリアではお客様のご要望にお応えして、『デュアルシェイプ』スタイルCの展示品をご用意いたしました。

ルーバーとカラーは「ルノプレーン」のホワイトで、幅1200×高2400の製品をコード&バトン式(片開き)でご覧いただくことができます。

 

 

『デュアルシェイプ』 スタイルC。
カラーコーディネートと調光イメージ

 

最後に『デュアルシェイプ』 スタイルCのカラーコーディネートと調光イメージとのご案内です。

採用生地は20色展開の「ルノプレーン」より、シャビーカラーのグレイッシュベージュ(TF-6006)です。

優しさと暖かみのあるベージュにくすみのあるグレイを含ませた大人の落ち着きを感じさせるカラーです。

 

瓢箪 ひょうたん バーチカルブラインド 人気

調光によって表情を変える陰影が何とも言えない、魅力的な窓辺ができあがりました。

 

瓢箪 バーチカルブラインド 価格

細身のラダーテープとコルクベージュのスラットで組合わせたウッドブラインドとの相性も良く、布と木の温かみが感じられる素敵な窓辺ができ上がりました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
 

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

 
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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クリエーションバウマンのバーチカルブラインド。『スペクトラⅣ』納品事例

2020年05月04日

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド 人気

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド SPECTRA  スペクトラ 価格 取扱店

リビングの窓辺に、クリエーションバウマンのバーチカルブラインドをご採用いただきました。
1886年創業のクリエーションバウマンは「スイス品質」のインテリアファブリックブランドとして世界的に定評があり、バーチカルブラインドにおいても世界で初めて羽を127mm幅で織る技術を開発したメーカーとして知られています。

 

127mm幅の織りで魅せる
ロングセラーの『SPECTRAⅣ』

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド カタログ

当社では、バーチカルブラインドの展示品と併せてルーバーサイズの生地が収録されたカタログもご用意していて、今回も現地にお持ちして実際の窓辺で色味をご確認いただきました。

 

最終的にご採用いただだいた生地は『SPECTRA (スペクトラ)IV』よりCOL:103
ドイツ・トレビラ社の難燃ポリエステル「Trevira CS」を採用して高密度で織りあげた厚地は同社のロングセラー商品です。

防炎加工を加えなくても良いため、生地のしなやかさと手触りの良さが群を抜いています。

 

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド レール 色

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド 裾

“生地を1枚1枚羽根幅で織る”という独自の技術とこだわりで製品化しているルーバーは、反りが少なくシャープな表情の高品質ルーバーを生み出すことができます。

一般的なバーチカルブラインドの羽根(ルーバー)は、1000㎜以上の幅からなる生地にスティフナー加工(薄い糊付けの加工)をほどこしたのち、ヒートカット(熱)で羽根幅(短冊状)のルーバーを作ります。
合理的・低コストでバーチカルブラインドが提供できるというメリットはありますが幾分生地が反りやすくなる傾向があるため、バウマンの様な表情は出せないのです。

 

 

バーチカルブラインド 127mm 幅

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド 127mm 遮光性

127mmルーバーを閉じると、約30mm生地が重なります。
生地の反りが少なく、裾チェーン不要のスリムウエイト仕立てにより隙間からの光漏れを最小限に抑えることができる性能は他の追随を許さない見事なクォリティ。
平面的になる窓辺に生地の豊かな陰影が浮かび上がります。

 

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド 両開き 畳み代

今回、製品は「両開き」で納めました。
両側に寄せた際にルーバーの畳み寄せが窓枠内に入り込まないようにというお客様のご要望を受けて最小限のサイズで製作しています。

 

ダイニングの窓には
「ミニマルタイプ」のロールスクリーンを。

ロールスクリーン ミニマルタイプ おすすめ

 

ダイニングの小窓にコーディネートしたロールスクリーンは、ニチベイの「ミニマルタイプ」

『SPECTRA (スペクトラ)IV』がロールスクリーン非対応であったためこちらの製品を選んだわけですが、ウエイトバーがすっきりとした意匠は強いこだわりが感じられました。

 

ロールスクリーン ミニマルタイプ 標準タイプ 違い

ニチベイ ロールスクリーン ミニマルタイプ ボトムウエイト ボトムレール 

何がミニマルかというと、ボトムバーがとても薄型で標準タイプのそれと比べてもすっきりとしているのです。
製作にあたっては標準のロールスクリーンよりも制限事項が多いミニマルタイプではありますが、こちらの窓には問題なくご採用いただくことができました。

 

ロールスクリーン ミニマルタイプ メタルチューブグリップ

スクリーンを引き上げた位置でも手が届く窓でしたので今回はプルコードを使用せず、有料オプション(+1,800円)のタルチューブグリップ仕様で納めました。
すっきりとしたコードレス操作もミニマルタイプと相性が良いのです。

 

クリエーションバウマン  バーチカルブラインド SPECTRA  スペクトラ

ロールスクリーンの方が生地が薄めで色も淡いですが、仕様の細部までこだわることで大迫力のバーチカルブラインドに寄り添う上質なアクセントとして組み合わせることができました。

以上、本日はクリエーションバウマンのバーチカルブラインド『SPECTRA (スペクトラ)IV』とミニマルタイプのロールスクリーン組合せ事例をご紹介させていただきました。

 

***ミツワインテリア ショールーム***

ミツワインテリアでは、クリエーションバウマン、ニチベイ、タチカワブラインド、トーソーのバーチカルブラインドを豊富な展示品で取り揃えております。

「コード式」、「バトン式」といった手動製品はもちろん、電動タイプもご用意しておりますので、比較ご検討を希望される場合は是非ご来店ください。

また、製品仕様、サイズ等がおわかりの場合はメールでの事前お見積もりを経て現地おうかがいも可能ですので、併せてご検討ください。

 

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
 
◆ 『ロールスクリーン』特集ページ
 
 
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

 

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バーチカルブラインドとウッドブラインドを組合わせたリビング・ダイニングの演出。

2020年03月07日

ヴィンテージ リビングダイニング バーチカルブラインド ウッドブラインド

こちらは、リビング・ダイニングの窓にセンターレーススタイルのバーチカルブラインドウッドブラインドを組合せた納品事例です。

お客様の要望は、ソファとダイニングチェアに馴染む布製品であるバーチカルブラインドと、天井・壁に馴染むウッドブラインドを組合わせたいというもの。
全ての窓周り品を窓枠内に納めてすっきりとした空間作りをしたいというものでした。

設置に必要な窓枠内の有効奥行きは掃出窓でD:70mm、縦長窓はD:55mmしかありませんでしたが、製品の選定と設置の工夫を考慮したご提案をさせていただききました。

 

バーチカルブラインドのカラーと質感は
布製品との調和を考えて。

バーチカルブラインド センターレース かっこいい

ブルー ブラインド 人気

布製品との相性で選ばれた厚手は、ニチベイ『アルペジオ』収録のA7751(アンティークブルー)
落ち着いた雰囲気とヴィンテージ感のある味わい深いブルーです。

 

このアンティークブルーを単色で使ってしまうと色の個性が強く出過ぎると感じる場合、主役となるベースカラーに全体をまとめるアソートカラーとアクセントカラーを組合わせるコーディネートもあります。

 

しかし今回は濃色の厚手で統一したシングルスタイルではなく、シースルー機能を持つセンターレースのホワイトを併用することで、手前にくるソファに馴染むトーンに減色させ、程よいカジュアル感を出しています。

 

ブルー バーチカルブラインド 人気

ニチベイ『アルペジオ』センターレーススタイルの設置イメージ。

有効奥行き70mmの窓枠内に100mmルーバー用のヘッドレールをギリギリ納めることができました。

 

縦長窓は調光可能な木製品をアクセント使いで。

ナニック Gシリーズ コールデンオーク 904

スリット窓 ウッドブラインド おすすめ

リビング側・テレビの左右に配置されている縦滑り出し窓のサイズはW340×H1300、ダイニング側の窓もW340×H2000とスリット窓に近い形状。

お客様の希望はここに50mm幅の木製ブラインドを採用したいというものでしたが、製品幅340mm以下に対応する50mmスラットの横型製品は少なく、コード式操作であればニチベイ、トーソー製品で用意できますが、ループコード式に関してはナニックのみ対応していました。

 

テレビ 横 窓 ウッドブラインド おすすめ

今回ご採用のナニック『Gシリーズ』は、15配色のカラーバリエーションを持つナニック製品の中ではエコノミータイプのウッドブラインド。
小窓で使う場合はコスト的にも優し目の良品で、こちらはフロアと天井色に合せたゴールデンオーク(904)をコーディネートしました。

 

男前 インテリア ブラインド

バーチカルブラインドとの組み合わせでスリット窓をどの様に演出するかが、ご相談当初お客様の悩みどころでしたが、調光もでき自然素材の味わいに富むウッドブラインドを組合わせることで洗練された窓周りの演出とインテリア全体の調和を整えることができ、ご満足いただくことができました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
 
◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm
 
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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バーチカルブラインドのセンターレーススタイル。コーナー窓の納め方とレールジョイント仕様。

2020年02月12日

窓の形状と周辺環境に配慮した
適切なバーチカルブラインドの選定。

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル ブログ 事例

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル レールジョイント仕様

こちらはマンション・LDの大開口窓に、バーチカルブラインドをご採用いただいた納品事例です。

 

調光コントロールとプライバシー性に配慮したシースルーを組合わせた、ニチベイの『アルペジオ』センターレーススタイルをお選びいただきました。

 

 

ご相談いただいたLD窓は、リビング側のコーナー窓が東向き、バルコニーに面したダイニング窓が南向きに面しています。

窓環境としては午前中はリビング側が明るく、午後はダイニング側の陽射しが強くなる配置となるため、シースルー生地にはプライバシー対策と併せて遮熱性能も高いミラーセンターレースを組合せることになりました。

 

ニチベイ アルペジオ ミラーセンターレース

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル 西日

生地の組合せは、厚手生地「サージュ」のクールグレイ(A7829)にホワイト(2341)のミラーセンターレース

シースルーが冬晴れの強い陽射しを効果的に抑え快適な窓辺になりました。

 

 

「コーナー窓」の形状と
使い勝手を考慮した製品仕様で。

リビング側のコーナー窓には外開きの換気窓が3箇所あり、今回はそれらに配慮した開閉操作仕様で納めています。

 

ニチベイ『アルペジオ』では、「コーナー窓仕様」を選択することでルーバーを閉じた際にコーナーにできる光漏れ幅を標準品より12~17mm(※製品幅によって異なる)軽減させる納め方ありますが、今回はコーナー窓仕様を併用しない標準仕様同士の組合せで納めています。

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル コーナー窓仕様

参考までにこちらは「コーナー窓仕様」を採用した場合の納まり。

ルーバーを閉じるとコーナー部分の光漏れがほとんどない状態になります。

ただし、その場合の注意点として、調光操作の採光時(ルーバーを開く)にはコーナー窓仕様側のルーバーを先に開くことルーバーを閉じる際には長辺窓側ルーバーから先に閉じるといった調光順序の決まりを守る必要があり、お子様が小さいご家庭などでは常に開閉手順を意識して使うことが難しい場合もあります。

 

また、コーナー部分がガラス突き合せになっている窓であれば、「コーナー窓」仕様を強く推したいところですが、今回の場合はコーナー周辺のサッシ分量が多かったため、ご検討の結果操作手順がシンプルな標準仕様同士の組合せで納めようということになりました。

 

バーチカルブラインド コーナー窓

コーナー窓で標準仕様同士のレールを組合わせた調光操作。

 

ニチベイ アルペジオ サージュ クールグレイ

コーナー窓の納め方は、窓の構造、配置、方位、生活者の使い勝手とこだわりを踏まえて決めると良いでしょう。

 

大開口窓をすっきりまとめる「レールジョイント仕様」。

続いてダイニング側の窓は、開口幅:W3600超の大型窓のため、搬入経路の問題からバーチカルブラインドを2分割で設置する必要がありました。

外階段を使った玄関までの経路はW3600幅の製品も搬入可能でしたが、最後の玄関から室内に搬入できるスペースが十分ではありませんでした。

そういった状況はマンションでは少なからず存在し、今回はその場合の対処案として「レールジョイント仕様」の製品をご紹介させていただきました。

 

「レールジョイント仕様」は、製品に連結構造を持たせることで、ルーバーの調光システムを連動させることができる製品仕様です。

構造上、開閉タイプは「両開き」に限定され2分割の左右それぞれを個別に開閉させる必要がありますが、調光操作は1本の調光ポールにまとめることができます。

更にセンターレーススタイルの場合であれば、ジョイント部分の不透明生地とシースルー生地の組合せを自然な流れで納めることができるというメリットがあります。
これは標準仕様を2つ並べた場合、製品の両端は必ず不透明生地になるのですが、レールジョイント仕様であれば片側をシースルーにすることができるため規則的で一体感のある納まりが可能になる点がお勧めのポイントとなります。

窓の左右から出入りする必要のある窓には向きませんが、今回は窓の中央からバルコニーに出入りできる窓であったため意匠面でも機能面でも使い易い納まりとなりました。

 

以上、本日はニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』センターレーススタイルを採用した納品事例を、コーナー部分の納めと、大開口窓での分割設置と併せてご紹介させていただきました。

マンションの角部屋や大開口窓にバーチカルブラインドをご検討される場合の参考としてご覧いただければ幸いです。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
 
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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