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『バーチカルブラインド』を「正面付」でダイナミックに魅せるコツ。

2017年02月02日

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こちらは、リビング・ダイニングの大型掃出窓(4枚引き違い)に、「センターレース・スタイル」のバーチカルブラインドをご採用いただいた納品事例です。

バーチカルブラインドを天井から設置すると、縦長ですっきりとした印象のルーバーが、天井高をより強調してくれる視覚的効果が得られます。

他の窓には、横型ブラインド、カーテン、ロールスクリーンなどもご採用いただきましたが、メインの窓にはモダンなインテリアシーンを演出する「バーチカルブラインド」を使いたいというお客様のご要望でした。

 

 

「バーチカルブラインド」採用上のポイント。
『畳み寄せ代』の考慮。 

バーチカルブラインド 正面付 メリット

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設計段階よりバーチカルブラインド採用のプランを考慮する場合、ヘッドレールを隠す「ブラインドボックス」などを設ける事が多いですが、その際に考慮されるのが、バーチカルブラインドの「開き方」「畳み寄せ寸法」の確保です。

「開き方」とは、「片開き」または「両開き」といった畳み寄せの分割数を意味します。

「畳み寄せ寸法」とは、窓の開口寸法と開き方に応じた製品寸法(製作幅)と、ルーバーの「逃げ代」の分量を意味し、間取り、窓の大きさや構造によって、その分量(配分)は異なります。

本事例の様に「両開き」で納める場合で、窓の左右に家具のレイアウトやエアコン設置における障害が無い場合は、深めに「畳み寄せ寸法」を確保することができます。

 

 

「ブラインドボックス」が設置できない場合。
壁面「正面付」で対応も可能。

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こちらの大型窓では、右側(4枚目)窓の途中から、天井面に段差ができる設計となっていたため、「ブラインドボックス」が設けられませんでした。

しかし、内装仕上げの段階で、天井まで続く壁面全体に「正面付」用の取付下地を確保していただいたため、天井に沿わせてバーチカルブラインドのヘッドレールを設置することができました。

 

バーチカルブラインド ブラインドボックスがない

天井面に沿わせてバーチカルブラインドを「正面付」で設置した様子。

 

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ニチベイ・バーチカルブラインド『アルペジオ(センターレース スタイル)』でのご採用生地は、「コットン(綿)」風の生地に、33の展開色を持たせた「フェスタⅡ」より、新色のアイボリー(A7770)と、新たにオプションとして加わった「ミラー レース(14配色)」より、ライトベージュ(2355)の組み合わせです。

ミラーレースの持つ機能には、日中における室内の「プライバシー強化」のほか、強い日射を緩和し、夏場の空調効率を向上させる「遮熱効果」がありますが、強い光沢を抑えた自然な生地の風合いが好評です。

 

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ちなみに、「正面付」というと、製品を窓枠や窓枠上10cm程度に設置することが多く、コンパクトな窓辺の演出に向いていますが、ビス止め用の取付下地さえ確保されていれば、こちらの事例の様に、たっぷりとした「畳み寄せ寸法」も確保したダイナミック窓辺として演出することも可能です。

 

将来的に、どういう窓辺に仕上げようか迷われていたり、特に決まっていない段階では、「ブラインドボックス」や「カーテンボックス」の具体的な設計までイメージできない場合が多い様です。

その様な場合でも、窓周辺にたっぷりと窓製品の取付下地を用意しておくと、最終的にかなり自由度の高い調整ができる様です。

 

◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 


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