「ゴールデン・ウィーク」明けの連続特集、2日目の本日は、
『アクセントカラー ウォール』のある「主寝室」における、カーテンの演出と、『効果的な遮光・空調対策』について、納品事例とポイント解説を紹介させていただきます。
こちらは、『遮光カーテン』 納品後の様子です。
上の写真でもお判りいただけるとおり、「寝室」のベッドの背面の壁を、インテリア・ペイントで「アクセント・ウォール」に塗り上げられているベッド周りの窓の仕立てでは、居室全体の調和を取るのが意外と難しく、納品にあたっては様々な工夫や視覚効果を求められるケースが多いです。
リニューアル前(Before)
こちらは、カーテン・リニューアル前の様子です。
取り急ぎお手持ちのレースを使われておりましたが、『遮光カーテン』新調のご依頼をいただきましたので、既設の「カーテンボックス」と「カーテンレール」の特性を活かした仕様で遮光カーテンを製作させていただきました。
『カーテンボックス』の特性 にについて。
まずは、『カーテンボックス』の特性 に関する理解です。
イメージ画像の画像は、「後付タイプ」のカーテンボックスですが、上部の構造が見えるため、「カーテンボックス」の説明用に使用しています。
ご覧の様に、『カーテンボックス』は、その豪華なデザイン性だけでなく、 「カーテンボックス」上方およびその側面からの光漏れや、冷気や熱気の遮断を行うという機能的な特性を担っています。
「カーテンレール」のアレンジ使用例について。
次に、『カーテンボックス』内に設置された「カーテンレール」の使用法を応用アレンジして、側面からの光漏れや、冷気や熱気の遮断を簡易的に行う事例の紹介をさせていただきます。
上の写真の製品の様に、レース側カーテンレール両端の「キャップストップ」の横に、カーテンでカーテンレールの側面を覆える様な、『リターン金具』が付属しているカーテンレールであれば理想的ですが、既存の標準的なカーテンレールでも、レース側のキャップストップの固定リングに、カーテンのリターンを折り曲げて覆えば、簡易的なリターンが出来上がります。
ただし、その場合は、カーテン自体が、カーテンレールの片側、あるいは両側をリターンできるだけ長く 幅を作っておく必要があることにご注意ください。
今回ご採用いただいた、遮光カーテン。
選定色は、E2277の、シンプルでありながら素材感と発色の良いテクスチュアをお選びいただき、 「パープル」のアクセント・ウォールを引き立てました。
「腰高窓」を豪華に魅せる演出の工夫。
本日は、「腰高窓」のカーテンを閉じた閉じた時に、遮光性、遮熱性、保温性を重視しながら、あたかも「掃出窓」の様に見える『視覚効果』と、床までゆったりと掛ける「ラグジュアリーな寝室の窓辺」をが感じられる納品事例をご紹介させていただきました。
『当社・オーダーカーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
当社・インテリア・ペイントの事例ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fb-4.html
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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- at 11:52 AM
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