本カーテンやローマンシェードといったスタイルにおいても、無地のファブリックにアクセントカラーを組み合わせたコンビネーションスタイルをご要望いただく機会が増えています。
本日のブログでは、そうした事例を2つご紹介いたします。
『納品事例(1)』
まず1つ目の事例では、新築戸建住宅のLDにおけるウィンドウ演出として、インテリアの雰囲気に合わせて選ばれたお気に入りの無地ファブリックを、2色組み合わせてカラーコーディネートした窓まわりを演出したい、というご要望をいただきました。
「上下切り替し」生地の選定
「上下切替し」スタイルでご採用いただいた、フジエテキスタイルの『ファルセット』・品番:FA2600(7配色)は、厚手の「シャンタン(シルク)」風の素材感が人気のファブリックです。
ご来店の際に候補生地を選定いただき、最終的にこのカラーコンビネーションスタイルにて、「カーテン」と「ローマンシェード」を納品させていただきました。
今回、「カーテン」を束ねる「タッセル」には、下側の生地色を使った「共布タッセル」でまとめましたが、別事例における「階段の冷暖房対策」の様に、コーディネートした「装飾タッセル」などでまとめても素敵です。
2色使いの「上下切替し」は「バイカラースタイル」とも呼ばれ、モダンインテリアにおいて柄ではなく色の組み合わせによるデザインを好むお客様に支持されています。
「ローマンシェード」は、上部生地にFA2600(NW)色、下部生地にFA2600(BR)色を使用したバイカラーのシングルスタイルです。
製作にあたってのこだわりポイントは、生地を畳み上げた際に、上部生地(NW)の下に裾のBR色が少しアクセントとして見える様な納まりとしている点です。
『納品事例(2)』
納品事例(2)は、同じくフジエテキスタイルのカタログ・『STORY2E』に収録されているファブリックより、前幕に『ブラッシュ』品番:FA6606のバイカラー(上下切替し)、後幕に、「ローマンシェード」生地として採用されることの多い、ストライプ・デザインが魅力の薄地・『ソプラニスタ』品番:FA7001(NL)色を組み合わせた『ダブルシェード』スタイルのコーディネートイメージです。
『ダブルシェード』用生地の選定
前幕採用生地、『ブラッシュ』では、イメージ写真でも紹介されている(NL)と(BR)の「バイカラー(2配色)」スタイルで「ローマンシェード」の前幕を演出することになりました。
『ブラッシュ』の風合い、事例(1)でご紹介した『ファルセット』のシルク調の質感と異なり、「麻」織物調のざっくりとしたした質感が特徴で、モダンなインテリアシーンにお勧めのファブリックといえます。
今回は、カタログの写真と同じスタイル、つまり、レースの裾(ボトム)部分に、縦柄で表現されているピンストライプのアクセントカラーと調和する、光沢のある厚手の「タフタ」生地を合わせたコンビネーションスタイルで日中の主役となるシアーをお洒落に演出することになりました。
テレビ側に配置されている「縦長窓」では、日中でも前幕を落として、陽射しの強い時間帯の画面への反射防止としてお使いいただくこともできます。
ほのかに透けて見える、後幕のストライプもデザインとしてお楽しみいただけます。
日中の主役となる「後幕」の様子です。
「ピンストライプ」のカラーに合わせたボトムカラーの「タフタ」のアクセントも大変気に入っていただきました。
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