Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテンレール(一般)

「LD」と隣接する『畳スペース』を意識したウィンドゥ・スタイリング事例。(横浜市 保土ヶ谷区)

2014年01月09日

本日のブログでは、

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2F・「リビング・ダイニング」に隣接する、立派な『畳スペース』のデザインを意識した、ウィンドゥ・スタイリング事例をご紹介させていただきます。

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上の2枚の写真は、日没後に撮影したものですが、この状態では、「ブルー」の生地を基調として、ブラウンを挿色にした、窓辺のカラーコーディネートであることがお分かりいただけると思いますが、自然光を透した日中の窓辺には更に「華を持たせる」光の演出効果がご用意されております。

 

「光の演出」を楽しめる、
『プリーツスクリーン(ペアタイプ)』の魅力。

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こちらは、実際の「畳スペース」の、コーナー窓側に設置した『プリーツスクリーン(ペアタイプ)』を用いて、時間帯と方位によってフレキシブルに「調光」ができるイメージを撮影させていただいたシーンです。

 

『ペアタイプ』生地の上下を組合せ。

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今回ご採用いただきました製品は、タチカワブラインドの『プリーツスクリーン・ペルレ』のペアタイプのカタログにに収録されております、「和紙」調の不透明生地と「シースルー」生地の上下組合せとなります。

 

『不透明』生地 のカラー選定。

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和紙調・不透明生地『ミズホ』の、30色のカラーバリエーションの中から、プリーツスクリーンの下側に配置する生地として、PS-4178(アイ)をご採用いただきました。

 

『シースルー』生地 のカラー選定。

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次に、シース調・シースルー生地『フラウ』の、9配色の中から、プリーツスクリーンの上側に配置する生地として、PS-4737(ブルーグレー)をご採用いただきました。

 

生地と相性の良い、「部品色」の選定。

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「プリーツスクリーン」は、現代の『和室の窓辺』を従来の「障子」に替わるウィンドウアイテムとして採用される事例が多い窓周り品です。
そのため、最近では、ヘッドレールや、操作チェーンなどの「部品色」も、選定される様々な生地や居室のイメージに対応するために、質感やカラーバリエーションも豊富にチョイスできるようになって参りました。

今回は、リビング・ダイニングの窓辺も含めて、「ブルー」と「ブラウン」を基調としたカラーコーディネートでまとめましたので、プリーツスクリーンのヘッドレール色は「セピア(木目調)」、操作チェーン色は「クリアブラウン」として全体をまとめました。

 

『プリーツスクリーン』の調光パターン例。

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まずは、日中における「シースルー」モードで統一した状態です。 窓辺の方位に関係なく、陽射しが強くない時間帯や、プライバシーを気にしない状況で積極的に使用される、調光パターンです。

 

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次は、日中において、テーブル周りや室内が、多少光が眩しかったり暑かったりする際に、お好みに合わせて少しだけ、不透明生地を上昇させて、日照調整をしている様子です。

 

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この調光パターンは、陽射しの強い時間帯などに、少しだけ上から明るい光を採り入れて、程よい照度に調節する状態です。
スクリーンを上げてはいますが、インテリアの雰囲気はとても素敵に演出されます。

 

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こちらは、「夜間」や、「プライバシー」を確保したい時に使用する、不透明生地を完全に引き上げた状態です。
調光の生地配分を、窓ごとに変えても綺麗に見えるのが、プリーツスクリーン(ペアタイプ)の魅力的かつ機能的なな特徴と言えます。

 

「カーテンレール」の木目色を、
「プリーツスクリーン」と合わせて。

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タチカワブラインドの「プリーツスクリーン」における「木目調」の部品色は、実は、機能性「カーテンレール(木目調)」のカラーラインナップに合わせてご用意されております。
そのため、「プリーツスクリーン」と「カーテンレールむといった、異なるウィンドゥ・アイテムの組合せでも、レール色の統一を図ることが出来る利点がございます。

「リビング・ダイニング」でご採用いただきました、カーテンレールの木目色も、『セピア』色で揃えることになりました。

 

「カーテン&レース」も統一感を持たせて、
カラーコーディネート。

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前幕のカーテンには、「ブルー」地に天然繊維調の横節のラインが美しい、遮光カーテンをご採用いただきました。

 

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レース生地は、薄地のボイルの「ブラウン」色で、「ブルー」のファブリックとの調和を取りました。

 

バランスのとれた「和洋」の色彩コーディネート。

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基本的に、「和」の要素が強いインテリアの構成でしたので、色彩感覚の調整に気を配りながら、「ナチュラル系・インテリア」シーンをシンプルでありながら、遊び心を持たせたスタイルコーディネートで自然な雰囲気にまとめております。

 

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基本的には、「LD」と隣接する『畳スペース』を意識したウィンドゥ・スタイリングを心掛けました今回の納品事例でしたが、細部の取り合いに注意を払いながら、お客様のお好みのカラーを「ナチュラル」インテリアに馴染ませることができ、大変ご満足をいただきました。

 

当社・『プリーツスクリーンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/pleats&pleats.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

「ホワイト」基調のカーテンとレースを合わせた、『縦長窓』スタイリッシユ・コーディネート事例。

2013年11月25日

本日のブログでは、

魅力的な『縦長窓』がある、リビング・ダイニング

における、ホワイト系の配色を基調とした、ウィンドゥ・トリートメント事例をご紹介させていただきます。

 

Before(採寸時)イメージ

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LDを構成する主要である、高さ360cmの吹抜風天井まで伸びる『縦長窓』の採寸時の提案の様子です。

今回は、この調和を、素材感にこだわった、ホワイト系基調「カーテン&レース」をコーディネートして、『スタイリッシュ・モダン』なインテリアシーンを演出させていただくご提案をさせていただきました。

 

After(納品後)イメージ

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こちらは、納品後の様子です。

それでは、コーディネート納品の際にご提案させていただきました事例詳細をご紹介させていただきます。

 

「カーテン」生地の選定

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まずは、前幕のカーテンにご採用いただきました生地は、フジエテキスタイルのカタログ『PROFILE(プロファイル)』に収録されております、「ウスライ」という、女性の服地にも採用されている、美しい光沢感としなやかな手触りが特徴の極細糸で作られた、こだわりのファブリックとなります。

フジエテキスタイル:  PF2180・『ウスライ』

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『ウスライ』(薄氷)。「薄く張った氷」というイメージコンセプトでデザインされた生地です。  生地の表面にガラスや氷などの冷たい質感を感じさせる薄手のサテンです。透明感のある分繊糸に加工により独特の光沢感を表現しました。細かく屈折した糸に照明が当ることでよりいっそう華やかな雰囲気を作り出します。

 

「レース」生地の選定

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レース生地は、五洋インテックスがロングセラー生地として取り扱っている、フランス・「リンダ社」の、糸の撚(よ)りのしっかりとした高品質ボイルレースをご採用いただきました。

 

「カーテンレール」の提案

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現地での打ち合わせでは、様々なアイテムを総合した納め方の提案をさせていただき、実際の納品となります。

今回の窓につきましては、カーテンレールの高所取付が必要な大きな窓でしたので、納品後の使い勝手の良い「機能性カーテンレール」の選定はとても大切な作業でした。

今回のアレンジの特徴は、カーテンレールの「左右の固定ランナー」を敢えて使わずに、ほどほどの「磁力」で固定と開放が自由にできる、オプションの「サイド・マグネット ランナー」をそれぞれのカーテンレールの両端に採用して、窓の中でのカーテンとレースの移動による「フォーメーション・アレンジ」を手軽にできる仕様にいたしました。

 

「納品作業」の様子

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納品中の様子です。

カーテンレールを設置したのち、丁寧なメーカー縫製で仕上げられてきた、カーテンとレースを束ねられている紐を、高所納品を考慮して敢えて解かずに帯状に吊ります。

そして、紐を解くと写真左の様な状態になります。高所窓では吊り方にも工夫が必要です。

 

『フォーメーション・アレンジ』による、

窓辺のスタイリングの楽しみ。

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フォーメーション・アレンジ」のできるカーテンレール仕様を工夫することによって、スタイリング性豊かな『日照調整』を楽しむことができます。

 

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標準仕様も、『装飾タッセル』を使って、大きな窓を魅力的に演出いたしました。

 

 

トータル・コーディネートのまとめ。

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本日のブログでは、ホワイト系の明るい色彩コーディネートを使った、『縦長窓』の「スタイリッシュ・モダン」コーディネート事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『オーダーカーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『保温性(冬季)』・『断熱性(夏季)』・『防音性』・『遮光性』全ての向上に効果のある「機能性カーテンレール」。

2013年11月18日

本日はのブログでは、

『保温性(冬季)』・『断熱性(夏季)』・『防音性』・『遮光性』に優れた、
「機能性カーテンレール」のお話。

を、製品の性能試験データと、実際の販売者の立場から感じた「魅力」の観点からご紹介をさせていただきます。

 

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長かった今年の夏が終わって、約1ヶ月。 関東地方も一気に朝夕の冷え込みが厳しくなり、生活の中で、いわゆる『冬支度』が必要になってまいりました。

「東日本大震災」以降、「節電」に対する意識が深刻な取組みとして強まった感がありますが、インテリアの業界でも、「省エネ」対策関連製品の開発は積極的に行われております。

本日のブログは、「省エネ」効果を持ちながら、デザイン性も重視している、そんな素敵な『カーテンレール』にスポットを当てて見たいと思います。

 

ラインナップが充実した、『省エネ対策』・カーテンレール。

>これまでも、「カーテンレール」の開発コンセプトに、『遮光性』や『防音効果』という機能面以外の、窓辺と室内の「省エネ」という観点から、『保温性(断熱性)』、『遮熱性』を意識してPRされた製品はございましたが、この効果がより高い窓の環境を追求する取組みが近年特に急速に進められてきたようです。

 

「実験データ」が語る、機能性の分析と実証

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「カーテンレール」メーカーの研究によれば、シャッターや雨戸、窓ガラスの性能を度外した条件のもと、『一般住宅の窓』において、どのような設置形態で、カーテンレールを設置すると、「断熱」効果の高い窓になるかを調査した結果、一番効果が高いとされた条件が、天井に『カーテン・ボックス』を設置して、窓を大きくカーテンとレースで覆うという結果が出たとのことです(上記・実験値参照)。

 

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それは、居室や使用する材料の構造から言って当然とも言えますが、必ずしもその様な環境に、カーテンレールが設置されていない状況のもと、有効な手立てを考えることが業界に携わるものの役目です。

多岐にわたる設置環境のに応じた代表的な対策の一例を、実験データと併せて紹介しております。

 

①サイド『リターン』機能を有する「カーテンレール」の活用

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メーカーのイメージ画像や、当社の展示品でのシュミレーションをご覧頂いてもお分かりになるかと思われますが、カーテンレールの側面を、「カーテン」で「コの字」型に囲う、『サイド リターン』機能は、窓辺から侵入する、寒気や熱気、太陽光、騒音といったものを効果的に軽減する機能として注目されておりました。

ただし、『サイド リターン』機能を活用するためには、「カーテン」の製作幅も通常よりも広めに作る必要がありますので、それにつきましては注意事項として併記しておきます。

 

 美しさと機能性を高める『補助アクセサリー』の併用

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「リターン マグネット」や「マグネットタッセル」といったアクセサリー製品は、『サイド リターン』機能の向上をサポートする製品として知られていますが、更に新製品がリリースされています。

 

『リターン マグネットⅡ』のニューリリース

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最近、リリースされた『リターン マグネットⅡ』は、従来型の、特定のアイテム(マグネット・タッセル)との連携によらず、自由にタッセルを選べるという点で、機能性のみならず、「インテリア性」を考慮した新製品となっています。

 

②『カバートップ』機能の併用

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先にご説明した、「リターン」機能に加えて、『カバートップ』機能の登場により、窓辺の側面のみならず、カーテンレールの上方へ抜ける、「光」や、「冷気」、「熱気」のブロックといった軽減効果が期待できるようになり、実際の納品の現場でも1年を通じて好評をいただいています。

 

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『カバートップ』機能対応の「カーテンレール」のラインナップも増えてきましたので、幅広いインテリアでご採用いただけるようになっています。

 

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本日は、住まいの快適性に貢献する『カーテンレール』の中で、

「窓辺の快適性」の観点、「省エネ」の観点、そして「インテリア演出」の観点を考慮して設計されている、『機能性カーテンレール』

についてご紹介させていただきました。

 

参考資料:当社『カーテンレール特集ページ』を見る。
 http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:
http://www.mitsuwa-i.com/

機能性「カーテンレール」の採用による滑走性の向上と、『カーテンバトン』の併用で、窓辺の快適性を実現する。

2013年11月01日

 本日のブログでは、

一般的な新築マンションのあらゆる窓に標準装備されている、

『C型レール』と呼ばれる,低価格「カーテンレール」の滑走性の問題についての解説と併せて、

当社が新規物件において推奨させていただいております、
機能性「カーテンレール」への交換のメリットと、

 

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『カーテンバトン』の併用で実現する。

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快適な窓辺へのバージョンアップを実現させた、具体事例をご紹介させていただきます。

 

 

『春夏用レース』と『秋冬用レース』の衣替えの際に『カーテンレール』へリニューアル。

 

『春夏用』レース

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先日納品させていただきました、「グリーン」配色の柄物「輸入レース」を大変お気に召していただきましたお客様より、輸入生地は、廃柄になるサイクルが早いため、気に入ったパターンの生地を長く愛用するために、「春夏秋冬」の四季に応じて、「春夏」用の配色と、「秋冬」用の配色のレースを洗濯しながら、ローテーションで使い続ければ、レース全体の寿命が2倍に伸びるということから、今回、「秋冬」用のオレンジ色のレースを追加で納品させていただきました。

 

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『秋冬用』レース

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『秋冬用』レース、納品の際には、新たに「リビング」エリアのソファ・セットが納品されていました。

 

 機能性「カーテンレール」への交換のきっかけ。

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こちらは、入居時に付いていた、一般的に業界では、『C型レール』と呼ばれる、廉価品・シルバー色のカーテンレールです。

一般的に、新築マンションの仕様では、大きな「掃出し窓」から「小窓」に至るまでこのレールが統一して設置されていますが、幅広の「掃出窓」で重量のある厚手のカーテンを吊る場合や、ヒダのない「フラット系」のカーテンやレースを納める場合には、この『C型レール』では、滑走性の問題で使い勝手が悪くなるという問題がございます。

また、2つのカーテンレールをつなぐ「ダブルブラケット」の幅が狭いタイプが採用されている場合などですと、「前幕」と「後幕」との隙間が狭いがために、摩擦により、カーテン、レースの開閉効率が悪くなるというケースもございます。

今回交換させていただいた、既存のカーテンレールの場合は、2つのレールの間隔が55mmと、一般的に最低限と推奨されている60mmよりも若干狭いブラケットであったため、重量のあるカーテンと、以下の仕様にて、フラット系のレースの開閉操作性の高まる工夫をさせていただきました。

 

 

『ダブルブラケット』で固定させず,
『機能性カーテンレール』の特性を引き出す。

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こちらの物件の、『カーテンレールBOX』の奥行寸法(D)は、一般的と言われる、標準値「150mm~180mm」より、やや広い190mmの幅が確保されていました。

 

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これは、最低値を150mmとするならば、約40mmの設置配分をカーテンレールBOXの中で任意に決めることができるということを意味します。

 

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今回は、「3ツ山・2倍ヒダ」のしっかりとした厚地のカーテンと、川島織物セルコンのオリジナルである、『ノンタック・ウェーブ』縫製と言う、形態安定に優れた、特殊加工の「フラット カーテン」との組合せでしたので、「機能性」に優れる2本のカーテンレールを採用し、またそのレールの間隔を、従来品より、20mm増やして、独立設置させることにより、「前幕」と「後幕」の摩擦の問題を解消させました。

 

 

機能性「カーテンレール」,『ネクスティ』の活躍。

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上の写真では、一般的なカーテンレールの滑走性の説明をしています。

カーテンレールの溝に沿って、直進的に滑走するランナーの構造が従来品では一般的でした。

 

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今回、ご採用いただいた、機能性カーテンレール『ネクスティ』の「ランナー」は、基本の「直進」滑走機能に加えて、ランナーの『ヒートン』と呼ばれる部分に、360°の「回転機能」を持たせることによって、より滑走性の向上する機能性を付加していることが、このレールの重要なセールスポイントの1つとなっています。

上記の2つの工夫により、カーテンレールの機能性が格段に向上し、大きな「掃出窓」でもスムースな開閉を実現することができました。

 

 

生地を傷めず、開閉スムース、『カーテンバトン』の効力も併用。

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さて、こうして愛着ある「掛け替え用」のレースの納品に併せて、滑走性の良い機能性カーテンレールへのリニューアルを行ったわけですが、今回ご採用いただきました2つの生地は、厚手は、重量があり、レースは繊細な生地であるのが特徴でしたので、この2つの生地を傷めず、長く愛用いただく工夫をもう1つ追加させていただきました。

 

直接生地を持たないず開閉する,『カーテンバトン』の使用。

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『カーテン バトン』は、インテリアにこだわりのあるホテルなどの客室の窓辺で使われている事が多い、ウィンドゥ・アクセサリーです。

「手を触れる特定の位置にダメージを与えたくない」場合、「裏地付きの遮光カーテンなど、重量のある大きな窓」がある場合、「繊細なレース生地を直接手で引っ張って欲しくない」場合、等々、さまざまな配慮のもと、この「カーテンバトン」が、カーテン、レース開閉の補助としてセットされている事が多いようです。

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今回のケースでは、厚手、レース共に、「片開き」で仕立てましたので、窓の片側方向の端のランナーに「カーテンバトン」を据え付けて、例えば、厚手のカーテンを日中開けている時などは、束ねた「タッセル」に収納できる様にして納めさせていただきました(そのためには、選定するカーテンバトンの長さも関係します)。

 

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直接、生地を持たずに、カーテンランナーの引っ掛け部分に力が加わるため、無駄なエネルギーがかからずに、開閉が非常にスムースに行えることが大きな機能的な特徴でもあります。

 

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閉じた時には、カーテンバトンは生地の背後に隠れますので、特に厚手のカーテンの場合は、すっきりと収めることができます。

 

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一年を通じて、「美しく機能的な窓辺」のリニューアルに、お客様からも大変ご満足いただきました。

 

参考資料:当社・『輸入カーテンの特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:
 http://www.mitsuwa-i.com/

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