Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「新着展示品」 紹介

川島織物セルコン「モリス デザインスタジオ」の新作展示品入荷。『ブラザーラビット』、『ウイローボゥBL』他。

2020年09月09日

2020年10月から発売
川島織物セルコン・「モリス デザインスタジオ」の新作。

本日のブログでは、2020年10月から発売される、川島織物セルコン・「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」の新作を展示品紹介と併せてご案内させていただきます。

川島織物セルコンは、2000年のカタログ filoシリーズ発売当初より、ウィリアム・モリスのデザインを引き継いだサンダーソン社(※現・ウォーカー・グリーンバンク社)のライセンスのもと、そのデザインを織物として再現し、「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」今年で20周年になるロングセラーブランドに成長しました。

今回、新柄としてお披露目された新コレクションでは、よりナチュラルで、よりモダンに、正統派クラシックを継承しながら現代の暮らしに寄り添った3柄・7アイテムの厚手と1柄・2アイテムの防炎レースが加わり、ミツワインテリアでは全作品を展示縫製品でご用意いたしました。

 

迫力の新作展示品。
丈240cmの大型縫製サンプルで見応え十分。

川島織物セルコン モリス デザインスタジオ 新作 カーテン 取扱店 価格

ミツワインテリアでは、一足早く新作を先行販売をさせていただくことになり、本日展示品が入荷いたしました。

織物版『ブラザーラビット』、人気作ウィローボウの遮光(『ウィローボウBL)』、ハニーサクル&チューリップをモダンアレンジで2色追加した『ハニーサクル&チューリップⅡ』の3作品(7アイテム)が、川島織物セルコン「モリス デザインスタジオ」の新たな厚手コレクションとして加わりました。

すでにご用意している「モリス デザインスタジオ」全点と同様に、丈240cmの大型縫製品でご覧いただけますので大変見応えがあります。

店内での見学はもちろん、現地お打ち合わせ時にお持ちすることができますので実際に使用される窓辺でご覧いただけます。

ウィリアム・モリスのカーテンをご検討されているお客様には是非手に取ってご覧いただきたい逸品揃いの新作を以下に作品ごとにご案内させていだきます。

 


 

『ハニーサクル&チューリップⅡ』

『ハニーサクル&チューリップⅡ』は、人気の『ハニーサクル&チューリップ』の3配色に加えて、ナチュラルでモダンな印象にアレンジした2配色を追加したバージョンです。

 

ハニーサクル&チューリップⅡ FF1501 カーテン 価格 川島織物セルコン ウィリアムモリス

『ハニーサクル&チューリップⅡ』・FF1501(GR)

ライト~ミディアムのグレイ地は幅広い空間との馴染みが良く、大胆な作品をすっきりとした表情まとめ上げています。

 

ハニーサクル&チューリップⅡ FF1502 カーテン 価格 川島織物セルコン

『ハニーサクル&チューリップⅡ』・FF1502(DBR)

ダークグレイを思わせる、深みのあるブラウンは、モダンインテリアとその窓周りをを格調高い雰囲気でまとめ上げています。

 

ハニーサクル&チューリップ カーテン 展示品 取扱店 価格 ウィリアムモリス

ハニーサクル&チューリップⅡ FF1502

上の写真は、新旧のバージョンを5配色で並べた展示イメージで、一見すると新色を2色追加しただけの様に見えますが、新バージョンの『ハニーサクル&チューリップⅡ』では、ボリュームのある太番手の糸やカラーミックス糸の持つ素材感を組合わせることで生地に立体感を持たせ、モダンなインテリアシーンで使ってみたくなるナチュラルな表情を感じていただける生地になっています。

 

ハニーサクル&チューリップ ウィリアムモリス カーテン 川島織物セルコン マナトレーディング 比較

参考までに、英国製・プリント版『ハニーサクル&チューリップ』とFF1502(DRB)をを比較したイメージがこちらです。

デザインの縮尺もほぼ同じで、オリジナルのプリントデザインを織りで忠実に再現しつつ立体的な質感と現代的なカラーで表現している様子が分かります。

 

ハニーサクル&チューリップ カーテン 比較 人気

以上が、麻や綿など天然素材の風合いを好まれるお客様にもお勧めしたい新作・『ハニーサクル&チューリップ Ⅱ』のご紹介となります。

 


 

『ブラザーラビット』

1881年にウィリアム・モリスが描いた『ブラザーラビット』

『ブレアラビット(Brer Rabbit)』や『兄弟うさぎ』の名でも知られるこの作品は、アメリカ南部のお伽話の中で登場する架空のうさぎ、ブレアラビットからインスピレーションを受けたデザインです。

「モリスデザインスタジオ」での製作にあたっては、兄弟うさぎの愛らしいモチーフ柄部分を風通織(二重織り)によるを立体表現で引き立たせ、シンプルに織りだした柄の合間からのぞくベースに、ツイード調のざっくりとした太番手のカラー糸使うことで、上品な玉虫(シャンブレー)効果が得られる美しい生地ができあがりました。

 

ブラザーラビット FF1503 ウィリアムモリス カーテン 川島織物セルコン 価格 取扱店

ブラザーラビット FF1503 モリスデザインスタジオ

『ブラザーラビット』・FF1503(O)

愛らしくナチュラルなデザインに、明るいモダンカラーを散りばめることで若い世代のインテリアシーンでも積極的に使いたくなる優しい風合いの生地になっています。

「風通織り」は縦糸・横糸の色を違えて、表裏に反対の模様が出るようにした二重組織の織り技法です。

表出される柄はアイボリーですが、FF1503(O)ではメインカラーにオレンジ、その他イエロー、ブラウン、そしてブルーを使うことで、オレンジを主体としたミックス感とシャンブレー(玉虫)が味わえる魅力的なベースを作り上げています。

 

 

ブラザーラビット FF1504 ウィリアム モリス カーテン 価格 川島織物セルコン

ブラザーラビット FF1504

『ブラザーラビット』・FF1504(GR)

FF1503(O)と使用している色のカラーは同じですが、その構成比を変えて、ブルーをメインカラーにしています。

イエローの使用量も増えていますが、オレンジを減らすことでグレイッシュな雰囲気が感じられるシャンブレー感のある生地になっています。

クールな色調の中にも優しく暖かみのある色合いを感じられる魅力的な風合いはモダンインテリアとの相性も良好です。

 

ウィリアム モリス ブラザーラビット ブレアラビット カーテン 川島織物セルコン マナトレーディング 比較

ブラザーラビット ブレアラビット カーテン 違い

参考までに、英国製・プリント版『ブレアラビット』とFF1504(GR)をを比較したイメージがこちらです。

デザインの縮尺としてはオリジナルのプリントデザインよりも25%程度大き目な表現となっています。

 


 

『ウィローボウBL』

ウィリアム・モリスが描いた1887年の作品で、モリスの妻、ジェーン・バーデンのベッドルームにも使われていた『ウィローボウ』は、現在でも人気が高く、リビングから寝室まで幅広く愛用されているデザインです。

「モリスデザインスタジオ」でも非遮光の2配色をご用意していましたが、今回新たに3配色の遮光生地(BLACKOUT)が加わりました。

 

柄や色合い、織り方にアレンジを加えることで織物ならではの端正な表情を維持しつつ遮光2級の性能を引き出しており、寝室のみならず陽射しの強いリビングなどにもご利用いただくことができます。

 

ウィローボウBL FF1505 遮光カーテン 価格 川島織物セルコン ウィリアム・モリス 

『ウィローボウBL』・FF1505(G)

 

ウィローボウBL FF1506 遮光カーテン 価格 

『ウィローボウBL』・FF1506(B)

 

FF1507 ウィローボウBL 遮光カーテン 価格 川島織物セルコン ウィリアムモリス 

『ウィローボウBL』・FF1507(BR)

 

ウィローボウ カーテン 取扱店 価格 東京 神奈川 川島織物セルコン

ミツワインテリアでは、非遮光の『ウィローボウ』(2配色)と『ウィローボウBL』(3配色)の縫製品をご用意しており、お打合せ時に実際の窓辺でカラーや遮光度合いの確認にご利用いただくことが出来ます。

 

ウイローボウ カーテン 川島織物セルコン マナトレーディング 比較 価格

新作『ウィローボウBL』の柄リピートは、『ウィローボウ』の約3/4にサイズダウンされており、柄域が横方向に規則的に流れるアレンジが施されています。

 

ウイローボウ カーテン グリーン 価格

参考までに、英国製・プリント版『ウィローボウ』の2番色とFF1502(DRB)をを比較したイメージがこちらです。

柄域表現はオリジナルよりも規則的になっていますが、深みのある色使いは非常に魅力的です。

 


 

川島織物セルコン ウィリアムモリス カーテン 取扱店 価格 東京 神奈川

以上、本日のブログでは、2020年10月から発売される、川島織物セルコン・「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」の新作を展示品紹介と併せてご案内させていただきました。

ご興味のあるお客様はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ナニック「ライトシリーズ」の展示品紹介。桐材を使用した軽量ウッドブラインド。手頃な価格に注目。

2020年08月28日

***2021年7月更新情報***

ナニック「ライトシリーズ」の展示品入荷。

ナニック ライトシリーズ ノーマン 桐 ウッドブラインド 比較

2020年7月より発売を開始したナニック「ライトシリーズ」の展示品を入荷いたしました。

日本国内における木製可動ルーバー製品のリーディングカンパニーとして知られるナニック。

高品質のバスウッドやヒノキを使用したウッドブラインドの販売実績で不動の地位を築いてきましたが、今回発売した「ライトシリーズ」は、アルミブラインドの予算からもう少し奮発して木製ブラインドを買い求めたいというお客様層をターゲットにした価格設定を目指した、ウッドブラインドの入門編ともいえる製品です。

バスウッドやヒノキ材よりも安価な桐の無垢材を使用することでお求めやすい価格設定を実現しており、スラットの幅は50mm63mmの2種類を同価格で提供しています。

 

 

桐材の特性を活かした「ライトシリーズ」。
お求めやすい価格設定が魅力。

ナニック ライトシリーズ ウッドブラインド カラー

ミツワインテリアでは、桐材を使用した「ライトシリーズ」の展示品を全13色展開のカラーチャート形式でご用意しており、店内での見学はもちろん現地お打ち合わせ時に持参することも可能です。

桐材は、水の比重1に対する気乾比重が0.2~0.3と、世界一軽い木材であるバルサ材(0.1~0.2)に続く軽量が特徴で、一部の建築材や家具材にも使用されている木材としては世界最軽量です。

軽い割には程良い強度があり寸法安定性に富むということで、近年桐のウッドブラインドを扱うメーカーが増えてきたなかで、満を持してのニューリリースということになります。

 

ナニック ライトシリーズ 064 アイアン 展示品 事例

大き目の展示品は、迫力あるW850mm × H2500mm サイズでご用意しています(※ 50mmスラット、カラー:L064{アイアン})。

 

ナニック ライトシリーズ Gシリーズ ウッドブラインド 比較 価格

桐材「ライトシリーズ」バスウッド材「Gシリーズ」のカラーチャートサンプルと比較してご覧いただける展示を行っています。

こちらの展示品は現地での採寸打合せ時に持参してご覧いただく事も可能です(※要予約)。

 

ナニック プレミアムシリーズ 割引き 特価

ライトシリーズは「Gシリーズ」よりも20%程度お求めやすい価格設定、最高峰の「プレミアムシリーズ」との比較では40~45%も安い価格設定になっています。

 

ナニック ライトシリーズ ノーマン 桐ウッドブラインド 取扱店 展示 価格

ノーマン 桐 ウッドブラインド オスモカラー 価格 展示 取扱店 東京

また、桐ウッドブラインドの販売で世界NO1シェアを誇る、ノーマン「桐ウッドブラインド」との比較も可能です。

価格的には、ノーマンの「標準カラー」より約10%、オスモカラーより約20%お求めやすい設定になっています。

 


 

ナニック「ライトシリーズ」
50mmスラットと63mmスラットの組合せ納品事例

ナニック ライトシリーズ 価格 事例 ブログ

ここからは実際のナニック「ライトシリーズ」納品事例のご紹介です。

事例ではリビングとダイニングエリアの7窓に「ライトシリーズ」をご採用いただきました。

 

ナニック ライトシリーズ ダイニング 採用事例

 

採用色は、ダーク系の床と建具との相性の良い062「コーヒー」

お打合せでは、ライトシリーズ収録の全色カラーが確認できる50mmスラット展示品と、プレミアムシリーズの63mmスラット展示品をお持ちして、大小窓に適したスラット幅の組合せをご検討いただきました。

 

ナニック ライトシリーズ リビング

ナニック ライトシリーズ 63mm 見え方

現地お打合せの結果、開口の大きい出入り窓には個性的な幅広63mmスラットをお選びいただきましたが、イメージ通りスラットを閉じた時の板目の迫力と、スラット水平にした際の解放感が感じられる窓になりました。

 

ナニック ライトシリーズ スリット窓 50mm  63mm どっち

ナニック ライトシリーズ 50mm 見え方

連続する縦長の小窓には50mmスラットをご採用いただきました。

当初はこちらの窓も63mmスラットをご検討いただいておりましたが、展示品を当てた際に感じられた窓辺との相性が良かったたことと、63mmスラットとの併用に違和感がなかったことから2種類のスラットを組合せることになりました。

 

ナニック ライトシリーズ 50mm  63mm 組合せ 事例 おすすめ 人気

ナニック ライトシリーズ おすすめ スラット幅

50mmスラットと63mmスラットのバランスも良好で、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

ミツワインテリアではウッドブラインドメーカー全7社の展示品を合計30点以上ご用意して、お客様にとって最適な製品選びをお手伝いさせていただいております。

施工実績も豊富ですのでウッドブラインドをご検討のお客様はお気軽にお問合せください。

以上、本日はナニック「ライトシリーズ」の製品紹介と納品事例をご紹介させていただきました。

 

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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魅力的なファブリックとアクセサリーで表現する「コンテンポラリー&エレガンス」の窓辺

2020年08月17日

コンテンポラリー&エレガンス インテリア カーテン レース

現代的な個性の中にも静かにしっとりと佇む大人の空間を演出してくれる、コンテンポラリー&エレガンスの窓辺。

洗練を尽くしたモダンデザインの中に普遍的な美しさを持つ貴金属やジュエリーのニュアンスを落とし込むことで更なる上質を表現したミックススタイルです。

 

コンテンポラリー インテリア カーテン レース 組合せ

今回、お客様の目にとまったのがこちらの展示品。

カーテン、レースともにコンテンポラリー&エレガンスのコレクションを多数揃えている『FEDE RICCO(フェデリッコ)』のファブリックからお選びいただきました。

 

厚手の 「ROIZ(ロイス)」は、ポリエステル(72%)と綿(28%)の混紡生地で、シルキーな光沢とマットな綿素材の風合いが特長。
シンプルデザインの中に収縮糸で表現した凹凸感を落とし込むことで軽やかさの中にも程良いボリューム感が得られる仕上がりになります。

 

RC523 ロイス ROIZ フェデ

今回の採用色は、シルキーなクリスタルグレーが魅力の RC523-02です。

 

続いて、滑らかな質感のシアーが特徴の 「BACCARAT(バカラ)」は、ポリエステル100%の組成。

採用色は RC604-01です。

 

BACCARAT バカラ レース RC604

透明感のあるベースは多色効果による僅かな玉虫があり、その上にバックカットされたメタリカルな織物が浮かぶ上質な佇まいが人気です。

 

 

ジャクリーヌ 装飾タッセル 179

今回、コンテンポラリー&エレガンス ファブリックを引き立たせるアクセサリーには、ファブリックが持つメタリカルな素材感を引き立たせるシルバーのカーテンレール(「グレイスフィーノ19」)と、シックな表情を持つ厚地と同形状のジュエリー部を持つ装飾タッセル(「ジャクリーヌ 179」)を組合わせました。

 

RC523 ロイス ROIZ ローマンシェード

小窓は、生地の魅力を平面で表現するローマンシェードスタイルとしましたが、敢えてダブルタイプにはせず、レースを窓枠内での揺らぎが感じられるカフェカーテンにしました。

規則的なモダン表現の中にエレガンスの要素を落とし込むことでコンテンポラリー&エレガンスの窓辺をさりげなくひきたててくれました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm


◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。

https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:  https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ナニック・ウッドブラインドの新仕様ヘッドレールとルートホール。展示品と事例紹介。

2020年08月01日

ナニック ウッドブラインド Gシリーズ 新モデル 事例 

ナニック ウッドブラインド 新モデル 遮光性

こちらは築9年、専用庭のある分譲マンション1階のLD窓リニューアル事例。

両袖のFix部と中央の可動ガラス戸からなる引き分け窓にナニックの木製ブラインドをご採用いただきました。

本事例では、2020年7月より新仕様になって、遮光性が向上したナニック・横型ウッドブラインドの解説を含めたご紹介をさせていただきます。

 

 

Newモデルの展示品を入荷。

新型ヘッドレールとルートホールで

ナニック・ウッドブラインドの遮光性が更に向上。

ナニック ウッドブラインド 新モデル 展示 取扱店

2020年7月1日の受注開始分からマイナーチェンジされた、ナニック・横型ウッドブラインドのニューモデル。

一見しただけでは判らない細部の仕様変更ですが、当社では早速、「ナニックシリーズ(標準73色)」より25mm35mm50mm63mm76mmの新モデルを取り揃えて比較展示を始めています。

 

ナニック ウッドブラインド ヘッドレール 遮光性

旧仕様と新仕様を並べた比較。

新仕様で2つの変更が行われたうちのひとつががヘッドレールの形状で、変更は電動製品を除く全ての横型・手動製品に適用されます。

ヘッドレールの下部中央に12mmのツバをつけることで、スラットを閉じた時に生じる光漏れの軽減をはかっており、これにより窓枠内などにウッドブラインドを設置する場合であれば遮光性の向上が実感できます。

 

 

ナニック ウッドブラインド ルートホール スラット穴 遮光

新仕様で2つ目の仕様変更点となるのが、50mmスラット63mmスラットの製品限定で適用されたルートホール(※スラットの穴)のサイズ変更

旧仕様でも幅3mm×縦13mmと非常に小さなルートホールの形状でしたが、新仕様ではこれを幅1.6mm×縦19mmに変更しています(※スラット幅の狭い25mm、35mm製品は従来サイズのまま、76mm以上の大型スラットについては幅3mm×縦30mmとなります)。

 

 

ナニック ウッドブラインド スラット 遮光性

ナニック製品のスラットを観察すると、ルートホールに通されているリフトコードと、スラットを前後で支えるラダーコードは一直線の関係にあり、ラダーコードはリフトコードより僅かに太くなっています。

新仕様においてルートホールの幅を狭くすることで、スラットを閉じた時の陽射しがスラット前後のラダーコードに遮られやすい構造になりました。

また、新仕様でルートホールの縦穴は6mm長くなっていますが、それによりリフトコードの可動域が広がり、結果としてスラットの立角度がより深く閉じる様になりました。

こうした僅かな仕様変更を組合わせることで、従来品より遮光性を高めています。

 

新型モデルのナニック・ウッドブラインド

ナニック ウッドブラインド Gシリーズ マンション 事例

ナニック ウッドブラインド ウォルナット 事例

ニューモデル納品後の様子。

マンションご入居から9年、生活の中で着実にアジアンリゾート風のインテリアが出来あがってきたとのことで、大開口の窓辺にウッドブラインドを採用して完成形を目指されたお客様。

お子様が小さい時期は手軽な操作性のカーテン・レースを使用されてきましたが、そろそろインテリア重視の窓辺にしてもいい時期と判断されたとのことです。

スラット角度の調節により採光とプライバシーを自由にコントロールできるのがウッドブラインド魅力。

ウォールナット色のスラット越しに庭を眺め、自然光の陰影を楽しめる窓辺になりました。

 

ニューモデルの遮光性も好評。

カーテンボックス内への取付であるため、ヘッドボックス下からの光は壁に遮られていますが、ルートホールから漏れる光は、ホール内のリフトコードと前後のラダーコードでかなり遮られてています。

また、スラットの閉じも向上したことで上方から射し込む光も軽減されました。

 

 

両袖FIXの引き分け窓。
庭への出入りに配慮した製品の分割について

両袖FIXの引き分け窓サイズは、幅4m ☓ 高さ2.4mの大開口。

製品分割数について、意匠と実用を考慮いただいた結果、4分割で設置することになりました。

中央の可動ガラス戸を左右それぞれのFix部に引き分ける窓タイプは両開きのカーテン使いには適していますが、上下昇降タイプのブラインドやスクリーンを分割して使用する場合、その分割方法に悩まれるお客様も少なくありません。

 

こちらの窓も見栄え的には中央2分割がすっきりしますが、その場合の製品面積は4.8㎡あり、出入の都度にFix側窓までの面積をまとめて昇降させるのは骨が折れるということで、お子様でも扱うことができる4分割(2.4㎡)をご採用いただきました。

 

マンション ウッドブラインド 4分割 事例

4分割にすることで出入の際に生じる開口と労力を最小限にとどめることができます。

 

ナニック ウッドブラインド Gシリーズ 価格

製品自体が持つ魅力もそうですが、ウッドブラインドご検討の場合は、実生活で求める機能性、操作性などを含めてご相談にあたらせていただいております。

そのうえでお客様にベストマッチなひと品をご採用いただければ何よりと考えております。

ミツワインテリアで取り揃える展示品の多くは現地お打合せに対応いたしますので、是非ご活用いただければ幸いです。

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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調光ロールスクリーンFUGAの『Eco Rimo(エコリモ)』・DCモデル(充電式)。展示品と納品事例紹介。

2020年07月03日

調光ロールスクリーン FUGA 電動タイプ エコリモ

本日は、調光スクリーン「FUGA」の充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』DCモデルをご採用いただいた納品事例と製品解説をご案内させていただきます。

 

 

「FUGA」充電式コードレス電動タイプ
『Eco Rimo(エコリモ)』とは。

始めにこちらはWISから発売されている調光スクリーン「FUGA」の電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』展示品の紹介動画です(※2023年5月情報更新)
※最新モデルの情報はこちらからご覧いただけます。

「FUGA」ではこれまでも100Vコンセントに電源プラグを差し込むAC電動タイプがありましたが、今回ご紹介する『Eco Rimo(エコリモ)』は、「AC電動タイプ」製品本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵した「DCモデル(充電式)」からなる2本立ての電動ラインナップです。

「DCモデル」の場合、直接の電源が不要(コードレス)なため、窓周りに専用コンセントの無いマンションや戸建て住宅でも手軽に導入することができます。

ヘッドレールの形状は手動タイプと同一で、手動と併せて部分的に電動を使いたいといった導入シーンでの採用も想定。
また、ヘッドレールの互換性を利用して現在ご使用中のFUGAを将来的にエコリモに仕様変更することも、エコリモを手動にすることも可能です。

 

 

調光ロールスクリーン FUGA 充電式 電動タイプ

コードレス式の他社電動製品には、ハンターダグラス『シルエットシェード』電池式など、単三乾電池のバッテリーパックを搭載させて使用するタイプもありますが、FUGAのエコリモは、本体右下のポートにUSB端子をつないで充電させる構造のため電池交換は不要、モバイルバッテリーからの充電も可能です(※追記: 2023年1月よりUSB・TypeCを採用)。

1回のフル充電に要する時間は約10時間と長いため、就寝前など充電のタイミングを配慮する必要がありますが、これにより1日2回の昇降操作で約半年から1年の連続使用が可能と言われています(※製品サイズ、昇降・調光頻度により寿命は異なる)。

 

リモコンは最大で15台の製品を個別または一斉操作(※0チャンネル)で昇降・調光することができます(※追記: 2023年1月より16ch対応)。

 

『Eco Rimo(エコリモ)』導入事例

こちらはFUGA・エコリモの導入事例です。

設置予定場所はリビング側のL字コーナー窓とダイニング側掃出窓のカーテンボックス。

コーナー窓側の周辺には専用コンセントの増設が難しいとのことで、お打ち合わせ時にはFUGAの手動や他社の電動製品もお持ちした結果、実際にエコリモをあてて、これならば充電作業もさほど苦にならないと確認いただきご採用となりました。

ご入居前の家具のない状況であれば、手動操作での昇降・調光が手早くできますが、実生活では家具などが障害物となって製品を1台ずつ操作してまわるのが煩わしくなる状況で電動リモコン操作の導入を求めるお客様が多い様です。

 

西日の強い窓辺。
遮光生地と組み合わせて

操作仕様の確認と併せて生地の最終選定も現地で行いました。

コーナー窓の長辺側は午後の西日が強く入るため、採光生地と遮光生地のサンプルを比較いただき最終的に遮光生地をご採用いただいております。

 

調光ロールスクリーン FUGA 遮光 リビング 事例

調光ロールスクリーン FUGA 遮光 見え方

ご採用いただいた生地は「BLACKOUT(遮光)」アイボリー(FA-190)

FUGAの遮光はレース側の透明度が高く、採光タイプの「PLAIN(プレーン)」、「BASIC(ベーシック)」よりも高い視界が得られます。

採用色のアイボリーは展開色(5色)の中で遮光等級自体は低め(※遮光3級程度)ですが、逆に暗くなり過ぎないため寝室だけでなくリビングルームなどでの西日対策、遮熱対策として使われることの多い生地です。

 

調光ロールスクリーン FUGA 遮光

FUGAの「BLACKOUT(遮光)」はスラットを閉じた際の遮蔽性が高いのが特徴。
濃色系の生地であれば寝室の窓でもご検討いただける遮光性能(※遮光2級程度)があります。

西日が強くなる時間帯では採光生地と較べてテレビやPC画面への陽射し(グレア)を抑制したり、遮光による冷房効率の向上を図ることができます。

 

 

FUGA独自の調光機能を使った下限位置設定

FUGAにはスラット全開状態でスクリーンを引き上げられる機能があり、電動製品であればその状況での設定(※下限位置設定)も可能です。

このポジションを利用することで、窓辺の視界を圧迫させることなく上方から射し込む陽射しを緩和することができます。

今回は下限位置をより上方へ設定できるラージサイズのヘッドレールを選択いただくことで、床上170cmに設定して納めています(※スモールヘッドレールは120cmまで)。

 

以上、本日は調光スクリーン「FUGA」の充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』の製品解説と実際の納品事例をご紹介させていただきました。

マンションの引き渡し後に内装リフォームが入るため、FUGAの納品がお引越し後になりましたが、同時にご依頼いただいたシャンデリアの工事と一緒にFUGAを納めることでお客様こだわりのインテリアを取材させていただく機会に恵まれました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

調光ロールスクリーンが北欧デザインのペンダント照明と相性が良いのはこれまでの納品を通じて感じていましたが、煌びやかなクリスタルが輝くシャンデリアとの相性も抜群。

印象深い納品事例となりました。

 


 

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ハンターダグラスの新電動システム『パワービュー』と「シルエットシェード」の展示品紹介。

2020年03月05日

「シルエット・シェード」の新電動システム
『PowerView  (パワービュー)』が発売開始

 

ハンターダグラス シルエットシェード パワービュー 展示 取扱店

ハンターダグラス シルエットシェード 遮光 採光 比較

ミツワインテリアでは、2020 年 2 月 25 日 より発売を開始した、ハンターダグラス の新電動システム『PowerView (パワービュー) 』の展示品を「シルエットシェード」でご用意しています。

展示品は2インチの採光セルと3インチの遮光セルを窓際に並べることで店内外からの見え方、消灯時の遮光度合いなどをパワービューの操作体験と併せて比較いただくことができます。

 

 

『PowerView』 とは。
特徴と新機能について。

『PowerView (パワービュー)』とは、ハンターダグラス(Hunter Douglas) 社独自の無線通信システム(RF)を使用した新しい電動製品の総称で、赤外線操作FM操作を併用していた従来品の『PowerRise(パワーライズ)』、『PowerGlide(パワーグライド)』に代わる後継機種です。

ハンターダグラスの電動製品には「シルエットシェード」、「デュエットシェード」、「ピルエットシェード」に対応する『PowerRise(パワーライズ)』と、「ルミネットシェード」対応の『PowerGlide(パワーグライド)』という2つのワイヤレス通信システムがあり、これらを赤外線方式とFM電波方式に切り替えられるリモコンで操作していましたが、これを高感度のRF方式に統合することで、単一製品はもちろん複数の電動製品を組合わせた場合の操作性を向上させています。

 

こちらは店内で「シルエットシェード」のパワービューを操作している動画です。

 

リモコンの形状は、手持ちタイプの「Pebble Remote (ペブルリモート)」または、壁付けタイプ 「Surface Remote(サーフェイスリモート)」よりお選びいただくことができます。

 

ハンターダグラス シルエットシェード パワービュー リモコン

従来品のプラチナリモート(※写真:右)では最大4チャンネルまでの設定に限定されていましたが、ペブルリモート(※写真:左)では6 チャンネルまで設定できるようになりました。

チャンネル数的には僅かなバージョンアップですが、戸建はもちろんマンションの大開口窓で電動製品を5分割、6分割で設置したいという要望は多く、そういったニーズに応えられるようになりました。
(※ チャンネル設定は必ずしも1台1チャンネルと限定されないため、どちらのリモートでも複数の窓を1つのチャンネルにまとめることもで、チャンネル数以上の製品を操作することは可能。)

また、新リモートモジュールでは ベインの角度調整ボタン停止ボタンを追加することで操作性が向上しています。
(※プラチナリモートでは上下の昇降ボタンを併用するかたちで停止と調光操作を行っていました。)

 

続いて、1chと3chなど任意のチャンネルを特定したグループ操作が容易になりました。

旧リモコンで任意のチャンネルを特定したグループ操作を行う場合、事前にチャンネル設定が必要でしたが、新リモコンではその様な設定は不要で自由度の高いグループ操作が可能になりました。

 

最後に、今回新たな設定として加わった❤マークのお気に入りボタンを追加することで、こちらの動画の様にスクリーンを降ろした時にスラット水平状態で停止させたり、スクリーンを特定の位置で停止させるといった指定が出来るようになりました。

この機能は非常に便利で、個別、全体、指定操作を上手に使い分けることでより自由度の高い操作性を実現しています。

 

 

リモコンもカラフルにカスタマイズ。

ハンターダグラス シルエットシェード ペブルリモート カラー

リモートモジュール(本体)の構造は共通で、WhiteとBlackの2色をご用意。
ペブルリモートを採用の場合は10色展開の専用ケース、サーフェイスリモートの場合は3色展開の専用ケースから組合せることができ、
リモコンをさまざまなインテリアシーンに溶け込ませることができます。

『PowerView(パワービュー)』導入にあたっての注意点。

従来品の『PowerRise(パワーライズ)』、『PowerGlide(パワーグライド)』は、工場出荷時の初期設定が赤外線操作に設定されており、グループ操作、一斉操作を目的としたFM操作を設定する場合であっても、設定は赤外線を併用したリモコン操作で行えたため、吹抜けなど高所窓に設置する場合であっても遠隔設定で対応できました。

これに対して、RFリモコンを使用したパワービュー導入時のチャンネル設定とリセットにあたっては、必ずシェード本体のプログラミングボタンを押しながらのリモコン操作で設定を行う必要があるため、高所取付品にあたっては高所にて設置台数分の設定を行うことになります。
また、設定の変更や将来的な故障等が生じた際の再設定も同様の手順が必要になることが注意点となりますので、足場などを都度用意する必要があることがご注意点となっています。

また、従来品と異なり受信部およびプログラミングボタンは右側のみとなり、左右を選択することができません。
本体専用のコンセントを用意する場合や、従来品から新製品への交換をご検討される場合は電源の位置が製品右側になっていることを確認する必要があります。

上記の様な注意点があるため、現段階でメーカー側も両方の製品を販売することでお客様のニーズに対応しています。

 

 

ミツワインテリアでは豊富な展示品をご用意。

ハンターダグラス シルエットシェード 展示 価格 比較 

ミツワインテリアでは、従来型のパワーライズと新製品のパワービューのどちらも販売しており、当社でも2つの製品を体験していただくことができます。

電動操作以外にもループコード操作の「イージーライズ」とワンコード操作の「UG2」をご用意。

その他、WIS『FUGA』ニチベイ『ハナリ』トーソー『ラクーシュ』などの関連製品をご用意してお客様のご来店をお待ちしております。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプ納品事例と展示品紹介。

2020年02月05日

調光ロールスクリーン FUGA カバーレス

カーテンボックス 100mm 調光ロールスクリーン

こちらは、調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプの納品事例です。

 

 

奥行き100mmのカーテンボックスに
調光ロールスクリーンを設置したい。

2階・LDに隣接するウッドデッキ。
フェンスを設けることで通りからの視線を遮りつつ桜並木だけを楽しめる設計の窓辺に「調光ロールスクリーン」を採用したいというのがお客様からのご相談。

 

設計段階の打合せでは、ロールスクリーンや幅75mmのバーチカルブラインドなどを想定したボックスで検討されていたため、ボックス内奥行きの最小部分は100mmほどになっていました。

 

 

今回は、竣工後に当初の想定になかった調光ロールスクリーンの採用をご相談いただいたたケースですが、クリアランス(奥行き)の都合で標準的なカバー付タイプの製品は設置できません。

そこで深さが充分にあるボックス内での納めを想定したカバーレスタイプを用意している製品をご提案することになるのですが、ニチベイ『hanari(ハナリ)』トーソー『ラクーシュ』のカバーレスタイプでは、収納に必要なクリアランスを考慮すると130mm程度の奥行きが必要となるため設置ができません(※上の画像と納まり図はニチベイ製品のもの)。

 

  調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ ヘッドレール

調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ PLAIN プレーン 展示品

調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ BASIC ベーシック 展示品

そこで今回ご提案させていただいたのが、調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプ

こちらは製作高: H2400mmまでに対応する「スモールヘッドレール」と、それを超えるサイズに対応する「ラージヘッドレール」があり、当社では現地お打合せに対応した展示品もご用意しています。

 

調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ

写真は今回採用いただいたスモールタイプのヘッドレール。

ご提案時にスモールタイプであれば何とか奥行き100mmのカーテンボックス内に納めることが可能であることが判り、お客様ご希望の調光ロールスクリーンを設置することができました。

 

カーテンボックス 狭い 調光ロールスクリーン

『FUGA』カバーレスタイプ設置後の様子。

辛うじてですが、難所となる出入口上の狭小(100mm )エリアにも干渉せず取付けることができました。
もちろん取外しも可能です。

 

 

『FUGA』カバーレスタイプを使ってみる。

開閉昇降タイプの調光ロールスクリーンは、最初にスラットが閉じた状態で生地が降りてきますが、下降途中でのスラットの開閉はできません。

 

そしてオーダーした製品高の直前でスラットが開き始め、最終的に手前側に90°のスラット水平状態までが調光エリアとなります。

 

調光ロールスクリーン FUGA 特徴 メリット

『FUGA』の場合、スクリーンを降ろし切った水平状態から更にループコードを引き続けると水平状態を維持したままでスクリーンを120cm程度引き上げられる機能がありますが、カバーレスタイプの場合はヘッドレール手前側の干渉がなくなるため更に上方へスクリーンを引き上げることが出来ます。

こういった機能は他の開閉昇降タイプ・調光ロールスクリーンにはありません。

 

調光ロールスクリーン 開いたまま 上げる

今回お客様が求めていた機能がまさにこれで、調光途中のレース越しに桜を見ることができる窓辺となりました。

調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプは現時点で正式発売されておりませんが、今後カーテンボックス内での設置を考えられているお客様にお勧めできる新アイテムとなりました。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

 


 

***編集追記***

FUGA 調光ロールスクリーン カバーレス BASIC ベーシック

調光ロールスクリーン カバーレス 標準タイプ 違い

こちらは別物件での事例です。

ランドリースペースの窓は設計段階からスクリーンを収納する深目のホリゾントが設けられていたため、FUGA・カバーレスタイプをご提案させていただきました。

ここでは、ボックス上部から床までの高さがH2550mm、ボックス内の奥行きが130mmという条件に適合するラージタイプのカバーレスヘッドレールで納めています。

調光ロールスクリーンの一般的な昇降操作においてスクリーンはロール芯の後方エリアを移動しますが、FUGAの場合はそれに加えてスクリーン調光後に全開(水平)状態になっているスクリーンを、ロール芯の手前側(室内側)に引き上げて操作することができます。

ヘッドレール前方に障害の無いFUGAカバーレスタイプであれば生地の巻ズレが影響しない範囲で生地を上方へ引き上げることができるため、こちらの事例では全開状態に開いた生地を200cm以上引き上げることができました。

 

  

採用生地は『BASIC』のホワイト(FG-5513)

 

『BASIC』は『PLAIN』生地よりもレース越しに見える外部の眺望が不鮮明になりますが、外部からも室内が見えにくい状況をつくることができます。

お打合せの際には現地に比較用の展示品をお持ちして、カバーレスタイプの納まりと併せて生地の確認をいただくことができます。

 

調光ロールスクリーン FUGA BASIC 見え方

こちらの事例の場合、レースを使用する状況でも玄関側からランドリースペースが見えにくくすることができる『BASIC』が使い易く、お客様ご希望の納めとすることができました。

 

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