電動「FUGA」待望の新モデル登場。
調光ロールスクリーン「FUGA」
新型『エコリモ(Eco Rimo)』 IoT対応モデル
ミツワインテリアでは、WISより今春発売された調光ロールスクリーン「FUGA」の新しい電動モデル、『エコリモ(Eco Rimo)』IoT対応モデルを展示品でご用意しています。
本ブログでは、お客様に製品を理解していただくために従来製品との違いと特徴について、解説をさせていただきます。
新型『エコリモ(Eco Rimo)」で選べる
2つの電源タイプ。
新型「エコリモ」では、コンセントに接続する【AC電源モデル】と、電源を必要としない充電式の【DCモデル】の電源タイプをご用意しています。
またオプションのWi-Fi中継器(※Zigbee方式)を使うことで、スマートフォンやタブレットを使用したIOTにも対応する画期的なリニューアルとなりました。
新型 『エコリモ(Eco Rimo)』の特徴と新たな機能
【AC電源モデル】、【DCモデル(充電式)】で使用するモーターとの互換性が保たれた新型「エコリモ」の共通リモコン。
リモコンの対応チャンネルは、従来の15ch対応から1チャンネル増えた、最大16ch対応となり、加えて最大6グループの設定も可能になりました。
グループ設定の機能は、複数の製品が並ぶ窓での使い勝手を補完するもので、例えば6台のエコリモが並ぶ窓であれば左側の2台を「グループ1」、中央の2台を「グループ2」、右側の2台をグループ3などと任意に割り当てられることでより実用性の高い操作が可能になりました。
また、新型『エコリモ』モーターのトルクは従来品より高くなり、より大型製品への対応が可能になりました。
静音性も旧『エコリモ』より向上し、45dbほどとなりましたが、更に静音性を重視される場合は従来品のナスノス製モーター(35db相当)を採用したAC電動式のご用意があります(※小窓~中型窓推奨、※最大6ch対応、※IOT非対応)。
当社ではW1550mm×H1100mmサイズの腰高窓を想定した展示品を【DCモデル(充電式)】で、W600mm×H1100mmの小窓を想定した製品を【AC電源モデル】でご用意しています。
(※その他、併設展示でFUGAのAC・静音モデル、ハンターダグラス『シルエットシェード』、ニチベイ『ハナリ』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』の電動タイプを比較してご覧いただけます。)
電源を必要としない【DCモデル(充電式)】
こちらは【DCモデル(充電式)】の充電口で、通常設定は右側ですが、指定により左配置を指定することもできます。
充電を行うUSBコネクタの規格は従来品のmicro USB Type-Bから、新型DCモデルでは今後の趨勢となるより汎用性の高いUSB Type-Cに変更になり、オプションで3mと5mのUSB充電ケーブルのご用意もあります。
リチウムイオンバッテリーを搭載しており、製品サイズや使用頻度により異なりますが1回の充電(約10時間)で約半年から1年使用できます。
ちなみに、ヘッドレールの内部構造は従来型の「エコリモ」と変更はなく、かつ手動タイプとも同一ですので、DCモデルに限って言えばすでにお手持ちの旧型「エコリモ」や手動FUGAを新型「エコリモ(DCモデル)」へバージョンアップすることも可能です(※AC電動式は不可)。
連結仕様にも対応した【AC電動式】
続いて【AC電動式】は、コンセントに差し込むだけの簡単施工で、発注時に電源コードの長さを指定することもでき、余剰コードはヘッドレールの上部に収納することができます。
オプションで連結仕様にも対応し、1台目に指定した製品のコンセントを使用して複数台の製品を連結させることも可能です。
(※電源側の設定は通常右側ですが、指定により左配置を指定することもできます。)
IOT対応について。
最後にご紹介するのが、IoT対応のオプション機器であるZigBeeのモーターデバイスのご紹介です。
ZigBee(ジグビー)方式とは、RF(電波)方式の短距離無線通信規格の1つで、ミツバチ(=bee)がジグザグ(=zig)に動いて蜜のありかについて情報交換をすることを表す様を、ネットワークに接続された端末同士の連携に見立てて名称が付けられました。
通信速度はあまり速くないものの消費電力が低く、大規模ネットワークの構築に適していると言われており、デバイスを介した通信距離は10~30mと赤外線よりも長く、2.4GHz帯の周波数を使ってWifiに接続することで、室内はもちろん屋外からもスマートフォンをやタブレットをリモコンの代用として使用することができる様になります。
デバイスのサイズもおよそ65mmΦほどのコンパクト形状となっており、USB Type-C コネクタに接続して最寄りのコンセントやパソコン等に通電することで、IR(赤外線)操作では必要とされる送信デバイスを電動窓周り品の受信機に対面させるように据え置く必要がなくなるといった利便性も得られます。
こちらは実際に当社展示品を操作するために諸設定を終えたスマートフォンの画面です。
(※起点となる「マイホーム」画面では、基礎情報として登録地点の外気温、湿度、気圧、PM2.5濃度が情報として表示されています。)
登録済の機器を選択すると操作画面が現れて、指先の上下スクロールタッチで0%~100%の昇降が行えます。
調光については専用の操作画面はありませんが、スラット全閉位置~全開位置に該当するパーセンテージ(例: 95%~99%など)をスクロールすることで調整が可能です。
また設定状況の確認ボタンをタップすると、エコリモ各製品ごとの充電状況を数値で確認することができます。
エコリモはリチウムイオンバッテリーの約10時間のフル充電で年1~2回の充電が目安となります。
充電のタイミングは残量20%程度になった時期に就寝時など、長時間充電が可能な時間帯での実施が推奨となります。
なお、基本操作に加えてお好みのシーン設定を行うことで、エコリモの細かな昇降操作をワンクリックで実行することができ、i phone であればSiriを使った音声操作と連携させる事もできます。
(※詳細設定によりAlexaやGoogle Homeとの連携も可能。)
更にシーン設定ではリモコンにはないタイマー機能も設けられているので、特定の日付、曜日、時間を指定したお好みの昇降操作および繰り返し機能など様々な設定が可能となり、この点がスマートフォンを介在させたIoT対応の長所となっています。
新型 『エコリモ(Eco Rimo)』納品事例
最後に、新型『エコリモ』実際の納品事例を動画を交えてご案内させていただきます。
採用生地は「BLACKOUT(遮光)」のアイボリー(FA-190)です。
電動窓回り品専用のコンセントが用意されていなかったため【DCモデル(充電式)】を3分割で納めています。
ご注意点として、FUGAに限らず電動窓回り品全般のモーター昇降速度には個体差があり、製品サイズの大小によりスピードに差異が生じる場合がございます。
また、充電池残量の影響を受ける可能性があるDCモデルの場合は、安定した電気供給が得られるACタイプよりも昇降スピードにばらつきが生じる場合がございますことをご理解いただいたうえでの検討をおすすめいたします。
ちなみに【AC電動式】であれば、電源コードの延長(※オプション)にも対応しているため、化粧モールを併用して最寄りのコンセントを利用することも可能です。
以上、本日は調光ロールスクリーン「FUGA」の電動モデル、新型『エコリモ(Eco Rimo)』の展示品と実際の事例を製品解説を交えてご紹介させていただきました。
調光ロールスクリーンの展示品を多数ご用意
ミツワインテリアでは、WIS『FUGA』を始め、ハンターダグラス『シルエットシェード』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、タチカワブラインド『ルミエ』、トーソー『ラクーシュ』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』など、国内で販売されている、調光ロールスクリーン(複層構造タイプ)の展示品を大小15点以上取り揃えております。
電動製品も取扱い各社の主要製品を取り揃えておりますので、可能であれば是非現物をご覧いただき、お客様にとって最適な製品選びにお役立ていただければ幸いです。
また、ご来店が難しいお客様に置かれましても図面やお写真から判断した設置のご相談や参考お見積りのご案内まで対応し、必要に応じて現地お打合せ時に現物サンプルの持参にも対応いたしますので、詳細はお気軽にご相談ください。
◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html
ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/
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