本日ブログから4回の連載特集にて、
トータルコーディネート施工をさせていただきました、『マンション リフォーム』の施工事例をご紹介させていただきます。
連載タイトルは、中長期・居住型『賃貸マンション』の「デザイン・リフォーム」施工事例となります。
第1回目の本日は、
『リビング・ダイニング 編』のご紹介です。
「デザイン・リフォーム」の様子・(After)
今回のリフォームでお客様からいただいたご要望は、
(ご要望 1)
『賃貸マンション』なので、現状回復工事を視野に入れたリフォームとして欲しい。
(ご要望 2)
仕事が多忙で帰宅が困難なため、ホテルの客室風の「セカンドハウス」としての役割を持ち、仕事や休日の快適な利用をできる「デザイン性」を求めたい。
(ご要望 3)
「ドラマチック」でありながら「クール モダン」のテイストを盛り込みたい。
(ご要望 4)
住まい手である「男性視点のこだわりと癒し」が得られる費用対効果の高い、仕事への活力を充電させる、ストレスフリーの「健康住宅」にリフォームして寛ぎたい。
(ご要望 5)
「空調設備」のデザイン性をインテリアの観点からできる範囲でアレンジして美しく仕立てて欲しい。
というものでした。
「打合せ時」の様子 (Before)。
確かに、現地お打合せ時の印象では、仕方のない事とはいえ、「壁掛けタイプ」のエアコンのダクトが目立っていました。
その様な理由で、ホテルの客室や商業施設などでは、天井据付タイプのエアコンが採用されるのが、インテリア計画を考える上で重視されます。
今回の施工事例は、空調デザインの向上を目指すリフォームでもございましたので、後述のアイデアを駆使しでご対応をさせていだきました。
「装飾バランス」設置の様子。
「装飾バランス」レールの設置して、スタイリングがスタートします。
変則デザインの『装飾バランス』をパーツ別に組み立てている様子です。
窓の「右側」の空調設置部分は、「シルエットの隠蔽性」を重視した、多少厚手のカーテン生地を使用していますが、左側は軽やかで高密度の「編みレース」の生地を使って、「クール モダン」な内装に調和し易い工夫をいたしました。
こうして、「空調設備に関わる表出部分」を、エアコンの「通風」も考慮に入れながら、多種の組合せパーツと生地の選定、スタイルアレンジを駆使して仕上げました。
「右側(カーテン)生地」仕立ての舞台裏。
フロアは、現状のフローリングを保護する目的も含めて、毛足の長い『ラグ』を置き敷き施工で敷詰め、ラグジュアリー性の高いフロア施工で仕上げました。
エアコン本体側は、空調を適度に機能させながら、「しっかりシークレット」がコンセプトです。
左側(レース)生地仕立ての舞台裏。
「装飾バランス」と『レザー調ブラインド』を組み合わせた、 「渋い大人」のコーディネートとなりました。
『レザー調ブラインド』スラットの選定。
ちなみに、今回ご採用いただきました、『レザー調・ブラインド』は、TOSO(トーソー)の『フィオリア』という、デザイン・ブラインドで、当社にも展示品をご用意しております。
「フィオリア」は、素材感の良い、個性的なテイストを放つデザイン・ブラインドとして、空間演出に効果的なブラインドです。
レース側は、「優しくシークレット」がコンセプトです。
「トータル・コーデイネート」の完成。
家具、家電、照明器具を引き立てる、「アクセント ウォール」等、輸入壁紙の施工、毛足の長い『ラグ』のフロア施工等、トータル施工をさせて戴きました。
以上のスタイリング過程を経て、お客様にご満足いただける『リビング・ダイニング』エリアの、コーディネート・リフォームが完成いたしました。
次回(第2回)のブログでは、同様のコンセプトで作られた、『洋室』エリアの、トータル・リフォーム事例をご紹介させていただきます。
文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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