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白い造作ドアと輸入壁紙が映える、マンションリフォーム事例。

2015年11月27日

築30年・「中古マンション」ご入居時にあたり、お客様より「明るく清潔感のある白」と、「個性的な色柄・造形」のインテリアスキームを上品に組み合わせたトータル インテリア・リフォームのご相談をいただき、施工にあたらせていただきました。

室内ドア リフォーム

事例紹介「前篇」である本日は、LDを除いた、「玄関・廊下」、「洗面・トイレ」、「寝室」リフォームでのBefore~Afterの様子をご紹介させていただきます。
 

「玄関」・「廊下」のリフォーム


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「リフォーム前」、お打合せ時の「玄関・廊下」の様子。

 

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以前のオーナーがLDと隣接する「和室」を一続きの居室にするリフォームを行った際にフローリングの貼り替えを行っていたため、今回は白を基調とした「装飾・室内ドア」の新調に調和する「壁装」の組合せに配慮したインテリアのリニューアルを行いました。


ハニーサックル(Honeysuckle) 壁紙 事例

当社では、廊下の壁装に「腰壁」を使用したいというご要望が多いのですが、今回はその廊下側のレイアウトで採用した「腰壁」との馴染みの良い「LDドア」のデザインをご提案いたしました。

ガラスを使ったドアからの採光も、これまでの「曇りガラス」を用いた縦使いの「スリット表現」から、腰上での格子垣(トレリス)状の採光と「クリアガラス」の組合せによる「窓表現」変えることによって、LDの足元のプライバシーを保ちつつ、廊下に自然の光を採り入れられることができました。
そして、「格子垣(トレリス)」状のガラスデザインは、廊下のインテリアの魅力を引き立て易くなりました。

 

ハニーサックル(Honeysuckle)・WM7611/4 輸入壁紙

 今回、廊下の腰上壁に合せた壁紙は、英国・サンダーソン社の輸入壁紙より『ハニーサックル・すいかずら(Honeysuckle)』(WM7611/4)です。

『ハニーサックル』は、1883年に、ウィリアム・モリスの次女である、メイ・モリス(1862~1938)の代表作ともいえる作品であり、モリス商会の名作10選にも名を連ねる人気のあるデザインです。
とはいえ、この作品の源流は、1876年に、父親であるウィリアム・モリスが同名の『ハニーサックル』の名で描いた、シンメトリー(左右対称)柄の織物のデザインの中で描かれた「スイカズラ」のデザインに影響を受けていると言われています。

 

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力強く成長する『スイカズラ(ハニーサックル)』を、父親のモリスの得意とした、曲線を描きながら、垂直に伸びていく柄表現でまとめあげた、非常に彩り豊かなこの作品は、廊下の様な小空間においても個性的な演出が可能で、他の居室で異なる個性のインテリア演出を行っても違和感のないコーディネートが楽しめます。

 

「洗面所」・「トイレ」をユニットタイプに。

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 リフォーム以前の「洗面(脱衣)所」と「トイレ」の位置関係は、洗面(脱衣)室の中にトイレ用の個室がセパレートされているスタイルでしたが、これを『ユニットバス』タイプに近いレイアウトにリニューアルすることになりました。

こちらのマンションの竣工当初における基本設計は、小さくても、区画された居室設けて、3~4人程度の家族が暮らせる間取り(2DK)を想定で作られていたもので、30年ほど昔の「地価高騰時代」に多く見られたタイプの間取りです。
これを、少人数(1~2人)でゆったりと暮らすライフスタイルを意識した間取り(1LDK)にリフォームする場合、住まい手の家族構成や、それに対応したプライバシーへの配慮も変化するため、浴室・トイレ周りの造りも、『ユニットバス』タイプに見られる度開放的な間取りへ変えることも可能となります。

 

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 「トイレ」の外開きドアを撤去しつつ、袖壁の手前側をコンパクト化することにより、大型の「ドラム式洗濯槽」とモダンでコンパクトな「洗面エリア」がスタイリッシュに並ぶ仕様にリニューアルさせることができました。

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トイレも「リフォーム」によりスッキリとした納まりとなり、お客様からも「無駄なく上品にまとめられたユニットタイプに様変った。」とご満足いただくことができました。

 

寝室」も機能的で上質な空間に。

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 リフォーム前の「寝室」の様子。
窓の上には「カーテンボックス」が設けられていましたが、結局、この上部がデッドスペースになってしまっていたため、「構造梁と柱」部分の壁厚を増すアレンジを行いました。

 

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結露の多い窓であったため、「インナーサッシ」を窓枠内に入れて断熱性能を上げています。

 

ナニック ウッドブラインド、511(アークティックホワイト)納品事例。

「カーテンボックス」を撤去した窓周りの納めには、「造作ドア」や「装飾モールディング」との相性の良い、Nanic(ナニック)『ウッドブラインド』を組み合わせています。

 

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ナニック・ウッドブラインドは標準仕様で73色のカラーバリエーションが用意されています。
「白系」の展開色も多く、近年ではリフォームでのコーディネートの際にご採用いただく事例も増えている人気ブランドです。
多い色は「511(アークティックホワイト)」で決まりました。

 

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また、「寝室」での仕様のため、昇降コードを通すピンホールからの光漏れを覆う目的も持つ、オプション「クロステープ」仕様でカスタマイズいたしました。
ご採用色はスラットとの相性も良い「2136(ダックホワイト)」です。

 

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こうして、『カーテンボックス』を撤去した「寝室」のベッド周り、デザイン美と機能性豊かにすっきりとまとめる事が出来ました。

 

 

築30年・「中古マンション」ご入居時リフォーム、「前篇」である本日は、「玄関・廊下」、「洗面・トイレ」、「寝室」リフォームでのBefore~Afterの様子をご紹介させていただきました。

次回は、「リビング・ダイニング」のリフォームをご紹介させていただきます。

 

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/farrow&ball.htm

◆ 当社・「モールディングの特集」ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆「ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/


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