Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

『ウイローボウボイル』で魅せる窓辺のトータルコーディネート。

2017年04月18日

注文住宅・LDの吹抜け全体にレイアウトされた様々な形状の窓。

 ウイロウボウ ボイル ウィリアム・モリス

シンプルでありながら、質感の良い内装、クラシカルな家具に合わせたコーディネートをご提案させていただきました。

 

 

「マルチウインドウ」のコーディネート。

来店当初、お客様より頂戴した、LD窓全体のレイアウトイメージ。

高さ3.5mを超える3種類の「高所窓」や腰掛けて出入する引き戸とユニットで設計された「地窓」など、注文住宅ならではの「マルチウインドウ」。
様々な目的を持つ開口レイアウトにあわせて、適材適所の窓周り品をコーディネートしたいとのご要望をいただきました。

 

 

「大型FIX窓」はセンターレース・スタイルで。

フロントレース 大型窓

高さ3.5mの「大型FIX窓」には、ウィリアム・モリス・1887年の作品として知られる『ウイローボウ(Willow Boughs)』のボイルレースを、「フロントレース・スタイル」で納めました。

 

『ウイローボウ(しだれ柳)』のデザインは、モリスがとりわけ気に入っていたモチーフで、家の近くを流れる「テムズ川」の川べりに茂る柳の木々からインスピレーションを受けて描かれたといわれています。

また、『ウイローボウ』といえば、コットン・プリントや織物の厚手が有名ですが、コーディネート用のボイルも、レース単独で使われることも多い魅力的なファブリックです。

 

フロントレース ウィリアム・モリス

生地の作風からは緑豊かな川べりの風のそよぎが感じられますが、ボイルレースの場合、陽射しを透して緑豊かな森の「木漏れ日」感を楽しむことができますし、外構と植栽が出来上がれば、縦長窓の特徴と両開き用のマグネットの機能を応用して「センタークロス風」の演出スタイルで窓辺に多彩な表情を持たせることもできます。

 

カーテンを束ねるタッセルは、華美な房を付けずに、単色「ロープタッセル」を2本ずつ使ったシンプルな組合せでまとめ、後幕のカーテンには、西日対策も考慮して、軽い遮光性(遮光3級)が得られる無地より、「シルク」調の質感を持つ厚手を合わせました。

 

カーテンボックスの前方には、「大型プロジェクター用スクリーン」が収納できる設計になっています。

 

 

高所窓は、「ウッドブラインド」で調光。

ニチベイ クレール K822 エイジンググレイ

左右の形状が異なる高所窓に組み合わせた、ニチベイの「ウッドブラインド」

縦長窓は1階側から操作できますが、右の高所窓は2階の書斎窓を開けて操作できる納めとなっています。

 

共通のスラットカラーは、クラシカルな空間演出を楽しめる、K822(エイジンググレイ)
目線の離れた高所窓で採用すると、フェイクとは思えないリアルな味が得られます。

 

打ち合わせ当初の希望製品は、リフトコードを通す穴のない高遮光用ウッドブラインド『クレールグランツ50』でしたが、縦長窓の内寸が「クレールグランツ」の製作対応サイズに満たないため、こちらは遮光性を高める「ラダーテープ仕様」で納めています。

 

 

地窓のローマンシェードは夜の主役。

地窓 ローマンシェード

日中は、後幕のレースを使用することが多い地窓の「ローマンシェード」

 

地窓の前幕を飾る、ローマンシェードの『ラーモ(別称:ブァイン)』は、ウィリアム・モリス、1874年の作品。
「 葡萄の葉」と「柳の葉」を組み合わせた「パターン・オン・パターン」の柄構成や、渦巻く葡萄の蔓:トレーサリ(モリス特有の渦巻く流れのある更紗)がモリスらしさを表現しています。

こちらは、立体的な川島織物セルコンの織物生地を採用しましたが、パターンの中に「柳の葉」が含まれているのがコーディネートのポイントです。

夜間、プロジェクター用スクリーンを降ろしてTVを見る時に、生地の深みが際立ってとても美しいのだそうです。

 

高所窓 ウッドブラインド

以上、本日は、大迫力の「フロントレース・スタイル」の魅力と、一日を通して様々な窓演出にローテーションされる「マルチウインドウ」のコーディネート事例をご紹介させていただきました。

 

 ◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

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英国・Farrow&Ballの壁紙で仕上げた、マンション入居前リフォーム(玄関廊下・洗面所編)。

2017年04月17日

本日のブログでは、タワーマンション・高層階に入居されるお客様宅の内装リフォーム事例より、「玄関廊下・洗面所」編をご紹介いたします。

今回採用した、英国・「Farrow&Ball」の壁紙は、世界的に評価の高い同社の天然顔料で作られた水性ペイントとのコーディネートもできる、ペイント刷りの壁紙です。
 
とりわけ、18世紀から受け継がれている「トラフプリント」「ブロックプリント」といった伝統的な工法で刷られた壁紙は、花柄、ダマスク柄、ストライプ柄、幾何学模様など豊富なバリエーションを持ち、光沢を抑えたペイントの発色との組合せからは、ビニール壁紙では表現できない独特な風合いと表情を生み出します。

 

 

前回のレポート(まとめ)

前回(LDK)レポートの詳細はこちら

LDKの拡張工事で使用した、英国・Fallow&Ball社の「ペイント」と「壁紙」のコーディネート。
眺望の良い、タワー型マンション(高層階)のインテリアに更なる付加価値を与える内装リフォームにより、こだわりの家具や窓周りを迎え入れる土台をつくることができました。

そして、その効果は、生活動線としての「玄関・廊下」「洗面所」「トイレ」といった小空間においても非常に効果的です。

 

 

「玄関」・「廊下」の内装リフォーム。

「玄関」・「廊下」の壁装に使用したパターンとカラーは、カタログ「STRAIGHT AND NARROW」収録の壁紙、『BlockPrintStripe(ブロックプリント ストライプ) 』よりBP753のブルー色。

 

15配色のカラーバリエーション展開を持つこちらの壁紙。
ローラー「ブロックプリント製法」で作られているストライプの横リピートが4.7cmと小ぶりなため、小空間でも使いやすいパターンです。
 
 
 
 
伝統的な「壁紙印刷技法」を使い分けて。
 
 
Fallow&Ballの壁紙は、「フラット ベッド ブロック(トラフプリント)「ローラーブロック」「スループリント」といった、3種類の印刷技法を使い分けて作られています。
 
 
 
 
F&Bのファクトリーには、各製造段階にプロフェッショナルがおり、熟練の職人が18世紀はじめから受け継がれる壁紙の伝統製法を駆使してひとつひとつ丁寧に壁紙を作っています。
 
オーダーごとの受注生産品のため、納期は約2~3週間生産最少ロットは原則として3本からとなります。
 
 
 
「ローラー ブロック プリント」で作られたBP753のストライプ。
 
通常、伝統技法で擦り上げる「ストライプ柄」では、 「スルー プリント」による、刷毛(はけ)で引いたような風合いで仕上げるため、ヘアライン独特のかすれ感が出るのですが、「ローラー ブロックプリント」で仕上げたこちらの壁紙は、雑味の少ない優しい表情のストライプに仕上がります。
 
 

「玄関」・「廊下」まわりの壁装が、「ローラー ブロック プリント」のもつ流麗な風合いとこだわりのカラーによる上質なストライプ柄で模様替えされました。

 

 

「洗面場」もアクセントウォール仕立てで。

 「洗面所」の壁装に使用したパターンとカラーは、カタログ「PRESENT AND CORRECT」収録の壁紙、『Lotus(ロータス) 』よりBP2017のダークグレー色。

19世紀フランスのアーカイブパターンを復刻させたもので、連続性のある「蓮(ハス)の花」のデザインは、当時、世界を席巻していた「アーツ&クラフツ」の影響を受けた名作といえます。

 

14配色のカラーバリエーション展開を持つこちらの壁紙。

リピートパターン、縦:51.8cm、横:53cmからなる、大柄パターンを連続的に描くこちらの壁紙では、18世紀から伝わる「フラット ベッド ブロック(トラフプリント)による手仕事で仕上げられます。

『LOTUS』の版木をブロック・スタンプの要領で捺しながら仕上げられるこの壁紙は、用紙を前方に移動させながら正確にブロックのパターンを捺しすすめる、難易度の高い作業で仕上げられた職人の技で作られています。

 

洗面所の左右に貼り上げられた『LOTUS』の芸術的なパターンが加わり、小空間が見違える印象にリニューアルされました。

 

「Farrow&Ball」の壁紙は、不燃認定の取得も済んでおりますので、ご家庭や店舗でも、幅広くお使いいただくことができます。 
また、素材は紙ですが、表面にウォッシャブル加工というコーティング加工を施しているため、今まで紙の壁紙ではできなかった水拭きによるメンテナンスも可能となっています。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-runa.htm

 

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マンションの幅広窓に。バーチカルブラインドの「レールジョイントタイプ」&「モアラップスタイル」納品事例。

2017年04月16日

幅4mを超える掃出窓。
眺望の素晴らしい、高層マンション・LD窓に、ニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』の「シングルスタイル(100mmルーバー)」を納品させていただきました。

みなとみらい マンション バーチカルブラインド

ニチベイ アルペジオ モアラップスタイル

ハイセンスで、高級感に富んだなインテリアとの相性も抜群。

シンプルでありながら、眺望・調光コントロールも自由自在で、日中も自然光の明るさを採り込める美しい窓ができあがりました。

 

採用生地は、若い世代のお客様からの評価が高い「ラフィ」より、A7744(ピュアホワイト)。
上品で細やかな織りがモダンな内装にマッチする、全20色展開の無地です。

当社には、「ラフィ」の淡色系(5色)をグラデーション展示したW200cm×H250cmの大型展示品を用意しており、今回はこの基本仕様に加えて、オプションの「モアラップスタイル」「レールジョイントタイプ」を組み合わせた仕様で納品させていただきました。

 

 

ご入居前のリフォームで拡張されたLDの窓。

お打合せ時の様子。
LDに隣接する「洋室」の間仕切り壁を取り払ってひと続きの居室にする、拡張リフォームがすすめられていました。

 

拡張リフォームによって、2つの居室窓の「カーテンボックス」がつながり、幅4mを超えるカーテンボックスにバージョンアップされます。

見晴らしの妨げとなっていた、間仕切り壁を取り払うことにより、単なる間取りの拡張にとどまらず、景勝豊かな窓辺と、都会的なモダンインテリアを満喫できるご入居前のリフォームはお客様のこだわりです。

 

 

「搬入経路」の問題を解決する、
バーチカルブラインドの『レールジョイントタイプ』。

 

ニチベイ アルペジオ レールジョイントタイプ

今回、拡張された幅4m超の幅広窓にご提案させていただいたのが、レールジョイントタイプの「バーチカルブラインド」。

 

 

「バーチカルブラインド」をマンションや戸建ての幅広窓で採用する際にネックとなるのがレールの長さですが、 レールジョイントタイプ最大のメリットは、エレベーターのサイズや、階段、廊下など搬入経路の状況により長尺レールが搬入できない物件を想定した、レールを分割して搬入できる製品仕様にあります。

 

『レールジョイントタイプ』は、搬入時に2分割されたレールを現地で組み立てることにより、「単体(1本)レールの両開き」に近い使い勝手が得られます。

また、住宅用の単体(1本)サイズレールでは、4mのレール長が製作上限ですが、『レールジョイントタイプ』では最大5mの長さまで製作対応が可能になりました。
搬入経路の問題を解消しつつ、これまで以上に幅の広い窓での採用もご検討いただけるようになりました。

 

 

独立開閉ができるユニークな「両開き」も魅力

今回採用した『レールジョイントタイプ』の納まり種類は、右側に調光ポールを配置した「両開き」です。

 

標準仕様の「両開き」と異なり、レールを現地で組み立てる『レールジョイントタイプ』の場合、開閉操作は、左右それぞれの側で行う必要がありますが、ルーバーの調光操作は、指定した片側で統一的に行う事ができます。

 

 

オプションの『モアラップスタイル』で、
「断熱性」・「遮光性」・「プライバシー性」が向上。

今回、『レールジョイントタイプ』と併せてオプションでご採用いただいた『モアラップスタイル』

 

標準仕様の100nn幅ルーバー製品と比較して、25%ルーバーの枚数を増やしている『モアラップスタイル』では、ルーバー同士の間隔が密になることにより、採光状態においても「断熱効果」「遮光性」「プライバシー性」を向上させることができます。

 

また、『モアラップスタイル』は、ルーバーを閉じた時の重なり幅が、標準(8.5mm)の4倍近く(33.5mm)得らるため、機能性に加えて、ルーバーの重なりによって生まれる「生地の陰影」をデザインとして採り込むことができます。

ルーバーを閉じた状態でも、平面的にならず、陰影の醸し出す「立体表現」を楽しみたいインテリアにもおすすめです。

 

レールジョイントタイプ バーチカルブラインド

以上、本日は、製品が持つ複数のオプションを組み合わせて、洗練されたインテリアと眺望を演出した、バーチカルブラインドの提案・納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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英国・Farrow&Ballの塗装と壁紙で仕上げた、マンション入居前リフォーム(LDK編)。

2017年04月15日

マンション リフォーム Farrow&Ball

輸入壁紙 マンション リフォームl 事例

本日のブログでは、タワーマンション・高層階に入居されるお客様宅の内装リフォーム事例より、「LDKリフォーム」編をご紹介いたします。

眺望の良い憧れのタワーマンションのご自宅を、欧米風の洒脱なインテリアで満たす醍醐味。
当社では、 これまでの豊富な経験に基づき、その基盤となる工事を、担当者が提案から施工までを一貫して行える強みを持っています。

 

 

 間取りの特徴を活かす。

今回、工事をご依頼をいただいたエリアがこちら。
玄関・廊下からLDKに続く生活動線や各居室を、英国・Farrow&Ball(ファロー&ボール)の、「輸入壁紙」「インテリアペイント」を絶妙に組み合わせて、お客様こだわりのインテリア・ベースを設えることになりました。

間取り(略図)からもお判りの様に、LD・寝室・DEN(納戸)を包み込むようにバルコニーが設計されている「角部屋」の特徴に着目して、内装の基本工事と併せて、LDに隣接するDEN(納戸)の間仕切り壁を取り払い、ゆったりとしたLDへ拡張させるリフォームも実施することになりました。

 

直線廊下の先に広がる、LDK入口(Before)。

 

長方形大のLDも含めて、全室白いビニール壁紙で統一されたベーシックな内装を、英国伝統の「色と柄」でイメージチェンジします。

 

こちらは、LDと間仕切り壁と引き戸で区分されている「DEN(納戸)」エリア。

 

マンション 間仕切壁 撤去 リフォーム

間仕切壁を取り払えば、LD側の2つの「掃出窓」にDENの「掃出窓」が加わり、バルコニーが持つ魅力が更に高まる居室構造なのです。

 

 

LDの拡張リフォーム。
コーディネートを含めたご提案

「拡張リフォーム」のイメージ概要に合わせた内装材ご提案の様子。

 

 

LDのメインとなる壁装に採用した壁紙は、Farrow&Ball(ファロー&ボール)の輸入壁紙より、『RIVELLI TRELLIS XARCHIVE』

 

Farrow&Ball RIVELLI TRELLIS XARCHIVE BP3110

多色展開の壁紙ですが、今回はグレーベースのBP3110をご採用。
『RIVELLI TRELLIS XARCHIVE』は、一見シンプルなダイヤモンド格子柄ですが、微細な小麦の粒を集めたデザインでトレリスを描いている緻密な作風が魅力の壁紙。
 
Farrow&Ballの壁紙は、同社のペイントで印刷しているため、例えば、同じペイントで塗装された壁や窓枠、建具等と調和するようにデザインすることも可能です。
日本性の壁紙や塗料では絶対に実現できない、コーディネートに対する徹底ぶりは、インテリア先進国のなかにおいても英国王室御用達メーカーとして位置づけられる同社の特徴として知られています。
 
 
 
 

廊下からつながる天井、キッチンカウンター面の壁、そのハリの天井、間仕切壁を撤去した小部屋の壁装には、Farrow&Ball・ペイントより、『OVAL ROOM BLUE(NO.85)』を採用。

Farrow&Ballペイントで名づけられたカラーにはもととなる由来があるため、「オーバル ルーム(大統領執務室)」と名付けられた ブルーの塗料も、実際にVIP執務室で採用されたのでしょう。
低彩度のブルーとグレーの組合せは落ち着きのある空間演出に適していますが、公式の場だけでなく実生活の中でも使いやすいカラーとして人気のあるカラーです。
 
 
  

キッチン奥の壁装に採用された塗料は、「INCHYRA BLUE(インチャイラ ブルー)」 No.289

「INCHYRA BLUE(インチャイラ ブルー)」は、ジョージア州のInchyra Houseで採用された、由来あるカラー。
光源の当たり方によって青だけでなく緑の色調が強まって見えることもある不思議な配色が特徴です。

 

「Inchyra Blue(NO.289)」の解説動画もありました。

 この様に、天然顔料をふんだんに使った、深みある「塗料」と、手作りの「壁紙」の組合せで、上質なインテリアを創り出せるのが、英国・Farrow&Ball(ファロー&ボール)社の壁装材の魅力です。
その仕上がりの美しさは世界中のクリエーターから絶賛されています。
 
 
 

LDの拡張リフォーム。
壁紙と塗装を使い分けて。

間仕切壁を取り払ったDEN(納戸)エリアを、『OVAL ROOM BLUE(NO.85)』の塗装で仕上げる工事過程。

 

「間仕切壁」を撤去したDENとLDの壁装を変えることにより、奥まった小空間の存在感が引き立たせ、生活用途に合わせたインテリア表現に幅を持たせています。

 

マンションの様に、構造梁や、コーナー壁が多い立体的な居室では、自然光や照明の当たり方により、色調や陰影の変化をつけやすい特徴があります。

ブルー系の色調、グレイッシュな色調をも効果的に使い分ける効果は、自然光を採り入れた日中はもちろん、夜間においても独特の味わいでお楽しみいただけます。

 

反射を抑えた、低光沢の塗料や壁紙は、直接照明はもちろん、間接照明による壁面演出に際立っています。

 

キッチン Farrow&Ball 事例

本日は、様々な「光」の富みあわせと共に、繊細な色調と陰影の変化を味わえるLDKの内装リフォーム事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
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個性的な色柄のカーペットでフロア演出。ホテル仕様のインテリア。

2017年04月10日

寝室 カーペット 柄物

ホテルや商業施設、店舗などで採用されるデザインカーペットを、新築マンションご入居前の「主寝室」にご採用いただいた納品事例です。

特殊工法と専用の副資材を駆使して、敷き詰め風の仕上げでフローリングの上に、「置き敷き」でおさめています。

「置き敷き」施工のメリットは、フローリングを保護できることと、カーペットを剥がせば将来的に元のフローリングに原状回復できる点にあります。

 

置き敷き施工を想定してしない、
「事業施設用カーペット」の特殊性。

大面積のフロアを、個性的なデザインで演出する事業施設用ロールカーペットは、基本的に一般住宅での「置き敷き施工」を想定して製造されていないため、工事にあたっては、採寸・搬入・施工における注意点が多い工事となります。

 

今回ご採用いただいたカーペットの場合、高級素材ではありますが、デザイン製造上の都合により若干、柄の歪みが生じる製品であるとの注意書きがありました。

この様な場合、ジョイント(柄の繋ぎ合わせ)施工が必要となるLDなどでは製品特性による不具合が生じるため、基本的に「置き敷き」での施工は行えません。
こちらのカーペットの場合、ロール幅が364cmでしたが、施工対象となる「主寝室」の短辺側サイズが364cm以下の縦長形状でしたので、お客様のご要望にお応えすることができました。

 

 

「モノトーン」でまとめられた、
モダンな寝室の内装。

寝室 カーペット デザイン

デザイン豊かな「事業施設用カーペット」施工後の様子。

一般家庭用のカーペットとは一味違った特別感が醸し出されます。

 

 

マンション カーペット 工事

室内ドア側の壁が「ダークグレイのアクセント・ウォール」仕上げになっていましたが、それに連なるように、「ライト、ミディアム、ダーク」のグレイトーンとブラックが織りなすフリーハンド調のカーペット・デザインが加わりました。

テーマとなる色調を揃えつつ、デザインの平面表現と立体表現を絶妙にブレンドすることにより、縦方向に伸びる変形間取りの意匠性を高める事ができました。

また、ドアやクローゼットの建具、白い壁紙とのバランスも良く、濃色系でありながら、インテリアに広がりとモダンなリズムが感じられるハイセンスな仕上がりとなりました。

 

出入口の縁は、専用のエッジ材で固定してすっきりと納めています。

 


 

LDはクールな「ネイビー」で。

マンション カーペット ネイビー

 縦長形状ののLDには、無地の「ナイロン」カーペットをご採用いただきました

 

カラーは白い内装との相性が良い「ネイビー」をセレクト。

「内装タイル」仕上げの廊下と区分する開閉ドアや、間仕切り引き戸がある「フローリング」エリアでもすっきりクールにセパレートすることができました。

以上、本日は、壁紙やカーテンなどの窓周り品とのコーディネート効果の高い、カーペットの「特殊・置き敷き施工」事例をご紹介させていただきました。

 

 

◆ 当社『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ
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