Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「輸入壁紙」 施工事例

「オーダーカーペット」と「輸入壁紙」の魅力。高級賃貸マンションの インテリア・リフォーム事例 。

2014年12月29日

都内の「高級賃貸マンション」にご入居されるお客様より、トータル・インテリアコーディネートの依頼をいただきました。

本日のブログでは、pART1として、「フロア」、「壁装」といった「内装工事」のご入居前リフォーム事例をご紹介させていただきます。

マンション リフォーム インテリア 高級

輸入壁紙 寝室

マンション 寝室 壁紙 女性

 

 

難易度の高い、『カーペット』の置き敷き工事で、
「フロア」の保護と個性的なイメージチェンジ。

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まずこちらは、廊下からLDに向かって見た、『置き敷き施工』による、オーダーカーペット工事後の様子と施工エリア全体の複雑に入り組んだ割付イメージです。
本物件の場合、「主寝室」はカーペット張り仕上げのフロア構成でしたが、他の居室はフローリング仕上げとなっていたため、『敷き詰め(グリッパー)工法』『置き敷き工法』という2種類の仕上げの併用によってカーペット工事の施工にあたらせていただきました。
ちなみに、 『置き敷き施工』は、基本的に既存のフロア材の上に置くだけの下地を傷めないための施工法ですので、粘着性のない特殊な滑り止め材を効果的に使用して、巻いてあるカーペットを伸ばしながら納める工法です。

 

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ご採用いただきましたカーペットは、「ワインレッド&アラベスク柄」のカーペットでした。

 

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※参考・「敷き詰め工法」による『 グリッパー工法』
http://mitsuwa-i.com/blog/?P=5210

『置き敷き施工』は、同素材を使用した、上の写真事例の様な「敷き詰め施工」による『 グリッパー工法』で用意されている専用の下地条件が確保されていない条件下での特殊工法のため、家全体を『置き敷き』施工で納める場合は、厳密な打ち合わせと採寸、そして熟練の施工が揃って初めて対応可能となります(間取りや建具などの取り合いにより施工できない場合もございます)。

幸い、今回はフロアの施工が可能な条件でしたので、「輸入壁紙」と「窓辺のコーディネート」と合わせたトータル・インテリアリフォームをご要望通り実施することができました。

 

 

『主寝室』のリフォーム事例。

輸入カーテン 寝室 豪華

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お客様は、以前のお住まいの際もカーペット工事のご依頼をいただいておりましたが、当社がトータルインテリア・リフォームとコーディネートの専門店であることから、今回はその実績を信頼いただき内装全般のご依頼をいただきました。
こちらは、劇的リフォーム後の『主寝室』の内装の様子です。

 

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『主寝室』のフロアは、元々が「白系」のカーペット仕上げであったため、『敷き詰め施工(グリッパー工法)』による張替えを行いました。

 

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天井と壁面にご採用をいただきました。採用いただきましたのは「アメリカ」性の輸入壁紙のカタログ(メーカーは異なる)です。

 

 

輸入壁紙 マンション 寝室 豪華 高級

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大胆な色柄のカーペットがリニューアルにより新しい土台となりましたので、個性的な「輸入壁紙」のイメージも合わせ易くなりました。

 

 

ご入居後の様子

輸入壁紙 高級マンション

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お客様、オートクチュールの「寝室」の出来上がりです。
居心地の良いインテリアに包まれて、日常の都会での仕事をバリバリ頑張る。
そういうエネルギーのチャージと癒しの場となる「寝室」の在り方はとても素敵だと思いました。

 

『リビング・ダイニング』のリフォーム事例。

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眺望の良い高層マンションの『リビング・ダイニング』もご覧のとおり、一般的な内装仕上げから、劇的リフォームの完成です。

 

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天井は既存のクロスのままとして、壁面をオランダ製の「輸入壁紙」をご採用いただきました。

 

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これはリフォーム前、白を基調とした標準仕様の内装仕上げの様子ですが、「シンプル&モダン」物件であっても、住む方の好みによりインテリアのテイストは変幻自在にイメージチェンジできるということがお解りいただけることと思います。

 

 

ご入居後の様子

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そして、最後にご入居後の様子です。
このように、内装の設えひとつで、お手持ちの「家具」や「照明」を含めたトータルコーディネートの可能性が無限に広がるのがインテリアにこだわる醍醐味だと思います。

 

以上、本日は都内の「高級賃貸マンション」ご入居前の「フロア」と「壁装」のリフォーム事例をご紹介させていただきました。

賃貸物件でも退去時に「原状回復」ができるリフォームですので、貸主様の理解も寛容になってきている昨今の賃貸住宅事情の中で、お声掛けいただくケースが増えております。

次回(PART2)では、本物件において併せてご提案をさせていただきました「窓辺」のコーディネート事例の解説をさせていただきます。 

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
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◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
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◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
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◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
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『第33回 JAPANTEX 2014』が、「東京ビッグサイト」で本日より開催&『部屋mite大賞』受賞のご報告。

2014年11月13日

 

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本日は、今年で33回目の開催を迎えた、

『第33回 JAPANTEX 2014』・(インテリアトレンドショー)

期間:2014年11月13日(水)~11月15日(金)が、本日より、「東京ビッグサイト」東館で開催されています。
出展者数は11カ国・地域より207社500小間。共同開催のジャパンホームショーとの合計では654社、1288ものブース展開となるイベントで、高円宮妃殿下によるテープカットから始まる開会式を経て始まりました。

 

 

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『JAPANTEX(ジャパンテックス)』は、国内最大のインテリア業界の総合展示会として、業界関係者の間では有名で、毎年、全国各地から3万人前後の来場者で会場は賑わいを見せています。

期間中は、多数のインテリア業界関連企業の新作(製品)披露ブースが並ぶだけでなく、催事に並行して「セミナー・スケジュール」として、インテリア業界を代表するクリエーターが様々な講演やトークショーを行い、会場を賑わせています。

 

 
 
 『第7回・第8回・部屋mite投稿大賞』にて、
当社応募作品が、
ダブル「大賞」受賞いたしました。

 

会場内では社団、法人・「日本インテリアファブリックス協会」が主催する、 『第7回・第8回・部屋mite投稿大賞』の入選作品のパネル展示が、「JAPANTEX」の会場内で行われています。

 

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幸運なことに、『インテリア業界関係者部門』において、第7回は、弟の梶川 聡が「大賞」を受賞、今回(第8回)は、梶川 完之が「大賞」を受賞いたしました。また、姉である、平多 千春の作品も今回「入選」させていただきました。

 

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◆『第8回・部屋mite投稿大賞』 ・「大賞」作品

 受賞者:ミツワインテリア・梶川 完之

 

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◆『第7回・部屋mite投稿大賞』 ・「大賞」作品

 受賞者:ミツワインテリア・梶川 聡

 

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◆『第8回・部屋mite投稿大賞』 ・「入選」作品

 受賞者:ミツワインテリア・平多 千春

 

さらに今回(第8回)は、当社でお仕事をさせていただきましたお客様ご自身が投稿された作品も、「入選(10作品)」しておりました。
おめでとうございます!!

 
 
 
 

『インテリア・スタイリングプロ』
主催者依頼・テーマブースでの製作協力。

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当社の、梶川 聡、平多 千春が正会員として所属している、『インテリア・スタイリング プロ』のテーマ展示ブースも会場内に設営されています。

今回の「JAPANTEX2014」の開催テーマは「窓と暮らしを彩るインテリア」で、こちらの、「主催者依頼・テーマブース」でも、毎年「お題目」に沿った課題が与えられています。

今年は、『窓装飾のプランニングにおいて欠かせない、クライアント側からの様々な要望に対する対応を、近年の建築設計の中で増えている事例である、変形窓や特殊窓など、困難な提案環境でのお洒落な解決方法の一例を実際のスタイング事例で示す。』

といった内容のテーマでした。
この様な、時代の潮流に応じたテーマを、新しい技法を交えながら短時間で設営しなければならないため、会員の方々の苦労は大変な様ですが、そこは、専門家の集団。限られた予算の制約の中で、経験と知恵を合わせて取り組みました。

 

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開催前々日から始まった、展示ブースの設営の様子です。
突貫工事とはいえ、頑丈な補強を入れて、しっかりと屋台骨を支えてもらいました。

 

 

『インテリア・スタイリング プロ』
テーマ展示ブース(2014)の様子

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こちらは、『子供部屋』における、採光用の複数の「小窓」の可愛らしいスタイリング事例の様子です。

 

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続いて、『和室』における、縦長「スリット窓」でのお洒落なスタイリングと、「ハイサイド」とも呼ばれる、天井付近に位置する、採光用の「横長窓」でのスタイリングの様子です。

 

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こちらは、写真には写っていませんが、「高所窓」とその下にい位置する「リビング・ダイニング」用のスタイリング事例と、断熱対策の「2重サッシ」窓におけるスタイリングの様子です。

 

 

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 当社の、平多 千春は、「クラシカル」ゾーンのの企画・設営に、今年も協力をさせていただきました。

 

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まずは、チームリーダーの河西さんと山中さんが主体となってデザインされた、大人の『クラシック&エレガント』演出です。

 

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上の写真は、「クラシカル・チーム(3名)」が手掛けた、展示会前日、設営時の様で、下の写真は全ての設営が終わった際に今回の各展示ブースの製作に携わったメンバー全員で撮った記念写真です。
皆様、本当にお疲れ様でした!!

 

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当社の平多がメインとなって取り組ませていただいたのがこちらの「アーチ・ウィンドゥ」です。

近年多い、「オペレーション ハンドル」が張り出した窓でのスタイル提案を、頻繁な開閉にも対応しながら、上部の「アーチ・ウィンドゥ」との調和を考えつ、スッキリとした印象でスタイリングさせていただきました。

   
 
各メーカーのブース見学で、魅力的な新製品の情報を得ながら、インテリアの専門家としての学びの場でもある『第33回 JAPANTEX 2014』はただいま開催中です。
来場者は、業界関係者が主体のイベントですが、これから家を建てる方や、リフォームを計画されている方など、インテリアに興味のある一般の方にもお勧めのイベントです。

 

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「テシード」ショールームにて、「輸入壁紙・勉強会」技術講師を務めました。(スタイリングプロ・月例勉強会)

2014年09月20日

『インテリア スタイリング プロ』主催、
2014年9月の「月例勉強会」報告。

 

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『インテリア スタイリング プロ』が主催する2014年9月の「月例勉強会」、今回(2014年9月17日)は「輸入壁紙」をテーマとして、東京都豊島区(目白)の㈱テシードショールームの協賛のもと開催されました。

◆『インテリア・スタイリング・プロ』・公式WEB
http://www.stylingpro.jp/

 

◆「㈱テシード」・目白ショールーム
http://www.tecido.co.jp/showroom.html

 

「輸入壁紙・勉強会」の様子。

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『インテリア スタイリング プロ』の「月例勉強会」は、月に1回、全国から一線で活躍する会員が集まり、毎回、「講師」を招いての勉強会や情報交換を行っています。志が高く、得意分野の異なる会員どうしの交流は刺激になります。

勉強会の前半は、会場をご提供いただきましたテシードが発信する、「魅力的な海外の壁紙」の紹介と、「日本から海外へ発信する新作」など意匠性の高い壁紙についての情報を多く学び知識を深めました。

 

 

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後半(60分)の「実技勉強会」では、会員の梶川 聡(ミツワインテリア)と日吉 啓(サン クラフト)が講師を務めさせていただきました。


実技演習は、最初に講師が基本テクニックの実演と解説をした後で、実際に会員の方に挑戦していただき、一見、似た様な壁紙でも、素材の違いで施工難易度が大きく異なる事や、柄合わせやコーナーのカットの要領等、提案者が日頃の職人さん依頼している事を実際に体験していただきました。

 

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本勉強会の企画当初は、3~4名程度の参加者に輸入壁紙の施工を体験していただく予定でしたが、最終的には10名の体験希望者が出たため、急遽、4面同時に施工できるパネルを3台製作することになりました。

 

講師(梶川)が手造りで用意した実技用のパネルボード(W60cm × H90cm)は、約53cmのロール幅が主流である、「輸入壁紙」を2巾使う「中央ジョイント(柄合わせ)」事例を想定したサイズとなっています。

 

 

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演習で使用する材料は、協賛メーカーのテシードよりご提供いただきました、「紙壁紙」「不織布壁紙」といった、輸入壁紙で多く使われている2種類の材質の壁紙を10点用意して、裁断・糊付けまでを講師が行ない、壁紙の施工を参加者に実施していただきました。
 
制限時間30分の施工が始まると、10名が作業している実演ボードに勉強会参加者の半数以上が加わり、各陣営、試行錯誤しながらパネルに施工する大賑わいとなりました。

 

 

「輸入壁紙・勉強会」のまとめ。

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今回の勉強会では、我々講師陣も、参加者の方から、熱心なご質問を多数いただき、懇親会を含めて充実した時間を過ごさせていただきました。

この様な、トータル・インテリア スタイリングのプロ同士の相互勉強会とネットワーク作りが、我々の日々の仕事に大いに役立っています。

 

当社 『輸入壁紙施工の施工事例集』 
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

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代表的なフランス『トアレ 柄』の1つ、「Bird Swirl」パターン。「輸入壁紙」施工事例。

2014年07月22日

本日は、都内マンション入居前、「主寝室」でのインテリア・リフォームにおいて

英名:『toile = トワレ』,

仏名:『Toile de Jouy:トワル・ド゙・ジュイ』

柄(パターン)の『輸入壁紙』をご採用いただきましたので、
施工レポートと共に、『トワレ柄』の歴史と「パターン(柄)」の特徴についてご紹介させていただきます。

 

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今回ご採用いただきました、

『Bird Swirl』パターンの、『トアレ柄』壁紙  施工後の様子です。

 

『トアレ柄 』とは?

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仏名: 『Toile de Jouy=トワル・ド・ジュイ』

『トワレ』柄の仏名、『トワルドジュイトワルドジュイ』は、18世紀頃フランスにおける、ロココ調絵画を思わせるデザインが多いのが大きな特徴で、

 

(1)「人物・風景」
18世紀の人物(村人、貴族)がデザインに入った「田園風景」が中心となって描かれているパターン柄で、ロココ調の絵画ををアレンジしたようなデザインも多く見受けられます。

 

(2)「植物と鳥」

「トワレ柄」における、「植物と鳥」のデザインの構成する要素には、「植物、花、鳥」といったメインデに、「花かご」、「蔦(つた)模様」、「リボン」などが添えられて描かれています。

 

(3)「神話」

(4)「天使」

(5)「シノワズリ」

シノワズリ」とは、17世紀後半から19世紀初頭にかけてのヨーロッパの美術における中国趣味のことで、ロココ様式と融合して建築・家具・装飾などにとり入れられ、代表的なものにも陶磁器の流行が挙げられます。

などのパターンに大別されモチーフになってデザインされています。

 

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 また、主に2色使いを中心とする、布のデザインに端を発し、以来、今日までこのモチーフにのっとった、「フランスの伝統的なデザインがアレンジされ、様々な「ファブリック」や、「壁紙」、そして「ファッション」の世界にまでとしてインスパイアされ、現代的なアレンジや表現方法が発信され続けられています。

 

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18世紀フランスの伝統柄という知識がなくても、この個性的なパターンを見たことがある方は多いと思われます。

現在でも、フランスでは、「ロマンティック」、「トラディショナル」、「カントリー」といった、インテリアのスタイル表現の中に積極的な採用されていて、世界中に多くのファンが存在しています。

 

『Bird Swirl』パターンとは?

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今回ご採用いただいた『トワレ』柄の「輸入壁紙」は、アメリカ製の紙製壁紙です。 52cm×10m/ロールの梱包内容ので、「紙製」壁紙ですが、ビニールコーティング仕上げをされているため、軽い「水拭き掃除」等のメンテナンスは可能です。

『Bird Swirl』は、「トワレ」柄のパターンで言うところの、「植物と鳥」モチーフのものですが、「Swirl」の意味する「渦を巻く」という、パターンは世界的なデザインのリサーチから考察から見ると以下の様なイメージの画像が主に現わされています。

 

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現代的なデザインではありますが、明らかに『トワレ』柄の影響を土台としたものとして位置づけられています。

 

 

『トワレ』 柄壁紙のインテリア・コーディネート。

現在、欧米で根強い人気を誇る、『トワル・ド・ジュイ=トワレ』の、ファブリックや壁紙の多くは、 18世紀当時のデザイン(美術館などで貯蔵されている当時のオリジナルデザイン)からヒントを得て、やや現代的な流行を踏まえて、「Re・デザイン」されたものが主流です。

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トアレ柄・『ファブリック』の縫製展示品

当社では、トワレ柄の『輸入壁紙』のカタログ以外にも、『ファブリック』縫製品もご用意しており、幅広いコーディネートのご提案をさせていただいております。

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トアレ柄による、『主寝室』の壁紙の完成。

それでは最後に、欧米で根強い人気を誇る、『トワル・ド・ジュイ=トワレ』柄による、『輸入壁紙』の仕上がりの様子をご覧ください。

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以上、本日は、都内マンション入居前・『主寝室』における、

英名:『toile = トワレ』,

仏名:『Toile de Jouy:トワル・ド゙・ジュイ』

柄(パターン)の『輸入壁紙』施工レポートを、その歴史背景と簡単な解説を交えてご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社 『輸入壁紙施工の施工事例集』 
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

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在庫僅少・お値打品『アメリカ』製・輸入壁紙の販売、施工について。

2014年07月21日

在庫僅少。
希少価値のアメリカ製『輸入壁紙』

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在庫僅少(絶版品)・『アメリカ』製・コーディネート壁紙の紹介ページ
http://www.mitsuwa-i.com/america-12.htm

 

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こちらは、アメリカ製「輸入壁紙」は、世界的に大変人気のある、ビンテージ壁紙です。

色ごとに異なる、「版木」を何本も使って乾かした壁紙の上から更に立体的に色を重ねる、 『サーフェイス』印刷の魅力。

手間もかかるうえ大量生産ができません。

参考までに、世界で現存して稼働している『サーフェイス』印刷機は、新しいものでも約100年前、日本の歴史で言うところの「大正時代」に造られた機械が今もメンテナンスを経て稼働しているという状況だそうです。

SL機関車の様な印象を受けますね。
撮影スタジオの背景に貼ったこともありまして、多くの雑誌や書籍の中でも、名脇役として、今でも登場している「輸入壁紙」です。

 

施工事例の一例

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世界的な「絶版」により、在庫僅少。

当社のストックも残り僅かになって参りました。

我々が、古典製造技法による『輸入壁紙』の魅力に魅了されて初めて扱ったのがこちらの壁紙でした。

残りの壁紙もこだわりのあるお客様のもとで愛用いただければと思います。

 

参考資料:当社 『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
 http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

『ケンティッシュ ローズ』の輸入壁紙と、『イングリッシュ ローズ』のファブリック コーディネート事例。

2014年07月19日

本日のブログでは、バラの花をこよなく愛するご家族が住む、戸建住宅における、「主寝室」リフォーム時の様子をレポートさせていただきます。

英国・「サンダーソン社」の壁紙と生地で、『主寝室』を演出。

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英国・サンダーソン社の扱う、「ウィリアム・モリス」の輸入壁紙として有名な『ケンティッシュ ローズ』に、コーディネート用のコットンプリントの人気ファブリックである『イングリッシュ ローズ』を合わせてコーディネートさせていただきましたトータル施工事例をご紹介させていただきます。

 

 

「輸入壁紙」と「輸入ファブリック」の選定。

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まず、「主寝室」の窓辺を飾る薔薇には、英国・サンダーソン社の人気生地で、国内では、マナトレーディングのカタログ「マナテックスVOL15」に収録されている、『イングリッシュ ローズ(1)』の生地をご採用いただきました。

 

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次に、「主寝室」の壁装を設える壁紙には、同じくサンダーソン社の「ウィリアム・モリス」の壁紙コレクションから、『ケンティッシュ ローズ』をコーディネートにご採用いただきました。

 

 

「アプローチ」を演出する薔薇を「寝室」でも表現。

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ご主人の趣味は薔薇の栽培で、玄関までのアプローチ部分は、ハイシーズンには数種類のバラの花が咲き誇ります。

栽培しているバラの中には、「ウィリアム・モリス」という品種のものもあるのだそうです。

 

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薔薇の栽培は難しいとのことですが、それだけに愛着が湧き、気持ちが癒されるのだそうです。

 

「主寝室」の優美なフラワー・コーディネート。

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住まいのインテリアの中では、天井の高い寝室の内装に薔薇の花を採り入れることになりました。

ベッドの後ろの2連の縦長窓には、絵画調に「ローマンシェード」スタイルで    『イングリッシュ ローズ』の花を表現しました。

 

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掃出窓と、腰高窓は、「ギャザー バランス」の上飾りであしらったスタイルカーテン仕様でまとめました。

「ギャザー バランス」の上飾りが加わる事により、窓の高さが強調され豪華な印象になります。

「主寝室」は、心身を開放してリラックスするにはとても重要な空間です。 お気に入りのバラで、コンセプトを統一させた「主寝室」が出来上がりました。

 

◆ 当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・『戸建住宅・リフォーム』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub1.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

印象的な『赤絨毯』と『真鍮の金物』で仕上げた、築40年・戸建住宅の「玄関&階段」のフロアリニューアル事例。

2014年07月05日

本日のブログでは、印象的な『赤絨毯』と『真鍮の金物』で仕上げた、築40年「戸建住宅の階段・廊下」のフロア・リニューアル事例ご紹介させていただきます。

 

『カーペット工事』完了後の様子。

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「玄関ドア」を開けた時の印象的な『赤絨毯』にリニューアルされたフロアと、全ての内装工事が終わり、ディスプレイも完成した室内の様子です。

 
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こちらは、玄関を上がって、2階へと続く「階段」と左側の「御手洗い」の様子です。

ご来店いただきました際にご紹介させていただきました、「ウィリアム・モリス」の壁紙が腰壁と調和して貼られ、真鍮製のシャンデリア照明を飾る「シーリングメダリオン」も格調高く取付けられているおり、既にとても素敵なエントランスに変身しておりましたが『赤絨毯』のフロア仕上げの追加は、築40年の注文戸建住宅を更にタイムスリップさせて、19世紀末から20世紀初頭、世界的に隆盛を極めた、『アーツ&クラフツ』期の「洋館」さながらの装いを漂わせる華麗な仕上がりとなって結実しました。

 

 

『カーペット工事』・「玄関入口」の納め。

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「玄関」入口のカーペット工事の、Before~Afterです。

 

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玄関框の部分には、通常はフロア材の中間見切りなどで使用される、『平押え』という金物を、「框のカーペット見切材」として使用しました。

 

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採用した金物は、「真鍮磨き仕上げ」の『平押え』でしたが、「平押え」の場合、一般的な用途が「フロアの中間見切材」であるため、真鍮磨き仕上げの金物に関しては基本的には左右の「木口(こぐち)」部分の真鍮本磨き仕上げは行われておりません。
ただし、オプション加工のリクエストは可能でしたので、今回は「入口見切材」用として左右の木口も真鍮磨き仕上げにてオーダー製作いたしました。

真鍮製のフロア金物のニーズは基本的に少ないため、製品仕様、在庫、製作納期、オーダー仕様については細かい注意が必要です。

 

 

『カーペット工事』・「階段入口」の納め。

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次に、「階段」入口の初めの3段部分の「Before~After」です。
上の写真は、リフォーム中の「装飾手摺り」が付く前段階での打合せの様子です。

 

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そしてこちらが、リニューアル後の様子です。

 

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最終的な仕上げでは、新設した「手摺」側(3段分)の側面・露出木部を、「手摺り」や「腰壁」に色を合わせたニスで脇を塗ったのち、「カーペット」については、左側面の縁をかがって仕上げる『オーバーロック』加工を施し、『真鍮ノンスリップ(滑り止め)」金物で演出する、「赤絨毯」階段の脇を添える納めとしました。

 

 

『真鍮製ノンスリップ』と『カーペット』の選定。

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今回ご採用いただきましたのは、「木階段」のフロア・リフォームの際に使用することができる、「後乗せ」施工ができる『真鍮ノンスリップ』金物でした。

「ノンスリップ金物」のバリエーションは多岐にわたりますが、お打合せでの提案・説明の際は、「機能性」、「安全性」、「意匠性」という選択肢を丁寧にご説明して、お客様のご要望にあった製品をお選びいただきます。

 

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今回ご採用いただきました、「赤絨毯」は、様々なメーカーの「レッドカーペット」のサンプルを取り寄せてご検討いただいた結果、最も赤の発色お客様好みでありました、「スミノエ織物」の『ホームマーシャルTF』の深い赤のに決まりました。

住之江織物は、敷物のメーカーとしては歴史があり、「国会の赤絨毯」などもスミノエの特注品が使用されています。

 

 

『真鍮製・金物』と『赤絨毯』の魅力。

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「ダーク・トーン」の内装とのコントラストが印象的な色調にメリハリのある上質な階段に仕上がりました。

 

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こちらは、リフォーム前の「木階段」の様子です。
『真鍮製金物』の施工は大変難易度が高いので、なかなか採用が実現される事例は少ないと聴きます。

 

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しかし、実際に仕上げられると感動的な美しさと輝きを放つ階段となり、濃色系の内装を使っても、真鍮の反射により明るく豪華な印象に変わります。

 

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階段を上がり切る、広い「書斎(右側)」、「和室(正面)」、「主寝室(左側)」の共有出口になっており、カーペットはここまで張り上げています。

 

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こちらは、2Fの「書斎側」の入口の様子です。

 

 

『カーペット』は魅力的なインテリア装飾材です。

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お客様のこだわりを一緒を一緒に考える事によって我々も日々精進させていただいております。

 

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 以上、本日のブログでは、印象的な『赤絨毯』と『真鍮の金物』で仕上げた、築40年「戸建住宅の階段・階段」エリアのリニューアル事例ご紹介させていただきました。

 

当社・『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『戸建住宅・リフォーム』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub1.htm

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

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