Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: シェード(その他)

柔らかな陽射しと眺望を楽しむ「シースルー」のハニカムシェード。

2016年07月29日

本日のブログでは、柔らかな陽射しと眺望が楽しめる、シースルータイプの「ハニカムシェード」納品事例をご紹介させていただきます。

2016.7.17.5

2016.7.17.20

今回は、手軽なコードレス操作が魅力の、ルーセントホーム「シェルシェード」シースルー生地(CS360-001・コットン)に選び、様々な取付け方法の工夫を加えて、無事に追加設置することができました。

 

「ロールスクリーン」とのコンビネーションで
「ハニカムシェード」のレース生地を併用。

2016.7.17.7

ご入居当初の納品では、注文住宅の傾斜天井に隠れるように設計されているスクリーンボックス内に、ロールスクリーンを窓全体を1枚で覆う仕様でご注文いただきました。

 

2016.7.17.10

ロールスクリーンの1枚使いは、採用は設計段階から決まっていた仕様で、スクリーンを引き上げるとボックスの中に収納され、庇の深いベランダで日除けしながら外の眺望を優雅に得られましたが、生活する中で、やはり日中のレース越しの採光や、ほのかに見える景色なども楽しめるシチュエーションも追加で作れないかとのご相談をいただきました。

レース越しの採光で日射を和らげながらテレビをみたり、ダイニングで食事をしたいといった新たなご要望です。

 

 

「取付下地」の調査と
ハニカムシェードの納め方

2016.7.17.11

「シースルー」を使った製品がボックス内で併設できるかどうかの調査と設置シュミレーションの様子。

ボックス内の設置スペースは、奥行き14cm深さ16cm
この寸法は、ロールスクリーンを単一で付けるには十分なスペースですが、複数の「メカニック製品」を前後に設置するには奥行寸法が十分取られていないため、使用する製品とその設置方法の工夫が必要でした。

ちなみに、既設のロールスクリーンは、引戸を開閉するレバーハンドルの干渉を避けるために、スクリーンの正面が室内側に向く「逆巻き」仕様で設置しています。
今回の事例では、ボックスの室内側に約5cm程度のスペースが空いていましたので、このエリアに着目した製品のご提案を考えました。

 

2016.7.17.3

ボックス天付に必要な奥行きは残っていませんでしたが、幸いなことにボックス内の室内側にも、取付用の木下地が確保されていましたので、変則的ですが、ロールスクリーンの巻取り位置より少し下がった室内側のボックス面に、「折り畳み」昇降タイプの「ハニカムシェード」を逆向きで設置するプランが実施できました。

 

2016.7.17.23

2016.7.17.21

 

「ハニカムシェード」の長所として、昇降コードがセルの中を通っているため、製品を室内とは逆向きに設置しても、スクリーン表面の意匠が保たれるという点にあります。

加えて、「ルーセントホーム」の『シェルシェード』に限っていえば、スクリーンを逆向きにセッティングするオーダーにも対応しているため、シースルー以外の採光や遮光生地の場合でも、この様な設置方法を検討することができます。


2016.7.17.14

また、展示品の様に、レースと採光、遮光生地を上下任意に組み合わせる「ダブルタイプ」であれば、変則的ですが場所を取らずコンパクトに使うことができます。

 

「障害物」を避けた昇降事例

2016.7.17.1

2段階設置した、ロールスクリーンとハニカムシェードの位置関係がこちら。
スクリーンボックスの舞台裏で、製品の持つ特性を活かした納めができました。

2016.7.17.2

また、ハニカムスクリーンとドアハンドルの間をロールスクリーンのボトムレールが通る配慮も達成された「フロントレース」スタイルで納めることができました。

 

『シェルシェード(シースルー)』
納品後の様子と楽しみ方。

2016.7.17.6

では、本日のまとめです。

こちらは、シースルーの「シェルシェード」でテレビ側の陽射しを和らげる際に使用する昇降スタイル。
中央2分割で設置しているので、左右の昇降の調節も自由であることと、ベランダへの出入りにも配慮しています。

 

2016.7.17.5

日照条件や、その他、生活上のお好みにより、窓辺全体の陽射しを和らげることもできます。
シースルーレースと「漆喰壁」との馴染みも良く、柔らかいインテリア演出が出来るようになりました。

シャッターの様な操作性を持つ「コードレスタイプ」・ハニカムシェードの特徴として、製品の側面に昇降ループコードが付きませんので、製作サイズの工夫により、後幕のロールスクリーンの昇降チェーンを隠す様な使い方もできます。

今回の事例では、頻繁にレースを使用しないということと、操作ループの数を極力減らしたいとのご要望があったため、お客様がごく小さな踏み台(脚立)を用意してコードレスタイプを操作するスタイルで納めています。


注文住宅ならではのこだわりポイントです。

 

2016.7.17.13

2016.7.17.24

また、レースを降ろした状態から、背後のロールスクリーンをお好みで降ろすような使い方もできます。

 

2016.7.17.9

ロールスクリーンの手前をシースルーが柔らかに覆う「フロントレース」スタイルも綺麗でした。
シースルーとはいえ、ハニカムスクリーンが手前にくるわけですので、窓辺の断熱効果も上がります。

 

以上、本日のブログでは、柔らかな陽射しと眺望が楽しめる、「シースルー」タイプの、『ハニカムシェード』の応用仕様事例をご紹介させていただきました。
設置スペースと下地があればこの様な使い方も可能です

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • ハニカム・スクリーン
  • Trackback(0)
  • 柔らかな陽射しと眺望を楽しむ「シースルー」のハニカムシェード。 はコメントを受け付けていません
  • at 5:41 PM
  • posted by 管理者

新刊・『インテリアデザイナーの住む家』(トーソー出版)にて、当社事例紹介が掲載されました。

2015年08月13日

2015年8月5日に、トーソー出版より全国の書店にむけて新刊リリースされました、『インテリアデザイナーの住む家』にて、当社が手掛けた最近の事例紹介を4ページの特集形式で掲載いただいております。

 

新刊・『インテリアデザイナーの住む家』

インテリアデザイナーの住む家 トーソー出版

新刊・『インテリアデザイナーの住む家』の表紙です。
テキストは、フルカラー(A4変型・128ページ)で、広告などを一切含まない「教科書(?)」的な構成となっている保存版の一冊です。

 

「ミツワインテリア」の掲載ページ

2015.8.5.2

2015.8.5.3

当社掲載ページでは、窓装飾の「トップトリートメント(上飾り)」としての魅力を持つ、『装飾バランス』をメインテーマとした構成となっております。

同時に、我々の得意とする、「マンション」や「戸建住宅」におけるトータル・インテリアリフォームの提案・施工事例も紹介されておりますので、窓装飾だけでなく、欧米スタイルのインテリアにご興味のある方にも、当社の活動の一端をご紹介して参りたいと思っています。

 

 

「インテリアビジネスニュース」より引用。

2015.8.5.4

◆「インテリアビジネスニュース(7/21版)」・WEBサイト での紹介。

 
トーソー出版は、第一線で活躍するインテリアデザイナーの自宅から、そのコーディネートテクニックを学べる書籍「インテリアデザイナーの住む家」を、8月5日(水)より全国の書店で発売する。

美しい空間づくりのヒントがたくさん詰まっているインテリアデザイナーの家。

同書は、単なる施工事例集ではなく、彼らのセンスとワザを豊富な写真と説明文で紹介する、インテリアデザインの仕事に携わる方々に向けたバイブル的な指南書。

ワンランク上のウインドウトリートメントデザインはもちろん、その背景にあるデザイナーの意図、テクニック、顧客への応用例までを詳しく解説しており、全体にわたって、業界で長年活躍してきたインテリアスタイリングプロの名誉顧問・塩谷博子氏と同代表・前畑順子氏が監修している。

インテリアコーディネーター、デザイナー、窓装飾プランナーなどのインテリアのプロにとって、スキルアップのために欠かせない必読の一冊となっている。
A4変型、128ページ。定価は3000円(税別)。

 

以上、本日は、2015年8月5日に、トーソー出版より新刊リリースされました、『インテリアデザイナーの住む家』のご紹介を、当社・近年の活動報告事例と併せてご紹介させていただきました。

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

  • 新着 トピックス (イベント等)
  • Trackback(0)
  • 新刊・『インテリアデザイナーの住む家』(トーソー出版)にて、当社事例紹介が掲載されました。 はコメントを受け付けていません
  • at 12:00 AM
  • posted by 管理者

ルーセントホームの「ハニカム(シェル)シェード」。限定アイテムの『ダブルセル』を採用した、窓辺の「断熱対策」。

2015年01月05日

海外生活の長いお客様の中では、窓の断熱対策として、『ハニカムシェード』を愛用されてきたお客様が多い様です。

今回は、ご自宅の「リビング・ダイニング」エリアのリフォームの最後に、『ルーセントホーム』のプレミアムコレクションのカタログで展開している、高断熱「ダブル・セル」構造の「シェルシェード(コードレスタイプ)」をご採用いただきました。

 

 「珪藻土」塗りの窓枠(特製BOX内)
 コードレスタイの『シェルシェード』をすっきり収納。

2015.1.5.1

こちらは、「ルーセントホーム」の『シェルシェード(ダブルセル)』納品後の様子です。
「暖炉」を挟んで手前側がリビング、奥側がダイニングという間取りです。

 

2015.1.5.2

昇降コードを用いない手動式構造の『コードレスタイプ』は、手の届く範囲の窓においては、「シャッター」を上げ下げする様な感覚でシェードの操作が可能なため、基本的には、「寝室」・「ダイニング」・「書斎」などの腰窓などでの採用実績が高い仕様の製品となっていますが、生活者が手動操作できる状況であれば、階段の開口部の間仕切りや、勝手口ドアなどにも効果的に用いることができます。

 

2015.1.5.3

納品事例の窓構造は、3方を「珪藻土」が塗りで仕上げつつも、窓上部に、特性のBOXが作られていることにより、『シェルシェード』を畳み上げた時に、製品全体が収納されている設計となっていました。

薄いグレイ仕上げの「珪藻土」塗りの窓枠の中にシェード本体が収納された状態において、さながら「シャッター」の様に上部の特性BOX内に隠れて見えないという納めが、お客様のこだわりポイントだったとのことです。
そして、この納めに至るまでには、事前にメーカーのショールームで現物を見ながら、設計士に指示するための納まりのデータもヒアリングされたとのことでした。

 

f-2014.12.17.14-4

今回ご採用いただいた「ハニカムシェード」の操作仕様は、「シングルシェード(コードレスタイプ)」です。

「コードレスタイプ」は、昇降するためのコードやチェーンがついていないタイプで、手で軽く力を加えるだけで、シェード部分を上下に昇降できる製品仕様です、サイズの大小にかかわらず、軽量のシャッターを扱う感覚で容易にご操作いただけます。
コードレス操作仕様の昇降システムは、「意匠性」にこだわられるお客様から、お子さまやペットなどがいる場合の安全対策の観点からにお薦めできるタイプの製品となっています。

 

 

現地「打合せ&採寸」と納品後の様子。

2015.1.5.5

内装仕上げ前の、現地打合せ(&採寸)時の様子です。

基本的に、「塗り壁」仕上げの窓枠内の現地採寸は作業後に実施いたしますが、今回は特殊な収納用BOXを作られていることと、設置スペースに余裕がないという基礎情報をいただいておりましたので、現地にて壁の仕上げ厚などの確認を入念に行いながら、設置位置の確認と収納サイズの測定をさせていただきました。

写真の 「腰高窓」においては、『オペレーションハンドル』の突起寸法を考慮すると、設置エリアに余りゆとりがない事が解りました。

 

 

2015.1.5.7

2015.1.5.11

次に、「縦長・小窓」には横引きのインナー網戸が設置されていたため、収納エリアに全く余裕がありませんでしたので、手持ちの小型模型を使用して実際にサンプルが設置できるかをテストさせていただきました。

 

2015.1.5.6

模擬試験により、製品の取付金具を収納BOXの背面に反転させて設置するスタイルであれば、製品の設置が可能であることが確認できました。

ただし本物件での注意事項として、仕上げ面が比較的平滑な「壁紙」や「塗装」仕上げであれば特に問題がないのですが、設置面の裏側も「珪藻土」で塗った場合は、塗り厚が更に増えることにより設置可能寸法が狭まる事に加え、塗りの凹凸により、取付金具の設置不具合や、収納されたシェードがBOX内で珪藻土に擦れる不具合が考えられたため、ご説明のうえ、収納BOXの背面は、同系色の塗装によるフラットな仕上げとしていただきました。

更に、この設置方法の場合、取付位置の正面が「窓側」を向きますので、シースルー生地を除き、シェードの裏面の生地が基本的に裏側(白系)で製作されるシェード構造の特性を解決するために、正規の「ヘッドレール」の向きと反転する仕様でシェードの幕体を組み替えて製作する必要がありました。

製品の構造上の問題を解消するためのイレギュラーなリクエストに対応できる製品構造とバックアップ体制を整備しているメーカーは現在のところ『ルーセントホーム』の「シェルシェード」だけです。
「ルーセントホーム」の『シェルシェード』は、この様な変則的な設置状況においてのアドリブの効く製品です。

 

 

『プレミアム コレクション』限定アイテムの選定。
「シルバー」部品色と断熱性の高い
「ダブルセル」。

また、今回はデザイン性と意匠性のご要望により、『ルーセントホーム』の持つ2つのブランドの中の1つである、『プレミアムコレクション』で限定的に扱う「部品色」と「セル構造」を持つアイテムを、製品ラインナップの中からお選びいただきました。

 

2015.1.5.14

今回ご採用いただきました、レールの「部品色」は、薄いグレイの珪藻土の仕上色との馴染みの良い『シルバー』です。
こちらは、『プレミアムコレクション』限定のスタイリッシュなインテリアとの相性の良い部品色です。

 

2015.1.5.8

実際の納品(製品収納)後の様子は、『シェルシェード』が設置されている気配を感じさせない納まりです。

 

2015.1.5.9

壁装色に馴染んだシルバーのヘッドレールを引くと、収納BOXより『シェルシェード』の幕体が顔を出します。

 

2015.1.5.12

基礎条件が揃ったところで、いよいよメインとなる「セルカラー」の選定です。
配色には「暖炉」を挟んで落ち着いたインテリアでまとめる予定の「リビング」側に『グレイシーン』の38mm・『ダブルセル』を、キッチン側に面した眺望の良い「ダイニング」側に春の優しさを感じられる『ローズエート』のダブルセルを使い分けてご採用いただく事になりました。

 

2015.1.5.13

ちなみに、こちらは現地打合せ前の候補色の1つであった『アラバスター』の「ダブルセル(38mm)」のイメージです。

『ダブルセル』も、同社が展開している『プレミアムコレクション』限定で扱われているセルタイプで、一般の「シングルセル」よりも更に優れた断熱性能を持つ、2重構造のセルタイプです。

 

2015.1.5.4

そしてこちらが「ヘッドレール」に反転する仕様で、シェード前側の幕体とボトムレールを反転させて組み立てられた、ダブルセルタイプ・『シェルシェード(採光タイプ)』設置後のイメージです。
ちなみに 「屋外」から見た窓辺のイメージは、白系のファブリックイメージとなります。

 

『プレミアム コレクション』

2015.1.5.18

2015.1.5.17

2015.1.5.19

2015.1.5.10

こうして無事に、現地お打合せ時の注意点であった、諸問題をクリアしながら納品をさせていただきました。

 

スタイリッシユな「意匠性」へのこだわりを最優先とした中で、選び抜かれた製品だったとのことで、操作にあたっては多少のコツもいりますが、すっきりと納まった、 シェードの中に空気層を含む「ハニカム構造」生地の効果により、屋外の寒気が効果的に遮断される、断熱性の高い『リビング・ダイニング』の窓辺が完成しました。

 

◆『ルーセントホーム』・Webサイト。
http://www.lucenthome.jp/

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

  • ハニカム・スクリーン
  • Trackback(0)
  • ルーセントホームの「ハニカム(シェル)シェード」。限定アイテムの『ダブルセル』を採用した、窓辺の「断熱対策」。 はコメントを受け付けていません
  • at 10:35 PM
  • posted by 管理者
2024年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031