Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

『いちご泥棒』のカーテンで魅せる、「ボウ ウィンドウ」のスタイル事例。

2017年04月05日

いちご泥棒 カーテン ボウウインドウ

玄関ホールの「ボウ ウインドウ」から、桜並木が堪能できる、こだわりの英国・輸入住宅の窓に、ウィリアム・モリスの『いちご泥棒』のカーテンをメインとしたスタイル・コーディネートをご提案させていだきました。

ちなみに、昨日のブログでご紹介をさせていただきました、同生地を使用した「ダイニングチェア・カバー」製作とは別の納品事例紹介ですが、それだけこの生地には心を引き付ける魅力があるようです。

「ボウ ウインドウ」とは、同じサイズの窓を3面以上組み合わせて弓形(bow)に張り出させた装飾窓のことですが、窓装飾の提案パターンも窓を取り巻く環境や住まい手のインテリア嗜好に応じて多岐にわたります。

 

「桜並木」に面したボウ ウインドウを
『いちご泥棒』のカーテンで演出

カーテンホルダーとは

納品日当日は、日和も良く、桜並木も美しくピンク色に色付き始めていましたので、納品後はこちらの窓で、お客様と、新居に遊びにいらっしゃっていた奥様方ご両親との記念撮影の背景を飾りました。

 

 

「カーテン」と「レース」のコーディネート

玄関ホールのボウ ウインドウでご採用いただいたのは、当社でも丈240cmの大型縫製品をご用意している、ウィリアム・モリス、1883年作の『いちご泥棒(Strawberry Thief)』より、川島織物セルコン(織物生地バージョン)の一番人気色、FF4501(DB・ダークブルー)

当社にご来店の際、「玄関ホールにはこの重厚感のある生地」と奥様が一目惚れされた高密度ジャカード織りのファブリックです。

 

シアーには、繊細な格子柄の「チュール(編み)レース」と裾まで続く刺繍が美しい、マナトレーディングの『コロネット(1)』をコーディネート。

クラシカルな厚手に合わせ易い、優美なトルコ製のレースです。

 

 

「ボウ ウインドウ」を美しく機能的に。
意匠を考慮したカーテンレールの選定。

マナテックス コロネット(1)

3面の窓からなる「ボウ ウインドウ」に割付けたカーテンレールは、第1号モデルの発売以来、バージョンアップを続けて50年のロングセラー製品となった、トーソーの『エリート』カーテンレールをご提案。

中央の窓を「両開き」、左右の窓をそれぞれ「片開き」で納めるスタイルとして、各窓の持つ魅力を引き出します。
カーテンレール自体は3分割されていますが、一見、ひと続きのカーブレールの様に見える納めが、こちらの窓でのこだわりポイントです。

 

選定カラーには、英国スタイルの内装にも調和しやすい濃色木目調の「Nウォルナット」を選ぶことによって、階段や腰壁などの木部にもさりげなく馴染む納めとなりました。

 

 

コッツワールド カーテン

その他、ロングセラー・カーテンレール『エリート』の機能的魅力としては、手前側の厚手がカーテンレールを覆う「Bフック」スタイルで取付けの際でも、吊元の傾斜角が最小限に抑えられるレールフォルムのため、窓全体の納まりがよりすっきり感じられることと、

 

リターン縫製 メリット

マナトレーディング コロネット レース

オプションの「キャップ一体型リターン金具」を併用して、多角形窓の両側面の納まりをすっきりと見せられるメリットがございます。

 

 

「カーテンホルダー」を効果的に使って。

カーテンホルダー 意味

最後に、こちらの窓のまとめとなる「カーテンホルダー」のご紹介。

ボウ ウィンドウを構成する3面窓にカーテンをまとめられるクリアランス壁がある場合、壁面に「カーテンホルダー」を取付けて、シンプルでありながら格調高い開閉スタイルをつくることができます。

腰壁の上に濃色系のカーテンホルダーを効果的なアクセサリーとして使いました。
右側のカーテンの内側に入り込んでいる階段との馴染みも良好です。

 

 

「玄関ホール」を飾るウィンドゥトリートメント。

川島織物セルコン いちご泥棒 カーテン

川島織物セルコン いちご泥棒 FF4501

『いちご泥棒』と繊細な刺繍レールの魅力を存分に引き出す、機能的コーディネート。
格調高い玄関ホールのウィンドゥトリートメントを美しく表現することができました。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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『いちご泥棒』の生地であつらえた「椅子カバー」。

2017年04月04日

『いちご泥棒』の椅子カバー

椅子カバー ウィリアム・モリス

川島織物セルコン「モリス・デザインスタジオ」取扱いの厚地ファブリックは、高密度・ジャカード織りによるポリエステル製生地で、今回製作いたしました『いちご泥棒』の椅子カバーも、生地の耐摩耗度を図るマーチンデール(値)に優れたファブリックです。

 

『いちご泥棒』の生地を使って、お客様が新規購入された、ダイニングチェアの背もたれ部を包む着脱式「椅子カバー」を6脚製作いたしました。

カーテン、ローマンシェード、テーブルランナーなどを全て、紺地の『いちご泥棒』でコーディネートさせていただいたお客様宅のLDにおいて、ダイニングチェアの背もたれも、「椅子カバー」であつらえてみたいという追加リクエストをいただいたのでした。

椅子のサイズに対しての柄取りが難しい『いちご泥棒』の生地を使用した「椅子カバー」の製作は、リスクも多いため、こちらから積極的に提案するものではないのですが、今回はトータルコーディネートの集大成として製作をお引き受けいたしました。

 

『いちご泥棒』の生地で着脱式の「椅子の背もたれカバー」を製作するのは初めてでした。

生地の柄域とリピートを考慮しつつ、背もたれの「前面・背面」をメインとした全体のフォルムをまとめ上げるフィッテッイング作業は、机上の割付けでは無理なため、「型」となる現物の椅子1脚を1週間ほどお預かりして、キャリア50年以上のベテラン職人の方の工房で製作を依頼しました。

カバーの前面と背面で使用する柄の分量が異なるカバーを縫い合わせたオーダー製作のため、柄の割付(レイアウト)はある程度職人さんのセンスにお任せする領域であることをご了承いただいたうえで製作させていただきました。

 

 

納品前の記念撮影

いちご泥棒 椅子カバー

そして、工房に預けていた椅子の引き取り後、お客様宅に納品の前に、店内で「椅子カバー」のフィッティングを確認いたしました。

ご覧のとおり、中材の無いカバーとは思えないほど、しっかりと背もたれ部にフィットしたカバーの完成です。

 

いちご泥棒 背もたれカバー

背もたれ上部のデザインを飾る「ムク鳥」のおさまり。

 

背もたれ側面の仕上げ。

 

洗濯にも対応する「着脱式カバー」。

 

軽い曲線を描く背もたれに合わせて、職人さんが絶妙な分量のベルクロで仕上げてくださいました。

 

 

イチゴドロボウ 椅子カバー ウィリアム・モリス

ベルクロの合わせを目立たないように留めて、美しい『いちご泥棒』の背もたれカバーが完成しました。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

  • 「造作家具」 等
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「JBS ウッドブラインド」。ウエスタンレッドシダー:NC301 納品事例。

2017年03月21日

JBS ウッドブラインド 横型 事例

JBS ウッドブラインド NC301

JBS「横型ウッドブラインド」より、 無垢材を愛する本物志向のお客様に人気のある、カナダ産・ウエスタンレッドシダー(WRC)材の木製ブラインドを、製作仕様にこだわり納品させていただきました。

窓全面を覆う「標準仕様」と、窓の左右で自由な分割操作ができる「セパレート仕様」を組合わせでご採用事例です。
 
 
 

ご来店と現地での色選定。

当社では、W160cm × H250cm サイズの手動タイプ・大型展示品を、一般住宅の「掃出窓」や、マンションやオフィスなどの大型窓などで採用するイメージがつかみ易いスケール感でご用意しています。

ウエスタンレッドシダー(WRC)のカラーバリエーションも、一番人気色である、「NATURAL DARK・ナチュラルダーク(NC302)」を筆頭として、展開色(全4色)を見比べていただける様、各塗装仕上げ色をグラデーション仕様で製作しています。

 

 
 
お客様ご来店時と現地でのお打合せを経てご採用いただきましたスラット色は、UV塗装(着色・ツヤ無しクリア)仕上げの「NATURAL LIGHT・ナチュラル ライト(NC301)」
柔かく、自然光を浴びるとオレンジを思わせる発色が得られる、温かみのあるスラットカラーです。
 
 
 

窓枠を覆う「正面付」設置。
意匠性に富む『オプション・バランス』を併用。

JBS ウッドブラインド バランス

JBS・ウッドブラインドの「標準仕様」は、窓枠内に昇降に支障をきたさない70mm以上の奥行寸法が確保されている窓枠内に製品を納めたい場合に用いますが、窓枠内の有効奥行寸法が93mm以上確保されている窓であれば、化粧板でヘッドレール全体を包み込む意匠性を持つ「オプション・バランス仕様」の採用も可能です。

木製ブラインドを窓枠を覆う様に設置する外付仕様では、立体的な「ブラインドボックス」の形状を楽しむことができます。

 

窓枠の左右に障害物の無い窓では、木製ブラインドのヘッドレール全体を化粧無垢板で覆う「FEバランス」を、窓枠の右側に壁が近接している窓では、ヘッドレール本体の正面と左側面を90mm厚の化粧無垢材で覆「FLバランス」をご提案させていただきました。

窓枠「内付」・「外付」の別や、窓枠周辺の環境に応じて採用する「オプションバランス」の仕様が異なりますので注意が必要です。

 

窓枠の張出しが10mmある今回の事例では、副資材の「ブラケットスペーサー(12mm)」でブラケットの位置を手前に持ち出すして設置しています。

本体を手前に持ち出した厚み分、ウッドブラインドの側面を覆う「バランス」の厚みを12mm加算するのが注意点です。

 

 

障害物のある窓は、
機能性に富む『セパレート仕様』で。

JBS ウッドブラインド セパレート

窓の右側がベランダへの出入り口になる窓は、分割操作ができる「セパレート仕様」をお客様からリクエストいただきました。

 

「セパレート仕様」とは、1本のヘッドレールと、左右の幅を任意に決められる分割操作タイプの製品仕様のことで、昇降と調光を左右に振り分けられたループコードを使って自由に調整できる機能性に配慮した製品仕様(オプション)です。

 

ウッドブラインド セパレート

ベランダに出る際も、ソファの側のスラットまでその影響が及ばず、取扱いの労力も軽減できます。

 

窓の左右を効率よく使い分けられるので、「調光」「換気」などがよりしやすい設計です。

 

テレビに映り込む陽射しのグレアも自由に調整できる快適なリビングの窓辺を、無垢材の持つ魅力で設える事ができました。

 

◆当社・『JBSウッドブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/jbs.html

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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造作「ウォールハンガー」で魅せる、ネイルサロンのデザイン演出。

2017年03月16日

ウォールハンガー ウォールナット

ウォールハンガー 造作

ネイルサロン様の店内、ハンドネイル施術エリア側にある壁面に納品させていただいた、オートクチュールの『ウォールハンガー』
ハンガー機能を使わない、クローズの状態では、無垢のウォールナット材のアームが綺麗に収納されて、高級感ある美しいデザインが店内に映えます。

 

限られた、壁面のサイズに合わせて、オーダー製作したこちらの『ウォールハンガー』

 

縦・5段分、横20列に設けられた、合計100個のアームは、それぞれ45度の角度に傾斜させて開閉するハンガー機能を持っています。

最下段・横20列のアーム90度の水平状態で荷物がおける製作仕様です。

 

 

造作段階のシュミレーションと、
納品後の実際。

実際にウォールハンガーを使用するのは、女性客がメインとなるネイルサロンの店内ですが、作り手は男性でしたので、納品前の工房では、男性目線での用途も考えました。

 

「木製ブラインド」の工事と一緒に設置した、ウォールナットの『ウォールハンガー』納品の様子。

面積は小さいですが、価格で言えば、家具職人が手仕事で作り上げたウォールハンガーの方が断然高級品です。

 

ウォールハンガー 造作

お客様のコートや、バック、手荷物をお預かりする特別スペースとしての使用イメージ。

店内には普通のコート掛けもございますが、左奥側の席で施術を受けられるお客様へのおもてなしとなるそうです。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

 

ミツワインテリア:  http://www.mitsuwa-i.com/

 

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間口の広い店舗の窓辺を演出する、ナニック・ウッドブラインド納品事例。

2017年03月15日

ナニック ウッドブラインド 店舗

「ネイルサロン」様の店内に、個性的な幅広スラットが魅力の「横型ウッドブラインド」を納品させていただきました。

 


 「ロールスクリーン」から「木製ブラインド」へ。
こだわりのイメージチェンジ。

オープン当初、南仏風の塗り壁に合わせてスッキリとコーディネートされていた「ロールスクリーン」
陽除けとプライバシー調整を目的とした、オーソドックスなプランニング。

 

ウッドブラインド 店舗 メリット

今回、色調を合わせた「ウッドブラインド」にリニューアルして、ネイルサロンのPRコンセプトに近づけました。

「南仏プロヴァンス風のおしゃれな雰囲気は、もはやネイルサロンの域を超えた高級リゾートホテルのよう♪」
「ネイルをただやりに行くというだでなく、ラグジュアリーな空間で気分を高めてネイルを楽しんで頂きたい!」
「そんな想いを込めてインテリアからネイル道具の隅々まで厳選したアイテムで揃えました☆」

 

実際、「カッシーナの」チェアでまとめられた店内では、ハンドネイルの施術はもちろん、、、

 

フットネイルや、本格的フット用マシーンを使用した足裏角質除去の施術やマッサージまで、幅広いご希望にこたえつつ、リゾートタイムが提供できる快適空間となっています。

 

 

迫力ある「76mmスラット」を採用。
商業空間で映えるナニック・ウッドブラインド。


今回ご採用いただいた製品仕様は、ナニック・『ウッドブラインド』より、「512(クリーム)」のスラットカラーと、幅広「76mmスラット」のコンビネーションです。

ナニック・ウッドブラインドは、73色展開のカラーバリエーションと、6種類のスラットを自由に組み合わせて、様々な「商業空間」に求められるイメージを個性的に演出できる窓周り品として定評があります。

同じウッドブラインドでも、自社のこだわりや他店との差別化など、「ブランド戦略」に用いることができる強みを持っています。

 

 

Before~After
自由な調光とプライバシーの保護。

間口の広い店舗の形状を店内外からアピールしたいというオーナー様のこだわりが店舗の窓辺にまで及び、今回のご依頼となりました。

 


 庇やオーニングなど、日除けのない店舗では、営業時間内の日照対策など「適切な調光対策」が必要な場合がありますが、陽射しの強くない時間帯は程よく店内を見せたいといった要望があります。

また、より「自由度の高いプライバシー調整」が必要なこともあるため、商業施設などでは、これらの用途と併せて高級感の演出も期待できる「木製ブラインド」をご採用をいただくことがあります。

 

ナニック ウッドブラインド 76mm スラット

ナニック ウッドブラインド 間仕切り

ウッドブラインド 待合室

撮影は夜間のものですが、日中であってもスラットを水平にして、程よい「間仕切り」として店内を演出することもできました。
陽射しの強い時間帯などは、自由度の高いスラット調整でお客様にリラックスできる空間を提供することができます。

 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリアhttp://www.mitsuwa-i.com/

 

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