Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

ニチベイの『hanari(ハナリ)』 調光ロールスクリーン。2分割設置事例。

2018年09月28日

ニチベイ hanari ハナリ  調光ロールスクリーン 事例

庭付き戸建住宅を思わせる、大型テラス付のマンション1階LD窓に、ニチベイ『hanari(ハナリ)』 調光ロールスクリーンを2分割設置で納品させていただきました。

 

 

 ニチベイ・『hanari(ハナリ)』 
調光ロールスクリーン の特徴。

調光ロールスクリーン『ハナリ』は、レースの持つ繊細な質感の美しさとブラインドの機能性を兼ね備えた製品です。

前後2 層のレース生地は、外の景色を楽しみながら柔らかな光むことができ、外部からの視線を適度に遮ります( ※調光操作はスクリーンの最下位置で可能です)。

 

 

『ハナリ』のヘッドレールのタイプは、ヘッドボックス内にスクリーンが収納される「標準タイプ」と、ヘッドボックスのない露出となる「カバーレスタイプ」の2種類。

意匠性、ボトムレールの納まり、取付金具(ブラケット)の形状に違いがあります。

 

 

「標準タイプ」は、ヘッドカバー内にスクリーンが収納され、ボトムレールだけがボックス下で停まる収納タイプで、和洋を問わず幅広いインテリアコーディネートを想定した5色展開のヘッドレールをご用意しています(※ボトムレールや操作ループは生地同系色)。

製品を下側から上へ押し上げながら設置する構造のため、奥行きの狭いカーテンボックスでは設置ができない場合があるので注意が必要です。

 

 

「カバーレスタイプ」は、深さが10cm以上(※奥行きは13cm以上)あるカーテンボックス内での設置を想定した製品タイプです。

ヘッドカバーがないため、ボトムレールを本体の背後にに巻き上げて収納することも可能ですが、カーテンボックスの深さが浅い場合は、ヘッドレールの露出部分が見え、意匠性を損なう場合があるので注意が必要です。

 

 

納品後の様子。

ニチベイ hanari ハナリ  調光ロールスクリーン 事例

ニチベイ hanari ハナリ  調光ロールスクリーン 評判

細かなお打合せを経てご採用いただいた納品後の様子。

ご覧いただいているのは、ダイニング側をオープンにして、テレビが配置されるリビング側の調光をコントロールする際の配置。

今回、ご採用いただいた製品仕様の組合せは、ヘッドカバー付の『標準タイプ』とライトベージュのスクリーン色。

壁と床だけでなく、テラス側の色調にも馴染むスクリーン色を選ぶことで屋内外に一体感を持たせることができました。

 

調光ロールスクリーン 開閉 比較

続いて、開口していたダイニング側のスクリーンを降ろして、光とプライバシーを遮った調光モード。

3層立体構造を持つスクリーンは、開閉により生地の厚みが変化します。

 

ニチベイ ハナリ 取扱店

最後に、2分割で並ぶ調光ロールスクリーンのスラットを全開・全閉して光とプライバシーをコントロールした調光モード。

ニチベイ 『hanari(ハナリ)』 は、スクリーン最下部にてスラットの微細な開閉調整が可能です。

 


 

ミツワインテリアでは、ニチベイ 『hanari(ハナリ)』、ハンターダグラス 『シルエットシェード』、トーソー 『ラクーシュ』、WIS 『FUGA』など、大小10種類以上の「調光ロールスクリーン」を展示品でご用意しています。

操作仕様も手動操作から電動(リモコン)操作まで、実際に操作体験いただけますので、ご興味のあるお客様はお気軽にお問合せくださいませ。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html 

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • ロール・スクリーン
  • Trackback(0)
  • ニチベイの『hanari(ハナリ)』 調光ロールスクリーン。2分割設置事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 9:53 PM
  • posted by 管理者

コーナー窓での、ニチベイ『アルペジオ』センターレーススタイル応用納品事例。

2018年09月22日

センターレース スタイル バーチカルブラインド コーナー窓 事例

コーナー窓 バーチカルブラインド

左右の高さが異なるLDのコーナー窓に、ニチベイのバーチカルブラインド 『アルペジオ(センターレース スタイル)』を納品させていただきました。

一般的な仕様では設置が難しい変形コーナー窓であったため、製品の特性を活かしたご提案となっています。

 

 

西日の強い変形コーナー窓。
バーチカルブラインドをどう納めるか。

こちらは、今回ご相談いただいたコーナー窓の様子。

カウンター側の窓からは強い西日が入るため、午後の陽射しや熱射を緩和させる対策が必要な窓です。

 


コーナー窓 バーチカルブラインド おすすめ

 

設計上は、バルコニーへの出入口窓と、僅かにL字状になっているカウンター側との境界でカーテンとレースを左右に引き分ける窓構造になっていましたが、カーテンとレースの2重吊りでカウンタースペースが埋まってしまうため、省スペース設計で2つの役割を満たす「センターレーススタイル」のバーチカルブラインドを採用してカウンタースペースに適度な余白を確保して欲しいというお客様のご要望でした。

センターレース スタイルは、100mmの厚手のルーバーに85mmのセンター レースを「N字」状に組合わせた製品構造により、ルーバー間からの直接的な陽射しや視線(プライバシー)を遮って、レース越しの柔らかな調光と眺望を楽しむことができる、機能性と意匠性に優れたバーチカルブラインドの人気スタイルです。

 

 

 

 

西日の強い窓では、センターレースのルーバーに、反射による遮熱効果も期待できる「ミラー センターレース」がおすすめで、今回はグレー系のコーディネートからお選びいただきました。

 

 

コーナー窓 ウッドブラインド 事例

次に製品の分割方法。

コーナー窓で「横型ブラインド」や「調光ロールスクリーン」など、上下昇降タイプの窓周り品を採用される場合は、コーナー右側の縦長窓部分を独立させる分割方法しか選択の余地はありません(※写真はナニックのウッドブラインドを採用した納品事例)。

左右開閉タイプのバーチカルブラインドの場合、縦長窓部分のカーテンボックスにW30cm以上の取付開口があれば、対応製品も存在し、同様の割り当てが可能ですが、その寸法が確保できない今回の事例では、分割以外での納めを考える必要がありました。

 

こちらが、実際のご提案。

出入口側のバーチカルブラインドをコーナー窓の幅で作り、カウンターに干渉する左側のルーバーを別注して、入替える納めです。

入替枚数が少ないので、開閉時の煩わしさもなく扱うことができます。

 

出入口側のバーチカルブラインドは「コーナー窓仕様」でオーダーして隙間の納めに配慮しました。

 

納品後の納まり。

操作仕様は、ソファの外側から開閉・調光ができる片開きの「ループコード式」として、換気やバルコニーへの出入りに配慮しました。

 

バーチカルブラインド コーナー窓仕様

西日を防ぐカウンター窓側のセンターレース スタイルとコーナー側での調光イメージ。

 

続いて、出入口窓側のセンターレース スタイルの開閉と調光イメージ。

 

ニチベイ アルペジオ センターレース スタイル コーナー窓仕様

「コーナー窓タイプ」を採用している場合、採用側のルーバーを後から閉めることでコーナー部の隙間がすっきり緩和されます。

 

センターレース スタイル バーチカルブラインド 展示 東京 神奈川

以上、本日は、一日を通じて自由度の高い調光、採光、プライバシーコントロールで暮らしをサポートするバーチカルブラインドの応用納品事例をご紹介させていただきました。

当社ではカラーバリエーションタイプの大型展示品もご用意しておりますので、製品を見ながらのお打ち合わせも可能です。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
 
◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html 
 
 
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 


 

***事例追記***

https://mitsuwa-i.com/blog/2020/02/12

 

  • バーチカル・ブラインド
  • Trackback(0)
  • コーナー窓での、ニチベイ『アルペジオ』センターレーススタイル応用納品事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 3:35 PM
  • posted by 管理者

ルーセントホーム『シェルシェード』。圧倒的な色数と操作仕様の組合せで演出するハニカムスクリーンの魅力。

2018年09月17日

ルーセントホーム シェルシェード 取扱店 東京 神奈川

ルーセントホーム シェルシェード 比較

「ハニカムスクリーン」をご検討中のお客様に新着展示品のお知らせです。

Lucenthome(ルーセントホーム)の『シェルシェード』は、豊富なカラーバリエーションと操作仕様を誇る、ハニカムスクリーン(シェード)の人気ブランドとして知られていますが、9月発売のカタログより新たに「バンブー」、「ダークバンブー」、「グロス」、「粋」 計27種類の新ファブリックが加わり、採光・遮光・シースルー 合せた標準色(38mmセル)の展開は11種類(143色)となりました。

セルのサイズは、標準セル(38mm)に加えて25mmセル、プレミアムコレクション限定のダブルセルの3種類あり、全てを合算 した生地バリエーションは総数202色にのぼる充実のコレクションとなりました。

ハニカムスクリーンの基本機能である断熱(遮熱・保温)、グレア防止以外に、意匠性、操作性を求めるお客様におすすめです。

 

 

「採光」セル (6アイテム・89色)

ルーセントホーム シェルシェード セミオパーク カラー

ルーセントホーム シェルシェード エンボス ワッシャー グロス バンブー カラー

採光セルのラインナップは、無地の「セミ・オパーク(42色)」に加えて、意匠性の高い「バンブー(5色)」「グロス(12色)」「エンボス(10色)」「ワッシャー(5色)」に、『プレミアムコレクション』限定の「ダブルセル(15色)」を加えた計89配色をご用意。

採光タイプのセルは、自然光を透した時のシェードの美しい発色と陰影が高い意匠性をもたらすため、このコレクションがあれば、和洋を問わず様々なインテリアシーンでご採用いただけます。

 

 

「遮光」セル (2アイテム・29色)

ルーセントホーム シェルシェード オパーク 遮光 カラー

遮光セルのラインナップは、無地の「オパーク(24色)」に、意匠性の高い「ダークバンブー(5色)」を加えた計29配色のカラー展開となりました。

新色の「ダークバンブー」は、光を透さない遮光セルに竹肌のような模様を入れることにより、表情豊かな窓辺を演出します。

 

 

「レース」セル (3アイテム・25色)

ルーセントホーム シェルシェード シースルー 綾 粋 カラー

レースセルのラインナップは、スタンダードの「シースルー(10色)」に、天然素材風の織物を意識した「綾(10色)」「粋(5色)」を加えた計25配色をご用意。

一般的なハニカムスクリーンでは、レースセルのバリエーションが非常に少なく限定されているだけにこちらのコレクションの充実ぶりは圧巻です。

レースセルの単独使用はもちろん、採光セルや遮光セルと組み合わせたダブルタイプなど、幅広いインテリアシーンでをご採用いただけます。

 

 

製品モデルと昇降システムも充実。

ルーセントホームの『シェルシェード』では、バリエーション豊かなセル展開をサポートする、製品モデルと昇降システムも大変充実しています。

シングル操作に加えて、上下に2種類のセルを組み合わせた「ダブルタイプ」、上部を開口できる「トップオープンタイプ」など自由度の高い生地選びが可能です。

 

昇降コードを使用せず、開閉フックを握って手動操作が可能な「コードレスタイプ」は意匠性の高い人気操作仕様。

小窓や、開閉フックに手の届く窓での採用実績の高い製品です。

 

リモコン操作で昇降を行う「電動リモコン」タイプは、高所窓などでおすすめです。

また、電源がない場合でも、内臓電池や、外付け電池の入替えで使用できる仕様もご用意しております。

 

 

新作展示品のご紹介

ミツワインテリアでは、店内や屋外、ご訪問先で生地の性能と質感を体験いただける展示品を大小9点ご用意しておりましたが、今回、新作生地を含めた11種類のセルタイプのご確認をいただける展示サンプルを新たに5点ご用意いたしましたので、新入荷品の顔ぶれを以下にご案内させていただきます。

 

ルーセントホーム シェルシェード ダークバンブー バンブー 展示

1点目は、セルの表面に竹肌のような模様を入れることで、スタイリッシュな表情を醸し出す「ダークバンブー(上生地)「バンブー(下生地)を組み合わせたコードレスダブルタイプの展示品。

「バンブー」は、採光状態でのシェードの美しさを、「ダークバンブー」は光りの入らない夜間の表情を確認することができる組合せです。

 

ルーセントホーム シェルシェード エンボス オパーク 展示

2点目は、セルの表面に浮き彫り細工加工を施した「エンボス(上生地)と、42色のカラーバリエーションを持つ無地の「セミ・オパーク(下生地)を組み合わせた、ドラム・ダブルタイプの展示品。

柄と無地の採光セルが持つ味わいを対比してご覧いただける組合せです。

 

ルーセントホーム シェルシェード グロス ワッシャー 展示

3点目は、セルの表面にグロス(光沢)加工を施して上品なファブリックを表現した「グロス(上生地)と、和紙を思わせるシワ加工で素材感のあるファブリックを表現した「ワッシャー(下生地)を組み合わせたコードレスダブルタイプの展示品。

光沢とシワで表現した採光セルが持つ味わいを対比してご覧いただける組合せです。

 

ルーセントホーム シェルシェード 粋 綾 展示

4点目は、織物でレース(シースルー)を表現した、「粋(上生地)「綾(下生地)を組み合わせたコードレスダブルタイプの展示品。

素材感のある織りと非妙なニュアンスを、採光しながら対比てできる組合せです。

 

ルーセントホーム シェルシェード プレミアムコレクション ダブルセル 展示

最後に、『プレミアムコレクション』限定で取扱いのある「ダブルセル(上生地)と、10配色のカラーバリエーションを持つ「シースルーを組み合わせた、ドラム・ダブルタイプの展示品。

ダブルセル特有の高い断熱性と意匠性、シースルーレースとの対比をご確認いただける組合せです。

 

--------------

 

以上、本日は多彩なセル展開と操作タイプを取り揃える、ルーセントホーム『シェルシェード』の特徴を、展示品の紹介を交えてご紹介させていだきました。

ミツワインテリアでは、その他、ハンターダグラス『デュエットシェード』、ニチベイ『レフィーナ』、タチカワブラインド『ブレア』、トーソー『エコシア』、SEIKI『ハニカムサーモスクリーン』の展示品を含め、全26点ハニカムスクリーン(シェード)の展示品をご用意しております。

東京・神奈川エリアにて出張対応をしておりますので、導入ご検討のお客様はご相談くださいませ。

 

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • 「新着展示品」 紹介
  • Trackback(0)
  • ルーセントホーム『シェルシェード』。圧倒的な色数と操作仕様の組合せで演出するハニカムスクリーンの魅力。 はコメントを受け付けていません
  • at 4:59 PM
  • posted by 管理者

SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン「トップライトタイプ」で天窓の断熱対策。

2018年09月13日

SEIK セイキ ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ

SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン。
『トップライトタイプ』の展示品をご用意しました。

ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 上げ下げ ブログ

 ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 操作棒

ミツワインテリアでは、SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン『トップライトタイプ』を商談用サンプルとして追加しました(※その他、ツーウェイタイプ(断熱フレーム仕様)、ループコードタイプ、ボールチェーンタイプの展示もご用意)。

W500×H600の展示サイズですが、こちらを「専用操作棒」と一緒にご用意することで、従来よりも天窓、傾斜窓での提案がイメージしやすいものになりました。

 

 ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 展示品 取扱店

持ち運びのできる展示品とすることで、店内はもちろん、お打ち合わせ先でも実物を使用したイメージ確認、操作体験ができます。

 

トップライトタイプ 断熱対策 おすすめ

こちらは、最も過酷な夏場の屋外(気温33°)で西日の直射に当てた実験の様子。
窓ガラスのない環境下での遮熱実験はとても体感しやすいですが、サンプルをトップライトや傾斜窓にあてることにより、同様の体感を確認することができます。もちろん、「専用操作棒」を使用した操作体験も可能です。

以上をご参考のうえ、事例記事をご一読ください。

 


 

トップライトの断熱対策

採光を目的とするトップライト(天窓)は、壁面に設ける窓に比べて数倍の採光効果があり、建築基準法の有効採光面積では通常窓の3倍、採光能力のある窓として計算されます。

ただし、裏を返せばそれだけ強い陽射しが天井面から直接差し込む窓であるため、季節、天候、時間帯によっては「眩しい」、「暑い」といったデメリットが不快感として上回るケースもある様です。

今回の納品事例は,築20年の中古住宅にご入居されたお客様からのもので、寝室の天窓の眩しさと暑さをコントロールしたいというご相談に応えたものです。

寝室に天窓がある場合、天窓のデメリットを感じ易く、加えて、上昇熱の溜まり場にもなる天窓自体が温まり過ぎると、部屋自体の気温が上昇して暑さが際立つため、「調光」・「遮光」・「断熱」対策が必要になる場合があります。

 

 

SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン。
『トップライトタイプ』で陽射しと熱射をコントロール。

今回、2つの居室でご採用いただいた製品は、SEIKI(セイキ)「ハニカムサーモスクリーン」より、天窓の陽射しと熱射をコントロールする『トップライトタイプ』

水平、傾斜面の天窓に対応しており、取付箇所にビス下地があり、傾斜角度に応じた製作可能寸法の範囲であれば採用可能な製品です。

スクリーンの開閉は「ワイヤーテンション式」で、設置時に適度な張力でワイヤー調整を行い、手動または、高所用の「専用操作棒」を用いて開閉を行うシステムとなっています。

『トップライトタイプ』に対応する、スクリーンのバリエーションは10配色の採光生地、3配色の防炎採光生地、そして3配色の遮光生地からなります。

寝室で、起床時の暗さを求めたい場合は遮光タイプがおすすめですが、今回は、一日を通じての眩しさ(グレア)の軽減と、断熱対策が目的であったため、標準仕様の採光タイプよりS-01(パールホワイト)をご採用いただきました。

 

『トップライトタイプ』の設置と操作方法。

傾斜天窓 ハニカムスクリーン

SEIKI セイキ ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 事例

まず、多目的室の天窓でのハニカムサーモスクリーン『トップライトタイプ』を施工。

取付け方法は、製品本体を上下用のブラケットで固定し、昇降をサポートするガイドレールを両側面に固定する設置となります。

 

①製品の開閉をアシストする「ガイドレール」の取付。

②上部レール用ブラケットの取付。

③下部レール用ブラケットの取付。

④上下レール用のブラケット線上にスキマ防止材の貼付け。

⑤ ガイドプラグに専用「潤滑剤」を塗布後ガイドレールへセット。

⑥ 上下レールへのブラケット固定。

⑦ テンションコードの調整作業。

 

の手順で設置します。

 

取付け箇所の四方に対して作業を行うことと、設置時の調整作業が多いため、通常製品の3~5倍程間のかかる作業となります。

作業当日は、外気温30℃を超えており、強い陽射しが入り上昇熱の溜まり場である天窓の体感温度は、優に40℃を超えていましたが、天窓内で設置したてのスクリーンを閉じると、窓からの熱射がスッと軽減され、強烈な眩しさも緩和されました。

夏場の炎天下のもとでは劇的な改善が得られるでしょう。

 

 

天窓 ハニカムスクリーン 操作

最大床上高が3.1mほどあるこちらの天窓では、1~2mの伸縮調整ができる「専用操作棒」が活躍します。

 

トップライト 天窓 ハニカムスクリーン 事例

専用操作棒の見た目は太くてゴツいですが、アルミのシャフトを使用しており、重量は軽めで操作性も良好。

こちらは、開口:W830☓H810の天窓ですが、上げ下げ共に、容易にハンドルに引掛けての開閉ができます。

 

設置後は、冷房の効きも向上し、柔らかい採光が得られる機能的な天窓に変身しました。

 

 

「寝室」の傾斜天窓も快適に。

多目的室に続き、枕の斜め上方から射し込む陽射しが睡眠を阻害していた、寝室の傾斜天窓にもハニカムサーモスクリーン『トップライトタイプ』を設置。

 

天窓 ハニカムスクリーン

遮光生地を選べはかなり暗くなりますが、陽射しが和らげば遮光でなくても良いというご要望のもと、寝室でも採光タイプをご採用。

とはいえ、断熱性とグレア低減効果に優れるハニカムサーモスクリーンが予想通りの働きでお客様も大満足。


SEIKI セイキ ハニカムサーモスクリーン トップライトタイプ 効果

以上、SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン『トップライトタイプ』の採用で「天窓」・「傾斜窓」の短所が改善される機能性対策が完了いたしたました。

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • ハニカム・スクリーン
  • Trackback(0)
  • SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン「トップライトタイプ」で天窓の断熱対策。 はコメントを受け付けていません
  • at 1:07 PM
  • posted by 管理者

ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』。織物カーテンでの採用事例。

2018年09月04日

クリサンティマム カーテン ダイニング

川島織物セルコン クリサンティマム カーテン FF1027

築27年、注文住宅のリビング・ダイニング。

窓周りの掛け替えに、ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』を、川島織物セルコンの織物生地でご採用いただきました。 

 

 

重厚なリビングダイニングを演出する、
『クリサンティマム』のインディゴ色。

 

『クリサンティマム(Chrythanthemumn)』は、ウィリアム・モリス、1877年の作品で、菊をモチーフとした華麗で対比的な色彩表現、贅沢で溢れんばかりの豊かな花と葉、細かな葉々の繊細な背景パターンが特徴です。

原作は、金銀の配色が施された贅沢なデザインで、川島織物セルコンの織物版はオリジナルを意識した豪華な糸使いになっています。

 

 

掛け替え前の、カーテンは控えめで落ち着いた雰囲気の柄物だったため、『クリサンティマム』全4配色の中からベージュやブラウンを選ぶこともできましたが、青のソファと椅子周り、手織りの敷物、茶系の家具、落ち着いた照明など、重厚なクラシカル生地を迎え入れる要素が揃っていたため、思い切って王道のインディゴ色(FF1027)をご採用いただくことになりました。

 

逆にレースは、これまでの編みレースから、総刺繍と絵羽柄が美しいオーガンジー(フジエテキスタイル・FA1621)をご採用いただき、重厚な佇まいの中に透明感と明るさのある対比を盛り込んでいます。

 

 

本日のまとめをご覧いただく前に参考として、英国・サンダーソン社のプリント柄(綿100%)を使ったコーディネート事例をご覧ください、

光沢を抑えたプリント柄が醸し出す重厚で本格派のクラシックインテリアも素敵です。

ボリューム感や遮光性を高めたい時は裏地を使用して調整します。

 

納品後の様子

川島織物セルコン版の『クリサンティマム』は、貴金属の光沢を思わせる糸づかいと織物のボリュームで、プリントとは違った味わいをみせてくれました。

 

フジエテキスタイル FA1621 レース 事例

クリサンティマム カーテン リビング 事例

出窓の木製レールと、ダイナミックなカーテンボックスの組合せでも自然な豪華さを引出します。

そして予想通り、『クリサンティマム』のインディゴ(藍)が、青のソファと椅子周りに調和して格調高い雰囲気を醸し出してくれています。

 

クリサンティマム カーテン ウィリアム・モリス 人気

クリサンティマム カーテン 川島織物セルコン 価格 取扱店

窓装飾、家具、照明、敷物、小物のコーディネートにこだわると必然的に美しいインテリアができ上がるのかもしれませんが、お客様が27年間の生活で育まれた感性とインテリアへの想いが新しいファブリックを歓迎してくれました。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

  • カーテン(国内ブランド)
  • Trackback(0)
  • ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』。織物カーテンでの採用事例。 はコメントを受け付けていません
  • at 9:59 PM
  • posted by 管理者
2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930