Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「ウィリアム・モリス」

『カーテンホルダー』とレース用『房掛け』を併用した、窓辺の眺望の演出事例。(ウィリアム・モリス『アネモネ』)

2014年05月10日

本日のブログでは、90歳のお婆ちゃんが「デイ・サービス」に出かけている間に手掛けさせていただきました、 11畳の寝室のウィンドゥ・コーディネート(3窓)をご紹介させていただきます。

FF6701 アネモネ

こちらの、新築戸建住宅で一番窓辺の景色が美しい窓がある居室を、大切なお婆ちゃんのお部屋にしました。 個室の横には専用のキッチンもついてます。 今回は、カーテンを束ねるアクセサリーに個性的な『カーテンホルダー』をご採用いただいておりましたが、 時間帯によって、この素敵な眺望を目に優しく鑑賞していただくために、柔らかいレース生地をカーテン共布のタッセルで多少膨らませながら束ねる隠しアレンジを施しました。

 

『カーテンホルダー』とレース用『房掛け』を併用

f-2014.5.1.3

レースをタッセルでまとめて、フレームラインの柔らかさを膨らませたアレンジです。
お隣の家のお庭を「借景」し、秋になると「紅葉」する豊かな自然が奥行を持って楽しめる素敵な窓辺になりました。

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今回は、カーテン&レーススタイルでしたので、この様なアレンジをさせていただきましたが、お客様にご覧いただきましたメーカーのカタログのイメージ写真
では、『カーテンホルダー』に『装飾タッセル』をアクセサリーとして引掛けてゴージャスに魅せるスタイル演出も紹介されています。

 

 

「ウィリアム・モリス」のファブリック。
『アネモネ』をご採用。

ウィリアム・モリス 『アネモネ(FF6701)』

今回ご採用いただきましたファブリックは、川島織物セルコンのカタログ『filo』に収録されている、
「ウィリアム・モリス」の『アネモネ(FF6701)』という、優しい配色とデザインが人気のファブリックです。

 

f-2014.5.1.1

メーカー:川島織物セルコン
採用生地:FF6701(I) ・『アネモネ』

 

 

装飾『ウッドレール』とアクセサリー

f-2014.5.1.11

今回ご採用された「装飾カーテンレール」は、ウッドレールのロングセラー、TOSO(トーソー)『ウッディ28』から「Oキッャブ(ミディアムグレイン)」です。

 

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こちらは、コーディネートアイテムの、カーテン用の『カーテンホルダー』とレース用の『木製房掛け』の組合せです。

 

 

「ベッド」サイドのインテリアスタイリング

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ベッド側に2つ並ぶ、やや縦長の「腰高窓」は、『ローマンシェード(ダブルタイプ)』で、お婆ちゃんのお気に入りの「帯」や「着物」で仕立てられた「クッション」や「ベッドカバー」が引き立つようなスタイリングとなりました。

 

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ウィリアム・モリスの『アネモネ』とこだわりのファブリックで仕立てた絵になる「美空間」です。

 

 

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「夜」のインテリアイメージ。
優しく温かみのあるファブリックで、優美に空間演出ができました。

 

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こちらは、瑞々しい空気の清涼感が感じられる日中のイメージです。

 

f-2014.5.1.6

お客様より以下の嬉しいお便りをいただきました。

「母は、大感激で帰宅してから夕食まで、ずっと座って窓と緑を眺めていました。
昨日も、良かったわ、良かったわ!と繰り返しております。
カーテンフックをもう一つ、付けて下さったアレンジも大のお気に入りです。
お陰様で、親孝行が出来ました。」

 

皆さんのこだわりをお手伝いする形で納めさせていただきました共作にご満足いただき、何よりでございました。

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

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ウィリアム・モリス・『Scroll(スクロール)』輸入壁紙。「階段・廊下」のリフォーム事例。

2014年05月01日

こちらは、「戸建住宅」の内装リフォームの際に、英国・サンダーソン社製の「モリス・アーカイブコレクション」の壁紙より、人気柄の『Scroll(スクロール)』を「階段・廊下エリア」にご採用いただきました当社施工事例です

ウィリアム・モリス Scroll(スクロール) 輸入壁紙

今回のご依頼にさきがけて、先日実施させていただきました、2階の「多目的・主寝室」のインテリア・リフォームの仕上がりがとても好評のため、折角だから居室の外側の階段と廊下も『輸入壁紙』に貼り替えたら見違えるだろうとの事で、先日、追加工事をご依頼いただきました。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=6453

 

 『Scroll(スクロール)』について。

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今回、階段・廊下でご採用いただきました、「ウィリアム・モリス」の『Scroll(スクロール)』・色番:210365 のテクスチャーイメージです。
壁紙は、幅52cm×約10mのロール(巻)が製品単位となっています。

比較的幅の狭い空間が連続的につながっている、「階段・廊下」などに、この『Scroll(スクロール)』のデザインパターンは相性が良く、「輸入住宅」などでは、個性的な建材とマッチしてより魅力的な雰囲気味わえます。

 

 「施工ギャラリー」。

ウィリアム・モリス Scroll(スクロール) 壁紙 リフォーム

1階部分から「中2階」のある周り階段を貼り上げてきた施工後の様子です。

 

階段・廊下 モリス 壁紙

2階のホール部分です。
装飾性豊かな階段との調和も見事です。

 

モリス スクロール 壁紙

この断片的なショットたけでも、「英国テイスト」の雰囲気が漂ってきます。

 

ウィリアム・モリス 壁紙 玄関

こちらは、2階「寝室」入口の様子です。
「多目的・主寝室」ではたまたまスペイン製の『輸入壁紙』をご採用いただきましたが、階段・廊下は「英国テイスト」でまとめることになりました。

 

ウィリアム・モリス 壁紙 階段

「屋根裏部屋」の入口までキッチリと貼り上げて、今回の追加リフォームが完成いたしました

 

2013.3.25.15

2013.3.20.15

 

◆ 当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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◆ 当社・『戸建住宅・リフォーム』の特集ページを見る。
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「ウィリアム・モリス」の『マリー・イザベル』をアクセントとしてアレンジできる窓辺。

2014年02月25日

リビング・ダイニングのメインとなるカーテンのファブリックに、石目模様の内装との相性の良い素材感豊かな、FA6823(NL)・『リープ』、「遮光2級」の生地をお選びいただきました物件、

 http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3789

におきまして、
少し遊び心のある『アクセントウィンドゥ』のご提案もさせていただきました。

 

2013.3.27.9

具体的には、テレビの配置予定スペースの横に来客時などの特別な時の『アクセント・ウィンドゥ』として使用できる、英国サンダーソン社製の「ウィリアム・モリス」・『マリー・イザベル(204)の麻プリント生地に遮光裏地をつけて、一時的に模様替えができる工夫を行うというものです。
生地幅を1幅だけつかって、柄の表情がわかり易い縫製としています。

 

ウィリアム・モリス 『マリー・イザベル』

2013.3.27.5

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また併せて、コーディネート様の共布のクッションも2個お買い求めいただきました。

 

通常使用時

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『アクセント・ウィンドゥ』 時

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この様に、「モダン・クラシック」スタイルの窓辺も、工夫次第で様々なニュアンス表現を楽しむことができますので、スタイリングはもちろん、アクセントや小物を合わせながらインテリアのバランスと表情の変化を広く楽しまれると良いでしょう。

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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「吹抜け壁」や「和室の戸襖」を、ウィリアム・モリスの壁紙で個性的に演出。

2014年02月15日

吹抜け 輸入壁紙 アクセント

クリサンティマム 壁紙 事例

こちらは、「玄関」正面の「吹抜け」壁のリフォームの折に、一般のビニール壁紙に合わせて、「ウィリアム・モリス」の壁紙の中から、『Chrysanthemum toile(クリサンティマム トワレ)』・色番:WMOWCH101のソフトトーンの「ブルー」ベースの壁紙を1ロール(巻)ご採用いただき、縦長の「アクセント・ウォール」としてコーディネートさせていただきました施工事例です。

 

 『クリサンティマム ・トワレ』について。

2013.4.1.8

『Chrysanthemum toile(クリサンティマム トワレ)』・色番:WMOWCH101 のテクスチャーイメージです。

壁紙は、幅52cm×約10mのロール(巻)が製品単位となっています。

これを連続的に柄合わせして貼るだけでなく、1幅や、壁面1面だけの「アクセント・ウォール」として、作品を程よい幅使いと配分でお使いいただいてもインテリア空間をセンス良く表現することが可能です。

 

2013.4.1.9

2013.4.1.3

参考までに、こちらの画像とテクスチャーは、同じ壁紙の色番違い『Chrysanthemum toile(クリサンティマム トワレ)』・色番:WMOWCH102 のイメージとなります。

ベース色と配色が違うだけで、貼り上がる印象もかなり変わってきますので、壁紙の色柄選定にあたっちては、対象となる居室の雰囲気や広さ、家具やディスプレイの形状、配色との組み合わせを考えながら打合せを行ってゆくと良いでしょう。

 

 

「戸襖」にウィリアム・モリスのデザインを新調。

マリーゴールド 輸入壁紙 ウィリアム・モリス

2013.4.1.59

こちらは、同じ住宅における「和室」の内装リフォームの中で、『板襖(いたぶずま)』に、『Marigold(マリー ゴールド)』・色番:210367 の壁紙を使って納めた様子です。

 

襖 輸入壁紙 ウィリアム・モリス

味わい深い「和室」の素敵な襖として成立しています。 優れた芸術作品の持つ、作風と配色の長所を理解いただければ「和室」に限らず多様な室内空間への応用が可能です。

 

2013.4.1.58

2013.4.1.60

参考までに、こちらの画像とテクスチャーは、上の襖紙に使用した壁紙のの色番違いの、『Marigold(マリー ゴールド)』・色番:210369 の壁紙を採用したイメージ施工事例です。

先ほどの「和室」の襖紙とは全く異なる印象に仕上がることがお分かりいただけると思います。

 

2013.3.25.15

2013.3.20.15

 

様々な国々のインテリアを柔軟に採り入れられる日本人の感性を、日常生活の中に積極的に表現される楽しみを味わっていただければ幸いです。

 

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川島織物セルコン製、ウィリアム・モリス 『ラークスパアⅠ』 と、『ラークスパア レース』のコーディネート事例。

2014年02月08日

本日のブログでは、

f-2014.2.8.5

「ウィリアム・モリス」・1872年の作品として知られる、『ラークスパア(Larkspar)』のファブリックの魅力と、納品事例および、当社展示品のご紹介をさせていただきます。

 

川島織物セルコンの「織物」生地、
『ラークスパア』の誕生秘話。

f-2014.2.8.11

『ラークスパア(Larkspar)』は、邦名 :「飛燕(ひえん)草」と呼ばれ、南ヨーロッパの原産の「キンポウゲ科」の越年草(生育高:30~90cm)のことを指す様です。
季節としては、初夏に、「青」や「紫色」の距(きょ)をもつ花が総状に咲き、鑑賞用の草花として愛用されています。

ウィリアム・モリスの作品の中で、「ラークスパー」は、最初に製作された「壁紙」のデザインを原型として、後年ファブリックに展開されました。
作品の中では、数種類の緑の組合せの中で、「花の「線描」、点描」を駆使した地模様などが深みと変化に富んだデザインとして結実し、豊かなパターンを展開しています。

f-2014.2.8.10

ちなみに、川島織物セルコンが「織物」として、『ラアクスパア』をリリースする際には、英国サンダーソン社の厳格なライセンス審査を、数度にわたる修正指導のチェックを経てクリアしたという経緯があります。

リリースするにあたっては、オリジナルデザインの持つ、花の細部の描写を省略することなく、織組織と光沢差のある糸使いで丁寧に表現することによって、英国サンダーソン社のプリント生地に勝るとも劣らない、華やかさを持ったジャカード織として本作品が正式にライセンス品として承認を受けたとのことです。

 

「編みレース」としての『ラークスパア』について。

f-2014.2.8.9

 「編みレース」としての『ラークスパア』は、織物としての『ラークスパア』シリーズの生地が好評であったこともありますが、そのデザインパターンが、「編みレース」としても魅力的なパターンであったことから、後発でライセンスを取得したファブリックです。

上の画像は、当社の窓辺で行った『ラアクスパア』2配色とのコーディネートイメージですが、他のモリスの作品とも合わせ易いファブリックであることがお分かりいただけると思います。

 

『ラークスパア』のコーディネート納品事例。

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こちらは、新築戸建住宅における、川島織物セルコン・ライセンス品の、『ラアクスパア』のカーテンご採用事例です。

 

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日中は、自然光を透した「編みレース」とカラーコーディネートした「装飾タッセル」とのコンビネーションで、リビングエリアの「掃出窓」と「出窓」を『ラアクスパア』が爽やかに演出してくれることでしょう。

 

f-2014.2.8.3

ダイニングエリアに近い、右側の小さめの「途中窓」には、「ローマンシェード」スタイルで、『ラアクスパア』のデザインを絵画風に鑑賞できる様な納めをご採用いただきました。

 

コーディネート用の「椅子生地」としての、
『ラークスパア』ご採用事例。

f-2014.2.8.7

こちらは、英国・サンダーソン社製の、プリント生地、ウィリアム・モリスの『プレアラビット(兄弟うさぎ)』の重厚なインディゴ染めのプリント生地のドレープのご採後に、20年以上使用した愛着あるダイニングセットの椅子の貼替を『ラアクスパーⅠ』・FF6703(B)のファブリックをコーディネート生地としてご採用いただきました納品事例です。

川島織物の「ウィリアム・モリス」・ライセンス生地は、耐久性に優れたポリエステル素材による、厚手の「ジャカード織り」仕立てですので、ソファや椅子生地の貼替えなどにも愛用されています。

 

以上、本日は、「ウィリアム・モリス」・1872年の作品、『ラークスパア(Larkspar)』のファブリックの魅力を、作品の解説並びに、実際の納品事例、当社展示品のご紹介と合わせてご紹介させていただきました。

 

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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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川島織物セルコンの、「モリス・デザインスタジオ」。『マリーイザベル』2配色のコンビネーション納品事例。

2014年02月07日

こちらの納品事例は、

f-2014.2.7.15

川島織物セルコンの、「ウィリアム・モリス」 デザインスタジオより、『マリーイザベル』2配色のコンビネーション納品事例です。

 

現地お打合せによる、選定色の決定。

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現地お打合せの際に、当社の2配色の実物展示品をお持ちして、ご確認をいただきました。
こちらの2配色は、極端な色味の差がないデザインの生地でしたので、
今回は、面積の大きい左側の「掃出窓」にオレンジ配色(O)

右側の出窓に挿色としてレッド(R)配色の生地を組み合わせたカラーコーディネート仕様にてご採用を承りました。

 

 川島織物セルコン・『マリーイザベル(織物)』。

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『マリー・イザベル(Mary Isobel)』は、ウィリアム・モリスの弟子で、のちに偉大な後継者となった、ジョンヘンリーダールの描いた1890年のデザインです。
この生地では主に、「アカンサス スクロール(渦を巻くアカンサスの葉)」と美しい花がテーマとなって描かれています。 オリジナルファブリックは、オーストラリア、アデレードに住む、「マリー・イザベル」という夫人が、モリス商会に「刺繍セット」をした際に製作された刺繍のファブリックが原型と言われています。

 

f-2013.6.13.29

川島織物セルコンの「モリス・デザインスタジオ」では、2008年に英国・サンダーソン社がアーカイブコレクションとして復刻させた『マリーイザベル』のファブリックパターンを、ポリエステルの織物生地として、ほぼ忠実なイメージで表現して、サンダーソン社の合格を得て、2配色の新作を発表するに至りました。

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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ウィリアム・モリスの『Fruit (フルーツ)・1862年作』をご採用戴いた、オーダーカーテン納品事例。

2014年01月10日

本日のブログでは、

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ご主人様の『書斎』のカーテンのリニューアルに、ウィリアム・モリス、1862年の作品。『Fruits (フルーツ)』をご採用戴いたオーダーカーテン納品事例をご紹介させていただきます。

 

『Fruits (フルーツ)』(1862年作)

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ウィリアム・モリスのファブリックは、英国・サンダーソン社の「コットン(綿)・プリント」生地もありますが、今回は、川島織物セルコンが、サンダーソン社の厳しい生地の審査を得て、ライセンス販売を認められている、ポリエステル(100%)の厚手「織物生地」でのオーダーをいただきました。

 

当社・縫製展示品のご紹介

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今回の、お打合せの際でもご確認をいただきましたが、当社には丈240cmの縫製サンプル(全3色)をご用意しておりますので、カタログの小さなサンプルとイメージ画像だけでは判断が難しい色味や、生地の質感をご確認いただき納品をさせていただきました。

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英国・サンダーソン社のデザインチェックは非常に厳しく、本来「コットン(綿) プリント」生地である、『Fruit (フルーツ)』の生地を、織物生地として表現することを承認されるまでの過程では、何度もオリジナルの持つイメージに沿った、デザイン表現や、「織物で表現」する色彩の微細な直しを指摘され、ライセンスを得るに至ったという経緯がございます。

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こちらが、今回ご採用いただきました、FF6774(BE)の織物生地の拡大イメージです。

上述の様な経緯があるため、実際にライセンスの許可をいただいたデザインは、「織物」でありながら非常に緻密で、江戸時代に創業した、京都「西陣織」で培われた技術を駆使した非常に表現力に優れた生地として完成されています。

 

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今回は、「書斎」のテレビ後の掃出窓の他に、重厚な木製デスクのある「腰高窓」側にも、納品させていただき、格調高い書斎の窓辺の仕上がりに大変ご満足をいただきました。

ウィリアム・モリスは、日本の「浮世絵」や「染織物」のデザインにも高い関心を得て、そこからインスパイアされてリリースされた作品もございますので、日本人の心を、時代を超えて捉える魅力があることは間違いないと言われています。

 

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