Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「ウィリアム・モリス」

川島織物セルコン・「ウィリアム・モリス」の『ウィローボー』と『ウィローボーレースⅡ』コンビネーション納品。

2014年11月26日

こちらは川島織物セルコンの、「ウィリアム・モリス」 デザインスタジオより、『ウィローボー』『ウィローボーレースⅡ』のコンビネーション納品事例です。

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幅3m超の掃出し窓での納品でしたが、ダイナミックでありながらも、優しくナチュラルな雰囲気が窓辺に漂っています。
今回はお客様のご要望により、レースとカーテンの丈を床に若干触れるスタイルでご要望をいただきました。

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カーテンの丈寸法の製作単位は、一般的にはほぼ「1cm単位」でのオーダーとなりますため、例えばカーテンフックのリング(カン下)から床までの長さが210.5cmなどの場合は、今回の様にH210cmで作るか、床面すれすれのH211cmとするか、ゆとりを持たせてH212cmとするか判断が微妙ですが、その都度お客様のご希望をうかがって製作をさせていただいております。

ちなみに、カーテンの丈調整用の「アジャスターフック」による微調整(1目盛り当り上下5mmの調整が可能)も行いますが、1目盛以上の突き上げに関しては、「Aフック(天付)」の場合、カーテンレールの滑走性に影響しますので基本的には行いません。
カーテンやレースの様な繊維製品は、精密工業製品の様に「mm単位」での製作ができませんので、丈の寸法をどの程度の長さで納めたいかの事前ヒアリングが大切です。

海外などでは、土足文化でありながら、カーテンの丈を20~30cmくらい床に引きずる様なスタイリングをされることもありますので、丈の長さに関するイメージは、生地の組成(天然繊維と化学繊維)の違いや個人的な嗜好に大きく影響される様です。

 

ご来店と現地お打合せによる、選定色の決定。

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当社では、川島織物セルコンの『ウィローボー』展示サンプル(全3色)を240cmの長尺縫製品にてご用意しております。

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店内でのコーディメートだけでなく、掛替え時や、内覧会などの採寸時には直接お持ちいたしますので、実際にお住まいになるインテリアやとのトータルコーディネートを計画される際には是非ご活用ください。

 

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今回は、ご夫婦が一目惚れされた、グリーン配色(FF4537・G)の縫製サンプルをお持ちして現地にてイメージ確認をいただきました。

 

幅広いコーディネートのできる編みレース
『ウィローボーレースⅡ』

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また、当社では、130cm丈の、英国・サンダーソン社のプリント生地に合わせて、130cm丈の『ウィローボーレースⅡ(FF4556)』もご用意しておりますので、こちらも一緒にご覧いただきました。
ちなみに、『ウィローボーレースⅡ』は、ウィリアム・モリスの作品以外とのファブリックとの相性も良いため幅広い意味でのコーディネート・レースとして愛用されています。

 

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川島織物セルコンの「モリス・デザインスタジオ」では、英国・サンダーソン社が販売している天然繊維(綿・麻)ファブリックパターンを、ポリエステルの織物生地として、ほぼ忠実なイメージで表現しています。

 

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今回納品させていただきました『ウィローボー』も堅牢性に富んだ生地ですので、「椅子張り」や「クッション」など、インテリア・ファブリックのコーディネートに幅広くお使いいただけます。

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/ 

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ウィリアム・モリスの 『フルーツ』の生地で椅子のリフォーム。

2014年11月22日

ウィリアム・モリスの代表作の1つである、『フルーツ』は、当社でも採用実績の多い人気ファブリックです。

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上の写真は、ダイニング・チェアのリフォームが終わって納品の準備をする際に撮影した様子です。

ウレタンのクッション材も交換して、張りのある「フレッシュな果実」の様に再生しました。

 

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今回は、3配色ある生地のカラーバリエーションの中から、FF4508(BE)色をご採用いただき、お客様愛用の椅子生地をリフォームさせていただきました。

 

当社・縫製展示品のご紹介

ウィリアム・モリス 「フルーツ」 オーダーカーテン

当社には丈240cmの縫製サンプル(全3色)をご用意しております。
今回の納品に際しましても、まずはご来店いただきまして、ウィリアム・モリスの作品の中からお気に入りの生地をお選びいただき製作に取り掛かりました。
やはり、カタログの小さな生地を見るより、大きなサンプルで色感、質感を確かめたいというお客様が多いです。

 

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英国・サンダーソン社のデザインチェックは非常に厳しく、本来「コットン(綿) プリント」生地である、『Fruit (フルーツ)』の生地を、織物生地として表現することを承認されるまでの過程では、何度もオリジナルの持つイメージに沿った、デザイン表現や、「織物で表現」する色彩の微細な直しを指摘され、ライセンスを得るに至ったという経緯がございます。

しかし、ポリエステル繊維の織物として仕上げられたこの生地は堅牢度に優れているため、オーダーカーテンのみならず、デザイン性の良い「椅子張り」生地にもご採用いただく事例が多いです。

愛着のある椅子の再生を終え、お客様からも大満足をいただきました。

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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  • 「造作家具」 等
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川島織物セルコンの『Morris Design Studio(ウィリアム・モリス)』、待望の新作展示品が入荷しました。

2014年10月15日

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川島織物セルコンのオーダーカーテン・カタログである『filo(フィーロ)』が11月1日(土)よりリニューアル発売されますが、当社ではいち早く、魅力的な新作展示品を選定して店頭にご用意いたしました。
今回のカタログ・リニューアルでは、ファブリックの持つ「デザイン」の魅力をさらに追及して、モノづくりの裏側に存在するストーリーを語れる、「物語(ストーリー)」のあるファブリックコレクションに仕上げられているのが特徴です。

 

『STARAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』の
織物「縫製展示品」とコーディネートレースをご用意。

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その中でも、とりわけ同社が江戸時代から続けている「西陣織り」の技術を継承して取り組んでいる、ブランドシリーズ「Morris Design Studio(モリスデザインスタジオ)」では、英国「サンダーソン社」の厳しいライセンス認定基準をクリアして、本家をも唸らせる魅力を放つ、作品展開を続けています。

 

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写真(左)の英国製・オリジナル「プリント生地」に並べて、「織物生地」の『いちご泥棒(STARAWBERRY THIEF)』のブルーベースの縫製展示品(写真右)を撮影してみました。

 

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コーディネート用の「刺繍レース」も2配色ご用意しております。
「刺繍レース」は、刺繍レースの世界的産地として知られる、トルコ製の輸入ファブリックを採用しています。

 

 

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続いて、ブラウンベースの「プリント生地」と「織物生地」を並べて比較。

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どちらも魅力的であることは言うまでもないですが、緻密な織物のクォリティの高さと配色表現の美しさは感動ものです。

 

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 『いちご泥棒(STARAWBERRY THIEF)』の織物シリーズは、最後にご紹介する赤みがかったベースの生地を含めて、全3配色のラインナップとなり、これに、オフホワイト系の「刺繍レース(2配色)」を微妙な色のニュアンスで組み合わせていただける作品展開となっています。

 

 

『レクターアカンサス』と『ジャスミン』の
コーディネートも新たに展開。

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写真左側は、新作の『レクターアカンサス』の「織物(2配色)」と「編みレース」の組合せの展示です。
写真右側は、ロングセラーの人気ファブリックである『ジャスミン』のコーディネート用として新たに加わった、「刺繍レース」の展示の様子です。

 

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『レクターアカンサス』の織物(2配色)と編みレースの組合せからは、モリスの自然を愛する独特の世界観が伝わってきます。

 

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『ジャスミン』のグリーンと刺繍レースの組合せは、ウィリアム・モリスをご存じないお客様にもは是非ご覧いただきたい、仕上がりとなっています。

 

 

豊富な「縫製展示品」を是非ご活用下さい。

2013.3.25.15

川島織物セルコンの「Morris Design Studio(モリスデザインスタジオ)」のシリーズは、これまでリリースされている作品も含めて縫製展示品で全点揃えておりますので、ご来店の折の見学は勿論のこと、出張採寸・お打合せの際にも現地にお持ちできますので、お気軽にご相談下さいませ。

以上、新作縫製展示品のご紹介でした。

 

 

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

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  • 「新着展示品」 紹介
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階段「吹抜け」エリアに増設した、『ペット』ルームのこだわりインテリア施工事例。

2014年08月11日

本日のブログでは、ご入居後2年の「戸建住宅」における、階段「吹抜け」エリアに増設した、『ペット』ルームのこだわりインテリア施工事例をご紹介させていただきます。

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以前、「吹抜け」だった部分に、フロアを増設し、新たに設置された「装飾手摺り」越しに開放的な、ワンちゃんの『ペット・ルーム』を作ることになりました。

 

 

新築ご入居後より、2年後にいただいた「追加工事」。

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こちらは、2年前の新築ご入居時に手掛けさせていただきました、「塗装」と「窓辺」のコーディネートの様子です。
「構造梁」をアンティーク調のステインでメークしたのち、当社で縫製品やカタログを豊富に取り揃えております、『ウィリアム・モリス』のファブリックを使った窓辺のコーディネートをご提案させていただきました。

 

 

「装飾手摺り」の『オイルワックス(塗装)』仕上げと、
「採光窓」の『ローマンシェード』のコーディネート。

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そして2年後の今回、ご相談をいただきましたLDに隣接する、『ペット・ルーム』の入口部分の打合せ時の様子です。
現地では、建築当初の工務店の方により、ペットの転落防止用『装飾手摺り』と、意匠性を考慮した入口コーナー(階段風)が仕上げられていました。

私たちがご相談をいただきました、インテリアの仕上げ工事にあたりましては、入口の「框材」と「タモ材」の装飾手摺りの仕上げ塗装のご相談もいただきましておりましたので、ご提案の結果、体質的なアレルギー症状を持つペットの健康を配慮して、ドイツ製・『オスモカラー』の「オイルワックス」塗装による、安全性と風合い豊かな仕上げをご採用いただきました。

 

 

『オスモカラー』の優れた特徴。

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食品と同レベルの高い安全性。

『オスモカラー』は、再生可能な自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)をベースにした自然塗料として知られています。
体に有害な揮発性物質は一切含有せず、溶剤には有害な成分を薬用アルコールと同レベルまで取り除いたミネラルオイルを使用して、顔料は食品レベルの安全なものを採用しています。
自然由来の成分であっても、危険性が指摘されている柑橘油やテレピン油は使っていません。

 

ドイツの安全基準値をクリアし、小さなお子様にも安心。

ドイツでは環境安全面に対する基準が厳しく、子供が使用する玩具、ベビーベッドなどの育児家具の塗装には非常に厳しい基準が設定されています。
その様な背景のもと『オスモカラー』は、ドイツ工業規格DIN53160唾液と汗溶解試験、EN71-3玩具安全基準の両方に合格していますので、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

 

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「木」は、人間の肌と同様の構造を持ち、湿気の吸放出を繰り返す呼吸する自然素材です。
梅雨など、湿度の高い時期は湿気を吸い、冬の乾燥した時期は湿気を吐き出し部屋の湿度を調整する機能を持っています。
「浸透性塗料である『オスモカラー』は、塗膜を張らないので木の呼吸を妨げません。
ウレタン塗装は表面にプラスチックの膜をつくるので、木の呼吸を妨げ、触ると冷たく感じます。
『オスモカラー』は浸透性であっても撥水性に優れ、水やコーヒーなどをこぼしてもシミになりにくい特徴をもっています。

 

 

オスモカラー『ウッドワックス』による着色と、
『クリアー』塗装による仕上げ。

 

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今回のご採用いただきました、オスモ『ウッドワックス』の選定色である、
「アンチックファー(♯3191)」と、耐久性とメンテナンス性に優れたね3分艶の「フロアークリアー(♯3032)」を併用して塗り上げた、完成後の様子です。

 

 

『リビング・ダイニング』と隣接する「居室」
での
調和を考えた、「窓辺」のコーディネート。

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装飾手摺りの近くにある、「吹抜け」の時に設けられていた2つの採光窓には、ウィリアム・モリスの作品である『フルーツ』のパターンを割り付けた「ローマンシェード」をコーディネートでご採用いただきました。
「リビング・ダイニング」と隣接するオープンルームですので、インテリアのテーマ性を重視した仕上げをご要望いただきました。

 

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「ローマンシェード」の納品にあたっては、日中の陽射しが強い窓のため、天然素材の前幕生地の劣化と褪色を予防する「裏地」をご採用いただきました。
それにより程よい光を採り入れて室内の明るさをコントロールしながら、「フルーツ」の柄を楽しむことができる、「絵画」仕立ての芸術的な窓辺となりました。

 

 

ウィリアム・モリスの作品・「フルーツ」による
『ローマンシェード』の柄出し提案。

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英国・サンダーソン社製のファブリック、ウィリアム・モリスの『フルーツ』について、国内ではマナトレーディングの取扱うファブリック カタログ、「MANATEX(マナテックス)VOL.15」に収録されております。

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当社ではカタログの他に、実物の縫製サンプルをご用意しておりますのしたので、お打合せ時に持参して、具体的なご提案資料としてご活用いただきました。

 

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現地にて縫製品を平らに広げ、『ローマンシェード』を設置する窓枠内に納める際の「柄の割付け」のお打合せと、実際のお部屋でのイメージ合わせをしている様子です。

 

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実物のサンプルの有効活用により、お客様にも視覚的にご理解いただける、柄の割付けをご提案することができました。

 

 

『ローマンシェード』設置後のイメージ。

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こちらは、『ローマンシェード』の前幕を完全に引き上げた際に見える、「フルーツ」の柄イメージです。
ローマンシェードの製作サイズが同一でしたので、昇降操作のチェーンは実際の生活のTPOに応じて、操作位置の左右を設置替えすることもできる、「右操作」と「左操作」各1台での製作となりました。

 

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『ローマンシェード』の前幕を少し引き下げた時に見える、「フルーツ」の柄イメージです。
柄物のファブリックをご採用される場合は、ローマンシェードの昇降過程で段階的に見える柄の美しさへの考慮も大切です。

 

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そして、『ローマンシェード』の前幕を完全に引き下げた時に見える、「フルーツ」の柄全体のイメージです。

窓枠内に、柄の割付けをしたフルーツが、さながら「絵画」の様に窓枠をフレームとして上品に納まっています。
また、『装飾手摺り』との相性も良く、「果樹園」的な印象の内装にリニューアルされました。 

 

 

『アレルギー対策』も施された、「ペット ルーム」の完成。

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こちらが、新しく出来上がった『ペット ルーム』の主となるワンちゃん達です。

 

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フルーツの『ローマンシェード』と、安全な間隔で造作された、「装飾手摺り」の桟越しでの最後の記念撮影です。
健康塗料である、『オスモカラー』で塗り上げられた、「装飾・手摺り」も気に入っていただけました。 

 

当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・「インテリアペイントによるリフォーム」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/farrow&ball.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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『子供部屋・間仕切り壁』の新設コーディネート事例。各部屋の壁をお好みの「アクセント・ウォール」でセパレート。

2014年07月25日

本日のブログでは、

戸建住宅・『子供部屋』の「間仕切り壁」新設に伴う、新規壁面の壁装コーディネート工事の事例をご紹介させていただきます。

 

お子様の成長に合わせて、子供部屋の
『間仕切り壁』の新設で居室のセパレート。

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戸建住宅の「新築」当初に、幼少のお子様のために割り当てられた「子供部屋」を2つの『個室』として分割せず、「室内ドアと窓」だけ用意して広々と使う住宅プランは、注文住宅を中心に近年では馴染みのあるプランニングの1つとして普及しています。
お子様の成長や家族構成の増加の可能性を見据えて、将来的に予定エリアに「間仕切り壁」を新設することにより、『個室』としての「子供部屋」にリニューアルするという考え方は、実用性と合理性のある考え方といえます。

 

 

成長する「女子」と「男子」のお子様の個性
に合わせた、『間仕切り壁』の壁装コーディネート。

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今回の『間仕切り壁』セパレート事例では、単純に、既存の内装の壁紙に合わせた「ビニール壁紙」を貼り足すリフォームではなく、間仕切り壁を「お嬢様」と「息子様」の個性や、今後の更なる成長を考慮して、大人の感性の世界の情操教育を目的とした、インテリア性を重視した『アクセント・ウォール』スタイルで仕上げることになりました。

 

『お嬢様』のお部屋の「間仕切り壁」は、
英国・『クラシック・スタイル』で演出。

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こちらは、「お嬢様」のお部屋側の『間仕切り壁』の新設後の様子です。

下側の「腰壁」には、水性ステイン仕上げの木製の『装飾腰壁』ご採用いただき、上部の壁装仕上げには、当社でリクエストの多い、「ウィリアム・モリス」の英国製輸入壁紙で仕上げさせていただきました。
また、天井との境界には『装飾モールディング』を施し、『英国・クラシック』テイストのアクセント・ウォールとして仕上がりました。

 

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従来の「ナチュラルな」な内装の中に、深みと落ち着きのあるインテリア表現をミックスした、『アクセント・ウォール』ですので、重くなりすぎず中庸なバランスを保つことができました。
「飾り棚」もレイアウトして、ちょっと「粋な子供部屋」にリニューアルすることができました。

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ご提案過程でのプランでは、「腰壁」の装飾フレームを細かく配置したプランもご覧いただきましたが、壁の幅とのバランスを考慮いただき、最終的には、3.6m幅の間仕切り壁の中に、4個の装飾フレーム枠を入れて仕上げさせていただきました。

 

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こうして、自室でちょっとした「海外生活」が楽しめるエリアが、『間仕切り壁』を設けることで出来上がりました。
これからのディスプレイや飾り付けが楽しみとのご感想をいただきました。

 

『息子様』のお部屋の「間仕切り壁」は、
カッコイイ・『欧米・スタイル』のイメージで。

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次に、活動的な「息子様」のお部屋では、『粋な男子』の情操教育ともなる、こだわりカラーの「塗装仕上」げで間仕切りを「アクセント・ウォール」として仕上げさせていただきました。

まず、ボード下地の上に、ドイツ製・塗装仕上用壁紙である『ルナファーザー』のテクスチュアの中から、表面がフラットの「NO.741」のフリース壁紙をご採用いただきました。
繊維質構造のフリース壁紙に塗料が十分に浸透することにより、強い塗膜と、壁面自体の強度が飛躍的に向上して、将来的に「クラック(ヒビ割れ)」を防止することと、将来的にも複数回の塗り替えが可能となるのが、この工法の大きな魅力となっています。

 

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こちらの居室で仕上げにご採用いただきまし『インテリア・ペイント』は、『Serwin Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)』の1268色のカラーラインナップに収録されている、SW6438(Dill)」と名付けられたカラーをご採用いただきました。
英名・「Dilll」は、セリ科の一年草で、種子や葉を香辛料や生薬として日常生活でも比較的馴染みのある植物です。

 

こうして、家族で「大人の感性」の楽しみを学びながら、それぞれの個性を伸ばし、未来に夢を描く素敵な、『子供部屋のアクセンウォール調・ 間仕切り』が仕上げられました。

 

 

当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

当社・「インテリアペイントによるリフォーム」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/farrow&ball.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

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『ケンティッシュ ローズ』の輸入壁紙と、『イングリッシュ ローズ』のファブリック コーディネート事例。

2014年07月19日

本日のブログでは、バラの花をこよなく愛するご家族が住む、戸建住宅における、「主寝室」リフォーム時の様子をレポートさせていただきます。

英国・「サンダーソン社」の壁紙と生地で、『主寝室』を演出。

2012.8.10.3

英国・サンダーソン社の扱う、「ウィリアム・モリス」の輸入壁紙として有名な『ケンティッシュ ローズ』に、コーディネート用のコットンプリントの人気ファブリックである『イングリッシュ ローズ』を合わせてコーディネートさせていただきましたトータル施工事例をご紹介させていただきます。

 

 

「輸入壁紙」と「輸入ファブリック」の選定。

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まず、「主寝室」の窓辺を飾る薔薇には、英国・サンダーソン社の人気生地で、国内では、マナトレーディングのカタログ「マナテックスVOL15」に収録されている、『イングリッシュ ローズ(1)』の生地をご採用いただきました。

 

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次に、「主寝室」の壁装を設える壁紙には、同じくサンダーソン社の「ウィリアム・モリス」の壁紙コレクションから、『ケンティッシュ ローズ』をコーディネートにご採用いただきました。

 

 

「アプローチ」を演出する薔薇を「寝室」でも表現。

2012.8.10.5

ご主人の趣味は薔薇の栽培で、玄関までのアプローチ部分は、ハイシーズンには数種類のバラの花が咲き誇ります。

栽培しているバラの中には、「ウィリアム・モリス」という品種のものもあるのだそうです。

 

2012.8.10.4

薔薇の栽培は難しいとのことですが、それだけに愛着が湧き、気持ちが癒されるのだそうです。

 

「主寝室」の優美なフラワー・コーディネート。

2012.8.10.1

住まいのインテリアの中では、天井の高い寝室の内装に薔薇の花を採り入れることになりました。

ベッドの後ろの2連の縦長窓には、絵画調に「ローマンシェード」スタイルで    『イングリッシュ ローズ』の花を表現しました。

 

2012.8.10.2

掃出窓と、腰高窓は、「ギャザー バランス」の上飾りであしらったスタイルカーテン仕様でまとめました。

「ギャザー バランス」の上飾りが加わる事により、窓の高さが強調され豪華な印象になります。

「主寝室」は、心身を開放してリラックスするにはとても重要な空間です。 お気に入りのバラで、コンセプトを統一させた「主寝室」が出来上がりました。

 

◆ 当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・『戸建住宅・リフォーム』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub1.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

「ウィリアム・モリス」の壁紙にコーディネートした、『木製ブラインド(ベネウッド50T)』の提案・納品事例。

2014年07月06日

本日のブログでは、「ウィリアム・モリス」の輸入壁紙と英国アンティーク家具に合わせてコーディネートさせていただきました、『木製ブラインド』の提案・納品事例をご紹介させていただきます。

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◆「玄関・階段」における、『赤絨毯(レッド・カーペット)』施工ブログ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=8722

 

「木製ブラインド」の『ラダーテープ』を
「居室」ごとの「壁紙」に合わせてコーディネート。

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まず、今回ご採用いただきました『木製ブラインド』は、14色の「スラット」と、21タイプの「ラダーテープ」窓の形状に合わせた「バランス」の自由な組合せができる、TOSO(トーソー)のウッドブラインド、『ベネウッド50T』です(上の写真は、「ラダーテープ」を組合わせない『ベネウッド50』のイメージ)。

 

『スラット』カラーの選定。

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今回、「書斎」・「主寝室」・「階段」・「トイレ」の窓にご採用いただきました、共通『スラット・カラー』は、深みのある濃色系のスラットに、木目調の「エンボス型押し」が加えられたTM-112W「ディープブラウン」です。
ちなみに、「エンボス型押し」加工は、14配色中、「ディープブラウン」と「ダークブラウン」のみ施された限定仕様です。

 

『ラダーテープ』カラーの選定。

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そして、今回の「カラー・コーディネート」提案のポイントが、こちらのオプション・『ラダーテープ』カラーを居室ごと(4配色)に分けた組合せでした。

『ラダーテープ』の採用については、「木製ブラインド」の木の質感だけを重要視するインテリア・スタイル表現の場合は併用されない場合が多いのですが、窓辺に「ファブリック」の要素や「アクセントカラー」を求めたい場合や、「雨戸」のない寝室などでの遮光性の向上を必要とされる場合にご採用いただくことが多いオプション・アイテムとなっています。

では、以下、「書斎」・「主寝室」・「階段」・「トイレ」の壁装とインテリアにコーディネートさせた、『ラダーテープ』カラーの組合せ事例をご覧ください。

 

 

(1)『書斎』でご採用された『ラダーテープ』色。

ウィリアム・モリス ピンパーネル施工例

「応接間」としても使用される、2F『書斎』のリフォーム完成後の様子です。

f-2014.7.5.13

「ウィリアム・モリス」の人気作である『ピンパーネル』の壁紙には、深い赤みの『マルーン(L-013)』の「ラダーテープ」を合わせました。

ウィリアム・モリス ピンパーネル壁紙

『マルーン(L-013)』の「ラダーテープ」が書斎の家具を含めたインテリア全体の程よいアクセント・カラーとなりました。

 

(2)『主寝室』でご採用された『ラダーテープ』色。

ウィリアム・モリス コンプトン壁紙

重厚なベッドと、居室内で貼り分けられた壁紙のコントラストが印象的な、2F『主寝室』のリフォーム完成後の様子です。

 

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『主寝室』のベッド・ヘッド(枕側)の壁には、やはり「ウィリアム・モリス」の代表作である『コンプトン』の壁紙がアクセント・ウォールとして貼り上げられていました。
それ以外の壁面は、縦ストライプの壁紙で仕上げられていますので、ストライプの壁紙の色調との馴染みの良い、自然の味わいの感じられる『リーフグリーン(L-010)』の「ラダーテープ」をご提案させていただきました。

 

トーソー ベネウッド50T

『リーフグリーン(L-010)』の「ラダーテープ」が入る事によって、主寝室の個性的な「アンティーク・ベッド」と「コンプトン」の壁紙でまとめられた『クラシカル・エリア』と、スタイリッシュな「壁掛けTV」と「縦ストライプ」の壁紙でまとめられた『シック&モダン』エリアとのつながりを自然にまとめることが出来ました。

 

(2)『階段』でご採用された『ラダーテープ』色。

ウィリアム・モリス Thistle

格調高い「壁装」と、華麗な「赤絨毯」仕上げられた、『階段』エリアのリフォーム完成後の様子です。

 

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「階段・玄関」でご 採用いただきました輸入壁紙は、「ウィリアム・モリス」の作風を、版権元である、英国・サンダーソン社が現代風にアレンジして発表した人気作、『Thistle(アザミ)』の壁紙に、『サンド・ベージュ(L-005)』の「ラダーテープ」を合わせました。

 

ウィリアム・モリス Thistle施工例

余談ですが、提案者の私も実際に、『Thistle(アザミ)』の壁紙を自宅に採用して、「レース」代わりにアンティーク・ホワイト色の「木製ブラインド」を使用しています。

 

 

(4)『トイレ』の小窓でご採用された『ラダーテープ』色。

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『Thistle(アザミ)』の壁紙でまとめられた、玄関横の「トイレ」のドアを開けると、エレガントな壁紙に包まれた小窓の「木製ブラインド」が目に留まるレイアウトとなっていました。

 

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こちらは、英国・サンダーソン社の壁紙のベースカラーに合わせて、『バター・スコッチ(L-007)』の「ラダーテープ」を合わせて明るい印象を持たせました。

 

 本日のまとめ。同一スラットに「4配色」の
『ラダーテープ』を組合せたコーディネート。

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こちらは、リフォーム中のご提案の様子(Before)です。

内装の特徴や家具についてのヒアリングを行い、居室ごとに求められるテイストを考慮しながらその完成型をとりまとめる、「カラー・コーディネート」は、決して簡単な作業ではありませんが、今回は、お客様の言葉を心で聴き、仕上がりをイメージすることによって、ほぼ迷いなくご提案色を即答することが出来ました。
納品後のイメージもお客様の期待に添えることが出来、刺激的で楽しいコーディネート納品となりました。

 

当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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