Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

英国・Farrow&Ballの塗装と壁紙で仕上げた、マンション入居前リフォーム(LDK編)。

2017年04月15日

マンション リフォーム Farrow&Ball

輸入壁紙 マンション リフォームl 事例

本日のブログでは、タワーマンション・高層階に入居されるお客様宅の内装リフォーム事例より、「LDKリフォーム」編をご紹介いたします。

眺望の良い憧れのタワーマンションのご自宅を、欧米風の洒脱なインテリアで満たす醍醐味。
当社では、 これまでの豊富な経験に基づき、その基盤となる工事を、担当者が提案から施工までを一貫して行える強みを持っています。

 

 

 間取りの特徴を活かす。

今回、工事をご依頼をいただいたエリアがこちら。
玄関・廊下からLDKに続く生活動線や各居室を、英国・Farrow&Ball(ファロー&ボール)の、「輸入壁紙」「インテリアペイント」を絶妙に組み合わせて、お客様こだわりのインテリア・ベースを設えることになりました。

間取り(略図)からもお判りの様に、LD・寝室・DEN(納戸)を包み込むようにバルコニーが設計されている「角部屋」の特徴に着目して、内装の基本工事と併せて、LDに隣接するDEN(納戸)の間仕切り壁を取り払い、ゆったりとしたLDへ拡張させるリフォームも実施することになりました。

 

直線廊下の先に広がる、LDK入口(Before)。

 

長方形大のLDも含めて、全室白いビニール壁紙で統一されたベーシックな内装を、英国伝統の「色と柄」でイメージチェンジします。

 

こちらは、LDと間仕切り壁と引き戸で区分されている「DEN(納戸)」エリア。

 

マンション 間仕切壁 撤去 リフォーム

間仕切壁を取り払えば、LD側の2つの「掃出窓」にDENの「掃出窓」が加わり、バルコニーが持つ魅力が更に高まる居室構造なのです。

 

 

LDの拡張リフォーム。
コーディネートを含めたご提案

「拡張リフォーム」のイメージ概要に合わせた内装材ご提案の様子。

 

 

LDのメインとなる壁装に採用した壁紙は、Farrow&Ball(ファロー&ボール)の輸入壁紙より、『RIVELLI TRELLIS XARCHIVE』

 

Farrow&Ball RIVELLI TRELLIS XARCHIVE BP3110

多色展開の壁紙ですが、今回はグレーベースのBP3110をご採用。
『RIVELLI TRELLIS XARCHIVE』は、一見シンプルなダイヤモンド格子柄ですが、微細な小麦の粒を集めたデザインでトレリスを描いている緻密な作風が魅力の壁紙。
 
Farrow&Ballの壁紙は、同社のペイントで印刷しているため、例えば、同じペイントで塗装された壁や窓枠、建具等と調和するようにデザインすることも可能です。
日本性の壁紙や塗料では絶対に実現できない、コーディネートに対する徹底ぶりは、インテリア先進国のなかにおいても英国王室御用達メーカーとして位置づけられる同社の特徴として知られています。
 
 
 
 

廊下からつながる天井、キッチンカウンター面の壁、そのハリの天井、間仕切壁を撤去した小部屋の壁装には、Farrow&Ball・ペイントより、『OVAL ROOM BLUE(NO.85)』を採用。

Farrow&Ballペイントで名づけられたカラーにはもととなる由来があるため、「オーバル ルーム(大統領執務室)」と名付けられた ブルーの塗料も、実際にVIP執務室で採用されたのでしょう。
低彩度のブルーとグレーの組合せは落ち着きのある空間演出に適していますが、公式の場だけでなく実生活の中でも使いやすいカラーとして人気のあるカラーです。
 
 
  

キッチン奥の壁装に採用された塗料は、「INCHYRA BLUE(インチャイラ ブルー)」 No.289

「INCHYRA BLUE(インチャイラ ブルー)」は、ジョージア州のInchyra Houseで採用された、由来あるカラー。
光源の当たり方によって青だけでなく緑の色調が強まって見えることもある不思議な配色が特徴です。

 

「Inchyra Blue(NO.289)」の解説動画もありました。

 この様に、天然顔料をふんだんに使った、深みある「塗料」と、手作りの「壁紙」の組合せで、上質なインテリアを創り出せるのが、英国・Farrow&Ball(ファロー&ボール)社の壁装材の魅力です。
その仕上がりの美しさは世界中のクリエーターから絶賛されています。
 
 
 

LDの拡張リフォーム。
壁紙と塗装を使い分けて。

間仕切壁を取り払ったDEN(納戸)エリアを、『OVAL ROOM BLUE(NO.85)』の塗装で仕上げる工事過程。

 

「間仕切壁」を撤去したDENとLDの壁装を変えることにより、奥まった小空間の存在感が引き立たせ、生活用途に合わせたインテリア表現に幅を持たせています。

 

マンションの様に、構造梁や、コーナー壁が多い立体的な居室では、自然光や照明の当たり方により、色調や陰影の変化をつけやすい特徴があります。

ブルー系の色調、グレイッシュな色調をも効果的に使い分ける効果は、自然光を採り入れた日中はもちろん、夜間においても独特の味わいでお楽しみいただけます。

 

反射を抑えた、低光沢の塗料や壁紙は、直接照明はもちろん、間接照明による壁面演出に際立っています。

 

キッチン Farrow&Ball 事例

本日は、様々な「光」の富みあわせと共に、繊細な色調と陰影の変化を味わえるLDKの内装リフォーム事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-runa.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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個性的な色柄のカーペットでフロア演出。ホテル仕様のインテリア。

2017年04月10日

寝室 カーペット 柄物

ホテルや商業施設、店舗などで採用されるデザインカーペットを、新築マンションご入居前の「主寝室」にご採用いただいた納品事例です。

特殊工法と専用の副資材を駆使して、敷き詰め風の仕上げでフローリングの上に、「置き敷き」でおさめています。

「置き敷き」施工のメリットは、フローリングを保護できることと、カーペットを剥がせば将来的に元のフローリングに原状回復できる点にあります。

 

置き敷き施工を想定してしない、
「事業施設用カーペット」の特殊性。

大面積のフロアを、個性的なデザインで演出する事業施設用ロールカーペットは、基本的に一般住宅での「置き敷き施工」を想定して製造されていないため、工事にあたっては、採寸・搬入・施工における注意点が多い工事となります。

 

今回ご採用いただいたカーペットの場合、高級素材ではありますが、デザイン製造上の都合により若干、柄の歪みが生じる製品であるとの注意書きがありました。

この様な場合、ジョイント(柄の繋ぎ合わせ)施工が必要となるLDなどでは製品特性による不具合が生じるため、基本的に「置き敷き」での施工は行えません。
こちらのカーペットの場合、ロール幅が364cmでしたが、施工対象となる「主寝室」の短辺側サイズが364cm以下の縦長形状でしたので、お客様のご要望にお応えすることができました。

 

 

「モノトーン」でまとめられた、
モダンな寝室の内装。

寝室 カーペット デザイン

デザイン豊かな「事業施設用カーペット」施工後の様子。

一般家庭用のカーペットとは一味違った特別感が醸し出されます。

 

 

マンション カーペット 工事

室内ドア側の壁が「ダークグレイのアクセント・ウォール」仕上げになっていましたが、それに連なるように、「ライト、ミディアム、ダーク」のグレイトーンとブラックが織りなすフリーハンド調のカーペット・デザインが加わりました。

テーマとなる色調を揃えつつ、デザインの平面表現と立体表現を絶妙にブレンドすることにより、縦方向に伸びる変形間取りの意匠性を高める事ができました。

また、ドアやクローゼットの建具、白い壁紙とのバランスも良く、濃色系でありながら、インテリアに広がりとモダンなリズムが感じられるハイセンスな仕上がりとなりました。

 

出入口の縁は、専用のエッジ材で固定してすっきりと納めています。

 


 

LDはクールな「ネイビー」で。

マンション カーペット ネイビー

 縦長形状ののLDには、無地の「ナイロン」カーペットをご採用いただきました

 

カラーは白い内装との相性が良い「ネイビー」をセレクト。

「内装タイル」仕上げの廊下と区分する開閉ドアや、間仕切り引き戸がある「フローリング」エリアでもすっきりクールにセパレートすることができました。

以上、本日は、壁紙やカーテンなどの窓周り品とのコーディネート効果の高い、カーペットの「特殊・置き敷き施工」事例をご紹介させていただきました。

 

 

◆ 当社『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

◆ 当社『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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『いちご泥棒』のカーテンで魅せる、「ボウ ウィンドウ」のスタイル事例。

2017年04月05日

いちご泥棒 カーテン ボウウインドウ

玄関ホールの「ボウ ウインドウ」から、桜並木が堪能できる、こだわりの英国・輸入住宅の窓に、ウィリアム・モリスの『いちご泥棒』のカーテンをメインとしたスタイル・コーディネートをご提案させていだきました。

ちなみに、昨日のブログでご紹介をさせていただきました、同生地を使用した「ダイニングチェア・カバー」製作とは別の納品事例紹介ですが、それだけこの生地には心を引き付ける魅力があるようです。

「ボウ ウインドウ」とは、同じサイズの窓を3面以上組み合わせて弓形(bow)に張り出させた装飾窓のことですが、窓装飾の提案パターンも窓を取り巻く環境や住まい手のインテリア嗜好に応じて多岐にわたります。

 

「桜並木」に面したボウ ウインドウを
『いちご泥棒』のカーテンで演出

カーテンホルダーとは

納品日当日は、日和も良く、桜並木も美しくピンク色に色付き始めていましたので、納品後はこちらの窓で、お客様と、新居に遊びにいらっしゃっていた奥様方ご両親との記念撮影の背景を飾りました。

 

 

「カーテン」と「レース」のコーディネート

玄関ホールのボウ ウインドウでご採用いただいたのは、当社でも丈240cmの大型縫製品をご用意している、ウィリアム・モリス、1883年作の『いちご泥棒(Strawberry Thief)』より、川島織物セルコン(織物生地バージョン)の一番人気色、FF4501(DB・ダークブルー)

当社にご来店の際、「玄関ホールにはこの重厚感のある生地」と奥様が一目惚れされた高密度ジャカード織りのファブリックです。

 

シアーには、繊細な格子柄の「チュール(編み)レース」と裾まで続く刺繍が美しい、マナトレーディングの『コロネット(1)』をコーディネート。

クラシカルな厚手に合わせ易い、優美なトルコ製のレースです。

 

 

「ボウ ウインドウ」を美しく機能的に。
意匠を考慮したカーテンレールの選定。

マナテックス コロネット(1)

3面の窓からなる「ボウ ウインドウ」に割付けたカーテンレールは、第1号モデルの発売以来、バージョンアップを続けて50年のロングセラー製品となった、トーソーの『エリート』カーテンレールをご提案。

中央の窓を「両開き」、左右の窓をそれぞれ「片開き」で納めるスタイルとして、各窓の持つ魅力を引き出します。
カーテンレール自体は3分割されていますが、一見、ひと続きのカーブレールの様に見える納めが、こちらの窓でのこだわりポイントです。

 

選定カラーには、英国スタイルの内装にも調和しやすい濃色木目調の「Nウォルナット」を選ぶことによって、階段や腰壁などの木部にもさりげなく馴染む納めとなりました。

 

 

コッツワールド カーテン

その他、ロングセラー・カーテンレール『エリート』の機能的魅力としては、手前側の厚手がカーテンレールを覆う「Bフック」スタイルで取付けの際でも、吊元の傾斜角が最小限に抑えられるレールフォルムのため、窓全体の納まりがよりすっきり感じられることと、

 

リターン縫製 メリット

マナトレーディング コロネット レース

オプションの「キャップ一体型リターン金具」を併用して、多角形窓の両側面の納まりをすっきりと見せられるメリットがございます。

 

 

「カーテンホルダー」を効果的に使って。

カーテンホルダー 意味

最後に、こちらの窓のまとめとなる「カーテンホルダー」のご紹介。

ボウ ウィンドウを構成する3面窓にカーテンをまとめられるクリアランス壁がある場合、壁面に「カーテンホルダー」を取付けて、シンプルでありながら格調高い開閉スタイルをつくることができます。

腰壁の上に濃色系のカーテンホルダーを効果的なアクセサリーとして使いました。
右側のカーテンの内側に入り込んでいる階段との馴染みも良好です。

 

 

「玄関ホール」を飾るウィンドゥトリートメント。

川島織物セルコン いちご泥棒 カーテン

川島織物セルコン いちご泥棒 FF4501

『いちご泥棒』と繊細な刺繍レールの魅力を存分に引き出す、機能的コーディネート。
格調高い玄関ホールのウィンドゥトリートメントを美しく表現することができました。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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『いちご泥棒』の生地であつらえた「椅子カバー」。

2017年04月04日

『いちご泥棒』の椅子カバー

椅子カバー ウィリアム・モリス

川島織物セルコン「モリス・デザインスタジオ」取扱いの厚地ファブリックは、高密度・ジャカード織りによるポリエステル製生地で、今回製作いたしました『いちご泥棒』の椅子カバーも、生地の耐摩耗度を図るマーチンデール(値)に優れたファブリックです。

 

『いちご泥棒』の生地を使って、お客様が新規購入された、ダイニングチェアの背もたれ部を包む着脱式「椅子カバー」を6脚製作いたしました。

カーテン、ローマンシェード、テーブルランナーなどを全て、紺地の『いちご泥棒』でコーディネートさせていただいたお客様宅のLDにおいて、ダイニングチェアの背もたれも、「椅子カバー」であつらえてみたいという追加リクエストをいただいたのでした。

椅子のサイズに対しての柄取りが難しい『いちご泥棒』の生地を使用した「椅子カバー」の製作は、リスクも多いため、こちらから積極的に提案するものではないのですが、今回はトータルコーディネートの集大成として製作をお引き受けいたしました。

 

『いちご泥棒』の生地で着脱式の「椅子の背もたれカバー」を製作するのは初めてでした。

生地の柄域とリピートを考慮しつつ、背もたれの「前面・背面」をメインとした全体のフォルムをまとめ上げるフィッテッイング作業は、机上の割付けでは無理なため、「型」となる現物の椅子1脚を1週間ほどお預かりして、キャリア50年以上のベテラン職人の方の工房で製作を依頼しました。

カバーの前面と背面で使用する柄の分量が異なるカバーを縫い合わせたオーダー製作のため、柄の割付(レイアウト)はある程度職人さんのセンスにお任せする領域であることをご了承いただいたうえで製作させていただきました。

 

 

納品前の記念撮影

いちご泥棒 椅子カバー

そして、工房に預けていた椅子の引き取り後、お客様宅に納品の前に、店内で「椅子カバー」のフィッティングを確認いたしました。

ご覧のとおり、中材の無いカバーとは思えないほど、しっかりと背もたれ部にフィットしたカバーの完成です。

 

いちご泥棒 背もたれカバー

背もたれ上部のデザインを飾る「ムク鳥」のおさまり。

 

背もたれ側面の仕上げ。

 

洗濯にも対応する「着脱式カバー」。

 

軽い曲線を描く背もたれに合わせて、職人さんが絶妙な分量のベルクロで仕上げてくださいました。

 

 

イチゴドロボウ 椅子カバー ウィリアム・モリス

ベルクロの合わせを目立たないように留めて、美しい『いちご泥棒』の背もたれカバーが完成しました。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

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「JBS ウッドブラインド」。ウエスタンレッドシダー:NC301 納品事例。

2017年03月21日

JBS ウッドブラインド 横型 事例

JBS ウッドブラインド NC301

JBS「横型ウッドブラインド」より、 無垢材を愛する本物志向のお客様に人気のある、カナダ産・ウエスタンレッドシダー(WRC)材の木製ブラインドを、製作仕様にこだわり納品させていただきました。

窓全面を覆う「標準仕様」と、窓の左右で自由な分割操作ができる「セパレート仕様」を組合わせでご採用事例です。
 
 
 

ご来店と現地での色選定。

当社では、W160cm × H250cm サイズの手動タイプ・大型展示品を、一般住宅の「掃出窓」や、マンションやオフィスなどの大型窓などで採用するイメージがつかみ易いスケール感でご用意しています。

ウエスタンレッドシダー(WRC)のカラーバリエーションも、一番人気色である、「NATURAL DARK・ナチュラルダーク(NC302)」を筆頭として、展開色(全4色)を見比べていただける様、各塗装仕上げ色をグラデーション仕様で製作しています。

 

 
 
お客様ご来店時と現地でのお打合せを経てご採用いただきましたスラット色は、UV塗装(着色・ツヤ無しクリア)仕上げの「NATURAL LIGHT・ナチュラル ライト(NC301)」
柔かく、自然光を浴びるとオレンジを思わせる発色が得られる、温かみのあるスラットカラーです。
 
 
 

窓枠を覆う「正面付」設置。
意匠性に富む『オプション・バランス』を併用。

JBS ウッドブラインド バランス

JBS・ウッドブラインドの「標準仕様」は、窓枠内に昇降に支障をきたさない70mm以上の奥行寸法が確保されている窓枠内に製品を納めたい場合に用いますが、窓枠内の有効奥行寸法が93mm以上確保されている窓であれば、化粧板でヘッドレール全体を包み込む意匠性を持つ「オプション・バランス仕様」の採用も可能です。

木製ブラインドを窓枠を覆う様に設置する外付仕様では、立体的な「ブラインドボックス」の形状を楽しむことができます。

 

窓枠の左右に障害物の無い窓では、木製ブラインドのヘッドレール全体を化粧無垢板で覆う「FEバランス」を、窓枠の右側に壁が近接している窓では、ヘッドレール本体の正面と左側面を90mm厚の化粧無垢材で覆「FLバランス」をご提案させていただきました。

窓枠「内付」・「外付」の別や、窓枠周辺の環境に応じて採用する「オプションバランス」の仕様が異なりますので注意が必要です。

 

窓枠の張出しが10mmある今回の事例では、副資材の「ブラケットスペーサー(12mm)」でブラケットの位置を手前に持ち出すして設置しています。

本体を手前に持ち出した厚み分、ウッドブラインドの側面を覆う「バランス」の厚みを12mm加算するのが注意点です。

 

 

障害物のある窓は、
機能性に富む『セパレート仕様』で。

JBS ウッドブラインド セパレート

窓の右側がベランダへの出入り口になる窓は、分割操作ができる「セパレート仕様」をお客様からリクエストいただきました。

 

「セパレート仕様」とは、1本のヘッドレールと、左右の幅を任意に決められる分割操作タイプの製品仕様のことで、昇降と調光を左右に振り分けられたループコードを使って自由に調整できる機能性に配慮した製品仕様(オプション)です。

 

ウッドブラインド セパレート

ベランダに出る際も、ソファの側のスラットまでその影響が及ばず、取扱いの労力も軽減できます。

 

窓の左右を効率よく使い分けられるので、「調光」「換気」などがよりしやすい設計です。

 

テレビに映り込む陽射しのグレアも自由に調整できる快適なリビングの窓辺を、無垢材の持つ魅力で設える事ができました。

 

◆当社・『JBSウッドブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/jbs.html

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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