Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

トーソー『デュアルシェイプ(style D)』バーチカルブラインド。納品事例と製品の特長解説。

2023年01月14日

トーソー デュアルシェイプ style D スタイルD バーチカルブラインド 事例

デュアルシェイプ style D スタイルD

注文戸建て住宅のLDK窓に、個性的なルーバーデザインで知られるトーソー『デュアルシェイプ』バーチカルブラインドを「style D」仕様で納品させていただきました。

 

トーソー『デュアルシェイプ』の特徴と種類

レーザーカット加工で作りだした幾何学的フォルムのルーバーが重なり方によって独特の陰影とコントラストを生み出す、トーソー『デュアルシェイプ』は、一般的なバーチカルブラインドのルーバー幅に近い96mm幅ルーバーからなる「style A」・「style B」と、広幅130mm幅ルーバーからなる「style C」・「style D」4種類のルーバーデザインを展開している人気製品です。

直線的なルーバーのバーチカルブラインドでは得ることのできない洗練されたアートなザインは商業施設などで採用されることが多いですが、最近では上質で個性的な空間演出を目指す一般住宅での採用事例が増えて参りました。

こちらの製品は窓をルーバーで覆う様に壁面付カーテンボックス付けで使用されることが推奨されますが、一般住宅においては窓枠内付ですっきり納めたいというご要望が多いため、特に幅広130mmルーバーの「style C」「style D」をご提案する際は、後述する様な窓状況に応じた注意点をご説明させていただいたうえで詳細を決めることになります。

 

 

デュアルシェイプ・「style D(スタイルD)」
ご採用における注意点。

デュアルシェイプ style D スタイルD  ブログ

トーソー デュアルシェイプ style D リビング

こちらは、デュアルシェイプ・style D」 納品後の様子です。

 

『デュアルシェイプ』に対応するルーバーは採光、遮光を含めて3シ リーズ・75色のご用意がありますが、今回の採用色は、室内の構成色と最も相性の良い「コルト」収録のアッシュグレーです。

 

 

デュアルシェイプ style D スタイルD イメージ

左右180度回転するルーバーの調光により、デュアルシェイプの魅力であるデザイン美と陰影の変化を楽しむことができます。

「style D」の場合は130mm幅(※回転半径:65mm)ルーバーのため、一般的な有効奥行きが150mm程度あるカーテンボックスでは採用可能ですが、これを有効奥行き100mmに満たない窓枠内に設置しようとなると、ルーバー調光の際に生地の手前側が窓枠から突き出すことになるため、採用にあたっては窓前方に障害物がないことを確認する必要があります。

 

今回「style D」を設置した全ての窓枠内の有効奥行きは僅かD:57mm、窓の手前に障害物となる階段が存在する窓にいたっては、窓枠外から階段までのクリアランスがD:93mmしかないという厳しい状況でした。
(※参考までに「style D」の専用レールを窓枠内に納めるためにはD:90mm以上の有効奥行きの確保が必要です。)

 

D:57mm + D:93 = 150mmのエリア内に130mm幅の「style D」を設置しようとする場合、レール本体の中心を窓枠内にビス固定することができないため、今回は適切な取付補助金具を併用することでレール本体と「style D」を無事に設置することができました。

 

トーソー デュアルシェイプ 階段 事例

階段側に「style D」が採用できたため、LDKの4窓全てを同じスタイルでまとめることができました。

どうしてもルーバー幅:130mmの「style D」を設置できない場合は、96mm幅の「style A」、「style B」や、80~100mm幅の直線ルーバーで再検討しなければいけない状況でしたので無事に納められて何よりでした。

 

 

デュアルシェイプ・「style D」を
窓枠内に設置する場合の注意点。

 

 

 

最後にご紹介するのが、デュアルシェイプ・「style D」を窓枠内に設置する場合の注意点についてです。

これは同じ130mm幅である「style C」にも言えることですが、一般的な直線スラット(80mm・100mm)となる「コード&バトンタイプ」あるいは「バトンタイプ」の操作仕様では、生地端部が操作側でレール端部より-15mm、反操作側で0~-2mm程度狭くなっているので窓枠内の設置も問題ありませんが、対して、「style C」と「style D」のデザイン端部は、操作側でレール端部より+7~10mm程度、反操作側で+23~+25mm程度広くなる構造になっているため、その特徴を理解したうえで製品幅と操作仕様を決める必要があります。

 

こちらは当社展示品の「style C」を使っての説明となりますが、窓を覆うような壁面付けであれば問題になりませんが、両端に窓枠という障害物が存在する窓枠内付や側面の壁に接したカーテンボックス付けを検討する際はルーバー凸部が窓枠や壁に干渉するため、それに対しての注意が必要となります)。

 

メーカーのカタログでは『デュアルシェイプ』を採用した場合の図説を載せていないため周知されにくのですが、ルーバー幅130mmの「style C」と「style D」には付属の80mm直線ルーバーが同梱されており、窓枠内付等で回転操作に障害がある場合は両端のルーバーを入替えられるようになっています。

しかしそれでは製品両端部が醸し出すデザイン美が損なわれてしまうため、窓枠内に設置する場合はこの特性を考慮して、回転操作の支障のない製品幅で(小さく)作るか、操作仕様の工夫で対処するかのいずれかを考えることが多いようです。

 

 

窓枠内設置に配慮した「操作仕様」の検討

今回、デュアルシェイプ「style D」でご採用いただいた操作仕様は、片開き操作とコード&バトンタイプの組合せです

 

お客様は当初、片側バトン仕様でご検討されていましたが、反操作側のルーバーが固定化されてしまうと「style D」の調光操作に支障が出てしまうため、左右の開閉と干渉部分の微調整が可能な「右操作右寄せ」と「左操作左寄せ」のコード&バトンタイプをご提案させていただきました。

使用頻度の高いバトンの長さは推奨の60cmとしましたが、補助的に使用するコード操作はウエイトを含み50cmのコンパクトサイズで製作いたしました。

 

トーソー デュアルシェイプ style D スタイルD  取扱店

以上、本日はトーソー『デュアルシェイプ』バーチカルブラインド・「style D」の納品事例を、デザイン美と機能性を踏まえたご提案を交えてご紹介させていただきました。

 

 ミツワインテリア

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

ミツワインテリア:
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***関連情報***

デュアルシェイプ styleC スタイルC 事例

デュアルシェイプ style A スタイルA 事例

『デュアルシェイプ』の「style C」「style A」を採用しただいた納品事例。

https://mitsuwa-i.com/blog/2019/10/18

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ノーマン「ハニカムスクリーン」の用途別採用事例。シングルスクリーン、ツインスクリーンの特徴について。

2022年12月05日

ノーマン ハニカムスクリーン シングルスクリーン 事例          

こちらは当社が平素お世話になっております設計事務所様が手掛けたマンション・リノベーションでのハニカムスクリーン納品事例です。

 

LDの大開口窓には採光タイプのシングルスクリーンを、遮光とプライバシー調整が必要な寝室の窓辺にはツインスクリーンをご提案させていただきました。

 

 

採光・シングルスクリーンで日照調整と断熱対策。

 

陽当たりの良い南面のLDの窓は7m超の大開口で、中央の3枚ガラスがFIX、両端が換気窓になっておりましたので、製品は各窓の方立ごとに分けて5分割のループコード操作で納めることになりました。

こちらの窓でご採用いただいた製品は、ノーマンのハニカムスクリーンより、断熱性の高い62mmダブルセルの採光スクリーンです。

 

ノーマン ハニカムスクリーン シングルスクリーン 西日

ご覧の様に窓から眺める自然の眺望が素晴らしく、プライバシーの確保も保たれているためレース無しのシングルスクリーンで納めていますが、スクリーンの昇降により日照調整と断熱調整を自在にコントロールすることができます。

 

ノーマン ハニカムスクリーン ツインスクリーン 遮光 シースルー 事例

続いて、マンション棟側に面した寝室は、遮光セルとプライバシー調整を考慮したシースルーを組合わせたツインスクリーンを2分割で納めています。

 

製品仕様と生地の組合せは、断熱性の高い62mmダブルセルの遮光スクリーンと、62mmシングルセルのシースルーです。

 

寝室に遮光とシースルーのツインスクリーンを採用いただく際の注意点として、金属質の遮光セル自体は100%の遮光が得られますが、シースルーセルは生地の特性により畳み代から光漏れが生じやすいことを事前に説明させていただいています。

 

ノーマン ハニカムスクリーン サイド断熱フレーム

参考までに、ノーマン「ハニカムスクリーン」の場合、ブラック色のシースルーも展開しておりますのでこちらをご採用いただれればシースルー畳み込み時の遮光性を多少改善させることができます。

 

ノーマン ハニカムスクリーン サイド断熱フレーム 遮光性

また、製品両端からの光漏れを軽減させたい場合、窓枠にサイド断熱フレームを設置することで遮光性を高めることができます。
(※シースルーを必要としない曇りガラスの窓に、遮光セルのシングルスクリーンとサイド断熱フレームの組合せを併用いただくと、より高遮光・高断熱の窓環境となります。)

以上、本日はノーマン「ハニカムスクリーン」のシングルスクリーン(採光)と、ツインスクリーン(遮光+シースルー)の納品事例をご紹介させていただきました。

 


 

ハニカムスクリーン ハニカムシェード 専門店 取扱店 東京 神奈川

当社では、ノーマン、ハンターダグラス、ルーセントホーム、ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、セイキ総業のハニカムスクリーンを、電動製品を含めて30点以上の展示品でご案内しております。

メーカーごとの製品比較だけでなく、遮光・採光・シースルー・トップオープンなどの特性、操作性の違いをじっくりご相談いただくことができます。

各種展示品の多くは現地お打合せ時にお持ちすることもできますので詳細はお気軽にご相談ください。

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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川島織物セルコンの「モリスデザインスタジオ」。『ザ・ブルック』、『スネークヘッド』、『ラークスパア』の新作展示品を入荷。

2022年12月04日

川島織物セルコン  モリスデザインスタジオ 取扱店 販売店 価格

ミツワインテリアでは、川島織物セルコン「MORRIS DESIGN STUDIO」・2022年の新作3作品を丈240cmの縫製品でご用意いたしました。

川島織物セルコンが2000年から20年に渡り定期リリースしている「モリスデザインスタジオ」も、現在では全36作品(70点)の現行コレクションを持つまでに成長しており、当社でもその全ての作品を縫製展示品でご用意しております。

 

「モリスデザインスタジオ」とは。

「モリスデザインスタジオ」とは、ウィリアム モリスのデザインを現代に引き継いだサンダーソン(Sanderson)社(現サンダーソンデザイングループ社)のライセンスのもと、川島織物セルコンが織物だから表現できる圧倒的な色彩の豊かさと立体感を追求し、糸の染色、配色、織設計等の試行錯誤を経て作られたコレクションです。

工芸作品のような織りの緻密さと温もりは、100年以上経った今でも多くの人の心を捉え愛され続けているモリス作品の根底に流れる想いに合致しており、これがロングセラーとして支持され続けている大きな要因となっています。

 

川島織物セルコン  モリスデザインスタジオ ザ・ブルック スネークヘッド ラークスパー 価格 割引

そして今回新たなコレクションに加わったのが『The Brook(ザ・ブルック)』『Snakes Head(スネークヘッド)』『Larkspur(ラークスパー)』の3作品(6配色)です。

 

新作コレクションでも、Morris ならではの大胆な柄に加え、従来の多色感を用いてクラシカルで大らかな雰囲気を表現していますが、その開発コンセプトと作品紹介をメーカーのメイキング動画でご覧いただく事もできますので、ご興味ございましたらこちらも併せて視聴ください。

 


 

作品紹介


『The Brook(ザ・ブルック)』

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5901  MM5902 価格 割引

最初にご紹介する『The Brook (ザ・ブルック)』は、ジョン・ヘンリー・ダールの「Brook(小川)」や「Holy Grail(聖杯物語)」のタペストリーからインスピレーションを得た描いたデザインで、MM5901(ベージュ)とMM5902(ダークブルー)の2配色展開をご用意しています。

 

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5901 

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5902

上の2枚の画像では右側がオリジナルのプリント柄で、左が川島織物セルコンの織物となります。

小川が流れる森に4種の木々と草を食む鹿の親子を配置した印象的なデザインは、モリス・スタジオのアリソン・ギーによるオリジナルプリントを日本の住宅サイズに合うダウンスケールの織り表現で見事に再現しています。

中世のタペストリーならではの特徴であった瑞々しさと美しいディテールを風通織ゴブラン調にアレンジした織のミックスで表現している点が「モリスデザインスタジオ」で手掛けるこの作品の魅力となっています。

 


 

『Snakes Head (スネークヘッド)』

川島織物セルコン Snakes Head スネークヘッド MM5903  MM5904 価格 割引

次にご紹介する『Snakes Head (スネークヘッド)』は、1876年にウィリアム・モリスがデザインした作品で、オリジナルはコットン(綿)地にブロックプリントで作られたファブリックです。

1875年から1877年にかけてモリスは、インドのチンツ(更紗)に代表されるテキスタイルの色や模様の影響を受けて、そのパターンを研究しました。

『スネークヘッド(蛇の頭)』と呼ばれる釣鐘状にモチーフされた「フリチラリア(小判百合)」の花を描いたこの作品では、格調高いモチーフを特徴づける豊かな色づかいを見事に調和してモリスの世界観を表しています。

 

川島織物セルコン ウィリアム・モリス スネークヘッド MM5903

川島織物セルコン ウィリアム・モリス スネークヘッド MM5904

上の2枚の画像では右側がオリジナルのプリント柄で、左が川島織物セルコンの織物となります。

「モリスデザインコレクション」では、スネークヘッドのクラシック柄をオリジナルより若干小さく表現しています。

カラーはMM5903(グレイ)とMM5904(ブルーグリーン)の2配色展開をご用意していますので、是非オリジナルと比較してご覧いただければと思います。

また意匠糸でナチュラル感を加えることにより、シャープな輪郭線としっかりとした色調が印象的なオリジナルの重厚さをおさえて、クラシック感の中にもモダンを感じられる風合いに仕上げています。

 


 

『Larkspur (ラークスパア)』

 

川島織物セルコン Larkspur  ラークスパア MM5905 MM5906 価格 割引

最後にご紹介するのが、前作で遮光生地として加わった『Willowbough BL』に続く遮光として注目される『Larkspur (ラークスパア)』です。

ラークスパアは繊細な花々が渦を巻く葉の間で漂う様に表現されている流麗な人気柄ですでに2つのパターンが紹介されていますが今回これに遮光版が加わりました。

遮光版では意匠糸によりナチュラル感を出し柄をレリーフの様に浮き立たせていてます。

 

川島織物セルコン ウィリアムモリス Larkspur  ラークスパア MM5905 MM5906

MM5905(ベージュ)とMM5906(ライトグリーン)の2配色は控えめな表現と明るめの配色で、ナチュラル感のあるエレガントな雰囲気に仕上げられています。

 


 

以上本日は、川島織物セルコン「MORRIS DESIGN STUDIO」・2022年の新作3作品を実際の展示品とオリジナル生地との比較を踏まえてご紹介させていただきました。

 

ミツワインテリアでは川島織物セルコンが2000年から20年に渡り定期リリースしている「モリスデザインスタジオ」、全36作品(70点)の現行コレクションを大型縫製サンプルでご用意しております。

縫製展示品は店内でご覧いただくだけでなく、お打合せ時に現地へお持ちして実際の窓辺でご確認いただける商談用サンプルとしても活用しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

 

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ノーマン『SmartDrape Shades(スマートドレープシェード)』のカーテンボックス付け事例と採用上の注意点。

2022年11月23日

ノーマン SmartDrape Shades スマートドレープシェード 事例

本日は、NORMAN(ノーマン)の人気商品『SmartDrape Shades(スマートドレープシェード)』をカーテンボックス付で納めた施工事例をご紹介させていただきます。 

 

 

NORMAN(ノーマン)
『スマートドレープシェード』の特徴と採用にあたっての注意点

ノーマンの⇒『スマートドレープシェード』は、シースルーと不透明生地の特徴を併せ持つ独自のU型シェード専用バトンを使用して自由度の高いシェードの開閉と調光ができる高機能性バーチカルブラインドとして国際的な評価を得ています。

連結懸架されたU型シェードは一般的なバーチカルブラインドには必須のボトムウエイトとコードを排した機構になっているためり、風にあおられても柔らかい動きで元の位置に収まり、シェードを閉じた状態でもバルコニーなどにウォークスルーすることが可能です。

 

今回は、製品サイズ:W2820mm ☓H2590mmのスマートドレープシェードを奥行き230mmのカーテンボックス内に取付けました。

 

 

ご採用いただいた製品仕様は、シングルスタイル・片バト操作(右寄せ)です。

スマートドレープシェード単体の最大製作幅はW2400mmのコンパクト形状ですが、ヘッドレール連結機構を使うことで最大7.2m、連窓スタイルで最大14.4mの大開口窓に対応します。

これまで長尺製品の課題だった、「輸送コストの問題、レールがマンションのエレベーターに入らない、廊下から玄関内に搬入できない、玄関から室内に搬入できない」等の運送搬入に関する課題を解決する機能性が評価され「グッドデザイン賞」(2020年)を受賞しています。

 

ノーマン スマートドレープシェード カーテンボックス付け

続いて採用にあたっての注意点がこちら。

スマートドレープシェードは「壁面付」、「天付」、「カーテンボックス」付けの全てに対応しますが、設置に必要な製品クリアランス(奥行き)が210mm以上必要となりますので、その点を注意して検討されると良いでしょう。

今回の事例ではカーテンボックスの奥行きが230mmと十分に確保されていましたが、一般的なカーテンボックス(奥行き:15cm程度)で検討される場合はボックスの前垂れがシェードに干渉しますので注意が必要です(※ボックスの前垂れが44mmを超える場合はスペーサーの併用が必須)。

 

ノーマン SmartDrape Shades スマートドレープシェード パシフィック

 

 

今回ご採用のカラーは、インテリアの色調と調和する採光生地・『パシフィック』のプラチナ(F1347)と部品色・アイボリーの組合せで、温かみのある柔らかな窓辺を演出しています。
(※プラチナ色は2022年12月末に廃色となりまりました。)

 

ノーマン スマートドレープシェード パシフィック 見え方

ノーマン スマートドレープシェード 閉じた時

最後に採光&調光の様子です。

カーテン、レースの表情を併せ持つ柔らかなU型シェードの表情と自由度の高い調光が魅力のスマートドレープシェード

 

ノーマン ハニカムスクリーン バンブー 事例

ダイニング側にコーディネートしたツインタイプのハニカムスクリーンとの相性も良く、美しい窓辺が完成しました。

 

ノーマン スマートドレープシェード 取扱店 販売店 東京 神奈川

当社ではノーマン『スマートドレープシェード』を始め、以下にあげる他社の代表的なバーチカルシェードや縦型ブラインドを展示品でご用意しています。

①  ノーマン: 『スマートドレープシェード』

②  WIS: バーチカルシェード『Suave(スアベ)』

③  ニチベイ: バーチカルブラインド『アルペジオ』
センターレーススタイル(手動、電動)、バックレーススタイル、モアラップスタイル

タチカワブラインド: バーチカルブラインド『ラインドレープ』
ペア アンサンブルスタイル(手動、電動)、シングルスタイル

トーソー: バーチカルブラインド『デュアルシェイプ』

クリエーションバウマン: バーチカルブラインド(127mm)

 

また、スマートドレープシェードに関しては現地商談用・小型現物サンプルのご用意もございますので、窓環境に応じたより具体的な納めご提案も可能です。

スマートドレープシェード プレーン 展示品 現地打ち合わせ

スマートドレープシェード L字 コーナー窓 展示

採光生地は、防炎生地の『プレーン』をF1321(ホワイト)とF1329(ライトグレー)の2配色をご用意して、コーナー窓での提案にも対応しています。

 

 

スマートドレープシェード 遮光 ストライプ 取扱店 価格

スマートドレープシェード 遮光 展示品 現地打ち合わせ

遮光生地は、防炎生地の『ストライプ』をF1351(ソフトホワイト)とF1353(オリーブアッシュ)の2配色をご用意して、窓辺の遮光性の確認をいただけます。

 

縦型製品を幅広く製品を見比べて検討されたいお客様は是非ご来店ください。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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関連情報

ノーマン スマートドレープシェード 壁面付 事例

スマートドレープシェード マンション L字 コーナー窓 事例

ノーマン スマートドレープシェード マンション 天井付 事例

今回はノーマン『スマートドレープシェード』の特注カーテンボックス(D230mm)での施工事例をご紹介いたしましたが、壁面付天付連窓スタイルの施工事例をご覧いただきたい場合は、以下の事例も併せてご覧ください。
https://mitsuwa-i.com/blog/2022/04/25

 

  • 「スマートドレープシェード」・「スアベ」・「エアレ」
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調光ロールスクリーン『FUGA』。手動カバーレスモデルご採用事例。

2022年11月18日

FUGA  調光ロールスクリーン カバーレスモデル

カーテンボックス 調光ロールスクリーン 事例

こちらは、調光ロールスクリーンFUGA・手動カバーレスモデルの納品事例です。

夜間に使用する収納式障子の手前には有効奥行き127mm、深さ100mmのスクリーンボックスが設計されており、これまでは午後の西日対策と日中のプライバシー対策として一般的なロールスクリーンを使用されていましたが、やはりシースルー機能、調光機能のないロールスクリーンは使いにくいとのことで当社にご来店いただき数ある調光ロールスクリーンの中からFUGAの手動カバーレスモデルをご採用いただくことになりました。

 

FUGA・手動カバーレスモデルについて

FUGA カバレーレスモデル ラージ スモール

FUGA・手動カバーレスモデルは、深さのあるカーテンボックスやブラインドボックス、スクリーンボックスへの設置を想定して作られた製品仕様で、製品サイズに応じてスモールラージ、2種類のヘッドレールをご用意しています。

 

FUGA カバレーレスモデル スモール 展示 取扱店

スモールヘッドレールは、製品サイズ:W2000mm以内☓H2400mm以内に対応するヘッドレール仕様です。
理由は、製品幅W2000mmを超える場合に生地荷重により巻取りパイプがしなる(※生地が歪む)可能性があることと、製品高H2400mmを超える場合に巻き上げたスクリーンの巻き径がヘッドレールと巻取りパイプの収納クリアランス内に納まりきらない可能性があるためです。

 

FUGA カバレーレスモデル ラージ 展示 取扱店

今回は大きい方の製品サイズがW2585mm ☓ H2490mmとスモールヘッドレールの規格外となったため、ラージヘッドレールを採用しています。

 

いずれの場合もカバーレスモデル採用の場合は深さ100mm以上奥行き120mm以上あるボックスでご採用いただくことですっきりとした収納性と無理のない取付が可能です。
(※ボックス付の際は、上図の様にブラケットのプッシュタブ側を通常とは逆の室内側に向けて取付けることで奥行き120mm以下のボックスに取付けられる場合があります。)

 

カバーレスモデル(※ラージ) 設置後の様子

ここからは設置後の様子です。

スクリーンを引き上げた状態では深さ100mmのボックス内が収納され製品は目立ちません。

 

調光ロールスクリーン ベージュ 事例

続いて、午後の西日対策時に行う日射調整のイメージ。

この状態での使用感は一般的なロールスクリーンと同じですが、スラット同士が僅かに重なり合う調光ロールスクリーン特有の陰影表現が意匠面での特長となっています。

 

FUGA 調光ロールスクリーン PLAIN フレーン SB-03 ベージュ 事例

 

そしてスクリーンを完全に引き降ろした状態から始まる手前側90度の調光モードです。

調光ロールスクリーンの場合、横型ブラインドの様に昇降途中を含めて自在にスラットの角度を前後に変えることはできませんが、適度な日照調整、プライバシー調整を行いながら屋外の景色を楽しめる点と、前後のシースルー機能により紫外線の侵入を70%以上カットできる点が長所となります(※スラット全閉時は99%以上)。

またロールスクリーンの様に視界を完全に遮ることがないため室内の閉塞感を緩和する効果も得られます。

今回ご採用の生地は、「PLAIN(プレーン)」収録のSB-03(ベージュ)で、室内を構成するカラーと調和するカラーを選びました(※ボトムレールカラーも特注のベージュでまとめています)。

 

FUGA  調光ロールスクリーン 途中で調光

最後にFUGA独自の機能として評価されているスラット全開状態でスクリーンを引き上げる調整です。

今回の事例では、お客様が庭の景色をダイレクトに楽しみながら上空の調光と適度なプライバシーの確保を必要とされていたため、様々な製品を比較いただいた結果FUGA・手動カバーレスモデルのご採用となりました。

 


 

ミツワインテリアでは、ハンターダグラス『シルエットシェード』をはじめ、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『ラクーシュ』、WIS『FUGA(フーガ)』など、国内で販売されている、調光ロールスクリーン(複層構造タイプ)の展示品を電動製品を含め大小15点以上取り揃えております。

ご来店が難しいお客様におかれましても展示品を現地にお持ちしたご提案に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

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