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オーダーカーペット(置き敷き施工)

フローリングを傷めず、お部屋にピッタリと納める『置き敷きオーダーカーペット』の醍醐味

マンションの居室に代表される『変形間取り』のお部屋の場合、「正方形」や「長方形」など、規格サイズのカーペットでは、居室の隅々までピッタリと置き敷きができませんが、当社の長年の経験に基づく特殊ノウハウと技術を駆使した「オーダーカーペット施工法」なら、特殊な間取りのお部屋に合わせた形状での施工が可能です。

歪みのある壁面や、複雑で変形サイズのお部屋の場合でも、経験豊富な施工職人の丁寧な現地作業により対応します。

オーバーロック加工現場フィット施工といった施工技術を駆使して、フローリングを傷めない「置敷きのオーダーカーペット」を納品することが可能です。

熟練の技術と提案力が好評
『オーダーカーペット』出張対応
(採寸・搬入・敷込み)のご案内

『オーダーカーペット』出張採寸・施工対応エリアについて

最小施工面積:10帖(約16.5㎡)以上から出張採寸施工をお承りいたします。

専門スタッフによる難易度の高い工事受注環境のため、2023年 3月末までの工事予約は混みあっております。

恐れ入りますが、工事についての詳細はお電話または「お問い合わせフォーム」よりご相談下さい。
お引越し前など、希望する納品工事日程が決まっている場合はスケジュールの調整が必要となりますので、なるべくお早めにご相談をよろしくお願いいたします。 

  • 「壁紙」等、他のリフォームとの同時施行や「オーダーカーテン」等との同時ご発注の場合は、基本面積以下でもお承り可能です。
  • 「支給材」での施工並びに「採寸」のみの直送販売はご遠慮させていただいております。

『オーダーカーペット』で
マンション・インテリアの
美しさと快適性を高める

THE NIKKEI MAGAZINE(日経マガジン)』の「hint of HOUSING」のコーナーで当社が行ったインテリアリフォームの施工例が紹介されたこちらの物件では、ウール素材の『遮カーペット』を使用した置敷き施工が採用されています。

歩行性や遮音性に優れたカーペットは、お客様が飼われていた小型犬の「股関節炎の予防」やフローリングを保護する「傷対策」などにも効果がありました。もちろん、インテリアとしての演出効果も抜群です。


機能性『オーダーカーペット』の
優れた魅力

以下のようなお悩みも解消いたします!

  1. 子供が走り回るため、下の階からの苦情が絶えない。
  2. 賃貸住宅や賃貸オフィスの床をできるだけ傷つけたくない。
  3. 冷え性なので冷えたフローリングでは冬場がつらい。
  4. お子様やご老人の転倒時、身体への衝撃を緩和させたい。
  5. ペットの爪によるフロア予防から、股関節炎予防まで対策したい。
① 子供が走り回るため、下の階からの苦情が絶えない。

遮音カーペットや遮音対策の副資材を併用することで大きく改善されます。
希望される遮音の程度によって具体的な製品をご案内させていただいております。

③ 冷え性なので冷えたフローリングでは冬場がつらい。

賃貸物件の既存フロアの保護も、ボンドや粘着テープなどを使用しない特殊施工で仕上げることにより、フロアを保護しながらオーダーカーペットをお楽しみいただくことができます。

また、住宅での「冷え症対策」は、足元を暖かくすることで改善されます。「床暖房対応」カーペットもございますので、床暖房との併用も可能です。

⑤ ペットの爪によるフロア予防から、股関節炎予防まで対策したい。

毛足10mm前後のカーペットでも、転倒や落下物によるフロアの衝撃を大幅に緩和します。

また、適度なクッション効果のあるカーペットはペットの股関節炎の予防に非常に有効です。さらに、フローリング面を覆うカーペットはフロア保護効果が高いため、「フロアコーティング」の替わりとして採用されることもしばしばです。

満足度の高い優れた効果を実感!

カーペット納品後の感想

カーペットに寝転んだときの心地良さは人間も動物も一緒のようです。

「床座」の生活に慣れ親しんできたものにとって、足触りの良いカーペットを敷いて足を伸ばしリラックスしたい衝動に駆られる時があります。

カーペットは、フロアの遮音対策、保温対策はもちろん、賃貸住宅やオフィスの床を保護する効果もあり機能性の高いインテリアアイテムです。

カーペット寝転んでハイ、ポーズ
動画で見る
「歩行性と傷防止対策」としての
カーペットの機能

『オーダーカーペット』で
置き敷きオーダーカーペット
採寸時の注意点

ご注文の前にご確認ください
扉にはカーペットが通るだけの
隙間が空いていますか?

変形間取りでの『オーダーカーペット施工』をご希望されるお客様に事前確認のお願いがございます。採用を考えられている居室と、その周辺の状況をご覧いただき、以下の2点のチェックポイントをご確認くださいませ。

1点目は、オーダーカーペットの搬入先となるお部屋までに長尺で巻かれたカーペットが搬入できる経路が確保されているかの確認となります。エレベーターや階段、曲がり廊下などでは、カーペットをある程度曲げて搬入する必要があります。

2点目は、問題なく室内に搬入された場合、施工予定の居室内に関わる「室内ドア」や「クローゼットドア」下の隙間が、床(フロア)から最低でも10mm以上空いているかどうかをご確認ください。

  • この10mmという数字は、カーペットで最も薄い毛足の商品がドアの隙間を問題なく通過するために必要な最低寸法となります。
  • 毛足が長めのウールカーペットなどをご採用の場合は12~15mmのクリアランスが必要ですのでご注意ください

選定したカーペットが通過できる「ドア下の隙間」があるかの確認は必須です。
サンプルを持参して採寸時に確認いたします。

Q&Aよくあるご質問

室内ドアと床の隙間が10mm以下の場合はカーペットを敷くことはできませんか?

ドア下の仕上げに「金属やガラス」の干渉がない「木製」の室内ドアでしたら、ドア下をノコギリ、カンナでカットすることは可能ですが、最低でも10mm以上の隙間は、最も薄型のカーペットを採用される場合でも必要な隙間となります。

ただし、遮音性の高いカーペットや、多少毛足の長いウールやナイロン繊維等のカーペットをご希望の場合は、採用されるカーペットの厚みを考慮したクリアランスの確保が必要となります。

必要なクリアランスが確保されていない場合でも木製ドアであれば5~10mm程度ドア下を削る事によって、カーペットを敷くことも可能です。

工事費はドアクローザーの有無や、脱着難易度によっても異なりますので別途お見積もりとなります。 

折戸タイプのクローゼットドアは木製ですが、ドアカットは可能ですか?

下の写真例の様に、フロア側に軸受けのレールがある「折戸タイプ」のクローゼットドアの場合は、木製であっても下部を切断すると、スライドレールの軸受けの固定溝浅くなり、ドアが外れる原因となりますので、残念ながら折戸の開閉エリアにカーペットを敷けない場合が多いです。

室内側に「内開きタイプの折戸」があるクローゼットドアの場合は重要なチェックポイントがございます。 

折戸タイプの内開きクローゼットドアは、ドア下のカット調整が出来ませんので、カーペットが引っ掛からないドア下スペースが必要です。

カーペットが通過できるだけの隙間(最低10mm~)が確保されていなければ施工が不可となりますのでご注意ください。


当社施工事例に見る
『オーダーカーペット』の施工解説

フローリングを傷付けない特殊「置き敷き」施工でカーペットの柔らかい足触りと遮音性を向上させます。
変形間取りにも『オーバーロック加工』と『現場フィット施工』でジャストサイズ!
フローリングを傷から保護します。

出入り口周辺は『オーバーロック加工』で仕上げる

オーバーロック加工とは?

オーバーロック加工は、オーダーカーペットの加工技術において、指定されたカーペットの周囲を同系色の毛糸で縁取ることで、出入り口部分のほつれを予防する仕上げ方となります。

下の写真は、変形加工精度に国内最高レベルと定評のあるメーカー工場にご提供いただいた組立サイズ30cm角のオーバーロック試作品です。

単純な垂直・水平のみで構成され、正確な間取りの居室であれば、施工例のように、全周オーバーロックで加工することも可能ですが、出入り口以外の壁面は、壁面の歪みなどを考慮して、オーバーロックとせず、現地施工で壁面にピッタリと寄せて仕上げるケースが多いです。

納め方の詳細は、現地を拝見してからお打ち合わせのうえ決めさせていただき、出入り口やドア廻りの変形箇所にも対応いたします。

『オーバーロック加工』
基礎技術編

単純2枚引戸で採用される、段差解消オーバーロックカバーの応用納品例

オフィスのワークスペースを区分する『居室の境界部分』での応用事例

STEP

賃貸マンションをオフィス住居として使用する目的で仕上げられた、居室別オーダーカーペット施工事例では、入口から入って「リビング」エリアをグリーン系のウールカーペット、プライベートエリアの居室側を、色違い・ブラウン系のウールカーペットで貼り分けました。

STEP

素材には快適性と、適度な耐久性のあるウール・カーペットをご採用いただきました。

2つの居室ドアの境界部分を採寸している様子です。

STEP

使用目的に応じてカーペットを張り分けた自宅兼オフィス。
賃貸マンションのフロアの保護、遮音性の向上、柔らかな質感、冬場の足元の冷えなどのニーズが解決されました。

『現場フィット施工』
当社オリジナル施工法

当社が推奨しているお客様満足度の高いオーダーカーペット施工法

現場フィット施工とは、大きなリビング・ダイニングや廊下続きのお部屋に人気の熟練の施工可能方法です。

出入り口に採用されるほつれ止めのオーバーロック加工と併用して壁際に現場フィット施工を行うことにより、より美しくオーダーカーペットを敷き詰めることが可能です。
また、ジョイント面と壁面外周に粘着の無い特殊吸盤(吸着)テープを貼ることにより、フローリングを傷めずにカーペットのめくれやズレを効果的に抑えることができます。

※下のタブを切り替えてご覧ください。

『現場フィット施工』による施工事例①
オーダーカーペット施工・ドア周辺の収め方の一例

場合によっては、変形加工のできない部屋と部屋の境界部分にはフローリングを一切傷つけない片面吸着性のテープで固定します。

ジョイントは部屋の境界に見切材がないときにご利用いただきます(見切材がある場合は、その手前でオーバーロック加工をして仕上げます)。

オーバーロック加工と併用して、壁際までカーペットの縁がフィットする現場施工を取り入れることにより、複雑な変形間取りにも対応するオーダーカーペットを納品することが可能となりました。

現地加工は、カーペットの裏地がカットによってほつれない構造のタフテッドカーペットや不織布またはフェルトバックの場合に採用可能です。高級絨毯(じゅうたん)は、織の特徴から言ってほつれ易いためオーバーロック加工が推奨となります。

当社オリジナル『見切材』の
併用施工事例(特別編)

当社が推奨しているお客様満足度の高いオーダーカーペット施工法

「オーバーロック加工」などの縁かがり加工以外にも、当社おすすめのオーダーカーペットの特殊「見切り仕上げ工法」を、オプションレパートリーとしてご用意しております。

車の高品質ワイパーゴムを改良して、特許取得されております専用副資材によるこの「縁かがり」加工は、土足で歩行される様な商業施設のエントランスやオフィスなどの耐久性が求めらける部位での縁かがりの発展形として使用されることがあります。

また、カーペットの縁かがりで納める「オーバーロック加工」では、カーペットの厚みが増してドアの開閉に支障がある場合、こちらの見切材を使用すると、開閉がスムースに行える場合もございます。この工法は、縁かがり必要部分に別途材工実費がかかるオプション加工商品ですが、オートクチュールの仕上がりのオーダーカーペットをご希望の場合はご相談くださいませ。

オプション『見切り材』を使った当社施工事例

「収納クローゼットドア」エリアの納めでは「見切材」を使用してドアの開閉時の干渉を抑えます。


『置き敷きカーペット』で
採用される素材と
参考施工価格帯の目安

当社が推奨する「カーペットの素材」とその特徴について

当社が推奨している住宅用『置き敷きカーペット』の素材と価格帯の目安を、以下3種類の価格帯でご紹介いたします。

なお、10帖を超える居室など、1枚のカーペットではまかなえないジョイント施工が必要となる『置き敷き施工』の場合は、中価格帯以上の「寸法安定性」の高いカーペットに限り施工対応品とさせていただいております。

具体的な推奨素材といたしましては、靴を脱いで生活する日本式のインテリアシーンでは、耐久性だけでなく、天然繊維の優れた、調湿性、遮音性(優れたクッション性と、弾性回復力が強いことによる長期性能維持性)、保温性などの長所に富んだウールカーペット、または強固な耐磨耗性を求められる「オフィス」などで推奨のナイロンカーペットを推奨商材とさせていただいております。

価格帯
(低)8,000円/㎡前後〜
(中)12,000円/㎡前後〜
(高)15,000円/㎡前後〜
ウール(羊毛)の特徴

ウール(羊毛100%)』繊維は、自然素材特有の親水性に優れ、化学繊維と比較して優れた調湿作用があることで、フロア材に限らず、様々な生活シーンで親しまれています。

特徴として、冬暖かく、夏場はサラリとした爽やかな足触りが心地よく感じられ、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し再放出させない働き(自浄作用)があることでもウール繊維は高い評価を得ています。この様に、保温性が良く、弾力性に富み、暖かく足触りが良く、燃えにくい、染色性が良いなど、ウール繊維は、カーペット繊維の中で最も人気の高い代表な素材となっています。現在では、防ダニ加工など、ウール繊維の動物性繊維の特質に対応するための防虫加工は製造上の加工に指定されています。

ウール素材のカーペットの中には、カーペット裏面の基布に「床暖房対応」の素材が使われている製品もあります。

ナイロンの特徴

カーペットの素材の中で最も耐久性・耐磨耗性に優れているナイロンのカーペットは、強くて軽い、薬品や油・カビや虫害を受けないなどの機能性によりオフィスやホテルのロビーなど、人の行き来の多い場所に推奨されで使われています。丈夫なナイロンのフィラメント(極細で他の繊維よりも長いの1本糸)をループ状に撚り合せて加工したループタイプのカーペットは切れにくく摩擦に強いため、キャスター付の椅子などを多用する「オフィス」や「書斎」などでのご採用実績が多い製品です。

また、『カットタイプ』の中には、毛足が柔らかい繊維もあり、カラーバリエーションの豊富な商品については子供部屋などでも好んで採用されています。


その他の当社施工レパートリー遮音等級LL-30以下を目指す
「遮音カーペット」の特殊対策

『遮音カーペット』の特殊施工で
集合住宅の「音のトラブル」を
予防・緩和する

『遮音カーペット』で笑顔を取り戻す

上述した遮音カーペットに加えて、特殊な遮音クッション材を併用することで、フローリングを傷めず遮音等級をLL30以下にグレードアップする、当社オリジナルの遮音工法が新聞の特集記事として採り上げられました。
これまでの長年に及ぶ、様々なお客様からのご要望を、当社の経験と、工法の改良を重ね、美しくありながら、高い床遮音性能を確保する施工法が完成し、社会的評価を得るに至りました。

これにより階下の住人の方からの音の苦情から解放されたケースが増えてくれることは、我々にとってもお客様貢献につながり嬉しい限りです。

「音の不安」を脱して、「家族がリラックスして団欒できる空間」へと変わっていただけるインテリア空間へのリニューアルを目指すスペシャル仕様の遮音カーペット施工をご紹介させていただきます。


その他の当社施工レパートリーカーペットで
『音響(遮音・吸音)』対策

音楽室などの
「音響対策」として期待できる、
吸音効果の高いカーペット

オーダーカーペットの「置敷き工法」は、戸建住宅の「地下音楽室」や、マンション「居室」における『音響対策』としても活躍しています。

とりわけ、気密性が高く外部への防音性に優れている「地下室」は、目的に応じた広い空間を設計しやすい面積的なメリットがある反面、高い天井や吹抜けなどを使った残響分散が利用できない環境になりがちですので、拡散する「反響音」を受け止めるフロアの「吸音対策」が効果的となります。

対策する面積は、ピアノを始めとする「楽器」や「声楽」など、レンジの広い音響を重視する音楽ジャンルの場合、反響のむらを抑えるためになるべく広範囲で行います。

また、バンド演奏やカラオケなど、アンプやスピーカーなどで音圧を増幅させる音楽環境においてもフロアの音響対策は重要ですが、低音系の音圧レベルが圧倒的となる演奏においては、壁や天井の振動にも対策が必要な場合があり、部屋全面を部位別の吸音素材で包むこともございます。

地下「音楽室」における「反響音・吸音」対策事例

本事例の様に、芸術性の高い西洋音楽としてのクラシックを意匠面にも作り込んでいるインテリアにおいては、「音響対策」と併せて意匠性に対するこだわりを求められることもあります。

お客様のご要望により、吸音効果の高いカーペットによるフロアの「吸音対策」と併せて、インテリアの更なるグレードアップを目指しました。海外の「音楽ホール」や「歌劇場」で使われる様な「レッドカーペット(赤絨毯)」を敷き詰めた本格的な音響対策事例です。


その他の当社施工レパートリーカーペットの
張り替え工事(リフォーム)

正統派施工『敷詰め工法』による
オーダーカーペットの醍醐味

これまでも本ページで解説してまいりました内容は、主に既存のフローリングを傷めずに、将来的に原状回復ができる、オーダーカーペットの「置敷き工法」の施工事例を、テクニカルな面も含めてご紹介してまいりましたが、ホテルの客室や、古いマンションの床仕上げなどは、本来、元々がカーペット敷きのフロア仕上げを想定して、「置敷き工法」とは根本的に異なる「グリッパー工法」という手法でカーペットの施工が行われています。

このグリッパー工法による敷詰め施工ですが、現在の様な遮音フローリングがなかった30年ほど前の一般のマンションのフロア仕上げは、カーペットの敷詰め工法によるフロアの仕上げが行われていました。

それだけ、カーペットによる床仕上げはフロアの遮音性が高い優れた工法なのです。また、最近では、フローリングの遮音性不足による音の苦情の問題もそうですが、適切なカーペットのお手入れが、むしろ室内のハウスダストの回流を軽減し、お子様のアレルギー性症候群の予防や、室内での花粉症の軽減などに貢献するといった、カーペットが本来持っている「ダストキャッチ機能」の有用性に着目され、情報認識のある方々を中心に積極的にカーペットの採用が行われております。


『カーペット』の
優れた特性を見直そう

『カーペット』はハウスダストをキャッチする高機能ゴミ箱

ところで、特に日本ではインテリア床材の主役として「フローリング」が普及する近年の時代経過の過程で、カーペットはダニの温床とかアレルギーを悪化させる原因として認識される、偏った情報が長期間報道され続けてきました。しかし世界的に、その様な意見が聴かれる環境を実際に調査してみると、定期的な清掃という、適切なハウスダストのメンテナンスを行わずに、カーペットを敷きっぱなしの状態で生活を続けるケースであつたという事例が少なからずありました。

なぜなら、我々リフォーム工事も行う専門家のこれまでの実務経験で言わせていただけば、カーペット特有の起毛によって、積もったホコリも動くことなくその場に留めることができる機能は、清掃のタイミングを先送りしがちである反面、フローリングによるフロアの場合は、微風程度の空気の循環の中でも、大きなホコリが舞うことが認識でき、定期的な清掃を促進させるメリットがあり、これが重篤なハウスダストによる疾患を予防している可能性が高いと感じています。(清掃方法の『質』は別の次元の問題です)

本来「カーペット」には、フロアが生活空間の空気環境を清潔保つためのたくさんの利点があるのです。具体的に説明いたしますと、フローリングの表面は平らなためどんなに清潔にしていても人間が生活する限り常にハウスダストが舞いやすい状態にあります。「ミクロ」レベルのハウスダストの世界で語れば、人間は動く高層ビルの様なもので、ハウスダストを突風で室内に攪拌し続けて生活しているようなものです。

例えば、フローリングは表面が繊維質で複雑な形状のカーペットに比べるとホコリの舞う量が3倍になるといいます。ドアの開閉や掃除機の排気などでもたやすく室内に埃が舞ってしまいます。また、近年の住環境は、昔と比べ気密性が増し、ハウスダストが家の外に出にくい状況にあります。エアコンなどで空気を拡散させ、大量のハウスダストを家中に浮遊させやすい環境を自然につくり出しているのが現状です。フローリングの場合は、清掃中に、微細で軽量なハウスダスト予備軍が激しく空気中に待って室内をさまよっている状態になりやすいと言えます。

これに対して、カーペットの毛並み(繊維)は室内のチリやホコリを吸着しますので、微細なハウスダストを絶えず流動させることを軽減させることが出来ます。アレルギーの原因となるハウスダストの吸着機能の無いフローリングのような硬質材と比較して、ホコリが再び高く舞い上がりにくく、クリーンな室内環境を保ちやすい構造となっているのです。

当社では、カーペットだけでなくフローリングの施工も行いますので、どちらもお客様の求めるインテリアの「美意識」の観点から申し上げれば、どちらも重要なインテリア構成材であると考えておりますが、日常の生活でこまめなフロアのお掃除を習慣づけていただけるお客様で、なおかつハウスダストによるアレルギーでお悩みのお客様に対しては、カーペットの採用と『効果的で正しい清掃』をおすすめしております。

また、アレルギーの症状や度合いにより、カーペットの素材も、ホルムアルデヒド吸着性に富むウールにするか、遊び毛の発生を極力抑えるナイロンなどの方が良いかなど、打合せの中で最も適切と思われる素材を提案させていただいております。

カーペットの優れた特徴
安全性床や階段が滑りにくく、転んでもカーペットがクッションになりケガをしにくいという特徴があります。また、クッションの役割を果たすので足腰や関節にも優しい素材です。
居住性衣服が繊維であるように人体に最もなじむ素材は繊維です。やわらかく弾力性があり、空気を含む暖かい素材なので居住空間を快適なものにします。
防音性衝撃を吸収して防音効果を示すほかに、パイルの吸音作用によって残響を抑え室内を静かにします。
断熱性保温効果や保冷効果があるため床下に熱が逃げず、また床下から熱や冷気が侵入しないようにします。
温冷感冬の朝などは、床が暖かく快適です。
装飾性古代よりカーペットはステイタスシンボルであり、室内装飾効果を高める重要な要素を持っています。
衛生性
(集塵性)
カーペットを敷いた部屋は、浮遊塵が最も少なく衛生的だといわれています。日頃の手入れがしっかりできていれば、室内に舞うホコリの量は極端に減ります。

『カーペット』の効果的なお掃除

カーペットの汚れの80パーセントはホコリによるもの。毎日、まずカーペットの毛足にたまったホコリを、掃除機でゆっくりと吸い取ります。

毛足の奥までホコリが入り込んでしまうと、取り除くのが困難ですのでこまめにかけることが大切です。(スピーディなかけ方では、なかなかきれいになりません)

カーペットのメンテナンスも突き詰めていくと様々なノウハウや染み抜き剤、各種クリーニング剤がありますが、ここではちょっとした心がけで差がつく代表的なメンテナンスのコツをご紹介いたします。

当社ではそうしていますが、掃除機での清掃と併せて、カーペット用の「粘着ローラー」などを日常的に併用されると、非常に高い清掃効果を得ることが出来ます。

掃除機は「ゆっくり」とかける

『掃除機』をかけるスピードと進行方向の注意点。

掃除機サッサでは、ゴミはしっかり吸い取れません。理想的な速度は、掃除機のクリーナーヘッドが、毎秒10cmくらい進むペースで、一分で一平方メートル。
畳6帖程度の面積のお部屋(約10平方メートル)なら約10分程度かけるのがおすすめの目安です。(一般論)

ずいぶんゆっくりだと思われる方も多いでしょうが、ゆっくり丁寧に、毛足の根元までホコリを吸い取る感じで、気長にかけてください。
掃除機の使い方で間違いやすいポイントとして素早く、そしてかけるストロークを長めにしてより広範囲を一度にといったかけ方をしてしまいがちです。
掃除機は素早くかけるとほこりが上に持ち上げられて吸い取られる間もなく、すぐに掃除機が通り過ぎてしまうのでふたたび落ちてしまいます。そういう意味からも掃除機ははゆっくりとかけましょう。

また掃除機の一度にかけるストロークの長さも、長すぎると端でノズルが浮き上がってしまい、ほこりの取り残しの原因となります。
目安としては30cmほどが適当です。 また掃除機はゴミを吸収すると同時に、排気を出します。排気によるホコリの飛散にも注意しましょう。
見落としがちなポイントとしてうしろの排気側を掃除のかけ終わったほうに向けておく点にも注意を払いたいところです。
なぜなら掃除機の後方から吹き出す排気の勢いで床のほこりが室内に舞い上がってしまい、空気中のほこりの濃度が10倍近くに上昇してしまいまうからです。
掃除の際は換気をしっかりと取ることに注意してください。

力を入れすぎると逆効果?吸引力は減少する?

『起毛』を起こすようにして。

ギュ!とばかりに、掃除機の吸い込み口を力いっぱいカーペットに押さえつけてはいませんか。カーペットをこするのは逆効果。掃除機は力をこめてかけた所で、吸引力には差はありません。
それどころか掃除機はほこりと一緒に吸い込み口から風も吸い取る仕組みなので、力を入れて隙間がなくなると吸い込む風の量も減ってしまい吸引力からすれば逆効果になってしまいます。
毛を起こして、パイルの根元に空気を通すようにして、奥にひそんだホコリを吸い取ります。
カーペットには毛並みがありますから、まず始めに毛並み方向に、そして次に毛並みの逆方向に、二度がけするのが理想。時間に余裕のないときは、毛並みの逆方向にのみかけてください。

掃除機で『ダニ退治』

掃除機はダニ退治にも効果的です。掃除機の吸引時のスピードは200km以上出ています。吸引されたダニはノズル内の壁に強烈なスピードで叩きつけられ、その98%以上が衝突死します。残りの2%もフィルターパック内で乾燥して死滅します。
ダニは卵から1週間ほどでかえるので、週2回のペースで掃除機をかければ、ダニの繁殖を大きく抑えることができます。

『タテ・ヨコの毛の流れ』にそってダニ退治

掃除機をかけてもカーペットはダニが発生しやすい所です。しっかりとダ二を吸い取るには一畳につき1分が掃除機がけの目安です。タテ方向に毛足を立てるようにかけたら、次はヨコの方向にも往復でかけるのがコツです。
掃除機は毛並を起こす方向にかけると効果的なので、あまり押さえ付けず、軽くかけるようにします。

『毛並み』の方向を知るには?

ところで、カーペットの毛並み、どうやって方向を確かめますか。一般的には手でなでてみてカーペットの色が薄くなるほうが毛並みの方向。
カーペットの色が濃くなる方向(毛並みの逆)に毛を逆立てるようにするとホコリが取れやすくなります。

『掃除機選び』のコツ

掃除機のキャッチコピーでよく目にする吸引仕事率(W)という数値、これはJIS日本工業規格で規定されたものですが、必ずしも実際の掃除機によるほこりの取れ具合を示したものではありません。
吸引仕事率とは、掃除機本体にノズルと延長管を取り付けその先の吸引力を測ったもので、実際に掃除機でほこりを吸い取るテストで計測された数値ではないのです。

カーペットなどでは同じ吸引仕事率でも、製品ごとにその性能に差が出ることもしばしばです。
これも実際に掃除機でほこりを取るテストをしていない指数であることが原因です。
吸引仕事率が高いからといって、ハウスダストのピックアップ効率が高いとは限りません。
むしろ効果的な掃除の観点から言えば吸引仕事率を最大にして掃除を行うと、その吸引力が強いがうえに「真空状態」をつくっていまうと逆にゴミやホコリを吸い込まなくなってしまいます(テレビコマーシャルなどで、ハイパワーを謳い文句にボーリングのボールなどを持ち上げている光景を見たことがありますが、あの状態は単に真空状態を作り上げているだけで、物質の移動は止まっている状態です)。

電気掃除機は吸込仕事率150W/h以上あれば最適ですが、500w/hを超えるようなハイパワー掃除機が必ずしも優れているとはいえません。
消費者が勘違いしてしまうといった指摘もされています。
これに対してIEC国際規格に基づいたテストにより導き出されるダストピックアップ率という指数では、実際に掃除機でカーペットのほこりを取るテストをした結果に導き出される指数ですので、より参考度の高い数値として利用することができます。

ダストピックアップ率と同時に注視すべきは同じくIEC国際規格である排気のクリーン度という指数です。これは排気に含まれるほこりや微粒子の量を測定したもので、その量が少ないものであれば、空気中のほこりの濃度の上昇も抑えることができます。

最近では「ダストピックアップ率」と「排気のクリーン度」に優れた家庭用掃除機が普及して参りましたので、正しい使用法によって、積極的にカーペットのある生活をご検討いただければと思います。


『カーペットのメンテナンス』に
関する参考資料

動画で見る「ハウスダスト対策」
として見直されている
カーペットの機能性

こちらは、カーペットの起毛の持つダストポケット効果に着目し、日常生活でのこまめな清掃を通じて、室内に飛散する「ハウスダスト」の拡散を予防するコツについて解説した動画です。

実験では、室内での「歩行」を想定したハウスダスト(5~10μm=ダニ・アレルゲンの粒径に相当)の舞い上がり量を、「カーペット」と「フローリング」で比較実験しています。

実験結果では、歩行による衝撃や風圧の影響を受けやすい、フロア面が平滑な「フローリング」に対して、起毛やパイルを持つカーペットの『ダストポケット効果』による、飛散・拡散の抑止効果が科学的実験によって検証できる内容となっております。

フローリングは、目視で確認できるホコリの発見は容易ですが、日常生活での「歩行」や「ドアの開閉や換気」「掃除機の排気」などでも絶えず室内で拡散しているという実態が有るという事実は、認識しにくいものです。

もちろん、「カーペット」の使用にあたっても、こまめな清掃は必要ですが、近年では高性能の掃除機は、ハウスダスト集塵機が普及し始めて参りましたので、これらを併用いただき、カーペットの持つ優れた機能を引き出した快適な生活を送られてみてはいかがでしょうか。

「カーペットの快適性」を
科学的に考える

『オーダーカーペット』の
施工事例

【現場フィット加工】東京都港区「賃貸マンション」施工事例
【現場フィット加工】新築マンション「入居前リフォーム」施工事例
【現場フィット加工】東京都豊島区「賃貸マンション」施工事例
【現場フィット加工】東京都世田谷区「賃貸マンション」施工事例
【現場フィット加工】東京都世田谷区「賃貸マンション」施工事例
【現場フィット加工】東京都渋谷区「賃貸マンション」施工事例
【現場フィット加工】東京都江東区「賃貸マンション」施工事例
【現場フィット加工】「リゾート・マンション」施工事例
【現場フィット加工】施工事例
【遮音カーペット】東京都武蔵野市「新築マンション」施工事例
【カーペットで「音響(遮音・吸音)」対策】「マンション」施工事例
【カーペットで「音響(遮音・吸音)」対策】「ピアノ教室」施工事例
【カーペットの張り替え工事】「戸建住宅」リフォーム事例
戸建住宅カーペット張り替え事例
【カーペットの張り替え工事】「マンション」リフォーム事例
マンション施工事例
【カーペットの張り替え工事】「戸建住宅」リフォーム事例
【カーペットの張り替え工事】「マンション」トータルリフォーム事例
オーダーカーペット 置敷き施工 特集ページ

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