Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

オペレーションハンドルが干渉する小窓でのウッドブラインド納品事例。

2023年11月10日

本日ご案内する施工事例は、ナニックウッドブラインドより、『プレミアムリーズ』と『ライトシリーズ』の納品事例です。

リビング寝室ワークスペースの窓でご採用いただいたのですが、各居室ともに小窓にはオペレーションハンドルの張り出しがあるため、窓枠内に設置するか、窓を覆う様に正面付で納めるかを迷う状況でしたが、製品と居室の特性を踏まえた納めをご提案させていただきました。

 

63mmスラットの『プレミアムシリーズ』は
壁面付でご採用

ナニック プレミアムシリーズ

リビングの窓にご採用いただいたのは、4種類(35mm・50mm・63mm・76mm)のスラットバリエーションと73配色の色展開を持つ『プレミアムシリーズ』より、63mmスラット「キャラメル(067)」の組み合わせ。

 

当社には、プレミアムシリーズの全スラットサイズの展示がございますので、今回は50mmと63mmの現物をお持ちして最終的な希望の確認を行いました。

 

小窓 ウッドブラインド 正面付

オペレーションハンドル ブラインド 取付

小窓窓枠の有効奥行きは37mmでしたので、50mmスラットであれば内付も考えられましたが、こちらは存在感のある63mmスラットの特性を考慮して窓を覆う壁面付で納めることになりました。

 

ナニック プレミアムシリーズ キャラメル 067 事例

設置にあたっては窓枠の段差を解消するための専用スペ-サー(22mm)を併用いたしましたが、窓を覆う正面付けでは、窓枠の気配が薄れさせる効果があり、よりウッドブラインドの存在感が感じられるダイナミックな納めとなりました。

 

寝室の窓は、50mmスラットの『ライトシリーズ』を
窓枠内付で

ナニック ライトシリーズ ウッドブラインド 取扱店 価格

続いて、寝室の窓でご採用いただいたのは、リーズナブルな価格設定が魅力の『ライトシリーズ』より、ペイントカラーのスノウフレイク(051)です。

 

窓枠内 ウッドブラインド メリット

こちらは居室の有効利用のため、ブラインドを内付で納めてすっきりさせたいという要望です。

窓枠の色がウッドブラインドのスラットカラーに近いホワイトでしたので、内付で設置することでさながらウッドシッャターを思わせる一体感のある雰囲気になります。

 

オペレーションハンドル ウッドブラインド 干渉

窓枠内のオペレーションが障害物となる有効奥行き37mmの小窓に50mmスラットのウッドブラインドを設置した様子がこちら。

 

寝室 ホワイト ウッドブラインド

小窓側のヘッドレールと水平時のスラットは窓枠からはみ出しますが、閉じた状態のスラットは窓枠内に納めることができるため、製品全体を窓枠内に収納できる腰高窓と近接関係にあっても見た目の違和感の少ない納めができました。

寝室で白系のスラットを採用される場合、シッャター(雨戸)のご用意がある窓であれば問題ないですが、ブラウンなど濃色系のスラットよりも光の反射が入りやすくなりますので、就寝時にはスラットの角度を後傾させることで上部からの光をより遮ることができます(※写真は前傾で閉じたイメージ)

 

ワークスペースの2連窓は、
1まとめの正面付けで。

最後に、2連小窓が並ぶワークスペースのでの納品事例。

写真は採寸時のもので、納品時には、勾配天井から下側の壁周囲を防音パネルで覆われるとのことで、パネルに干渉しないエリアでの納めが必要とのことでした。

 

取付けは、各窓独立させた窓枠内付も可能でしたが、今回は2つの窓を覆う壁面付で納めることになりました。

 

ワークスペース ウッドブラインド 事例

ナニック ライトシリーズ カフェクレーム 059 事例

2連窓 ウッドブラインド まとめる

採用いただいた製品は『ライトシリーズ』カフェクレーム(059)
防音パネルとの馴染みも良くすっきりと機能性のある窓辺が出来上がりました。

 

以上、本日は、ナニック・ウッドブラインドの施工事例より、小窓の納め方にスポットを当ててご紹介をさせていただきました。

 

◆  当社・『ナニック・ウッドブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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タチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」。製品の特長と他社製品との比較。

2023年10月01日

タチカワ ルミエ 電動

本日ご紹介する展示品は、タチカワブラインドの調光ロールスクリーン『ルミエ』です。

『ルミエ』は開閉昇降型の調光ロールスクリーンに属し、類似製品としてこれまで、ハンターダグラス『シルエットシェード』、WIS『FUGA』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『トクーシュ』があります。

当社でも全メーカー製品の展示品をご用意していますが、競合する大手メーカーで一番最後に発売されたのが今回の『ルミエ』で、手動タイプ電動タイプの展開があります。

本ブログでは、他社製品との比較を交えて『ルミエ』の特徴をご紹介させていただきます。

 

調光ロールスクリーン『ルミエ』の特徴

『ルミエ』のレース高は約65mmピッチで、これはハンターダグラス『シルエットシェード』の3インチ生地同等の広幅生地に属します。

製作対応サイズは、最小:W250mm(※電動製品はW400mm) × H300mmから最大:W2800mm × H3300mmまでの幅広い窓に対応しています
(※製作可能な幅:高さの比率は1:6以下)。

 

『ルミエ』の生地バリエーション

『ルミエ』の生地バリエーションは採光生地の「ウェール」(6配色)と「シャリエ」(3配色)、遮光1級スラットの「ウェール遮光」(4配色)の合計3アイテム13配色のラインナップで、当社でも各生地の展示品をご用意しています。

 

 

 これまで遮光生地の展開があるブランドは、ハンターダグラス『シルエットシェード』とWIS『FUGA』だけでしたが、これに『ルミネ』が加わり、さらにルミネの場合は採光生地の『ウェール』と遮光生地『ウェール遮光』の色味と質感を使い分けることで同じ空間で併用しやすくなっています。

 

例えば、明るい陽射しを取り入れたい窓には採光生地の「ウェール」を、西日など強い陽射しや夜のプライバシーに配慮したい窓に「ウェール遮光」を組合わせることで、全体のコーディネートを保ったまま、空間を機能的に演出することも可能です。

 

タチカワブラインド ルミエ 販売店 展示 価格 東京 神奈川

こちらは『ルミエ』手動操作の当社展示品。

ループコード式操作が多い中、「ルミエ」では操作感の軽いチェーン式を採用しています。

 

調光ロールスクリーン ルミエ 展示 取扱店 価格

手動操作の展示ではで、採光生地「シャリエ」と遮光生地「ウェール遮光」をご用意しており、窓辺での調光の様子や他社製品と比較ができる展示を行っております。

 

電動製品・ホームタコス『ルミエ』もご用意

電動 調光ロールスクリーン 比較

続いてこちらは電動調光ロールスクリーンホームタコス『ルミエ』の展示イメージ(※写真左)。

他社の主要電動モデルと比較してご覧いただけます(※ハンターダグラスの電動モデルは窓側に3台展示)。

 

タチカワブラインド ルミエ ニチベイ ハナリ 比較 違い

電動展示品では、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』と生地の表情が似ている不織布の「ウェール」を並べて展示しています。

 

ニチベイ『ハナリ』マルチIR仕様の場合対応するリモコンは赤外線操作のみ(※別途IOTに対応)ですが、ホームタコス『ルミエ』では、RFリモコン(電波)赤外線リモコンのご用意があり、この2つを併用できる仕様もございます

 

赤外線リモコンのメリットはIOTに対応可能であることと、RFリモコンにはないフリーポジションボタン(★)存在し、お気に入り停止位置を1箇所決められるところにあります。

 

対してRFリモコンのメリットは、赤外線操作では難しい離れた窓での一斉操作や、陽射しの強い高所窓など赤外線の反応が悪い状況での優れた操作性にあります。

 

また、複数台の製品を連続して設置する場合にも電源分岐ジョイントの併用で1つのコンセントから最大20台の製品を連動させることが可能です(※赤外線操作の場合は、別途製品台数分の持出し受光部が必要)。

 

このように電動製品の操作方式にはそれぞれ一長一短がございますのて、当社展示品ではRF・赤外線併用操作の展示品をご用意して、お客様に適した操作方法式のご提案しております

 

最後にタチカワブラインド『ルミエ』の操作イメージ動画のご案内です(※ルミエに続いて各社電動モデルの操作が続きます)。

以上、本日はタチカワブラインドの調光ロールスクリーン『ルミエ』の特徴と他社製品との比較を展示品を交えてご案内させていただきました。

ミツワインテリアにご来店いだければ、『ルミエ』はもちろん、他社製品の長所と短所を交えた総合的なご提案をさせていただきます。

また、当社は東京・神奈川を基本エリアとした出張対応を行っておりますので、手動製品に関してはお打合せ時に展示品をお持ちして実際の窓でご覧いただくサービスにも対応しております(※電動製品は要相談)。

事前予約制とはなりますが、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

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併せて読みたい関連記事

◆ WIS・調光ロールスクリーン『FUGA』電動タイプ
mitsuwa-i.com/blog/2023/04/27

 

 

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ノーマンのウッドブラインド。コードレスタイプの魅力と特徴について。

2023年09月09日

本日は、今年7月のカタログ改訂を機に新たな製品ラインナップに加わった、ノーマン・ウッドブラインド『コードレスタイプ』の特徴解説を展示品と動画解説を交えてご案内させていただきます。

 

ノーマン・ウッドブラインド コードレスタイプ ニチベイ スマートコード式 比較

ミツワインテリアでは、ノーマン・ウッドブラインド『コードレスタイプ(50mm)』の展示サンプルをペイントカラー(無彩色)のカラーチャート形式でご用意いたしました(※同社のループコード式に並べて展示しています)。

ノーマンのコードレスタイプは、一見すると先日のブログでご案内したニチベイの高遮光ウッドブラインド・『クレールグランツ50タッチ』スマートコード式に似ていますが、ニチベイ製品の製作対応幅がW650mmからと小窓での採用が難しいのに対して、最小製作幅:W400mm~と小窓の内付を視野に入れた製品となっています。

ただ、両社の操作方法には違いがあって、製品の長所とその代償となる短所も存在しますので、本日のブログでは長所・短所を踏まえたコードレスタイプの特長を紹介させていただきます。

 

ニチベイ『スマートコード式』と
ノーマン『コードレスタイプ』の
特徴比較。

まず、ニチベイ・スマートコード式の場合、昇降操作と調光操作をスマートコード内蔵型のグリップで行います。

動画でもご覧いただけますが、チャイルド・セィフティの観点からループコードを排した操作機構による手軽な操作性とグリップの回転で得られる高いスラット遮蔽性が魅力の製品です(※より詳しい説明はこちら)。

 

 

これに対して、ノーマン・コードレスタイプの場合、操作バトンは調光のみで使用し、昇降操作は製品ボトムレールを直接手に持って行うという全く新しい操作仕様を採用しています。

操作仕様の特性から言えば、腰をかがめずに操作できる小窓や腰高窓での採用を想定した製品ではありますが、最大製作幅:W2000mm、最大製作高: H2200mm、最大製作面積: 4.0㎡と、製品単体で一間サイズの掃出窓にも採用することも可能です。

 

『コードレスタイプ』・調光操作の特徴

ノーマン・ウッドブラインド コードレスタイプ 仕組み

ノーマン「コードレスタイプ」の場合、操作バトンの役割を調光のみに特化させることで全体的な遮光性が強化されているのですが、この場合の特徴として、前傾時はヘッドレールの後方でスラットが閉じ、後傾時ではヘッドレールの前方にスラットが移動して閉じるというユニークな調光機構になっています。

ノーマン・ウッドブラインドの場合、スラットを前傾させた状態での高遮光が売りですが、コードレスタイプの採用によりスラットを後傾させた状態での遮光性も大幅に改善させることができました。

 

 

 

調光操作におけるスラット移動のイメージを動画で見るとこの様な感じです。

長所としては、前傾、後傾ともにヘッドレール周りの遮蔽性をこれまでにないレベルまで追求できる様になりましたが、ドライバーでネジを締めるような緩やかな調光方式のため、完全遮蔽に至るまでにかなりバトンを回さないといけないという点はデメリットになります。

 

また、もう1つの注意点として、コードレスタイプの場合、前傾状態であれば手前側、後傾状態であれば後ろ側にボトムレールが巻き上がるという特性があり、特に製品昇降の中途段階でスラットの調光を行うとその度合いが顕著になりますので、製品検討にあたっては是非展示品で確認いただくことをお勧めいします。

 

ノーマン・ウッドブラインド コードレスタイプ 取扱店 販売店 価格

 

以上、本日は安全性に配慮した操作性と高い遮光性が特徴のノーマン『コードレスタイプ』について、展示品の紹介と製品特性のご案内させていただきました。

お客様が製品の特性を正しく理解してご採用いただくための参考になれば幸いです。

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 


 

***編集追記***

 

ウッドブラインド 比較 ショールーム 東京 神奈川

 

JBS ウッドブラインド トーソー

ミツワインテリアでは、「木製ブラインド」の展示が大変充実しています。

店内では、国内外ブランドメーカーの人気製品を、「電動モデル」も含めて、7社(34機種)を展示品でご用意しています。

当社にご来店いただければ、取扱い7社(※ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、ノーマン、ナニック、JBS、東京ブラインド)の製品比較を小窓から大型窓までご覧いただくことができ、スラットのサイズ、質感、色味の比較はもちろん、窓のサイズに応じた様々な操作性の体験を含めた製品比較が可能です。

東京・神奈川エリアでの出張対応も行っておりますので詳細はお気軽にご相談ください。

 

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川島織物セルコン・SUMIKO HONDA(スミコ ホンダ)の2023年新作コレクションを入荷しました。

2023年09月05日

川島織物セルコン スミコホンダ カーテン 取扱店 価格

Sumiko Honda(スミコ ホンダ)・2023年の新作『光をあつめて 影ひかる 』より、ドレープ3作品を縫製展示品でご用意いたしました。

 

「Sumiko Honda」は、川島織物セルコンのインハウスデザイナー本田純子が「日本の四季を愛でる」を基本コンセプトに、デザイン・織設計・プロデュースを手掛ける最上級のファブリックブランドです。

1998年の公開から現在までの25年間、継続的に作品が発表されており、当社でも約30作品を縫製展示品でご用意しております。

 

彼女がが描く水彩デザインを下支えするのは創業180年の伝統を誇る川島織物の織技術で、素材にこだわり、表現に合わせて糸や染料、織組織を厳選して組み合わせ、緻密な行程を重ねて製品を生み出します。

このように一人のデザイナーが企画~デザイン~織物設計まで一貫して携わり、技術の特許取得なども含めて複雑なオリジナリティを追求しているブランドは、類まれな存在と言われています。

 

 

2023年・新作コレクション
『光をあつめて 影ひかる 』

公開から25周年にあたる今回の新作『光をあつめて 影ひかる』では、植物をモチーフにしたデザインを中心に3柄の厚手が提案されましたしたので、当社展示品と併せてご紹介をさせていだきます。

 


 

『ピアナメンテ』

ピアメナンテ カーテン 取扱店 価格 川島織物セルコン スミコホンダ

紫陽花をモチーフにした『ピアナメンテ』は、2色に染め分けた糸をはじめ多数のヨコ糸を用い、色鮮やかで立体感のあるファブリックです。

雨の中でも美しく咲き、青や紫、ピンクなど花色を変化させる紫陽花とその根元に生える植物をあしらい、全体の輪郭をぼかすことで雨の日の鈍い光の中でぼんやりと咲いている情景を表現しました。

カラーバリエーションは全5配色

 

背景に同系色を用い、華やかでボリューム感がありながらも空間に馴染みやすく、上質なインテリアを演出することができます。

 


 

『フィグラーレ』

フィグラーレ カーテン 取扱店 価格 川島織物セルコン スミコホンダ

『フィグラーレ』は、古くから家を守る木として植えられてきた白樫の枝葉紫陽花の葉が揺れる影をシルエットで表現したアイテムです。

 

カラーバリエーションは全5配色

柄部分に光沢のある糸を用いることで、マットのベース地とのコントラストで、光を受けて輝く葉とその影を演出しました。

室内に柔らかな影を落とし、落ち着きのあるインテリアを演出することができます。

 


 

『カメーナ』

カメーナ カーテン 取扱店 価格 川島織物セルコン スミコホンダ

最後にご紹介する『カメーナ』は、水の流れやそよぐ風など形の無い瞬間のデザインを無地調に織表現したファブリックです。

 

カラーバリエーションは幅広いインテリアシーンでお使いいただける全8配色。

複数の意匠糸を組み合わせ、ほどよく光沢を抑えたドライな質感とナチュラルな風合いが特徴で、小物からカーテンまで幅広くお使いいただけます。

 


 

川島織物セルコン スミコホンダ カーテン 特価 価格

以上、本日は「Sumiko Honda」・2023年の新作『光をあつめて 影ひかる 』より、ドレープ3作品を縫製展示品を交えてご紹介させていただきました。

ミツワインテリアでは「Sumiko Honda」の作品を約30柄、丈240cmの大型縫製サンプルでご用意しております。
店内見学以外でも
現地お打合せ時に持参することもできますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ 「Sumiko Honda」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sumikohonda.html

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com

 

 

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オフィスや在宅ワークにおすすめ。室内の反響音を軽減する「吸音カーテン」。

2023年09月04日

本日ご紹介する製品は「吸音カーテン」と呼ばれるカーテンです。

近年、オフィスや在宅ワークなど、周囲の音に対する意識が高まる中で注目され始めている「吸音カーテン」というカテゴリー。
これまでも「遮音カーテン」というカテゴリーは存在しましたが、カーテンの遮音性と吸音性についての相違は以下の通りです。

「遮音カーテン」は、生地裏面に音を反射させる特殊加工を施したカーテンのことで、外部からの音の流入と外部への音の漏れを防ぐ騒音対策に効果的ですが、室内で出す音に対しては、音が反射してしまい反響音が気になる場合があります。

これに対して「吸音カーテン」は、遮音性は低めですが、起毛素材など、音を吸収しやすい生地を使うことで音の反響・残響を抑制するカーテンを指し、会議室や音楽室、寝室、ホームシアターやオーディオルームなど、良質な音環境が求められる空間で提案されるカーテンとなります。

 

アスワンの「吸音カーテン」

カーテン 吸音率 試験

最近では、今年8月に新作カタログを発表したアスワンが、収録製品の吸音試験を行い、とりわけ高い吸音性が得られた製品の中から、1000㎐の音を20%以上吸収するドレープを「吸音カーテン」に認定し、試験データを公開するなど、これまでにない新たな機能性に対するPRを始めました。

データの見方として、グラフの吸音率は完全に吸音されている状態が1.00で、吸音率が0.80を超えるカーテンは吸音性が高いカーテンと言われていますが、吸音率はこれに対応すると周波数帯(※低音か高音か)との関係で見る必要があります。

例えば、人の耳は大体20㎐から20000㎐まで聞くことができますが、日常会話で発する声の高さでは男性の声は500㎐、女性の声は1000㎐が目安とされているため、同社の吸音カーテンは、500㎐帯で0.65超、1000㎐~の高音域では0.80超の吸音率が期待できる製品が存在するということになります。

 

アスワン 吸音カーテン 取扱店 価格

ミツワインテリアでは同社が認定する吸音カーテンのTOP3を縫製展示品で用意しております(※吸音性は高いですが、遮光性はありません)。

 

 

遮光性のある吸音カーテン。
東京ブラインドの『吸音 アコースティック®︎ カーテン』

続いてご紹介するのが、東京ブラインドの吸音 アコースティック®カーテン』です。

東京ブラインドでは以前から幾つかの吸音製品をリリースしておりましたが、近年、吸音性能に特化した「CMシリーズ」「BTシリーズ」の2アイテム発売いたしました。

 

両シリーズともに、難燃糸として知られる、ドイツ・トレビラ社の「トレビラCS」を使用した吸音カーテンで、表情豊かなカラーMIX生地の「CMシリーズ」は遮光1~2級、両面4層サテン仕上げで裏面コーティング加工を施した「MTシリーズ」完全遮光に近い性能があります。

さらに、人の声の周波数帯で0.80を超える吸音性能を持つ、高性能が注目され、設計事務所や企業案件で引き合いの多い生地になっている様です。

 

東京ブラインド 吸音 アコースティック®カーテン 吸音カーテン 価格 取扱店

吸音 アコースティック®カーテン』については、色見本付の冊子カタログとハンガーサンプルのご用意がありますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

以上、本日はお部屋の音環境を整える「吸音カーテン」についてご案内をさせていただきました。
間仕切りや窓回りの吸音をご検討の際の参考とされてください。

 

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com

 

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