Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

ノーマンのスマートドレープシェード。L字コーナー窓での採用事例。

2023年12月19日

ノーマン スマートドレープシェード マンション コーナー窓 事例

本日は、NORMAN(ノーマン)の『スマートドレープシェード』を、L字コーナー窓を含む3か所の出入窓にご採用いただいた事例をご紹介させていただきます。

 

マンション・リノベーション前のご相談

まずこちらは、現地お打合せ時の窓状況。

中古マンションを購入されたお客様がご入居前にリノベーション・リフォームを行うにあたり、完成後の窓辺に『スマートドレープシェード』を採用したいというご要望をいただきました。

 

LDには開口幅4.7mの掃出窓と2か所の出入ドアがあり、3か所全ての取付位置が天井埋込のカーテンボックス形状になっていました。

また、L字形状になっているコーナー部分にはカーブレールではなく直線レールが取付けられている納まりとなっていて、スマートドレープシェードもこれに準じた納めにすることになりました。

 

 

カーテンボックスの深さと奥行きを確認。

『スマートドレープシェード』をご提案する際、一番最初に行うのが製品取付方の確認です。

スマートドレープシェードは「壁面付」「天井付」「カーテンボックス」付けの全てに対応しますが、設置に必要な製品クリアランス(※有効奥行き)が210mm以上と、一般的なカーテンボックスの奥行き(※目安としてD150mm)より多く必要になるため、特にボックスの前垂れが存在する設置環境においては、前垂れの深さが44mm以上となる場合はスペーサーの併用が必要であることを想定したご案内が必要となります。

ちなみに、有効奥行きというのは、窓枠の張出し等を含めない奥行き寸法のことで、こうした障害物を考慮しないと、ルーバーの開閉操作をする際にルーバーの後ろ側が窓枠に引っ掛かる場合がありますので、この点も注意します。

 

こちらは事前シュミレーションによる検証イメージで、右の写真が窓枠の張出しを含めない有効奥行きと製品配置の関係性となります。

今回の事例では、L字コーナー右側・出入ドア上ボックスの有効奥行きがD210mmあり推奨値を満たしていましたが、コーナー左側・掃出窓のカーテンボックスは有効奥行き150mmとなっていたため、150mm側の納めに注意が必要でした。

 

 

ノーマン スマートドレープシェード 出入口 

この場合の注意点というのが前述したカーテンボックス前垂れの深さで、こちらの事例では深さ45mmと結構浅いボックスでしたが、製品レール厚が44.4mm、レール下部からルーバー上部までのクリアランスが2~3mmとなっていたため、段差解消用スペーサーの併用も視野に入れたご提案をさせていただき、結果的に併用せずに無事納めることができました。

 

 

『スマートドレープシェード』の開き方と製品幅

スマートドレープシェード L字 コーナー窓 連結仕様

スマートドレープシェード 片開き 納まり

『スマートドレープシェード』は片開きのバトン操作が標準仕様ですが、オプションで両バトンタイプを選択することが可能で、今回、L字コーナー窓では長辺側を両バトンタイプ、短辺側の出入ドア側を片バトンタイプで納めています。

 

また、製品単体の最大製作幅はW2400mmまでとなっているため、今回幅4.7mの長辺側ではヘッドレール連結機構を採用して納めました。

ヘッドレール連結機構のメリットは最大幅7.2m(※連窓スタイルで最大14.4m)の大開口窓を1つの製品で納められるということと、これまで長尺製品の課題だった、「輸送コストの問題、レールがマンションのエレベーターに入らない、廊下から玄関内に搬入できない、玄関から室内に搬入できない」等の運送搬入に関する課題を解決する機能性にあります。

 

コーナー窓 スマートドレープシェード マンション 見え方

スマートドレープシェード コーナー窓 隙間 勝ち負け

L字コーナー部分の調光イメージはご覧の様に、左右のルーバーを垂直に立たレース全開時にコーナー部の隙間が最小になり、その他、状況に応じて左右のルーバー角を任意に傾けた場合のコーナーイメージはご覧の様になります。

 

独立した出入口側は、両開きのカーテン&レースから片開きのスマートドレープシェードへリニューアルされましたが、フロアもフローリングから大理石調の仕上げに変わったことにより、窓回りの印象も随分と変わりました。

 

生地と部品色の組合せ。

スマートドレープシェード パシフィック コットンウッド

最後に、今回ご採用いただきました、生地と部品カラーの組合せのご紹介です。

スマートドレープシェード レールカラー バトンカラー

生地は、ナチュラルなレースの表情が美しい採光防炎生地の『パシフィック』より、壁の色調に馴染みの良いコットンウッド(FT1343)をご採用いただき、オプション・部品カラーのライトブロンズの組合せで納めています(※ライトブロンズは2024年2月で取扱い終了となりました)

リノベーションのコンセプトにも合致した上質なカラーと、洗練されたスタイル美と機能性が味わえる窓辺が仕上がりに、お客様からもご満足いただくことがでました。

以上、本日は、ノーマン・『スマートドレープシェード』の納品事例を、L字コーナー窓での納めを中心にご案内させていただきました。

 


 

***当社展示品のご案内***

スマートドレープシェード スアベ 価格 比較

ミツワインテリアでは、スマートドレープシェードを始め、他社の代表的なバーチカルシェードや縦型ブラインドを展示品でご用意しています。

 


 

スマートドレープシェードに関しては現地商談用・小型現物サンプルのご用意もございますので、窓環境に応じたより具体的な納めご提案も可能です。

スマートドレープシェード プレーン 展示品 現地打ち合わせ

スマートドレープシェード L字 コーナー窓 展示

採光生地は、防炎生地の『プレーン』をF1321(ホワイト)とF1329(ライトグレー)の2配色をご用意して、コーナー窓での提案にも対応しています。

 

 

スマートドレープシェード 遮光 ストライプ 取扱店 価格

スマートドレープシェード 遮光 展示品 現地打ち合わせ

遮光生地は、防炎生地の『ストライプ』をF1351(ソフトホワイト)とF1353(オリーブアッシュ)の2配色をご用意して、窓辺の遮光性の確認をいただけます。

詳細はお気軽にご相談ください。

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 


 

関連情報

スマートドレープシェード 連窓

スマートドレープシェード 連結仕様 マンション

今回はノーマン『スマートドレープシェード』のカーテンボックス付・施工事例をご紹介いたしましたが、壁面付天付連窓スタイルの施工事例をご覧いただきたい場合は、以下の事例も併せてご参照ださい。
https://mitsuwa-i.com/blog/2022/04/25

 

  • 「スマートドレープシェード」・「スアベ」・「エアレ」
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カーテン、ブラインド、スクリーンなど、「窓回り品」の年内受注締切日が迫っています。

2023年12月13日

2023年も残すところ約2週間に迫り、窓回り品を年内に納品するための受注締め切りが近づいています。

既に輸入ブランド(海外取り寄せ)品については年内納めの受注は終了しておりますが、国内メーカー品ついてもブランドによっては締切りが近づいています。

目安といたしまして、オーダーカーテンの受注締め切りが12月18日(月)~20日(水)、各種ブラインドやスクリーン系の製品についても同程度となりますのでご注意ください。

 


 

さて、ここからは本日の納品事例のご紹介です。

ウィローボゥ カーテン プリント

リフォーム後のリビング・ダイニングの窓辺にウイリアム・モリス『ウィローボゥ』のカーテンをご採用いただきました。

 

生地はマナトレーディングが取扱う英国・サンダーソンのプリントファブリック(綿100%)を裏地付縫製で納めて仕立てており、採用色は国内在庫品の2配色より濃色の2番色をご採用いただきました。

 

ウィローボゥ カーテン 取扱店

ウィローボゥ カーテン 価格 比較

以前のブログでもご紹介いたしましたが、ウィローボゥ』の場合、オリジナルである英国・サンダーソンのコットン・プリント以外にも、川島織物セルコンとサンゲツの織物、リリカラの化繊プリントの展開があり、当社ではその全ての縫製展示品をご用意しております。

ぱっと見の柄域に大きな違いはありませんが、生地の厚みと質感、光沢表現は各社独特で、実際の窓辺で掛け較べていただくとお客様が目指すインテリアや家具との調和で最適な生地が良く分かります。

ご希望により各社サンプルをご自宅の窓辺に掛けてイメージ確認をいただくことも可能で、既にウィローボゥ』に限らず他の作品についてもその様な比較を経て本命の生地をご採用いただき好評を得ています。

 

続いて寝室には、フジエテキスタイルのカタログ「PROFILE」収録のイタリア製ファブリック『ヤチヨ』・PF6059をご採用いただきました。

連続した規則的な唐草モチーフを現代的なデザインにアレンジした、モダンとクラシックの印象を併せ持つ生地は、ベース部分はなめらかなサテン組織でドレープ性が良く、モチーフの中は無地調のたたき表現で、変化がある意匠が高級感を醸し出しています。

 

PF6059 GN フジエテキスタイル カーテン

寝室での採用でしたので、遮光1級の裏地を付けて納めています。

 

ロールスクリーン 鳥柄

最後に御手洗の小窓には人気柄のロールスクリーンをご採用いただきました。

近年の傾向として、ロールスクリーンは柄物よりも無地が圧倒的に多く求められるのですが、トイレの様な狭小スペースの窓に柄物の生地を選ばれると程よいアクセントとなって高い演出効果が得られる場合があります。

 


 

以上、本日ご紹介した事例の窓回り品も年末受注の締め切りが近づいております。

新しい年を迎えるにあたり、年内に窓回りを新しくされたいお客様はお早めにご相談いただければと存じます。

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

  • カーテン(国内ブランド)
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キッチンの改修と個性的な装飾モールディングの提案・施工事例。

2023年11月21日

ミツワインテリアの内装リフォーム部門は、実績豊富なスタッフが直接お客様に提案・施工を行っているため、業務が通年混み合っております。

現在は茨城県つくば市・マンションのリノベーション物件に現地宿泊にて出張しており、週末に戻ってくるという生活が12月初旬まで続いています。

そのため、新規お問合せにつきましては、12月6日以降の順次ご対応となりますこと何卒ご了承ください。

前置きが長くなりましたが、本日は、中古マンションご入居前のプチリノベーションで、装飾モールデング壁紙の施工をご用命をいただいた事例紹介となります。

 

モダンテイストの装飾モールディングで
インテリア空間を個性的に演出。

こちらは、リノベーション前(現調時)のDKエリア。

お客様の要望により、キッチンカウンター上部のウォールキャビネットと間仕切り壁を撤去したうえで、壁紙の貼り替えと天井周りの装飾モールディング施工を行うことになりました。

 

キッチン 間仕切り壁 ウォールキャビネット 撤去

こちらは事前にご提案したBefore~Afterのイメージ。

 

 

装飾モールディング とは

壁と天井面の境界を飾る装飾モールディングはベルギー製のArstyl Z51

幅・高さ共に 15 センチメートルの個性的な階段状の形状をした、クラシック、モダン、ミニマリストなど幅広いインテリアでご採用いただける人気商品で、当社でも何度か実際の施工でご提案させていただいた実績があります。

 

そしてこちらが改修後のキッチン。

撤去したウォールキャビネットの天井部分にダウンライトを増設してカウンター周りの照度を補完しています。

 

装飾モールディング トミタ

ダイニング側から見た様子はこちらで、キッチンエリアが明るく開放的になりました。

 

装飾モールディングとは 事例

こちらは装飾モールディング施工後の様子。

天井周りには必ず入隅コーナーは発生しますが、出隅コーナーを含む天井では特に装飾モールディングのデザイン美が強調されます。

 

装飾モールディング 施工 東京

そしてLDKの全体像がこちら。

現代的な洗練と豪華さが感じられるインテリアになり、大変ご満足をいただくことがてきました。

 

 

洋室と洗面室には個性的な「輸入壁紙」を施工

今回、LDK以外の生活スペースにでは装飾モールディングの施工は行いませんでしたが、代わりに個性的なデザインが特徴の輸入壁紙への貼り替えを実施させていただきました。

ミツワインテリアでは、居室の改修を含む内装リフォーム全般のコーディネートを得意としておりますが、装飾モールディングだけ、壁紙の張替えだけといった部分リフォームも行っておりますので、詳細はお問合せフォームよりご相談ください。

 

 

◆当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https
//www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア:  https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ナニック ・SF型電動ウッドブラインドの特徴と展示品紹介。

2023年11月20日

ナニック『SF型 電動ウッドブラインド』

 

ナニック 電動ウッドブラインド 取扱店 価格

ミツワインテリアでは、ナニック・SF型電動ウッドブラインドの展示品を3台ご用意しており、リモコン操作、IOTに対応したスマートフォン操作の実演にも対応しております(※要予約)。

『SF型 電動ブラインド』SFとは、「シンプル ファンクション(簡単操作)」の略で、電源(100V)に繋いで使う一般的な「SF-PS型」に加え、2023年より電源配線を必要としない充電バッテリー方式「SF-RB型」が加わりました。

 


 

電源(100V)に繋いで使う「SF-PS型」

 
SF-PS型」は、一般的なAC100V電源を(コンセント)を使用し、専用のRFリモコンで最大15台の製品を個別・グループ・一斉操作可能です。

注意点として、電源コード側は右のみの対応であることと、製品同士を中継できるジャンクションボックス(端子)などは使用できませんので、製品ごとににコンセント電源か、結線配線用電源をご用意していただく必要があります。

 

専用電源を必要とするSF-PS型ですが、電動製品のメリットとして、

①「木製ブラインド」の操作が面倒だと思われる方のために。
②「木製ブラインド」を電動シャッターの様に、大型窓で使うために。
③  複数の窓で個別、グループ別、一斉操作できる効率性。
④「高所」や容易に手が届かない場所で窓周り製品をご使用いただくために。
 
等々、アイデア次第で様々な生活シーンを快適にアシストすることができます。
 

こちらは連続する大開口窓でのSF-PS型採用事例で、設計段階でブラインドボックス内に専用コンセントをご用意いただいて納めています。
 
 
 
 
続いてこちらは、高所窓にのみSF-PS型を採用いただた事例ですが、製品台数分の専用コンセントが用意されていなかったため、露出配線の増設に工夫を凝らしておさめています。
 
 
 

 

充電式(コードレス)の「SF-RB型」

続いて、2023年から新たに登場した「SF-RB型」の紹介で、当社でも『プレミアムシリーズ』の63mmスラットで展示品をご用意いたしました。

「SF-RB型」の魅力は、窓周辺に電源のない状況でも充電式の電動製品が採用できるという点で、

・本体に充電バッテリーを搭載し、MicroUSB-Bで充電。
・モバイルバッテリーでも充電にも対応。
・フル充電で、製品高:2mのブラインドを約100往復します昇降可能。
・RFリモコンの操作で駆動。

などが特徴となります。

 

 
 
RFリモコンとIOTへの対応
 

「SF-RB型」も「SF-PS型」同様、RF(電波)を使用した『RFリモコン操作方式』を採用しています。

従来型
「赤外線方式」のような障害物による影響少なく、約30m程度離れた場所からの操作も可能で、防水タイプの『ウッドパーフェクト』シリーズでは、電源の無い浴室などでも対応が可能です(※5チャンネル防水型リモコン使用)。
 

また、オプション「ブリッジ」の併用でスマートフォンや、スマートスピーカーを使用したIOTにも対応いたします。

 

以上、本日はナニック ・SF型電動ウッドブラインドより、「SF-RB型」と「SF-PS型」の特徴をご紹介をさせていただきました。

SF型の横型製品は、「プレミアムシリーズ(73色)」「スギシリーズ(8色)」「Gシリーズ(12色)」「ライトシリーズ(12色)」「FRシリーズ(8色)」の113配色に対応しております。

 
 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 


 

***編集追記***

 

ノーマン ウッドブラインド 他社ウッドブラインド 比較 ショールーム

JBS ウッドブラインド トーソー

ミツワインテリアでは、ナニック・ウッドブラインドを始めとした「木製ブラインド」の展示が大変充実しています。

店内では、国内外ブランドメーカーの人気製品を、「電動モデル」も含めて、35機種(7社)の展示品をご用意しています。

当社にご来店いただければ、取扱い7社の製品比較を小窓から大型窓までご覧いただくことができ、スラットのサイズ、質感、色味の比較はもちろん、窓のサイズに応じた様々な操作性の体験を含めた製品比較が可能です。

東京・神奈川エリアでの出張対応も行っておりますので詳細はお気軽にご相談ください。

 

  • 電動製品
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  • at 7:37 PM
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サンゲツのモリス カーテン。「モリスクロニクルズ」のご案内と他社製品との比較展示。

2023年11月14日

   モリス カーテン 比較

ミツワインテリアでは、ウイリアム モリスのファブリックを扱う、国内大手4社のカタログと多数の縫製展示品をご用意しております。

 

「ウイリアム・モリス」カーテン取扱いメーカー

従来、ウイリアム・モリスのカーテンを扱うファブリックメーカーとしては、

①  英国・サンダーソン社より「Morris&Co.」のファブリックを直輸入するマナトレーディング。

② サンダーソンデザイングループとのライセンス契約で「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」をリリースする川島織物セルコン

があり、以下の事例の様なクラシカルなコーディネートを楽しめる生地を多数ご用意しています。

 

ウイリアム モリス カーテン トータル コーディネート

◆  当社提案事例・マナトレーディング・『イチゴドロボウ』

 

 ウイリアム・モリス 川島織物セルコン カーテン コーディネート

◆  当社提案事例・マナトレーディング・『フルーツ』

 

 


 

しかし2023年に入り、

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)とのコラボレーションで所蔵作品のデザインアーカイブを扱った「V&A Arts and Crafts」を発表したリリカラ

 

④ サンダーソンデザイングループとの共同開発で、時代を超えて愛されてきたウィリアム・モリスのデザインアーカイブに、現代の嗜好やライフスタイルとの調和を目指したデザインアレンジを施し、新たに誕生したコレクション「MORRIS CHRONICLES(モリスクロニクルズ)」を発表したサンゲツ

が新たに「壁紙」「床材(※サンゲツ)」を加えたバリエーション展開で市場に参入し、大手4社によるモリス争奪戦の様相を見せ始めています。

 

近年になって以前よりモリス製品に関わる版権がゆるやかになったため、競合がせめぎあう混沌とした状況になったわけなのですが、そういった潮流の中で我々専門店にはこれまで以上にメーカーごとのブランド戦略品揃え品質価格など、複合的な価値基準を含む情報を的確に整理し、デジタルイメージや活字では表現仕切れない現物比較を交えたリアル提案ができる場の整備が求められています。

また、モリスのファブリックと組み合わせた壁紙、床材、ペイントなどトータルコーディネートに及ぶ提案ができることも重要な要素となってきます。

 


 

サンゲツ「モリスクロニクルズ」
収録のファブリックとコーディネートアイテム

そして本日ご紹介させていだくのは、2023年7月、(株)サンゲツと英国Sanderson Design Group(SDG社)との共同開発で発売された「MORRISCHRONICLES」です。

“CHRONICLES”(年代記)と銘打たれた同コレクションには、1864年から1912年にかけて作られたモリスのデザインの中から、「いちご泥棒」・「ウィローバゥ」・「フルーツ」など、自然をモチーフとする緻密で美しいデザインアーカイブを、ストーリーや世界観を大切にしながら、シンプルナチュラルなインテリアが多い現代の住宅シーンでも使いやすいデザインにアレンジして商品化されているとのことで、「Morris & Co.」のライセンスとしては、世界で初めて壁紙床材ファブリックを統一テーマで開発し、空間全体でモリスの新たな世界観を楽しむことができるコレクションになっています。

 

ファブリック

 

ファブリックは、代表作の「いちご泥棒」をはじめ、「ウィロー バゥ」「フルーツ」「ブレアラビット」「マリーイザベル」「レスター」計6作品を織物、刺繍、遮光、シアーの織表現で製品化

これにコーディネートカラーの無地レース椅子生地を組み合わせた構成でまとめられています。

 

ミツワインテリアでは収録生地のうち、「いちご泥棒」、「ウィロー バゥ」「フルーツ」「ブレアラビット」「マリーイザベル」を縫製展示品でご用意しており、それぞれの作品単体の確認はもちろん、他社製品との比較を縫製品レベルでご確認いただける場を設けております。

 


 

『いちご泥棒』の縫製品比較

モリスクロニクルズ いちご泥棒 MFC130 MFC131 カーテン 価格 取扱店

当社で展示している「MORRISCHRONICLES」収録ファブリック『いちご泥棒』・織物2配色(※MFC130、MFC131)については240cm丈のカーテン縫製品でご用意しています。

 

ウイリアム モリス  いちご泥棒 カーテン 価格 比較 取扱店

いちご泥棒 カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較

 

こちらはダークブルー色のMFC130とマナトレーディングのプリント、川島織物セルコンとリリカラの織物を縫製品レベルで比較したディスプレイイメージですが、サンゲツの『いちご泥棒』は、他社の同作品よりも柄域を大きく描き、ヒダを寄せた時に柄が均一に出るようなデザインアレンジになっています。

また、ベースカラーを濃色にする一方で、多彩な色使いの中に上質なメタリックカラー組み合わせるなどのアレンジを加え、現代のインテリアに寄り添う雰囲気に仕上げられています。

こうしたブランドごとの現物比較により、生地の組成、質感、柄リピート、縫製の風合い、価格設定等を含めた違いを理解いただけ、お客様に最適な一品を探し当てるお手伝いが可能です。

 


 

『ウィローバゥ』の縫製品比較

モリスクロニクルズ ウィローボー MFC104 MFC105 カーテン 価格 取扱店

続いて『ウィローバゥ(Willow Boughs)』織物2配色(※MFC104、MFC105)は130cm丈の縫製展示品でご用意しています。

 

ウイリアム モリス ウィローボゥ カーテン 価格 比較 取扱店

ウィローボウ カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較 

 

「ウィローバゥ」の場合、マナトレーディングとリリカラはプリント、川島織物セルコンとサンゲツは織物で展開しています。

ぱっと見の柄域に大きな違いはありませんが、生地の厚みと質感、光沢表現は各社独特で、実際の窓辺で掛け較べていただくとお客様が目指すインテリアや家具との調和で最適な生地が良く分かります。

 


 

『フルーツ』の縫製品比較

モリスクロニクルズ フルーツ  カーテン 価格 取扱店

「MORRISCHRONICLES」でご用意している『フルーツ』は、レーヨン75% + 麻25%からなる刺繍生地で、MFC112の縫製展示品と展開生地サンプルの組合せでご用意しています。

 

ウイリアム モリス フルーツ カーテン 価格 比較 取扱店

フルーツ カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較

「フルーツ」の場合、サンゲツが刺繍ドレープ、マナトレーディングがプリント、川島織物セルコンとリリカラは織物で展開しています。

こちらは生地の質感と発色がかなり異なりますので、ぱっと見の印象で好みの生地が分かり易いかもしれません。

 

以上、本日はサンゲツの「MORRISCHRONICLES」収録ファブリックのご案内と、他社製品との比較展示のイメージをご案内させていただきました。

店内縫製展示品につきましては、現地採寸時に持参することもできますので詳細はお気軽にご相談ください。

また当社では、ウイリアム・モリスに関連する壁紙塗装モールディング等の装飾材を用いた内装リフォームも自社施工で行っております。

トータルコーディネートのご提案も可能(※事前予約制)ですので詳細はお気軽にお問合せください。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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