***2024年11月・更新情報***
本日は、NORMAN(ノーマン)の人気商品『SmartDrape Shades(スマートドレープシェード)』の施工事例を製品解説と併せてご案内させていただきます。
NORMAN(ノーマン)
『スマートドレープシェード』の特徴と魅力。
ノーマンの『スマートドレープシェード』は、レースカーテンのような佇まいをもちながら、その本質はバトンを回転させるだけで思いのままに調光ができる高機能性バーチカルブラインドとして国際的な評価を得ています。
とりわけ世界最大規模の応募数と歴史を持つ権威あるデザイン賞として知られるレッドドットデザイン賞(Red Dot Design Award)のプロダクトデザイン部門にて、『スマートドレープシェード』は6500を超える応募のなかからトッププロダクトに贈られる最高賞の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞しました。
また、第13回キッズデザイン賞においても、ボトムウエイトとボトムコードを排し、シェードの開閉無しにウォークスルーを可能にした革新的デザインがチャイルドセーフティを叶えるプロダクトデザインと評価され『審査委員長特別賞』を受賞しています。
こうした高いデザイン性、機能性、安全性を有する『スマードドレープシェード』の主な特徴をまとめると以下のとおりです。
特徴① 独立懸架のU型シェード
U型シェードが独立し、それぞれを連結懸架されたファブリックバーチカルブラインドになっています。
ボトムウエイトを使用しないU型シェードは形状記憶処理が施されており、風にあおられても柔らかい動きで元の位置に収まります。
特徴② ウォークスルー可能なボトムコードレス仕様
ボトムコードを排した機構デザインにより、シェードを閉じた状態でもバルコニーなどにウォークスルーすることが可能です。
特徴③ 広範囲の調光性能を持つ防炎生地
スマートドレープシェードの生地展開は、採光カラー4種☓6色、遮光生地3カラーの全27色と豊富です。
眺望の良いLDから寝室まで様々な生活シーンでお使いいただけることはもちろん、防炎加工品ですので、高層マンションや人がオフィス、商業・公共施設など多く集まる空間でも安心してご使用いただけます。
特徴④ 安心性とウォッシャブル機能
小さいお子さまが遊ぶ部屋でも、カーテンと違い巻き付きの危険もなく、万が一お子さまがぶら下がっても、シェードが外れる仕組みになっています。
また汚れがついてしまった部分だけを個別に取り外して洗濯することも可能です。
『スマートドレープシェード』の展示品をご用意。
当社では、『スマートドレープシェード』のを始めとして、以下にあげる他社の代表的なバーチカルシェードや縦型ブラインドの展示品をご用意しております。
① ノーマン: 『スマートドレープシェード』
② WIS: バーチカルシェード『Suave(スアベ)』
③ タチカワブラインド: 調光縦型ブラインド『エアレ』
バトン&コード操作、バトン操作
④ タチカワブラインド: バーチカルブラインド『ラインドレープ』
ペア アンサンブルスタイル(手動、電動)、シングルスタイル
⑤ ニチベイ: バーチカルブラインド『アルペジオ』
センターレーススタイル(手動、電動)、バックレーススタイル、モアラップスタイル
⑥ トーソー: バーチカルブラインド『デュアルシェイプ』
⑦ クリエーションバウマン: バーチカルブラインド(127mm)
スマートドレープシェードに関しては現地商談用・小型現物サンプルをご用意することで、現地での窓環境に応じた具体的な納まりイメージの確認が可能になりました。
採光生地は、防炎生地の『プレーン』をF1321(ホワイト)とF1329(ライトグレー)の2配色をご用意して、コーナー窓での提案にも対応しています。
採光デザイン(柄物)生地は、『サークル』のF1356(コットンウッド)を対応部品色:コットンホワイトとの組合せでご用意しています。
遮光生地は、防炎生地の『ストライプ』をF1351(ソフトホワイト)とF1353(オリーブアッシュ)の2配色をご用意して、採光生地との比較と窓辺の遮光性をご確認をいただけます。
ヘッドレール連結機構で大開口窓にも対応。
前置きが長くなりましたが、ここからは事例紹介です。
本事例では、壁面付けで製品を設置しています。
壁面付の注意点としては、壁と窓枠のちり(※段差)がシェードの開閉・調光の際の障害物となるため、必要に応じて段差解消用のスペーサーを併用する点にあり、本事例でも採用しています。
またカーテンボックス付での注意点としては、設置に必要な製品クリアランス(奥行き)が21cmと大きいため、一般的なカーテンボックス(奥行き:15cm程度)で検討される場合でもスペーサーの併用で生地の干渉を回避することが必要があります(※深さ48mm以内ボックスの場合はスペーサー無しで設置できる場合があります)。
続いてシェードの開閉スタイルについて、本事例の場合、畳み代を含めると4Mを超えるサイズになるため、今回は中央から操作バトンで両開きで使用する連窓スタイルを採用しています。
(※海側から吹きこむ「風」対策を意識して、左右に引き分けたシェードの畳み代が窓の外側に納まる様に納めました。)
参考までに、スマートドレープシェードの単体製作幅サイズは、最大W2400mmのコンパクト形状ですが、ヘッドレール連結機構を使うことで最大7.2m、連窓スタイルで最大14.4mの大開口窓にも対応できます。
以前納めたこちらの事例は直線部分が10mを超え、更にコーナー窓を含む大開口でしたが、連結機構&連窓スタイルの組合せで納めることができました。
この連結機構は、長尺製品の課題であった、運送制限の解消、マンション・エレベーターや、廊下、玄関、室内への搬入経路の問題を解決できる機能性が評価され「グッドデザイン賞」(2020年)を受賞しています。
「風」対策を意識した納品事例。
設置後の使用イメージ。
通常、バルコニーへの出入りや開口の際にシェードを開閉させるのが一般的なイメージですが、『スマートドレープシェード』の場合、シェードを開けなくても室内外への出入りや換気がしやすい特徴があります。
換気時のシェードの動きを動画で見るとこの様な感じです。
撮影時は強風ではありませんでしたが、ボトムウエイトの無い細かく分割されたシェードが軽やかになびき、風が通り抜けます。
独自のU型シェードはメッシュ構造のため風の抜けが良く、ボトムコードとボトムウエイトを使用していないため風にあおられても柔らかい動きで元の位置に収まります。
『スマートドレープシェード』の開閉&調光イメージ
最後に今回納めた『スマートドレープシェード』の開閉&調光イメージ。
窓辺の調節は、操作バトン一つで手軽にコントロールできます。
連窓スタイル(中央操作・両開き)の操作部イメージ。
シェードの裏側に配置されているバトンの持ち手部にはクッション材が標準装備されており、安全で握りやすく回転操作がしやすくなっています。
操作バトンを引くことでシェードの開閉が行われ、回すととシェードが回転しブラインドと同等の動きで調光角度やプライバシーを調整できます。
厚手生地は採光生地から一級遮光レベルまでの遮光性能を持ち、シェードを傾け切ることで窓正面からの光を効果的に遮る事が出来ます。
まず、左側のシェードを閉じて調光を行ったイメージ。
続いて、採光モードと遮光モードの使い分けイメージ。
採光モード(シースルー全開)イメージ。
遮光モードでの左右切り返しイメージです。
『スマートドレープシェード』の生地バリエーションと、
異なる窓周り品とのコーディネート
今回の採用生地とカラーはシンプル無地レースイメージの「プレーン」よりF1333(グレー)[※現在は廃色]をお選びいただきました。
『スマートドレープシェード』の生地展開は、2024年11月現在、
防炎無地・「プレーン」と「パシフィック」の6配色
柄物(非防炎)・「サークルN」、「コロナドN」、「ティアドロップN」、「ウォーターフォールN」の22配色。
(※「コロナドN」と「ティアドロップN」の一部生地は在庫限りで配色となります。)
そして遮光1級・「ストライプ(防炎)」、「ダーキングN」の6配色を合わせた、合計31色の生地展開で構成されています。
なお参考までに、小窓にはコードレス操作のハニカムスクリーン(※ノーマン社製・ツインスクリーン)をコーディネートして近似色で組合わせました。
日中の採光モード。
夜間のシェード全閉イメージ。
以上が、本日の事例紹介ですが、ノーマン『スマートドレープシェード』については特殊な取付方が必要になるケースも多いため、以下の施工事例集も併せてご紹介させていただきます。
※施工事例集
『スマートドレープシェード』の天付・施工事例。
⇒ 事例詳細
『スマートドレープシェード』のカーテンボックス付・施工事例。
⇒ 事例詳細
『スマートドレープシェード』・深さのあるカーテンボックスでの応用設置事例。
⇒ 事例詳細
『スマートドレープシェード』・L字コーナー窓での施工事例(※連結仕様)。
⇒ 事例詳細
『スマートドレープシェード』・木製スペーサーを併用した特殊な正面付事例。
⇒ 事例詳細
ミツワインテリアでは、大小展示品をご用意して店内外でのご提案にあたっております。
東京・神奈川エリアにて出張対応を行っておりますので、ご検討の際はお気軽にご相談下さい。
ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/
※ 関連情報
『スマートドレープシェード』との比較でご相談いただくことの多い、WISのバーチカルシェード『Suave(スアベ)』の展示と事例紹介もご参考ください。
- 「新着展示品」 紹介
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- at 3:38 PM
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