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生活用途に配慮した「ハニカムスクリーン」の組合せ納品事例。
本日ご紹介するのは、自然素材をふんだんに使用した注文戸建て住宅での「ハニカムスクリーン」採用事例です。
熱伝導率が低く温かみのある足触りが得られるヒノキの無垢フローリング、調湿効果のある羽目板の天井材や漆喰仕上げの壁装など、素材の持つ特性と空間の意匠性に調和する窓周り品として、断熱性と採光拡散性に富んだハニカムスクリーンをご採用いだきました。
「和」の空間にも調和する「ハニカムスクリーン」の意匠性
採光拡散性に富むハニカムスクリーンは、シンプルな「洋」のインテリア空間だけでなく、「和」の空間とも相性が良く、特に白系の生地を組合わせは場合においては障子を思わせる空間美に溶け込む素材感で夏冬を意識した断熱対策にも適した窓周り品として高い評価を得ています。
ハニカムスクリーンには採光生地または遮光生地のみで構成するシングルスクリーンと、シースルーを組合わせたツインスクリーンの展開もあり、後者の場合は雪見障子を連想させる意匠と、より自由度の高い調光、プライバシー調整機能を加味することができます。
設置環境と用途に応じて最適な
「手動」と「電動」のハニカムスクリーンを組合わせる
ここからは個別の採用製品をご紹介します。
本事例で紹介しているLDの掃出窓と高所窓では、異なるメーカーのハニカムスクリーン(ツイン)を採用いたしました。
高所窓ではノーマンの電動ツインスクリーンを採用し、1階の出入り窓ではニチベイのツイン・ワンチェーン式を使い分けています。
高所窓に2分割で採用したノーマンの電動タイプ・ツインスクリーンは、7~10m程度の直線的な送受信に限定される赤外線リモコンと異なり、全方向に指向性を持ち送受信距離も20m程度得られるRF(電波)方式を採用している遠隔操作に適した製品です。
電動製品のため昇降スピードは毎秒5cmとゆっくりですので、使用頻度の高い出入窓には向きませんが、調光メインの高所窓には適した製品と言えます。
1階の出入り窓においても、お打合せ当初はノーマンの手動ツインスクリーンを採用したいというお客様の意向でしたが、自由度の高い昇降切り替えとスピード性を考慮して結果的にニチベイのツイン・ワンチェーン式をご採用いだくことになりました。
ニチベイのハニカムスクリーン『レフィーナ』
ツイン・ワンチェーン式の特徴
今回、製品仕様を変えてまで採用に至ったニチベイのハニカムスクリーン『レフィーナ』ツイン・ワンチェーン式の特徴は、自由度の高い調光操作とスピード感のある操作性にあります。
1本のチェーンで上部生地、下部生地の昇降位置を自在に調節できるカスタマイズ性とスピード性は日常生活における使用頻度の高い出入窓では欠かせない魅力となっています。
特に〇の様に、上下のスクリーンを調光しながら下側にスペースを作る操作はノーマン製品ではできないため、この点が最終判断材料となり出入窓ではニチベイのツイン・ワンチェーン式をご採用いただくことになりました。
「採光ハニカム」組合せの様子
採光ハニカム(断熱時)の様子。

吹抜け窓でご採用いただいたノーマン・電動ツインスクリーンの採光生地は、40配色☓5種類=合計200通りの組合せパターンより、62mmダブルセルの「マシュマロ(C2002)」を、1階出入り窓でご採用いただいたニチベイ・ツインワンチェーンの採光生地(非防炎)の3配色より45mmシングルセルの「ミルキーホワイト(H2101)」を選定して、製品を併用した際の見た目のバランスを近づけました。
シースルー全閉時。

シースルーはどちらもホワイト系のカラーでまとめました。
ノーマン製品は62mmシングルセル、ニチベイ製品は45mmシングルセルの組合せです。
上下昇降調整(調光&断熱)。
ツインスクリーンを採用することで、天候や一日の時間帯に応じて、自由に調光と断熱の調整ができる窓辺になりました。
以上、本日は生活用途に配慮したハニカムスクリーン(ツイン)の組合せ納品事例をご紹介させていただきました。
ミツワインテリアでは国内外の主要ブランド7社(ハンターダグラス、ノーマン、ルーセントホーム、ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、セイキ総業)が取扱うハニカムスクリーンの展示品を豊富にご用意して、お客様が求める最適な製品選びのお手伝いをさせていただきます。
手動・電動製品ともに現地お打合せ時にお持ちすることも可能ですので詳細はお気軽にご相談ください。