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クリエーションバウマンの最高級レース『SOPRANO(ソプラノ) Ⅲ』。展示品のご紹介。
ミツワインテリアでは、「スイス品質」のインテリアファブリックブランドとして知られる クリエーションバウマン のファブリックスを取り扱っています。
バウマンの生地はすべて、スイス本社にてデザインから製造まで一貫して行われており、現在は600アイテム・6000色を超えるインテリアファブリックを、世界40か国以上へ輸出しています。
そこで本日は、数あるコレクションの中から「クリエーションバウマンの顔」とも称されるレースファブリック、『SOPRANOⅢ(ソプラノⅢ)』 をご紹介いたします。
クリエーションバウマンの『SOPRANO II(ソプラノ Ⅲ)』
生地の特徴と魅力
『SOPRANO II(ソプラノⅢ)』は、「分繊糸(モノフィラメント糸)」と呼ばれる1本の極細繊維を使って織り上げられた、透明感と流れるような柔らかさが特徴のレースです。
通常、薄手とされるボイルレースなどでも、1本の糸は複数の繊維を撚(よ)って作られていますが、 極細の分繊糸で織られている『ソプラノⅢ』の透明性と柔らかな手触りは他のブランドメーカー品のそれと比較しても質感が抜きん出ており、「羽衣」の様なレースと言われています。
こちらは、クリエーションバウマン・東京(本社)ショールームでの生地選定時に撮影したもの。
ショールームの展示は、吹抜けから吊られいる丈の長いものでしたが、形態安定加工などを施さなくても美しいヒダの落ち感が得られることと、ジョーゼットを思わせるふっくらとした柔らかさは評判通りのものでした。
メーカー縫製の場合、裾の仕立ては『ソプラノⅢ』の魅力を引き立てる「細三ツ巻(5mm)」といわれる極細の縫い納めで仕立てます。

こちらの写真は『ソプラノⅢ』208番色(ブラック)と「細三ツ巻(5mm)」の組合せ。
余りにも細かい折り返しのため、生地の端を巻かずにロックミシンで仕立てる「メローロック」を思わせる細やかさですが、しっかりと三ツ巻されています。
生地の特性を熟知したうえで極上の縫製技術を組合わせるメーカー縫製のこだわりとなります。
『SOPRANO Ⅲ(ソプラノⅢ)』を
他社の高級シアーと比較展示
ミツワインテリアでは、『SOPRANOⅢ(ソプラノⅢ)』の縫製展示品を、丈240cmの大吊り仕様でご用意しています。
実際の透け感や質感を体感いただけるよう展示しており、その美しいドレープ性と透明感をご確認いただけます。
ここでは参考として、他社の人気レースファブリック2アイテムと比較してみましょう。

まず、『SOPRANOⅢ(ソプラノⅢ)』より、一番人気のNo.118番色。
経糸・緯糸ともに均質化された極細の分繊糸には、ドイツ・トレビラ社が開発した難燃ポリエステル素材「トレビラCS」を採用。防炎認定を取得した機能性レースです。
「難燃ポリエステル」の特長は、防炎加工を施さずとも繊維そのものに難燃性能を備えている点にあり、これによりファブリックの柔軟性や風合いを損なうことがありません。
その結果、『SOPRANOⅢ(ソプラノⅢ)』は、高い透明感と軽やかで柔らかな手触りを兼ね備えた、上質な防炎レースに仕上がっています。
次にご紹介するのは、フジエテキスタイルのベストセラーレース『ハウ(FA1670)』より、最も人気の高いNL色です。
上品な光沢と軽やかな手持ち感に優れた極薄のカラーボイルで、経糸(たていと)には30デニールのマルチフィラメント糸、緯糸(よこいと)には20デニール分繊糸・30デニールフィラメント糸・フィルム糸を組み合わせ、複雑で繊細な質感を表現しています。
仕上げには防炎加工を施しているため、『ソプラノⅢ』に比べるとややハリのある風合いですが、その分、形状を美しく保ちやすい特長があります。
生地の透明度はわずかに控えめで、縦方向に繊維の流れを感じる上品なシアー感が魅力です。
最後にご紹介するのは、マナトレーディングの人気レースとして知られる『シュプール』の1番色。
防炎加工品でありながら、柔らかな手触りと程良い透明感の得られる『シュプール』は1色展開の1点物。
微かに天然繊維を思わせる縦の流れが感じられるナチュラルエレガントなシアーです。
以上、本日のブログでは、クリエーションバウマンを代表するレースとして知られる『SOPRANO Ⅲ(ソプラノ Ⅲ)』を、国内他社ブランドの人気レースとの比較を交えてご紹介させていただきました。
当社展示品は出張お打合せ時にお持ちすることができますので、ご興味がございましたらお気軽にご相談いただければ幸いです。
◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm