Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 調光ロールスクリーン

ハンターダグラスの新電動システム『パワービュー』と「シルエットシェード」の展示品紹介。

2020年03月05日

「シルエット・シェード」の新電動システム
『PowerView  (パワービュー)』が発売開始

 

ハンターダグラス シルエットシェード パワービュー 展示 取扱店

ハンターダグラス シルエットシェード 遮光 採光 比較

ミツワインテリアでは、2020 年 2 月 25 日 より発売を開始した、ハンターダグラス の新電動システム『PowerView (パワービュー) 』の展示品を「シルエットシェード」でご用意しています。

展示品は2インチの採光セルと3インチの遮光セルを窓際に並べることで店内外からの見え方、消灯時の遮光度合いなどをパワービューの操作体験と併せて比較いただくことができます。

 

 

『PowerView』 とは。
特徴と新機能について。

『PowerView (パワービュー)』とは、ハンターダグラス(Hunter Douglas) 社独自の無線通信システム(RF)を使用した新しい電動製品の総称で、赤外線操作FM操作を併用していた従来品の『PowerRise(パワーライズ)』、『PowerGlide(パワーグライド)』に代わる後継機種です。

ハンターダグラスの電動製品には「シルエットシェード」、「デュエットシェード」、「ピルエットシェード」に対応する『PowerRise(パワーライズ)』と、「ルミネットシェード」対応の『PowerGlide(パワーグライド)』という2つのワイヤレス通信システムがあり、これらを赤外線方式とFM電波方式に切り替えられるリモコンで操作していましたが、これを高感度のRF方式に統合することで、単一製品はもちろん複数の電動製品を組合わせた場合の操作性を向上させています。

 

こちらは店内で「シルエットシェード」のパワービューを操作している動画です。

 

リモコンの形状は、手持ちタイプの「Pebble Remote (ペブルリモート)」または、壁付けタイプ 「Surface Remote(サーフェイスリモート)」よりお選びいただくことができます。

 

ハンターダグラス シルエットシェード パワービュー リモコン

従来品のプラチナリモート(※写真:右)では最大4チャンネルまでの設定に限定されていましたが、ペブルリモート(※写真:左)では6 チャンネルまで設定できるようになりました。

チャンネル数的には僅かなバージョンアップですが、戸建はもちろんマンションの大開口窓で電動製品を5分割、6分割で設置したいという要望は多く、そういったニーズに応えられるようになりました。
(※ チャンネル設定は必ずしも1台1チャンネルと限定されないため、どちらのリモートでも複数の窓を1つのチャンネルにまとめることもで、チャンネル数以上の製品を操作することは可能。)

また、新リモートモジュールでは ベインの角度調整ボタン停止ボタンを追加することで操作性が向上しています。
(※プラチナリモートでは上下の昇降ボタンを併用するかたちで停止と調光操作を行っていました。)

 

続いて、1chと3chなど任意のチャンネルを特定したグループ操作が容易になりました。

旧リモコンで任意のチャンネルを特定したグループ操作を行う場合、事前にチャンネル設定が必要でしたが、新リモコンではその様な設定は不要で自由度の高いグループ操作が可能になりました。

 

最後に、今回新たな設定として加わった❤マークのお気に入りボタンを追加することで、こちらの動画の様にスクリーンを降ろした時にスラット水平状態で停止させたり、スクリーンを特定の位置で停止させるといった指定が出来るようになりました。

この機能は非常に便利で、個別、全体、指定操作を上手に使い分けることでより自由度の高い操作性を実現しています。

 

 

リモコンもカラフルにカスタマイズ。

ハンターダグラス シルエットシェード ペブルリモート カラー

リモートモジュール(本体)の構造は共通で、WhiteとBlackの2色をご用意。
ペブルリモートを採用の場合は10色展開の専用ケース、サーフェイスリモートの場合は3色展開の専用ケースから組合せることができ、
リモコンをさまざまなインテリアシーンに溶け込ませることができます。

『PowerView(パワービュー)』導入にあたっての注意点。

従来品の『PowerRise(パワーライズ)』、『PowerGlide(パワーグライド)』は、工場出荷時の初期設定が赤外線操作に設定されており、グループ操作、一斉操作を目的としたFM操作を設定する場合であっても、設定は赤外線を併用したリモコン操作で行えたため、吹抜けなど高所窓に設置する場合であっても遠隔設定で対応できました。

これに対して、RFリモコンを使用したパワービュー導入時のチャンネル設定とリセットにあたっては、必ずシェード本体のプログラミングボタンを押しながらのリモコン操作で設定を行う必要があるため、高所取付品にあたっては高所にて設置台数分の設定を行うことになります。
また、設定の変更や将来的な故障等が生じた際の再設定も同様の手順が必要になることが注意点となりますので、足場などを都度用意する必要があることがご注意点となっています。

また、従来品と異なり受信部およびプログラミングボタンは右側のみとなり、左右を選択することができません。
本体専用のコンセントを用意する場合や、従来品から新製品への交換をご検討される場合は電源の位置が製品右側になっていることを確認する必要があります。

上記の様な注意点があるため、現段階でメーカー側も両方の製品を販売することでお客様のニーズに対応しています。

 

 

ミツワインテリアでは豊富な展示品をご用意。

ハンターダグラス シルエットシェード 展示 価格 比較 

ミツワインテリアでは、従来型のパワーライズと新製品のパワービューのどちらも販売しており、当社でも2つの製品を体験していただくことができます。

電動操作以外にもループコード操作の「イージーライズ」とワンコード操作の「UG2」をご用意。

その他、WIS『FUGA』ニチベイ『ハナリ』トーソー『ラクーシュ』などの関連製品をご用意してお客様のご来店をお待ちしております。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプ納品事例と展示品紹介。

2020年02月05日

調光ロールスクリーン FUGA カバーレス

カーテンボックス 100mm 調光ロールスクリーン

こちらは、調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプの納品事例です。

 

 

奥行き100mmのカーテンボックスに
調光ロールスクリーンを設置したい。

2階・LDに隣接するウッドデッキ。
フェンスを設けることで通りからの視線を遮りつつ桜並木だけを楽しめる設計の窓辺に「調光ロールスクリーン」を採用したいというのがお客様からのご相談。

 

設計段階の打合せでは、ロールスクリーンや幅75mmのバーチカルブラインドなどを想定したボックスで検討されていたため、ボックス内奥行きの最小部分は100mmほどになっていました。

 

 

今回は、竣工後に当初の想定になかった調光ロールスクリーンの採用をご相談いただいたたケースですが、クリアランス(奥行き)の都合で標準的なカバー付タイプの製品は設置できません。

そこで深さが充分にあるボックス内での納めを想定したカバーレスタイプを用意している製品をご提案することになるのですが、ニチベイ『hanari(ハナリ)』トーソー『ラクーシュ』のカバーレスタイプでは、収納に必要なクリアランスを考慮すると130mm程度の奥行きが必要となるため設置ができません(※上の画像と納まり図はニチベイ製品のもの)。

 

  調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ ヘッドレール

調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ PLAIN プレーン 展示品

調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ BASIC ベーシック 展示品

そこで今回ご提案させていただいたのが、調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプ

こちらは製作高: H2400mmまでに対応する「スモールヘッドレール」と、それを超えるサイズに対応する「ラージヘッドレール」があり、当社では現地お打合せに対応した展示品もご用意しています。

 

調光ロールスクリーン FUGA カバーレスタイプ

写真は今回採用いただいたスモールタイプのヘッドレール。

ご提案時にスモールタイプであれば何とか奥行き100mmのカーテンボックス内に納めることが可能であることが判り、お客様ご希望の調光ロールスクリーンを設置することができました。

 

カーテンボックス 狭い 調光ロールスクリーン

『FUGA』カバーレスタイプ設置後の様子。

辛うじてですが、難所となる出入口上の狭小(100mm )エリアにも干渉せず取付けることができました。
もちろん取外しも可能です。

 

 

『FUGA』カバーレスタイプを使ってみる。

開閉昇降タイプの調光ロールスクリーンは、最初にスラットが閉じた状態で生地が降りてきますが、下降途中でのスラットの開閉はできません。

 

そしてオーダーした製品高の直前でスラットが開き始め、最終的に手前側に90°のスラット水平状態までが調光エリアとなります。

 

調光ロールスクリーン FUGA 特徴 メリット

『FUGA』の場合、スクリーンを降ろし切った水平状態から更にループコードを引き続けると水平状態を維持したままでスクリーンを120cm程度引き上げられる機能がありますが、カバーレスタイプの場合はヘッドレール手前側の干渉がなくなるため更に上方へスクリーンを引き上げることが出来ます。

こういった機能は他の開閉昇降タイプ・調光ロールスクリーンにはありません。

 

調光ロールスクリーン 開いたまま 上げる

今回お客様が求めていた機能がまさにこれで、調光途中のレース越しに桜を見ることができる窓辺となりました。

調光ロールスクリーン『FUGA』カバーレスタイプは現時点で正式発売されておりませんが、今後カーテンボックス内での設置を考えられているお客様にお勧めできる新アイテムとなりました。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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***編集追記***

FUGA 調光ロールスクリーン カバーレス BASIC ベーシック

調光ロールスクリーン カバーレス 標準タイプ 違い

こちらは別物件での事例です。

ランドリースペースの窓は設計段階からスクリーンを収納する深目のホリゾントが設けられていたため、FUGA・カバーレスタイプをご提案させていただきました。

ここでは、ボックス上部から床までの高さがH2550mm、ボックス内の奥行きが130mmという条件に適合するラージタイプのカバーレスヘッドレールで納めています。

調光ロールスクリーンの一般的な昇降操作においてスクリーンはロール芯の後方エリアを移動しますが、FUGAの場合はそれに加えてスクリーン調光後に全開(水平)状態になっているスクリーンを、ロール芯の手前側(室内側)に引き上げて操作することができます。

ヘッドレール前方に障害の無いFUGAカバーレスタイプであれば生地の巻ズレが影響しない範囲で生地を上方へ引き上げることができるため、こちらの事例では全開状態に開いた生地を200cm以上引き上げることができました。

 

  

採用生地は『BASIC』のホワイト(FG-5513)

 

『BASIC』は『PLAIN』生地よりもレース越しに見える外部の眺望が不鮮明になりますが、外部からも室内が見えにくい状況をつくることができます。

お打合せの際には現地に比較用の展示品をお持ちして、カバーレスタイプの納まりと併せて生地の確認をいただくことができます。

 

調光ロールスクリーン FUGA BASIC 見え方

こちらの事例の場合、レースを使用する状況でも玄関側からランドリースペースが見えにくくすることができる『BASIC』が使い易く、お客様ご希望の納めとすることができました。

 

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調光ロールスクリーン「FUGA」の採用で、コーナー窓やクランク窓をすっきり快適に演出。

2019年12月27日

調光ロールスクリーン FUGA マンション コーナー窓

調光ロールスクリーン FUGA 人気

リノベーションを終えたリビング・ダイニングのクランク窓に、調光ロールスクリーン『FUGA』を納品させていただきました。

今年はウッドブラインド、ハニカムスクリーン、バーチカルブラインドなど様々な製品をクランク窓に納品させていただきましたが、そのご要望の多くは製品をカーテンボックスの外側にある窓枠内に設置することで、部屋をひと回り広く使いたいというもの。

窓枠内にすっきりと納めることで、家具のレイアウトがし易い窓回りになるのです。

 

 

クランク窓での割付。
方位と製品特性を考慮した提案で

事前お打ち合わせの段階で窓の方位とご入居後のテレビや家具の配置予定をお聴きしておりましたので、西日の強まる午後の陽射しを遮りやすい製品配置を念頭に入れた現地採寸をさせていただきました。

 

調光ロールスクリーン 西日

調光ロールスクリーン FUGA BASIC 西日

納品当日は天気も良く、スクリーンを上げた状態では日差しの強さが厳しく感じられましたが、スクリーンの昇降と調光により、明るさを保ちつつTVも見やすい窓辺になりました。

紫外線カット率は、スクリーン全閉時で99%以上、全開状態でも80%以上あります。

 

今回ご採用いただいたのは、採光生地の「BASIC」のホワイト色。

シースルーの透明感は採光の「PLAIN」よりも落ちますが、遮熱性とグレア防止効果が高いため、西向きに面した窓で使いやすい生地となります。

 

 

調光ロールスクリーン おすすめ

調光ロールスクリーン メリット

カーテンボックスを使用せず、窓枠内に製品を納められたことで家具レイアウトの自由度が向上しました。

 

調光ロールスクリーン コーナー窓

窓枠の有効奥行が70mmと設置が難しい窓でしたが、『FUGA』のコンパクトなヘッドレール特性を活かして無事に設置することができました。

コーナー部分の納めも、日差しやプライバシーに配慮した製品配置で納められています。

 

調光ロールスクリーン FUGA 取扱店 販売店 東京 神奈川

今回もお客様に大変満足いただける納品となりました。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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バーチカルシェード『Suave(スアベ)』展示品紹介と採用前の注意点。吹抜窓を含むLD窓での採用事例。

2019年11月28日

バーチカルシェード Suave スアベ WIS 事例 ブログ

スアベ バーチカルシェード レース

Suave スアベ 片開き たたみ代

本日は、バーチカルシェード『Suave(スアベ)』の展示品紹介と吹抜を含むリビング・ダイニング窓での納品事例をご紹介させていただきます。

とても個性的・魅力的な製品ですが、ご採用にあたって事前に押さえておきたい注意点もありますので、そういった説明を含めたご案内となります。

 

 

バーチカルシェード・『Suave(スアベ)』について。

最初にバーチカルシェード『Suave(スアベ)』の実物を見たのは、2018年・東京ビッグサイトで開催された、第37回「JAPANEX(インテリアトレンドショー)」での出店企業ブース。

当社でのヒット商品にもなっている調光ロールスクリーン『FUGA』を製造する株式会社WISの出店ブースの参考展示品としてスアベが出品されていました。

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)という用語は、窓回り品を探されている消費者の認知も高いですが、「バーチカルシェード」という用語はスアベ発ですので、新しい分類の製品となります。

 

製品の特長を一言で言うと、「スアベは、レースカーテンの持つしなやかさと採光性、調光ロールスクリーンの持つ機能性を縦型ブラインドに組み合せた窓回り品」ということになります。

 

 

『Suave(スアベ)』の展示品をご用意。
昼夜の調光とプライバシー性を確認。

バーチカルシェード Suave スアベ 取扱店

バーチカルシェード Suave スアベ 展示品 東京 神奈川

ミツワインテリアはバーチカルシェード『Suave(スアベ)』の取扱店で、東京・神奈川エリアでの販売に対応しています。

Suaveとは、スペイン語で“しなやか”という意味で、その名の通り、縦型ブラインドというよりもしなやかなレースカーテンを窓にかけているような美しさがあり、
さらに1枚ずつ独立したルーバーを回転させて、センターレーススタイルのバーチカルブラインドを思わせる採光とプライバシーのコントロールが行えるという機能性を併せ持っています。

スアベをお買い求められるお客様は圧倒的に女性が多く、ボイルレースの3倍ヒダに相当する細やかなレースの曲線と、不透明生地との組合せで生じる光の陰影が窓辺を演出する様は優美です。

スアベの最大製作対応サイズは現在幅:3000 × 高:3000 までで、この範囲内であれば「片開き」または「両開き」の指定が可能です。
幅3mを超えるマンションなどの大開口窓での導入は難しいですが今回の窓形状では採用することができました。

 

スアベのルーバー(短冊)形状は、およそ32cm幅で、製品幅W200cmの窓の場合25枚のルーバーを使用します。

9.5cm幅の不透明生地に13cm幅のシースルー生地(レース)が挟まれた構造をしており、これを「Uの字」状に専用レールへ掛けることでヒダ間隔: 約8cmの3倍ヒダレースの形状になる仕組みです。

 

レース部は程良い透け感とプライバシー性を併せ持っており、例えば間仕切りの様に室内で使った場合の透け感はこの程度ですが、、、

 

バーチカルシェード Suave スアベ プライバシー 見え方

屋外の景色が映り込みやすい窓ガラスをスを通すともう一段階プライバシー性が上がります。

レースをメインで使った際に、ミラーレースや写像レース並みの強いプライバシー性を求めないお客様にスアベは向いているかもしれません。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 調光

そしてルーバーを左右に傾けることで不透明生地部分が優勢となり視界を遮ります。

U字型ルーバー構造のため、短冊構造のバーチカルブラインドよりルーバーの遮蔽性は落ちますが、高レベルの遮蔽性が得られます。

 

こちらは、夜間の室内でスアベのルーバー向きを正面から左右に切り替えたイメージ。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 夜間 屋外 見え方

バーチカルシェード Suave スアベ 夜間 プライバシー

続いて、夜間の見え方を屋外から確認するとこの様な感じです。

『Suave(スアベ)』の不透明生地は遮光ではありませんが、シースルーから切り替えることで高いプライバシー性を得ることができます。

 

バーチカルブラインド バーチカルシェード 比較

当社ではバーチカルブラインドの「センターレース スタイル」と並べてバーチカルシェード『Suave(スアベ)』を展示することで意匠性、機能性の比較を判り易くしています。

また、店内展示品と併せて『Suave(スアベ)』の携帯用展示品も用意しており、必要な場合はお打合せ先の窓辺で透過性、プライバシー性の確認をしていただくことも可能です。

 

 

現地お打合せと『スアベ』施工上の注意点。

今回、バーチカルシェード『Suave(スアベ)』を納品させていただいたこちらの窓。

開口幅一間半(※W2.7m × H2.3m)の窓が上下左右に3か所並び、天井高も5m超ありましたので、今回は移動式「ローリングタワー」を導入して設置することになりました。

 

ローリングタワー バーチカルブラインド 高所

これは別事例で使用した移動式足場「ローリングタワー」設置イメージで、今回も同じものを使用しています。

ローリングタワーは、バーチカルブラインドなど幅広製品を高所で設置する場合に使用します。

スアベの設置は、引渡し前の窓や室内が粉塵で汚れている工事中は不適ですので、少なくともハウスクリーニング終了後に行うことが推奨されています。

 

 

参考までに、バーチカルブラインドの様に生地自体が硬く張りがあり皺になりにくい短冊ルーバーの場合、ルーバーが巻かれた状態で梱包(※一部輸入品を除く)されている製品が多く、現場で扱いやすいコンパクト形状になっています。

また、ハウスクリーニング前の納品が必要な場合でも、緊急避難的にルーバー部分を養生しても生地にしわが付きにくいですが、生地が柔らかいスアベの場合、そういった対応はできません。

 

ルーバーを「Uの字」状に折り曲げて取付けるスアベの生地幅は32cmと広く、張りのある不透明生地と柔らかいレース生地の組み合わせでできているため、梱包出荷の際にカーテンの様に折り畳んだり、バーチカルブラインドの様に巻いて梱包することはできません。

基本的にルーバーは折ったり巻いたりせず平積み梱包として、輸送中にできるだけレース部分に皺ができないようになっています。
生地取付の際も平置き状態のまま、1枚1枚丁寧に取付けます。

また、梱包の箱体自体がかなり大きいので、製品高が2.5mを超える場合は居室までの搬入経路確認が必要になる場合があります。

以上の理由により、スアベの納品は新築物件・リフォーム物件を問わずハウスクリーニング完了後に実施することをお勧めいたします。

 

 

取付方法について

スアベの設置方法は、「天井付」「正面付」を選択することができ今回は、天付用ブラケットを使用した天井付で納めています。

 

窓枠内の有効奥行がD:95mmでしたが、手前側に張り出す生地に対する障害物がなかったため、製品奥行サイズ155mmのスアベを設置することができました。

「カーテンボックス」に設置する場合の推奨クリアランス(D:奥行)は、D175mm以上で前後の干渉が避けられるため有効奥行18cm以上のカーテンボックスであれば設置環境として理想的です。

 

バーチカルシェード Suave スアベ カーテンボックス 設置

ちなみに、一般的な新築マンションなどで用意されているカーテンボックスの奥行きはD:150mm程度が主流のため、スアベをゆとりをもって設置するには20~25mm程度クリアランスが不足していますが、ボックスの深さが48mm未満の浅型であればルーバーとの干渉を避けて使用することができます。

 

バーチカルシェード Suave スアベ スペーサー

また浅型カーテンボックスであれば「スペーサー」の併用で最大32mm程度、取付金具とレールの位置を下げることもできるので、提案上はボックスの深さが80mm未満のカーテンボックスであればご案内することも可能です。

 

 

設置後の様子

天井高: 5m超、吹抜窓の合計開口幅が5.3mある窓にどの様な窓回り品を合わせたら良いか迷われていた客様。

特に2階の先にあるホール吹抜窓は日照調整だけでなく近隣とのプライバシーを確保する必要があったため、これだけの分量の窓に統一感を持たせる良い製品がなかなか見つけられなかったとのことです。

 

当社ご来店の際、「センターレーススタイル」のバーチカルブラインドと比較してご覧いただきましたが、丸みを帯びたシースルーの表情を気に入っていただきスアベの採用となりました。

 

3倍ヒダ レース カーテン

吹抜から床までの高さをスアベでまとめ上げたイメージ。

レースに換算すると3倍ヒダ相当の豊かなウェーブの迫力を堪能できる窓辺になりました。

 

バーチカルシェード Suave スアベ コード式 操作方法

バーチカルシェード Suave スアベ コード式

操作方式は「コード式操作」の片開き(※右操作・左側寄せ)を選択して納めています。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 人気 評判

吹抜窓 プライバシー バーチカルブラインド

懸念されていた2階部分のプライバシー対策も問題なし。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 価格

バーチカルシェード『Suave(スアベ)』のご採用で、美しさと実用性に富む、光と陰影が魅力の窓辺が出来上がりました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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調光ロールスクリーン『FUGA』。「BASIC(採光)」と「BLACK OUT(遮光)」組合せ納品事例。

2019年11月22日

お気に入りの眺望を調光ロールスクリーンで楽しむ。

FUGA 調光ロールスクリーン 海辺

FUGA 調光ロールスクリーン 海沿い 眺望 ベーシック

WIS FUGA 調光ロールスクリーン 取扱店

こちらは、調光ロールスクリーン『FUGA』の納品事例です。

高台にある3連窓は住宅街の先に広がっている海が一望できる絶好のロケーション。
窓枠内に『FUGA』調光ロールスクリーンをおさめて窓辺の美しさをすっきりとした印象に引き立たせることになりました。

 

 

強い日差しを和らげる生地の選定。
メンテナンス性にもこだわって。

今回の採用生地は、強い日差しを和らげるローグレア性とキメ細かい織りのレースが外部からのプライバシーを保つ「BASIC」よりFG-5513(ホワイト)。
オプションの「エコキメラ プラス」加工をつけています。

エコキメラ加工には2種類あり、1つは消臭・抗菌・防カビ対策に有効な「エコキメラ スタンダード」、2つ目が今回ご採用いただいた帯電防止・防汚対策に有効な機能を加えた「エコキメラ プラス」です。
これらの加工を加えることで水洗いできない調光ロールスクリーンのメンテナンス性を向上させることができるためお客様から大変好評をいただいております。

 

紫外線対策とプライバシー対策。
自由度の高い調光モードにもこだわって。

キッチン 調光ロールスクリーン おすすめ 人気

 

キッチンから見える調光ロールスクリーン設置後の様子。

調光ロールスクリーンの紫外線カット性能は意外と高く、レースを全開にした状況でも景観を損なうことなく80%以上、スクリーンを全閉した状態では99%以上の紫外線をカットできるため、UVを気にされる女性にも好評です。

 

調光ロールスクリーン 開いて上げる

続いてこちらは『FUGA』だけが持つ調光モードの様子。

一般的な(開閉昇降型)調光ロールスクリーンの場合、スクリーンを完全に降ろし切った最下部でのみスラットの開閉可能ですが、スラットを開いた状態のままでスクリーンを引き上げることはできません。

これに対して『FUGA』には、スラットを開いた位置から更に最大120cm程度スクリーンを引き上げる機能を持っているため、日照調整の自由度を広げることができました。

 

調光ロールスクリーン FUGA 横須賀市 事例

側面の横長窓は、調光目的もありますが、隣家とのプライバシー対策のために「BASIC」使っています。
こちらは窓枠内にオペレーターハンドルの張り出しがあったため壁面付で納めました。

 

 

寝室には遮光性のある
『BLACK OUT』を採用。

続いてこちらは、朝の陽ざしが強い東面に向いた寝室の窓。

FUGAでは5色の遮光生地をご用意していて、濃色系の生地であれば遮光2級程度の効力を持ちますが今回ご採用いただいたのは、遮光3級性能程度のFA-180(ホワイト)

FUGAの遮光生地は、スラットの内部に黒糸を織込む構造のため、表面に白色を使ったホワイトの場合、正確にはライトグレーの表情になりますが、このグレイッシュな風合いが実際は人気となっていて、少し遮光性を高めたいリビング・ダイニングの窓などで採用されることが多いカラーです。

 

寝室 調光ロールスクリーン おすすめ 事例 

調光ロールスクリーン FUGA FA-180 ホワイト 遮光

設置後の様子。遮光性能を高めるため窓枠全体を覆う正面付で納めています。

FUGA「BLACKOUT(遮光)」のシースルー生地は、展開している生地の中で最も透明度が高くなっています。

シースルー生地の厚みを薄くすることでスラットの締まりが強まり光漏れを抑えますているのですが、透明度の高い生地を「BASIC」や「PLAIN」などの採光生地に用いると眩しくなりすぎるため、遮光生地との組み合わせで丁度良いバランスになっています。

 

FUGA BLACKOUT 人気

遮光生地でも『FUGA』の場合は、スラットを開いた状態でスクリーンを上げることができ、自由度の高い採光コントロールが可能です。

 

以上、本日は調光ロールスクリーン『FUGA』の組合せ納品事例をご紹介させていただきました。

 

当社ご来店のお客様には調光ロールスクリーンの操作体験をしていただくことができますが、現地おうかがい時にも持参できるサンプルもございますので、詳細はご相談くださいませ。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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『リフォマガ』2019年12月号の取材と誌面での掲載をいただきました。

2019年11月16日

ミツワインテリア 梶川完之 リフォマガ

先日、リフォーム産業新聞社から毎月刊行されている『リフォームセールスマガジン(リフォマガ)』12月号・特集記事の取材を受け、2時間半に及ぶインタビューを4ページの誌面におまとめいただきました。

『リフォマガ』は、リフォーム業界を担う現場担当者向けの基礎学習教材として、全国にあるリフォーム会社がおもな購読層となっています。

業界内全般の最新商品情報やメソッドをトータルで俯瞰できる実用性の高い情報誌ですが、誌面の構成は平易を心がけた読み進めやすいもので、仕事の空き時間などを使ってこまめに読み進められる工夫が凝らされています。

 

 

■特集1 
専門店に学ぶ
窓廻りの提案術

今回の特集、「窓回りの提案術」は、リフォームの完成度を大きく左右する窓廻りのコーディネート提案を10頁の誌面にまとめたものですが、当社もその一部をご協力させていただきました。

特集の趣旨は、窓回り品を購入をお客様任せにするのではなく、プロとして携わったリフォーム提案を窓廻まで踏み込むことでより顧客満足度の高い成果を目指そうとする目標と、そのために必要な情報収集、提案術、注意点を知識と実績に長ける専門店から学んでいこうという内容です。

編集者様が当社のサイトとブログに興味を持たれた上でのオファーでしたので有難く協力をさせていただきました。

内容は初歩的な情報を凝縮させたものではありますが、リフォーム全体の幅広い基礎情報収集の1つとしてご活用いただければ幸いです。

 

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ハンターダグラスの電動『シルエットシェード』納品事例。

2019年11月04日

ハンターダグラス シルエットシェード 電動 マンション 事例

シルエットシェード 2分割設置

開口幅: 4m、開口高: 2.26mの窓枠内に、ハンターダグラス『シルエットシェード』の電動・「パラーライズ操作」をコンセントタイプの2分割設置で納めさせていただきました。
ご採用のコントロール機器はリモコン操作の「プラチナ・リモート」です。

 

選べる2種類のスラットサイズ

繊細で美しい独自のレースをスラットの前後に組み合わせることで得られる光のヴェールが『シルエットシェード』の魅力。

数ある調光ロールスクリーンの中でもレースの美しさは抜きん出ていますが、スラットのタイプも小窓から広幅の窓までお使いいただける2インチと大型窓での演出性の高い3インチの2種類をご用意しています。

今回ご採用いただいたスラットと生地は、オリジナル2インチの人気色「WHITE DIAMOND」(A1-126)
当社の展示品を実際の窓に当てながら、スラットサイズと色の選定をいただきました。

 

 

『シルエットシェード』電動コンセントタイプを
窓枠内に設置する場合の注意点

お客様の希望は、カーテンボックスエリアのスペースを使用せずに『シルエットシェード』を窓枠側につけて、窓辺をすっきり広く使いたいというもの。

現地採寸をしてみると、設置検討の窓は、奥行150mmのカーテンボックス部分と奥行き135mmの窓枠で構成されていることがわかりました。

 

調光ロールスクリーン 電池式

一般的な窓枠の奥行は100mm以下が多いため、通常であればコンパクト設計の⇒ 電池式で納める選択肢しかありませんが、135mmの奥行きがあれば設置の工夫次第でコンセントタイプの採用も可能ということで、今回は窓周辺のコンセントを利用した配線を考えることになりました。

 

住宅の設計段階から、電動製品を想定した専用コンセントを想定している窓状況であれば、本体付属ケーブルに直接AC/DCアダプターをつなげた最短のコンセント接続も可能ですが、残念ながらコンセントまでの距離が離れていたため、延長ケーブルを使用してAC/DCアダプターをコンセントへ誘導することになります。

 

シルエットシェード純正のピンプラグタイプ「延長ケーブル」は、15インチ(381mm)、4フィート(1219mm)、10フィート(3048mm)、20フィート(6096mm)の4種類と決まっていますが、ピンプラグタイプのケーブルはカットすることができないため、余剰ケーブルは製品(ヘッドボッククス)の背後で結わえるなどしててまとめる必要があり、そのためのクリアランスを確保する必要があります。

 

実際のコンセントまでの配線がこちら。

配線コードは0号サイズの化粧モールに収納して壁づたいに納めます。

 

ハンターダグラス シルエットシェード 窓枠内 配線

製品背後に生じた電源コードの余剰ケーブルは結わえずに、製品背後に用意した3号サイズの化粧モール内に収納して納めています。

 

ハンターダグラス シルエットシェード デイジーチェーン

今回は製品2台分の電源を分岐する「デイジーチェーン」につなげて一本化しているため、デイジーチェーンを挟む様に2台目製品の余剰コードも3号モールでまとめました。
窓枠内に限らず、カーテンボックスに設置する場合も、余剰ケーブルのまとめかたには工夫が必要です。

 

 

リモコンの設定。

シルエットシェード 操作方法

窓枠内に2台の「シルエットシェード」を連窓設置した様子。

電動操作は4ch対応のプラチナリモートというリモコンで行いますが、初期段階では操作に必要な設定がされていないので、現地にて以下の設定を行います

◆ 「チャンネル設定」:

製品ごとにリモコン操作用のチャンネル設定を行います。詳細は取説を参照しますが、今回は左側の製品を1ch、右側の製品を2chに設定しました。

 

◆ 「FM電波操作」を追加

製造時の初期設定では、操作したい製品の赤外線受光部にリモコンを向けて操作を行う「赤外線操作」になっています。

製品単体であればこれだけでも良いですが、複数台の製品を一斉に操作する場合は各製品の受光部に個別に赤外線を当てる操作ではなくFM電波を使って一斉受信させる操作仕様が必要となります。

 

今回は追加設定で、個別受信と一斉受信が選択できる「FM電波操作」の設定を加えて全てのセッティングが完了しました。

 

 

「シルエットシェード」
パワーライズ操作を使用する。

シルエットシェード パワーライズ 事例 マンション

プラチナリモートを使用したパワーライズ操作の様子。

FM電波操作で個別・一斉の操作が行えるようになりました。

カーテンボックスを使用せずに済んだため、居室を広く使える様になりました。

 

動画では、窓枠内開口高:H2260の窓を約20秒かけて昇降している様子をご覧いただけます。

 

***当社展示品のご案内***

ミツワインテリアでは、『シルエットシェード』パワーライズ操作と新登場のパワービュー操作の展示品をご用意して、設置イメージや配線方法など、現物を見ながらのお打ち合わせに対応しています。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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