こちらは、サンルームのある総幅: 6.5mのクランク窓に調光ロールスクリーン『FUGA』収録の「アドバンスドコレクション(AC)」より、オフホワイト色(AC-1303)を5分割設置でご採用いたいた事例紹介です。
コーナー部分に「入隅」と「出隅」が混在するクランク窓に調光ロールスクリーンをご提案する場合、窓の特性に沿ったご提案をする必要がありますので、今回はその解説を加味した事例紹介となります。
「入隅」と「出隅」が混在するクランク窓
こちらは、お客様からご相談いただきました資料をもとに行った現調の様子。
最終的な納めは上図の様な5分割設置の納まりとなりましたが、リビング側の出入り窓とサンルーム側のL字窓が一体化したクランク窓となっているため、「入隅」と「出隅」が混在し、更に①②側窓と③④⑤側窓の間に35cm程度の「段差」が存在する変形構成となっていました。
スクリーンの調光段階で生地側面の形状が平面から立体構造に変化する調光ロールスクリーンの場合、とりわけ「入隅」と「出隅」の勝ち負け配置の提案は窓が位置する間取り、方位、プライバシー性を考慮した提案が必要となります。
「出隅」側の納め方。
こちらは今回ご採用いただきました「出隅」側の納まり。
LD側からに正対する側の製品を「勝ち側」配置にすることで、生活動線の中でスクリーン間で生じる隙間と光の流入を目立たせなくする納めとしています。
また、事例では勝ち負け双方の操作コードを出隅に関与させず、また「勝ち側」のスクリーンのボトムレールをヘッドボックスの手前で自動停止させるオプション・リミッター機能を併用することで、スクリーン間の隙間がより狭くさせています。
「入隅」側の納め方。
続いてこちらが今回ご採用いただきました「入隅」側の納まり。
ご覧の様に調光ロールスクリーンを「入隅」で配置する場合も、スクリーン全閉時に生じる隙間が最大となるため、勝ち負け配置には注意が必要です。
こちらもサンルームに正対する側の製品を「勝ち側」配置にすることで、スクリーン間で生じる隙間とプライバシー性に配慮した納めになりました。
FUGA独自の調光機能について。
最後に、調光ロールスクリーン全般の操作イメージと『FUGA』独自の調光機能の説明をさせていただきます。
まず、操作コードを引き下ろすと、一般的なロールスクリーンの様に平面的な状態でスクリーンが下降し、最下位置付近までスラット全閉状態が維持されますので、日照調整やプライバシー調整行う際はこの範囲で調光を行います。
続いて、全閉状態下降したスクリーンのスラットが最下位置付近から徐々に開き始め、全開状態ではスラットが手前側に90°開きます。
ここまでの開閉イメージは他社製品を含めて同一ですが、FUGAではその先にある調光機能を使うことが可能です。
FUGAではスラット全開状態に達した操作コードを更に引き続けると、スラットの開きを維持したまま更にスクリーンを引き上げることが可能で、今回の様にテラスや庭に面した窓辺での開放感を高めることが可能です。
以上、本日は調光ロールスクリーン『FUGA』の機能解説をクランク窓での採用事例を交えてご紹介させていただきました。
調光ロールスクリーンの展示品を多数ご用意
ミツワインテリアでは、WIS『FUGA』を始め、ハンターダグラス『シルエットシェード』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、タチカワブラインド『ルミエ』、トーソー『ラクーシュ』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』など、国内で販売されている、調光ロールスクリーン(複層構造タイプ)の展示品を大小15点以上取り揃えております。
電動製品も取扱い各社の主要製品を取り揃えておりますので、可能であれば是非現物をご覧いただき、お客様にとって最適な製品選びにお役立ていただければ幸いです。
また、ご来店が難しいお客様に置かれましても図面やお写真から判断した設置のご相談や参考お見積りのご案内まで対応し、必要に応じて現地お打合せ時に現物サンプルの持参にも対応いたしますので、詳細はお気軽にご相談ください。
◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html
ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/
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