Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 装飾バランス(上飾り)

高層マンションの眺望を活かした、 「スタイルカーテン」提案事例 。

2014年12月30日

本日のブログでは、前回の「内装リフォーム」事例の続編として、完成した内装に合わせてコーディネートさせた窓辺のスタイリング事例のご紹介(PART2)となります。
内容は、都内の「高級賃貸マンション」にご入居されるお客様邸の『主寝室』と『リビング・ダイニング』のウィンドゥ・トリートメント提案です。

 

『主寝室』の窓辺をドラマチックカラーで演出。

マンション 装飾バランス

f-2014.12.27.48

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当社施工のカーペットの張替えと、輸入壁紙を使用した内装工事が終わった翌日に窓装飾の納品をさせていただきました。

 

スワッグ&テール バランス とは

これから、ベッドが搬入されてきますが、ディスプレイのセッティングもお客様と楽しみながら組み合わせていきました。

 

f-2014.12.27.17

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こちらは、メールでの提案コーディネートイメージです。

今回、メインとしてご提案したいと考えていたこちらのカーテン生地が、メーカーカタログ改訂により廃柄が決定していたことが判明し大いに焦りましたが、幸いなことにメーカー在庫が19mほど残っており、事なきを得ました。

お客様にサンプルをご確認いただいたところ、大変気に入っていただけたため、ボリュームたっぷりの2.5倍ヒダ縫製仕様でこの生地のファイナルを飾らせていただくことになりました。

 

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生地の配色も風合いもお客様も絶賛の生地でしたので、本当に足りて良かったと思うと同時に、縫製展示品を持っていたため残念な気持ちが交錯する思い出の生地となりました。

 

 

華やかなトップトリートメント。
『装飾バランス』のスタイリング提案。

タワーマンション カーテン 事例

赤とパープルを基調とした主寝室のインテリア・リフォームの最後を飾る、トップトリートメントとしての『装飾バランス』のスタイリングついてのご説明です。

天井高がH2.8m、カーテンBOX内の奥行高を加えるとH3mを超えるダイナミックな窓でしたので、装飾バランスをカーテンBOX内に内付して、壁紙の高さと揃えるスタイルで表現することになりました。

 

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こちらは、今回納品させていただいた『スワッグ&テール バランス』の確認用イメージ画像です。

提案者である我々は、部屋と窓のサイズを入念に計測したうえで、『装飾バランスの』フォルムをラフスケッチで描き、加工所の方が割り出した「バランスのバランス」ともいうべき計算画像と見合わせて確認をしたのち製作にかかります。

 

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今回、『スワッグ&テール バランス』の前幕と裏地に使用したのは、服飾用のハイテク繊維が醸し出す、優しく輝く光沢感が素晴らしい、フジエテキスタイルの『ウスライ(PF2180)』収録のパープルとブラックの組合せです。


この組み合わせは、輸入壁紙とカーテンの配色を意識して採用しました。

 

f-2014.12.27.34

スタイルカーテン とは

そして、『ウスライ』の光沢感を更にきらびやかに引き立てる、淡いパープルの装飾トリムを装飾バランスのフレームラインに組み合わせて、美しい主寝室のコーディネート全体を完結させました。

 

 

追記・ご入居の『寝室』のトータルインテリア。

スタイルカーテン 意味

2015.3.10.3

こちらは、ご入居後に撮影をさせていただきましたお客様こだわりの感性の結晶となる珠玉のインテリアの様子です。

お客様と楽しくアイデアを出し合って作り上げる過程と、お披露目をいただけた時の感動が、我々の知識と経験の肥やしとなり次のご提案に繋がっています。

 

 

レース生地と薄手の生地をメインとした、
眺望の良い『リビング・ダイニング』の窓装飾。

アスワン メゾン・ド・ファミーユ チュールレース

メゾン・ド・ファミーユ レース メアリー

眺望豊かな高層マンショ」のリビング・ダイニングは天井高が2.8m以上ありました。

この意匠を考慮して今回は、上部フレーム内の透明ガラス面に、発色の良いカラー・レースと装飾トリムを合わせた『装飾バランス』でまとめるプランをご提案させていただきました。

 

f-2014.12.27.20

採用したレースは、マナトレーディングの「リバーシブル・レース」として評価の高い『ルーチェ』収録色の中から個性的な(5)番色です。

透明感、素材感に優れた、厚手のオーガンジーである『ルーチェ』は、防炎機能も備えており、高層マンションでのご採用も多い人気レースです。

 

f-2014.12.27.34

装飾フリンジ トーソー

「主寝室」でもご採用いただいた、淡いパープルの装飾トリムは、異なるトップトリートメントの表現手法の中でも、共通アイテムとして使用することができました。

 

 

窓の形状を考慮してデザインした、
『装飾バランス』のスタイリング提案。

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こちらは、浅い「コの字型」窓の形状を考慮した、「ウィンドウ・スタイリング」の提案と加工確認の過程です。

 

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現地での採寸から割り出したイメージスケッチをもとに、実際の加工シュミレーションを行いました。

 

コーナー窓 装飾バランス

タワーマンション 高級カーテン

コーナー部分のスタイリング・バリエーションには特に注意を払いました。

 

 

「異なる素材のレース」を組み合わせた
『フロントレース・スタイル』の窓装飾提案。

チュールレース とは

「フロント レース」スタイルの前幕にご採用いただきましたレースには、アスワンの『メゾン・ドゥ・ファミーユ(MAISON DE  FAMILLE)』収録の人気チュールレースより、ローズ色をご採用いただきました。

 

f-2014.12.27.21

『アメリー』のモダンにアレンジしたオーナメントパターン部分は、しっかりとした編みレースのグランド部分のチュール目の上に、柔らかなボリューム感の感じられるデニット糸で柄付けをした表現となっています。
この生地は、チュール編みの強度にこだわった製法で作られているため、編みレースの上下に「サテン」の無地などをコンビネーションすることもできる、これまでにない画期的なレースとして知られています。

 

アスワン メゾン・ド・ファミーユ

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当社にも特設展示ギャラリーを設けており、レースの上下に、メーカー推奨のしなやかで光沢の美しいサテン生地を組み合わせたでディスプレイを行っています。

 

チュールレース 意味

今回の納品事例では、チュールレースとサテンのカーテンをそれぞれ独立させた、「フロントレーススタイル」でスタイリングさせていただきました。

また、『装飾バランスの生地も厚手のオーガンジーですので、日中の採光を透した窓の美しさは格別なものとなるでしょう。

 

f-2014.12.27.39

f-2014.12.27.10

チュールレースの柄は、輸入壁紙のパターンに合わせてコーディネートしています。

日中は、チュールレースをメインにご使用いただきますが、後幕のサテンカーテンを引くと、同系色で組み合わせた夜型のコンビネーションカーテンにバージョンアップするスタイルとなっています。

 

ピヴォワーヌ V16

こちらが、後幕のサテンのカーテンです。

柔らかい生地の質感とサテン特有の優美な光沢感に惹かれます。

 

f-2014.12.27.23

マナテックス ピヴォワーヌ

今回納品させていただいた、浅い「コの字型」窓の形状であれば以下の様な窓のカタチを活かしたスタイリング表現を楽しむことも可能です。

例えば、コーナーの折り返しに前幕のレースだけをコーナー脇に寄せつつ、後幕のサテンのカーテンを、少しだけ正面側に折り返しながらマグネットタッセルで緩やかな曲線のフォームをつけながらまとめる納めでは、『スワッグ&テール』バランスとの相性も良く、コーナー部分を複合的な装飾の組合せでまとめ上げる事も出来るでしょう。

 

マナテックス ルーチェ レース

チュールレース アスワン

こうして、眺望の良い高層マンションのリビング・ダイニングもご覧のとおり、レース素材と薄手の生地を組み合わせて、エレガントでありながら明るい窓辺に変身いたしました。

 

ご入居の『寝室』のトータルインテリア。

コの字窓 カーテン レース

お客様のイメージされていた理想のインテリアが完成した様子です。
毎回感じる事ですが、我々の日々の提案は、お客様からいただく感性のストックから成り立ち研鑽されていると思います。

 


 

***編集追記***

新刊・『インテリアデザイナーの住む家』

2015年8月5日に、トーソー出版より全国の書店にむけて新刊リリースされました『インテリアデザイナーの住む家』にて、今回の事例を含む最近の事例紹介が4ページの特集形式で掲載されました。

テキストは、フルカラー(A4変型・128ページ)で、広告などを一切含まない「教科書(?)」的な構成となっている保存版の一冊です。

 

「ミツワインテリア」の掲載ページ

 

掲載ページでは、窓装飾のトップトリートメントとしての魅力を持つ、『装飾バランス』をメインテーマにした構成でご紹介いただきました。

同時に、我々の得意とする、「マンション」や「戸建住宅」におけるトータル・インテリアリフォームの提案・施工事例も紹介されておりますので、窓装飾だけでなく、欧米スタイルのインテリアにご興味のある方にも、当社の活動をご紹介したいと思っています。

 

以上、本日は都内の「高級賃貸マンション」ご入居前の内装リフォームと併せて行った、『主寝室』と『リビング・ダイニング』の窓辺のスタイリング事例の詳細解説をご紹介させていただきました。
当社の特徴は、「リフォーム工事」と「窓装飾の提案」が共に高い技術と実績で両立している点ですので、トータル・コーディネートに関心のある方は、メール等でお気軽にご相談下さいませ。

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆当社・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

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「シングル・スワッグ&テール」スタイルの『装飾バランス』展示品を店内ディスプレイいたしました。

2014年11月16日

 

f-2014.11.16.1

「JAPANTEX2014」開催期間内に、会場内の「主催者依頼・テーマブース」で展示させていただきました、「シングル・スワッグ&テール」スタイルの装飾バランスの1つを、プロジェクト参加のご褒美(?)として頂戴いたしましたので、早速店内の模様替えに使わせていただきました。

 

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◆「JAPANTEX2014」詳細レポート(ブログ)
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=10028

 

『ディスプレイ』の模様替え

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ここには、もともと「ウィリアム・モリス」の人気作品である、『ハニーサックル』のプリント生地を使用した、「ストレートバランス」を展示しておりましたが、当社には、モリス専用のディスプレイブースがありますので、これをそちらに移設集約して、入替で新作の「スワッグ&テール」バランスを設置することになりました。

 

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今回の模様替えにより、当社の接客用カウンターの前には、「シングル・スワッグ」と「ダブル・スワッグ」の装飾バランスを並べてご覧いただける様になりました。
個性的なファブリック・カタログや、様々な装飾アクセサリーなどと並べて展示しておりますので、スタイル提案がし易いディスプレイとなりました。

 

 当社は、『装飾バランス』の提案・納品事例も豊富ですので、詳細はスタイリング・アドバイザーまでご相談下さいませ。

 

当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm
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『ケンティッシュ ローズ』の輸入壁紙と、『イングリッシュ ローズ』のファブリック コーディネート事例。

2014年07月19日

本日のブログでは、バラの花をこよなく愛するご家族が住む、戸建住宅における、「主寝室」リフォーム時の様子をレポートさせていただきます。

英国・「サンダーソン社」の壁紙と生地で、『主寝室』を演出。

2012.8.10.3

英国・サンダーソン社の扱う、「ウィリアム・モリス」の輸入壁紙として有名な『ケンティッシュ ローズ』に、コーディネート用のコットンプリントの人気ファブリックである『イングリッシュ ローズ』を合わせてコーディネートさせていただきましたトータル施工事例をご紹介させていただきます。

 

 

「輸入壁紙」と「輸入ファブリック」の選定。

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まず、「主寝室」の窓辺を飾る薔薇には、英国・サンダーソン社の人気生地で、国内では、マナトレーディングのカタログ「マナテックスVOL15」に収録されている、『イングリッシュ ローズ(1)』の生地をご採用いただきました。

 

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次に、「主寝室」の壁装を設える壁紙には、同じくサンダーソン社の「ウィリアム・モリス」の壁紙コレクションから、『ケンティッシュ ローズ』をコーディネートにご採用いただきました。

 

 

「アプローチ」を演出する薔薇を「寝室」でも表現。

2012.8.10.5

ご主人の趣味は薔薇の栽培で、玄関までのアプローチ部分は、ハイシーズンには数種類のバラの花が咲き誇ります。

栽培しているバラの中には、「ウィリアム・モリス」という品種のものもあるのだそうです。

 

2012.8.10.4

薔薇の栽培は難しいとのことですが、それだけに愛着が湧き、気持ちが癒されるのだそうです。

 

「主寝室」の優美なフラワー・コーディネート。

2012.8.10.1

住まいのインテリアの中では、天井の高い寝室の内装に薔薇の花を採り入れることになりました。

ベッドの後ろの2連の縦長窓には、絵画調に「ローマンシェード」スタイルで    『イングリッシュ ローズ』の花を表現しました。

 

2012.8.10.2

掃出窓と、腰高窓は、「ギャザー バランス」の上飾りであしらったスタイルカーテン仕様でまとめました。

「ギャザー バランス」の上飾りが加わる事により、窓の高さが強調され豪華な印象になります。

「主寝室」は、心身を開放してリラックスするにはとても重要な空間です。 お気に入りのバラで、コンセプトを統一させた「主寝室」が出来上がりました。

 

◆ 当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・『戸建住宅・リフォーム』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub1.htm

 

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英国邸宅風・リフォームの醍醐味。リビングの大窓を演出するこだわりの『ウィンドゥ・スタイリング』事例。

2014年06月03日

本日のブログでは、築40年の注文戸建住宅を、本格的な「英国クラシック スタイル」のインテリアにリノベーション・リフォームをされたお客様宅でのウィンドゥ・スタイリング事例をご紹介させていただきます。

川島織物セルコン フルーツ カーテン

もともと「和室」であった奥側の居室を新たに「リビング」にリノベーションされた、リビング・ダイニングの様子です。

 

川島織物セルコン FF6675(Y) ポイントプリーツバランス

川島織物セルコン FF6675 フルーツ 施工例

昨年より、シャンデリア照明の上飾りである『シーリングメダリオン』や、英国の歴史的建造物の修復工事などにも使用される、『FARROW&BALL』ペイント『ウィリアム・モリス』の壁紙のご紹介や販売でご協力させていただいておりましたが、こだわりのリフォームとお気に入りの英国アンティーク家具のセッティングも終えて、劇的に生まれ変わったLDの総仕上げとして『ウィンドゥ・スタイリング』のご用命いただきました。

 

 

「ウィリアム・モリス」の作品より、
『Fruits (フルーツ)』(1862年作)をご採用。

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ウィリアム・モリスのファブリックは、英国・サンダーソン社の生地の他にサンダーソン社の厳しい生地の審査を得てライセンス販売を認められている、川島織物セルコン製の高品質「織物生地」がございます。

今回は織物をご採用いただきました。

 

 

当社・縫製展示品のご紹介

ウィリアム・モリス 「フルーツ」 オーダーカーテン

ウィリアム モリスの『Fruits(フルーツ)』は、当社でも採用実績の多い人気ファブリックです。

英国・サンダーソン社のデザインチェックは非常に厳しく、本来「コットン(綿) プリント」生地である、『Fruit (フルーツ)』の生地を、織物生地として表現することを承認されるまでの過程では、何度もオリジナルの持つイメージに沿った、デザイン表現や、「織物で表現」する色彩の微細な直しを指摘され、ライセンスを得るに至ったという経緯がございます。

当社には丈240cmの縫製サンプル(全3色)をご用意しております。
今回の納品に際しましても、店内および現地でのお打合せでフル活用いたしました。

 

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今回のご採用色は、写真中央のイエロー・ベース生地です。

こちらの生地は、お客様宅のインテリアの中においては、効果的なライティング(照明演出)と、真鍮の調度品とのコンビネーションで、「ゴールド」系の色合いを表現することができました。

 

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コーディネートの「レース生地」には、リビング・ダイニングで採用されているサンダーソン社の「輸入壁紙」との相性の良い、五洋インテックス・カタログ『インハウス』に収録の、トルコ製・刺繍柄のレースをご採用いただきました。

 

 

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カーテンをまとめる『装飾タッセル』には、色とデザインが「フルーツ」との相性の良い、テシードが取り扱う輸入取寄せ品のゴールド色をご採用いただきました。

 

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展示サンプルを組み合わせた店内での、コーディネートの様子です。
これを実際の現場にお持ちして実際のご確認と更なる詳細の打合せの参考資料として活用いたしました。

 

 

 『上飾り(装飾バランス)』のスタイリング。
現地での詳細な打合せの様子。

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こちらは、リノベーション・リフォームの大詰めのタイミングに現地にご訪問しての「スタイル提案」に関するお打合せ過程の様子です。

 

4f-2013.9.24.14

今回は、川島織物セルコンのスタイリングの一例で紹介されている、
『ポイント・プリーツ・バランス』という上飾りのスタイルを、実際の窓のサイズとレイアウトを考慮しながら、『Fruits(フルーツ)』の柄を使って表現するご提案をさせていただきました。

 

川島織物セルコン ポイントプリーツバランス

こちらが、『ポイント・プリーツ・バランス』の実際の納品後の様子です。

 

 

『ポイント・プリーツ・バランス』の配分。

4.「ポイントプリーツバランス(AB-84)」割付イメージ

『ポイント・プリーツ・バランス』で取り囲む、「コの字型」のカーテンボックスのサイズは、正面の幅がW306cmで、奥行寸法がD20cmでした。

『ポイント・プリーツ・バランス』とは、中央にファブリックのデザインをストートに表現して、左右に、幅8cm程度の「箱ヒダ」を3~4本ポイントで入れて、単調にならない立体表現を演出するスタイルです。

 

f-2014.6.2.5

こちらは、模擬的にシースルーのビニールでアウトラインの型取りをして、窓のレイアウトに合わせたバランスの長さと「ポイント・プリーツ」の配分と位置関係を提案しているイメージです。

ちらの窓辺のレイアウトは、中央の「掃出窓」と左右に配置された「縦長窓」がカーテン・ボックス内に構成されていました。

 

f-2014.6.2.0-10

左右各4本「箱ヒダ」を組み込んだ『ポイント・プリーツ・バランス』が、天井の「ダウンライト」でライトアップされ、その個性を引き出すことができました。

 

 

 「Before~After」・完成の様子。

3.「ポイントプリーツバランス(AB-84)」・設置イメージ(正面)

ウィリアム・モリス フルーツ 装飾バランス

厳密な現地での打合せを経て、イメージ通りのゴールド表現が感じられるリビングの窓辺が出来上がりました。

 

 

 「ダイニング・ルーム」との絶妙な色の調和。

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お客様のこだわりのリフォームと、家具のコレクションでまとめられた「リビング・ダイニング」の様子です。

 

f-2014.6.2.0-12

チッペンデール様式をはじめ、お客様が時間をかけて集められた英国アンティーク家具が、時代を超えて、リノベーション・リフォームと共に集まり、新たな時を刻み始めました。

 

シーリングメダリオン 英国アンティーク

英国の伝統的インテリアは、時代に左右されず、憧れと共に普遍的な人気を誇っています。

お客様は、英国やドイツなど海外での生活が長く、ヨーロッパの文化・芸術に自然に触れあって生活している結果、今回に至る、お気に入りのインテリア・スタイルが熟成されたのだそうです。

赴任中に購入された収集品などもディスプレイされた、ダイニング・ルームで素敵なお話をおうかがいすることができました。

 

2015.3.28.7

 今回の正統派・英国風リフォーム、実は都内で生活されている息子さん夫婦には、「純和風」のリフォームを行っている最中と伝えているのだそうです。

外装は、特別、英国風にいじっていませんが、家の中は玄関から徹底的に「英国風」にリニューアルされています。

「来月の初め、御社にお願いしている、総仕上げとなる玄関と階段のカーペット敷きリフォームが終わったら、息子夫婦と親戚にお披露目をするんです。玄関を開けた時のサプライズの表情が今から楽しみなんです。」
と、ご夫婦揃ってニッコリ、童心の無邪気さで微笑んでおられました。

◆玄関・階段のカーペットリフォームの様子はこちら。
https://mitsuwa-i.com/blog/2014/07/06

 

 

 編集・『追記』
「コンテスト」大賞受賞と「業界紙」での掲載。

2015.3.28.0.5

こちらの事例紹介は、NIF・「一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会 」主催の『第8回部屋mite投稿大賞』において、「インテリア業界関係者部門」大賞を受賞して、2014年11月に東京ビッグサイトで開催された、第33回『JAPANTEX(インテリアトレンドショー)』でにてパネル展示されました。

NIF・「一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会 」主催
『第8回部屋mite投稿大賞』審査結果
https://heyamite.com/?cat=48

 

2015.3.28.0.3.3

また、『インテリアビジネスニュース(2015年3月25日号)』紙において、取材の模様が特集記事で紹介されました。

 

2015.3.28.0.3

https://mitsuwa-i.com/blog/?p=11601

 

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/fb-5.html

 

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マンション入居前の、ドラマチック インテリア・ リフォーム事例。(LDのトータル ウィンドゥ・スタイリング)

2014年03月31日

本日のブログでは、
マンション入居前における、ドラマチック インテリア・ リフォーム事例(最終回(3/3)・多角形窓のあるLDにおける、トータル ウィンドゥ・スタイリング事例)をご紹介させていただきます。

 

メインとなる「カーテン生地」の選定。

f-2014.3.30.39

今回の納品で、お客様が、まず最初にショールームのご見学段階で人目惚れされて、メイン生地にご指名いただいたファブリックが、FISBA(フィスバ)『ロイヤル』というファブリックです。

 

 

ドレープカーテン
◆表地:FISBA(フィスバ)、生地品番:『ロイヤル/14158/827』
 組成:綿67%、絹33% 

 

『ロイヤル』のカラーバリエーションは、選定色以外にも、個性的な配色を含んだも全10色展開にて用意されております。

 

2.5倍ヒダ(遮光裏地付)のボリューム感豊かな縫製。

生地品番:『ロイヤル』は、フィスバの生地の中でも根強い人気があるクラシックデザインで、「綿・シルク混」の程よい光沢が魅力の豪華ファブリックです。

「天然素材」で織り上げられている生地のため、強い紫外線の保護を目的として、メーカー推奨の遮光裏地を併用いたしました。
縫製仕様は、「2.5倍ヒダ・遮光裏地付」という、非常にボリュームのある仕立てのリクエストいただきました。

◆遮光裏地:FISBA(フィスバ)、生地品番:『ニューヴェルモント17』

 

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眺望の素晴らしい景色を楽しめる「バルコニー」側のドアは、片開き仕様で素敵に仕立てました。

 

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 上飾りの上の「モールディング」とのマッチングも素敵で、単なる出入口とは思えないゴージャスな仕上がりとなりました。

 

 

「大小」・バラエティに富んだ、スタイルバランスの提案。

上飾りでの採用生地は、フジエテキスタイルのカタログ「PROFILE(プロファイル)」収録の、『ウスライ』という柔らかな光沢が魅力のファブリックです。

 

「バルコニー」側の「シングル・スワッグ」の上飾りとテールの選定色は、カーテンのベース生地の色に近い、色番:PF2180-03で揃え、テールの裏地の部分にワントーン色の濃い、PF2180-04を合わせました。

 

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バルコニー側のドアのとのサイズ比率が6倍以上の、多角形(8連コーナー)窓の『装飾バランス』は、手前に来る8連スワッグの色番:PF2180-03に加えて、奥側に配置された小スワッグ部分とテールの裏地部分に、ワントーン濃い、色番:PF2180-04を合わせました。

左右のテール」色はバルコニー側のドアと揃えています。
この様に、面積の大きい窓の場合は、微妙な色調のアレンジを加ることによって単調さを防ぐことができます。

 

 フランス製・『HOULES(ウーレス)』の
高級・「装飾タッセル」&「トリム」で大小の窓辺の仕上げ。

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7Mの幅広窓には、2.5倍ヒダ(遮光裏地付)のボリュームある生地の量をしっかりとまとめ上げる、フランス・HOULES(ウーレス)の芸術品と言える装飾タッセルをコーディネートさせていただきました。

 

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HOULES(ウーレス):『GALLIERAガッリエーラ35232/9920』

 

 

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FISBA(フィスバ)のカーテン生地との相性も抜群で、裏地を付けた生地のボリュームに負けない存在感は流石と言えます。
また、タッセルの素材感と緻密な作りも素晴らしいものでした。

 

 

HOULES(ウーレス)の『装飾トリム』を合わせた、
FISBA(フィスバ)の「共布タッセル」の魅力。

f-2014.3.30.6

「HOULES(ウーレス)」では、装飾タッセルにコーディネーネートできる、装飾トリムもご用意しています。

カーテンやクッションのフレームなどにもお勧めですが、今回は「バルコニー」側ドアの片開きカーテンに合わせて、FISBA(フィスバ)の「共布タッセル」のボトム・ブレードとして豪華に合わせる事になりました。

 

f-2014.3.30.21

生地:FISBA(フィスバ)・『ロイヤル/14158/827』
フリンジ:HOULES『GALLIERA/33112/9920』

窓辺との相性も良く、とても豪華なスタイル・タッセルができあがりました。

 

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 以上今回は、3回の特集にわたって、お客様曰く、一流ホテルの「スウィートルーム」に常泊したかのような日常を長期的に味わえる、マンション入居前の「ドラマチック インテリア・ リフォーム事例」をテーマ別にご紹介させていただきました。

 

***編集追記***

f-2014.11.12.8

◆『第8回・部屋mite投稿大賞』 にて「入選」

 受賞者:ミツワインテリア・平多 千春
 受賞作品詳細はこちら:https://heyamite.com/?p=6313
 

 

◆ 当社・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集 ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・「モールディング」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

 

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装飾モールディングでマンションの、ドラマチックなインテリア・ リフォーム。

2014年03月29日

シーリングメダリオン

今月、当社が手掛けさせていただきました、マンション入居前の、ドラマチックな「トータル インテリア・ リフォーム」事例。
第1回 の本日は、『モールディング施工編』をご案内させていただきます。

 

装飾『モールディング材』の採用。

f-2014.3.30.35

今回ご採用いただきました、装飾「モールディング」は、世界的に有名なベルギー・nmc社の製品をご採用いただきました。

運よく国内代理店の「tomita(トミタ)」に国内在庫品ストックがありましたので在庫を確保して施工にあたりました。

 

装飾『モールディング材』の選定。

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今回使用した『モールディング』材のスペック。
この材料をマンションの変形間取りで施工するのは容易ではありませんが、独自のノウハウを駆使して施工いたしました。

 

施工中の様子

装飾モールディング 施工

マンションの変形間取りには、大小の「出隅(ですみ)」「入隅(いりすみ)」がありますので、各コーナーごとに柄の割付けや合わせを決めて施工します。

 

装飾モールディング 工事

丁寧なタッチアップ作業を行って、最終的には、「艶消し・ホワイト」の塗装仕上げで石膏風の化粧仕上げをして完成させます。

 

装飾モールディング とは

こちらは、完成後の「キッチン~LD入口」エリアの様子です。

既存のビニール壁紙に立体的なメリハリを産み出すことが出来、演出効果は抜群でした。

 

『窓装飾』エリアを更にグレードアップ演出

装飾モールディング トミタ

装飾モールディング材は、近接関係にある、『窓装飾』エリアとのコーディネートにもお勧めです。

 

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こちらは、幅8Mある「8角形窓」・左側周辺における、トータルコーディネート後の様子です。

 

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そしてこちらは、「8角形窓」・右側周辺のインテリアイメージです。

 

f-2014.3.30.33

以上、本日のブログでは、当社が手掛けたマンション入居前のドラマチックな「トータル インテリア・ リフォーム」事例より、
『モールディング施工編』をご案内させていただきました。

次回は、幅7Mある「8角形窓」を演出する、多角形窓対応の『バルーンシェード』の設置事例をご紹介させていただきます。

 

◆ 当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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寝室の窓辺をウィリアム・モリスの「コンプトン」で華麗にドレスアップ!

2013年11月28日

本日のブログでは、

集合住宅(マンション)の『主寝室』の「腰高窓」前に配置されている、アンティーク家具の「ドレッサー(鏡台)」を引き立てるウィンドゥトリートメントのリニューアル依頼事例をご紹介させていただきます。

2013.4.4.4

メインとなるカーテンと「装飾バランス」には、ウィリアム・モリスのコットン生地(英国・サンダーソン社)の、『バード&アネモネ(PR8478/1)』をご採用いただき、「タフタ」生地のブレードと装飾トリムをあしらって、お手持ちの家具を引き立てる、ペンシルカーブ形状の「ギャザーバランス」仕立てでトップトリートメントを納めさせていただきました。

 

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ウィリアム・モリス:
『バード&アネモネ(PR8478/1)』スタイルイメージ。

 

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『バード&アネモネ(PR8478/1)』生地イメージ

 

 

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 ドレッサーを主役とした、クラシカルで華やかな、ウィンドウ・トリートメントが設えられました。

 

次に窓枠内には、レースではなく、コットン生地の保護と前幕のスタイルカーテンとのカラーバランスの良い、グリーン系統の「木製ブラインド」をとのご要望でしたので、カラーバリエーションの豊富な、「ナニック(nanic)」のウッドブラインド(50mm幅スラット)の中から、色番:154(P)『セージ(青磁)』色をお選びいただき、クラシカルな窓辺を機能性も含めて引き立てました。

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『ナニックウッドブラインド』の書斎でのスタイリングイメージ。

 

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今回のご検討候補となった、
ナニックウッドブラインドのスラットカラーバリエーション一例。

 

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『装飾バランス』に関しては、当社スタイリストの平多 千春が、現地の打合せにて、アンティーク家具に合わせたデザインを決めさせていただきました。

 

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こちらは、「日中のイメージ」となります。

 

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続いてこちらは、「夜間のイメージ」になります。

 

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人生の中で長く過ごされる『主寝室』の家具と窓辺を素敵にすることは、自分だけのとっておきの時間を満ち足りたものにすることができるという認識をお客様と共有できる納品となりました。

 

当社・『装飾バランスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ナニック・ウッドブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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