Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

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ナニック「プレミアムシリーズ」ウッドブラインドでオンライン ミーティングを意識した個性的な窓辺の演出。

2020年12月08日

    

コロナ禍に終始した感のある2020年ですが、インテリア販売の世界もポジティブ目線で捉えるならば大きな変化のあった一年でした。

これまで自宅のインテリアに目を向けてこなかった消費者層が、旅行や外食といった嗜好の欠乏を埋めるべく自宅のインテリアに関心を寄せる様になったのです。

また、どうせ人に家の中を見せることもないのだからという理由でインテリアを重要視していなかった消費者層も、アパレルやコスメの代替えとしてオンライン  ミーティング用の背景でお洒落を楽しみ、ご自身を新たな視点からブランディングさせる重要性に気付いたではなかったかと感じています。

事実そういった価値観に気づかれたお客様は大勢いて、当社でもズーム ミーティング用の背景となる壁紙カーテンその他多くの窓周り品の納品をさせていただきました。

 

ウッドブラインド オンライン ミーティング 背景

本日納品させていただいた木製ブラインドもやはりZOOM会議など、オンラインでの打合せを頻繁にされるお客様からご要望いただいたものです。

1つの窓サイズがW650×H1500ある2連窓なのですが、こちらのウッドブラインドの羽根幅は何と76mmもあるワイドスラット!!

えっ、そんな個性的なウッドブラインドが存在するのと思われた方も多いかと思いますが、事実存在するのです。

 

ウッドブラインド オンライン ミーティング 人気

当社で多数の展示品をご用意しているナニックのウッドブラインドがそれで、展示の様子は25mm、35mm、50mm、63mm、76mmを比較展示したものですが、お打合せの際には現地にお持ちして実際にご覧いただくサービスも行っております。

しかもこちらのウッドブラインドは73配色との組み合わせが可能で、横型だけでなく縦型のバーチカルブラインドにも対応可能な演出効果抜群の窓周り品としてこのコロナ禍にあって注目を集めています。

世間一般で普及しているスラット幅は50mmが主流ですが、63mmになると市場での採用率は恐らく3%以下、76mmともなると控えめに言っても1%以下の普及率ではないかと予想しています。

 

当社でもこれまで76mmスラットの納品事例は商業施設など、非日常性が求められる空間に限られていましたが、今年になって一般住宅でも76mmご採用いただけるシーンが増えてきました。

 

ウッドブラインド ZOOM ミーティング 背景 映える

ZOOM 映え ウッドブラインド おすすめ 人気

 

今回のご採用色は、人気色の「ダークロースト(083)」

個性的で洗練されたオンライン ミーティングの背景が完成して、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

当社のこだわりがお客様のこだわりのお役に立てて何よりです。

 

 

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ナニックの「ウッドシャッター」(横ルーバータイプ)。ウッドブラインドとの組合せ納品事例。

2020年09月07日

ナニック ウッドブラインド ウッドシャッター組合せ 事例 ブログ

 

こちらは寝室の3連小窓にウッドブラインドとの組み合わせでナニックの「ウッドシャッター」(横ルーバータイプ)をご採用いただいた事例紹介です。

 

3連小窓の内寸は、W304mm × H925mm と横型ウッドブラインドの製作自体は可能でしたが内開き網戸が含まれるため窓内の設置が出来ない状況でした。

また、網戸の開閉に干渉しない様、畳み上げた製品を窓上に納めるためには取付ビス位置を130mm以上離す必要がありましたが、その位置には取付下地が用意されていないため、結論として横型ブラインドの採用は出来ない窓構造となっていました。

巻き上げがコンパクトに納まるロールスクリーンであれば窓上に設置することができましたが、お客様の希望はあくまでも木製の窓周り品ということで、可動ルーバー付開閉扉の「ウッドシャッター」を検討することになりました。

 

 

建売住宅・内装木目色の雰囲気を
ウッドブラインドやアクセントウォールで調整

ナニック ウッドブラインド グレーアッシュ 507 事例

ナニックシリーズ(63mm & 50mm)・「グレーアッシュ(507)」組合せ納品イメージ。 

戸建購入にあたり、注文住宅より価格が抑えられた建売住宅を購入し、差額を家具の購入や内装のカスタマイズに充当しようという考え方は、注文住宅にありがちな追加工事や外溝工事など想定外の出費で予算を失うリスクが少ないため、結果的に満足度の高い家づくりを実現できる場合があります。

 

ナニック ウッドブラインド セーブル 140 事例

ナニックシリーズ(50mm)・「セーブル(140)」納品イメージ。 

 

ナニック ウッドブラインド ピカーン 503 事例

ナニックシリーズ(50mm)・「ピカーン(503)」納品イメージ。 

 

建売住宅の場合、購入段階でフローリングや壁紙などの内装が出来あがっているため、それに合せて窓周り品を揃えるお客様も多いですが、本事例の様に、引渡し後にエコカラット(内装タイル)のアクセントを入れて、その雰囲気に合せた窓周りにこだわりを持たせることで、満足度の高いインテリアを手に入れることは難しくはありません。

 

 

ウッドブラインドがつけられない窓に
「ウッドシャッター」を付ける。

ナニック ウッドシャッター 小窓

全ての居室でご家族それぞれの好みに合わせたウッドブラインドを選ぶことが出来たなか、唯一「ウッドシャッター」を組合わせることになったのがこちらの居室です。

 

3連小窓の内寸は、W304mm × H925mm と横型ウッドブラインドの製作自体は可能でしたが、内開き網戸が含まれるため窓内の設置が出来ない状況でした。

また、網戸の開閉に干渉しない様、畳み上げた製品を窓上に納めるためには取付ビス位置を130mm以上離す必要がありましたが、その位置には取付下地が用意されていないこと、右側のクローゼット折戸の開閉にも支障を来すことから結論として横型ブラインドの採用は出来ない窓構造となっていました。

巻き上げがコンパクトに納まるロールスクリーンであれば窓上に設置することができましたが、お客様の希望はあくまでも木製の窓周り品ということで、可動ルーバー付開閉扉の「ウッドシャッター」を検討することになりました。

 

ナニックでは、可動式木製ルーバーのラインナップとして、3種類のルーバータイプで「ウッドシッャター」をご用意しており、初台のショールームでは横型、縦型のウッドブラインドと併せてご覧いただくことができます。

 

 

ナニック ウッドシャッター 片開き

 

今回ご採用いただいた仕様は開戸タイプの丁番仕様(片開き)で、「フラットタイプ」58mmのルーバーをお選びいただきました。

 

ナニック ウッドシャッター 取扱店 価格

設置にあたっては窓内に丁番とマグネットキャッチが固定できるビス下地が存在していること、内開き網戸の開閉に支障がないことを確認します。

 

ウッドシッャター メリット デメリット

換気窓の際はウッドシャッターを開放していただく必要がありますが、これにより網戸の干渉も回避することができました。

 

ウッドシッャターを検討される際は、シッャター自体の開閉エリアでの障害物についても確認されることをお勧めします。

 

ナニック ウッドシャッター 取扱店 東京

ウッドシッャター 遮光性

以上、ウッドブラインドの設置が困難な窓での「ウッドシャッター」を組合せ納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
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ナニック「ライトシリーズ」の展示品紹介。桐材を使用した軽量ウッドブラインド。手頃な価格に注目。

2020年08月28日

***2021年7月更新情報***

ナニック「ライトシリーズ」の展示品入荷。

ナニック ライトシリーズ ノーマン 桐 ウッドブラインド 比較

2020年7月より発売を開始したナニック「ライトシリーズ」の展示品を入荷いたしました。

日本国内における木製可動ルーバー製品のリーディングカンパニーとして知られるナニック。

高品質のバスウッドやヒノキを使用したウッドブラインドの販売実績で不動の地位を築いてきましたが、今回発売した「ライトシリーズ」は、アルミブラインドの予算からもう少し奮発して木製ブラインドを買い求めたいというお客様層をターゲットにした価格設定を目指した、ウッドブラインドの入門編ともいえる製品です。

バスウッドやヒノキ材よりも安価な桐の無垢材を使用することでお求めやすい価格設定を実現しており、スラットの幅は50mm63mmの2種類を同価格で提供しています。

 

 

桐材の特性を活かした「ライトシリーズ」。
お求めやすい価格設定が魅力。

ナニック ライトシリーズ ウッドブラインド カラー

ミツワインテリアでは、桐材を使用した「ライトシリーズ」の展示品を全13色展開のカラーチャート形式でご用意しており、店内での見学はもちろん現地お打ち合わせ時に持参することも可能です。

桐材は、水の比重1に対する気乾比重が0.2~0.3と、世界一軽い木材であるバルサ材(0.1~0.2)に続く軽量が特徴で、一部の建築材や家具材にも使用されている木材としては世界最軽量です。

軽い割には程良い強度があり寸法安定性に富むということで、近年桐のウッドブラインドを扱うメーカーが増えてきたなかで、満を持してのニューリリースということになります。

 

ナニック ライトシリーズ 064 アイアン 展示品 事例

大き目の展示品は、迫力あるW850mm × H2500mm サイズでご用意しています(※ 50mmスラット、カラー:L064{アイアン})。

 

ナニック ライトシリーズ Gシリーズ ウッドブラインド 比較 価格

桐材「ライトシリーズ」バスウッド材「Gシリーズ」のカラーチャートサンプルと比較してご覧いただける展示を行っています。

こちらの展示品は現地での採寸打合せ時に持参してご覧いただく事も可能です(※要予約)。

 

ナニック プレミアムシリーズ 割引き 特価

ライトシリーズは「Gシリーズ」よりも20%程度お求めやすい価格設定、最高峰の「プレミアムシリーズ」との比較では40~45%も安い価格設定になっています。

 

ナニック ライトシリーズ ノーマン 桐ウッドブラインド 取扱店 展示 価格

ノーマン 桐 ウッドブラインド オスモカラー 価格 展示 取扱店 東京

また、桐ウッドブラインドの販売で世界NO1シェアを誇る、ノーマン「桐ウッドブラインド」との比較も可能です。

価格的には、ノーマンの「標準カラー」より約10%、オスモカラーより約20%お求めやすい設定になっています。

 


 

ナニック「ライトシリーズ」
50mmスラットと63mmスラットの組合せ納品事例

ナニック ライトシリーズ 価格 事例 ブログ

ここからは実際のナニック「ライトシリーズ」納品事例のご紹介です。

事例ではリビングとダイニングエリアの7窓に「ライトシリーズ」をご採用いただきました。

 

ナニック ライトシリーズ ダイニング 採用事例

 

採用色は、ダーク系の床と建具との相性の良い062「コーヒー」

お打合せでは、ライトシリーズ収録の全色カラーが確認できる50mmスラット展示品と、プレミアムシリーズの63mmスラット展示品をお持ちして、大小窓に適したスラット幅の組合せをご検討いただきました。

 

ナニック ライトシリーズ リビング

ナニック ライトシリーズ 63mm 見え方

現地お打合せの結果、開口の大きい出入り窓には個性的な幅広63mmスラットをお選びいただきましたが、イメージ通りスラットを閉じた時の板目の迫力と、スラット水平にした際の解放感が感じられる窓になりました。

 

ナニック ライトシリーズ スリット窓 50mm  63mm どっち

ナニック ライトシリーズ 50mm 見え方

連続する縦長の小窓には50mmスラットをご採用いただきました。

当初はこちらの窓も63mmスラットをご検討いただいておりましたが、展示品を当てた際に感じられた窓辺との相性が良かったたことと、63mmスラットとの併用に違和感がなかったことから2種類のスラットを組合せることになりました。

 

ナニック ライトシリーズ 50mm  63mm 組合せ 事例 おすすめ 人気

ナニック ライトシリーズ おすすめ スラット幅

50mmスラットと63mmスラットのバランスも良好で、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

ミツワインテリアではウッドブラインドメーカー全7社の展示品を合計30点以上ご用意して、お客様にとって最適な製品選びをお手伝いさせていただいております。

施工実績も豊富ですのでウッドブラインドをご検討のお客様はお気軽にお問合せください。

以上、本日はナニック「ライトシリーズ」の製品紹介と納品事例をご紹介させていただきました。

 

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

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和風住宅の窓辺と相性の良い「ウエスタンレッドシダー」のウッドブラインド。

2020年08月07日

JBS ウッドブラインド ウエスタンレッドシダー WRC 事例 ブログ

和風 ウッドブラインド 木製ブラインド

和風住宅の居間に、カナダ産・「ウエスタンレッドシダー(WRC)」材が持つ繊細な木目と表情豊かな濃淡が魅力のJBS・ウッドブラインドをご採用いただきました。

「ヒノキ科」特有の芳香と、細やかで美しい年輪の「柾目」が人気のウエスタンレッドシダーは、一般的なバスウッド材に比べて35%程度軽量でありながら、「湿度に対しても強く腐りにくい」、「寸法安定性が高く、反りや曲がりが出にくい」、「低密度で空気を多く含むため、断熱性が高い」という特徴を持つインテリア向きの木材で、その濃淡豊かな木肌は和風建築との相性も良好です。

 

店内での製品選定。
製品モデルとスラット色を吟味。

ご来店当初、どのメーカーのどの製品が一番我が家の窓辺に映える製品なのか決めかねていらっしゃったお客様。

候補としては、JBS(WRC)、東京ブラインド(杉)、ナニック(檜)、ノーマン(桐)のいずれかとあたりをつけられていらっしゃいましが、全ての展示品を比較いただいた結果、JBSウッドブラインド展開色(4色)の「NC300(NATURAL)」が杉の柱やフローリングと相性が良いと感じられたとのこと。

NC300のスラットは、ウエスタンレッドシダー(WRC)本来の素朴な素地を感じていただくために、あえて色艶を加えず「UVクリア塗装(ツヤ消し)」で表現しています。
着色やツヤをつけた他の色番より経年使用による自然な色焼けが出やすいNC300は、白木が飴色へと徐々に変わる「和風住宅」の味を楽しみたいお客様に人気のあるカラーです。

 

和室との相性も良好

和室 ウッドブラインド

ご採用窓に隣接する和室。

新築の中にも年代物の建具と家具を再生させて使用しているのがお客様のこだわりで、新しさの中に懐かしさが感じられる味わいのある和室です。

 

杉フローリングとの相性も良好

広々とした庭。
お引越し後には縁台が入り、ますます魅力的な庭と窓辺の関係になります。

 

JBS ウッドブラインド 人気

JBS・ウッドブラインド(WRC)設置後の調光イメージ。

NC300スラットの独特の色味を通してと自由度の高い調光をお楽しみいただけます。

 

JBS ウッドブラインド 価格 ウエスタンレッドシダー

ウエスタンレッドシダー ウッドブラインド 事例 プログ

ウエスタンレッドシダー ウッドブラインド

45mm幅のスラットを閉じると、杉板の床と調和したWRCの味わいを堪能できる窓辺になりました。

 

以上本日は、ウエスタンレッドシダー材特有の濃淡と、自然光により引き出されるスラットの陰影が味わい深い、JBSウッドブラインドの納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆当社・『JBSウッドブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/jbs.html

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ナニック・ウッドブラインドの新仕様ヘッドレールとルートホール。展示品と事例紹介。

2020年08月01日

ナニック ウッドブラインド Gシリーズ 新モデル 事例 

ナニック ウッドブラインド 新モデル 遮光性

こちらは築9年、専用庭のある分譲マンション1階のLD窓リニューアル事例。

両袖のFix部と中央の可動ガラス戸からなる引き分け窓にナニックの木製ブラインドをご採用いただきました。

本事例では、2020年7月より新仕様になって、遮光性が向上したナニック・横型ウッドブラインドの解説を含めたご紹介をさせていただきます。

 

 

Newモデルの展示品を入荷。

新型ヘッドレールとルートホールで

ナニック・ウッドブラインドの遮光性が更に向上。

ナニック ウッドブラインド 新モデル 展示 取扱店

2020年7月1日の受注開始分からマイナーチェンジされた、ナニック・横型ウッドブラインドのニューモデル。

一見しただけでは判らない細部の仕様変更ですが、当社では早速、「ナニックシリーズ(標準73色)」より25mm35mm50mm63mm76mmの新モデルを取り揃えて比較展示を始めています。

 

ナニック ウッドブラインド ヘッドレール 遮光性

旧仕様と新仕様を並べた比較。

新仕様で2つの変更が行われたうちのひとつががヘッドレールの形状で、変更は電動製品を除く全ての横型・手動製品に適用されます。

ヘッドレールの下部中央に12mmのツバをつけることで、スラットを閉じた時に生じる光漏れの軽減をはかっており、これにより窓枠内などにウッドブラインドを設置する場合であれば遮光性の向上が実感できます。

 

 

ナニック ウッドブラインド ルートホール スラット穴 遮光

新仕様で2つ目の仕様変更点となるのが、50mmスラット63mmスラットの製品限定で適用されたルートホール(※スラットの穴)のサイズ変更

旧仕様でも幅3mm×縦13mmと非常に小さなルートホールの形状でしたが、新仕様ではこれを幅1.6mm×縦19mmに変更しています(※スラット幅の狭い25mm、35mm製品は従来サイズのまま、76mm以上の大型スラットについては幅3mm×縦30mmとなります)。

 

 

ナニック ウッドブラインド スラット 遮光性

ナニック製品のスラットを観察すると、ルートホールに通されているリフトコードと、スラットを前後で支えるラダーコードは一直線の関係にあり、ラダーコードはリフトコードより僅かに太くなっています。

新仕様においてルートホールの幅を狭くすることで、スラットを閉じた時の陽射しがスラット前後のラダーコードに遮られやすい構造になりました。

また、新仕様でルートホールの縦穴は6mm長くなっていますが、それによりリフトコードの可動域が広がり、結果としてスラットの立角度がより深く閉じる様になりました。

こうした僅かな仕様変更を組合わせることで、従来品より遮光性を高めています。

 

新型モデルのナニック・ウッドブラインド

ナニック ウッドブラインド Gシリーズ マンション 事例

ナニック ウッドブラインド ウォルナット 事例

ニューモデル納品後の様子。

マンションご入居から9年、生活の中で着実にアジアンリゾート風のインテリアが出来あがってきたとのことで、大開口の窓辺にウッドブラインドを採用して完成形を目指されたお客様。

お子様が小さい時期は手軽な操作性のカーテン・レースを使用されてきましたが、そろそろインテリア重視の窓辺にしてもいい時期と判断されたとのことです。

スラット角度の調節により採光とプライバシーを自由にコントロールできるのがウッドブラインド魅力。

ウォールナット色のスラット越しに庭を眺め、自然光の陰影を楽しめる窓辺になりました。

 

ニューモデルの遮光性も好評。

カーテンボックス内への取付であるため、ヘッドボックス下からの光は壁に遮られていますが、ルートホールから漏れる光は、ホール内のリフトコードと前後のラダーコードでかなり遮られてています。

また、スラットの閉じも向上したことで上方から射し込む光も軽減されました。

 

 

両袖FIXの引き分け窓。
庭への出入りに配慮した製品の分割について

両袖FIXの引き分け窓サイズは、幅4m ☓ 高さ2.4mの大開口。

製品分割数について、意匠と実用を考慮いただいた結果、4分割で設置することになりました。

中央の可動ガラス戸を左右それぞれのFix部に引き分ける窓タイプは両開きのカーテン使いには適していますが、上下昇降タイプのブラインドやスクリーンを分割して使用する場合、その分割方法に悩まれるお客様も少なくありません。

 

こちらの窓も見栄え的には中央2分割がすっきりしますが、その場合の製品面積は4.8㎡あり、出入の都度にFix側窓までの面積をまとめて昇降させるのは骨が折れるということで、お子様でも扱うことができる4分割(2.4㎡)をご採用いただきました。

 

マンション ウッドブラインド 4分割 事例

4分割にすることで出入の際に生じる開口と労力を最小限にとどめることができます。

 

ナニック ウッドブラインド Gシリーズ 価格

製品自体が持つ魅力もそうですが、ウッドブラインドご検討の場合は、実生活で求める機能性、操作性などを含めてご相談にあたらせていただいております。

そのうえでお客様にベストマッチなひと品をご採用いただければ何よりと考えております。

ミツワインテリアで取り揃える展示品の多くは現地お打合せに対応いたしますので、是非ご活用いただければ幸いです。

 

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ナニックの電動ウッドブラインド。分譲マンション、賃貸マンションでの導入事例。

2020年07月04日

ナニック 電動ブラインド

ナニック 電動ブラインド 賃貸 マンション

本日は、ナニック・電動シリーズ・ウッドブラインド納品事例を2例ご紹介させていただきます。

ブラインドやシェード、スクリーンなど電動窓周り製品の採用にあたっては配線工事の自由度が比較的高い「分譲マンション」と、自由度の低い「賃貸マンション」では納め方が異なることが多く、今回ご紹介の事例ではその解説を中心にご案内いたします。

 

ナニック・電動ウッドブラインド
「分譲マンション」での採用事例

ナニック 電動 ウッドブラインド

ナニック 電動 ウッドブラインド 価格

こちらは「分譲マンション」におけるナニック電動シリーズの採用事例です。

73色のスラットカラーと6種類のスラットサイズの組合せをお楽しみいただけるプレミアム仕様の「ナニックシリーズ」より60mmスラット「ダークロースト(083)」の組打わせで納めています。

マンションなどの大開口窓で複数の木製ブラインドを操作するのは面倒だと思われる方からの引き合いが多い電動シリーズは、RFリモコン操作方式による無線通信システムを採用しており、障害物による影響も少なく約30m離れた場所からでも操作が可能です。

ブラインド本体への電源(AC100V)配線のみで設置が可能ではありますが、採用に当っては以下の注意点があります。

 

ナニック 電動 ウッドブラインド 電源コード

① 1つのリモコンで最大15台の製品を操作することが可能だが、コンセントは製品台数分用意する必要がある。

② 製品の電源コードは本体の右側に1mのコードが配置される。直結配線にも対応するが、コンセント配線の場合は配線環境によっては電源コードの延長、短縮が必要となる。

 

こちらの窓では、中央FIX窓両側のサッシ縦枠を境界として製品を3分割で設置するプランもございましたが、左右対象のバランスを好まれるお客様要望のもと製品を中央2分割設置で納めることになりました。

カーテンボックス周辺にコンセントはなく、既存のコンセントは窓右側から1mほど離れたところにありましたが、このコンセントは窓周り品以外に使用したいことと、既存コンセントから露出配線で電源を増設させたくないこともあり、カーテンボックス付近にコンセント増設をして納めることになりました。

 

今回は新築引渡し後、ご入居までの間に内装のリフォームをされる予定があったため、カーテンボックス右側の直近まで電源コードを出していただくことでカーテンボックス内に仮設用コンセントを設置することができました。

 

続いて製品の設置手順。

右側の製品が障害物になるため、最初にコンセントから遠い左側の製品から取付けます。

1mの電源コードでは足りないため必要な長さの電源コードに交換します(※要工事)が、その際電源プラグの形状もL字に可変できる首振りタイプを使用することですっきりとした納め可能になります。

 

ナニック 電動 ウッドブラインド 電気工事

2分割右側の製品は1mの電源コードを必要な長さに短縮させて直近のコンセントに差し込みます。

 

ナニック 電動 ウッドブラインド カーテンボックス 工事

配線を工夫して納めることで電源の存在を極力目立たなくして納めることができました。

 

ナニックシリーズ 60mm  見え方 視界
ナニック 電動 ウッドブラインド 事例 ブログ
ナニック ウッドブラインド ダークロースト 083 事例

ボックス幅:3900mm、ボックス高さ2700mmの大開口窓での、電動ウッドブラインド 調光イメージと動画です。

配線の工夫も功を奏して幅広60mmスラットのダイナミックな質感と開いた時の解放感が堪能できる窓辺になりました。

 


 

ナニック・電動ウッドブラインド
「賃貸マンション」での採用事例

次にご紹介するのは「賃貸マンション」でのナニック電動シリーズ採用事例。

お客様からいただいたご相談内容は、窓周り品の設置が想定されているカーテンボックスの天井面にはビス止めできるが、それ以外の場所にはビスを使用しないで電動ウッドブラインドを2分割で設置したいというもの。

使用できる電源コンセントは窓右下にある2つ口コンセントの下側1つという制約の中で配線を考えることになりました。

 

実際の納めがこちら。

ビスやコード留のステップルはカーテンボックスの天井面のみに使用して、窓枠沿いには0号の化粧モールを枠の側面に貼付けて電源コードを誘導することにしました。

 

製品仕様は、ナニックシリーズの横型60mm「パティーナグレイ(157)」の組合せです。

 

ナニック 電動 ウッドブラインド 賃貸 マンション 事例

ナニック ウッドブラインド 157 パティーナグレイ 事例

こちらの事例でも、電源コードの長短調節と電源プラグをL字首振りタイプに交換することで、無事に納めることができました。

 


 

ミツワインテリアではナニック 電動ウッドブラインドを始めとして、国内外主要メーカーのウッドブラインド展示品を35点以ご用意して、ご来店のお客様への対応はもちろん、東京・神奈川エリアでの出張販売施工に対応しております。

 

 

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ナニックのウッドバーチカルブラインドと横型60mm,76mmウッドブラインド納品事例。

2020年05月07日

ウッドバーチカルブラインド 横型ウッドブラインド 組合せ 事例

farrow&ball ペイント ウッドブラインド

ナニック カラーバリエーション

こちらは英国・Farrow&Ball社の高級ペイントで仕上げられた2つの居室に、73色のカラーバリエーションを持つナニックシリーズのウッドブラインドを組合わせたこだわりのコーディネート事例です。

どちらの居室も茶系での組合せですが、1つは女性的な雰囲気、もうひとつは男性的な雰囲気が感じられるインテリアにしたいというお客様のご要望を受けて、配色と製品の組合せをご提案させていただきました。

 

 

ピンクと赤の壁装に相性の良い
「チョコレート(532)」を採用して。

ナニック ウッドブラインド チョコレート 532 事例

ナニック ウッドバーチカルブラインド 事例 おすすめ 人気

メインとなる壁装には淡いピンクの「MIDDLETON PINK(245)」、アクセントとなる書棚の壁には「RECTORY RED(217)」と、いずれも歴史的建造物やその修復にも使用されているFarrow&Ballペイントのナショナルトラスト色でリニューアルされた居室の窓に、90mmルーバーのウッドバーチカルブラインドと、60mmスラットのウッドブラインドをご採用いただきました。

ウッドブラインドの採用色はナニックシリーズの「チョコレート(532)」
日中の自然光が醸し出す陰影と濃淡のなかで優しい赤味が感じられる女性好みの赤茶です。

 

ナニックジャパン ウッドバーチカルブラインド 価格 取扱店

間口一間半の出入り窓。
ボックス高が2700mmあるこちらの窓にはお客様本命のウッドバーチカルブラインドを設置することになりました。

 

ナニック ウッドバーチカルブラインド ヒンジ分割タイプ

ウッドバーチカルブラインドのルーバー(羽根)は1枚木で作ると反りが生じるため、ナニックでは3種類のヒンジ分割タイプをご用意しており、今回はB分割タイプを採用しています。

 

腰高窓の上にもブラインドボックスがありましたが、こちらは60mmスラットの横型ウッドブラインドを窓枠内に設置することになりました。

 

ナニックシリーズ 60mm チョコレート 532

ナニック ウッドブラインド バランス 内付用 Iタイプ

73mm幅のオプションバランスを内付仕様で組合せることでヘッドレールの樹脂部を覆い、すっきりさせつつも木質感豊かに納めています。

 

ウッドブラインド 縦型 横型

窓の形状を考慮して縦型と横型のウッドブラインドを組合わせることで、ピンクの壁に調和するお客様満足度の高い窓辺を演出することができました。

 

 

グリーンの壁装と相性の良い
「ブロンズ(22)」を採用して。

ナニック ウッドブラインド 横型 76mm

ナニックシリーズ ウッドブラインド 横型 76mm 価格 取扱店

続いて、Farrow&Ballペイントのナショナルトラスト色に指定されている「CALKE GREEN(34)」が採用され、落ち着きのある空間にリニューアルされたセカンドリビング窓のご提案。

格調高いグリーンに自然に溶け込む茶系の「ブロンズ(22)」「セピア(082)」がスラット色の最終候補に絞られましたが、塗装色との馴染みの良い「ブロンズ(22)」が今回の採用色となりました。

 

英国インテリア ウッドブラインド おすすめ 人気

どちらも間口が一間半ある出入窓と途中窓。

横型ブラインドの表現で男性的な印象の窓辺と居室の雰囲気にしたいというご要望を受けて、こちらの居室ではスラット幅76mmの製品をご案内させていただきました。

76mmスラットの製品は、スラットを水平にした際のクリアランスが大きいためより開放感の高い視界を得ることができますが、スラット調節の工夫で間接照明の様な調光効果が得やすい製品です。

 

 

76mmスラットのウッドブラインド

ナニックジャパンのショールームでは76mmスラットの展示品を4連窓の分割スタイルで展示しております。
実際に導入をご検討のお客様にはショールームをご来場いただき、他サイズの製品と比較してご確認いただくと間違いないため、今回もショールーム見学をご活用いただきました。

◆ナニック・『初台ショールーム』
https://www.nanik.co.jp/Showroom/index.html

■ナニックジャパン 本社・ショールーム
住所: 東京都渋谷区初台2-31-4
TEL:03-3370-0729
電車: 初台駅(京王新線・都営新宿線)から徒歩約5分、
   代々木公園駅(千代田線)、代々木八幡駅(小田急線)から徒歩約10分

 

住宅用で採用されるウッドブラインドのスラットは35mm、50mm、60mmが中心となりますが、76mm82mm幅のスラットは商業施設の意匠や間仕切り演出など、非日常的な雰囲気を出したい設計シーンで使われることが多い製品です。

 

上の写真は、商業施設の窓で76mmをご採用いただいた事例ですが、店内外でのアイキッャチ効果とそれに伴う費用対効果が高いと好評でした。

 

76mm ウッドブラインド

製品補足として、76mm以上の製品はスラット中央のルートホールが縦長になるため、スラットを前後で支えるラダーコードを60mm以下の製品より若干太くすることで遮光性の低下をカバーしています。
マニッシュな雰囲気作りが目的のこちらの窓では、太目のラダーコードがデザインとしてはまりました。

 

ホテルライク インテリア ウッドブラインド

伝統色を使った高級ペイントによる壁装、ホテルライクな雰囲気を持つウールカーペットに個性的な横型ウッドブラインドを組合せたこだわりの居室が完成して、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

 

以上、本日は英国・Farrow&Ball社の高級ペイントとの相性も良いナニックのウッドブラインドを製品仕様、羽根サイズ、カラーにこだわりご採用いただいた事例紹介をさせていただきました。

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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