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カテゴリー別アーカイブ: バーチカル・ブラインド

トーソー『デュアルシェイプ(style D)』バーチカルブラインド。納品事例と製品の特長解説。

2023年01月14日

トーソー デュアルシェイプ style D スタイルD バーチカルブラインド 事例

デュアルシェイプ style D スタイルD

注文戸建て住宅のLDK窓に、個性的なルーバーデザインで知られるトーソー『デュアルシェイプ』バーチカルブラインドを「style D」仕様で納品させていただきました。

 

トーソー『デュアルシェイプ』の特徴と種類

レーザーカット加工で作りだした幾何学的フォルムのルーバーが重なり方によって独特の陰影とコントラストを生み出す、トーソー『デュアルシェイプ』は、一般的なバーチカルブラインドのルーバー幅に近い96mm幅ルーバーからなる「style A」・「style B」と、広幅130mm幅ルーバーからなる「style C」・「style D」4種類のルーバーデザインを展開している人気製品です。

直線的なルーバーのバーチカルブラインドでは得ることのできない洗練されたアートなザインは商業施設などで採用されることが多いですが、最近では上質で個性的な空間演出を目指す一般住宅での採用事例が増えて参りました。

こちらの製品は窓をルーバーで覆う様に壁面付カーテンボックス付けで使用されることが推奨されますが、一般住宅においては窓枠内付ですっきり納めたいというご要望が多いため、特に幅広130mmルーバーの「style C」「style D」をご提案する際は、後述する様な窓状況に応じた注意点をご説明させていただいたうえで詳細を決めることになります。

 

 

デュアルシェイプ・「style D(スタイルD)」
ご採用における注意点。

デュアルシェイプ style D スタイルD  ブログ

トーソー デュアルシェイプ style D リビング

こちらは、デュアルシェイプ・style D」 納品後の様子です。

 

『デュアルシェイプ』に対応するルーバーは採光、遮光を含めて3シ リーズ・75色のご用意がありますが、今回の採用色は、室内の構成色と最も相性の良い「コルト」収録のアッシュグレーです。

 

 

デュアルシェイプ style D スタイルD イメージ

左右180度回転するルーバーの調光により、デュアルシェイプの魅力であるデザイン美と陰影の変化を楽しむことができます。

「style D」の場合は130mm幅(※回転半径:65mm)ルーバーのため、一般的な有効奥行きが150mm程度あるカーテンボックスでは採用可能ですが、これを有効奥行き100mmに満たない窓枠内に設置しようとなると、ルーバー調光の際に生地の手前側が窓枠から突き出すことになるため、採用にあたっては窓前方に障害物がないことを確認する必要があります。

 

今回「style D」を設置した全ての窓枠内の有効奥行きは僅かD:57mm、窓の手前に障害物となる階段が存在する窓にいたっては、窓枠外から階段までのクリアランスがD:93mmしかないという厳しい状況でした。
(※参考までに「style D」の専用レールを窓枠内に納めるためにはD:90mm以上の有効奥行きの確保が必要です。)

 

D:57mm + D:93 = 150mmのエリア内に130mm幅の「style D」を設置しようとする場合、レール本体の中心を窓枠内にビス固定することができないため、今回は適切な取付補助金具を併用することでレール本体と「style D」を無事に設置することができました。

 

トーソー デュアルシェイプ 階段 事例

階段側に「style D」が採用できたため、LDKの4窓全てを同じスタイルでまとめることができました。

どうしてもルーバー幅:130mmの「style D」を設置できない場合は、96mm幅の「style A」、「style B」や、80~100mm幅の直線ルーバーで再検討しなければいけない状況でしたので無事に納められて何よりでした。

 

 

デュアルシェイプ・「style D」を
窓枠内に設置する場合の注意点。

 

 

 

最後にご紹介するのが、デュアルシェイプ・「style D」を窓枠内に設置する場合の注意点についてです。

これは同じ130mm幅である「style C」にも言えることですが、一般的な直線スラット(80mm・100mm)となる「コード&バトンタイプ」あるいは「バトンタイプ」の操作仕様では、生地端部が操作側でレール端部より-15mm、反操作側で0~-2mm程度狭くなっているので窓枠内の設置も問題ありませんが、対して、「style C」と「style D」のデザイン端部は、操作側でレール端部より+7~10mm程度、反操作側で+23~+25mm程度広くなる構造になっているため、その特徴を理解したうえで製品幅と操作仕様を決める必要があります。

 

こちらは当社展示品の「style C」を使っての説明となりますが、窓を覆うような壁面付けであれば問題になりませんが、両端に窓枠という障害物が存在する窓枠内付や側面の壁に接したカーテンボックス付けを検討する際はルーバー凸部が窓枠や壁に干渉するため、それに対しての注意が必要となります)。

 

メーカーのカタログでは『デュアルシェイプ』を採用した場合の図説を載せていないため周知されにくのですが、ルーバー幅130mmの「style C」と「style D」には付属の80mm直線ルーバーが同梱されており、窓枠内付等で回転操作に障害がある場合は両端のルーバーを入替えられるようになっています。

しかしそれでは製品両端部が醸し出すデザイン美が損なわれてしまうため、窓枠内に設置する場合はこの特性を考慮して、回転操作の支障のない製品幅で(小さく)作るか、操作仕様の工夫で対処するかのいずれかを考えることが多いようです。

 

 

窓枠内設置に配慮した「操作仕様」の検討

今回、デュアルシェイプ「style D」でご採用いただいた操作仕様は、片開き操作とコード&バトンタイプの組合せです

 

お客様は当初、片側バトン仕様でご検討されていましたが、反操作側のルーバーが固定化されてしまうと「style D」の調光操作に支障が出てしまうため、左右の開閉と干渉部分の微調整が可能な「右操作右寄せ」と「左操作左寄せ」のコード&バトンタイプをご提案させていただきました。

使用頻度の高いバトンの長さは推奨の60cmとしましたが、補助的に使用するコード操作はウエイトを含み50cmのコンパクトサイズで製作いたしました。

 

トーソー デュアルシェイプ style D スタイルD  取扱店

以上、本日はトーソー『デュアルシェイプ』バーチカルブラインド・「style D」の納品事例を、デザイン美と機能性を踏まえたご提案を交えてご紹介させていただきました。

 

 ミツワインテリア

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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***関連情報***

デュアルシェイプ styleC スタイルC 事例

デュアルシェイプ style A スタイルA 事例

『デュアルシェイプ』の「style C」「style A」を採用しただいた納品事例。

https://mitsuwa-i.com/blog/2019/10/18

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高さ6mの高所・吹抜け窓でおすすめのバーチカルブラインド。ニチベイ『ソーラーV』納品事例。

2021年05月04日

吹抜け窓 バーチカルブラインド おすすめ

ニチベイ バーチカルブラインド プレト

バーチカルブラインド 取扱店 東京 神奈川

吹抜け部分の高さ6m、全体幅が19mある全面ガラス張り窓にバーチカルブラインドを納品させていだきました。

 

高さ6mの吹抜け窓。
電動ローマンシェードから手動バーチカルブラインド
への入替工事。

こちらは入替え工事前の様子。

天井のボックスには、トーソーの電動ローマンシェード『スーパーリベルタ』が設置されていました(※製品高6mの大型サイズに対応するのは国内ではスーパーリベルタしか存在しません)。

これは前オーナーが新築時に選ばれたもので、製品高6mあるローマンシェードの幕体が昇降する様子は圧巻でしたが、電動ローマンシェードの場合シースルーを組合わせたツインスタイルが製作できないため、細やかな調光とプライバシーの調整が難しいという問題がありました。

やはり日中はプライバシー調整をしながら天候や時間帯に応じた日照調整をしたいという新オーナーのご意向のもと、手動操作であれば対応製品が存在するバーチカルブラインドに交換することになりました。

 

高所のボックスには電動ローマンシェードが設置されているため採寸は床面から行いました。

バーチカルブラインドは2分割で設置するのですが、ご覧の様に150度の角度がついていたため、割付位置の特定には細心の注意を払いました。

 

続いて撤去・取付工事の様子。

製品の幅は右側が2.8m、左側が3.8mあったため、幅1.2mのローリングタワーを2機並べて行いました。

写真は2分割右側にある幅2.8mの電動ローマンシェードを撤去する際のもので、作業員2名が高所で脱着作業を行い、フロア側でサポート要員が脱着物の受け渡しやその他サポートにまわりました。

 

ニチベイの業務用バーチカルブラインド『ソーラーV』

ニチベイ バーチカルブラインド ソーラーV 高所 吹抜け 事例

 

 

 

今回ご採用いただいたのがニチベイ・業務用バーチカルブラインド『ソーラーV』のツーループコード式

住宅用のメカ(製品機構)では高さ4mまでの対応ですが、より大型窓に対応した業務用のメカであれば高さ6mまで製作可能。
その最大製作高でオーダーすることでギリギリ納めることができました。

組合せ生地には遮光2級性能のある「プレト」より、大理石張りの床、壁との調和の良いフロスティホワイト(A9861)をお選びいただきました。

 

屈折窓 150度 バーチカルブラインド

コーナーの分割では、4本のループコードが支柱の背後に隠れる様に操作側を内寄りにしています。

 

 

バーチカルブラインド 6m 業務用

バーチカルブラインド 吹抜け窓 遮光

バーチカルブラインドへのリニューアルにより、調光、プライバシー調整の自由度を広げることが出来ました。

遮光ルーバーが生み出す上質な陰影も窓辺の魅力をより一層引き立てています。

 

ニチベイ バーチカルブラインド ソーラーV ツーコード式

そして機能性もさることながら、6mの吹抜けの高さを強調するバーチカルブラインドの意匠性が想定以上だったとのことで、お客様からも大変ご満足をいただくことが出来ました。

 

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バーチカルブラインド『Suave(スアベ)』とFUGA『ACコレクション』の組合せ納品事例。

2021年04月27日

Suave スアベ バーチカルシェード マンション 事例

こちらはWISのバーチカルシェード『Suave(スアベ)』と、調光ロールスクリーン『FUGA』の新作生地「ACコレクション」を組合わせた納品事例です。

お引越し前にマンションのリノベーションを行われるお客様から事前にご相談を受け、提案、採寸を経てお引越し前のタイミングで納品させていただきました。

 

窓辺を優美に演出する『Suave(スアベ)』

 

当社で展示品をご用意しているバーチカルシェード「スアベ」

 

 

スアベのルーバー形状はおよそ32cm幅。
9.5cm幅の不透明生地に13cm幅のシースルー生地(レース)が挟まれた生地を「Uの字」状につなげて専用レールへ掛けることで、採光時にはヒダ間隔: 約8cm、3倍ヒダレース相当の形状になるデザインで、ルーバーを閉じれば日照調整、プライバシー調整も可能な新感覚のバーチカルシェードです。

 

お客様は以下の当社納品事例をご覧いただいていた様で、ご自宅の窓にもこれを採用してみたいという要望でした。

バーチカルシェード Suave スアベ 事例 ブログ

◆ 『Suave(スアベ)』施工事例 ①

 

スアベ バーチカル 事例

◆『Suave(スアベ)』施工事例 ②

 

◆『Suave(スアベ)』 & FUGA『ACコレクション』 コーディネート事例 ③

 


 

壁を含む窓周りを個性的にまとめる。

スアベの製作には約3週間ほど要するため、壁紙施工中の段階で採寸におうかがいしました。

今回のこだわりポイントは、バルコニーに通じる引戸とドアそれぞれにスアベを設置しつつ、壁を含む一面全体をスアベで覆うことで窓回りに個性と存在感を持たせたいというもの。

 

事前にスアベの採用が決まっていたため、リノベーションのタイミングでスアベ設置に必要な180mm以上のスペースを設置エリア全体にご用意いただきました。

 

こちらは設置後の様子。
専用レールは中央突合せで取付けて、左右それぞれ片開き(中央寄せ)のループコード式で製作しました。

Suave スアベ バーチカルシェード 連窓

製品の構造上、シースルー優勢の状態ではレールの突き合せ部分に10cm程度の隙間が生じますが、ルーバー全体を閉じることでほぼ隙間が無くなり、約4.5mある窓回りがスアベの生地で埋め尽くされます。

 

 

腰高窓には調光ロールスクリーンをコーディネート

ADVANCED COLLECTION アドバンスドコレクション 調光ロールスクリーン FUGA

AC コレクション AC-1303 調光ロールスクリーン FUGA

側面の腰高窓には、調光ロールスクリーン『FUGA』の新アイテム・「ACコレクション」(※ADVANCED COLLECTION・アドバンスドコレクションの略)を壁面付でコーディネートしています。
採用色はスアベのオフホワイトと相性の良いAC-1303(オフホワイト)

ルーバー幅60mmは、従来からある「PLAIN(プレーン)」、「BASIC(ベーシック)」より5mmほど幅広の設計です。

 

FUGA ACコレクション Advanced Collection AC1303 オフホワイト 展示 価格 取扱店

FUGA ACコレクション カラー 全色

当社ではACコレクション全色の展示サンプルをご用意しており、今回も現地お打合せ時に実際の窓辺でご確認をいただきました。
FUGA・ACコレクションの展開色は、ご採用色のAC-1303(オフホワイト)のほか、採光生地はAC-1302(シャンパン)、AC-1711(グレージュ)を含めた全3色でこちらも全色を展示品をご用意しています。

 

 

バーチカルシェードと調光ロールスクリーン。
魅力的な組合せ。

WIS Suave スアベ バーチカルシェード 東京

WIS Suave スアベ バーチカルシェード 価格 取扱店 販売店

採光とプライバシーコントロールが可能な生地の魅力を柔らかな曲線で表現したバーチカルシェードと直線で表現した調光ロールスクリーン。

縦と横の違いはありますが、似通ったコンセプトで作られている2つの製品を程よい配分で組合わせることでより魅力的な空間演出が可能です。

 

 

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バーチカルブラインド。シングルスタイルとセンターレーススタイルの組合せ納品事例。

2021年03月25日

センターレーススタイル バーチカルブラインド 取扱店 販売店 おすすめ

こちらは異なるスタイルのバーチカルブラインドを組合せたこだわりの納品事例です。

 

バーチカルブラインド
シングルスタイルとセンターレーススタイルを組合わせて。

センターレーススタイル シングルスタイル 比較

リビングの掃出窓と2階ホールの窓には、微細なレース越しの調光ができるニチベイ『アルペジオ』のセンターレーススタイルを、高さ5.5mの吹抜窓にはシングルスタイルを組合わせてご採用いただきました。

 

異なる開閉操作タイプ操作を組合わせて。

両側開閉操作反対寄せ アルペジオ センターレーススタイル

開閉操作仕様については、窓ごとの実用性に合せて異なる仕様をお選びいただいています。

窓の両端側からウッドデッキに出る頻度が高い1階掃出窓については、ループコード式の「両側開閉操作反対寄せ(※オプション)」を採用。
製品面積が6㎡を超える大開口窓の場合、2階ホールでは採用可能なバトン式の両側操作が選択できないため、それに近い機能を持つ両側開閉操作とすることで生活導線に配慮しています。

 

吹抜窓 バーチカルブラインド シングルスタイル 事例

 

1階掃出窓直上にある吹抜窓の操作については、2階の廊下側から手を伸ばすことで開閉・調光が可能な環境であったため、ループコード式の両開き操作で納めています。

基本的に開けている状態が多いとされる吹抜窓は、シングルスタイルの両開きとすることで畳み代をコンパクトすることが可能です。

 

センターレーススタイル シングルスタイル 使い分け

近隣へのプライバシー対策が多少必要な2階ホールのテラス側窓は、手軽なバトン式両側操作で納めました。

 

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル 取扱店

吹抜け窓 バーチカルブラインド 取付

以上、本日は窓の用途に合わせたバーチカルブラインドの組合せ納品事例をご紹介させていただきました。

吹抜け窓で幅広のバーチカルブラインドを取付ける場合、高所用足場の設置が必要ですので、家具などの障害物のないご入居前の施工をおすすめいたします。

 


 

当社展示品のご案内。

センターレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

センターレーススタイル ニチベイ アルペジオ 見え方

ミツワインテリアでは、バーチカルブラインドの「シングルスタイル」はもちろん、「センターレーススタイル」の大小の展示品をご用意しております。

小型の展示品については、お打合せ時にお持ちして実際の窓辺で簡単なイメージ確認をいただくこともでき、ご来店が難しいお客様からもご好評いただいております。

参考サイズが判れば出張前の事前メール見積りも可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

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センターレーススタイルの「バーチカルブラインド」と「調光ロールスクリーン」の相性。

2020年08月10日

リノベーション住宅 調光ロールスクリーン ブログ

東京・神奈川は8月に入り連日の猛暑が続いていますが、住宅においても夏場の窓辺は当然ながら暑く、ご入居までに窓周り品を絶対に付けておきたい状況です。

お盆はメーカーも1週間程度の休みになるため、お盆前に納品の場合は7月中にご注文をいただき、この時期ばたばたと納品しています。

 

調光ロールスクリーンとバーチカルブラインドの
センターレースを組合わせて。

調光ロールスクリーン バーチカルブラインド 相性

さて、本日ご紹介するのは、WISの調光ロールスクリーン『FUGA』と、ニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』センターレースの組合せ納品事例です。

全ての製品を窓枠内に設置することで、窓辺をすっきりとまとめ、居室を広く使える納めを目指しました。

 

センターレース バーチカルブラインド 展示 取扱店

当社では、センターレースのバーチカルブラインドと主要メーカーの調光ロールスクリーンの展示を実際にご覧いただくことができますが、掃出窓にバーチカルブラインドを採用したいというご相談の流れで、腰高窓や小窓には調光ロールスクリーンを組合わせたいというご要望をいただくことがあります(※その逆の組合せはありません)。

 

ニチベイのバーチカルブラインド
『アルペジオ』センターレーススタイル

リビング奥の掃出窓でご採用いただいた『アルペジオ』センターレススタイル

手軽な操作性が好評のバトン式の両側操作として、窓の左右どちらからでも出入りと換気が出来るようにしています。

 

北側に面した掃出窓は、網入り曇りガラスの窓ですので、日中の陽射しはさほど強くはありません。
また、レースがなくても屋外からのプライバシーは保てます。

 

センターレース バーチカルブラインド 調光ロールスクリーン

しかし、階段から上がってきた時に見える印象、ダイニング側から見える印象を考慮して、木の温もりと自然光の柔らかな日差しが見どころのリビング奥にある窓にも、手前にある調光ロールスクリーンとの馴染みの良いセンターレーススタイルとすることで全体の調和をはかっています。

 

腰高窓には『FUGA』のBASIC生地を採用。

調光ロールスクリーン 開いたまま上げる

調光ロールスクリーン FUGA BASIC ベーシック 見え方

腰高窓側は西日が強く、また日中のプライバシーにも配慮したい窓が並んでいました。

お客様からはご相談当初より、『FUGA』調光ロールスクリーンの中では西日対策と調光時のプライバシー性にも優れている「BASIC」を希望いただいており、現地で実物をご確認いただいたうえでご採用となりました。

フーガ 調光ロールスクリーン 西日

スラットを閉じると生地の重なりが美しい陰影となって表れるのが調光ロールスクリーンの魅力です。

調光ロールスクリーン FUGA 取扱店 渋谷

バーチカルブラインドと調光ロールスクリーンの相性も良好でお客様にもご満足をいただきました。

以上、本日は調光機能を持つロールスクリーンとバーチカルブラインドの組合せ納品事例をご紹介させていただきました。

 

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3倍ヒダレースの表情を持つ調光バーチカルシェード『Suave(スアベ)』納品事例。

2020年08月03日

調光 バーチカルシェード Suave スアベ

3倍ヒダ レース

3倍ヒダレースの表情を持つ調光バーチカルシェード『Suave(スアベ)』をリビング・ダイニングの窓に納品させていただきました。

W2500 ☓ H2200の開口を、製品サイズ: W3000 ☓ H2600の壁面付で覆うことで、より存在感と豪華さを感じられる窓辺になりました。

 

 

3倍ヒダ「レース」の表情を持つ
調光バーチカルシェード『Suave(スアベ)』

調光機能を持つバーチカルシェード『Suave(スアベ)』は、9.5cm幅の不透明生地に13cm幅のシースルー生地(レース)が挟まれた構造をしており、これを「Uの字」状に専用レールへ掛けることでヒダ間隔: 約8cmの3倍ヒダレースの様な形状になる仕組みです。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 取扱店 販売店 価格

ミツワインテリアではスアベの展示品を用意していますが、遠方のためご来店が難しいとのことでしたので、現地にハンディタイプのサンプルを持参して打合せをすることになりました。

 

壁面付を採用する際の注意点

こちらは打合せ時の窓辺とお客様から事前にいただいた工事中の写真。

窓上にある「まぐさ」部分は窓周り品を設置する際の木下地として使用できますが、勾配天井を支える「火打ち梁」の下地として横方向にも伸びていたため、今回は運良くその下地も使用することができました。

 

お客様の要望は、実生活では窓の右側からベランダへの出入りと換気を行うためシェードの畳み代は左側に寄せたい、また寄せた際にできる畳み代をできるだけ窓の外側に納めたいというものでしたが、木造住宅の場合、窓の横方向にじゅうぶんなビス下地が取られていないことがほとんどですので、今回の様な納めを希望される場合は設計段階から下地の準備をご検討いただくことをおすすめします。

 

バーチカルブラインド 片開き

バーチカルブラインド 片開き メリット

「火打ち梁」用の下地を使用した納めがこちら。

スアベの最大製作幅はW3000mm。
片開き(右操作・左側寄せ)の場合にできる畳み代は約540mmという制約のもと、窓枠の左側に「片開き」のシェードを極力寄せて納めています。

 

バーチカルシェード Suave スアベ 両開き

参考までに、スアベは「両開き」での製作も可能ですが、その場合、左右に引き分けたシェードの畳み代ができるだけ窓枠内に掛かからない窓環境である必要があります。

また、製品の特性上、両開きの場合は中央の分割部分に若干の隙間が生じる特性を事前に注意点としてご案内しております。

 

『スアベ』の壁面付で、
窓辺の豪華さを際立たせる。

Suave スアベ ブログ WIS

レース 人気 おすすめ

製品サイズ: W3000×H2600 の『Suave(スアベ)』を壁面付で納めた様子。

3倍ヒダレースの表情を持つ、光と陰影が魅力の窓辺が出来上がりました。

窓下のまたぎ段差を覆うサイズで作ることで、シェードを閉じている時は掃出窓に付けているかのような安定感が生まれ、より優雅な雰囲気になります。

 

バーチカルシェード Suave スアベ プライバシー

シェードの厚手部分は遮光ではありませんが、ルーバーは左右に傾けることができ、調光だけでなく昼夜のプライバシーコントロールも可能です。

 

窓の左側にシェードを収納するクリアランスをたっぷり取ったことで、開閉自由度の高い納まりが実現し、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

 

◆ 『調光タテ型ブラインド』特集ページ
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トーソー『デュアルシェイプ』スタイルC バーチカルブラインドのコーディネート事例。

2020年07月24日

デュアルシェイプ コーディネート事例

バーチカルブラインド デュアルシェイプ スタイルC

本日は、トーソーの人気バーチカルブラインド『デュアルシェイプ』 スタイルCをご採用いただいた納品事例のご紹介です。

 

https://mitsuwa-i.com/blog/2019/10/18

瓢箪(ひょうたん)バーチカルブラインドの愛称でインスタなどで見かけることの多い製品ですが、流麗なウェーブヘアーを想わせるグラマラスで可愛らしい曲線が室内外どちらから見ても魅力的です。

過去の当社納品事例をご覧いただき、新居にも是非スタイルCを採用したいとご相談をいただき、現地で色と納め方の打合せさせていただきました。

 

 

『デュアルシェイプ』 スタイルC。
窓枠内に納める際の注意点

 

レーザーカット加工で描く幾何学的なフォルムのルーバーが重なり合うことで独特の陰影とコントラストを生み出す『デュアルシェイプ』

4種類のスタイル展開をご用意しており、シャープなフォルムの「style D」、「style B」は男性からの人気の高く、「style A」、「style C」は女性から高評価をいただく傾向があるスタイルです。

 

ひょうたん バーチカルブラインド コーディネート

その中でも、特に女性からの人気の評価が高い「スタイルC」は、幅80~130mmのウエーブと上下の80mm直線の組合せが美しい一番人気のスタイルです。

最近のマンションなどで一般的な奥行き150mm程度のカーテンボックス付を想定した設計となっていて、カーテンレールを外してこのスタイルを採用するとルーバーを含めた全体が綺麗に納まります。

また、窓を覆う様に壁面に正面付で設置することもできますが、窓辺をすっきりとさせるためにこの製品を窓枠内に設置したいとなると、一般的な窓枠の奥行は100mm以下が多いため採用上の注意点が生まれます。

 

バーチカルブラインド デュアルシェイプ style C スタイルC リビング

こちらは原寸大のルーバー模型を用意して現地で検証している様子。

その注意点を今回の事例で説明すると、こちらの窓枠内の有効奥行きはD90mmでしたが、垂直調光時に130mmあるルーバー背部(※窓側)の膨らみを窓やサッシの張り出しに干渉させないクリアランスを設ける必要があり、今回の事例ではそのクリアランスを5mmとりました(※窓枠内の有効奥行きがD:100mm程度あればクリアランス10mmの確保が可能です)

 

またその際に専用レールを窓枠内に納めたいところですが、こちらの窓の場合は幅47mmあるレール全体を窓枠内に納めることはできないため、1段上の40mm部分が窓枠内に入る納めとしています。

(ルーバー幅:130mm ÷2) + (40÷2) + クリアランス(5mm) = 90mm  という見立てであれば、違和感を最少限度に抑えた納めになることをご説明し、無事採用することができました。

 

 

『デュアルシェイプ』 スタイルC。
直線と曲線の配分はどの様に決まる?

トーソー 瓢箪 ひょうたん バーチカルブラインド デュアルシェイプ

幅80~130mmのウエーブと上下の80mm直線の組合せで構成される『デュアルシェイプ』スタイルC

 

細かい解説になりますが、2019年12月のカタログ改訂の前までは交互に並ぶ裾側の直線寸法が、C-1(200mm)と C-2(300mm)の組合せで固定されていましたが、新カタログからは製作高に応じての裾部の配分が変わり、上部直線とのバラン比が僅かに縮まりました。

 

瓢箪 ひょうたん バーチカルブラインド  トーソー 販売店 取扱店

今回のケースでは、裾部直線の長さが35mm、従来の仕様より短くなりました。

上部と裾部では、必ず裾部の直線が長くなるという設定は変わりませんがこの様な仕組みになっています。
メーカーのカタログではこれについての記載はありませんが、正確な製品サイズが判ればメーカーに直線サイズの照会をすることは可能です。

 

***編集追記***

トーソー デュアルシェイプ スタイルC 展示品 取扱い店

デュアルシェイプ スタイルC 展示品 バーチカルブラインド 取扱い店 

 

ミツワインテリアではお客様のご要望にお応えして、『デュアルシェイプ』スタイルCの展示品をご用意いたしました。

ルーバーとカラーは「ルノプレーン」のホワイトで、幅1200×高2400の製品をコード&バトン式(片開き)でご覧いただくことができます。

 

 

『デュアルシェイプ』 スタイルC。
カラーコーディネートと調光イメージ

 

最後に『デュアルシェイプ』 スタイルCのカラーコーディネートと調光イメージとのご案内です。

採用生地は20色展開の「ルノプレーン」より、シャビーカラーのグレイッシュベージュ(TF-6006)です。

優しさと暖かみのあるベージュにくすみのあるグレイを含ませた大人の落ち着きを感じさせるカラーです。

 

瓢箪 ひょうたん バーチカルブラインド 人気

調光によって表情を変える陰影が何とも言えない、魅力的な窓辺ができあがりました。

 

瓢箪 バーチカルブラインド 価格

細身のラダーテープとコルクベージュのスラットで組合わせたウッドブラインドとの相性も良く、布と木の温かみが感じられる素敵な窓辺ができ上がりました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
 

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

 
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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