Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: スタイル・ カーテン

『BonChic ボンシック 愛蔵版』にミツワインテリアの施工事例が掲載されました。

2016年03月01日

BonChic 愛蔵版

当社をご愛顧いただいておりますお客様にも読者の多い、高級インテリア情報誌『BonChic ボンシック』。
 『BonChic ボンシック』は、㈱主婦の友社から発売されている、PLUS1LIVINGの別冊(特別号)として2009年にVol.1が発売されました。

以来、年2冊のペースで、「クラシック」、「アンティーク」、「エレガント」といったテーマを中心に国内外の本格欧米スタイルのインテリア事例をフルカラー画像と読み応えのある取材内容を紹介するスタイルが好評で、現在はVol.12まで刊行されています。

 

過去の掲載事例
 
当社も『BonChic ボンシック』には、2011年9月刊行の「Vol.5」で4ページ、2012年3月刊行の「Vol.6」で2ページの特集を組んでいただいた実績がございます。
編集部の方より取材オファーをいただき、お客様のご協力のもと想い出深い誌面を作り上げていただきました。
 

 2016.2.20.8

『BonChic ボンシック』Vol.5 での当社掲載事例。
https://mitsuwa-i.com/blog/?p=2085


2016.2.20.7

『BonChic ボンシック』Vol.6 での当社掲載事例。 

 


5年間の総集編ともいえる、
「BonChic ボンシック 愛蔵版」に掲載。

 
2016.2.20.4

このたび刊行された、『BonChic(ボンシック) 愛蔵版』では、2009年の創刊号(Vol.1)から2014年(Vol.9)までに掲載された5年間の記事から厳選された事例を全290ページのフルカラーで紹介しています。
 
個性的で華やかな輝きを放つ、「エレガント&クラシック」インテリアの事例を綴った『総集編』として愛蔵いただける必見の一冊です。

 

 
BonChic 愛蔵版 掲載イメージ
 

2016.2.20.6

ミツワインテリアの事例も、P198~201の4ページ枠でご紹介いただきました。

 


 

***新着掲載情報***


2016-10-10-24-15

『BonChic ボンシック』Vol.14 (2016年10月25日号)
「インテリアに洗練とぬくもりを。アンティークに魅せられて。」
 
2016-10-10-24-8

にて、当社事例が2ページ枠で掲載されました。 

 


 

新作工事も着々と進行しています。

2016.2.20.9

装飾「モールディング」施工の様子。

 

2016.2.20.11

「オーダーカーペット」施工の様子。

 

2016.2.20.10

仕上の「窓装飾」施工。

 

ミツワインテリアでは、本年も複数の大型物件リフォームを手掛けさせていただきました。
特に2月末までに引き渡しの物件では、現場泊も続き、専門スタッフ総出で乗り切りました。

3月は比較的小規模物件が続きますので、合間を見計らいながらお客様と共に造り上げたこだわりの事例をご紹介する予定です。

ミツワインテリアの活動に今後もご期待ください。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「モールディングの特集」ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

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五洋インテックスの「輸入ファブリック」でスタイルするバイカラー・カーテン 。

2016年02月08日

本日のブログでは、

f-2014.4.27.1

五洋インテックスの、カタログ・『IN HOUSE』に収録されており、当社にも展示縫製品もご用意しております、厚手のコットン風の「ベルギー製」・ポリエステル素材、『ブラニ』・品番:IH2175シリーズ中(40配色)の中から、お客様お気に入りの2配色の生地の組合せで作った、「カーテン」と、「ローマンシェード」のスタイル別納品事例をご紹介させていただきます。

 

「上下・切返し生地」の選定。

f-2014.4.27.8

今回は、コットンライクの「生成り(きなり)」風のファブリックカラー(色番:IH275/04)を「上部」の生地とし、「ボトム(下部)」の生地には、お客様のお好みのカラーである、(色番:IH275/37)の優しく淡い「ブルー」を組み合わせ、窓のサイズに応じて異なる「上下切替し比率」にてコーディネートさせていただいております。

次に、具体的な「上下切替し比率」は、リビング側の「掃出窓」を『上部3:下部2』の比率とし、「横長窓」とダイニング側の「腰高窓」が並ぶ面の「上下切替し比率」を、『上部3:下部1』の比率として、窓の形状を考慮したアレンジを行いました。

 

スタイル別「縫製展示品」をご用意。

f-2013.12.23.3-2

当社には、『ブラニ』・品番:IH2175シリーズのカラーチャートサンプルと並べて、上の写真左より、

(1)『上部1:下部3』
(2)
『上部3:下部2』
(3)『上部3:下部1』

「3種類」の上下切替しバリエーションの実物展示品をご用意しておりますが、今回はお客様宅でのお打合せ時にサンプルをお持ちし、また五反田にあります「五洋インテックス(東京ショールーム)」にもご来場いただき、じっくりと時間をかけてご検討をいただきました。

 

 過去の納品事例もご参考に・・・。 

f-2013.12.23.4

http://mitsuwa-i.com/blog/2013/12/24

こちらのスタイルは当社でもご要望の多いスタイルで、過去の別配色による「カーテン」と、「ローマンシェード」の納品事例などもご覧いただき、「上下切替し比率」と「バイカラー」の配色選定のご参考にしていただきました。

 

今回の納品事例。
「掃出窓」の『上下切返し(3:2)』カーテン。

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f-2014.4.27.3

メインとなる「掃出窓」の上下切替し(上3:下2)縫製のスタイリング カーテンのイメージとなります。

 

『ローマンシェード』と『腰高窓』の生地色配分。

f-2014.4.27.5

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ダイニング・エリアに二つ並ぶ、「横長窓」のローマンシェードと「腰高窓」カーテンは、窓の大きさと形状を考慮した、上下切替し(上3:下1)縫製でコンパクトにまとめました。

 

トータル・スタイリング

f-2014.4.27.6

同じ居室内でも、窓の規格は様々ございますので、様々な配色とスタイルの組合せをお楽しみいただければと思います。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

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生地の「切り替えし」表現による、カーテンとローマンシェードの演出事例。

2016年01月12日

近年の「戸建住宅」の内装は、モダンで洗練された仕上がりの物件が増えており、結果として家具や窓周りのコーディネートでもお客様の「こだわりや遊び心」が気軽に反映されるようになって参りました。

例えば「カーテン」・「ローマンシェード」などのスタイルにしてみても、選ばれた「無地」のファブリックに「アクセント・カラー」を合わせたコンビネーションスタイルなどをご要望いただく機会が増えております。
本日のブログでは、その様な事例を2例ご紹介させていただきます。

 

『納品事例(1)』

FA2600,「ファルセット」,フジエテキスタイル

2015.4.14.2

まず1つ目の事例紹介では、「新築戸建住宅」LDのウィンドゥ演出にて、インテリアの雰囲気に合わせて選ばれた、お気に入りの「無地」を2配色組合せてカラーコーディネートした窓演出をしてみたいというご要望をいただきました。

 

「上下切り替し」生地の選定

フジエテキスタイル,FA2600,ファルセット

「上下切替し」スタイルでご採用いただいた、フジエテキスタイルの『ファルセット』・品番:FA2600(7配色)は、厚手の「シャンタン(シルク)」風の素材感が人気のファブリックです。
ポリエステル100%素材ですので、家庭用洗濯機でのお手入れも可能で
当社でも(NW)と(BR)を組み合わせたスタイル展示縫製品は人気がございます。
今回も、
お客様ご来店の折、この配色のスタイルをお気に召していただき、現地採寸の際に店頭でお選びいただい他の候補生地と比較をいただき、最終的にこのカラーコンビネーションスタイルにて、「カーテン」と「ローマンシェード」を納品させていただきました。

2015.4.14.3

2015.4.14.7

今回、「カーテン」を束ねる「タッセル」には、下側の生地色を使った「共布タッセル」でまとめましたが、別事例における「階段の冷暖房対策」の様に、コーディネートした「装飾タッセル」などでまとめても素敵です。

 

2015.4.14.4

2配色による「上下切り替えし」は、「バイカラースタイル」とも呼ばれ、モダン・インテリアの表現の中で、「柄」ではなく「色配分」で構成されるデザイン美に関心を持たれるお客様からの支持が多いスタイルです。

 

2015.4.14.6.2

「ローマンシェード」は、上部生地にFA2600(NW)色、下部生地にFA2600(BR)色を使用したバイカラーのシングルスタイルです。
製作にあたってのこだわりポイントは、生地を畳み上げた際に、上部生地(NW)の下に裾のBR色が少しアクセントとして見える様な納まりとしている点です。

 

 

『納品事例(2)』

FA6606,「ブラッシュ」,フジエテキスタイル

FA7001,「ソプラニスタ」,フジエテキスタイル

納品事例(2)は、同じくフジエテキスタイルのカタログ・『STORY2E』に収録されているファブリックより、前幕に『ブラッシュ』品番:FA6606のバイカラー(上下切替し)、後幕に、「ローマンシェード」生地として採用されることの多い、ストライプ・デザインが魅力の薄地・『ソプラニスタ』品番:FA7001(NL)色を組み合わせた『ダブルシェード』スタイルのコーディネートイメージです。

 

『ダブルシェード』用生地の選定

2015.6.15.7

前幕採用生地、『ブラッシュ』品番:FA6606では、イメージ写真でも紹介されている(NL)と(BR)の「バイカラー(2配色)」スタイルで「ローマンシェード」の前幕を演出することになりました。
『ブラッシュ』の風合い、事例(1)でご紹介した『ファルセット』のシルク調の質感と異なり、「麻」織物調のざっくりとしたした質感が特徴で、モダンなインテリアシーンにお勧めのファブリックといえます。

 

2015.6.15.8

こちらは、「後幕」のシアー、ナチュラルで個性的なストライプと配色の組合せが魅力の薄地・『ソプラニスタ』のイメージです。
今回は、カタログの写真と同じスタイル、つまり、レースの裾(ボトム)部分に、縦柄で表現されているピンストライプのアクセントカラーと調和する、光沢のある厚手の「タフタ」生地を合わせたコンビネーションスタイルで日中の主役となるシアーをお洒落に演出することになりました。

 

2015.6.15.4

テレビ側に配置されている「縦長窓」では、日中でも前幕を落として、陽射しの強い時間帯の画面への反射防止としてお使いいただくこともできます。
ほのかに透けて見える、後幕のストライプもデザインとしてお楽しみいただけます。

 

2015.6.15.5

日中の主役となる「後幕」の様子です。

2015.6.15.6

「ピンストライプ」のカラーに合わせたボトムカラーの「タフタ」のアクセントも大変気に入っていただきました。

 

以上、本日は、複数の配色や素材を組み合わせたウィンドゥ・コーディネートのスタイル事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『ローマンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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「装飾バランス」と「バルーンシェード」で演出するマンションの窓辺。

2015年12月25日

以前、リビング・ダイニングの「窓装飾」「装飾モールディング」の工事をさせていただいたお客様宅の「寝室」の窓辺に、新たにスタイルカーテンを納めさせていだきました。

2015.12.25.7

上の写真は今回ご訪問時のものですが、以前の施工事例のレポートは以下のバックナンバーからご覧いただけます。

◆「装飾モールディング」施工事例
http://mitsuwa-i.com/blog/2014/03/29

◆「スタイルカーテン」納品事例
http://mitsuwa-i.com/blog/2014/03/31

 

2015.12.25.8

2015.12.25.9

特徴的な「多角型(八角)」窓に沿わせた家具のレイアウトが印象的なリビング・ダイニングは優美で、訪れる方からもその上品な設えに感嘆と賞賛をいただくことも多いとのことです。

 

 「寝室」のスタイルカーテンはドレッシーに。

2015.12.25.18

お引越し後、みなさまお忙しく、寝室の窓辺では以前のお住まいで使用されていたカーテン(遮光)とミラーレースをしばらく使われていらっしゃいましたが、さてもうそろそろ新調する頃合いでしょうということで今回の納品となりました。

 

2015.12.25.1

今回リニューアルした寝室(掃出風窓)でのお客様の要望は、

■「レース」は繊細な素材感を楽しみながらも、強い陽射しを余り入れたくない。
■「カーテン」はしなやかで光沢のあるサテンの前幕に「遮光1級の」裏地を付けてしっかりとした遮光性や遮熱性、保温性を確保したい。
2つの条件を満たしたうえで、全体的なフォルムにドレスの様な「装飾性」を重ね合わせたいというものでした。

この様なご要望を頂戴しながらお客様と共に作り上げた今回の「ドレッシーな窓辺」でのファブリック使いをサッシ側から順に解説すれば、

①「オーガンジーレース(無地)」
②「サテン(1級遮光裏地付)カーテン(無地)」

③「フロントレース(ダイヤモンド格子・刺繍柄)」
④「ギャザーバランス(上飾り・カーテン共生地)」
⑤「オープンスワッグバランス(フロントレース共生地)」
⑥「コサージュ(カーテン共生地)」や「装飾タッセル」

という、幾重にもファブリックと装飾を組み合わせて立体的にドレスアップした仕立てとなっています。
「蛍光灯」照明のもとで撮影した写真のため、肉眼で見た微細な透明感、光沢、色づかいをお伝えするのが難しいですが、全体としての仕上がりは、とてもメリハリノ効いたものになっています。
ただし、窓辺の設えがこうなると、次は「照明」と「ベッド」ですねぇ、、、とお客様。

 

「ファブリックス」の組合せ。

2015.12.25.12

今回、窓枠内にレース用のカーテンレールを付け足してたのち、「2重仕立てのオーガンジー」が醸し出す絶妙な「ぼかし効果」が魅力的な、マナトレーディングの『ルーチェ』より2番色(アイボリー)を掛けました。

 

2015.12.25.11

『ルーチェ』の手前で使用しているにも刺繍柄のレース『カミュ(IH31501)』は、1枚掛けでの使用やフロントレーススタイルなどの仕立てで使われることも多い五洋インテックスの人気輸入レースです。

 

2015.12.25.5

「フロントレース スタイル」というものは、通常厚手(無地など)のカーテンとの組み合わせで使われる事を意味しますが、今回の事例ではカーテンだけでなくレースとの組み合わせでもこのスタイルが両立しており、陽射しを透す日中の窓辺の美しさを際立たせることができました。

 

2015.12.25.13

次に、2枚のレースの間に掛けられるカーテン生地には、フジエテキスタイル・カタログ「PLOFILE」に収録されている、『ウスライ(PF2180)』の1番色を使用いたしました。

こちらの色番は、やはりこれまでのご採用実績も多く、解りやすい事例をあげれば、以下の2作品などをバックナンバーでご覧いただけます。

2015.12.25.20

◆『ウスライ』:PF2180(01)スタイリング事例 ①
 
2015.12.25.21

◆『ウスライ』:PF2180(01)スタイリング事例 ②

 


「コサージュ」と「装飾タッセル」。

2015.12.25.19

『ウスライ(薄氷)』は、「薄く張った氷」というイメージコンセプトでデザインされた生地で、生地の表面にガラスや氷などの冷たい質感を感じさせる薄手のサテンです。

 

コサージュ 上飾り

透明感のある分繊糸に加工により独特の光沢感を表現していますので、今回装飾エレメントとして上飾りにあしらった「コサージュ」などでは、細かく屈折した糸に照明が当った時に放つ生地の持つ華やかな雰囲気を引き出すことができました。

 

2015.12.25.3
2015.12.25.4

上質な光沢感を得られる厚手の「サテン」と透明感のある薄手の「オーガンジー」をかけあわせて表現したスタイルカーテンは、一見すっきりと見えますが、奥行きがたっぷりある立体的な組合せとなっています。

HOULES(ウーレス)」 ROSINE 35860-9000

レースとカーテンを自由にまとめる「装飾タッセル」には、お客様お気に入りの、フランス・「HOULES(ウーレス)」社の 「ROSINE( 35860-9000)」 をご指定いただきました。

 

HOULES 装飾タッセル

ちなみに、リビング・ダイニングで使用している装飾タッセルも「HOULES」のものですが、こちらは8mを超える窓辺で2.5倍ヒダ(裏地付)のFISBAのカーテンをまとめあげている超特大のタイプなので、製品重量が1KG近くあります。
やはり海外の装飾タッセルは、窓装飾の歴史の奥深さの違いもありますが、バリエーションも多く魅力的なものが多いです。


「完全遮光」で寝室での機能性も万全。

2015.12.25.17

以上、繊細なファブリックのご紹介を並べてきましたが、「完全遮光(1級)」裏地をつけているため、カーテンを閉めると劇的な遮光性が得られる寝室となりました。

そして、幾重にも重ねたファブリックの組合せが窓辺の高断熱を約束してくれます。

高緯度に位置するヨーロッパ諸国においてウィンドゥトリートメントが発達した背景には、装飾的な意味合い以外に、「暖炉」以外の暖房設備がなかった時代の「防寒対策」というという役割もありました。
例え「腰高窓」であっても床に引きずるほどカーテンを長く仕立てたのには理由があって、天然繊維の収縮対策以外にも「防寒対策」という目的があったといいます。
そういう、歴史背景のもと育てられてきたのが、ファブリックをふんだんに使ったヨーロピアンスタイルの「窓装飾」ですが、高気密・高断熱のマンションなどにおいても、「窓辺の断熱対策」として用いられる機会が増えてきています。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
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『金箔風』の壁装にコーディネートした、『ゴールデン・カーテン』納品事例。

2015年12月01日

ゴールド,インテリア

本日のブログでは、『金箔風』の壁装にコーディネートした、『ゴールデン・スタイルカーテン』の提案と納品事例をご紹介させていただきます。

 

リフォーム中のお客様よりご相談。

今回の納品にあたっては、タワー・マンションに「セカンドハウス」を所有されるお客様より以下のご相談をいただきました。

2015.12.1.10

「天井」と「壁面」の壁紙を、「金箔風」の壁紙で改装をしたところ、これまで使用していた「グレー」のカーテンではしっくりこなくなったので、思い切ってゴールド系のファブリックで新たなスタイル提案をして欲しいというものでした。

もともとは、ご入居時に貼られていた「白い壁紙」にモノクロームの家具を組合わせたインテリアでしたので、天井から壁まで「オール・ゴールド」の内装というのはとても大胆なイメージチェンジです。

 

当社展示品でのコーディネート提案。

ゴールド,カーテン

 現地お打合せにあたっては、高層マンションでの使用に対応(消防法の規定に準拠)した、「防炎」ファブリックの中から、ゴールド系の縫製サンプルを5点ほどお持ちして、お好みの生地をご選定いただきました。
「防炎」生地で個性的なゴールドの生地は余り多くありません。

 

五洋インテックス・エタン、SD018 02

今回ご採用いただいた生地は、ゴールドのシャンタンベースに「ダマスク柄」が重ねられた朱子織ファブリック、五洋インテックス・『エタン』のゴールド色(SD018 02)です。
使いやすい生地ですがやや薄手でしたので、ライトゴールドのシャンタン裏地と、「2.5倍ヒダ」の縫製仕様でボリュームをつけて仕立てることになりました。

 

装飾タッセル,ゴールド

 コーディネートでご採用いただいた2ツ房の『装飾タッセル』は、房部分の長さが28cmもある当社展示品でも最大級のものですが、ボリュームのあるファブリックをまとめるアイテムとしてはとても効果的でした。

 

『SUMIKO・HONDA(スミコ・ホンダ)、ネッソ(SH9924)、川島織物セルコン

参考までに、その他のご提案生地としては、「にじみ」や「ぼかし」といった日本画のデザインをもとにして織表現であらわした『SUMIKO・HONDA(スミコ・ホンダ)』の作品より「ネッソ」(SH9924)のイエロー・ゴールドや、、、

 

「ケンラン」FF4558、川島織物セルコン

同じく川島織物セルコンのカタログ『filo』収録の人気ファブリック「ケンラン」(FF4558)のゴールド色など、実際に室内でかけてみないと最終的なマッチングが難しい個性的な生地もご紹介いたしました。

 

納品後の様子。

2015.12.1.11

サッシから上の部分に『装飾バランス』を組合わせたいというご要望でしたので、「ダマスク柄」のパターンが程よく入る「ストレートバランス(トリム付)」をご提案させていただきました。

 

2015.12.1.8.2

 「装飾トリム」を裾部分に加えた柄の割付けを行いながら加工指示書を作りました。

 

ダマスク柄 ストレートバランス

納品後の様子です。
「ストレートバランス」ではありますが、正面だけでなくカーテンボックスの内側にも折り込みを入れる「C型」形状で作ることにより、端部がよりまとまりやすくなっています。

 


ゴールド カーテン

金箔壁紙 クロス

季節柄「クリスマスシーズン」の飾り付けも加わり、大変個性的なインテリアが出来上がりました。

以上本日は、『金箔風』の壁装に組合わせた『ゴールデン・スタイルカーテン』の提案と納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

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http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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「中古マンション」入居時の洋風インテリア・リフォーム事例。

2015年11月28日

築30年・「中古マンション」ご入居時におけるトータル インテリア・リフォーム。本日は「リビング・ダイニング」編のご紹介です。

2015.11.27.19.2

老朽マンション 洋風 リフォーム

まずは「Before~After」の様子をご紹介させていただき、そのデザインコンセプトのポイントを後述させていただきます。

 

「室外機」の置けない『寝室』のエアコン対策。
LDの「装飾ダクトスペース」造作で意匠性をフォロー。

2015.11.27.19

 以前のオーナーが、LDと隣接する「和室」を一続きの居室にするリフォームを行った際に、構造梁下で区画されていた「間仕切り」を撤去して、押入れエリアを更に手前側に拡張させた「ウォークイン・クローゼット」に仕様変更されていました。

2015.11.27.25

次に、旧・和室側には、使われていない「エアコン」用のコンセントと塞がれた配管口が残っていました。
今回のリフォームにあたって、屋外に室外機が置けないためにエアコンが使用できなかった「寝室」でエアコンを使える様にしたいというご要望がございました。
そのためには、旧和室側の配管口を流用する必要があるのですが、同時に寝室から延長させるドレンホースをなるべく目立たせずに引き込むという意匠的な工夫も必要でした。

 


ウィリアム・モリス、THISLE・WM8608/4、輸入壁紙 施工事例

2015.11.27.26

 

エアコン用の「ドレンホース」の通路に意匠性を持たせる造作として、今回、構造梁でセパレートされた旧和室側の天井部分に「ダクトスペース」を箱型の通路を作ったのちに、『装飾モールディング』と個性的な『輸入壁紙』で華麗にオーバーラップするスタイル提案をさせていただきました。

こうして、ドレンホースは、「装飾ダクトスペース」を通って、「ウォークインクローゼット」内に入り、隣接する「寝室」まで人目に触れず通じる様になりました。


ウィリアム・モリス、THISLE・WM8608/4

腰上の壁紙には、深みのある赤が魅力的な、ウィリアム・モリスの『THISLE(あざみ)』 ・ WM8608/4をご採用いただきました。

 

ウィリアム・モリス 壁紙 赤 事例

アメリカ・WALLQUEST・JV80302

見切り材の「チェアレール」をはさんで腰下の壁紙には、アメリカ・WALLQUEST(ウォールクエスト)社の格調高い紺地の輸入壁紙(JV80302)を合せています。

 

 

「エアコン・ダクト」に配慮したトップトリートメント。
『装飾バランス』を使った窓回りの設え。

WALLQUEST・JV80302 輸入壁紙の施工事例

「装飾ダクトスペース」を造ることにより、「リビング・ダイニング」で最終的に表出される、主寝室用「ダクトカバー」は必要最小限にとどめる事ができましたが、リビング用のエアコンと合せて2箇所のカバーはやはり残ります。

また、30年以上前の物件のためサッシの高さも180cm程度と決して高くありませんでしたが、お客様の要望により、なるべく窓周り視覚的に大きく魅せるご依頼を抱いておりましたので、変形タイプの『装飾』バランスを駆使したスタイル提案を行うことになりました。

 

2015.11.26.6

まず、エアコンと構造梁、そして窓回りの形状に配慮した『装飾バランス』専用レールを設置いたしました。

 


2015.11.26.11

 基本的にこの様な状況で『装飾バランス』を設置することは非常に困難ですが、今回は窓全体の釣り合いが取れるギリギリのプロポーションに配慮しながら『変形ストレートバランス』を作りました。

 

 

2015.11.26.9

可能であればベランダの室外機に通じる「配管口」まで覆いたかったのですが、それが出来なかったため「配管口」用の『アーチカーテン』を作ることになりました。
アーチの下には「楕円形のミラー」が設置される予定のもと、ご覧の形状で大まかな加工を縫製工場に依頼しました。

 

2015.11.26.8


2015.11.26.10

現場での洋裁による最終調整で出来上がった「配管口」用・『アーチカーテン』。


2015.11.27.28

2015.11.26.15

いわゆる「裏舞台」です。

 

川島織物セルコン、ドタール、FF4595

窓全体のスケール感も、さまざまな装飾効果を駆使することによって縦横にダイナミックなものになりました。


窓辺の「コーディネートアイテム」。

2015.11.26.9.2

カーテンを含む厚手でご採用いただきました生地は、川島織物セルコンのカタログ『filo』収録の「ドタート」より、FF4595。

『ドタート』は、川島織物セルコン、カタログ『filo』の中でも、人気の高いロングセラー・ファブリクで、比較的スリムな縦ボーダーと光沢のある糸を使用したクラシカルな紋様が組み合わさった、高級感の感じられるパターンが特徴です。

 

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コーディネートレースには、同じく川島織物セルコンから細やかな「アラベスク柄」で描かれた縦ストライプ(PY1462B)を当社展示品をお持ちしてご採用いただきました。

 

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最後に、縦横にグレードアップを遂げたスタイルカーテンをまとめる『装飾タッセル』には、豪華なメタリック混タッセルである『マンハッタン』を大胆に合せました。

 

ソウショクタッセル マンハッタン

『マンハッタン』は、当社で150本以上ある装飾タッセルのコレクションの新作(3色展開)で、アメリカのメーカーから取寄せていますが、国内在庫もございます。

 

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こちらは今回の採用色の「グレー」。

ニューヨークの「摩天楼」を思わせる豪華なメタリック混タッセルは、装飾部分の長さだけでも35cmあります。
ただし、カーテンを束ねるロープ自体はそれはほど長くはありませんので今回の窓でも大胆にデフォルメ効果を狙って使いました。

 

2015.11.26.9.6

使いやすい「アイボリー」に、、、

 

装飾タッセル 黒 コージャス

人気の「ブラック」。

「柄物」は勿論、「無地」カーテンの存在感を引き立てる個性的なアクセントとしてお楽しみいただけます。

 

今回のまとめ。

2015.11.27.19.2

Before

 

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After

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「ウォークイン・クローゼット」の扉も『装飾ドア』にリフォームしています。

これから揃えられる家具と調度品のディスプレイが楽しみな居室に生まれ変わりました。

このように、様々な装飾アイテムの効果的な組み合わせと、リフォームから窓装飾にかけてのトータルプランニングを駆使した、こだわりの築30年超・『マンション』リフォームの模様を2回のブログにてご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「装飾モールディングの特集」ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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「戸建リフォーム」における、子供部屋の窓辺(「輸入ファブリック」を用いたフロントレース・スタイル①)

2015年10月01日

英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の『キッズ・インテリア』専用のトータル コーディネート カタログ、『What a Hoot !(ホワット ア フート)』のファブリックに、「トルコ製」の刺繍レースを合わせた、ウィンドゥ・コーディネート事例を紹介させていただきます。

ハーレクイン What a Hoot ! 3224 カーテン

 

「リフォーム」段階での打合せの様子。

1015.10.4.12

こちらは、「中古・戸建住宅」入居前のリフォームが始まり、内装の仕上を始める前に拝見させていただきました「子供部屋」の窓周りです。

壁際に設置された2つの窓は、サッシの交換は行わない予定ですが、将来的に「インナーサッシ」を増設する予定もあるとのことなので、窓枠内には製品の設置を行わず、輸入ファブリックスを組み合わせた、ヨーロピアン・テイスト』の窓辺をコーディネートすることになりました。

 

『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』について。

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当社では、英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社からリリースされている、「キッズ・インテリア」のトータルコーディネート・カタログの中から、『Far Far Away』『What a Hoot !(ホワット ア フート)』を2冊ご用意しております。

 『What a Hoot !(ホワット ア フート)』:「(和訳):なんて可愛いんでしょう!」という感嘆詞で表されたカタログに収録されているコーディネートアイテムは、タイトルにもなった代表作のデザインの他にも、趣向を凝らした複数のデザインが紹介されていますが、全てにおいて海外の本格的なインテリアシーンを日本の住宅にも反映できる魅力的な「壁紙」・「窓周り」・「クッション」・「ベッドリネン」などのトータルコーディネートも視野に入れたアイテム構成で展開されています。

こちらは「輸入取寄品」ではありますが、約2週間程度の納期で入荷可能なため、比較的ご提案し易い人気ブランドとなっています。

 

「カーテン」を手前に配した、過去の納品事例。

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こちらは、「集合住宅(マンション)」の子供部屋における、過去の納品事例です。

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L字窓」の特徴である遠近法の視覚効果を活かした、広がりの感じられる柄表現を意識した事例です。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=6258

 

 

『フロント・レース』スタイル
による、今回の納品事例。

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そしてこちらが、今回のご入居後に行わせていただきました、ウィンドゥトリートメントの様子です。

ベランダへの出入を行う側の窓は「掃出窓」ではありませんでしたが、床まで「カーテン」と「レース」で覆うことにより、ダイナミックに見える納めとしています。

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カラフルなドットによる刺繍が魅力の「トルコ製」レースをフロントに設えて、その後幕で上品に窓辺を演出しているファブリックはカラーは、 『What a Hoot !』の中でも一番人気の3224番色です。

上質で透過性のある刺繍レースを手前に配することにより、後幕のプリント柄を幻想的かつ立体的な表現で魅せることができました。

 

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「クローゼット」側窓の納まりは、家具の配置と収納引き戸のレイアウトも考慮して、左右どちらでも開閉できる、自由度の高い「片開き」で納めることになりました。
これにあわせて「共布タッセル」を留める「ふさかけ」は左右に配しています。

 

2015.9.6.7.15

また、「片開き」での納めにあたっては、左右の固定にオプション部材の「サイドマグネットランナー」と呼ばれる磁気ランナーの組合せが可能な『機能性カーテンレール』を採用しています。

これにより、状況に応じてフレキシブルにカーテン&レースの移動が可能になることと、「片開き」で仕上げることにより、ファブリック・デザインの持つ連続性を豊かに表現することができました。

 

マナトレーディング What a Hoot ! 3224 カーテン

「フクロウ」は日本でも「幸」の字に置き換えられて縁起物として捉えられる様に、英国でも「Happy」な存在として愛されており、ファブリックデザインにもしばしば描かれてきました。

今回は、その 可愛らしさに加えて、少し大人の優雅さが感じられるウィンドゥ・トリートメントを、インテリアに調和させることができました。

 

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

当社・『輸入カーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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