Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテン(国内ブランド)

窓環境に応じた「スワッグ&テール」バランスの取付方と手順。

2023年02月25日

装飾バランス ゴールド ゴージャス

ダイニング 装飾バランス 事例 スワッグバランス

本日は築30年超、戸建てリノベーション物件でご採用いただきました「スワッグ&テール」スタイルの装飾バランス納品事例をご紹介させていただきます。

 

装飾バランス用・レールの取付け

装飾バランス(上飾り)を採用したスタイルカーテンのご提案で最初に確認するのが取付場所の状況です。

 

装飾バランス レール

今回の事例は壁面に取付下地が用意されている木造住宅の壁面でしたので、直角コーナータイプのバランス専用レールをカーテンレールの直上に設置いたしました。

一般的な壁面付では、カーテンレールを装飾バランスで「コの字」状に覆う様に設置するため、専用のバランスレールが必要となり、この場合、左右のリターン(※奥行き)を155mm程度で想定します。

 

カーテンボックス 装飾バランス

参考までに、造作カーテンボックスがすでに用意されている場合であれば、ボックス自体をバランスレールに見立てて、マジックテープで貼りつける納めも可能です。

 

マンション カーテンボックス スワッグバランス 装飾バランス

同様にマンションのカーテンボックスなどでもボックス側の壁面を利用して装飾バランスを設置する場合があります。

 

 

「スワッグ&テール」バランスの組立て工程

スワッグバランス 取付け方

続いてバランス専用レールに「スワッグ&テール」バランスを組み立てる工程がこちら。

製品は「cm単位」のオーダーメイドで仕立てますが、「スワッグ&テールバランス」の場合、「ストレートバランス」や「ギャザーバランス」の様に1枚ものではなく、スワッグとテールがパーツごとに分離された状態で製作されますので現地で組み立てを行います。

小さい方の窓は奇数個の3スワッグと両端のテールからなる5つのパーツで構成されており、マジックテープで連結しながら全体を整えます。
手順としては最初にバランスレールのセンターラインに合せて中央スワッグのセンターを装着し、続いて両端のテール部を固定、最後に中間を埋めるスワッグをバランス良く配置して完成させます。

 

スワッグバランス 5連

1間半サイズの掃出窓は5スワッグと両端のテール、合計7つのパーツで構成されていますが、組立の手順としては、中心→両端を決めてから残りのパーツを均等に取付けました。

 

人気 装飾バランス 事例

納品後の様子。

バランスの設置後にダイニングテーブルをシャンデリアの下に配置させて納品完了です。

実生活ではお気に入りの絵画や調度品をディスプレイされるとのことで、今後の楽しみが広がる土台ができあがりました。

 

今回、カーテン地には柄物を選ばず貴金属を想わせるシルク調の無地を採用しましたが、代わりに絵羽柄の刺繍レースで豪華な足元を演出しています。

タッセルは腰壁のチェアレールと調和する様にトリム付の共布タッセルで納めました。

 

スワッグバランスとは

以上、本日は「スワッグ&テールバランス」の納品事例をご紹介させていただきました。

装飾バランスは選定する生地の特性、スワッグの数や大きさ、テールの長さ、裏地の有無、装飾材の併用など、組合せ条件の変化で完成品の表情が大きく変わります。

窓辺の印象とインテリア全体の雰囲気に影響いたしますので、ご提案あたりましてはお客様とのヒアリングを大切にして潜在的なご要望を引き出せるように努めております。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com

 

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川島織物セルコンの「モリスデザインスタジオ」。『ザ・ブルック』、『スネークヘッド』、『ラークスパア』の新作展示品を入荷。

2022年12月04日

川島織物セルコン  モリスデザインスタジオ 取扱店 販売店 価格

ミツワインテリアでは、川島織物セルコン「MORRIS DESIGN STUDIO」・2022年の新作3作品を丈240cmの縫製品でご用意いたしました。

川島織物セルコンが2000年から20年に渡り定期リリースしている「モリスデザインスタジオ」も、現在では全36作品(70点)の現行コレクションを持つまでに成長しており、当社でもその全ての作品を縫製展示品でご用意しております。

 

「モリスデザインスタジオ」とは。

「モリスデザインスタジオ」とは、ウィリアム モリスのデザインを現代に引き継いだサンダーソン(Sanderson)社(現サンダーソンデザイングループ社)のライセンスのもと、川島織物セルコンが織物だから表現できる圧倒的な色彩の豊かさと立体感を追求し、糸の染色、配色、織設計等の試行錯誤を経て作られたコレクションです。

工芸作品のような織りの緻密さと温もりは、100年以上経った今でも多くの人の心を捉え愛され続けているモリス作品の根底に流れる想いに合致しており、これがロングセラーとして支持され続けている大きな要因となっています。

 

川島織物セルコン  モリスデザインスタジオ ザ・ブルック スネークヘッド ラークスパー 価格 割引

そして今回新たなコレクションに加わったのが『The Brook(ザ・ブルック)』『Snakes Head(スネークヘッド)』『Larkspur(ラークスパー)』の3作品(6配色)です。

 

新作コレクションでも、Morris ならではの大胆な柄に加え、従来の多色感を用いてクラシカルで大らかな雰囲気を表現していますが、その開発コンセプトと作品紹介をメーカーのメイキング動画でご覧いただく事もできますので、ご興味ございましたらこちらも併せて視聴ください。

 


 

作品紹介


『The Brook(ザ・ブルック)』

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5901  MM5902 価格 割引

最初にご紹介する『The Brook (ザ・ブルック)』は、ジョン・ヘンリー・ダールの「Brook(小川)」や「Holy Grail(聖杯物語)」のタペストリーからインスピレーションを得た描いたデザインで、MM5901(ベージュ)とMM5902(ダークブルー)の2配色展開をご用意しています。

 

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5901 

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5902

上の2枚の画像では右側がオリジナルのプリント柄で、左が川島織物セルコンの織物となります。

小川が流れる森に4種の木々と草を食む鹿の親子を配置した印象的なデザインは、モリス・スタジオのアリソン・ギーによるオリジナルプリントを日本の住宅サイズに合うダウンスケールの織り表現で見事に再現しています。

中世のタペストリーならではの特徴であった瑞々しさと美しいディテールを風通織ゴブラン調にアレンジした織のミックスで表現している点が「モリスデザインスタジオ」で手掛けるこの作品の魅力となっています。

 


 

『Snakes Head (スネークヘッド)』

川島織物セルコン Snakes Head スネークヘッド MM5903  MM5904 価格 割引

次にご紹介する『Snakes Head (スネークヘッド)』は、1876年にウィリアム・モリスがデザインした作品で、オリジナルはコットン(綿)地にブロックプリントで作られたファブリックです。

1875年から1877年にかけてモリスは、インドのチンツ(更紗)に代表されるテキスタイルの色や模様の影響を受けて、そのパターンを研究しました。

『スネークヘッド(蛇の頭)』と呼ばれる釣鐘状にモチーフされた「フリチラリア(小判百合)」の花を描いたこの作品では、格調高いモチーフを特徴づける豊かな色づかいを見事に調和してモリスの世界観を表しています。

 

川島織物セルコン ウィリアム・モリス スネークヘッド MM5903

川島織物セルコン ウィリアム・モリス スネークヘッド MM5904

上の2枚の画像では右側がオリジナルのプリント柄で、左が川島織物セルコンの織物となります。

「モリスデザインコレクション」では、スネークヘッドのクラシック柄をオリジナルより若干小さく表現しています。

カラーはMM5903(グレイ)とMM5904(ブルーグリーン)の2配色展開をご用意していますので、是非オリジナルと比較してご覧いただければと思います。

また意匠糸でナチュラル感を加えることにより、シャープな輪郭線としっかりとした色調が印象的なオリジナルの重厚さをおさえて、クラシック感の中にもモダンを感じられる風合いに仕上げています。

 


 

『Larkspur (ラークスパア)』

 

川島織物セルコン Larkspur  ラークスパア MM5905 MM5906 価格 割引

最後にご紹介するのが、前作で遮光生地として加わった『Willowbough BL』に続く遮光として注目される『Larkspur (ラークスパア)』です。

ラークスパアは繊細な花々が渦を巻く葉の間で漂う様に表現されている流麗な人気柄ですでに2つのパターンが紹介されていますが今回これに遮光版が加わりました。

遮光版では意匠糸によりナチュラル感を出し柄をレリーフの様に浮き立たせていてます。

 

川島織物セルコン ウィリアムモリス Larkspur  ラークスパア MM5905 MM5906

MM5905(ベージュ)とMM5906(ライトグリーン)の2配色は控えめな表現と明るめの配色で、ナチュラル感のあるエレガントな雰囲気に仕上げられています。

 


 

以上本日は、川島織物セルコン「MORRIS DESIGN STUDIO」・2022年の新作3作品を実際の展示品とオリジナル生地との比較を踏まえてご紹介させていただきました。

 

ミツワインテリアでは川島織物セルコンが2000年から20年に渡り定期リリースしている「モリスデザインスタジオ」、全36作品(70点)の現行コレクションを大型縫製サンプルでご用意しております。

縫製展示品は店内でご覧いただくだけでなく、お打合せ時に現地へお持ちして実際の窓辺でご確認いただける商談用サンプルとしても活用しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

 

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フジエテキスタイルの『アカリ』PF1775 。桜色が美しいこだわりの天然素材と草木染のカーテン。

2022年04月04日

フジエテキスタイル アカリ PF1775

本日は「桜」が咲き誇るこの季節にぴったりのこだわりファブリックをご紹介させていただきます。

 

こだわりの天然素材と草木染の傑作
フジエテキスタイル『アカリ』・PF1775
「SA(サクラ)」と「YA(ヤシャブシ)」

フジエテキスタイル アカリ PF1775 SA YA 取扱店 販売店

 PF1775 SA サクラ

 PF1775  YA ヤシャブシ

フジエテキスタイルが2016年に発表した『アカリ』(PF1775)という、リネン(麻)80%、コットン(綿)20%からなる天然繊維の生地は、染料にもこだわりを持ち、桜の木の枝で染めたピンクが美しい「サクラ(SA)」と、矢車附子という松ぼっくりに似た木の実で染めた「ヤシャブシ(YA)」からなる100%天然染料を使用しています。

縦リピート: 290cmという珍しいタテ使い生地が持つ魅力の中で、こだわり抜いた天然素材の掛け合わせをリアルに感じていただくために、今回丈240cmの縫製サンプルをご用意することになりましたが、自然光を通した窓辺でご覧いただくことで織りと染色の絶妙な調和と幻想的な雰囲気を感じ取っていただけるかと思います。

 

フジエテキスタイル アカリ PF1775 SA サクラ カーテン 展示 価格

 

フジエテキスタイル アカリ PF1775  YA  ヤシャブシ カーテン 価格 販売

グラデーション状に色が移り変わるボトム部分は、糸になる前の繊維の段階に100%植物染料で染め上げたトップ糸を織り込んでいるため一般的な植物染料染めの生地よりも発色が安定しており、耐光堅牢度が高いのが特徴です。

緯糸には、オーガニックリネン(きなり部分)とオーガニックコットン(色部分)を使用したハーフトランスペアレンスで、シースルーとしても、1枚掛けのバイカラーカーテンとしてもお楽しみいただけます。

ご希望により、出張採寸時にサンプルをお持ちすることもできますので詳細はお気軽にお問合せください。

自然の中に存在する美しいカラーをインテリアに取り込み、四季を問わず楽しむことができるテキスタイルとしてお勧めさせていただきます。

 


◆ 当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。

https://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

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『いちご泥棒』のファブリックパネルと小鳥柄の刺繍レースを使ったコーディネート。

2021年03月01日

イチゴドロボウ ファブリックパネル

日中の寒暖差が大きいこの季節ですが、真冬の寒さも和らぎ春の気配を感じるようになってきました。

春の気配といえば、小鳥がさえずり花をついばむ様子思い浮かべるのですが、本日納品した刺繍レースファブリックパネルも春の訪れを感じさせるほのぼのとしたデザインが魅力でしたので、季節のお便りとしてご紹介をさせていただきます。

 

小鳥柄の刺繍レース

スミノエ U-8003

小鳥柄 刺繍レース

こちらの生地は、スミノエのU-8003

白と黒、2色の糸を使った縦使いの刺繍レースで、ナチュラル&モダン、クラシック&モダンのインテリアにも合わせやすい上品デザインが鳥好きの心をくすぐります。

 

スミノエ U-8003 刺繍レース

今回は、刺繍レースを前幕にするフロントレーススタイルで納めていますが、自然光を通すとシアーの上で鳥たちが戯れているかのような幻想的で優雅な窓辺になります。

 

鳥柄 レース

U-8003は透け間のあるレースですので、後幕にお気に入りの無地を合せれば、立体的な表情と色味で2つの生地を楽しむことができます。

今回は前後の丈を同サイズで仕立てているので、前幕と後幕を入替えて使うこともできます。

 

縦長の窓は、敢えてツインシェードとはせず、窓枠内にヒダを持たせたレースを納めました。

 

トイレには小鳥柄のファブリックパネルを

続いてこちらはトイレの壁に『イチゴドロボウ』のファブリックパネルをレイアウトした様子です。

ブルーグレーの壁紙の中に暖かみの感じられる色味とお気に入りの鳥柄を加えたアクセント演出です。

 

『イチゴドロボウ』の個性的でシンメトリーな柄使いは、クッションなどにコーディネートし易いことは知られていますが、オーダーサイズのファブリックパネルとして製作することも可能です。

 

138cmの生地巾には背を向けあっている鳥と向き合っている鳥のパターンが3対ずつ描かれていますが、ファブリックパネルの製作にあたってはお好みの柄をお好みのサイズに抽出して表現することができます。

 

イチゴドロボウ ファブリックパネル

今回は、2種類の鳥がどちらも背を向けあっている柄域でファブリックパネルを並べて納めました。
(※ファブリックパネルのみの販売、通信販売は行っておりませんのでご了承ください。)

 

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm


◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。

https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

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カーテンの「形状記憶加工」と「簡易形態安定加工」。特徴の解説と応用事例。

2021年02月09日

カーテン 形状記憶加工 最大幅

形状記憶加工 形態安定加工 比較 違い メリット デメリット

本日のブログでは、ポリエステル製カーテンならではの魅力の1つとされる、「プリーツ加工(ヒダ付け加工)」について、事例と併せて解説いたします

ポリエステルは、ナイロン・アクリルとともに、3大合繊の一つに数えられる繊維であり、現在では最も使用されている合成繊維です。

1941年に英国で誕生したポリエステルは、当初、天然繊維である羊毛を代替するものとして開発され、1970年代になると衣料品として爆発的に普及し始めました。

現在、ポリエステル加工品の中には、ウールシルク綿がもつ意匠と質感を精巧に模した製品が流通しており、軽く、耐久性があり汚れにくい、色落ちしにくい、防炎加工が容易、洗濯によるシワや収縮が少ないといった特徴を活かして、カーテンやレースでの需要も右肩上がりに伸びています。

こういった素材の機能性で重宝されるポリエステルですが、更なる長所として、熱を加えると柔らかくなり、冷ますと硬くなる熱可塑性という性質があります。

今ではポリエステル(100%)カーテンの主流ともいえる「プリーツ加工」は、ポリエステルの熱可塑性を利用して任意の形状に安定させる加工のことで、これにより型くずれや裾の広がりを抑え、美しいドレープ性が長期間持続するようになりました。

ご覧の画像は、製品サイズ: W6000 × H2600の大開口窓に「形状記憶加工」で製作したカーテンと「簡易形態安定加工」で製作したレースを組合わせた納品事例ですが、ポリエステル繊維でなければ、これだけ分量がある生地を規則的でコンパクトに扱うことは難しいでしょう。

 

「形状記憶加工(上級形態安定加工)」と
「簡易形態安定加工」の違い。

カーテン プリーツ加工 メリット

川島織物セルコン ファインウェーブ メリット

ご採用のカーテンは川島織物セルコンの生地で、メーカー呼称: 『ファインウェーブ(上級形態安定加工)』と呼ばれる、形状記憶加工のカテゴリーに属する加工で納めています。

プリーツ加工は「形態安定加工」とも言われ、出来上がったカーテンにスチームアイロンをかける要領で蒸気(熱)をあて、ヒダのプリーツを整える「簡易形態安定加工」と、波板状の型紙に乗せた生地を真空状態になる釜に入れて、高温のスチーム(蒸気)を当てながらポリエステルの熱可塑性で持続性の高い型をつける「形状記憶加工(=上級形態安定加工)」のいずれかで仕立てられます。

簡易形態安定加工の場合、縫製品の幅に制限されることなく対応しやすいことや、1.5倍ヒダやフラット(※条件あり)など、ヒダ倍率を抑えた縫製品にも対応できる手軽な加工として市場に浸透していますが、厚みがあって硬いカーテンでは1回の洗濯で形態安定が取れてしまうこともあるため、その様な生地は形状記憶加工が推奨になっている場合があります)。

形状記憶加工の場合は、型紙に乗せたカーテンをを専用の真空窯に入れて時間を掛けて加工するために加工コストが掛かることと、釜の容量の都合上、国内メーカー品では製品幅(片側):W3000mmが製作上限となっていること、強固な形態安定を掛けるため、2倍ヒダ程度の型で加工する必要があるなど注意点がありますが、生地が厚く硬めのカーテンには推奨されることの多い加工となっています。

形態安定の持続性は、生地の厚みや硬さにもよりますが、目安として簡易形態安定加工は1~3回程度、「形状記憶加工(=上級形態安定加工)」であれば5回以上の洗濯を繰り返しても美しいウェーブが保たれると言われていますので、当社では生地の特性と縫製スタイルとの相性を考慮して適切なプリーツ加工をお勧めしています。

事例の様に、製品幅:W6000mm (※片側: W3000mm)というのは、一般的に「形状記憶加工(=上級形態安定加工)」としては上限値といえるサイズになりますが、ポリエステルの熱可塑性を利用し、真空釜の中でじっくりとヒダの型を定着させることにより、洗濯してもアイロンや乾燥機など、熱を当てなければウエーブの規則性は長期間維持される納まりになりました。

 

プリーツ加工の応用事例。
アクリル混、裏地付のカーテンに形状記憶加工。

先の説明の中で、プリーツ加工はポリエステル100%生地に限られると述べましたが、ここからはプリーツ加工の番外編ともいえるポリエステル以外の素材を含むカーテンでのプリーツ加工についてのご案内です。

 

マナトレーディング レガータ カーテン 形態安定加工

表地で採用したマナトレーディングの『レガータ』は、クラシカルな縦ストライプが美しい朱子織(サテン)ですが、アクリル55%、ポリエステル45%とプリーツ加工には不適な混紡生地のため、カタログの写真を見ても判るとおり自然な裾の広がりが生じることは避けられないといった印象です。

 

形状記憶加工 遮光裏地付

遮光1級裏地の『レガータ』は、ポリエステル100%素材なのでプリーツ加工対応生地ですが、遮光裏地付カーテンにプリーツ加工を施す場合、前幕も裏地もポリエステル100%でなければなりません。

こういった組合せの場合はプリーツ加工無しで納めるしかないのですが、裏地までつけると、生地のボリュームがついてしまうため、裾の広がりも強調されてしまいます。

 

アクリル カーテン 形状記憶加工

ポリエステル100% 以外 形状記憶加工 カーテン

お客様のご希望は、好みの生地に遮光裏地をつけてプリーツ加工で納めたいというものだったので、こちらの窓ではメーカー縫製ではなく特殊な形状記憶加工に対応してもらえる縫製工場に依頼しています。

ポリエステル100%素材以外の生地にも形状記憶加工が施せる特殊技術の秘訣は加熱温度と時間の微妙な調整にあり、真空窯を使ったプリーツ加工でのみ可能とのこと(※簡易形態安定加工での対応は不可)。

長年の試作を重ねた結果習得された職人の技術により、裏地付という無理難題でありながら、プリーツ加工非対応生地に形状記憶加工を施すことができました。

 

裏地付 カーテン 形状記憶加工

特殊形状記憶加工については、あくまでも余技(番外編)としてのご紹介ではありますが、プリーツ加工の世界はなかなか奥が深いです。

当社でも特殊形状記憶加工品の縫製サンプルをご用意いたしました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
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◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。

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リリカラ「Heritage Colours(ヘリテージ カラーズ)」のカーテンとレース。全色展示品をご用意しています。

2020年10月18日

「Heritage Colours(ヘリテージ カラーズ)」
全色(16点)縫製展示品をご用意しました。

リリカラのカーテンカタログ『サーラ』に新たなコレクションとして加わった「Heritage Colours(ヘリテージ カラーズ)」

 

リリカラ Heritage Colours ヘリテージ カラーズ カーテン レース 展示 取扱店

 

「ヘリテージ カラーズ」は英国 ・サンダーソン社(現・ウォーカーグリーン・バンク社)の元CEOであり、ウィリアム・モリス研究家として活躍中のマイケル・パリー氏監修のもと制作された、ドレープ(12配色)薄地(4点)からなる、ポリエステル100%組成、生地巾:150cmのコレクションです。

 

綿・麻の表情を持ちながら、家庭用洗濯機でも洗えるウオッシャブル性能と、高層住宅や商業施設など、防炎性能が求められる採用シーンを想定して開発されたドレープとレースは、ポリエステル糸の選定段階から天然素材を思わせる「手持ち感」にこだわられており、ほどよい深みと落ち着きのある自然なカラーリングと組み合わせることで本物志向を意識したクオリティを追求しています。

「モリス ヘリテージ カラーズ」の壁紙や、”Morris & Co.” の輸入壁紙と組み合わせた空間コーディネートだけでなく、幅広い用途でお使いいただくことができる魅力的な生地に仕上がりました。

 

「Heritage Colours(ヘリテージ カラーズ)」
縫製展示品を全点ご用意。

ミツワインテリアでは「Heritage Colours(ヘリテージ カラーズ)」のファブリックスを、ドレープ(12配色)、レース(4配色)の縫製品でご用意しており、ヘリテージカラーズ同志の組合せはもちろん、様々な生地との組合わせでご覧いただける様にしています。

多配色で組合せもしやすく、特にナチュラル、クラシック、エレガンスな空間での色彩コーディネートにおすすめです。

ヘリテージ カラーズ Exeter  エクセター カーテン 販売店 ショールーム

 ドレープの 「Exeter (エクセター)」 は、程よい手持ち感とざっくりとしたナチュラルな表情を持つ12配色で構成されており、各配色に付けられた名称の由来も解説されています。

 

ヘリテージ カラーズ Oxford Air  オックスフォードエアー レース 販売店 ショールーム

レースの 「Oxford Air (オックスフォード・エアー)」は、綿のような優しい風合いを持つ4配色のボイル生地で、こちらも ウォッシャブル機能と・防炎性能をもっています。

ミツワインテリアの店内では、カタログ内で紹介されている「Heritage Colours」同士の組合せや、ウィリアム・モリスのカーテンをはじめとした様々な生地との組み合わせを再現することができます。

一例ですが、ヘリテージカラーズ同士のコーディネート、天然繊維のプリント柄ドレープに「Oxford Air (オックスフォード・エアー)」のレースを組合わせた即席イメージ提案の様子を幾つかご覧いただきましょう。

 

縫製展示品で即席コーディネート。

リリカラ ヘリテージ カラーズ カーテン LS-62135 アズール 取扱店

まずは、ブルー配色のドレープに白のレースを組合わせたオーソドックスなコーディネート。

写真は、ドレープ:LS-62135(Azure ・アズール)と、レース:LS-62140(Woodford White・ウッドフォードホワイト)の組合せ。
レースのLS-6214は、全12配色の厚手と組合せできる最も使い易いカラーです。

 

リリカラ ヘリテージ カラーズ カーテン LS-62129 バフ Buff  取扱店

次にナチュラル系配色ののコーディネートから、
写真(左)は、ドレープ:LS-62129(Buff・バフ)と、レース:LS-62142(Osborne Rasset・オズボーンラセット)の組合せ。
写真(右)は、ウィロー・ボゥのドレープにLS-62142を組合せたコーディネートイメージです。

ライトな配色の中で、レースの存在感をやや引き出した印象にまります。

 

リリカラ ヘリテージ カラーズ カーテン LS-62130 オイスター 取扱店

ドレープの色調を深みのあるLS-62130(Oyster・オイスター)に変えて、レース:LS-62142(Osborne Rasset・オズボーンラセット)を組合せると、色調の対比効果により、レースの存在感は薄まり、同系色同士の一体感が生まれます。

 

リリカラ ヘリテージ カラーズ カーテン LS-62128 リネン 取扱店

写真は、ドレープ:LS-62128(Linen・リネン)と、レース:LS-62141(Marton Grey・マートングレイ)の組合せ。

LS-62141(Marton Grey・マートングレイ)は、ブルーやグリーンとの相性も良く、写真(右)のマリーゴールドのプリント柄に組み合わせると自然な馴染みが感じられます。

 

リリカラ ヘリテージ カラーズ カーテン LS-62137 グリークハーブ 取扱店

続いて、特徴的なグリーン配色でのコーディネート。

写真(左)は、ドレープ:LS-62137(Green Herbs・グリークハーブ)と、レース:LS-62143(Victorian Green・ヴィクトリアングリーン)の組合せ。
写真(右)は、ブラックソーンのドレープに同じレースを組合わせたイメージで、深みのあるインテリア演出におすすめのカラーです。

 

リリカラ ヘリテージ カラーズ カーテン LS-62132 ソフトピンク LS-62133 ラセツト 取扱店

最後にエレガンスな雰囲気での空間にもお使いいただける、ピンクや赤を使ったコーディネート。

写真(左)は、ドレープ:LS-62132(Soft Pink・ソフトピンク)と、レース:LS-62142(Osborne Rasset・オズボーンラセット)の組合せ。
写真(右)は、ドレープ:LS-62133(Russet ・ラセツト)にLS-62142を組合せたコーディネートイメージです。

 

以上、本日はリリカラ「Heritage Colours(ヘリテージ カラーズ)」のご紹介を、展示品を使った即席コーディネートとあわせてご案内させていただきました。
展示品は現地お打合せ時にお持ちすることができますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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川島織物セルコン「モリス デザインスタジオ」の新作展示品入荷。『ブラザーラビット』、『ウイローボゥBL』他。

2020年09月09日

2020年10月から発売
川島織物セルコン・「モリス デザインスタジオ」の新作。

本日のブログでは、2020年10月から発売される、川島織物セルコン・「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」の新作を展示品紹介と併せてご案内させていただきます。

川島織物セルコンは、2000年のカタログ filoシリーズ発売当初より、ウィリアム・モリスのデザインを引き継いだサンダーソン社(※現・ウォーカー・グリーンバンク社)のライセンスのもと、そのデザインを織物として再現し、「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」今年で20周年になるロングセラーブランドに成長しました。

今回、新柄としてお披露目された新コレクションでは、よりナチュラルで、よりモダンに、正統派クラシックを継承しながら現代の暮らしに寄り添った3柄・7アイテムの厚手と1柄・2アイテムの防炎レースが加わり、ミツワインテリアでは全作品を展示縫製品でご用意いたしました。

 

迫力の新作展示品。
丈240cmの大型縫製サンプルで見応え十分。

川島織物セルコン モリス デザインスタジオ 新作 カーテン 取扱店 価格

ミツワインテリアでは、一足早く新作を先行販売をさせていただくことになり、本日展示品が入荷いたしました。

織物版『ブラザーラビット』、人気作ウィローボウの遮光(『ウィローボウBL)』、ハニーサクル&チューリップをモダンアレンジで2色追加した『ハニーサクル&チューリップⅡ』の3作品(7アイテム)が、川島織物セルコン「モリス デザインスタジオ」の新たな厚手コレクションとして加わりました。

すでにご用意している「モリス デザインスタジオ」全点と同様に、丈240cmの大型縫製品でご覧いただけますので大変見応えがあります。

店内での見学はもちろん、現地お打ち合わせ時にお持ちすることができますので実際に使用される窓辺でご覧いただけます。

ウィリアム・モリスのカーテンをご検討されているお客様には是非手に取ってご覧いただきたい逸品揃いの新作を以下に作品ごとにご案内させていだきます。

 


 

『ハニーサクル&チューリップⅡ』

『ハニーサクル&チューリップⅡ』は、人気の『ハニーサクル&チューリップ』の3配色に加えて、ナチュラルでモダンな印象にアレンジした2配色を追加したバージョンです。

 

ハニーサクル&チューリップⅡ FF1501 カーテン 価格 川島織物セルコン ウィリアムモリス

『ハニーサクル&チューリップⅡ』・FF1501(GR)

ライト~ミディアムのグレイ地は幅広い空間との馴染みが良く、大胆な作品をすっきりとした表情まとめ上げています。

 

ハニーサクル&チューリップⅡ FF1502 カーテン 価格 川島織物セルコン

『ハニーサクル&チューリップⅡ』・FF1502(DBR)

ダークグレイを思わせる、深みのあるブラウンは、モダンインテリアとその窓周りをを格調高い雰囲気でまとめ上げています。

 

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ハニーサクル&チューリップⅡ FF1502

上の写真は、新旧のバージョンを5配色で並べた展示イメージで、一見すると新色を2色追加しただけの様に見えますが、新バージョンの『ハニーサクル&チューリップⅡ』では、ボリュームのある太番手の糸やカラーミックス糸の持つ素材感を組合わせることで生地に立体感を持たせ、モダンなインテリアシーンで使ってみたくなるナチュラルな表情を感じていただける生地になっています。

 

ハニーサクル&チューリップ ウィリアムモリス カーテン 川島織物セルコン マナトレーディング 比較

参考までに、英国製・プリント版『ハニーサクル&チューリップ』とFF1502(DRB)をを比較したイメージがこちらです。

デザインの縮尺もほぼ同じで、オリジナルのプリントデザインを織りで忠実に再現しつつ立体的な質感と現代的なカラーで表現している様子が分かります。

 

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以上が、麻や綿など天然素材の風合いを好まれるお客様にもお勧めしたい新作・『ハニーサクル&チューリップ Ⅱ』のご紹介となります。

 


 

『ブラザーラビット』

1881年にウィリアム・モリスが描いた『ブラザーラビット』

『ブレアラビット(Brer Rabbit)』や『兄弟うさぎ』の名でも知られるこの作品は、アメリカ南部のお伽話の中で登場する架空のうさぎ、ブレアラビットからインスピレーションを受けたデザインです。

「モリスデザインスタジオ」での製作にあたっては、兄弟うさぎの愛らしいモチーフ柄部分を風通織(二重織り)によるを立体表現で引き立たせ、シンプルに織りだした柄の合間からのぞくベースに、ツイード調のざっくりとした太番手のカラー糸使うことで、上品な玉虫(シャンブレー)効果が得られる美しい生地ができあがりました。

 

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ブラザーラビット FF1503 モリスデザインスタジオ

『ブラザーラビット』・FF1503(O)

愛らしくナチュラルなデザインに、明るいモダンカラーを散りばめることで若い世代のインテリアシーンでも積極的に使いたくなる優しい風合いの生地になっています。

「風通織り」は縦糸・横糸の色を違えて、表裏に反対の模様が出るようにした二重組織の織り技法です。

表出される柄はアイボリーですが、FF1503(O)ではメインカラーにオレンジ、その他イエロー、ブラウン、そしてブルーを使うことで、オレンジを主体としたミックス感とシャンブレー(玉虫)が味わえる魅力的なベースを作り上げています。

 

 

ブラザーラビット FF1504 ウィリアム モリス カーテン 価格 川島織物セルコン

ブラザーラビット FF1504

『ブラザーラビット』・FF1504(GR)

FF1503(O)と使用している色のカラーは同じですが、その構成比を変えて、ブルーをメインカラーにしています。

イエローの使用量も増えていますが、オレンジを減らすことでグレイッシュな雰囲気が感じられるシャンブレー感のある生地になっています。

クールな色調の中にも優しく暖かみのある色合いを感じられる魅力的な風合いはモダンインテリアとの相性も良好です。

 

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ブラザーラビット ブレアラビット カーテン 違い

参考までに、英国製・プリント版『ブレアラビット』とFF1504(GR)をを比較したイメージがこちらです。

デザインの縮尺としてはオリジナルのプリントデザインよりも25%程度大き目な表現となっています。

 


 

『ウィローボウBL』

ウィリアム・モリスが描いた1887年の作品で、モリスの妻、ジェーン・バーデンのベッドルームにも使われていた『ウィローボウ』は、現在でも人気が高く、リビングから寝室まで幅広く愛用されているデザインです。

「モリスデザインスタジオ」でも非遮光の2配色をご用意していましたが、今回新たに3配色の遮光生地(BLACKOUT)が加わりました。

 

柄や色合い、織り方にアレンジを加えることで織物ならではの端正な表情を維持しつつ遮光2級の性能を引き出しており、寝室のみならず陽射しの強いリビングなどにもご利用いただくことができます。

 

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『ウィローボウBL』・FF1505(G)

 

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『ウィローボウBL』・FF1506(B)

 

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『ウィローボウBL』・FF1507(BR)

 

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ミツワインテリアでは、非遮光の『ウィローボウ』(2配色)と『ウィローボウBL』(3配色)の縫製品をご用意しており、お打合せ時に実際の窓辺でカラーや遮光度合いの確認にご利用いただくことが出来ます。

 

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新作『ウィローボウBL』の柄リピートは、『ウィローボウ』の約3/4にサイズダウンされており、柄域が横方向に規則的に流れるアレンジが施されています。

 

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参考までに、英国製・プリント版『ウィローボウ』の2番色とFF1502(DRB)をを比較したイメージがこちらです。

柄域表現はオリジナルよりも規則的になっていますが、深みのある色使いは非常に魅力的です。

 


 

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以上、本日のブログでは、2020年10月から発売される、川島織物セルコン・「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」の新作を展示品紹介と併せてご案内させていただきました。

ご興味のあるお客様はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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