Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテンレール(一般)

「カーテンボックス」のない多角形窓での『装飾バランス』納品事例。

2017年07月04日

高さの異なる「多角形窓」をすっきりと演出。
スタイル・カーテン納品事例

窓幅: 7m超、設置高:3m、両翼に幅が異なる135°コーナー窓を持つLDの大型でのスタイルカーテン納品事例。

幅広窓の全体像をカメラ撮影で行うと、1枚で撮りきれないため、本日のブログでは、16秒ほどの動画で撮影した全体像のイメージ紹介をご用意しました。

 

 

取付高が低く不揃いな横広窓。
使い易さと美しさの両立を考える。

写真撮影による2分割での納品前の様子はこちらで、「装飾バランス」を採用する際の主要な注意点は以下のとおり。

 

① 一番の問題点は 「カーテンボックス」不在の窓であるということで、窓枠と同系色のカーテンレールが露出して取付られている。

② 窓枠内設置のカーテンレールは、ベランダへの「出入口窓」や、換気ができる「腰高窓」ごとに区分して分割設置されている。

③ カーテンレールが設置位置が窓枠内(床上200cm以下)の低い位置に設けられた、「横縦比・7:2」の横広窓となっている。

④ 135°の角度で両翼を形成しているコーナー窓は、左翼が幅120cmあるのに対して、右翼は90cmと小さい、4:3の非対称形になっている。

⑤ ベランダへの「出入口窓」も、左翼側にレイアウトされているため、窓全体を見た場合、横方向のプロポーションは、左にボリュームが付き易い形状になっている。

 

このように本来、「装飾バランス」の設置を視野に入れていない窓設計で、「装飾バランス」の提案を行うことは非常に困難なこと。
何故なら、ベランダへの出入りと換気窓の機能性への配慮と窓全体の連続性と豪華さを演出するスタイリングが求められるからです。

 

特に、出入口窓用の丈と、腰高窓用の丈を混在させたレイアウトにすると、日中の納まりは悪くないのですが、夜間、カーテンを閉めた時に、丈の長い出入口窓での不揃いが異質に見えてしまいまうため、カーテンの丈を統一させたスタイリングの中にその他の課題の解決策を盛り込むことになりました。

 

 

「カーテンボックス」不在の窓で、
美しい「懸垂曲線」を考える。

一番の難点であった、「カーテンボックス」不在の窓での『スワッグバランス』提案。

この状況では、カーテンボックスのメリットである、カーテンレールを隠すという機能が含まれせん。

また、カーテン(レース)上部にある「芯地」と「ヒダ山」が露出される設置スタイルとなっています。

 

多角形窓 装飾バランス

取付高の低い(H200cm以下)横広窓で、美しい「懸垂曲線」を描くスワッグを考える場合、「スワッグの総数」、「幅と高さ」の組合せに悩まされます。

バランスの装飾効果を高めるポイントとして、第1に考えるのが、窓の高さと幅それぞれのバランス比率の確認ですが、日本語で言う「バランス」を、英語で表現すると、以下の異なる意味の使い分けになります。

V: 「valance(上飾り)」 を意味するバランス。

B: 「 Balance(比率)」 を意味するバランス。 

 


「カーテンボックス」が、天井など高い位置に設けられている窓であれば、「スワッグ」のボリューム(=ふくらみ)をたっぷりと持たせることができるため、カーテンレールを隠すとか、芯地の長さを短くするなどの微調整まで考えることはありません。

しかし、取付位置の低い窓で、装飾の役割を持つ垂れ飾りが窓を圧迫してしまっては本末転倒となるため、こういう状況では「懸垂曲線」を浅く描きながら、窓全体のプロポーションを整える必要があります。

 

取付高が低い窓で懸垂曲線を貧弱に見させないための極限での調整は難易度が高いものとなります。

 

スワッグ&テール バランス マンション

スワッグ&テール バランス 事例

スワッグの垂れ幕でカーテンレールとカーテンの吊り元を隠す条件はクリア。

スワッグのくびれたエリアでも極力、カーテン・レースの芯地を隠す工夫は、芯地の長さを75mm(標準:90mm)を変えることにより調整しています。

 

 

「装飾タッセル」をまとめる「ふさかけ」。
固定式とマグネット式を使い分けて。

掃出窓 腰高窓 カーテン

カーテンとレースの長さは、腰高窓も出入口窓の長さに合せた床までの長さで揃えて、ダイナミックな連続性の得られスタイリングを目指す一方、美しいスタイリングと共存させる形で求められた、ベランダへの出入り、手軽な換気といった、「機能性」の工夫も考えました。

 

連続性がありながらも、実は分割されているそれぞれの窓は、2セットの「両開き」と、2セットの「片開き」で構成されています。

特に両翼の「片開き」に挟まれている、2つの「両開き」窓は、ベランダへの出入りと、換気を用途にしているため、左右どちらにも開閉できる納めを考えました。

 

ここでは、「両開き」用カーテンレールの左右に、互換性のある「サイドマグネットランナー」を後付して、ベランダへの出入りや換気にも配慮した開閉パターンを両立させることができました。

 

 

コーナー窓 装飾バランス

トーソー ふさかけ クラッシー

両翼の「片開き」窓で使う「ふさかけ」は、しっかりと「装飾タッセル」を固定するタイプを使用。
さりげなく見せる真鍮の輝きとデザインがお客様のこだわりポイント。

 

 

マグネット ふさかけ

互換性のある「サイドマグネットランナー」を後付けした、ベランダへの「出入り窓」と、換気可能な「腰高窓」のあるコーナー側には、「ふさかけ」を固定するスペースが用意されていないため、磁力の強い「機能性ふさかけ」を活用いたしました。

 

装飾バランス 横浜市

 
カーテン生地にはさみ固定する「マグネットふさかけ」は、重量のある「装飾タッセル」もしっかり保持できますが、過度な荷重を掛けるとふさかけごと外れる仕組みになっています。
壁にふさかけを取付けできない状況でも、タッセルでカーテンを束ねることができます。
 

 

 

135度の「コーナー窓」。
コーナー角に応じたスワッグシュミレーション。

装飾バランス こだわり

135°の角度で屈折しているコーナー窓を横断するスワッグの作製にあたっては、事前の加工シュミレーションを経ておさめました。

 

135°コーナーを正面から見たイメージ。

 

135°コーナーを上から見たイメージ。

 

事前の検証を踏まえて、両翼の長さが異なる(左4:右3)コーナーも、極力自然なスワッグの流れの中で美しく整う納めとなりました。

 

 

「意匠性」と「機能性」の両立。
複数の難題を乗り越えて。

マナテックス マルメゾン

こうして、昼夜で別の表情を見せる、幅7m超の大型横長窓の完成。

 

カシミールボーダー レース

大面積の窓をまとめるカーテンには、縦ストライプと上質なダマスク柄の組合せが美しいマナトレーディングの「マルメゾン」を選び、やはり、縦ストライプ地に、ペイズリーを模した伝統的な「カシミール柄」が緻密に描かれた、川島織物セルコンの『カシミールボーダー』との組合せで演出いたしました。

 

 

川島織物セルコン カシミールボーダー

マナトレーディング マルメゾン

様々な工夫を凝らして、お客様のご希望に叶う、「意匠性」と「機能性」に応えたスタイル提案を行うことができました。

 

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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『いちご泥棒』のカーテンで魅せる、「ボウ ウィンドウ」のスタイル事例。

2017年04月05日

いちご泥棒 カーテン ボウウインドウ

玄関ホールの「ボウ ウインドウ」から、桜並木が堪能できる、こだわりの英国・輸入住宅の窓に、ウィリアム・モリスの『いちご泥棒』のカーテンをメインとしたスタイル・コーディネートをご提案させていだきました。

ちなみに、昨日のブログでご紹介をさせていただきました、同生地を使用した「ダイニングチェア・カバー」製作とは別の納品事例紹介ですが、それだけこの生地には心を引き付ける魅力があるようです。

「ボウ ウインドウ」とは、同じサイズの窓を3面以上組み合わせて弓形(bow)に張り出させた装飾窓のことですが、窓装飾の提案パターンも窓を取り巻く環境や住まい手のインテリア嗜好に応じて多岐にわたります。

 

「桜並木」に面したボウ ウインドウを
『いちご泥棒』のカーテンで演出

カーテンホルダーとは

納品日当日は、日和も良く、桜並木も美しくピンク色に色付き始めていましたので、納品後はこちらの窓で、お客様と、新居に遊びにいらっしゃっていた奥様方ご両親との記念撮影の背景を飾りました。

 

 

「カーテン」と「レース」のコーディネート

玄関ホールのボウ ウインドウでご採用いただいたのは、当社でも丈240cmの大型縫製品をご用意している、ウィリアム・モリス、1883年作の『いちご泥棒(Strawberry Thief)』より、川島織物セルコン(織物生地バージョン)の一番人気色、FF4501(DB・ダークブルー)

当社にご来店の際、「玄関ホールにはこの重厚感のある生地」と奥様が一目惚れされた高密度ジャカード織りのファブリックです。

 

シアーには、繊細な格子柄の「チュール(編み)レース」と裾まで続く刺繍が美しい、マナトレーディングの『コロネット(1)』をコーディネート。

クラシカルな厚手に合わせ易い、優美なトルコ製のレースです。

 

 

「ボウ ウインドウ」を美しく機能的に。
意匠を考慮したカーテンレールの選定。

マナテックス コロネット(1)

3面の窓からなる「ボウ ウインドウ」に割付けたカーテンレールは、第1号モデルの発売以来、バージョンアップを続けて50年のロングセラー製品となった、トーソーの『エリート』カーテンレールをご提案。

中央の窓を「両開き」、左右の窓をそれぞれ「片開き」で納めるスタイルとして、各窓の持つ魅力を引き出します。
カーテンレール自体は3分割されていますが、一見、ひと続きのカーブレールの様に見える納めが、こちらの窓でのこだわりポイントです。

 

選定カラーには、英国スタイルの内装にも調和しやすい濃色木目調の「Nウォルナット」を選ぶことによって、階段や腰壁などの木部にもさりげなく馴染む納めとなりました。

 

 

コッツワールド カーテン

その他、ロングセラー・カーテンレール『エリート』の機能的魅力としては、手前側の厚手がカーテンレールを覆う「Bフック」スタイルで取付けの際でも、吊元の傾斜角が最小限に抑えられるレールフォルムのため、窓全体の納まりがよりすっきり感じられることと、

 

リターン縫製 メリット

マナトレーディング コロネット レース

オプションの「キャップ一体型リターン金具」を併用して、多角形窓の両側面の納まりをすっきりと見せられるメリットがございます。

 

 

「カーテンホルダー」を効果的に使って。

カーテンホルダー 意味

最後に、こちらの窓のまとめとなる「カーテンホルダー」のご紹介。

ボウ ウィンドウを構成する3面窓にカーテンをまとめられるクリアランス壁がある場合、壁面に「カーテンホルダー」を取付けて、シンプルでありながら格調高い開閉スタイルをつくることができます。

腰壁の上に濃色系のカーテンホルダーを効果的なアクセサリーとして使いました。
右側のカーテンの内側に入り込んでいる階段との馴染みも良好です。

 

 

「玄関ホール」を飾るウィンドゥトリートメント。

川島織物セルコン いちご泥棒 カーテン

川島織物セルコン いちご泥棒 FF4501

『いちご泥棒』と繊細な刺繍レールの魅力を存分に引き出す、機能的コーディネート。
格調高い玄関ホールのウィンドゥトリートメントを美しく表現することができました。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
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マンション内でのお引越し。眺望の良い窓辺をお客様好みのカーテンとレースで。

2017年02月08日

当社のブログでは、「オーダーカーテン」以外の工事事例をご紹介することが多いのですが、やはり納品実績として一番多いのはカーテンやレースの新調依頼で、当社近隣のごく小規模の掛け替えから、東京・神奈川エリアのお客様からいただく、ブランド品やスタイルカーテンなど、こだわりのあるご相談が多いです。

店内に、約1000点どの縫製展示品があり、ブランド品などでも手持ちのサンプルがあれば、出張時にお持ちして現地ご提案ができる土台があることも大きいですが、平素より、窓だけでなく、インテリア全般に及ぶトータルコーディネートを手掛けている実績が評価されて、遠方のお客様からもお声掛けいただいております。

 

 

眺望の良いマンションの窓辺は「資産価値」
景観との調和に配慮したご提案。

2017.2.8.10

さて今回は、「タワー型マンション内」でのお引越しをされたお客様より、窓辺のカーテン・レースのご相談をいただきました。

高層階から中層階寄りへの引っ越しではありますが、それにより窓から臨める緑豊かなロケーションの割合が増え、また海側の眺望も楽しめる物件であったため、急遽お引越しが決まったとの事でした。

 

2017.2.8.6

ホテルの客室でも、街並みよりウォーターフロントや山並みに面した客室側に人気が集まるのと同じ理屈で、特にこれから「持ち家」となるお引越し先の場合はその想いも格別なものとなるようです。

上層階にお住まいの時は、「クラシカル」パターンのカーテンが使われていましたが、都会的な眺望だけでなく「森と海」といった自然が融合された環境に変わる新居では、格調高い「ナチュラル&モダン」のファブリックを使った窓辺にしたいということになりました。

 


「森」と「海」が見える都会の窓辺。
格調高い「モダン」スタイルで。

2017.2.8.12

カーテン生地にご採用いただいたのは、五洋インテックスのカタログ「インハウス」に収録されている、オランダ製のデザインベルベット『ブレダ』より、IH342 (01)。

大柄の『ビチェンツャ』に合わせたコーディネートとして展開されており、クッションやソファの張り生地としてもご使用いただける厚手で、遠目には無地にも見える、幅1cmの細かいストライプ地が上品なデザインです。

 

五洋インテックス ブレダ カーテン IH342

インハウス ブレダ カーテン IH342

『ブレダ』は、五洋インテックスの六本木ショールームでお客様の目に留まった生地で、他の候補生地と見比べていただいた結果、第一印象のままご採用となりました。

緻密なストライプと光沢のあるベルベットは、写真での表現が難しいのですが、肉眼で見ると表情豊かです。

今回は寝室も含めて「遮光裏地」を組み合わせて納品させていただきました。

 

2017.2.8.13

『ブレダ』のコーディネート「レース」としてご採用いただいたのは、川島織物セルコンのカタログfilo収録の『アサカゲ(FF4704)』

『アサカゲ』は、薄氷の様な風合いを持つ水の流れをデザインに落とした表現した「風通ボイル」で、 二重のボイルの中にポリエステル不織布のスリットヤーンが揺れながらストライプを構成しています。
 
自然の情景美を優しい風情で印象づけられる魅力を持つため、 一枚掛けとしても人気のあるレースです。
 
 

川島織物セルコン アサカゲ FF4704

外部のプライバシーが確保されている窓なので、レースも開けて眺望を楽しむこともできますが、レース越しからも柔らかな風情を楽しむことができる窓になりました。

 

滑走性の良いカーテンレールと『中間ストップ』。
「片開き」の窓を「両開き」に。

寝室窓の『カーテンボックス』は、「両開き」としても使えますが、左側の懐が深く「片開き」としてもカーテンが設計になっていました。

以前のオーナーは、「片開き(左寄せ)」仕様のカーテンレールを採用されていましたが、お客様の希望は「両開き」とのこと。
カーテンレールには「両開き」用で使用する『マグネットランナー』と、カーテンレールの左側途中でカーテンを留める『中間ストップ』がありませんでした。

また、重量のある「遮光裏地」付のカーテンを使うため、滑走性が良く開閉のし易いカーテンレールに交換したいいというご相談がありました。

 

 


静音 カーテンレール ネクスティ

 

今回、ご採用いただいたカーテンレールは、ランナーに「駒状」の回転機能を持たせて、横方向の開閉がスムースに行える「静音カーテンレール」として知られるトーソーの『ネクスティ』

 

 

静音 カーテンレール おすすめ

ネクスティ 中間ストップ

新たにオプションとして加わった『中間ストップ』を併用して、「両開き」として納めました。

 

 

カワシマ レース アサカゲ


アサカゲ レース FF4704

都会で生活しながら、情緒豊かな自然の美しさを感じられる窓辺になりお客様もご満足。

こだわりのお引越しのお手伝いをすることができました。

 

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天然素材を含んだカーテン。「裏地付縫製」と「リターン縫製」のアラカルト事例。

2016年11月24日

11月24日。
東京・神奈川では観測史上、異例の降雪も記録して、皆さま驚かれたことと思います。

外も寒いですが、朝起きて「窓辺も寒い」と感じられた方も多いのではないでしょうか?

本日のブログでは、寒がりの方にお勧めしている、窓辺の断熱(保温)対策として有効な、カーテンの「裏地付縫製」「リターン縫製」の組合せと効用について納品事例を交えてご紹介させていただきます。

 

「カーテン」と「レース」の選定。
ナチュラルで温か味のある窓辺に。

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マンションご入居前に「リノベーション」リフォームを行われたお客様からいただいた窓辺のご相談は、1日を通じて自然の温かみと明るさを感じられるナチュラルな窓辺にしたいというものでした。

 

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まず、レースでご採用いただいたのは、五洋インテックスのカタログ『サザンクロス』収録の刺繍レース・「エーファ(SL390 01)」

麻を思わせるベース地にリーフ柄の刺繍をストライプ状に描いたナチュラルな印象のシアーは、刺繍レースの世界的産地であるトルコ製のファブリックです。
緑豊かな窓辺にはもちろん、窓からの視界に緑が少ないお部屋などにもお勧めです。

 

FEDE Ricco フェデリッコ Saulat ソラ RC120 02 カーテン

次に、「カーテン」「遮光裏地」にご採用いただいたのは、海外の輸入生地が数多く収録されているカタログ、『FEDE Ricco(フェデリッコ)収録のファブリックより、「Saulat(ソラ)」のイエロー(RC120 02)。

コットン(綿):70%とポリエステル:30%からなる交織で、ドイツ製の生地です。

 

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「Saulat(ソラ)」のイエロー色には、デザインに色彩に影響する仕掛けがありまして、メインとなるデザイン(イエロー)の背面に少しずらして描かれたモノトーン(ライトグレイ)のレイヤーを重ねることにより、明るさを抑えた落ち着きのある色調に見える視覚効果を狙っています。
海外ブランドのセンスを感じさせる生地です。

イエローとグレイの組合せで、「グリーン(黄緑)」を思わせるニュアンスを出しているこちらの個性的な生地は、カーテン生地としては薄手なもののため、「寝室」でのご採用にあたり、薄手の表幕の鮮やかな発色を濁らせずに綺麗に仕立てられる「遮光裏地」を使うことになりました。

濁りの少ない遮光(暗幕)は、高い遮光性(遮光1級)を出しにくい特徴がありますが、これはお客様の求めるご要望に沿って都度ご提案させていただいています。

 


「裏地付縫製」のメリットと、

縫製仕様のバリエーション

リターン カーテン 天然素材

カーテンに「裏地」を付けるメリットは、遮光生地であれば、薄手のカーテンに遮光性を持たせる効果が当然ありますが、それ以外にも、表幕に「綿・麻・レーヨン」など、天然繊維を使用している場合は、生地の劣化やプリントの褪色防止などが重要な目的となる場合が多いです。

また、派生効果として、2枚重ねの生地で仕立てる構造のため、幕体内に空気層を含ませることによる「断熱効果」が大いに期待できます。
この場合の断熱効果とは、冬場の「保温効果」だけでなく、夏場の「遮熱効果」も含まれますので、「寝室」でもリクエストの多い仕立てとなっています。

薄手の生地に、薄手の裏地を付けるだけでも、ベルベットなど、保温性に優れた生地に負けない断熱効果が期待できると言われています。
また、軽やかな生地に裏地を付ければ、冬場はもちろん、夏場は視覚的にも涼しげに感じられるという効果もあるため、冷暖房などの空調効率との観点から「裏地」の効用が改めて評価されています。

 

フジエテキスタイル ノンバーンエコ 裏地

「裏地縫製」の仕上げ方については、近年、メーカーや専門店レベルで素材に応じた工夫が考案され始めています。

例えば、当社で取扱いのある、「フジエテキスタイル」の縫製仕様には、天然繊維(表地)と化学繊維(裏地)の組合せなど、洗濯収縮率の異なる生地を組み合わせた際の長期的な使用を考慮して、敢えて耳を縫い合わせない仕立て方もご特殊縫製の1つとしてございます。

 

フジエテキスタイル ノンバーンエコ カーテン

上部「芯地」部分のみ一体縫製します。

 

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こういった素材の組合せに応じた裏地縫製のアプローチは、研究の歴史が浅いため、メーカーによっては対応していない場合があります。
その様な場合は、提携の加工所に依頼をしています(今回も特注で作っています)。

ちなみに、寸法安定性に優れたポリエステルなど、化学繊維同志を使った裏地付縫製の場合は耳も縫いますが、裾は縫い合わせずに、裏地側の丈を表地より2cm程度短く仕立てるのが一般的です。

たかが「裏地」と思われるかもしれませんが、されど「裏地」で、なかなか奥深いのです。

 

 

「カーテンレール」のカスタマイズ。
「リターン金具」で、断熱性と遮光性の強化。

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こちらのお部屋の「カーテンレール」には、木目調レールのTOSO『エリート』が、全オーナーから引き継がれて設置されていました。

 

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TOSO「エリート」カーテンレールは、初代モデルの発売より今年で50周年のロングセラーとなる、インテリア業界でも話題の「機能性カーテンレール」です。

使いやすさと耐久性に優れているだけでなく、近年では木目カラーのバリエーションも充実して全12配色のカラーラインナップを誇ります。

10数年前に設置されたであろうカーテンレールでしたが、木目調の外観のため、痛みや汚れもほとんど目立たず、リノベーション物件でもそのままご使用いただけていました。

 

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今回は、この古い『エリート』カーテンレールに、オプション部材といて発売されている「キャップ一体型リターン金具」を追加して、カーテン左右の「遮光強化」と「断熱性強化」が得られるカスタマイズを行いました。

「キャップ一体型リターン金具」は、このカーテンレールの設置当初にはなかったオプション部材ですが、『エリート』カーテンレールには、製品としての長い歴史の中で新たに開発された、後付できる部材が充実しています。

 

カーテン リターン メリット

近年の調査では、カーテンレールの左右にリターンをつけることにより、約5%、窓辺の断熱性能の向上が得られることがわかってきました。

リターンを併用すると、それだけカーテンの製作幅が増えるため、窓サイズや、生地巾によっては価格が変わる場合もありますので、カーテンの仕上げとなるヒダ倍率の微調整の範囲内で対処できる場合は、ケースバイケースで対処しています。

 

カーテンレール カバートップ メリット

ちなみに、今回ご採用には至らなかったオプションとして、『カバートップ』という、遮光性の向上、断熱性の向上、カーテンレールトップのメンテナンス性の向上に役立つオプション部材も開発させています。

リターンとカバートップを使用すると、この機能性レールの遮光性能、断熱性能が更に期待できます。

 

 

「裏地付縫製」と「リターン付縫製」の併用。
見た目だけでなく実用性でも暖かい寝室の窓周り。

リターン縫製 とは

リターン縫製の様子。スッキリとしながら実用的なフォルムとなりました。

こちらの事例では、10cm指定のリターンで仕上げていますが、例えば、巾の大きいカーテンの端をリターンとして流用しつつ、たっぷりと脇を固める場合もございます。

 

裏地付カーテン メリット

こうして、遮光機能を持たせながらも、視覚的にも実用的にも明るく、温かい「寝室」の窓辺ができました。

以上、本日は、「裏地付縫製」と「リターン縫製」のアラカルト事例について、カーテンレールの効果的なカスタマイズと併せてご紹介させていただきました。

 

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『二世帯住宅』における、「ご両親世帯」のオーダーカーテン納品事例と工夫。

2016年11月04日

本日のブログでは、『二世帯住宅』における「ご両親世帯」・「LD & 寝室」でのオーダーカーテン納品事例をご紹介させていただきます。

 

「引き戸」で区分された 『LD』と『主寝室』窓。
「柄物」と「無地」のファブリックに統一感を。

2世帯住宅 親 カーテン

1Fの「LD」と隣接する「寝室」側は、開放的に使用することが多いとのことでしたので、空間としての広がりを持たせるため、居室別に異なる「カーテン」をご採用いただきながらも、統一感も感じられるスタイルアレンジをご提案させていただきました。

今回の場合、共通仕様でご採用いただいた窓装飾品は、「レースカーテン」と「カーテンレール」で、カーテンは別の生地をお選びいただいています。

 

LD・『カーテン』生地のご選定。

f-2014.8.4.10

採用生地 (カーテン)
メーカー:フジエテキスタイル
 カタログ:『STORY 』
生地品番:FA6805・『ラトバリタ』
カラーバリエーション: 全5色
生地幅:138cm
生地組成:ポリエステル 100%(ウォッシャブル)
柄リピート:タテ:45.2cm、ヨコ:34cm
生地価格:5,300円/m(3,850円/m2)・税別

 

今回、LDでご採用をいただいた生地は、当社にも、(MV),(NL),(SB)の縫製サンプル(3アイテム)のご用意がある、フジエテキスタイルのカタログ「STORY 2」に収録されている、人気生地、FA6805・『ラトバリタ』です。

丈:240cmの長尺縫製サンプルを店内と、採寸時に現地でご覧いただき、ご採用いただきました。

 

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FA6805・『ラトバリタ』は、「シャンタン(シルク調)」ベースの生地に、ナチュラルで優しいフラワーデザインがセンス良く織で表現された、上品な印象の厚地のファブリックです。

 

 

『装飾タッセル』のコーディネート。

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店内では、コーディネート用の「装飾タッセル」を、様々なテイストのカーテンやレースとのスタイリングをに対応できる様、150点以上ご用意しております。
フジエテキスタイルの「タイバック(装飾タッセル)」に人気アイテムを中心に豊富にご用意しておりますので、カーテン生地に合わせて相性の良い一品をお選びいただきました。

 

f-2014.8.4.2-3

コーディネートさせていただきました、「タイバック(WBTB23・PU)」納品後の様子です。
カーテンの優しい色を、色調を強めたアクセントで引き締め、素敵な日中の窓辺を演出することが出来ました。

 

 

『LD』・「掃出し窓」での納品の様子。

f-2014.8.4.2

1Fの庭に通じている、「LD」の窓は、バリアフリーの「掃出窓」です。

「神棚」を挟んで、左右に2つの窓が配置されておりましたので、「神棚」の視覚的演出も考慮して、カーテンレールの高さや配置を決めました。

 

f-2014.8.4.2-2

「神棚」の左側の窓は、左側面が壁での小ぶりな腰高窓でしたので、敢えて「両開き」とせず、「片開き」で紙棚側にスッキリとした印象を持たせることになりました。

 

 

『寝室』の各窓は、「配置」や「方位」の
使い勝手を考慮したスタイルで演出。

f-2014.8.4.4

「LD」側から見える、「寝室」は、引き戸を開放すると、LDから続く空間に連続性ず得られるレイアウトになっていました。

 

寝室 カーテン リターン

寝室は、右側の「腰高窓」が西日の強い窓となっていました。

 

 

寝室・『カーテン』生地のご選定。

f-2014.8.4.11

採用生地 (カーテン)
メーカー:フジエテキスタイル
 カタログ:『STORY 』
生地品番:FA2140・『サバイ』
カラーバリエーション: 全18色
生地幅:150cm
生地組成:ポリエステル 100%(ウォッシャブル)
柄リピート:なし
生地価格:3,000円/m(2,000円/m2)・税別

 「寝室」でご採用をいただきました生地は、LDと同じく、フジエテキスタイルのカタログ「STORY 2」に収録されている、ロングセラー生地より、FA2140・『サバイ』をご採用いただきました。

当社にも縫製品(2色アイテム)とカラーチャート・サンプルをご用意しておりますが、『サバイ』は、カラーバリエーション・全18色の展開を持つ、他のファブリックと合わせ易い、『シャンタン(シルク調)』生地で、クッションなど、小物のコーディネートにも良く使われます。

 

 

機能性カーテンレール』のもつ魅力的な特徴。

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今回、ご採用をいただきました「カーテンレール」は、機能性だけでなく、「木目調&メタル」の装飾性を併せ持つ、タチカワブラインドの『ファンティア』・サイドカバー(ダブルセット)です。
木目色には、格調高いインテリア表現も可能な、「木目ダーク」色をご採用いただきました。

フロアの色との相性も良く、落ち着いた雰囲気を表現することが出来ました。

 

 

『リターン機能』を効果的に活用できる、スタイル・アレンジ。

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『ファンティア』・サイドカバー(ダブルセット)の場合、前幕の両サイドを覆える寸法でカーテンをオーダーしておけば、カーテンレールの持つ「リターン機能」により、必要に応じて、横からの「遮光」「遮熱」「断熱」対策を強化することもできます。

カーテンのリターン寸法の加算は、採用されるカーテンレールの仕様に応じて決めますが、カーテンの製作幅を、リターン分を足した「Aフック(天付)」使いで大き目に作ることにより、リターンを使用したり使用しなかったりと、フレキシブルにご活用いただくことも可能です(大は小を兼ねる)。
この併用法は、柄のない無地のカーテンでは比較的お勧めですが、柄物のカーテンの場合は、リターンを使用しない時の印象が窮屈になることもありますので、選ばれるカーテン生地の特性を踏まえてご提案をさせていただいております。

また、リターン分の幅を増やすことによってカーテンそのものの「価格帯」が変わる場合も多いですので、リターンの活用頻度によって採用の可否を決められると良いでしょう。

 

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『西日』の強い窓側の納品の様子です。

 

リターン 寝室

『リターン機能』を活かした、フォーメーションパターンです。

今回のリターンは、ヒダ数を左右1つずつ増やす仕様でカーテンの幅寸法を加算させていますので、カーテンレールに予備「ランナー」を1つ入れておけば、取付フックの引掛けるランナーを変えるだけで、窓の側面も覆うことも覆わない付け方もできます。

ちなみに、ご両親のお部屋には「電動シヤッター」が配備されていました。
2世帯住宅の設計には、この様な仕様も多いかと思われます。

 

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「寝室」正面の窓は、開口の大きな窓でも、適度な意匠性を持つ「機能性カーテンレール」をご採用いただくことにより、「壁際」や「エアコン」との干渉も解決しながら、すっきりと窓辺を演出することが出来ました。

 

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開口の大きな窓でしたので、コーナー壁の下に「コンセント」が無ければ、フロアまでファブリックで大きく包むスタイルも可能でしたが、今回は、コンセントの使いやすさを重視した寸法で納品させていただきました。

カーテンの幅や丈を決める際は、窓だけでなく部屋の構造を理解することも大切です。

 

以上、本日は、「ご両親」がお住まいになる、『二世帯住宅』における、1F・「LD & 寝室」でのオーダーカーテン・スタイル納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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  • at 2:38 PM
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フジエテキスタイルのファブリックで組み合わせた、「多彩なモダンスタイル」の窓辺。

2016年11月01日

カジュアル・ナチュラル・エレガンス
ファブリックの魅力で多彩なコーディネート。

フジエテキスタイル カジュアル カーテン

良質な「シンプル&ナチュラル」モダンのインテリアシーンにコーディネートし易いファブリックを、商品開発の主軸に置き、お客様から費用化の高いファブリック・メーカーのひとつに「フジエテキスタイル」がございます。

本日は、フジエテキスタイル「東京ショールーム」にご来場いただいた、若いご夫婦の感性でセレクトいただきましたファブリックの組合せに窓装飾のスパイスを利かせて、戸建住宅・LDの窓辺を コーディネートさせていだきました。

 

『カーテン』生地 の選定。

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カーテン・イメージ:   FA6221(BE)・『フットプリント』
メインとなる「カーテン」に、カジュアル&モダンや、ナチュラル&モダンのインテリアをイメージさせる生地として人気のある FA6221(BE)・『フットプリント』をご採用いただきました。

生地の価格も、フジエテキスタイルの中では比較的リーズナブルな価格帯ですが、カラフルなステッチ調で織り上げられた優しいタッチのデザインからは、生地の持つ上質感が伝わってきます。

 

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こちらの生地は、クッション等の小物とのコーディネートもしやすく、無地のファブリックの組み合わせで、幅広いインテリアのバリエーション表現をお選びいただけます。

 

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「生成り(きなり)」のベース色に、淡い配色の「ブルー」、「グレー」、「ベージュ」と言った、「プリント風」のユニークな風合いの織りが、パターン豊かに組み合わされた、素材感に富んだファブリックは、日中にカーテンを閉めても室内に優しい光りを採り入れてくれますので、夏冬の断熱(遮熱・保温)対策にも有効です。

 

 

『レース』生地 の選定。

レース: FA0511(NW)・『パール』

FA6221(BE)・『フットプリント』のコーディネート レースには、同じくフジエテキスタイルのメーカーショールームでご選定いただきました、8cm間隔の細かい「ピンストライプ」調のファブリック、FA0511(NW)・『パール』をご採用いただきました。

 

フジエテキスタイル FA0511 NL  パール

ピンストライプの左右に、「モール糸」という起毛糸が散りばめていることにより、ナチュラル イメージのインテリア表現ができる生地で、カーテン生地の、FA6221(BE)・『フットプリント』とも相性良くコーディネートされています。

 

 

 『正面付(Bフック)』の取付にお勧め。
「機能性」カーテンレール。

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今回の納品事例では、ファブリックがカーテンレールを覆う、『正面付(Bフック)』というカーテンの納め方をさせていただきましたので、摩擦に強く滑走性に優れた、当社お勧めの「機能性」カーテンレールをお選びいただきました。

 

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「カーテンレール」のカラーは、内装材との馴染みが良い『ホワイトグレイン』の木目色をご採用いただきました。

 

 

腰高窓には
『共布タッセル』でコーディネート

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2つの「腰高窓」のカーテンを纏める「タッセル」にはベーシックに、FA6221(BE)・『フットプリント』を使用した『共布タッセル』で、納めました。

 

 

「掃出窓」は
『装飾タッセル』で豪華に演出。

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「リビング・ダイニング」のリビング エリアにある、「掃出窓」のカーテンアクセサリーには、照明や、これから入る家具との調和を意識して、少し優美な印象を持たせたモダンスタイルの要素を取り入れるため、少し大振りな1つ房の『装飾タッセル』をご採用いただき、「腰窓」の『共布タッセル』との上質なコントラストを付けることができました。

 

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 ご覧の様に、カジュアル&ナチュラルカーテン生地の印象にエレガントの要素を加味させた多彩で上質な「モダンスタイル」の窓辺ができあがりました。

 

f-2013.11.3.1

 採用される生地によって、コーディネートの方向性が変わりますが、異なる『タッセルの使い分け』で、多彩なモダンスタイリルの窓辺を演出することができますので、お気軽にご相談くださいませ。

 

◆ 当社・『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

◆ 当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 


ミツワインテリア:
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「冬場の保温対策」にも配慮した、「リビング・ダイニング」と「寝室」のファブリック・コーディネート事例。

2015年12月09日

本日のブログでは、

「冬場の保温対策」に配慮した、
「LDと寝室」のコーディネート事例

をご紹介させていただきます。

ロールスクリーン 階段の空調対策。

キッチン横、2階に上がる「階段」部分に、リビング・ダイニングでご採用いただきましたカーテン生地に合せて、夏冬の『空調対策』を配慮したコンパクトな「間仕切りロールスクリーン」を設置させていただきました。

 

「ロールスクリーン」の選定色

タチカワブラインド。ロールスクリーン「マカロン」

ロールスクリーン生地には、「カーテン」・「レース」を組み合わせたトータルの質感、色感に近い、『プラリネ(RS-5258)』をご採用いただきました。

 

「ロールスクリーン」設置の様子

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階段と、「LDK」の境界部分の天井に、間仕切用のロールスクリーンを設置した様子がこちら。

「ロールスクリーン」はコンパクト設計ですので、使用しない時でもスッキリとした印象で、インテリアに馴染みやすいアイテムです。

 

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昇降用の操作チェーンは、階段「手摺り」の構造を利用して、極力スッキリとした納めを心掛けました。

 

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「ロールスクリーン」を降ろした、階段部分の『空調対策』のイメージはこちら。

冬場の『暖房効率』の向上はもちろん、夏場の『冷房効率』の向上にも効果的です。

 

 

「リビング・ダイニング」のコーディネート

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こちらは、今回、「リビング・ダイニング」の3つの窓にご採用いただきました、ウィンドゥ・トリートメントアイテムの一覧です。

 

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若い世代のご夫婦が寛げる「モダン」イメージの選定でありつつも、小さなお子様との生活を意識した、インテリア・アレンジのし易いセレクションとなっています。

 

「寝室の保温&遮光対策」

アスワン 「タロス」 E3074 オーダーカーテン。

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こちらは、ナチュラルな素材感の感じられる質感と、太めの横ボーダー柄で「モダン・スタイル」の窓辺を演出した「寝室」の納品事例です。

 

『サイド・リターン』の活用

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カーテン リターン

機能性カーテンレール」と併せて、カーテンレールの側面を『サイド・リターン』の要領で覆うと、「寝室の遮光性」の向上はもとより、「冬場の保温性」、「夏場の遮熱性」の向上につながります。

 

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以上、本日は、お客様ご希望のインテリア・センスに応えながら、1年を通じた『空調対策』という、機能性にも配慮した、コーディネート納品事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『ロールスクリーンの特集ページを見る』
http://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
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