Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 窓周り(アクセサリー)

「高層マンション(最上階・メゾネット階)」での、インテリア・リフォーム事例。

2015年06月01日

通称・『ゴスロリ』と呼ばれる、日本独自のファッションスタイルやサブカルチャーを意識した、『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルを実生活の空間に落とし込んだ、トータル・インテリア・リニューアルをお客様ご入居前に施工させていただきました。

高層マンション 最上階 インテリア リフォーム

2015.5.22.26.7

 「大理石」貼りの玄関ホールのドアを開けると、『大広間』とも呼べる、天井高6.4mの「吹抜け・LD」が出迎えてくれる間取りは、層マンション・最上階の『メゾネット(2階建)』仕様ならではの大迫力です。

 

2015.5.23.2

 高層マンション メゾネット リフォーム

今回の物件では、作業用の「タワー」を組んで各種内装の作業に取り組むことになりました。
オーナー様と、マンション管理組合の皆様のご理解がなければ実施できない大規模なリフォームでした。

 

 

『ゴスロリ風・インテリア』完成後の様子。

マンション 最上階 インテリア リフォーム

マンション メゾネット階 階段

「賃貸マンション」という条件の範囲内で許可を得て実施した内装リフォームですので、将来的な原状回復ができる様、壁面の造作や装飾は、「壁紙」を貼り替えれば元に戻せる仕様で仕上げています。

 

タワーマンション 最上階 インテリア リフォーム

また、各居室のフローリングや階段に敷かれた「カーペット」も当社独自のオリジナル施工法を駆使して、日常生活での安全な使用を満たしながらも将来的な原状回復が可能な仕様で納めさせていただきました。

 

2015.5.30.10

2015.5.30.5

『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルとは、18世紀・フランス「ルイ15世」期の宮廷に端を発した、「ロココ」スタイルの耽美主義や、同時期の英国・「ヴィクトリア朝時代」のロマン主義、神秘主義など、複合的な思想の影響を受けて生み出された、現代・日本女性の新しいファッションスタイルの1つであり、かつて屋外では着用しない華麗な服飾で街中を歩く、規律を重んじた伝統的スタイルを現代的な解釈で解き放ち、その美しい組み合わせを自由に楽しむストリートファッションスタイルといわれています。

 

2015.5.30.2.2

その様な、「ミックスカルチャー(文化の融合)」に対する着眼点を柔軟に個の世界観の中に採り入れる事の出来る日本人が、典型的な西洋文化の様式美をアレンジしながらも現代風に仕立てるこのスタイルを、今回、ご入居前の自宅のインテリアにも採り入れたいとのご要望をいただき、お客様のご要望を丁寧にヒアリングしながら打合せを重ねて最終的な形を仕立てる事が出来ました。
 

 

リフォーム前の様子。

2015.5.22.12

「リフォーム前」の現地お打合せ時の様子です。

 

2015.5.22.13

玄関ホール側の室内ドアを開けて、正面に見える6.4m・「吹抜け」壁の中断には、マンション特有の「構造梁」が通っていたため、既存の壁紙は梁下に「アクセントウォール」が貼られていました。

 

2015.5.22.14

通常のインテリアであれば、梁下にアクセントウォールが貼られているだけでも、生活導線の中で美しく映えるインテリアとして雰囲気が豊かになりますが、荘厳な『ゴスロリ』風インテリアの世界観の中では、マンションの「構造梁」や「構造柱」といった障害物までも、芸術性高い内装に昇華させる仕立てを考えます。

 

2015.5.22.3

上階の『主寝室』とパウダールームにつながる階段も、西洋的古典の荘厳な印象にできないものかとご相談をいただきました。

 

2015.5.22.4

『ニッチ』の形状も装飾的にリニューアルすることになりました。

 

2015.5.22.8

階段も、原状回復が可能な『カーペット』張りにリニューアルに統一したいとのご要望をいただき、この納めには特殊技術を駆使した工法で納めることになりましたが、とても骨の折れる作業となりました。

 

2015.5.22.1

上階の『主寝室』の内窓には、「カーテンボックス」を新設したのちに、窓装飾の「上飾り」の役割を持つ、白い『モールディング』仕上げを居室全体に施し、黒で統一した「壁紙」と、紫で統一した「窓装飾」と「カーペット」の内装との調和を図ることになりました。

 

『ゴシック&ロリータ』の特徴をインテリアに反映。

お客様のご要望されるインテリアの特徴を理解するために、『Wikipedia(ウィキペディア)』を始めとしたインターネット媒体で、定義やや視覚イメージを学び、共有することから今回の提案は始まりました。

2015.6.9

『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイル・フアッションの基本的特徴(一部紹介)。

① 黒を基調とした、レース、フリル、リボン、に飾られた華美な洋服、スカートはパニエで脹らませ、靴は編み上げのブーツや厚底のワンストラップシューズ。

 

②髪は長く、ヘアスタイルの理想は縦ロールで、リボンやヘッドドレスで飾る。装いは黒だけでなく真っ白でもゴブラン織り風の花模様でもよい。

 

③トップスやボトムスは黒で、ロリータ感を出すためにフリルは必須であるが、ロリータになり過ぎない様にするためにパニエは控えめがよく、さらに黒一色になってしまうのも好ましくないとされる。

 

④アイテムの主な色は「黒」、「白」、「赤」、「紫」、「ピンク」、「青」。

 

⑤全体のコーディネートの特徴は「甘過ぎず辛過ぎず」で全体のバランスを整える。

『Wikipedia(ウィキペディア)』より引用。

 

 

イメージ提案の様子。

2015.5.22.19

選定材料の個別紹介と併せて、「3D表現」であらわしたイメージを、お客様とのメールのやりとりでご提案しながら実際の施工にあたりました。
「構造梁」と「構造柱」を有効活用したデザイン提案の中には、格調の高さに加えて「遊び心」を加えています。

 

 

「キャット・タワー&ウォーク」機能をデザインに加味。

2015.5.31.2.2

2015.6.10

イメージ提案が実際のカタチに仕上がった完成後の様子です。
マンションの躯体構造を逆利用した「立体的」な装飾表現をするととともに、「猫が使う本棚」という幻想的なテーマをデザインに盛り込み、「構造柱を利用したキャット・タワー」と「構造梁を利用したキャット・ウォーク」をつたって過ごす「猫」の生活導線を華麗に演出いたしました。

 

2015.5.31.3.3

マンション,キャットウォーク

マンション,キャットタワー

 

2015.6.13.5

「構造柱」には、猫の爪がしっかりとグリップできる「カーペット」貼りのステップを造作して、「構造梁」を闊歩する『キャットウォーク』への動線を設えました。
また、LD階のフロア部分は、「ゴスロリ」の構成色の1つである「紫」の『ループ・カーペット』で仕上げています。

 

 

『装飾パネル』の組合せと、
「フレーミング」・「オーナメント」のデザイン。

装飾パネル,みはし

リフォーム前は「アクセントウォール」仕上げであった梁下の壁面には、格調高い『装飾パネル』張り仕上げで納めました。

 

2015.6.4.2

室内側に突起している「構造梁」と梁上の壁面には、複数の装飾材を組み合わせた豪華な『フレーミング』と内部の飾りとなる『オーナメント』を格調高く組合せ、個性的な壁紙とのコラボレーションで豪華に演出いたしました。

 

2015.5.22.26.10

2015.6.5

キッチンカウンターの下も壁紙仕上げでしたのでね壁紙を貼り替えたのちに『フレーミング』と『オーナメント』を施しました。

 

 

『キッチン』の壁装は「ダマスク柄の輸入壁紙で。

2015.5.22.26

キッチンカウンター,オーナメント

『キッチン』の壁装には、アメリカ最古の壁紙メーカーとして知られる、WALLQUEST社の「ダマスク柄」の輸入壁紙より、ブラック&ホワイト配色の上質な一品をテーマ・カラーにのっとりご採用戴きました。

 

 

 『階段』側のインテリア・デザインと製作。

ゴシック インテリア

2015.6.12

 階段側面の「ガラス」フレームには、ロートアイアンをイメージしたデザインシートを、タワー足場を使いながら外貼りで丁寧に割付けました。
また、上方のフレーミング表現には、梁側面のデザイン案で検討していた壁紙のイメージをヒントにして、「ゴシック」風の装飾的演出を施しました。

 

装飾ニッチ マンション リフォーム

2015.5.22.20

「装飾ニッチ」周りにも開口寸法に応じたフレーミングを組合わせて、階段周りの装飾美を追求しています。

 

マンション 階段 カーペット

階段 カーペット

 2015.6.13

階段から上階の主寝室にかけては、程よい光沢によるラグジュアリーな発色と、「セミ・ラグ」に近い、柔らかな毛足のカーペットをご選定いただきました。
もちろん、カラーは「ゴスロリ」のテーマカラーである「紫」です。

 

階段カーペット 猫 ペット対策

 


そして、本製品を使用して当社独自の『現場フイット施工』を駆使しつつ、現状回復も可能な特殊な施工資材を併用しながら、丁寧に一段一段と「オーダーカーペット」を仕上げました(これは、非常に特殊で、手間の掛かる特殊工法です)。

 

 

『主寝室』のインテリア・デザインと製作。

2015.5.30.11

2015.5.30.11.2

階段を上って右側にある『主寝室』は、室内の内窓から、最上階の絶景を臨むこともできる特別室です。

 

2015.5.30.11.3

2015.5.22.26.1

2015.5.22.26.2

シャンデリアの装飾材となる「シーリングメダリオン」や「モールディング」に調和させる天井の壁紙には、英国『Kenneth James』のブラック基調の「輸入壁紙」をご採用いただきました。

 

 

 造作『カーテンボックス』を優美な上飾りに。
『装飾モールディング』で天井廻りのフレーム演出。

ゴスロリ インテリア

2015.5.22.25

「主寝室」窓装飾の上飾り(バランス)としての演出効果を持たせるために、まずカーテンレールを箱型に覆う『カーテンボックス』を下地として製作しました。
そして、カーテンボックスの内側を壁紙で貼りあげたのち、最終的な仕上げ材に装飾性豊かな柄入りの装飾モールデイングを配して部屋全体を豪華に演出いたしました。

 

2015.5.22.26.3

2015.5.22.26.4.2

ご覧の様に「マンションの居室」は、木造戸建住宅の様な「長方形」の間取りは少なく、特に天井廻りは、「構造梁」と「構造柱」によって変形していますので、特に柄合わせの必要なモールデイングの場合は施工の難易度が上がります。
ちなみに、コーナーの出っ張った部分を出隅(ですみ)、入り込んだ部分を入隅(いりすみ)呼びます。

 

2015.5.30.15

2015.5.30.9

2015.5.30.15.2

 この様に、『カーテンボックス』の上飾りとしての役割を果たしつつ、窓周辺の「出隅」と「入隅」を魅力的に構成する装飾モールディングの設置によって、居室のインテリアとしての魅力が格段にグレードアップいたしました。

 

 

 『レース・カーテン』の選定。

タワーマンション ペントハウス インテリア リフォーム

レースカーテンを開けると、最上階の眺望が堪能できる主寝室の内窓に使用するレースは、「フランス」のインテリア・ブランドである『メゾン・ドゥ・ファミーユ』より、上質なイタリア製のオーガンジーレースを合わせる事になりました。

 

2015.5.22.24

2015.5.22.24.2

ゴシック&ロリータ カーテンタッセル

 透明感と美しいデザインが魅力のレースが、落ち着いた主寝室の内窓を演出しています。

 

 

『スタイル・カーテン』の選定とデザイン。

ゴシックロリータ カーテン

2015.5.22.23

2015.5.22.22

ゴスロリ カーテンフリル

主寝室の「スタイル・カーテン」のメインファブリックには、五洋インテックスのカタログ、『インハウス』収録の、ドイツ製・高級ベルベットである「オルレアン(IH204 02)」をご採用いただき、「黒」のオーガンジーに「スワロフスキー」のクリスタル・テープを縫い合わせた特製の「フリル」で、『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルベースを整えました。

 

 

『ゴシック&ロリータ』の総仕上げは
オリジナルデザインの『装飾タッセル』で。

2015.5.30.1

長さ、約80cmの特大『装飾タッセル』をデザインしました。

 

2015.6.11

こちらは、提案時の様子。クロコダイル柄のファブリックにレザーのパーツを組み合わせた編みバンドをデザインたうえで、フリルをイメージした仮の黒いレースをあてて基礎デザインの提案を行いました。

 

ゴスロリ バンドタッセル

出来上がりの特性『装飾タッセル』のフリルには、ガラスビーズのトリムを縫い付けて仕上げました。
カーペット色との相性もバッチリです。

 

ゴスロリ カーテン

ゴスロリ カーテンタッセル

「主寝室」の窓辺が『ゴシック&ロリータ』の服飾さながらの仕立てで完成いたしました。

 

以上、本日は大作となりましたが、通称・『ゴスロリ』と呼ばれる、日本独自のファッションスタイルやサブカルチャーを意識した、『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルを実生活の空間に落とし込んだ、トータル・インテリア・リニューアル事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆当社・『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

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スミコ・ホンダ(Sumiko Honda)の「ディリット」。カーテンの魅力とコーディネート事例。

2015年05月07日

マンション・リフォームの最後を飾る窓周りのコーディネートに、川島織物セルコンのブランド・『Sumiko Honda(スミコ・ホンダ)』シリーズの『ディリット』と、フランスのインテリア・ブランドとして知られる『メゾン・ドゥ・ファミーユ』の高品質「編みレース」をご採用いただきました。

スミコ・ホンダ ディリット カーテン

Sumiko Honda ディリット カーテン

リフォームに合せて、「大理石」のフロアに、敷物とモダンなソファが新調されています。
そこへ窓周りの配色を組み合わせて、落ち着いたインテリアの中に暖かみと高級感を感じられる大人のインテリアが出来上がりました。

 

 

『Sumiko Honda(スミコ・ホンダ)』のファブリック。

2015.4.17.28

『スミコ・ホンダ(Sumiko Honda)』は、川島織物セルコンが展開するファブリックの最上級に位置するインハウスブランドです。

その作品は一貫して、「オリジナリティにこだわり、新しくて強いものを創る」を開発テーマとして、生活者の日常に希望と安らぎを与える布づくりを目指し、季節の移ろいや陰影、川や空気の流れをその中に表現しています。

実生活の中に存在し、暮らしに彩りを添えて愛されることを願う布づくりには、日本人の感性が産み出す自然観があふれ、伝統的な織技術に現代的な感覚を融合させたファブリックスとして、これまでも多くの芸術的な作品が発表されています。

 

 

作品解説: 『ディリット(diritto)』について。

2015.4.17.31

今回のご採用生地は、『スミコ・ホンダ(SUMIKO HONDA)』、2014年コレクションの代表作、『ディリット』より、色番:SH9888。

 

『ディリット』は4色のカラーバリエーションからなりますが、特に今回ご採用のSH9888は、アマリリスの赤とベースカラーとの調和が見事で、2017年6月に行われた新作発表会の際には、Sumiko Hondaの人気ファブリック「ベスト4」の1つとして紹介されていました。

 

川島織物セルコン ディリット カーテン

こちらは、当社展示品の参考イメージ。
『スミコ・ホンダ(Sumiko Honda)』の縫製サンプルはH240cmの長丈でご用意しております。

『ディリット』は、伸びやかで凛としたアマリリスの花を、シルクのようにしなやかさと複雑な刺繍調の織組織で仕上げた、ふくよかで豊かな存在感を放つ一フアブリック。

花びらの厚みさえ感じさせてくれる独特な、茎が幾重にも重なった地文様は、やわらかな風通織と、「 タテの極細糸」と、「光沢のあるヨコ糸」の交織により表現されています。

 

 

「レース」には、フランス『メゾン・ドゥ・ファミーユ』の
格調高い「編みレース」を組み合わせて。

2015.4.17.23

レースでご採用いただいた、『メゾン・ドゥ・ファミーユは、フランスのモード&ホームファニシング・ブランドとして、日本国内の百貨店等でもショップ展開をしています。
窓周り品に関しては、インテリア・メーカーの
「アスワン」が、2014年8月に、同社とのライセンス契約によって企画・開発を始める事になった画期的なブランドとしてリリースされ、「上質な日常をオーダーメイド」をテーマにして、チュールレースやオーガンジー刺繍レースといった個性的な薄地を10柄20アイテム展開しています。

 

2015.4.17.32

今回の納品事例では、『スミコ・ホンダ(SUMIKO HONDA)』の『ディリット』(色番:SH9888)のベースカラーと相性が良い、『クラリス』(色番:B4005)をコーディネートさせていただきました

 

2015.4.17.15

2015.4.17.16

採寸・打合せ時には展示縫製品をお持ちできますので、各窓に合わせて、イメージ確認をいただけます。

 

川島織物セルコン SH9888

2015.4.17.6

納品時には、家具も入り、イメージ通りの調和の取れたコーディネートで納まりました。

 

 

アクセント・カラーに
『装飾タッセル』をコーディネート。

2015.4.17.24

『装飾タッセル』は、高級ファブリックではもちろんですが、個性的な色柄のファブリックや、大きな窓で効果的に使用すると、ファブリックの持つ魅力を更に引き立てることが出来るお勧めアイテムです。
今回は、『ディリット』収録の4配色のカラーとインテリアとの調和を考えて、「レッド」カラーのアマリリスの花を引き立たせるアクセントに、「1ツ房」で大ぶりな「タイ製」のタッセルを合わせました。

 

ディリット SH9888 事例

『装飾タッセル』のカラーは、カーテンだけでなく、「キッチンカウンター」や「モザイクタイル」との相性も良く、鮮やかな発色が上質な空間演出のアクセントとなりました。

 

 

 ※参考事例としての『機能性』対策。
『西日対策』にロールスクリーンを配備。

川島織物セルコン スミコ ホンダ  アマリリス

 今回の掛け替え事例での、もう1つのご要望として、西側の2つの大小の窓での『西日対策』がありました(こちらの写真は対策後のものです)
マンションの上層階に位置するこちらのお部屋の窓は、日中の眺望が素晴らしく、広陵な富士も臨める魅力がある一方、午後の西日が非常に強く、特に冬場の西日が強いとの事でした。

 

2015.4.17.19

「遮熱対策」は、窓のフレーム枠の中に納まる、目立たないものを付けることとたいとのご要望におこたえして、製品色をフレームの「保護色」として馴染むロールスクリーンをお勧めすることになりました。

写真は出窓内での提案の様子ですが、ロールスクリーンの設置に伴い「交差レールの位置を4cm程度前方に移設して対策を実施しています。

 

2015.4.17.21

2015.4.17.22

ご採用いただきました「ロールスクリーン」生地は、タチカワブラインドよりリリースされた新世代ファブリックの『エブリ』
『エブリ』は、天然素材の様な柔らかな質感と50色の豊富なカラーバリエーション展開が特徴の生地で、W270cmまでの幅広窓から小窓まで様々なインテリアシーンにお使いいただける魅力的に仕上がっています。

 

2015.4.17.20

サッシのフレーム枠のカラーに馴染みの良い『カカオ』・色番:6224をご採用いただき、チェーン式操作の部品色は、ダークブラウンでまとめましたので、レース越に見るとロールスクリーンの気配が感じられない納まりとなりました。

 

2015.4.17.3

こちらは、「ロールスクリーン」を完全に引き降ろした時の様子。
午後の陽射しの強い時間帯でもスクリーンの昇降の割合をお好みで調整していただきながら、効果的な『西日対策』を講じる事ができます。

実際は、ベランダのフェンスがありますので、『西日対策』の際はスクリーンを全閉にしなくても良く、フェンスの高さまで降ろせば良いのですが、遮熱や保温といった『断熱対策』の際に、この様にご使用いただければ「冷暖房効率」の向上にも結び付きます。

 

スミコホンダ 川島織物セルコン ディリット

「カーテン」を閉めると、選ぶ生地にもよりますが、「カーテン裏地」の様な役割も期待できます。

 

 

『主寝室』では『装飾タッセル』を変えてコーディネート。

2015.4.17.14.2

今回は、「リビング・ダイニング」でご採用いただきました生地の組合せを『寝室』でもご採用いただきました。
寝室は「遮光対策」が必要ないとのことでしたので、自然の光を採りいれていますが、LD同様に「ロールスクリーン」を設置すれば、シャッターなどのないマンションの窓などでも、気軽な遮光対策を講じる事もできます。

 

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2015.4.17.25

「寝室」の内装は、薄いピンクの花柄の壁紙で仕上げられていたことと、カーテンボックスの高さが少し低めでしたので、『装飾タッセル』も少し小ぶりでピンクの要素が入ったもの合わせています。

 

2015.4.17.13

房のサイズはやや小ぶりですが、「2ツ房」の装飾タッセルが、LDとは違った優美な印象で寝室の窓のアクセントとなりました。

 

2015.4.17.11

お気に入りのファブリックに、「居室」のテイストを意識したアクセントや、窓の方位を考慮に入れた機能性を加えることにより、更なる味わいをご堪能いただく事ができます。

 

 

 ◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆当社・『川島織物セルコンの特集ページ』を見る。
 http://www.mitsuwa-i.com/kawashima.htm

◆当社・『ロールスクリーンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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ウィリアム・モリスの『いちご泥棒』と『レスターアカンサス』でコーディネートされたアンティーク・インテリア。

2015年03月28日

2015.3.27.15

新築マンションご入居時の大小2つの窓辺に、川島織物セルコンの織物ブランド「モリス・デザインスタジオ」より、『いちご泥棒(1883年作)』と、『レスターアカンサス(1912年作)』を組み合わせて納品させていただきました。

幅広の「掃出窓」は、幅4mを超えるマンション特有の大型窓。
ここにウィリアム・モリスの作品を題材としたカーテンで、「アクセント・ウィンドゥ」仕立ての迫力ある演出をしたいというご相談をいただき、最終的にご採用いただきましたのが、『いちご泥棒』です。

納品時は、お引越し前でしたが、お子様の新学期に合わせて最終的なお引越しをされるとのことで、既に新たに購入されたアンティークを含む家具や照明が配置されていました。

ダイニング側にアンティーク家具を多めに揃えたため、テーブルの位置を既成の位置より少し室内寄りにレイアウトし、ダイニングの照明をこれから移設されるとのことでしたが、実生活の家具レイアウトがお引っ越し前に概ね完成いたしました。

 

2015.3.27.10

こちらは、リビング奥側の「腰高窓」エリアのインテリアです。

小さなお子様が二人いらっしゃるとので、こちらの窓には、優しい配色のカーテンを合わせたいとのご相談をいただいた結果、最終的に『レスターアカンサス』をご採用いただきました。

 

 現地お打合せの様子。

2015.3.27.4

2015.3.27.2

当社展示縫製サンプルをふんだんにお持ちして、採寸時に大小の窓の組合せをご検討いただいている様子です。

「間取り」と「内装仕上げ」のイメージを直接確認ができるのが現地お打合せのメリットです。

 

ご採用生地の組合せ。

2015.3.27.18.2

2015.3.27.18

念入りなご検討をいただきました結果、「掃出窓」でご採用いただきましたファブリックは、『いちご泥棒』・色番:FF1010(DO)となりました。

これは、お客様が当初考えられていた生地とは異なるもので、「やっぱり現地で見比べてみると新しい発見とインスピレーションが生まれる」とのご感想をいただきました。

 

2015.3.27.20

2015.3.27.19

「掃出窓」で当初の予定と異なる生地が決まりましたので、「腰高窓」の生地もそれに合わせて選ぶことになりました。
「腰高窓」にご採用いただきましたファブリックは、1912年にウィリアム・モリスの一番弟子である、ジョン・ヘンリー・ダールが、木版壁紙としてデザインした作品、『レスターアカンサス(原名:レスター)』・色番:FF1012(BE)となりました。

 

 『装飾タッセル』のコーディネート

2015.3.27.1

こうして、それぞれの窓でのご採用生地が決まりました。

 

2015.3.27.7

2015.3.27.6

川島織物セルコン製品の場合、共布生地で使った『タッセル』も付属いたしますが、やはりモリスのカーテンには『装飾タッセル』が映えるということで、生地に合わせてカラーコーディネートをしながら決める事になりました。

さながら、洋服に合わせてネクタイやスカーフを合わせるといったイメージです。

 

2015.3.27.5

実際に決まった『装飾タッセル』色の組合せです。

『いちご泥棒』にはピンク、『レスターアカンサス』にはグリーンの装飾タッセルを組合わせましたが、気分によって色を交換しても良いコーディネートといたしました。

 

2015.3.27.11

2015.3.27.12

『いちご泥棒』と実際にコーディネートされた納品時の様子。

 

 

2015.3.27.13

2015.3.27.14

そして、『レスターアカンサス』と実際にコーディネートされた納品時の様子です。

 

 

 納品後のインテリアイメージ。

2015.3.27.16

最後に、夜間をイメージした、カーテンを閉じたイメージです。
『いちご泥棒』の作品の魅力が、アンティーク家具と見事に調和しています。

 

2015.10.2.4

こちらは後日、ダイニングテーブルのレイアウトに合わせて、既設の照明の配置を移動したときのお写真です。

 

2015.10.2.6

照明屋さんがアドリブを効かせて、「ジャンプ」と言われる設置スタイルで調整してくださいました。

 

2015.3.27.10.2

優しいイメージを持たせた「リビング」エリアの窓もお客様のイメージ通りにおさまりました。

 


 

*** 当社コーディネートアイテム ***

いちご泥棒 クッション 川島織物セルコン

いちご泥棒 川島織物セルコン カーテン サンプル

ちなみに、『いちご泥棒』クッションに関しては、川島織物セルコンのオリジナル生地(クッション専用)で作った、「45cm角クッション」、「ピロー(枕型)クッション」、「ボルスター(円筒型)クッション」、「ダイニングシートクッション」のコーディネート(4アイテム)ディスプレイも行っております(※詳細ブログは ⇒こちら)。

 

イチゴドロボウ 311 カーテン マナトレーディング

イチゴドロボウ 315 マナトレーディング カーテン

また、川島織物セルコンの織物生地と、英国・サンダーソン社の本家「プリント」生地(マナトレーディング取扱い)の比較もできる、充実のショールーム構成となっておりますので、ご来店予約、出張コーディネートのご相談はお気軽にお問合せください。

 

 

2015.3.27.22

2013.3.25.15

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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『インテリアビジネスニュース』3月25日号にて、「第8回部屋mite投稿大賞」のお客様宅取材が掲載されました。

2015年03月27日

2015.3.28.0.3.3

我々、「インテリア業界」関係者の多くが購読している、『インテリアビジネスニュース』の3月25日号にて、昨年秋の「第8回部屋mite投稿大賞」で「大賞」をいただきました、お客様邸の現地取材が、誌面の最後を飾る特集記事としてご紹介されました。

 

2015.3.28.0.3

『インテリアビジネスニュース』・3月25日号(最終面)にて掲載。

新聞の訪問取材自体はは今年1月末に行われました。
お客様より、「リフォーム完成直後の記念撮影よりも、いまでは家具や小物もバージョンアップしていますよ。」とのご連絡をいただいておりましたので、私も同行しながら、改めて撮影をさせていただきました。

 

 

『第8回部屋mite投稿大賞』受賞作品。

ウィリアム・モリス フルーツ カーテン

こちらがリフォーム完成直後に撮影をいたしました「大賞」受賞作品で、昨年11月に東京ビッグサイトで開催された、第33回『JAPANTEX(インテリアトレンドショー)』ではパネル展示されました。

 

2015.3.28.0.5

NIF・「一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会 」主催
『第8回部屋mite投稿大賞』審査結果

 

 

取材日にバージョンアップ版の記念撮影。
『玄関・廊下』

ウィリアム・モリス 壁紙 玄関

モリス 壁紙 モノトーン

玄関を開けると、アンティークの収納家具とテーブルが玄関寸法ピッタリに仲間入りしていました。

 

『ダイニング ルーム』

2015.3.28.6

LD入口のドアを開けると、まず「ダイニング」ルームです。

ドイツ製・アンティークの『柱時計』が新たに加わりますます格調高い「ダイニング」ルームになっていました。

築40年、純和風「戸建住宅」のリフォームなので、天井高はダイニングがH240cm、旧「和室」を改造した「リビング」ルーム側の天井高はH230cmなのですが、不思議と圧迫感を感じさせないのがこのサイズの間取りでの緻密にレイアウトされた「英国風」インテリアの魅力的特徴と言えるでしょう。

 

英国風 インテリア リフォーム 戸建

「ダイニング」ルームから見たバージョンアップ版の「リビング」ルームも、ディスプレイや小物、植物が増え更に居心地の良い雰囲気になっていました。

 

 

『リビング ルーム』

戸建 リフォーム 英国

ウィリアム・モリス 川島織物セルコン フルーツ

「リビング」ルームの袖壁と収納室の間には、ご主人様のレイアウト通りの「大型テレビ」用の空間と家具が絶妙に配置されています。

 

フルーツ カーテン

2015.3.28.12

「リビング」ルームの窓周りのソファには、ウィリアム・モリスのコーディネートクッションもふんだんに使われています。
仕事から帰ってきたご主人は、TVに正対する「2人掛け」のソファにもたれて、夜ゆっくりお酒を飲むのが楽しみなのだそうです。

◆施工事例詳細:『装飾バランスとオーダーカーテンの』の提案施工
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=7951

 

2015.3.28.13

2015.3.28.15

こちらは、「リビング」ルームから見た「ダイニング」ルームの様子です。

 

 

※その他のお部屋拝見。
リフォーム後の『階段・書斎・寝室』。

2015.3.28.5.6

ちなみに、築40年、リフォーム中における「玄関・階段・トイレ」まわりの様子です。

 

レッドカーペット 戸建

そして、これがリフォームの醍醐味。劇的にリニューアルされた魅力的な「英国」テイストの『玄関・廊下』まわりの内装です。 

◆施工事例詳細:『赤絨毯(レッドカーペット)』の提案施工
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=8722

 

 

階段 カーペット クラシック

2015.3.28.5.2

階段を上がると、2階に3つの部屋がありますが、今回リフォームを徹底された、『書斎』と『主寝室』を見て参りましょう。

 

『書斎』

ウィリアム・モリス ピンパーネル 壁紙

ピンパーネル 壁紙 事例

 

『主寝室』

ウィリアム・モリス コンプトン 壁紙

◆施工事例詳細:『木製ブラインド』の提案施工
 http://mitsuwa-i.com/blog/?p=8772

 

先代から受け継いだ想い出深い我が家は、建物の基礎がしっかりしていたので、敢えて建て替えをせずに本格的なリフォームをする方向の選択肢をとられたとのことです。

また、全ての居室をリフォームせずに、要所となる居室にポイントを絞ったリフォームとして、その分、充実したインテリアと家具・調度品の収集にこだわることによって、お子様も独立されて、ご夫婦二人でゆったりと過ごす至福の「英国風」インテリアでありながらも、新しく「人が集う」空間となりました。

奥様も気軽にお友達や親戚を招くことのできるリフォームに大満足とのことでした。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

 

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オフィス内のお洒落な「間仕切り」機能を考慮した、「スタイル・カーテン」と「装飾バランス」納品事例。

2015年03月25日

平素からお世話になっております、都内の某映像制作会社様のオフィスにて、重役室と会議室との簡易パーテーションの役割も担う「間仕切り」をスタイルカーテンで納めさせていただきました。

 

「納品後」の様子。

2015.3.21.4

居室の天井を横断するコンクリートの「構造梁」部分を活かして、カーテンレールと「装飾バランス」用のレールを設置した後の納品後の様子です。

ご覧の様に、重役室の雰囲気をモダンでありながら格調高く演出することができました。

 

2015.3.21.5

 こちらは「間仕切り」として居室をセパレートして使用する時のイメージです。

シンプルでありながら、効果的な配色を合わせたフレームを配しているため、会議室のインテリアとしても美しいメリハリの効いたパーテーションとなりました。

 

「スタイル提案と装飾アイテムの組合せ」

2015.3.21.1

2015.3.21.2

こちらは、『装飾バランス』のスタイル提案中の様子です。

パーテーションとして区分を検討している部分の構造梁の下で、全体の開口寸法(W4100×H2600)と居室全体のスケールバランスを見ながら、程よい配分と感じられる『装飾バランス』のアウトラインを決めていきます。

同時に、ファブリック以外にもアクセントとなる「フレーム」や「トリミング」の生地やアクセサリーを組み合わせたトータルコーディネートを提案させていただきました。

 

2015.3.21.12

2015.3.21.13

ご採用生地は、フジエテキスタイルの人気生地『ウスライ』より、PF2180(02)と(09)の2配色の組合わせに加えて、装飾トリム、装飾タッセルをお選びいただきました。

 

「スタイルカーテン」の設置作業。

2015.3.21.3

ご依頼いただきましたスタイルカーテンが出来上がり、いよいよ設置作業となります。

 

2015.3.21.6

まずこちらは、カーテンレールに「L型・サイドボーダー」仕立てのスタイルカーテンを設置した様子です。

 

2015.3.21.8

こちらは、カーテンレールの手前に開閉に必要なクリアランスを設けたうえで、『装飾バランス』用の専用レールを設置した様子です。

上部ベルクロ(マジックテープ)仕立てで「装飾バランス」を取付けています。
今回納品させていただきました装飾バランスは、
『ストレートバランス(ボトムボーダー&トリム付)』です。

 

 

「間仕切り」としてのスタイルカーテンの完成。

2015.3.21.16

2015.3.21.4

2015.3.21.7

『ストレートバランス(ボトムボーダー&トリム付)』の設置後の様子です。

「装飾性」だけでなく、パーテーションとしての「機能性」を重視した納品事例となりました。

 

◆ 当社・「装飾バランス」の特集ページを見る。
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◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
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「新築マンション」ご入居前の「ニューヨーク・スタイル」内装リフォーム事例。 (リビング・ダイニング 編)

2015年02月03日

ご入居前のマンションのお部屋を、現代のニューヨークスタイル・『アメリカン・ホームドラマ』風にリフォームしたいというご要望を受けての、マンションのインテリア・リフォーム提案・施工事例。

 本日は、「リビング・ダイニング」の内装リフォームの様子です。

2014.12.19.6

こちらは、「造作ドア」のリニューアルと併せて、「インテリア・ペイント」と「装飾フレーム」の工事を組み合わせた、リフーム後の『リビング・ダイニング』の様子です。

「リビング・ダイニング」でも、玄関・廊下の壁装と合わせて、腰壁見切り材(チェアレール)を挟んで壁を上下で異なる表情を付ける事になりましたが、LDでは腰上の壁装仕上げを、壁紙による柄表現ではなく、「マットな風合いのインテリア・ペイント」仕上げにて空間に、塗装仕上げの美しさを活かした広がりを持たせることになりました。

「光の反射」を抑えた塗装仕上げの壁装は、間接照明の灯りが映え、ディスプレイなどを引き立たせる演出効果が得られるといった特徴がございます。

 

2014.12.19.7

次に、腰壁見切り材(チェアレール)を挟んだ壁下の壁には、立体的で安定感のある表情を持つ『装飾フレーム』をレイアウトして、実生活での生活空間で感じるインテリア・バランスに配慮したデザインといたしました。

 

2014.12.19.7.2

内装リフォームの後には、引き続き「窓装飾」のスタイリングも手掛けさせていただき、お客様の好まれるカラースキームに沿ったかたちでお引越し前の設えが整いました。

 

「造作建具」の提案と新調。

2014.12.19.6

リビング・ダイニングの『造作建具』の提案では、他の「室内ドア」とは異なり、明かり取りの「ガラス」を組み込んだデザインで、「廊下」との生活導線となるLDドアに表情を付けました。

 

2014.12.19.6.2

こちらは、『LDドア』のイメージ提案過程の様子です。

2014.12.19.12

同時に、腰壁したの『装飾フレーミング』のレイアウトもご提案させていただき、実際の施工にあたらせていただきました。

 

「インテリア・ペイント」の組合せと優れた長所。

2014.12.19.8

LDの上下壁装で「塗り分け」をした『インテリア ・ペイント』は、米国・『シャーウィン・ウィリアムズ』のカラーより、「Extra White(SW7006)」「Compatible Cream」の2配色です。

LD壁装のペイントの下地でも、ドイツ製・塗装仕上用壁紙の「 ルナファーザー」より、フリース壁紙である「フラット(NO.741)」を下貼りで施工させていただいたのちにペイント仕上げを実施しました。

2014.12.19.15

ここで、『塗装用壁紙+塗装仕上げ』併用のメリット説明について。

昔ながらの化粧仕上げされていない、「モルタル壁」や、「寒冷紗(ファイバーテープ)」で継手を補強した「石膏ボード」に直接塗装する工法ことを、『ドライウォール』等と呼びますが、この手法の場合、下地の石膏ボードの継ぎ目をズラして、2枚重ねて貼るなどの配慮をしなければ、『塗装仕上げ』の場合にはちょっとした地震や建物の「揺れ」などにより、表面にヒビが入ってしまうことがある為、地震の多い日本では不向きとされてきました。
 
これに対して、塗装下地用の「フリース壁紙」を併用した工法では、「紙幣」と同じ構造で出来ている強靭な繊維質の「フリース壁紙」を下貼りとしつつ、その繊維内で、塗り上げられた「塗料が浸透・固形」するというメリットが加わります。
結果として、通常の壁紙よりも壁紙の表面強度を格段に向上することが可能となり、壁装面での「クラック(ヒビ割れ)」の発生が極めて少ない工法となるという特徴がございます。

勿論、塗装用の壁紙+塗装と工程がございますので初期施工時のコストは上がりますが、将来的な塗装の回数も状況によって5~10回以上の塗り替えも可能な為、近年の日本での壁装仕上げ提案におけるプランニングで注目されている工法です。

この様な耐久性に加え、「塗装仕上げ」はカラーバリエーションが豊富なため、「単色の壁紙」よりも意匠性が高いことと、「間接照明」効果を引き立たせる、艶の加減を選ぶことのできる仕上げが期待できるため、「欧米風」のインテリアを目指すお部屋の演出に向いていると言えるでしょう。

 

「窓辺」のスタイリング。

2014.12.19.7.4

2014.12.19.7.5

「リビング・ダイニング」の内装リフォームに引き続き、並行してご提案をさせていただきました『窓装飾』も、「カーテン」&「ローマンシェード」スタイルで納めさせていだきました。

 

2014.12.19.7.4.7

カーテン等、「ファブリック」の打合せは、マナトレーディングの「東京ショールーム(中目黒)」で、ショールームスタッフの製品紹介を受けつつ、選定いたしました
ちなみに、マナトレーディングにも「輸入壁紙」の取扱いがございますので、今回はテシードの「東京ショールーム(目白)」と2つのショールームをご覧いただき、決めていただくことができました。

◆「マナトレーディング」・WEBサイト
https://www.manas.co.jp/

 

 

「窓装飾」のコーディネートアイテム。

2014.12.19.7.4.2

2014.12.19.7.4.3

カーテンとローマンシェード用の「厚手」にご採用いただいたファブリックは、カタログ『マナテックス』収録のイタリア製の天然素材生地の『メルレット(482)』です。
モダンなフラーワー柄と優しい生地の配色の組合せが魅力のこの生地は、柄の主張も軽やかで、内装色と調和した上質なナチュラル&エレガントの窓辺を演出してくれました。
こちらの生地は、裏面が繊細なため、「裏地」を付けて納めさせていただいております。

カーテンを束ねる『ロープタッセル』には、シンプルで繊細な表現に効果的な、『フィンリーロープ(4)』をご採用いただいております。

 

2014.12.19.7.4.4

厚手の生地のデザインに合わせた、コーディネート・シアーには、同じくカタログ『マナテックス』収録の、ドイツ製の「刺繍レース」・『メヌエット(1)』をお選びいただきました。

 

『リビング・ダイニング』・コーディネートの完成。

2014.12.19.7.2

2014.12.19.7.3

こうして、ご入居前の「リビング・ダイニング」のインテリアベースの設えが完成いたしました。

 

2014.12.19.4

 次回は、「子供部屋」の施工事例をご紹介させていただきます。

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/farrow&ball.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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マンションお引越し前における、『主寝室』のトータルインテリア・リフォームと「ファブリック」スタイリング事例。

2014年12月31日

年最後のブログでは、先日終わったばかりの、都内・「中古マンション」ご入居前における、『主寝室』のトータル・コーディネート リニューアル事例をご紹介させていただきます。 

マンション 主寝室 クラシック インテリア リフォーム

まず、こちらが完成後の様子です。 インテリアに対する関心の非常に高いお客様のご要望に叶うべく、『主寝室』の「内装」・「造作」・「窓装飾」全般のリニューアルを手掛けさせていだきましたので、作業工程の順を追ってご案内させていただきます。

 

『輸入壁紙』の選定。

f-2014.12.28.18

東京都内に在住のお客様の場合ですと、現地でのお打合せ以外にも、インテリア製品関連メーカーのショールームに足を運んでいただいたり、実際にショールームでお打合せをさせていただく方がより具体的でイメージ効率が良いためご利用をいただくケースが多いですが、今回もお引越しまでの工期が短かったこともありましたので、積極的にご活用いただくお打合せをさせていただきました。

『主寝室』でご採用いただきました『輸入壁紙』は、テシードのショールームにある膨大なサンプルの中から決めていただきましたもので、アメリカ・「ウォールクエスト社」の輸入取寄せ品です。

◆ 『輸入壁紙』の「テシード」・WEBサイト
https://www.tecido.co.jp

 

f-2014.12.28.1-2

こちらは、『輸入壁紙』施工後、主寝室の窓辺の様子。

f-2014.12.28.1-3

「カーテンBOX」内も貼り替えた輸入壁紙と、天井の外周を飾る「モールディング」との相性も素敵です。

 

 

『インテリアペイント』の選定。

f-2014.12.28.6

f-2014.12.28.19

そして、装飾『チェアレール』で腰上の『輸入壁紙』とセパレートした腰下部分は、『インテリアペイント』を合わせて仕上げました。

腰壁部分の塗装色は、塗装仕上げ専用のフリース壁紙を貼ったのち、「NUTMEG DUST(ナツメグ・ダスト)」というネーミングのベージュ系のインテリアペイントを塗って仕上げています。

 

 

 装飾『モールディング』から『造作建具』の施工。

マンション 寝室 モールディング

こちらは、『輸入壁紙』と天井の見切りに、装飾的表現力の高い『モールディング』を設置した様子です。

 

f-2014.12.28.17

また、装飾『モールディング』に合わせて、腰壁の見切り材となる、装飾チェアレールや、フロアとの見切り材となる装飾巾木を組み合わせでご採用いただきました。

 

マンション 寝室 クローゼット リフォーム

f-2014.12.28.7

組合せ施工後の様子です。

今回は、クローゼットドア』『室内ドア』も既製品から、塗装仕上げのオーダーメードドアにリニューアルしています。
海外のドラマや映画のインテリアを好まれるお客様から多いのがこの建具のリニューアルです。

こうして、標準的な内装のマンションの寝室が、欧米スタイルの内装にリニューアルすることによって、芸術的に様変わり致しました。

 

 

装飾性を重視した『寝室』の窓辺のスタイリング。

マンション 主寝室 装飾バランス

主寝室の窓辺も、お客様お気に入りのファブリックにスタイルを加えて、内装リフォームと調和した、優しくナチュラルなカラーとシンプルデザインの組合せで仕上げさせていただきました。

日中の窓辺は、個性的な柄のオーガンー・レースに包まれて両脇に寄せられているカーテンが、壁紙のデザインとすっきりと馴染む様なフロントレース・スタイルをご採用いただきました。

 

f-2014.12.28.8.2

次にこちらは、「夜のウィンドゥ・スイリング」パターンの1つである、レースを両脇のアクセントとしてまとめながら、上飾りである『フラットバランス(カーブタイプ)』と共生地で設えた、ナチュラルな素材感のある無地を主役とする演出プランの様子です。


寝室ですので、カーテンには「遮光裏地」をつけています。

 

f-2014.12.28.9

そして、「夜のウィンドゥ・スイリング」パターンの2つ目は、フロントレース・スタイルの前幕で無地のカーテンを包み、『輸入壁紙』のパターンと馴染ませながら立体的な装飾表現が際立たせる演出プランとなります。

前幕のオーガンジーは、2.5倍ヒダ仕立ての豪華なウェーブ仕立てで、上飾りの装飾トリムとの組み合わせで、アクセサリー感の強い表情を出すことができました。

こうして、夜を通して3種類のスタイル表現が楽しめる、フロントレース・スタイルの特性を効果的に用いた窓辺の演出と、インテリア全体の計画的な調和が図られたトータル・コーディネートが出来上がりました。

 

 

お気に入りの「ファブリック」と「アクセサリー」で
エレガントな女性的な窓辺をコーディネート。

f-2014.12.28.14

前幕にご採用いただきました『刺繍柄付・オーガンジー』には、五洋インテックスのカタログ「サザンクロス プラス」に収録されているトルコ製・刺繍レース、『トゥーランドット』をご採用いただきました。

芸術的で女性的な甘美な刺繍のパターンが魅力の裾柄付レースです。

 

f-2014.12.28.15

次にこちらは、『装飾バランス』と後幕の『カーテン』を構成する生地とアクせサリーの組合せです。

マナトレーディングのショールームでのお打合せでお選びいただきました、カーテン生地『パロス』の色番(20)に、遮光生地の『ノアール』の色番(2)を組合わせました。

また、『フラットバランス』の軽いカーブを描くボトム部分には、マットな厚地のアクセントとなる、可愛い「木の実」の様な丸いトリムにビーズがあしらわれた、さりげない光沢感が魅力の『ルチエッロ』をご採用いただきました。

 

f-2014.12.28.13

そして、カーテンやレースを束ねる『装飾タッセル』には、フランスの名門「HOULES(ウーレス)」社のシンプルながら演出効果の高いバンドタッセルと、ゴールドの房掛けの組合せでファッショナブルなこだわりの窓辺をまとめました。

 

 

『装飾バランス』とコーディネート『クッション』で
「ファブリック」演出の総仕上げ。

f-2014.12.28.8.3

『輸入壁紙』と『インテリア・ペイント』との風合い的なまとまりも素晴らしい窓辺のトップトリートメントを飾る装飾バランスは、モールディングの下に配置された梁下カーテンBOXの立体表現を強調する効果的なアクセントとなりました。

今回は窓の高さを踏まえて、圧迫感の少ないカーブタイプですっきりと表現していますが、同時に軽くまとまり過ぎない様に『装飾トリム』を合わせて全体のプロポーションを整えました。

 

f-2014.12.28.10

装飾バランスは生地の厚みもありますが、しっかりとした芯地も入ったボリュームのある仕立てとなっています。

 

f-2014.12.28.11

f-2014.12.28.12

コーディネート・クッションには、窓辺で使用した厚地に装飾トリムで縁取った仕立てと、前幕の刺繍オーガンジーのアンダーにシルク調の無地を重ねた仕立ての2種類をコーディネートさせていただきました。

 

マンション 主寝室 輸入壁紙

f-2014.12.28.5

こうして、妥協のないお客様のイメージ通りの寝室のトータルインテリアめコーディネート&リフォームが完成いたしました。

毎日がお気に入りのスウィートルームとなり、日々の疲れも癒されるリニューアルとなりました。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
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https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

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