Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 窓周り(アクセサリー)

陽当たりの悪い『主寝室』窓を明るく。大人のカーテン・コーディネート事例。

2016年10月02日

本日のブログでは、『主寝室』のL字窓における、「カーテン&レース」と「装飾タッセル」のコンビネーション納品事例をご紹介いたします。

通路側 寝室 カーテン

まずは『主寝室』L字窓での、カーテン&レースの納品後の様子です。

一般的なマンションの間取りは、戸建住宅の様な2階建て以上の間取り構成を伴わないワンフロア構成のため、共用通路のある玄関から入り、陽当たりの良い「リビング・ダイニング」へと動線が伸びていますが、共用通路側にある居室はマンションという構造上、余り陽当たりが良くない場合が多いです。

しかし、そういう日照条件のお部屋だからこそ、『主寝室』に「客室」の様な寛ぎと癒しの要素を積極的に採り入れたいと考える方は大勢いらっしゃいます。

今回の納品事例も、コンセプトは「大人の上質な落ち着きと癒し」がテーマで、ご来店時に選定いただいた縫製サンプルを、打合せ時にお持ちしてから納めさせていただきました。

 

 

色彩豊かな『刺繍レース』でL字窓を立体的に表現。

2016-10-10-25-2

メーカー: スミノエ
カタログ名: 『U-life』
生地品番: U-4011

L字窓でご採用いただきましたレースは、スミノエの「U-4011」です。

寝室 カーテン 明るくしたい

こちらの生地は、グランドの「ボイル」地の裾エリアに、細やかなデザインと配色豊かな「お花畑」柄の刺繍が施されたファブリックで、以前のブログ紹介事例では、レースを前幕に配した『フロントレース・スタイル』でご紹介をさせていただき、以来、お客様からも反響の多い生地です。

http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3904
今回の「L字窓」での演出でも、立体的になる窓の特性を活かして、刺繍デザインの美しさを引き立てることができました。

 

 

夜の「主寝室」を演出するカーテンは、
ベルギー製・『ダマスク柄』ファブリックで。

2015.1.12.5.2

メーカー: 五洋インテックス
カタログ名: 『インハウス』
生地品名:『リシュブール』
生地品番: IH233(03)

生地原産国: ベルギー

 

五洋インテックス リシュプール

今回、主寝室でご採用をいただきましたのは、五洋インテックスのカタログ「インハウス」より、「ダマスク紋様」がベルギー製の輸入生地として人気の高い『リシュブール』よりIH233(03)番色です。

 

五洋インテックス IH233

発色の美しいグランドに格調高い「ダマスク柄」が描かれた、人気のファブリックです。

 

五洋インテックス リシュプール IH233

こちらは、今回ご採用のカーテン&レースに合わせた『装飾タッセル』のコーディネートの様子。

 

2015.1.21.5

当社には『リシュブール(IH233)』・全色(4色)の縫製サンプルをご用意しておりますので、様々なバリエーション展示をご用意しております「装飾タッセル」との組合せをお楽しみいただけます。

 

この様に、「窓」をファッションの装いでコーディネートするという考え方は、お洒落好きなお客様からはご好評をいただいております。 

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

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装飾バランス・「スワッグ&テール・ジャボ(ネクタイ)付」スタイリング事例。

2016年09月23日

本日のブログでは、『装飾バランス』のスタイルの1つである、「スワッグ&テール・ジャボ(ネクタイ)付」スタイリング事例の提案施工をご紹介させていただきます。

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まず、最初に納品後の様子。

天井にある「カーテンボックス」の幅が約W5m高さもH2.5m以上ある大きな掃出窓は、森林公園に面しているため緑豊かな抜群の眺望でした。

アンティークホワイト調の家具や照明にあわせた、柔らかな色調を使いながらも、室内だけでなく、外のロケーションをインテリアに採り込めるような、「爽やかなクラシック・スタイル」を目指したいというお客様のご要望を形にいたしました。

 

最初は「レース」のみでご入居。

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新築マンションにご入居の際、窓辺に遮光性の必要のないLDであることと、外部からのプライバシーが確保されているロケーションであったため、最初は気に入った「刺繍レース」のみを付けられて、上飾りを含めたスタイルカーテンのコーディネートは、生活用品を揃えながら決めてゆくことになりました。

 

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LDを含めた他の洋室で、掛けられた「刺繍レース」は、五洋インテックスが取扱う、トルコ製・輸入レースより『アポリネール(SL078 01)』

『アポリネール』は、ゴージャスな「マクラメ」刺繍が印象的な裾柄付(絵羽柄)ボイルレースで、クラシックからエレガントな花柄までコーディネートしやすい「ヨコ使い」の生地は、幅の広い窓では特におすすめです。

 

 

ご入居後に前幕の「スタイル提案」。

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ご入居後、しばらく生活をされてから、いよいよ「LD・前幕」のスタイル提案を始めました。

こちらは、ご来店時にご選定をいただきましたカーテンの縫製サンプルをお持ちして、実際の窓辺で「上飾りの提案」をしている様子です。

上飾り部分には、紙で作った「型紙」を当てて、スワッグの形状やサイズなどのヒアリングをしながら採寸をいたしました。

↓ ↓ ↓

 

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後日提案をさせていただいた全体的なスタイルとディテールのイメージ提案を経て製作をすすめていきました。

型紙などを試作して、「ジャボ」と組み合わせる「コサージュ」のイメージを加工所と相談することもあります。

ちなみに、ジャボ(英:Jabot)」とは、中世にヨーロッパで用いられていた襞の付いた胸の飾りに由来しており、わかりやすく「ネクタイ」と呼ばれることもあります。
今回は、男性的な「ジャボ」と女性的な「コサージュ」の一体型コーディネートをご提案させていただきました。

 

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このような「裏舞台」の過程を踏まえて実際の納品にあたらせていただいております。

また、スタイルの打合せと併せて、ファブリックやアクセサリーのコーディネートも具体的に決めて参ります。

 

前幕のコーディネートアイテム。

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窓の形状とサイズ、家具や居室、屋外のイメージに合わせて込みあわせた各種アイテム。
当社では、展示品を使ってこの様な即席コーディネートも可能で、お客様がイメージしやすい環境を用意しており、現地お打合せ時にも実際にお持ちすることが可能です。

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メインとなるカーテンにお選びいただいたのが、レースと同じ五洋インテックス 取扱いのファブリック『リガット(全3色)』より、人気色のIH242 02(グリーン)
格調高い「ダマスク柄」に、表情豊かな縦ストライプを組み合わせた、クラシカルな生地で、男性にも人気があります。

 

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そして、『スワッグ&テールバランス(ジャボ付)』のファブリックにお選びいただいたのが、やはり五洋インテックスの「シルク調」の無地・『シャンタン(全16色)』より、IH278 02(ナチュラル)IH278 07(グリーン)の組合せです。

上飾りの背後は壁紙が貼られていて外部の採光が入らないエリアでしたので、今回は、正面の曲線「スワッグ」部分は、「ナチュラル」色の淡色使いとし、生地の折り返しが生じる左右の「テール」の裏地と、飾りの「ジャボ」の表地に「グリーン」を組合わせて、カーテンと上飾りの色の調和をはかりました。

 

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カーテンを束ねる「装飾タッセル」には、刺繍レースや上飾りの「ナチュラル」色との相性の良い、マナトレーディングの『ソワレ(全8色)』より、6番色のアイボリーをコーディネート。

 

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チラ見せの「ふさかけ金具」もクラシック調のアンティークホワイト色でまとめました。

 

 

「オートクチュール」の完成。

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こうして、段階的に決めていったコーディネートも美しく決まり、お客様はもちろん、早速お招きされたご友人やご親族様からも大好評だったとのご報告をいただきました。
外部の森林公園の眺望との相性も素敵です。

 


 

この様に専門性の高い「オートクチュール」を要するご依頼に対しましては、対応も非常に細やかなものとなります。

窓のサイズ、選ばれる「生地の組合せ」、「スタイル」、「アクセサリー」の相違により、組合せのお見積は大きく変わります。

その様な理由のため、大変申し訳ございませんが、お電話一本で「ざっくり幾ら?」と慌ただしく問い合わせをされているお客様にあたりましては、基本的に即答ができかねますので、ご理解いただきます様お願い申し上げます。

お客様とのコミュニケーションを密にして、理想を叶えるご提案となるよう、平素心がけております。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
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フジエテキスタイルの『グラスガーデン』を使った「フロントレーススタイル」。

2016年07月27日

フジエテキスタイル,グラスガーデン,FA1641,フロントレーススタイル

新築マンション・ご入居前の「リビング・ダイニング」に、爽やかな「リゾート」風をイメージしたフロントレース・スタイルの窓装飾をご提案させていただきました。

 

「フロントレース」スタイル
色柄のコーディネート。

2016.7.10

「フロントレース」スタイルの前幕としてお選びいただいたのは、フジエテキスタイルの『グラスガーデン(FA1641)』。

繊細なブライト分繊糸を使用した不透明生地のベースに、バーンナウトプリントと呼ばれる特殊技法でステンドグラスのような透明感あるカラーの木々をデザインに表出させた個性的なシアーです。

バーンナウト技法による透過表現には通常の5~10倍の染料を要すると言われており、グラスガーデンの場合それを何色も使っている点がこの生地の特徴となっていますが、ベースとなる生地にも工夫があって、ガラスの様な透明感を生み出す艶のある極細糸を透過させる生地の部分にだけ織りこむ工夫がされている逸品です。
(※機能性を兼ね備えたポリエステル繊維で着色バーンナウトの技法で生産できる織元は世界で1社しかありません。)

グラスガーデンの色展開は、色鮮やかでエレガントなモーヴ配色(MV)とモダンなグレー配色(GY)がありますが、今回はモーブのメインカラーに、淡色のグリーン、レッド、グレーを組み合わせた(MV)色をご採用いただきました。

 

 

フジエテキスタイル FA2470 ヤム カーテン

『グラスガーデン』の後幕に組み合わせているのは、フジエテキスタイルのロングセラーの無地として知られる『ヤム(FA2470)』です。

19配色ある個性的なカラー展開は、カーテンはもちろん、クッションなどの小物まで、様々なコーディネートをお楽しみいただけます。

 

2016.7.15

今回、ご採用いただいたカラーは、瑞々しく明るい黄緑が好評の(YG)色です。
YG色は、窓辺の「インテリアグリーン」として観葉植物の様な視覚効果を得られる、他社にない独特な発色が魅力のカラーのため、フジエテキスタイルのレース以外のシースルーとの組み合わせで採用されることも多い色番です。

 

 

現地コーディネート。

フジエテキスタイル,フロントレース,コーディネート

現地お打合せ時には縫製サンプルとコーディネートアクセサリーをお持ちして、窓辺や内装材との相性を確認していただきました。

 

フジエテキスタイル,タイバック,WDTB23

2016.7.16

「フロントレース」スタイルのコーディネートでは、透明感のある装飾タッセルをアクセントにご採用いただくことも多いです。
フジエテキスタイルでは、装飾タッセルのことを「タイバック」と呼んでアイテム展開しており、今回ご採用いただいたのは、透明なガラスボールと光沢のある房との調和が美しいWDTB23-PUのパープル色です。

レースをメインに使用している状態では、後に控えているタイバックですが、レースを左右に寄せて、後幕と組み合わせた窓表現をする時は、透明感あるレースを上質なジュエリー調にまとめあげる印象が得られます。

 

 

納品後の様子。

グラスガーデン,FA1641MV

「フロントレース」スタイル、納品後の様子です。

『グラスガーデン』の構成色には、淡いグリーンも含まれているため、メイン色のモーブがアクセント色の役割に回っています。
爽やかでありながら適度な暖かみも感じられるナチュラルな窓辺が出来上がりました。

 

フジエテキスタイル,ヤム,FA2070YG

調湿効果のある「エコカラット」が貼られたアクセントウォール側には、TVが配置されるとのことで、後幕を程よく引いてみました。
天候や時間帯により、モニター側に差し込む陽射しを抑制したいときは、お気に入りのグリーンの分量を増やしてこの様にして使います。

 

グラスガーデン ショートヘム

こちらは、「タイバック」で束ねずに、観葉植物(インテリア・グリーン)をイメージさせたコーディネートの様子。

 

2016.7.4.6

ショートヘム レース

2016.7.4.3

撮影を忘れてしまいましたが、日中に隠れている「タイバック」が、夜間は前幕のレースをまとめるダブル使いをお楽しみいただけます。
ちなみに、シースルーの柄が重なり合うレースの裾折り返しは、縫製サンプルとイメージを変えて、幅3cmの「ショートヘム」仕立ての、すっきりとした足元で納めています。

 

以上、本日は、フジエテキスタイルの人気生地を使用した「フロントレース・スタイル」の窓装飾・提案事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
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◆ 当社・『フジエテキスタイル』の特集ページ
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「ハニーサクル」と「クリサンティマム」。ウィリアム・モリスのスタイルカーテン。

2016年05月26日

「リビング・ダイニング」と「寝室」の窓辺に、ウィリアム・モリスの2作品を『装飾バランス』と組み合わせて提案施工させていただきました。

ウィリアム・モリス ハニーサックル カーテン

ウィリアム・モリス クリサンティマム カーテン

現地での打合せから、段階的におさめられたスタイルカーテンの納品の様子を居室別にご紹介させていただきます。

 

 『リビング』のスタイル・コーディネート。

2015.6.16.1

「リビング・ダイニング」には、『掃出窓』と、中小3つの『腰高窓』が配置されていました。
カーテンを予定している窓には、「カーテンボックス」が設けられておりましたが、アンティーク家具と英国調のインテリアを引き立てるために、『装飾バランス』でくるむ事を踏まえたご相談をいただきました。

 

2015.6.16.15

「リビング・ダイニング」の主役となる厚手のカーテンには、壁紙との調和も考え、川島織物セルコンの人気ファブリックである、ウィリアム・モリスの『ハニーサクル』生地品番:MM5946(P)をご採用いただきました。

 

川島織物セルコン,ハニーサクル

こちらは、ご入居前の第一次納品の時の様子です。

 

 ウィリアム・モリス ハニーサックル 川島織物セルコン

カーテンボックスのある、「リビング」エリアの2窓は、腰高窓も床までの仕上がりとして、ダイナミックな演出効果を狙いました。
コーディネートのレースには、五洋インテックスの取扱う、フランス「リンダ社」の高品質ボイル(SL111 03)のナチュラル色を添えています。

 

タチカワブラインド,フォレティア25P

「ダイニング」側の2つの小窓には、タチカワブラインドの小窓仕様「木製ブラインド」・『フォレティア25P』のアイボリー色(FT-1012)と「内付用バランス」を組み合わせて、25mmスラット特有の繊細な採光を楽しめる窓に仕立てています。

 

ご入居後に『装飾バランス』を追加

川島織物セルコン,ウィリアム・モリス,ハニーサクル,FF1033 特価

ハニーサクル カーテン 川島織物セルコン FF1033 事例

ご入居後に、追加で納めさせていただいた、『装飾バランス』が加わった完成型のウィンドゥ・トリートメントとインテリアの様子です。
存在感があり装飾性豊かなアンティーク家具との調和を図る「上飾り」の表現で、ファブリックの持っている存在感が高まり、格調高い英国風リビングのインテリアが出来上がりました。

 

ハニーサクル 川島織物セルコン ストレートバランス

装飾バランスのスタイルは、「ハニーサクル」の柄域を自然にお楽しみいただける『ストレートバランス』としつつ、2種類の「装飾フリンジ」をバランスのボトムに組み合わせて作品の持つナチュラルなイメージと質感を高めています。


ウィリアム・モリス ハニーサクル カーテン 川島織物セルコン

メリハリのあるソファ周りの設えも素敵です。
お気に入りのクッションは、英国で直接お買いもとめられたもの。

 

2015.6.16.13

 『ハニーサクル』のファブリックに添えて、四季折々の花を楽しめる魅力的なリビングが出来上がりました。

 

 

『主寝室』のスタイル・コーディネート。

2015.6.16.2

2015.6.16.23

「主寝室」には、カーテンボックス付の『出入窓』と、小ぶりの『腰高窓』が2窓配置されていました。
全体的な壁装には、クラシカル柄の壁紙でまとめられていましたが、ベッド側の1面は花柄のアクセント・ウォール仕立てとなっていました。

 

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「主寝室」のメインファブリックには、ウィリアム・モリスの『クリサンティマム』生地品番:MM5937(BE)をご採用いただきました。

 

2015.6.16.3

こちらは、ご入居前の第一次納品の時の様子です。
「リビング・ダイニング」同様に、2つの小窓は、タチカワブラインドのウッドブラインド『フォレティア25P』でコーディネートしています。

 

ご入居後に『装飾バランス』を追加

2015.6.16.4

第一回目の納品時に、『ルイ15世スタイルの変形ストレートバランス』のデザイン提案を行い、最終的なスタルイルの確認をいただきました。

 

川島織物セルコン,ウィリアム・モリス,クリサンティマム,FF1024

2015.6.16.8

2015.6.16.7

ご入居後に、追加で納めさせていただいた、『装飾バランス』が加わった完成型のウィンドゥ・トリートメントの様子です。
アクセントウォール側で使われているブルー系のカラーを組み合わせて、「主寝室」のインテリア・カラーを爽やかにまとめました。

 

この様に、お客様お手持ちのクラシック家具や、選定された内装材に合わせて、ウィリアム・モリスの作品を使ったスタイリングをお楽しみいただければと思います。

 

2013.3.25.15

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

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高校生の子供部屋とインテリア。「フロントレース・スタイル」のカーテン。

2016年05月17日

居室の1面だけに、ピンクの「アクセント・ウォール」を使用して、机とベッドのある壁面を演出した、子供部屋でのオーダーカーテン・スタイリング事例です。

高校生 子供部屋 カーテン

2015.5.11.18

2015.5.11.1

出窓側の窓は、「ロールスクリーン」を白い壁紙に調和させて、「出窓」でのディスプレイを楽しめる納めとしましたが、アクセント・ウォール面は、大人の女性でも楽しめる『フロントレース・スタイル』で表現した変化に富んだ演出をさせていただきました。

 

『トルコ』製の
「プリント生地」と「刺繍レース」を組合せて。

2015.5.11.14

今回ご採用いただきましたカーテン生地は、当社にて縫製展示品をご用意している、五洋インテックスのカタログ「サザンクロス」収録の、人気プリントファブリックの1つである、『バタフライ』のピンク色(品番:SP049  01)をお選びいただきました。

ファブリックでデザインされている「蝶」のパターンの中には、「複数色のパステルカラー」に加えて、「水玉」や蝶が探し求めている「花畑」が描かれているものなど、緻密なデザイン展開が施されており、モダンでありながらも、どこか懐かしいヴィンテージ感が漂う魅力的なファブリックとなっています。

 

2015.5.11.15

今回、組み合わせた「刺繍レース」は、縦に繋がるカラフルな「小花柄」で、カーテン生地のデザインで使われている配色と花柄のパターンと非常に相性が良いものを組み合わせていただきましたので、この2つの「トルコ製」のファブリックの魅力を引き出すスタイリングを実際の納品の中で目指しました。

 

 

『フロント・レース』スタイル。
昼夜を通じてのバリエーション豊かな楽しみ方。

2015.5.11.10

『フロント・レース』スタイルとは、一般的な「カーテン」と「レース」の配置を前後逆にして、それぞれの持つファブリックの魅力を引き立てるスタイルです。
このスタイルの場合、基本的に「レース」が透け感のある必要があり、後幕に来るカーテンの色柄を透けて魅せる事によってより、立体的で色彩豊かなファブリック表現を目指すことができます。
使われるレースのタイプとしては、オーガンジーや薄手のボイル地、「オパールプリント」や「刺繍」などが一般的です。

前幕と後幕を交代させれば、通常の「カーテン」と「レース」の位置関係になりますので、季節や気分によって前後を入れ替えて使われても良いでしょう。

 

2015.5.11.9

こちらは、一般的な『フロント・レース』スタイルの夜の演出のイメージです。
「お花畑」の後で幻想的な雰囲気で蝶が優雅に飛び交う立体的イメージを、前後のファブリックを通じて表現しています。

 

高校生 子供部屋 インテリア

2015.4.4.11

窓の大きさに制約はありますが、手前の「両開き」のレースの中央を止める、カーテンレールのマグネットの磁力と、ロープのが細い『装飾タッセル』の特徴を組み合わせる事によって、刺繍レースとプリントカーテンの両方をそれぞれ主役に引き立てながら、よりエレガントな窓装飾として全体を表現することもできます。

今回のスタイルアレンジの中では、このフォーメーションでの演出効果がお部屋の雰囲気とも調和してとても素敵にまとまりました。

 

2015.5.11.11

2015.5.11.12

「机」や、建築構造上(階段)設けられた「化粧棚」との干渉もかわしつつ、『装飾タッセル』が映える納まりとなりました。

 

2015.5.11.13

当社には、ファブリック以外にも、『装飾タッセル』など、アクセサリーも豊富に取り揃えております。
サンプルは、お打合せ時に現地にお持ちできますので、楽しみながらスタイリングを決めていただければと思います。

 

◆当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

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「タッセル」の種類で異なる、『ふさかけ』金具の取付位置。

2016年01月06日

2016.1.8.7

ミツワインテリアの店内には、当社スタッフがこだわりを持ってセレクションした、個性的な『装飾タッセル』を、大小100点以上のバリエーションでディスプレイ展示をしておりますが、「房飾り」のあるものや「舟形」「ロープ」形状など、選ばれるタッセルにによって『房かけ金具』の取付位置が異なる点につきましてご説明をさせていただきます。

 

展示品で紹介。
「房飾り」の有無による「ふさかけ」の取付位置。

 

カーテンレール コーディネート

当社では、130cm丈でご用意している縫製展示品については、お好みの「装飾カーテンレール」との組み合わせで、「カーテン」、「レース」、「各種タッセル」のコーディネートをご確認いただけるコーディネート什器をご用意しております。

 

2016.1.8.2

コーディネート什器には、高低差(約20cm)の異なる2種類の「ふさかけ」金具を設置してあります。
房飾りのある『装飾タッセル』の提案では上部に設置している「黒いふさかけ」を、房飾りのないタッセルの場合は、20cm下方にある「白いふさかけ」を使いますと比較的イメージのしやすい納まりとなります。

 

2016.1.8.4

2016.1.8.3

ご覧の様に、選ばれるタッセルの形状(サイズ)と「ふさかけ」金具の位置関係の確認は非常に重要になります。
そのため、新築時など最初のご提案の際は、このポイントをご説明しながら、お客様のイメージに合う位置にふさかけ金具を取付けます。

 

具体的な製品を使ったイメージ提案。


2016.1.8.6

具体的な製品が決まっているお客様に対しては、当社に展示品があるものであれば個別にイメージ提案をしています。
今回は、フジエテキスタイルのWDTB51(OR)という「1ツ房」の装飾タッセルをご検討されているお客様に次のような提案をいたしました。

 

フジエテキスタイル WDTB51 タイバック

現在は共布の「舟形タッセル」を使っているとのことでしたが、

「ふさかけの位置をどの程度移動すれば、装飾タッセルを使えますか?」とのご質問に対してイメージの目安をご提案いたしました。

 

2016.1.8.8

提案過程を経て、現状の「ふさかけ」金具の位置を移動してでも、気に入っているこの『装飾タッセル』を買うことにしますと嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
状況にもよりますが、お客様の中には、当社展示品の様に、高低差を変えたふさかけを2つ用意して、両方を併用して楽しまれている方もいらしゃいますが、その場合、小さ目で目立たないふさかけを選ばれると良いでしょう。

当社でカーテンをご購入いただいたお客様には、固定前の「ふさかけ」の位置を上下動させながら、最適なタッセルの位置を決めてゆくご提案をさせていただきますので、取付位置のリクエストがありましたらお気軽にご相談くださいませ。
本年も、ミツワインテリアをご愛顧いただきます様、よろしくお願い申し上げます。

 

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「装飾バランス」と「バルーンシェード」で演出するマンションの窓辺。

2015年12月25日

以前、リビング・ダイニングの「窓装飾」「装飾モールディング」の工事をさせていただいたお客様宅の「寝室」の窓辺に、新たにスタイルカーテンを納めさせていだきました。

2015.12.25.7

上の写真は今回ご訪問時のものですが、以前の施工事例のレポートは以下のバックナンバーからご覧いただけます。

◆「装飾モールディング」施工事例
http://mitsuwa-i.com/blog/2014/03/29

◆「スタイルカーテン」納品事例
http://mitsuwa-i.com/blog/2014/03/31

 

2015.12.25.8

2015.12.25.9

特徴的な「多角型(八角)」窓に沿わせた家具のレイアウトが印象的なリビング・ダイニングは優美で、訪れる方からもその上品な設えに感嘆と賞賛をいただくことも多いとのことです。

 

 「寝室」のスタイルカーテンはドレッシーに。

2015.12.25.18

お引越し後、みなさまお忙しく、寝室の窓辺では以前のお住まいで使用されていたカーテン(遮光)とミラーレースをしばらく使われていらっしゃいましたが、さてもうそろそろ新調する頃合いでしょうということで今回の納品となりました。

 

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今回リニューアルした寝室(掃出風窓)でのお客様の要望は、

■「レース」は繊細な素材感を楽しみながらも、強い陽射しを余り入れたくない。
■「カーテン」はしなやかで光沢のあるサテンの前幕に「遮光1級の」裏地を付けてしっかりとした遮光性や遮熱性、保温性を確保したい。
2つの条件を満たしたうえで、全体的なフォルムにドレスの様な「装飾性」を重ね合わせたいというものでした。

この様なご要望を頂戴しながらお客様と共に作り上げた今回の「ドレッシーな窓辺」でのファブリック使いをサッシ側から順に解説すれば、

①「オーガンジーレース(無地)」
②「サテン(1級遮光裏地付)カーテン(無地)」

③「フロントレース(ダイヤモンド格子・刺繍柄)」
④「ギャザーバランス(上飾り・カーテン共生地)」
⑤「オープンスワッグバランス(フロントレース共生地)」
⑥「コサージュ(カーテン共生地)」や「装飾タッセル」

という、幾重にもファブリックと装飾を組み合わせて立体的にドレスアップした仕立てとなっています。
「蛍光灯」照明のもとで撮影した写真のため、肉眼で見た微細な透明感、光沢、色づかいをお伝えするのが難しいですが、全体としての仕上がりは、とてもメリハリノ効いたものになっています。
ただし、窓辺の設えがこうなると、次は「照明」と「ベッド」ですねぇ、、、とお客様。

 

「ファブリックス」の組合せ。

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今回、窓枠内にレース用のカーテンレールを付け足してたのち、「2重仕立てのオーガンジー」が醸し出す絶妙な「ぼかし効果」が魅力的な、マナトレーディングの『ルーチェ』より2番色(アイボリー)を掛けました。

 

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『ルーチェ』の手前で使用しているにも刺繍柄のレース『カミュ(IH31501)』は、1枚掛けでの使用やフロントレーススタイルなどの仕立てで使われることも多い五洋インテックスの人気輸入レースです。

 

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「フロントレース スタイル」というものは、通常厚手(無地など)のカーテンとの組み合わせで使われる事を意味しますが、今回の事例ではカーテンだけでなくレースとの組み合わせでもこのスタイルが両立しており、陽射しを透す日中の窓辺の美しさを際立たせることができました。

 

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次に、2枚のレースの間に掛けられるカーテン生地には、フジエテキスタイル・カタログ「PLOFILE」に収録されている、『ウスライ(PF2180)』の1番色を使用いたしました。

こちらの色番は、やはりこれまでのご採用実績も多く、解りやすい事例をあげれば、以下の2作品などをバックナンバーでご覧いただけます。

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◆『ウスライ』:PF2180(01)スタイリング事例 ①
 
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◆『ウスライ』:PF2180(01)スタイリング事例 ②

 


「コサージュ」と「装飾タッセル」。

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『ウスライ(薄氷)』は、「薄く張った氷」というイメージコンセプトでデザインされた生地で、生地の表面にガラスや氷などの冷たい質感を感じさせる薄手のサテンです。

 

コサージュ 上飾り

透明感のある分繊糸に加工により独特の光沢感を表現していますので、今回装飾エレメントとして上飾りにあしらった「コサージュ」などでは、細かく屈折した糸に照明が当った時に放つ生地の持つ華やかな雰囲気を引き出すことができました。

 

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上質な光沢感を得られる厚手の「サテン」と透明感のある薄手の「オーガンジー」をかけあわせて表現したスタイルカーテンは、一見すっきりと見えますが、奥行きがたっぷりある立体的な組合せとなっています。

HOULES(ウーレス)」 ROSINE 35860-9000

レースとカーテンを自由にまとめる「装飾タッセル」には、お客様お気に入りの、フランス・「HOULES(ウーレス)」社の 「ROSINE( 35860-9000)」 をご指定いただきました。

 

HOULES 装飾タッセル

ちなみに、リビング・ダイニングで使用している装飾タッセルも「HOULES」のものですが、こちらは8mを超える窓辺で2.5倍ヒダ(裏地付)のFISBAのカーテンをまとめあげている超特大のタイプなので、製品重量が1KG近くあります。
やはり海外の装飾タッセルは、窓装飾の歴史の奥深さの違いもありますが、バリエーションも多く魅力的なものが多いです。


「完全遮光」で寝室での機能性も万全。

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以上、繊細なファブリックのご紹介を並べてきましたが、「完全遮光(1級)」裏地をつけているため、カーテンを閉めると劇的な遮光性が得られる寝室となりました。

そして、幾重にも重ねたファブリックの組合せが窓辺の高断熱を約束してくれます。

高緯度に位置するヨーロッパ諸国においてウィンドゥトリートメントが発達した背景には、装飾的な意味合い以外に、「暖炉」以外の暖房設備がなかった時代の「防寒対策」というという役割もありました。
例え「腰高窓」であっても床に引きずるほどカーテンを長く仕立てたのには理由があって、天然繊維の収縮対策以外にも「防寒対策」という目的があったといいます。
そういう、歴史背景のもと育てられてきたのが、ファブリックをふんだんに使ったヨーロピアンスタイルの「窓装飾」ですが、高気密・高断熱のマンションなどにおいても、「窓辺の断熱対策」として用いられる機会が増えてきています。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・「装飾モールディングの特集」ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

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