Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「子供部屋」 施工事例

やる気を引き出す『進学塾』 の「インテリア」リフォーム事例(東京都 調布市)。

2015年03月29日

休みの授業に備えて、東京都調布市の「中学受験塾」のインテリア・リフォームをさせていただきました。

2015.27.5

お打合せの際にお聴ききした塾のポリシーは、
『子どもたちに「質の高い授業」を提供しつつ、保護者の方々にも「わが子のやる気を引き出すコミュニケーション術」を身につけて頂き、親子がともに成長し、最高の結果を手にする中学受験塾』
とのことでしたので、対象年齢の生徒さんの個性を育みつつも、物事に対するこだわりの感じられる環境の教室にしたいとのご要望をいただきました。

 

 『リフォーム』(Before~After)

2015.27.1

まずこちらは、リフォーム前の玄関から教室に入る「エントランスエリア」(Before)の様子です。

元々ひと続きの居室を、装飾性を持たせた「造作とオブジェ」でセミ・セパレートしつつ、『テーマパーク』的な楽しい印象を持つ学習ルームを作ることになりました。
照明は蛍光灯を使用しますが、無機質で勉強だけに集中させるといった学習の固定概念に捕らわれない塾長のポリシーが、生徒さんが楽しく勉強に取り組めるポジティブな気持ちを育てる学習室へリニューアルする原動力となりました。

 

こだわりの「配色と施工」が出来上がるまで。

2015.27.17

こちらは、教室の中央付近から見たエントランス側・半分の居室での内装カラー組合せをラフ提案したものです。
まず、「玄関」と「教室」の間仕切りとなる『造作ドア』をこしらえたのち、部屋周辺の壁紙の仕上げにそれぞれ個性を持たせたのち、次のコンセプトに基づき壁装の仕上げを行いました。

2015.27.20

① 左壁面は、ピンクベースの壁紙の上に立体的な、カラーパレット風の『クロス・パネル』を、「7段×12列」の84配色でデザインする。

② 『クロス・パネル』 の仕上げは、壁面「マジックテープ」貼り仕上げとし、自由に貼り変えられる様にする。

③ 入口正面の『ストライプ』壁紙の構成は、84配色の壁紙の中から抽出した「2色」の壁紙を裁断した「短冊貼り」仕上げとする。

 

2015.27.3

『カラーパレット・パネル』の84配色は、複数の壁紙のカラーチャートより抽出して選びました。
異なる壁紙の組合せなので、テクスチュアの質感が少しずつ違うのも個性として考えて組み合わせました。

 

2015.27.4

2015.27.13

『カラーパレット・パネル』の施工も手間のかかる仕事でしたが、その中の「パープル~レッド系」の壁紙の2配色を使った『特製ストライプ』の壁紙の施工も同様にかなり手間をかけた仕事となっています。
「リフォーム」施工でこの仕上げはとても難易度が高いのです。

フロア仕上げも「タイルカーペット」から「カーペット」仕上げにリニューアルして、『教室・前半エリア』の内装が出来上がりました。

 

 

『教室・後半エリア』のリフォーム

2015.27.7

こちらは、『教室・後半エリア』のリニューアル前の様子です。

 

2015.27.19

ラフ提案にて、教室の前後を明確に区分するための「フロア」仕上げ色の変更と併せて、『アーチ状の袖壁』を造作して、空間の連続性を持たせながらもテーマを変える工夫をご案内させていただきました。

 

2015.27.16

『アーチ状の袖壁』に装飾を施し、表裏の仕上げ色も変えています。

 

2015.27.6

こちらは、壁面のディスプレイが加わるので、比較的スッキリとした納めとなっていますが、「構造柱型」などの要所や窓辺のスタイリングにアクセントを加えて仕上げました。

 

2015.27.15

教室後半エリアのインテリアも、『コブラクロック』という個性的なオブジェ時計が「ワールドマップ」ステッカーの横に取り付けられるなど、「学習塾」の既成概念を打ち破る内装に着々とリニューアルされています。

生徒さんと父兄の方の評判も上々で、「勉強に通うのが楽しいものになった」との感想をいただいたそうです。
今後の指導もますます充実させていきたいと、塾長より感動のメッセージをいただきました。

 

『勉強に通う事を楽しませる進学塾』。
頭を柔らかくさせた発想で考えると、こういうコンセプトもニーズとしては大いにあるのだと思います。

 

 

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

当社・「モールディング」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

当社・「インテリアペイントによるリフォーム」の特集ページ
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当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/fb-5.html

 

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「新築マンション」ご入居前のリフォーム&スタイル・コーディネート事例(子供部屋 編)。

2015年02月04日

ご入居前のマンションの『アメリカン・ホームドラマ』風・インテリアリフォーム(&コーディネート)事例。
 最終回の 本日は、「子供部屋」の内装リフォームの様子と、ご入居後の窓装飾の模様をご紹介させていただきます。

2014.12.19.4

まずこちらは、リフォーム後に撮影した、LDから見た「子供部屋」の様子です。

 

2014.12.19.5.3

淡く爽やかな「グリーン」の「インテリア・ペイント」で仕上げられた「子供部屋」のリフォームと、お引越し後に海外より取寄せて縫製したファブリックを組み合わせたトータルスタイリングの様子をご覧いただきます。

 

淡く爽やかな「インテリア・ペイント」カラーの選定。

2014.12.19.5

2014.12.19.17

子供部屋の塗装色には、『Color Guild 』のカラーアイテムより、「Willow Wind(7660)」をご採用いただきました。
非常に淡いグリーンの中に、ほのかなグレイを含ませた調合によるカラーを用いて、「風にそよぐ柳」のネーミングさながらの清涼感漂う壁装に色付けることができました。

通常、塗装色のカラーチャートは、小さなサンプルで見る方が、視界に入る光の反射の影響を回避しやすいため色調が濃く感じる場合が多いのですが、今回ご選定して頂きました、「Willow Wind(7660)」の場合は寒色系の反射により、やや色調が濃く感じられる特性を考慮して、イメージよりワントーン薄いグリーンで選定して頂きました。
ただし、このレベルのニュアンス色は、日照条件、ライティングの種類や、窓辺で採用される「レースカーテン」等の色調の影響も受けますので、日中においては微妙な色調の変化がございます。

 

「窓辺」のスタイリング(レースカーテン)。

2014.12.19.5.8

「インテリアペイント」でほのかに色づけた壁装に続き、『窓装飾』のプランニングもさせていただきました。
窓周りの「カーテン」生地は、イギリスからの「輸入取寄品」だったため、ご入居前に先行してレースを納品させていただいております。

 

2014.12.19.5.11

「レース」カーテンには、昨年11月にマナトレーディングからニューリリースされた、カタログ『TIME』より、「天然素材風」の優しく淡い発色のファブリックに『Polygiene(ポリジン)』加工が施された高機能レース・『シャーベット(7)』をご採用いただきました。
「イエロー」配色のレースが、「Willow Wind(7660)」のペイント色にブレンドされ、居室に更に微細な色調を醸し出しました。

 

『Polygiene(ポリジン)』加工について。

2014.12.19.5.13

『Polygiene(ポリジン)』はスウェーデンで生まれた、環境に優しい天然の銀イオン(Ag+)を原料とした抗菌・防臭効果のある加工技術で、洗濯を繰り返しても雑菌の繁殖を抑制し、ニオイやカビの原因を作らない優れた効果が注目されています。
『Polygiene(ポリジン)』のライセンス加工品は、一部の衣料品や繊維製品で採用されていますが、「カーテン・レース」といった国内のインテリアファブリックの分野では、マナトレーディングが唯一ライセンスを受けています。
その効果が衰えない永続性を持つ『Polygiene(ポリジン)』の画期的な性能は、「子供部屋」は勿論の事、商業施設や客室などでも注目を集めています。

 

 
2014.12.19.5.14

『Polygiene(ポリジン)』・コマーシャル動画

 

 

「窓辺」のスタイリング(カーテン&装飾バランス)。

2014.12.19.5.3

「カーテン」と「上飾り(装飾バランス)」、「クッション」でお選びいただいた生地は、英国・サンダーソン社スからの「輸入取寄品」だったため、お引越し後に納品をさせていただきました。

 

2014.12.19.7.4.7

ご採用いただきました、メインのファブリックは、マナトレーディングの「東京ショールーム(中目黒)」にて、壁紙とのコーディネートもできる、多数の専用コーディネートブックより、お気に入りの生地をお選びいただきました。

 

2014.12.19.5.9

英国・サンダーソン社:「Alphabet Zoo Embroidery(223910)」。

2014.12.19.5.10

「カーテン」とクッションにご採用いただいた生地「Alphabet Zoo Embroidery(223910)」は、動物のイラストに合わせて頭文字となるアルファベットを重ねて描いた人気デザインのです。

 

2014.12.19.5.7

賑やかなプリント柄のカーテンの上部を飾る、デザインカットの『装飾バランス』には、壁の淡いグリーンとの彩度の変化も楽しめる、コーディイネート・無地ストライプ(Seaton ・233866)を合わせました。

 

2014.12.19.5.2

また、カーテン共布のクッションのフレームには、「ギンガムチェック」のフレーム(Whitby2338-55及び-56)を合わせて、微妙なアクセントとなる色遣いをお楽しみいただいております。

 

2014.12.19.5.6

小さなL字コーナーのある出窓の上部にコーディネートされたデザインカットの『装飾バランス』です。
優しくすっきりとした配色のバランスをカジュアルなファブリックに組合わせることにより、上質な子供部屋の「出窓」のコーディネートが出来上がりました。

 

2014.12.19.5.5

すでに飾り付けがされていたお部屋に、お待ちかねの「スタイルカーテン」が仲間入り、カラフルな「子供部屋」のインテリアの完成です。
カラフルなディスプレイの背景となる、淡いグリーンの壁装も、本来持つ控えめな配色としてお部屋を引き立てています。

 

以上、3話連載でご紹介いたしました、「新築マンションご入居前リフォーム」最終回の本日は、「子供部屋」の入居前リフォームと、スタイル・コーディネート事例をご紹介させていただきました。
ご入居前にマンションを自分スタイルにカスタマイズする「リフォームならではの醍醐味」をぜひご堪能いただきたく思います。

 

 

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◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ
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◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
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子供部屋での、「トリコロールカラー&横ストライプ柄」ローマンシェードの部屋別カラーコーディネート事例。

2014年10月28日

子供部屋でご採用いただいた、「3配色(横ストライプ柄)」生地を使用した、『ローマンシェード』の部屋別カラーコーディネート事例をご紹介させていただきます。

ご採用生地の「特徴」を把握したご提案。

f-2014.10.23.1

こちらが、今回2つの「子供部屋」でそれぞれご採用いただきました、2色展開のファブリックです。
当社の展示縫製サンプルより、アスワンの『アイギス』E3056・E3057を2つの「子供部屋」にご採用いただきました。

カタログイメージは、両開きの「カーテン」ですが、今回の納品事例では、上下の昇降での開口を行う「ローマンシェード」でスタイルで仕立てる事になりました。

 

f-2014.10.23.12

まずは、納品後の暖色系の生地をご採用いただいた、1つ目の「子供部屋」での納品後イメージです。

 

f-2014.10.23.12.2

夜間だけでなく日中に使用するイメージも考慮に入れて、「オレンジ系→赤系→ピンク系」3配色の横ボーダーパターンで構成される生地配色の中から、ローマンシェードを上部に畳み上げて使用する「日中」のメイン色を決めていただきました。
この『柄指定』縫製は、無地の様に、「生地リピート」を考慮しなくても構わない縫製と異なり、縫製に必要な生地の「要尺」が原則として1リピート多めに用意する必要がございます。

 

f-2014.10.23.8

『柄指定』縫製で仕立てられた、日中の演出カラーです。
生地のリピートサイズに応じて、別途お見積りが必要な縫製スタイルではありますが、こちらの様に配色の異なる「横ボーダー」パターンで構成される生地をご採用いただいた場合は、お客様の最も好きな色を、日中における窓表現で演出することが可能です。

 

f-2014.10.23.16

また、今回の『柄出し指定』縫製では、「LD」でご採用いただいた、「縦ストライプ」の様に、上部に続く下部の畳み代が下部で重ねて見える標準的な仕上がりとは異なり、TOPの幕体の内側にある程度隠れる加工スタイルも併せてご採用いただいているのが2つ目の特徴となっています(※オプション加工)。
この様に、「ストライプの方向性」の相違に応じて、加工の仕上げ方にアレンジを指定する事も可能です。

 

 

実際の提案過程・「PART1」

f-2014.10.23.6

ダイジェストで、現地での打合せから、実際の納品までの流れをご覧ください。
まずは、ご来店の際にお選びいただいた「縫製サンプル」を現地にお持ちして窓辺でのイメージ確認を行います。

 

f-2014.10.23.5

「3配色」ある暖色系の横ストライプのカラーから、日中の「メインカラー」をお選びいただいている様子です。

 

f-2014.10.23.2

次に、生地の「横ボーダー」のリピート幅を参考にして、日中の演出色(メインカラー)の配分を製作可能な範囲の配分で決めていただきます。
この撮影イメージをもとに、縫製所の方のアドバイスをいただきながら全体のスタイルを決めていきます。

 

f-2014.10.23.9

納品後、日中の「TOP」カラーです。

 

f-2014.10.23.10

「3配色」を活かしてた、カラー・スタイリングもお楽しみいただけます。

 

f-2014.10.23.11

幕体を降ろし切った時のイメージです。
優しい暖色系カラーでまとめられた、1つ目の「子供部屋」の窓辺ができあがりました。
 

実際の提案過程・「PART2」

f-2014.10.23.7

2つ目の子供部屋でご採用いただきました生地は、「濃いグリーン系→淡いグリーン系→イエロー系」3配色の横ボーダーパターンで構成されている横ストライプのカラーです。

 

f-2014.10.23.4

f-2014.10.23.3

同様に、日中の「メインカラー」をお選びいただいて、上部幕体の幅を決めました。

 

f-2014.10.23.13

日中の「TOP」カラーに決めていただいた、「淡いグリーン」が印象的な納品後の窓辺です。
メインカラーの上下に少しだけ上下のカラーを入れているので、単調な無地には見えない工夫をしています。

 

f-2014.10.23.14

爽やかな「3配色」のカラーバリエーションもお楽しみいただけます。

 

f-2014.10.23.15

幕体を降ろし切った時のイメージです。
勉強机前の窓辺が爽やかなグリーン系を基調とした横ボーターの生地で包まれました。

同じ「横ボーダー柄」の生地でも、カラーバリエーションを変えると子供部屋の印象は随分違って感じられますが、お好みの「メインカラー」を決めながら、一日を通してスタイルの変化を楽しめる、お気に入りの窓辺が出来上がりました。

 

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
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文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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『子供部屋・間仕切り壁』の新設コーディネート事例。各部屋の壁をお好みの「アクセント・ウォール」でセパレート。

2014年07月25日

本日のブログでは、

戸建住宅・『子供部屋』の「間仕切り壁」新設に伴う、新規壁面の壁装コーディネート工事の事例をご紹介させていただきます。

 

お子様の成長に合わせて、子供部屋の
『間仕切り壁』の新設で居室のセパレート。

f-2014.7.6.9

戸建住宅の「新築」当初に、幼少のお子様のために割り当てられた「子供部屋」を2つの『個室』として分割せず、「室内ドアと窓」だけ用意して広々と使う住宅プランは、注文住宅を中心に近年では馴染みのあるプランニングの1つとして普及しています。
お子様の成長や家族構成の増加の可能性を見据えて、将来的に予定エリアに「間仕切り壁」を新設することにより、『個室』としての「子供部屋」にリニューアルするという考え方は、実用性と合理性のある考え方といえます。

 

 

成長する「女子」と「男子」のお子様の個性
に合わせた、『間仕切り壁』の壁装コーディネート。

f-2014.7.6.2

今回の『間仕切り壁』セパレート事例では、単純に、既存の内装の壁紙に合わせた「ビニール壁紙」を貼り足すリフォームではなく、間仕切り壁を「お嬢様」と「息子様」の個性や、今後の更なる成長を考慮して、大人の感性の世界の情操教育を目的とした、インテリア性を重視した『アクセント・ウォール』スタイルで仕上げることになりました。

 

『お嬢様』のお部屋の「間仕切り壁」は、
英国・『クラシック・スタイル』で演出。

f-2014.7.6.4

こちらは、「お嬢様」のお部屋側の『間仕切り壁』の新設後の様子です。

下側の「腰壁」には、水性ステイン仕上げの木製の『装飾腰壁』ご採用いただき、上部の壁装仕上げには、当社でリクエストの多い、「ウィリアム・モリス」の英国製輸入壁紙で仕上げさせていただきました。
また、天井との境界には『装飾モールディング』を施し、『英国・クラシック』テイストのアクセント・ウォールとして仕上がりました。

 

f-2014.7.6.5

従来の「ナチュラルな」な内装の中に、深みと落ち着きのあるインテリア表現をミックスした、『アクセント・ウォール』ですので、重くなりすぎず中庸なバランスを保つことができました。
「飾り棚」もレイアウトして、ちょっと「粋な子供部屋」にリニューアルすることができました。

f-2014.7.6.1

ご提案過程でのプランでは、「腰壁」の装飾フレームを細かく配置したプランもご覧いただきましたが、壁の幅とのバランスを考慮いただき、最終的には、3.6m幅の間仕切り壁の中に、4個の装飾フレーム枠を入れて仕上げさせていただきました。

 

f-2014.7.6.3

こうして、自室でちょっとした「海外生活」が楽しめるエリアが、『間仕切り壁』を設けることで出来上がりました。
これからのディスプレイや飾り付けが楽しみとのご感想をいただきました。

 

『息子様』のお部屋の「間仕切り壁」は、
カッコイイ・『欧米・スタイル』のイメージで。

f-2014.7.6.6

次に、活動的な「息子様」のお部屋では、『粋な男子』の情操教育ともなる、こだわりカラーの「塗装仕上」げで間仕切りを「アクセント・ウォール」として仕上げさせていただきました。

まず、ボード下地の上に、ドイツ製・塗装仕上用壁紙である『ルナファーザー』のテクスチュアの中から、表面がフラットの「NO.741」のフリース壁紙をご採用いただきました。
繊維質構造のフリース壁紙に塗料が十分に浸透することにより、強い塗膜と、壁面自体の強度が飛躍的に向上して、将来的に「クラック(ヒビ割れ)」を防止することと、将来的にも複数回の塗り替えが可能となるのが、この工法の大きな魅力となっています。

 

f-2014.7.6.8

こちらの居室で仕上げにご採用いただきまし『インテリア・ペイント』は、『Serwin Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)』の1268色のカラーラインナップに収録されている、SW6438(Dill)」と名付けられたカラーをご採用いただきました。
英名・「Dilll」は、セリ科の一年草で、種子や葉を香辛料や生薬として日常生活でも比較的馴染みのある植物です。

 

こうして、家族で「大人の感性」の楽しみを学びながら、それぞれの個性を伸ばし、未来に夢を描く素敵な、『子供部屋のアクセンウォール調・ 間仕切り』が仕上げられました。

 

 

当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
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英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の『キッズ・インテリア』専用ファブリックを使用した納品事例。

2014年01月29日

本日のブログでは、

f-2014.1.29.12

f-2014.1.29.23

英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社(国内取扱いはマナトレーディング)からリリースされております、『キッズ・インテリア』専用のトータル コーディネート カタログ、『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』のファブリックをメインにご採用いただきました、ウィンドゥ・コーディネート事例をご紹介させていただきます。

 

『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』について。

f-2014.1.29.15

英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社がリリースしている、「キッズ・インテリア」ブランドのカタログは、壁紙とカーテン、その他ベッドリネンなどのトータルコーディネートができるものを2冊ご用意してあり、日本国内でも一部ではあのますが、在庫をしている生地もあります。

また、カタログ収録のアイテムは、輸入取寄品でも約2週間程度の納期で入荷可能なため、比較的ご採用し易い人気ブランドとなっています。

 

『カーテン(裏地付)』生地の選定。

f-2014.1.29.21

今回、お嬢様の「子供部屋」では、コーディネート・カタログ、『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』の中に収録されている生地(3配色)の中から、3224番の生地をお選びいただきました。

将来的には「寝室」になる部屋ではありますが、裏地は遮光生地とせず、レースと併用して、日中の調光にも使用できる様、ホワイト(無地)の「ポリエステル裏地」を組み合わせて、前幕の綿素材のプリントの褪色と生地の劣化を予防する仕立てで納品させていただきました。

 

コーディネート『レース』の選定。

f-2014.1.29.10

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今回、コーディネートさせていただきました「レース」は、当社にも縫製サンプルがございます、フジエテキスタイルのFA1615(MX)・『リズム』という、透明感のある「オーガンジー」にミックス・ストライプがデザインされた、「カジュアル系」のインテリアに合わせ易い人気ファブリックです。

 

明るく賑やかな『子供部屋』の窓辺が完成。

f-2014.1.29.13

『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』とは、イギリスの慣用句で、『何て可愛いんでしょう』という意味合いの表現に使われる言葉なのだそうです。

また、「フクロウ」は日本でも「幸」の字に置き換えられて縁起物として捉えられる様に、英国でも「Happy」な存在として愛されているということで、子供部屋にはお勧めのファブリックの1つとして定着しています。

 

f-2014.1.29.11

その言葉通り、お気に入りの「ぬいぐるみや人形」ともすぐに仲良しになった窓辺の様子です。 明るく賑やか、そして甘過ぎない、洗練された「モダン・デザイン」のファブリックが、長く愛用される「子供部屋」のウィンドゥ・トリートメントとして、自然に仲間入りいたしました。

細やかなストライプの「ミックスカラー・レース」も、カーテンとの相性が良く、優しい日中の陽射しをお部屋に採りこんでくれています。

 

『キッズ・インテリア』の、
トータル コーディネートに対応します。

f-2014.1.29.22

f-2014.1.29.17

コーディネート用『壁紙』のデザインパターンです。 ファブリックのパターンとは異なる変化を付けていますので、一緒に使われてもスッキリとまとまります。

 

当社では、英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の、「キッズ・インテリア」専用、トータル・コーデイネートカタログをご用意しております。
「壁紙」と「カーテン」、その他、小物や「ベッドリネン」などのトータルコーディネートができるカタログ2冊のご用意と、一部の縫製展示品もご用意しておりますので、ご来店時のご相談、又は、現地でのお打ち合わせの際にご活用いただければ幸いです。

 

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

当社・『輸入カーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

マンションの『子供部屋』に、「アップライト・ピアノ」を入れる前の「遮音フロア」対策事例。

2014年01月23日

本日のブログでは、

f-2014.1.23.18

f-2014.1.23.6

マンションの子供部屋に「アップライト・ピアノ」を入れる前の「遮音フロア」対策事例をご紹介させていただきます。

 

『遮音カーペット』 の選定。

f-2014.1.23.13

今回は、階下へ伝わる振動音と室内での反響音の低減が目的でしたので、その様な性能の高い『ウール カーペット』をご提案させていただきました。

 

f-2014.1.23.15

こちらの遮音カーペットは、長期間にわたる遮音性能(クッション性)の維持が期待できる、『弾性回復力』に富んだ「ウール(羊毛)」のベースに、特殊な「遮音フェルト」をバックシートを組合わせて作られているカーペットです。

また、それ以外にも、優れた「保温性(SA等級)」、「防虫・防ダニ・抗菌」加工が施されている、快適性に優れた高品質ウールカーペットとなっています。

 

 

ピアノ部分には更に、「特殊遮音下地」を併用。

マンション ピアノ 遮音カーペット

今回の施工事例では、「遮音カーペット」に加えて、「アップライト・ピアノ」本体の接地部分に、音の振動や遮音性を高める事が出来る、『特殊遮音下地』を「置き敷き」施工しております。

部屋全体に「特殊遮音下地」を下貼りすることも可能ですが、それにより「室内ドア」の開閉に干渉する場合がございます。
室内ドアのカット調整により対応することもできますが、今回はピアノ直下の遮音性と室内全体の「反響・吸音」対策が目的でしたので、アップライトピアノの配置を活かした無駄のない施工で対応させていただいております。

 

f-2014.1.23.19

『特殊遮音下地』および、『遮音カーペット』の併用施工では、フローリングを傷めない、「特殊な両面テープ」で丁寧に固定設置して仕上げます。

この専用「両面テープ」の構造は、顕微鏡レベルで見ると、フロア固定側は、「吸盤」構造になっている「吸着テープ」をフローリング面の固定を行いますが、カーペット側は粘着テープ構造になっており、床暖房にも対応します。

なお、『特殊遮音下地』の表面と、『遮音カーペット』の裏地部分は、カーペット専用の「強力両面テープ」でしっかりと接着して仕上げています。

 

 

カーペット施工後の仕上げに「ひと工夫」。

f-2014.1.23.8

「アップライト・ピアノ」納品前の、遮音対策フロアの完成の様子です。
ピアノ本体の接地部分には、専用の「遮音下地」を加えておりますのでその部分が高くなっております。

 

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今回、お客様がご購入されたピアノの脚の造りは、手前側の2脚に「猫脚」の様な装飾性を持たせているものでした。
そのため、手前側「防振・防音インシュレーター(ピアノ固定用のお皿)」の下に、今回ご採用いただきました「遮音カーペット」で作った、高さ調節用の『円形コースター』を2枚製作して、後側に敷いている遮音下地との段差調整をコンパクトに行う事にしました。

 

ピアノ室 遮音カーペット

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「遮音カーペット」で製作した、特製の『円形コースター』。
現在、こういったオプション加工に対応するメーカーは少ないのです。
こちらのメーカーでは問題なく作っていただき、お客様からも「可愛いらしい」と好評でした。

 

 

「ピアノ」の納品が楽しみです。

ピアノ室 防音カーペット

ピアノの背面に立て掛けられる、専用の「防音マット」と「インシュレーター」を設置してアップライト・ピアノの到着を待つ準備が整いました。

 

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オリジナルの「装飾インシュレーター」の完成です。

ちなみに、今回お使いいただく形状の、コンパクト「アップライト・ピアノ」ではない、一般的な背の高いアップライト・ピアノの場合は、長方形の本体の4方に接地用「キャスター」が配置されておりますので、その様な場合は、前後の「インシュレーターの出幅」を含めた大きさの『遮音下地材』を敷いた納め方となります。

 

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階下への「遮音効果」と居室内の「吸音効果」が期待できる、『遮音カーペット』を敷く事によって、「洋室」での音の反響音をソフトにする効果があります。
ピアノの搬入前に効果的な対策ができて良かったとお客様もご満足。

本日は、ピアノのある「子供部屋」における、カーペット敷設による、「遮音・吸音」対策事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

◆ 当社『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

五洋インテックス『エコフィックス(採光カーテン)』を使った「花柄・刺繍レース」のフロント・レーススタイル。

2014年01月07日

こちらのブログは好評で、2017年1月現在でも閲覧数の多い事例紹介となっておりますので、定期的に更新しております。

本日のブログでは、花柄・刺繍レースの後幕に、夜間の使用だけでなく、日中における「遮熱・保温・UVカット」効果と、カーテンを閉めた際の室内の「採光」をキープすることをセプトとして開発された、五洋インテックスの『エコフィックス(採光カーテン)』を組合せた、ユニークな「フロントレース」スタイル事例をご紹介させていただきます。

 

五洋インテックス エコフィックス

お客様の『書斎』の窓辺に、今回はの「フロントレース」スタイルによる窓演出をご採用いただきました。

こちらの写真は、「採光カーテン」をコーナー窓の両端に寄せて、手前側のレースをメインに使用している様子です。

コーナー窓は、片側・2つの「スリット窓」からなり、全部で4分割されているため、明るく柔らかな陽射しを採り入れたいというのがお客様のご要望。

 

 

ヒット商品の「刺繍レース」を前幕に採用。

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ご採用の生地は、スミノエの「U-6001」

ご覧のイメージの様に、洗練されたデザインと配色豊かな「お花畑」柄が素敵な「刺繍レース」は、様々な生地と相性の良いファブリックとして人気があります。

 

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こちらは、当社納品事例。
カタログ風のイメージで撮影しました。

 

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こちらの刺繍レースは、「掃出窓」に限らず、「腰高窓」での演出性も秀逸なため、今回は、コーナーを境に、2連仕様となっている「スリット窓」ごとに「片開き」でひとまとめにするスタイルで納めることになりました。

4つの「スリット窓」が更に上品にまとまりました。

 

 

五洋インテックス 『エコフィックス』
「カーテン」と「ロールスクリーン」の
打合せ用
 展示品をご用意。


 
エコフィックス 採光カーテン

 

2017.2.1.17

今回の事例紹介で、カラフルな「刺繍ボイル」の後幕に採用した、五洋インテックスの『採光カーテン(エコ フィックス)』 は、扁平糸」を使用した特殊繊維からなる採光生地です。
扁平糸が持つ、光線を乱反射させてぼかす拡散透過機能を利用して、やわらかい光を居室の天井や奥まで届けやすくします。

エコフィックスは、すでに「オフィス」などの「商業施設」や、学校、図書館、病院といった「公共施設」における、採光、遮熱、UVカット、冷暖房対策の画期的な切り札として実績を積んでいる製品で、ヒダをたっぷりとったカーテンは、強烈な西日を拡散させつつ、部屋全体に明かりを配分する役目を果たします。

 

エコフィックス 採光ロールスクリーン

エコフィックス ロールスクリーン

生地が平面となる「ロールスクリーン」や「ローマンシェード」への対応も可能で、暗い窓辺から効率良く光を採り込むことが可能です。

 

 

『採光カーテン』の機能性データの概要。

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五洋インテックス:『エコフィックス』
生地品番(E115C-02)

① 省エネ機能カーテン エコフィックスは、自然な太陽の光を取り込み、眩しさを抑えて 窓からお部屋を明るくします。

② 省エネ機能 (空調消費電力の削減) ・「夏」は、太陽光の赤外線カットによる断熱効果 ・「冬」は、窓からの冷気を遮断し保温効果 ・「採光、光拡散」により部屋を明るく、照明消費電力の削減 につながります。

③ 紫外線を93%カットするので、肌や家具の日焼け防止に効果があります。

④ 防視認性「class4」により、昼間はもちろん夜間でも室内が見えにくくなります。
⑤ 太陽光を遮りませんので、「日光浴」と同じ効果があり、体内時計の正常化が期待できます。

 

 

動画で確認。
「採光カーテン」の威力を実感。

こちらは、発売元の五洋インテックスが自社のショールームで行った実験動画。

「採光カーテン」と「採光ロールスクリーン」のデモンストレーションをご覧いただけます。

特殊扁平糸で作られる『エコフィックス』を通して、天井も含めて、光源が見事に部屋の隅々まで分散される様子をご覧いただけます。

 

 

『エコフイックス』で天井も明るく。

エコフィックス 採光カーテン 五洋インテックス

納品後の様子。

『エコフィックス』最大の特徴である採光の柔らかな乱反射により、天井側にも明るさが届き、日中においても「前幕レース」と「後幕・採光カーテン」の新鮮なコンビネーションが楽しめる、「書斎」窓のスタイル・コーディネートができあがりました。

 


 

***2017年1月更新情報***

2017.2.1.27

2017.2.1.30

本来、1枚掛けの「採光カーテン」として開発された『エコフイックス』

 

2017.2.1.31

 

4配色展開となっており、生地自体の色調は、淡い「ペールトーン」で優しい印象です。

 

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西日や日光の直射が強い窓では、ヒダをたっぷりとった「2倍ヒダ(3ツ山)」使いがおすすめですが、積極的な採光を求めたい窓などでは「1.5倍ヒダ(2ツ山」など、ヒダを抑えたり、平面的な「ロールスクリーン」や「ローマンシェード」使いで使用すると良いでしょう。

紫外線を93%カット、近赤外線を52%カットする機能は、「オーガンジー」など、デリケートな素材でできているレース繊維の保護としても活用できます。

 

 

色調を合わせた明るく快適な窓辺。
『フロントレース』使いも人気。

エコフィックス カーテン ピンク

エコフィックス カーテン グリーン

淡い「ピンク」や「グリーン」などを後幕に使用すれば、陽当たりの悪い『子供部屋』などでもコーディネートを楽しめます。


 当社には『エコフィックス』はもちろん、フロント・レース用の縫製展示品もございますので、出張の際はご自宅でその性能をお試しいただけます。
お気軽にご相談くださいませ。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

 ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

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