Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: リフォーム事例(マンション)

「オーダーカーペット」と「輸入壁紙」の魅力。高級賃貸マンションの インテリア・リフォーム事例 。

2014年12月29日

都内の「高級賃貸マンション」にご入居されるお客様より、トータル・インテリアコーディネートの依頼をいただきました。

本日のブログでは、pART1として、「フロア」、「壁装」といった「内装工事」のご入居前リフォーム事例をご紹介させていただきます。

マンション リフォーム インテリア 高級

輸入壁紙 寝室

マンション 寝室 壁紙 女性

 

 

難易度の高い、『カーペット』の置き敷き工事で、
「フロア」の保護と個性的なイメージチェンジ。

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まずこちらは、廊下からLDに向かって見た、『置き敷き施工』による、オーダーカーペット工事後の様子と施工エリア全体の複雑に入り組んだ割付イメージです。
本物件の場合、「主寝室」はカーペット張り仕上げのフロア構成でしたが、他の居室はフローリング仕上げとなっていたため、『敷き詰め(グリッパー)工法』『置き敷き工法』という2種類の仕上げの併用によってカーペット工事の施工にあたらせていただきました。
ちなみに、 『置き敷き施工』は、基本的に既存のフロア材の上に置くだけの下地を傷めないための施工法ですので、粘着性のない特殊な滑り止め材を効果的に使用して、巻いてあるカーペットを伸ばしながら納める工法です。

 

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ご採用いただきましたカーペットは、「ワインレッド&アラベスク柄」のカーペットでした。

 

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※参考・「敷き詰め工法」による『 グリッパー工法』
http://mitsuwa-i.com/blog/?P=5210

『置き敷き施工』は、同素材を使用した、上の写真事例の様な「敷き詰め施工」による『 グリッパー工法』で用意されている専用の下地条件が確保されていない条件下での特殊工法のため、家全体を『置き敷き』施工で納める場合は、厳密な打ち合わせと採寸、そして熟練の施工が揃って初めて対応可能となります(間取りや建具などの取り合いにより施工できない場合もございます)。

幸い、今回はフロアの施工が可能な条件でしたので、「輸入壁紙」と「窓辺のコーディネート」と合わせたトータル・インテリアリフォームをご要望通り実施することができました。

 

 

『主寝室』のリフォーム事例。

輸入カーテン 寝室 豪華

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お客様は、以前のお住まいの際もカーペット工事のご依頼をいただいておりましたが、当社がトータルインテリア・リフォームとコーディネートの専門店であることから、今回はその実績を信頼いただき内装全般のご依頼をいただきました。
こちらは、劇的リフォーム後の『主寝室』の内装の様子です。

 

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『主寝室』のフロアは、元々が「白系」のカーペット仕上げであったため、『敷き詰め施工(グリッパー工法)』による張替えを行いました。

 

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天井と壁面にご採用をいただきました。採用いただきましたのは「アメリカ」性の輸入壁紙のカタログ(メーカーは異なる)です。

 

 

輸入壁紙 マンション 寝室 豪華 高級

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大胆な色柄のカーペットがリニューアルにより新しい土台となりましたので、個性的な「輸入壁紙」のイメージも合わせ易くなりました。

 

 

ご入居後の様子

輸入壁紙 高級マンション

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お客様、オートクチュールの「寝室」の出来上がりです。
居心地の良いインテリアに包まれて、日常の都会での仕事をバリバリ頑張る。
そういうエネルギーのチャージと癒しの場となる「寝室」の在り方はとても素敵だと思いました。

 

『リビング・ダイニング』のリフォーム事例。

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眺望の良い高層マンションの『リビング・ダイニング』もご覧のとおり、一般的な内装仕上げから、劇的リフォームの完成です。

 

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天井は既存のクロスのままとして、壁面をオランダ製の「輸入壁紙」をご採用いただきました。

 

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これはリフォーム前、白を基調とした標準仕様の内装仕上げの様子ですが、「シンプル&モダン」物件であっても、住む方の好みによりインテリアのテイストは変幻自在にイメージチェンジできるということがお解りいただけることと思います。

 

 

ご入居後の様子

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そして、最後にご入居後の様子です。
このように、内装の設えひとつで、お手持ちの「家具」や「照明」を含めたトータルコーディネートの可能性が無限に広がるのがインテリアにこだわる醍醐味だと思います。

 

以上、本日は都内の「高級賃貸マンション」ご入居前の「フロア」と「壁装」のリフォーム事例をご紹介させていただきました。

賃貸物件でも退去時に「原状回復」ができるリフォームですので、貸主様の理解も寛容になってきている昨今の賃貸住宅事情の中で、お声掛けいただくケースが増えております。

次回(PART2)では、本物件において併せてご提案をさせていただきました「窓辺」のコーディネート事例の解説をさせていただきます。 

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
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◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
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◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
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◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
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『第33回 JAPANTEX 2014』が、「東京ビッグサイト」で本日より開催&『部屋mite大賞』受賞のご報告。

2014年11月13日

 

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本日は、今年で33回目の開催を迎えた、

『第33回 JAPANTEX 2014』・(インテリアトレンドショー)

期間:2014年11月13日(水)~11月15日(金)が、本日より、「東京ビッグサイト」東館で開催されています。
出展者数は11カ国・地域より207社500小間。共同開催のジャパンホームショーとの合計では654社、1288ものブース展開となるイベントで、高円宮妃殿下によるテープカットから始まる開会式を経て始まりました。

 

 

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『JAPANTEX(ジャパンテックス)』は、国内最大のインテリア業界の総合展示会として、業界関係者の間では有名で、毎年、全国各地から3万人前後の来場者で会場は賑わいを見せています。

期間中は、多数のインテリア業界関連企業の新作(製品)披露ブースが並ぶだけでなく、催事に並行して「セミナー・スケジュール」として、インテリア業界を代表するクリエーターが様々な講演やトークショーを行い、会場を賑わせています。

 

 
 
 『第7回・第8回・部屋mite投稿大賞』にて、
当社応募作品が、
ダブル「大賞」受賞いたしました。

 

会場内では社団、法人・「日本インテリアファブリックス協会」が主催する、 『第7回・第8回・部屋mite投稿大賞』の入選作品のパネル展示が、「JAPANTEX」の会場内で行われています。

 

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幸運なことに、『インテリア業界関係者部門』において、第7回は、弟の梶川 聡が「大賞」を受賞、今回(第8回)は、梶川 完之が「大賞」を受賞いたしました。また、姉である、平多 千春の作品も今回「入選」させていただきました。

 

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◆『第8回・部屋mite投稿大賞』 ・「大賞」作品

 受賞者:ミツワインテリア・梶川 完之

 

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◆『第7回・部屋mite投稿大賞』 ・「大賞」作品

 受賞者:ミツワインテリア・梶川 聡

 

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◆『第8回・部屋mite投稿大賞』 ・「入選」作品

 受賞者:ミツワインテリア・平多 千春

 

さらに今回(第8回)は、当社でお仕事をさせていただきましたお客様ご自身が投稿された作品も、「入選(10作品)」しておりました。
おめでとうございます!!

 
 
 
 

『インテリア・スタイリングプロ』
主催者依頼・テーマブースでの製作協力。

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当社の、梶川 聡、平多 千春が正会員として所属している、『インテリア・スタイリング プロ』のテーマ展示ブースも会場内に設営されています。

今回の「JAPANTEX2014」の開催テーマは「窓と暮らしを彩るインテリア」で、こちらの、「主催者依頼・テーマブース」でも、毎年「お題目」に沿った課題が与えられています。

今年は、『窓装飾のプランニングにおいて欠かせない、クライアント側からの様々な要望に対する対応を、近年の建築設計の中で増えている事例である、変形窓や特殊窓など、困難な提案環境でのお洒落な解決方法の一例を実際のスタイング事例で示す。』

といった内容のテーマでした。
この様な、時代の潮流に応じたテーマを、新しい技法を交えながら短時間で設営しなければならないため、会員の方々の苦労は大変な様ですが、そこは、専門家の集団。限られた予算の制約の中で、経験と知恵を合わせて取り組みました。

 

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開催前々日から始まった、展示ブースの設営の様子です。
突貫工事とはいえ、頑丈な補強を入れて、しっかりと屋台骨を支えてもらいました。

 

 

『インテリア・スタイリング プロ』
テーマ展示ブース(2014)の様子

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こちらは、『子供部屋』における、採光用の複数の「小窓」の可愛らしいスタイリング事例の様子です。

 

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続いて、『和室』における、縦長「スリット窓」でのお洒落なスタイリングと、「ハイサイド」とも呼ばれる、天井付近に位置する、採光用の「横長窓」でのスタイリングの様子です。

 

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こちらは、写真には写っていませんが、「高所窓」とその下にい位置する「リビング・ダイニング」用のスタイリング事例と、断熱対策の「2重サッシ」窓におけるスタイリングの様子です。

 

 

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 当社の、平多 千春は、「クラシカル」ゾーンのの企画・設営に、今年も協力をさせていただきました。

 

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まずは、チームリーダーの河西さんと山中さんが主体となってデザインされた、大人の『クラシック&エレガント』演出です。

 

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上の写真は、「クラシカル・チーム(3名)」が手掛けた、展示会前日、設営時の様で、下の写真は全ての設営が終わった際に今回の各展示ブースの製作に携わったメンバー全員で撮った記念写真です。
皆様、本当にお疲れ様でした!!

 

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当社の平多がメインとなって取り組ませていただいたのがこちらの「アーチ・ウィンドゥ」です。

近年多い、「オペレーション ハンドル」が張り出した窓でのスタイル提案を、頻繁な開閉にも対応しながら、上部の「アーチ・ウィンドゥ」との調和を考えつ、スッキリとした印象でスタイリングさせていただきました。

   
 
各メーカーのブース見学で、魅力的な新製品の情報を得ながら、インテリアの専門家としての学びの場でもある『第33回 JAPANTEX 2014』はただいま開催中です。
来場者は、業界関係者が主体のイベントですが、これから家を建てる方や、リフォームを計画されている方など、インテリアに興味のある一般の方にもお勧めのイベントです。

 

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ペイント仕上げの「オーダードア」納品事例。アンティーク・ドア風のイメージで。

2014年11月04日

本日のブログでは、既に段階的に、「インテリア塗装」や「モールディング」のリフォームを経験されているお客様より、最終仕上げとして、「建具の新調(交換)」のご依頼をいただきました納品事例をご紹介させていただきます。

『室内ドア』交換前(BEFORE)

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「建具」の新調前のドアの様子です。
既製品の「フラットタイプ」の白いドアが廊下全体で5箇所設置されていました。

 

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こちらは、リニューアル後の廊下の様子です。
「ドア」をアンティーク仕上げ風に交換するだけで空間完全体の雰囲気と色のまとまりが断然違ってまいりました。

 

お客様からのご要望と提案

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ご相談の際に、お客様より添付にて、イメージ画像のご提供をいただきました。
ドアのデザインは、ガラス窓は不要、写真下側のような「框(かまち)」をガラスの代わりに上下に配置したデザインをご要望いただきました。
また、仕上げ色は写真のような深い「紺色」採用しつつ、刷毛(ハケ)塗りで仕上げることにより、アンティーク風の味わい深いペイントの表情を出すことになりました。
ドアノブは「黒」を使用して、紺色のペイントと調和する深みのある仕上げを目指しました。

 

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こちらは、提案イメージ段階段階における、ドアの寸法図(レイアウト)イメージのアウトラインの様子です。

 

 

納品の様子と仕上げ

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塗装を含む製作が終わった、現地での搬入設置時の様子です。
まず既存のドア枠を、サンディングしたうえで建具と同色のペイントで塗り上げ、フレーム枠に統一感を持たせました。

今回は、特に支障がなかったので、丁番は既存の位置からズラすことなく再設置しました。
ドアノブの取付を行い、設置完了です。

 

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濃淡をつけた同系色に揃えることにより、お客様から劇的にりニューアルされたという満足の言葉をいただきました。
ご相談当初は、漠然と建具の表情と配色に違和感を感じていたとのことでしたが、この様にお客様の好みに合わせた空間として再生されると、顕在的に感じていた違和感が明確になり、そしてリニューアルに対しての納得へと変わったとのことです。

 

当社では、トータルリフォームの一環として、しばしば「建具」の交換も行っています。
枚数がまとまれば、「建具」のみのオーダーも承っておりますので、詳細はご相談下さいませ。

 

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「ワンルーム・マンション」の『洋風スタイル』リフォーム事例。

2014年09月07日

新宿区の「ワンルームマンション」の入居前リフォーム事例です。

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今回は、白やアイボリーを基調色とした、欧米風インテリアリフォームのご依頼をいただきましたので、「モールディング」や「収納スペース」、「建具」の造作提案もさせていただき、壁紙とコルクタイルなどのカラーコーディネートを交えながらご提案と施工をさせていただきました。

 

現地打ち合わせ時の様子。

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上の写真が、入居前のミニキッチンと収納、及びワンルームマンションの内装のの様子です。

今回、キッチンエリアに、コンパクトサイズの冷蔵庫と、新たに洗濯機の収納スペースを確保するように収納を装飾性豊かに造作させていただきました(冒頭の完成写真部分となります)。

 

メインとなった提案部分。

 

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全体のレイアウトと併せて、「収納」、「建具」のサイズの提案・確認を行う際の打合せ資料となります。

 

リフォーム後(After)の様子。

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多少の仕様変更を経て、最終的に完成した作品がこちらです。
当初とは見違える激変にお客様からも大変ご満足をいただきました。

 

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こうして、インテリアとしての内装も、ヨーロピアンテイストにイメージチェンジされ、ホテル仕様の、快適な「ワンルーム・マンション」へとリフォームされました。

東京都 新宿区 ワンルーム・マンション リフォーム事例

 

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代表的なフランス『トアレ 柄』の1つ、「Bird Swirl」パターン。「輸入壁紙」施工事例。

2014年07月22日

本日は、都内マンション入居前、「主寝室」でのインテリア・リフォームにおいて

英名:『toile = トワレ』,

仏名:『Toile de Jouy:トワル・ド゙・ジュイ』

柄(パターン)の『輸入壁紙』をご採用いただきましたので、
施工レポートと共に、『トワレ柄』の歴史と「パターン(柄)」の特徴についてご紹介させていただきます。

 

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今回ご採用いただきました、

『Bird Swirl』パターンの、『トアレ柄』壁紙  施工後の様子です。

 

『トアレ柄 』とは?

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仏名: 『Toile de Jouy=トワル・ド・ジュイ』

『トワレ』柄の仏名、『トワルドジュイトワルドジュイ』は、18世紀頃フランスにおける、ロココ調絵画を思わせるデザインが多いのが大きな特徴で、

 

(1)「人物・風景」
18世紀の人物(村人、貴族)がデザインに入った「田園風景」が中心となって描かれているパターン柄で、ロココ調の絵画ををアレンジしたようなデザインも多く見受けられます。

 

(2)「植物と鳥」

「トワレ柄」における、「植物と鳥」のデザインの構成する要素には、「植物、花、鳥」といったメインデに、「花かご」、「蔦(つた)模様」、「リボン」などが添えられて描かれています。

 

(3)「神話」

(4)「天使」

(5)「シノワズリ」

シノワズリ」とは、17世紀後半から19世紀初頭にかけてのヨーロッパの美術における中国趣味のことで、ロココ様式と融合して建築・家具・装飾などにとり入れられ、代表的なものにも陶磁器の流行が挙げられます。

などのパターンに大別されモチーフになってデザインされています。

 

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 また、主に2色使いを中心とする、布のデザインに端を発し、以来、今日までこのモチーフにのっとった、「フランスの伝統的なデザインがアレンジされ、様々な「ファブリック」や、「壁紙」、そして「ファッション」の世界にまでとしてインスパイアされ、現代的なアレンジや表現方法が発信され続けられています。

 

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18世紀フランスの伝統柄という知識がなくても、この個性的なパターンを見たことがある方は多いと思われます。

現在でも、フランスでは、「ロマンティック」、「トラディショナル」、「カントリー」といった、インテリアのスタイル表現の中に積極的な採用されていて、世界中に多くのファンが存在しています。

 

『Bird Swirl』パターンとは?

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今回ご採用いただいた『トワレ』柄の「輸入壁紙」は、アメリカ製の紙製壁紙です。 52cm×10m/ロールの梱包内容ので、「紙製」壁紙ですが、ビニールコーティング仕上げをされているため、軽い「水拭き掃除」等のメンテナンスは可能です。

『Bird Swirl』は、「トワレ」柄のパターンで言うところの、「植物と鳥」モチーフのものですが、「Swirl」の意味する「渦を巻く」という、パターンは世界的なデザインのリサーチから考察から見ると以下の様なイメージの画像が主に現わされています。

 

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現代的なデザインではありますが、明らかに『トワレ』柄の影響を土台としたものとして位置づけられています。

 

 

『トワレ』 柄壁紙のインテリア・コーディネート。

現在、欧米で根強い人気を誇る、『トワル・ド・ジュイ=トワレ』の、ファブリックや壁紙の多くは、 18世紀当時のデザイン(美術館などで貯蔵されている当時のオリジナルデザイン)からヒントを得て、やや現代的な流行を踏まえて、「Re・デザイン」されたものが主流です。

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トアレ柄・『ファブリック』の縫製展示品

当社では、トワレ柄の『輸入壁紙』のカタログ以外にも、『ファブリック』縫製品もご用意しており、幅広いコーディネートのご提案をさせていただいております。

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トアレ柄による、『主寝室』の壁紙の完成。

それでは最後に、欧米で根強い人気を誇る、『トワル・ド・ジュイ=トワレ』柄による、『輸入壁紙』の仕上がりの様子をご覧ください。

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以上、本日は、都内マンション入居前・『主寝室』における、

英名:『toile = トワレ』,

仏名:『Toile de Jouy:トワル・ド゙・ジュイ』

柄(パターン)の『輸入壁紙』施工レポートを、その歴史背景と簡単な解説を交えてご紹介させていただきました。

 

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マンション引き渡し後の「内装リフォーム」と「造作・建具」の新設施工事例。

2014年06月25日

 本日のブログでは、昨日ご紹介いたしました、『リビング・ダイニング』編に引き続き、マンション引渡し後に「壁装と建具」仕上げを実施した、「インテリア・カスタマイズ」事例の後編、『玄関・廊下』、『主寝室・書斎』、『その他の居室』編をご紹介させていただきます。

港区 マンションリフォーム事例

男の書斎のインテリア

 


『玄関・廊下』エリアの「Before~After」。

「玄関・廊下」のリフォーム Beforr~After

まず、最初に「カスタマイズ・リフォーム」完了後の「玄関・廊下」エリアの内装の様子をご紹介させていただきます。

「マンション・内覧会」時の状態では、「洗面所」と「子供部屋」の内装については標準仕様にて仕上げられておりましたが、「カスタマイズ・リフォーム」を実施するエリアに関しては、仕上げを行わずに、下地までの仕上げでの内見となっておりましたので、引き渡し後のリフォームに向けて、各居室で個別の仕上げ材の選定とコーディネートの打合せを行い、最終的な施工にあたりました。

 

(1)『塗装下地』専用壁紙の選定。

ルナファーザー 741

『玄関・廊下』と『主寝室(書斎側)』の壁装では、『LD』同様に、フラットタイプのさらりとしたテクスチュアと強靭な繊維質の組成により、従来型の、「石膏ボード」の上に直接塗装をして仕上げる『ドライ・ウォール』工法を上回る仕上がり強度と演出効果を発揮する、『塗装仕上げ専用・フリース壁紙』を、インテリア・ペイント仕上げの下地用壁紙としてご採用いただきました。


この「フリース繊維」の壁紙に塗料が浸透することにより、壁面の「クラック(ヒビ割れ)」を予防する強靭な壁装面を作ることができます。

 

(2)『インテリア・ペイント』の選定。

Sharwin Willams インテリアペイント

「玄関・廊下」の壁面及び、「主寝室」と間仕切壁でセミ・セパレートされた「書斎エリア」の壁装仕上げには、LDと同じ作業工程にて『インテリア・ペイント』による仕上げをご採用いただきました。

 

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Serwin Williams(シャーウィン・ウィリアムズ) 「SW6244(Naval)」

今回、「玄関・廊下」と「書斎エリア」でご採用いただきました仕上げ材の『インテリア・ペイント』には『Serwin Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)』の1268色のカラーラインナップの中から、SW6244(Naval)」と名付けられたカラーをご採用いただきました。
「Naval」は、「Navy」の形容詞で、「navy blue」は、濃混色を意味します。

 塗装の「艶感」は、『マット(艶なし)』もございますが、今回も「リビング・ダイニング」同様、メンテナンス性の良い、『エッグ・シェル(3分艶)』をご採用いただきました。

 

 

(3)『装飾モールディング』の選定。

モールディング施工 マンション

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「玄関・廊下」エリアにでご採用いただきましたのは、75mm×35mmサイズの「アユース材」・装飾モールディングです。

 

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ちなみに、今回、「玄関・廊下」の天井と壁面の境界にご採用をいただきました『装飾モールディング』は、天井高が高く間取りの広い「リビング・ダイニング」でご採用いただきました、150mm×150mm・「4段形状」の大ぶりなサイズのデザインより、居室の特性に合わせてダウンサイジングしたものをご提案させていただいております。

 具体的には、「3段形状」で通常仕様の形状サイズが「75mm×30mm」のモールディングを反転させて、「横使い(30mm×75mm)」で設置したアレンジ施工となっています。
LDより天井高の低い「玄関・廊下」エリアの構造上の問題と、天井と近接している開口ドアとのクリアランスの関係を考慮したうえで、全体のまとまりを意識したコーディネートを心掛けました

この様に、一般的に、集合住宅の廊下や洗面所、トイレなどは、通常の居室よりも天井高が低く設計されていますので、モールディングの選定の際は、間取りの大きさと天井高に配慮して材料を選定する必要がございます。

 

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こうした工夫の結果、ご覧の様に、天井高の低いエリアでも、LDとの調和を図って、ステップ・デザインの装飾モールディングをコーディネートすることができました。

 

 

(4)「主寝室」に『ウール・カーペット』の施工

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「主寝室」は、日常の疲れを癒し心身のリラックスを図る大切な空間です。

こちらの施工事例では、フローリングを傷めず、部屋全体にカーペットを敷きつめる、当社オリジナルの「置き敷き」施工により、将来的にフローリングへの原状回復が手軽に出来つつ、現時点でご要望のラグジュアリー感の味わえるフロアリニューアルを行いました。

足触りが良く、四季を通じての適度な調湿機能を持つウール・カーペット敷きは、ソフト・フロアを愛用されるお客様からご要望の多い、マンション・リフォームの中のリクエスト施工です。

 

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「主寝室」の置き敷きカーペットには、アスワンの『アスベルク』・色番:(BER05)をご採用いただきました。

全厚:9mmのループタイプで、パイル長:7mm・6mm・5.5mmの3段階の「ハイ&ロー」ループが特徴のウールカーペットで、耐久性もあり、ホテルの客室など土足歩行をされるインテリアシーンにも使用可能な高品質カーペットです。

 

 

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『ウールカーペット』、『インテリア・ペイント』、『装飾モールディング』でコーディネートされた、『主寝室(間仕切壁を挟んで奥に「書斎」があります)』完成後の様子です。

 

 

(5) 「書斎エリア」の小窓は、『ウッド・シヤッター』で演出。

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こちらは、ご入居後の「書斎エリア」にある小窓の様子です。

 

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「間仕切壁」によって、『寝室』側と通路でセパレートされた「書斎エリア」の壁装は、廊下と同じ濃紺色の『インテリア・ペイント』で仕上げました。
上の写真は、ウッドシャッター設置前の、既存の窓枠下側「化粧枠」が張り出している、標準仕様の仕上げ過程の様子です。

 

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ダイニングの小窓でも同じ仕上げを行いましたが、窓枠下側「化粧枠」の張り出し厚に合わせて、ウッドシャッターを設置するための「四方枠」下地を調整した様子です。

 

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そして、「真鍮製」の「丁番と取手」を組み合わせて、オーダーメイドの『ウッドシャッター』を小窓に設置いたしました。

 

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『ウッドシャッター』の調光は、中央のバーの上げ下げで調節いたします。

 

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『ウッドシャッター』は、調光以外にも、「開閉」・「換気」などを自由に行う事ができます。

 

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こうして、お客様の居心地の良い、『ウッドシャッター』と「ネイビー・ブルー」の壁装が調和した、洒脱な『書斎』のインテリア・シーンを設えました。

 

 

(6) 『室内ドア』の製作。

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室内ドアの「丁番」には、「掘商店」の『オリーブナックル丁番(BF)真鍮色』を採用して、ドアの「レバーハンドル」は全体的な馴染みの良いアイテムを合わせました。

 

置き敷きカーペット 施工事例

また、「LD」と「キッチン」の境界にある、大理石廊下側の外開きドアには、、、

 

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れまたこだわりの感じられる、「掘商店」の真鍮製・スプリング式 ドアストッパーをご採用いただきました。

 

 

(7) 収納『クローゼット・ドア』の製作。

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主寝室」とは、反対側にある廊下の突き当たりに位置する、「LD」右側の廊下部分は、2つの「子供部屋」のエントランスとなるデザインホールがあり、ホール入口の右側に『収納・クローゼット』用のスペースが割り当てられていました。

 

造作 クローゼットドア 

こちらが、「子供部屋」のホール手前にある、収納「クローゼット・ドア」の設置の『Before~After』の様子です。

 

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左側が「出隅」コーナーとなっている「クローゼット・ドア」の上を走る装飾モールディングが、意匠性の良い上品な「上飾り」となっています。

 

 

(8) 「洗面・脱衣所」の洗濯機置場を覆う『ルーバー折戸』

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室内ドア 造作建具

こちらは、「洗面・脱衣所」入口ドアの「Befire~After」の様子です。

 

洗面所 ルーバードア

ルーバードア 丁番

中に入ると、洗面台と鏡の背後に「洗濯機」の配置スペースがありましたので、意匠性と機能性を考慮して、換気に配慮した『ルーバー・ドア』を製作いたしました。

 

以上、昨日ご紹介致しました、『リビング・ダイニング』のカスタマイズ編に続き、本日は、マンション引き渡し後にカスタマイズ製作を行いました、『玄関・廊下』、『主寝室』、『洗面所』、『子供部屋』における、こだわりの「内装」と「造作建具」の新設施工事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

当社・「モールディング」の特集ページ
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当社・「インテリアペイントによるリフォーム」の特集ページ
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  • at 10:56 PM
  • posted by 管理者

引渡し後に「壁装と建具」仕上げを実施した、新築マンション入居前の「インテリア・カスタマイズ」事例(LD編)。

2014年06月24日

 本日のブログでは、引渡し後に「壁装と建具」仕上げを実施した、新築マンション入居前の「インテリア・カスタマイズ」事例の『リビング・ダイニング』編をご紹介させていただきます。

「内覧会」でのお打合せの様子と「内装材」の選定。

マンション内覧会でのリフォーム打合せ。


こちらは「マンション・内覧会」時の引き渡された内装の様子です。

天井と、フロアの内装は仕上げられておりましたが、「壁装」と「建具」については、これからの打合せで決めて行くため下地(建具は一部を除いてなし)の状態で仕上げられていました。

そしてこの状態から、個別の仕上げ材の選定が始まりました。

 


「インテリアカスタマイズ」後のLDの様子。

オーダーカーペットとブリックレンガの施工。

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東リのカーテンをご選定。

今回の本事例は、マンションの工事中の段階の早い時点で、お客様が交渉先の販売会社と丁寧な取り交わしを経た結果、実現が可能となった希少な事例です。

交渉内容が許可される事例は、販売会社によっては、絶対駄目な場合と、寛大な配慮をいただける場合に分かれますが、一般的には安易には許可をいただけません。

「戸建住宅」と異なり、「集合住宅」であるマンションの場合は、他の住民の方との生活にも関わりがある事なので、内装仕上材の選定は、「消防法」に規定する、不燃(準不燃)材を使用し、「国土交通省」の定める『F☆☆☆☆(フォースター)』基準(ホルムアルデヒドを発散する建材の発散量の等級)をクリアしたものを使用すれば法律上、問題はありません。

また、集合住宅の場合は、明らかに「遮音」の性能を低下させる内容の内装仕上げものであってはいけませんが、今回の様に各方面の法規の定めに満足する内容に配慮しつつ、更に「遮音性能の向上」にも繋がる「インテリア・カスタマイズ」でしたので、許可をいただくことができ、その後当社に「内装・造作工事」をご依頼をいただく事になりました。

 

それでは、今回の「インテリア・カスタマイズ」の組合せを以下にご紹介させていただきます。

 

 

『塗装下地』専用壁紙の選定。

 

ルナファーザー フリース壁紙

 

まずは、今回の内装工事では、「ビニール壁紙」を使用せずに、欧米テイストで、強固で耐用年数の高い「フリース繊維」素材の『塗装下地用壁紙の中から、間接照明などとの相性の良い、「フラット・タイプ」のテクスチュアをお選びいただき、その仕上げ材の上に塗装仕上げをすることになりました。

この高強度の「塗装仕上げ専用・フリース壁紙」に塗装をすることによって、塗料が繊維に浸透し、更に強靭な下地を作ることができます。
従来型の、「石膏ボード」の上に直接塗装をして仕上げる『ドライ・ウォール』工法の欠点である、ボードの繋ぎ目部分の「クラック(ヒビ割れ)」が劇的に解消されるというメリットがあるということと、将来的に重ね塗りをするリフォームの簡易性と、それによる下地の更なる強化が期待できるという特徴がこの工法の長所として挙げられます。
 

『インテリア・ペイント』の選定。

インテリア ペイント 施工事例
 

LDの「造作・室内ドア」を境に、右側が「キッチン」となっており、今回は、LD側を『インテリア・ペイント』仕上げ、キッチンエリアは、色の系統を合わせた「ビニール壁紙」仕上げとして、「カーペット」と共にセパレートして仕上げました。

『Serwin Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)』 「SW6378(Crisp Linen)」

今回の、「壁装工事」で使用した仕上げ材の『インテリア・ペイント』は、全米NO.1のペイントメーカーとして知られている、『Serwin Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)』の1268色のカラーラインナップの中から、「SW6378(Crisp Linen)」と名付けられたカラーをご採用いただきました。

 
 トミタのモールディングを施工。
 

塗装の「艶感」は、『マット(艶なし)』もございますが、今回は、『エッグ・シェル(3分艶)』をご採用いただいております。ちなみに、「艶」のグレードは更に、『セミ・グロス(半艶)』、『グロス(全艶)』と続きますが、間接照明等の効果をインテリア演出に効果的に使用されたい場合は、『マット(艶なし)』又は卵の殻程度の艶感をイメージして、マット塗装よりも拭き上げなどのメンテナンス性に優れた『エッグ・シェル(3分艶)』をご採用されるケースが多いです。

 


『ブリック・煉瓦』と『ウール・カーペット』の施工

 

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こちらは、お客様所有の「TV収納用・家具」が映える様にコーディネートさせていただいたエリアの施工前の様子です。

フローリングの上に、高級ホテルライクのしっかりとした『カーペット』を敷き、収納エリアの背面に、家具を引き立てるアクセントとして、ドイツ製・『輸入・ブリック煉瓦』を1面貼りして、全体のメリハリを表情豊かに整えることになりました。

 

 
 スミノエ ガバナー TF( GOT-100)をご採用
 

「リビング・ダイニング」の置き敷きカーペットには、現地にて、サンプルを置いてご覧いただいた結果、最高級のフェルト糸使った「ビッグループ織り」のカーペットである、 スミノエの『 ガバナーTF( GOT-100)』をご採用いただきました(写真右は、GOT-200番色)。

全厚:14mmのパイルタイプで、パイル長:9~12mmの「ハイ&ロー」ループが特徴のこのカーペットは、遊び毛のでにくいフェルトヤーンを使い、耐久性にも優れた高級カーペットです。
単色のビッグループとバーバー調のミックス糸が互いにアクセントとなり、ナチュラルな高級感醸し出しています。

フェルト糸の膨らみと隙間のないパイルの打ち込みにより、弾力性のある豊かな踏み心地をご実感いただける逸品とも言えるカーペットです。

 

ブリックレンガ 「ジャーマン ハードブリック フラット」

収納エリアの「アクセント・ウォール」として、今回ご採用いただきましたのは、ドイツ製のブリックレンガ・『ジャーマン ハードブリック フラット』です。

レンガの品番は、SH-70353(ベージュ系・ダークブラウンフラット)をご採用いただきました。

こちらのレンガは、1250℃の高温で3日間も焼成し製造されております。そのおかげで3~5%の低吸水率を実現する、頑丈な仕上がりとなっています。
フォルクスワーゲンの本社工場の外壁に採用されるほど、デザインと頑丈さのイメージは群を抜いたブリックレンガです。

 
 
 

SH-70353(ベージュ系・ダークブラウンフラット) 施工イメージ

『ウールカーペット』、『ブリック煉瓦』、『インテリア・ペイント』、そして次にご紹介する、『装飾モールディング』でコーディネートされた、完成後と、ご入居時のインテリアの全体イメージです。

 

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ご入居後は、TVが収納されているとは思えない素敵な家具と、ディスプレイが施された、素敵な奥行きのある空間になりました。 

 

 

『装飾モールディング』の選定。

 

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今回、天井と壁面の境界にご採用をいただきました『装飾モールディング』は、4段式の階段の様な形状のスタイリッシュなデザインをご選定いただきました。

 

トミタ ベルギー製 『装飾モールディング』 Arstyl Z51

ご選定いただきました『装飾モールディング』は、ベルギー製の「Arstyl Z51」というデザインです。

 

『装飾モールディング』 Arstyl Z51施工イメージ

 

ご覧の様に、15cmの高さと奥行で、ステップ・デザインの遠近感と陰影を「モダン・スタイル」に表現する、やや大き目のモールディングでしたが、「構造梁」のあるマンションの空間の中では、梁の立体感を上質に整える効果を感じられることが出来ました。

 

 

 造作『ウッドシヤッター』のオーダー製作。

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 こちらは、ご入居後の「ダイニング・エリア」のインテリアの様子です。

 

 

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「引き渡し」時の状態は、この様な状態でした。

このままのシンプルなサッシの状態で、普通のビニール壁紙で仕上げた標準的なイメージは、容易に想像がつくかと思いますが、今回は、ダイニングの「小窓」に『ウッドシャツター』を設置して個性的な窓辺の演出を試みました。

 

 

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まず、造作家具の職人の方に、お客様のイメージを形にした『ウッドシャッター』を作っていただき、「真鍮製」のこだわりの「兆番や取手」を組み合わせて仕上げることになりました。

 
 
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伝統ある「掘商店」の『オリーブナックル丁番(BF)真鍮色』はお客様のこだわりのリクエストです。

 

掘商店 オリーブナックル丁番(BF)真鍮色」 採用イメージ

ウッドシャッター 開閉

『ウッドシヤッター』にコーディネートしたお気に入りの部品と窓の枠組みを設える事によって、ご覧の様に、個性的なダイニング窓辺が出来上がりました。

 

 

ご入居後の「ダイニング」側の様子。

造作 ウッドシャッター

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ご入居後の家具のレイアウトで、ダイニング側の小窓がより一層素敵に演出されました。

 

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ピクチャーレールで飾られた幅広の「鏡」に煉瓦を貼った収納エリアが映り込み、空間を広く美しく魅せています。

 

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こうして、お客様にご満足をいだける、オートクチュールの『リビング・ダイニング』が出来上がり、無事入居が終わりました。

 
***次回予告***
 
港区 高輪 新築マンション 施工事例

次回は、こだわりの『玄関・廊下』『主寝室』編をご紹介させていただきます。

 

 

◆当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆当社・『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

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