Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: シェード(その他)

調光できるバーチカルシェード。WISの『スアベ』納品事例。

2024年03月15日

WIS スアベ バーチカルシェード 

こちらは、採光カーテンとボイルレースの機能を併せ持つ調光バーチカルシェードとして知られるWISの『スアベ』採用事例です。

 

バーチカルシェード『Suave(スアベ)』

Suave スアベ 価格 取扱店 販売店 東京 神奈川

Suaveは、スペイン語で“しなやか”という意味で、1枚ずつ独立したルーバーの回転で調光を行うバーチカルブラインドに、繊細な曲線美と透明感を持つボイル調レースの表情を組み合わせた、特有の「Uの字」形状の意匠と機能性が魅力の製品です。

 

スマートドレープシェード ルミエ 展示 比較

参考までに『スアベ』の関連製品として、当社でも展示品のご用意がある、ノーマンの『スマートドレープシェード』やタチカワブラインドの『ルミエ』があります。

 

これら製品はルーバーピッチが 約9.5cmで、通気性に優れた編みレースとウエイトを持たせない裾仕様により風の抵抗をかわし易い軽やかな機能性を持っています。

これに対して、『スアベ』は密度のある約3倍ヒダ相当(※8cmピッチ)の曲線美を持った織りレースである点と、ルーバーの両端にウエイトを含ませた構成のため、風に対する機能性は劣りますが、その分シースルーの高級感に特化させた製品となっています。

また、手動製品では製品幅:W3000mmまでしか対応しない(※電動製品はW4000mmまで対応)等の制約がありますが、その条件内の窓辺において近年引き合いが増えてまいりました。

 

こちらは採寸時の様子。

吹抜けの足場があるうちに現調・採寸を行い、窓の形状を考慮した壁面付で設置することになりました。
(※製品設置はお引渡し後に高所足場を設営して納めています。)

 

Suave スアベ 夜 見え方

Suave スアベ 吹抜け窓 事例

午後からの納品であったため、施工写真は日没直後のものとなってしまいましたが、日中であれば参考事例の様な程よい透明感の感じられる優雅な窓辺となります(※参考事例の採用色はオフホワイト)。

 

スアベ アイボリー 事例

本事例での採用色は02/ivory(アイボリー)で、日中はオフホワイト寄りの表情になりますが、夜間は電球色との馴染みの良い温かみのある表情をお楽しみいただけます。

以上、本日は調光バーチカルシェードの逸品、WISの『スアベ』をご紹介させていただきました。

 

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ログハウスでおすすめの窓回り品。スマートドレープシェード、ローマンシェード案事例。

2024年01月26日

本日は、ログハウスでの窓回り提案事例をご紹介されていただきます。

ログハウスとは

「ログ」とは丸太を意味し、本場の北米でログキャビンやログホームと呼ばれているものを日本では『ログハウス』と呼んでいると言われています。

ログハウスは、一般的に丸太を積み重ねた強靭な壁と窓や扉をつけたシンプルな構成になっており、 日本古来の校倉造りに似ています。
そのため空間を仕切る壁配置の自由度が高く、また傾斜の強い三角屋根の特徴を活かし、2階の屋根裏スペースに居室や収納レイアウトするなど、他の木造住宅とはひと味違った間取が作れるといった特徴があります。

 

今回うかがったお客様宅では、窓枠の隅に飾り材が張り出している分、窓回り品を設置する場合はこの干渉を考慮した納めが必要でした。

また、開き戸「ドレーキップ」と呼ばれる内倒しもできる換気窓に対応する窓回り品のご提案をさせていただきました。

 

出入ドアには「スマートドレープシェード」をご提案

ログハウス カーテン おすすめ 人気

出入ドアでご採用いただいたのが、ノーマンの「スマートドレープシェード」

近年、当社でも施工実績が増えている人気商品で、詳細はこちらでも解説しておりますが、美しい意匠と手軽な操作性が特徴。

 

ログハウス スマートドレープシェード

ログ(丸太)を思わす、おおぶりな半円状のシェードがが違和感なく空間に溶け込んでくれています。

 

採用生地は防炎生地の「プレーン」よりF3121(ホワイト)。

 

スマートドレープシェード 正面付

窓枠の飾り材とルーバーの干渉を考慮して、ふかし材として併用したのが天井付用の木製スペーサー(50mm)す。

正面付対象のスペーサーではないので、取付の際に多少の工夫が必要ですが、ホワイトの部品色とは相性が良く、すっきりと納めることができました。

 

シェードの納めは、暖炉側への干渉を避けてドアの左側にシェードの溜まりを逃すこともできる両バトン仕様としています。

 

ログハウス バーチカルブラインド おすすめ

暖炉の近く カーテン

シェードの調光は操作バトンの回転で180°行えるため、レースからカーテンへの切り替えも自由自在です(※こちらの生地はレース&採光生地の組合せですが、遮光生地との組合せも選択可能です)。

 

ドレーキップ窓にはローマンシェードをご提案。

続いて、ログハウスで採用されることの多い、内倒し内開きの換気ができるドレーキップでは、左右それぞれの窓枠にローマンシェードをご採用いただきました。

ドレーキップ窓 カーテン おすすめ

内倒し換気を行う際は、シェードを引き上げてお使いいただく方が良いですが、内開きの際は自由な調光でシェードをお使いいただけます。

 

ドレーキップ窓 ローマンシェード

またダイナミックな窓枠のフレームの中にローマンシェードをお気に入りのデザインとの組合せで取付けることで、絵を飾っている様な雰囲気にもなりインテリア性にも優れたコーディネートとなります。

以上、本日はログハウスでの窓回り品ご提案事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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ノーマンのスマートドレープシェード。L字コーナー窓での採用事例。

2023年12月19日

ノーマン スマートドレープシェード マンション コーナー窓 事例

本日は、NORMAN(ノーマン)の『スマートドレープシェード』を、L字コーナー窓を含む3か所の出入窓にご採用いただいた事例をご紹介させていただきます。

 

マンション・リノベーション前のご相談

まずこちらは、現地お打合せ時の窓状況。

中古マンションを購入されたお客様がご入居前にリノベーション・リフォームを行うにあたり、完成後の窓辺に『スマートドレープシェード』を採用したいというご要望をいただきました。

 

LDには開口幅4.7mの掃出窓と2か所の出入ドアがあり、3か所全ての取付位置が天井埋込のカーテンボックス形状になっていました。

また、L字形状になっているコーナー部分にはカーブレールではなく直線レールが取付けられている納まりとなっていて、スマートドレープシェードもこれに準じた納めにすることになりました。

 

 

カーテンボックスの深さと奥行きを確認。

『スマートドレープシェード』をご提案する際、一番最初に行うのが製品取付方の確認です。

スマートドレープシェードは「壁面付」「天井付」「カーテンボックス」付けの全てに対応しますが、設置に必要な製品クリアランス(※有効奥行き)が210mm以上と、一般的なカーテンボックスの奥行き(※目安としてD150mm)より多く必要になるため、特にボックスの前垂れが存在する設置環境においては、前垂れの深さが44mm以上となる場合はスペーサーの併用が必要であることを想定したご案内が必要となります。

ちなみに、有効奥行きというのは、窓枠の張出し等を含めない奥行き寸法のことで、こうした障害物を考慮しないと、ルーバーの開閉操作をする際にルーバーの後ろ側が窓枠に引っ掛かる場合がありますので、この点も注意します。

 

こちらは事前シュミレーションによる検証イメージで、右の写真が窓枠の張出しを含めない有効奥行きと製品配置の関係性となります。

今回の事例では、L字コーナー右側・出入ドア上ボックスの有効奥行きがD210mmあり推奨値を満たしていましたが、コーナー左側・掃出窓のカーテンボックスは有効奥行き150mmとなっていたため、150mm側の納めに注意が必要でした。

 

 

ノーマン スマートドレープシェード 出入口 

この場合の注意点というのが前述したカーテンボックス前垂れの深さで、こちらの事例では深さ45mmと結構浅いボックスでしたが、製品レール厚が44.4mm、レール下部からルーバー上部までのクリアランスが2~3mmとなっていたため、段差解消用スペーサーの併用も視野に入れたご提案をさせていただき、結果的に併用せずに無事納めることができました。

 

 

『スマートドレープシェード』の開き方と製品幅

スマートドレープシェード L字 コーナー窓 連結仕様

スマートドレープシェード 片開き 納まり

『スマートドレープシェード』は片開きのバトン操作が標準仕様ですが、オプションで両バトンタイプを選択することが可能で、今回、L字コーナー窓では長辺側を両バトンタイプ、短辺側の出入ドア側を片バトンタイプで納めています。

 

また、製品単体の最大製作幅はW2400mmまでとなっているため、今回幅4.7mの長辺側ではヘッドレール連結機構を採用して納めました。

ヘッドレール連結機構のメリットは最大幅7.2m(※連窓スタイルで最大14.4m)の大開口窓を1つの製品で納められるということと、これまで長尺製品の課題だった、「輸送コストの問題、レールがマンションのエレベーターに入らない、廊下から玄関内に搬入できない、玄関から室内に搬入できない」等の運送搬入に関する課題を解決する機能性にあります。

 

コーナー窓 スマートドレープシェード マンション 見え方

スマートドレープシェード コーナー窓 隙間 勝ち負け

L字コーナー部分の調光イメージはご覧の様に、左右のルーバーを垂直に立たレース全開時にコーナー部の隙間が最小になり、その他、状況に応じて左右のルーバー角を任意に傾けた場合のコーナーイメージはご覧の様になります。

 

独立した出入口側は、両開きのカーテン&レースから片開きのスマートドレープシェードへリニューアルされましたが、フロアもフローリングから大理石調の仕上げに変わったことにより、窓回りの印象も随分と変わりました。

 

生地と部品色の組合せ。

スマートドレープシェード パシフィック コットンウッド

最後に、今回ご採用いただきました、生地と部品カラーの組合せのご紹介です。

スマートドレープシェード レールカラー バトンカラー

生地は、ナチュラルなレースの表情が美しい採光防炎生地の『パシフィック』より、壁の色調に馴染みの良いコットンウッド(FT1343)をご採用いただき、オプション・部品カラーのライトブロンズの組合せで納めています(※ライトブロンズは2024年2月で取扱い終了となりました)

リノベーションのコンセプトにも合致した上質なカラーと、洗練されたスタイル美と機能性が味わえる窓辺が仕上がりに、お客様からもご満足いただくことがでました。

以上、本日は、ノーマン・『スマートドレープシェード』の納品事例を、L字コーナー窓での納めを中心にご案内させていただきました。

 


 

***当社展示品のご案内***

スマートドレープシェード スアベ 価格 比較

ミツワインテリアでは、スマートドレープシェードを始め、他社の代表的なバーチカルシェードや縦型ブラインドを展示品でご用意しています。

 


 

スマートドレープシェードに関しては現地商談用・小型現物サンプルのご用意もございますので、窓環境に応じたより具体的な納めご提案も可能です。

スマートドレープシェード プレーン 展示品 現地打ち合わせ

スマートドレープシェード L字 コーナー窓 展示

採光生地は、防炎生地の『プレーン』をF1321(ホワイト)とF1329(ライトグレー)の2配色をご用意して、コーナー窓での提案にも対応しています。

 

 

スマートドレープシェード 遮光 ストライプ 取扱店 価格

スマートドレープシェード 遮光 展示品 現地打ち合わせ

遮光生地は、防炎生地の『ストライプ』をF1351(ソフトホワイト)とF1353(オリーブアッシュ)の2配色をご用意して、窓辺の遮光性の確認をいただけます。

詳細はお気軽にご相談ください。

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関連情報

スマートドレープシェード 連窓

スマートドレープシェード 連結仕様 マンション

今回はノーマン『スマートドレープシェード』のカーテンボックス付・施工事例をご紹介いたしましたが、壁面付天付連窓スタイルの施工事例をご覧いただきたい場合は、以下の事例も併せてご参照ださい。
https://mitsuwa-i.com/blog/2022/04/25

 

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タチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」。製品の特長と他社製品との比較。

2023年10月01日

タチカワ ルミエ 電動

本日ご紹介する展示品は、タチカワブラインドの調光ロールスクリーン『ルミエ』です。

『ルミエ』は開閉昇降型の調光ロールスクリーンに属し、類似製品としてこれまで、ハンターダグラス『シルエットシェード』、WIS『FUGA』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『トクーシュ』があります。

当社でも全メーカー製品の展示品をご用意していますが、競合する大手メーカーで一番最後に発売されたのが今回の『ルミエ』で、手動タイプ電動タイプの展開があります。

本ブログでは、他社製品との比較を交えて『ルミエ』の特徴をご紹介させていただきます。

 

調光ロールスクリーン『ルミエ』の特徴

『ルミエ』のレース高は約65mmピッチで、これはハンターダグラス『シルエットシェード』の3インチ生地同等の広幅生地に属します。

製作対応サイズは、最小:W250mm(※電動製品はW400mm) × H300mmから最大:W2800mm × H3300mmまでの幅広い窓に対応しています
(※製作可能な幅:高さの比率は1:6以下)。

 

『ルミエ』の生地バリエーション

『ルミエ』の生地バリエーションは採光生地の「ウェール」(6配色)と「シャリエ」(3配色)、遮光1級スラットの「ウェール遮光」(4配色)の合計3アイテム13配色のラインナップで、当社でも各生地の展示品をご用意しています。

 

 

 これまで遮光生地の展開があるブランドは、ハンターダグラス『シルエットシェード』とWIS『FUGA』だけでしたが、これに『ルミネ』が加わり、さらにルミネの場合は採光生地の『ウェール』と遮光生地『ウェール遮光』の色味と質感を使い分けることで同じ空間で併用しやすくなっています。

 

例えば、明るい陽射しを取り入れたい窓には採光生地の「ウェール」を、西日など強い陽射しや夜のプライバシーに配慮したい窓に「ウェール遮光」を組合わせることで、全体のコーディネートを保ったまま、空間を機能的に演出することも可能です。

 

タチカワブラインド ルミエ 販売店 展示 価格 東京 神奈川

こちらは『ルミエ』手動操作の当社展示品。

ループコード式操作が多い中、「ルミエ」では操作感の軽いチェーン式を採用しています。

 

調光ロールスクリーン ルミエ 展示 取扱店 価格

手動操作の展示ではで、採光生地「シャリエ」と遮光生地「ウェール遮光」をご用意しており、窓辺での調光の様子や他社製品と比較ができる展示を行っております。

 

電動製品・ホームタコス『ルミエ』もご用意

電動 調光ロールスクリーン 比較

続いてこちらは電動調光ロールスクリーンホームタコス『ルミエ』の展示イメージ(※写真左)。

他社の主要電動モデルと比較してご覧いただけます(※ハンターダグラスの電動モデルは窓側に3台展示)。

 

タチカワブラインド ルミエ ニチベイ ハナリ 比較 違い

電動展示品では、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』と生地の表情が似ている不織布の「ウェール」を並べて展示しています。

 

ニチベイ『ハナリ』マルチIR仕様の場合対応するリモコンは赤外線操作のみ(※別途IOTに対応)ですが、ホームタコス『ルミエ』では、RFリモコン(電波)赤外線リモコンのご用意があり、この2つを併用できる仕様もございます

 

赤外線リモコンのメリットはIOTに対応可能であることと、RFリモコンにはないフリーポジションボタン(★)存在し、お気に入り停止位置を1箇所決められるところにあります。

 

対してRFリモコンのメリットは、赤外線操作では難しい離れた窓での一斉操作や、陽射しの強い高所窓など赤外線の反応が悪い状況での優れた操作性にあります。

 

また、複数台の製品を連続して設置する場合にも電源分岐ジョイントの併用で1つのコンセントから最大20台の製品を連動させることが可能です(※赤外線操作の場合は、別途製品台数分の持出し受光部が必要)。

 

このように電動製品の操作方式にはそれぞれ一長一短がございますのて、当社展示品ではRF・赤外線併用操作の展示品をご用意して、お客様に適した操作方法式のご提案しております

 

最後にタチカワブラインド『ルミエ』の操作イメージ動画のご案内です(※ルミエに続いて各社電動モデルの操作が続きます)。

以上、本日はタチカワブラインドの調光ロールスクリーン『ルミエ』の特徴と他社製品との比較を展示品を交えてご案内させていただきました。

ミツワインテリアにご来店いだければ、『ルミエ』はもちろん、他社製品の長所と短所を交えた総合的なご提案をさせていただきます。

また、当社は東京・神奈川を基本エリアとした出張対応を行っておりますので、手動製品に関してはお打合せ時に展示品をお持ちして実際の窓でご覧いただくサービスにも対応しております(※電動製品は要相談)。

事前予約制とはなりますが、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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併せて読みたい関連記事

◆ WIS・調光ロールスクリーン『FUGA』電動タイプ
mitsuwa-i.com/blog/2023/04/27

 

 

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上下に開閉する電動ハニカムスクリーンの比較と、ノーマン・電動ハニカムスクリーン【上下タイプ】採用事例。

2023年05月09日

上下開閉 電動ハニカムスクリーン ノーマン

本日は、上下に開閉する電動ハニカムスクリーンの比較に焦点をあて、最新の採用事例を交えて製品のご紹介をさせていただきます。

 

トップオープンとも言われる上下開閉タイプのハニカムスクリーンは、断熱・日照・プライバシーの調整をしながら、青い空、青い海、緑豊かな眺望、美しい街並み等、お気に入りの上方視界を切り取って楽しめる機能が人気で、対応する手動製品にはハンターダグラス、ノーマン、ルーセントホーム、ニチベイ、セイキ総業の製品があります。

当社でも上記ブランドの製品を展示品でご用意していますが、上下開閉タイプを採用されるシチュエーションにおいては、複数の製品を分割設置する大開口窓でのニーズが少なくなく、そういった窓で複数の製品を個別そして一斉操作できる電動製品の需要が高まってまいりました。

上下開閉タイプの電動ハニカムスクリーンの展開は、これまでハンターダグラス『デュエットシェード』【トップダウン・ボトムアップ型】だけでしたが、本年より新たにモデルチェンジされたNORMAN(ノーマン)の電動ハニカムスクリーン【上下タイプ】が加わりました。

 

上下開閉タイプの電動ハニカムスクリーン。
対応製品について

ハンターダグラス デュエットシェード 電動 トップダウンボトムアップ型

 

ハンターダグラス  電動 デュエットシェード 価格  

最初にご紹介するのが、ハンターダグラスの電動デュエットシェード【トップダウン・ボトムアップ型】です。

本体背部に単三アルカリ乾電池×12本を収納する標準仕様の「バッテリーワンド仕様(※電池式操作)」と、オプションのACアダプターと専用ケーブル等を使用する「コンセントタイプ」があり、電波を使ったRF方式の操作で最大6グループの製品を一斉操作することができます。

 

ハンターダグラス デュエットシェード 電動 上下タイプ

リモコン操作の手順は、操作したい窓の指定チャンネル(※一斉操作の場合はallボタン)を選択したのち【close▼】ボタンを短押しすると、まずシェードが下がって最下位置で自動停止します。

続けて【open▲】で上昇、途中で停止させたい場合は【stop■】ボタン、中間位置や任意に設定した位置で自動停止させたい場合は【お気に入り♥】ボタンを押して操作します。

 

実際の展示品操作イメージはこちらです。

 


 

ノーマン 電動ハニカムスクリーン 上下タイプ

続いてご紹介するのが今年発売されたばかりのNORMAN(ノーマン)の電動ハニカムスクリーン【上下タイプ】です。

 

こちらは、パワーロッドと呼ばれる2種類の充電ロッドを経由してリチウムイオンバッテリーが搭載された本体へ充電を行う「パワーロッドモデル」ACアダプターと専用ケーブル等を使用する「ACアダプタモデル」があり、電波を使ったRF方式の操作で最大5グループの製品を一斉操作することができます。

 

専用リモコンでは、ワンボタン操作で汎用性のあるスクリーンの全閉(ベストプライバシー)、全開(ベストビュー)、お好み位置での停止(☆)を選択できるようになったほか、「ツインスクリーン」や「上下タイプ」の昇降を担うミドルレールを操作できる(∨∧)ボタンが加わったことで、上下それぞれの動きをより自在に操作できるようになりました。

 

実際の展示品操作イメージはこちらです。

 


 

ノーマン・電動ハニカムスクリーン
【上下タイプ】採用事例

 

トップオープン ハニカムスクリーン 事例 ブログ

最後に、2023年にニューリリースされたノーマン・電動ハニカムスクリーン【上下タイプ】より『本体ACアダプタモデル』を5分割でご採用いただいた事例のご提案過程を交えてご紹介となります。

ご入居段階になってスクリーン上部をトップオープンできる電動ハニカムスクリーンの存在を知られたといわれるお客様からのご相談でしたが、『本体ACアダプタモデル』を通常設置するにはボックスの奥行きが狭くコンセントの数も不足していたため、以下の工夫のもと納めることになりました。

 

可動間仕切りでセパレートできる2つのボックスが並ぶ、総幅:6.4m、高さ:2.6mを超える眺望豊かな大開口窓。

 

ご新築にあたりお客様は連結仕様に対応する電動ロールスクリーンの設置を想定されていたため、ボックスの有効奥行きは120mm専用コンセントの配置は各ボックスの右側に1つずつしかない状況でした。

 

専用アダプタの張り出しが大きい『本体ACアダプタモデル』の場合、コンセントの配置状況にもよりますが、ボックス内には脱着に必要なグリアランスを含めて150mm程度必要で、また1つのコンセントで複数台の電動製品設置を考える場合、製品台数分のコンセントを増設する必要があるため、これらを含めた考慮が必要でした。

 

ノーマン 電動ハニカムスクリーン スクリーン本体充電式 パワーロッドモデル 取扱店

そこで奥行き120mmのボックスでも設置可能な【スクリーン本体充電池式】の『パワーロッドモデル』もご提案いたしましたが、お客様の希望は既存のコンセントを活用して安定した電気供給ができる『本体ACアダプタモデル』の採用でした。

 

 

こちらは、上記の要望を踏まえてシュミレーションした『本体ACアダプタモデル』の納まりイメージです。

事前検証の結果、ボックスに150mm程度の奥行きがあれば、製品の手前にACアダプタを接続する露出コンセントを増設することも可能でしたが、現状用意されている右配置のコンセントを使用して奥行き120mmのボックス内で複数の製品を連動させるためには、製品の背後に露出タイプのコンセントを増設した配線をすることで、ぎりぎり設置可能という結論にいたりました。

 

『本体ACアダプタモデル』
ボックス内での配線イメージ

有効奥行き:120mmのボックス内に『本体ACアダプタモデル』を単体で納めた最終的な様子がこちら。

製品アダプターの余剰コードと22mm径のノイズフィルターは、仮設コンセントと同幅の配線モールを並べて収納しています。

 

ボックス右側に用意された専用コンセントに直接ACアダプタを差してしまうと58mmの奥行きを取られてしまい、120mmの奥行き内に全体を納められなくなります(※製品手前側に脱着に必要なクリアランスが確保できない)が、幅40mmの接地極(アース)付仮設用コンセントにアダプタを取付けることでなんとか納めることができました。

 

続いて、『本体ACアダプタモデル』を4連窓で納めた様子がこちら。

ボックス右側に用意された専用コンセントの直近に1つ目の仮設用コンセントを設け、中継ケーブルで接続した合計4か所のコンセント増設のもと製品を納めています。

 

ノーマン 電動ハニカムスクリーン ブログ

ノーマン 電動ハニカムスクリーン 上下タイプ 取扱店 販売店 東京 神奈川

納品後の様子だけを見ると簡単に取付けられている様に感じますが、電動製品の場合は製品本体以外に、コンセントの配置と必要個数、配線経路と設置スペースを考慮する必要がありますので、検討中のお客様におかれましてはご注意いだければと思います。

 

最後に事例動画のご案内となります。

 

以上、本日は上下に開閉する電動ハニカムスクリーンのご紹介を裏話も交えてご紹介させていただきましたが、ブログの説明では分かりにくいことも多いため、店内では各タイプの展示品をご用意しいます。
製品によっては現地お打合せ時にお持ちするできるものもございますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

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NORMAN(ノーマン)の電動ハニカムスクリーン。シングルスクリーンとツインスクリーンの併用事例。

2022年09月15日

階段 吹抜け窓 電動 ハニカムスクリーン

本日は階段の吹抜け窓でご採用いただいた、NORMAN(ノーマン)電動ハニカムスクリーンの納品事例をご紹介させていただきます。

 

 

電動シングルスクリーンとツインスクリーンの組合せで。

ノーマン 電動 ハニカムスクリーン シングル ツイン 比較

階段のコーナーを挟んで左右に配置されている吹抜け窓にご採用いただいたノーマン電動ハニカムスクリーン

各窓の右側に専用のコンセントをご用意いただき、強い西日の入るコーナー右側の2窓には採光セルの電動シングルスクリーンを、隣家とのプライバシー対策も必要なコーナー左側2窓にはシースルーを含んだ電動ツインスクリーンをご採用いただきました。

 

 

 

階段のコーナー周りには段差やエアコン、関節照明などの障害物がありましたが高所足場の設置で対応しています。

 

吹抜け窓 電動 ハニカムスクリーン おすすめ 人気

納品後の様子。

電動ハニカムスクリーン専用のコンセントは各窓の手前側(天井)に必要ですが、建築時の対応で事前にご用意いただいております。

 

ご採用いただいた採光ハニカムのセルサイズは、シングル、ツイン共に62mmダブル、セルカラーは温かみのあるC2505(マリーゴールド)です。

こちらの4窓は1つの専用リモコンで個別操作一斉操作が可能ですが、シングルスクリーンとツインスクリーンの違いがありますので、個別のチャンネル設定は発注時に指示していますが、昇降の細かい設定は現地で設定しています。

 

 

ハニカムスクリーン 取扱店 専門店

今回現地で設定した、シングル&ツインの昇降操作の様子は動画でご覧いただけますが、動画ではイメージが判りにくいと感じられるお客様のために、当社ではノーマンをはじめ取扱いメーカーの電動ハニカムスクリーンの展示をご用意しております。

 

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
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ハンターダグラス「シルエットシェード」電動パワービュー。設計段階から考える電源を隠蔽する納め方。

2022年05月11日

ハンターダグラスの電動調光ロールスクリーン
『シルエットシェード』パワービュー

ハンターダグラス シルエットシェード 電動タイプ 事例ブログ

注文戸建住宅のコーナー窓に、ハンターダグラスの電動調光ロールスクリーン、『シルエットシェード』パワービューをご採用いだきました。

 

ハンターダグラス シルエットシェード パワービュー 事例ブログ

キッチン シルエットシェード

L字形状でつながっているリビングとダイニングエリアの各窓にそれぞれ2台、合計4分割でパワービューを設置してリモコンで、個別グループ一斉操作ができるようにしています。

 

 

電源と接続部材は天井裏に隠蔽して納める。

電動 調光ロールスクリーン 電源

シルエットシェード 天井付

今回の納品では設計段階から、コンセントタイプのACDCアダプター電源コード、電源分岐器であるデイジーチェーンを露出させないために最小限必要な収納スペースを製品取付位置上部の天井面にご用意していただいて納めています。

 

ご覧のとおりこれらの電源部材は部材は結構大きいためこのスペースを用意できない場合は製品周辺に専用コンセントをご用意いただくことになるため、ハンターダグラス製品のコンセントタイプを導入する際は注意が必要です。

 

 

3インチのスラットをご採用

シルエットシェード ホワイトダイアモンド 3インチ

今回ご採用いただいた生地は、人気色のWHITE DIAMOND(ホワイトダイヤモンド)と大開口窓におすすめの3インチスラットの組合せです。

 

シルエットシェード 3インチ 見え方 

シルエットシェード プライバシー

続いて調光とプライバシー調整のイメージです。

採光生地を使用しているので、スラットを閉じた時に重なり合う生地の陰影が美しいのが調光ロールスクリーンの特徴です。

 

最後に操作の様子を動画でご案内させていただきます。

 

シルエットシェード 取扱店

ミツワインテリアでは、ハンターダグラス『シルエットシェード』をはじめ、WIS『FUGA(フーガ)』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『ラクーシュ』など各社調光ロールスクリーンを窓辺に配置してり店内外からご覧いただける展示をしています。

また展示品をお持ちした出張対応にも対応しており、スラットを開けた状態でも、室内側から80%近い視界が得られると言われる開放感に富む『調光ロールスクリーン』の魅力をご自宅の窓辺でご覧いただくことも可能ですので、詳細はお気軽にご相談下さい。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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