Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテン(輸入ブランド)

「装飾バランス」と「バルーンシェード」で演出するマンションの窓辺。

2015年12月25日

以前、リビング・ダイニングの「窓装飾」「装飾モールディング」の工事をさせていただいたお客様宅の「寝室」の窓辺に、新たにスタイルカーテンを納めさせていだきました。

2015.12.25.7

上の写真は今回ご訪問時のものですが、以前の施工事例のレポートは以下のバックナンバーからご覧いただけます。

◆「装飾モールディング」施工事例
http://mitsuwa-i.com/blog/2014/03/29

◆「スタイルカーテン」納品事例
http://mitsuwa-i.com/blog/2014/03/31

 

2015.12.25.8

2015.12.25.9

特徴的な「多角型(八角)」窓に沿わせた家具のレイアウトが印象的なリビング・ダイニングは優美で、訪れる方からもその上品な設えに感嘆と賞賛をいただくことも多いとのことです。

 

 「寝室」のスタイルカーテンはドレッシーに。

2015.12.25.18

お引越し後、みなさまお忙しく、寝室の窓辺では以前のお住まいで使用されていたカーテン(遮光)とミラーレースをしばらく使われていらっしゃいましたが、さてもうそろそろ新調する頃合いでしょうということで今回の納品となりました。

 

2015.12.25.1

今回リニューアルした寝室(掃出風窓)でのお客様の要望は、

■「レース」は繊細な素材感を楽しみながらも、強い陽射しを余り入れたくない。
■「カーテン」はしなやかで光沢のあるサテンの前幕に「遮光1級の」裏地を付けてしっかりとした遮光性や遮熱性、保温性を確保したい。
2つの条件を満たしたうえで、全体的なフォルムにドレスの様な「装飾性」を重ね合わせたいというものでした。

この様なご要望を頂戴しながらお客様と共に作り上げた今回の「ドレッシーな窓辺」でのファブリック使いをサッシ側から順に解説すれば、

①「オーガンジーレース(無地)」
②「サテン(1級遮光裏地付)カーテン(無地)」

③「フロントレース(ダイヤモンド格子・刺繍柄)」
④「ギャザーバランス(上飾り・カーテン共生地)」
⑤「オープンスワッグバランス(フロントレース共生地)」
⑥「コサージュ(カーテン共生地)」や「装飾タッセル」

という、幾重にもファブリックと装飾を組み合わせて立体的にドレスアップした仕立てとなっています。
「蛍光灯」照明のもとで撮影した写真のため、肉眼で見た微細な透明感、光沢、色づかいをお伝えするのが難しいですが、全体としての仕上がりは、とてもメリハリノ効いたものになっています。
ただし、窓辺の設えがこうなると、次は「照明」と「ベッド」ですねぇ、、、とお客様。

 

「ファブリックス」の組合せ。

2015.12.25.12

今回、窓枠内にレース用のカーテンレールを付け足してたのち、「2重仕立てのオーガンジー」が醸し出す絶妙な「ぼかし効果」が魅力的な、マナトレーディングの『ルーチェ』より2番色(アイボリー)を掛けました。

 

2015.12.25.11

『ルーチェ』の手前で使用しているにも刺繍柄のレース『カミュ(IH31501)』は、1枚掛けでの使用やフロントレーススタイルなどの仕立てで使われることも多い五洋インテックスの人気輸入レースです。

 

2015.12.25.5

「フロントレース スタイル」というものは、通常厚手(無地など)のカーテンとの組み合わせで使われる事を意味しますが、今回の事例ではカーテンだけでなくレースとの組み合わせでもこのスタイルが両立しており、陽射しを透す日中の窓辺の美しさを際立たせることができました。

 

2015.12.25.13

次に、2枚のレースの間に掛けられるカーテン生地には、フジエテキスタイル・カタログ「PLOFILE」に収録されている、『ウスライ(PF2180)』の1番色を使用いたしました。

こちらの色番は、やはりこれまでのご採用実績も多く、解りやすい事例をあげれば、以下の2作品などをバックナンバーでご覧いただけます。

2015.12.25.20

◆『ウスライ』:PF2180(01)スタイリング事例 ①
 
2015.12.25.21

◆『ウスライ』:PF2180(01)スタイリング事例 ②

 


「コサージュ」と「装飾タッセル」。

2015.12.25.19

『ウスライ(薄氷)』は、「薄く張った氷」というイメージコンセプトでデザインされた生地で、生地の表面にガラスや氷などの冷たい質感を感じさせる薄手のサテンです。

 

コサージュ 上飾り

透明感のある分繊糸に加工により独特の光沢感を表現していますので、今回装飾エレメントとして上飾りにあしらった「コサージュ」などでは、細かく屈折した糸に照明が当った時に放つ生地の持つ華やかな雰囲気を引き出すことができました。

 

2015.12.25.3
2015.12.25.4

上質な光沢感を得られる厚手の「サテン」と透明感のある薄手の「オーガンジー」をかけあわせて表現したスタイルカーテンは、一見すっきりと見えますが、奥行きがたっぷりある立体的な組合せとなっています。

HOULES(ウーレス)」 ROSINE 35860-9000

レースとカーテンを自由にまとめる「装飾タッセル」には、お客様お気に入りの、フランス・「HOULES(ウーレス)」社の 「ROSINE( 35860-9000)」 をご指定いただきました。

 

HOULES 装飾タッセル

ちなみに、リビング・ダイニングで使用している装飾タッセルも「HOULES」のものですが、こちらは8mを超える窓辺で2.5倍ヒダ(裏地付)のFISBAのカーテンをまとめあげている超特大のタイプなので、製品重量が1KG近くあります。
やはり海外の装飾タッセルは、窓装飾の歴史の奥深さの違いもありますが、バリエーションも多く魅力的なものが多いです。


「完全遮光」で寝室での機能性も万全。

2015.12.25.17

以上、繊細なファブリックのご紹介を並べてきましたが、「完全遮光(1級)」裏地をつけているため、カーテンを閉めると劇的な遮光性が得られる寝室となりました。

そして、幾重にも重ねたファブリックの組合せが窓辺の高断熱を約束してくれます。

高緯度に位置するヨーロッパ諸国においてウィンドゥトリートメントが発達した背景には、装飾的な意味合い以外に、「暖炉」以外の暖房設備がなかった時代の「防寒対策」というという役割もありました。
例え「腰高窓」であっても床に引きずるほどカーテンを長く仕立てたのには理由があって、天然繊維の収縮対策以外にも「防寒対策」という目的があったといいます。
そういう、歴史背景のもと育てられてきたのが、ファブリックをふんだんに使ったヨーロピアンスタイルの「窓装飾」ですが、高気密・高断熱のマンションなどにおいても、「窓辺の断熱対策」として用いられる機会が増えてきています。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・「装飾モールディングの特集」ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

 

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「戸建リフォーム」における、子供部屋の窓辺(「輸入ファブリック」を用いたフロントレース・スタイル①)

2015年10月01日

英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の『キッズ・インテリア』専用のトータル コーディネート カタログ、『What a Hoot !(ホワット ア フート)』のファブリックに、「トルコ製」の刺繍レースを合わせた、ウィンドゥ・コーディネート事例を紹介させていただきます。

ハーレクイン What a Hoot ! 3224 カーテン

 

「リフォーム」段階での打合せの様子。

1015.10.4.12

こちらは、「中古・戸建住宅」入居前のリフォームが始まり、内装の仕上を始める前に拝見させていただきました「子供部屋」の窓周りです。

壁際に設置された2つの窓は、サッシの交換は行わない予定ですが、将来的に「インナーサッシ」を増設する予定もあるとのことなので、窓枠内には製品の設置を行わず、輸入ファブリックスを組み合わせた、ヨーロピアン・テイスト』の窓辺をコーディネートすることになりました。

 

『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』について。

f-2014.1.29.15

当社では、英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社からリリースされている、「キッズ・インテリア」のトータルコーディネート・カタログの中から、『Far Far Away』『What a Hoot !(ホワット ア フート)』を2冊ご用意しております。

 『What a Hoot !(ホワット ア フート)』:「(和訳):なんて可愛いんでしょう!」という感嘆詞で表されたカタログに収録されているコーディネートアイテムは、タイトルにもなった代表作のデザインの他にも、趣向を凝らした複数のデザインが紹介されていますが、全てにおいて海外の本格的なインテリアシーンを日本の住宅にも反映できる魅力的な「壁紙」・「窓周り」・「クッション」・「ベッドリネン」などのトータルコーディネートも視野に入れたアイテム構成で展開されています。

こちらは「輸入取寄品」ではありますが、約2週間程度の納期で入荷可能なため、比較的ご提案し易い人気ブランドとなっています。

 

「カーテン」を手前に配した、過去の納品事例。

f-2014.1.29.12

こちらは、「集合住宅(マンション)」の子供部屋における、過去の納品事例です。

f-2014.1.29.23

L字窓」の特徴である遠近法の視覚効果を活かした、広がりの感じられる柄表現を意識した事例です。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=6258

 

 

『フロント・レース』スタイル
による、今回の納品事例。

1015.10.4.2

1015.10.4.3

そしてこちらが、今回のご入居後に行わせていただきました、ウィンドゥトリートメントの様子です。

ベランダへの出入を行う側の窓は「掃出窓」ではありませんでしたが、床まで「カーテン」と「レース」で覆うことにより、ダイナミックに見える納めとしています。

f-2014.1.29.21

1015.10.4.15

カラフルなドットによる刺繍が魅力の「トルコ製」レースをフロントに設えて、その後幕で上品に窓辺を演出しているファブリックはカラーは、 『What a Hoot !』の中でも一番人気の3224番色です。

上質で透過性のある刺繍レースを手前に配することにより、後幕のプリント柄を幻想的かつ立体的な表現で魅せることができました。

 

1015.10.4.1

1015.10.4.17

「クローゼット」側窓の納まりは、家具の配置と収納引き戸のレイアウトも考慮して、左右どちらでも開閉できる、自由度の高い「片開き」で納めることになりました。
これにあわせて「共布タッセル」を留める「ふさかけ」は左右に配しています。

 

2015.9.6.7.15

また、「片開き」での納めにあたっては、左右の固定にオプション部材の「サイドマグネットランナー」と呼ばれる磁気ランナーの組合せが可能な『機能性カーテンレール』を採用しています。

これにより、状況に応じてフレキシブルにカーテン&レースの移動が可能になることと、「片開き」で仕上げることにより、ファブリック・デザインの持つ連続性を豊かに表現することができました。

 

マナトレーディング What a Hoot ! 3224 カーテン

「フクロウ」は日本でも「幸」の字に置き換えられて縁起物として捉えられる様に、英国でも「Happy」な存在として愛されており、ファブリックデザインにもしばしば描かれてきました。

今回は、その 可愛らしさに加えて、少し大人の優雅さが感じられるウィンドゥ・トリートメントを、インテリアに調和させることができました。

 

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

当社・『輸入カーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 
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自宅で『お教室』を開講されるお客様宅の英国風インテリア・リニューアル(「窓装飾」編)。

2015年09月24日

昨日のブログでは、「輸入壁紙」や「インテリアペイント」、「モールディング」施工等を組み合わせた、マンションの内装リフォームの模様をお紹介させていただきました。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=13375

本日のブログでは、日常生活のメインルームである、「LDK」周辺のインテリアを引き立たせる、窓周りのコーディネートの様子をご紹介させていただきます。

 

2015.9.12.1

まずこちらは、奥様の特技を活かした『お教室』の舞台となる「リビング・ダイニング」のインテリアと、それにコーディネートいたしました「ウィンドゥ・トリートメント」の様子です。
全体的に温かみのある「イエロー・ベース」のカラーでまとめています。

 

2015.9.12.3

開口してオープンスペースにすることもできる『和室』は、優しく清潔感のある水色で全体をまとめることにより、「リビング・ダイニング」との程よい色の変化をつけています。

 

 

『LD』の窓辺を飾るスタイルコーディネート。

2015.9.12.6

2015.9.12.22

メインのファブリックには、五洋インテックスのカタログ『インハウス』収録の生地より、「メイプル」・生地品番:IH245(01)を表幕にご採用いただきました。
実際にお客様宅に縫製サンプルをお持ちして、スタイルの打合せの中で最終的にご採用いただきましたのですが、朱子織の持つ程よい生地の光沢と、控えめでありながら上品に描かれた草花のデザインが、インテリアカラーとの馴染みが良くお気に召していただくことができました。

 

2015.9.12.22.2

また今回は、「装飾フリンジ」をあしらった『装飾バランス』のスタイルコーディネートでおさめておりますので、やや薄手の前幕にボリュームと上質な印象を加味するために、シルクライクの『裏地』を合わせることになりました。
『裏地』にご採用いただいたのは、同じく五洋インテックスのファブリックより、
「SHANTUNG(シャンタン)」の16配色より、 IH278(03)です。

 

 

『装飾バランス』の複合スタイルに「フリンジ」を合わせて。

2015.9.12.23

 今回ご提案させていただきました、『装飾バランス』のフォルムは、「カーテンボックス」をオーバーラップする納めに合わせて、フラットタイプの「ウェーブ・バランス」のサイドに「テール」を組み合わせたコンビネーション・スタイルです。

 

2015.9.12.24

 スタイルに合わせて、ファブリックカラーとスタイルを引き締める役割を持つ『装飾フリンジ』を効果的に使うことにより、フラットな『ウェーブバランス』部分にスワッグ風の立体的な印象を持たせることができました。

スタイリングの方向性は、お客様の様々なインテリアに対する嗜好と間取りに応じて様々な組合せが考えられますので、現地でのヒアリングによるお客様とのコミュニケーションが当然ではありますが非常に大切な創作過程となっています。

 

 

「和室」窓の演出。
『生地のデザイン』と『装飾カーテンレール』。

五洋インテックス,インハウス,IH208 02,オフィーリア

ペイント仕上げで洋風にメイクされた白木の「和室」窓には、クラシカルなキャップデザインが魅力の『アイアン・装飾カーテンレール』に、『トワレ柄(toile)』のカーテンを組み合わせて全体の調和を整えました。

 

トーソー,カーテンレール,クラスト19

ご採用いただきました、アンティークスタイルの「装飾カーテンレール」は、TOSO(トーソー)のヒット商品である『クラスト19』です
今回は、その中でも存在感豊かなデザインが人気のAキャップをとブラックカラーとの組合せをお選びいたいております。

 

英名:『toile = トワレ』
仏名: 『Toile de Jouy=トワル・ド・ジュイ』柄とは?

五洋インテックス,インハウス,IH208 01,オフィーリア

英名・『トワレ』は、仏名・『トワル・ド・ジュイ』柄は、18世紀頃フランスにおける、ロココ調絵画を思わせるデザインが大きな特徴で、主に2色使いを中心とする布のデザインに端を発しており、「ロマンティック」、「トラディショナル」、「カントリー」といったストーリー展開で描かれています。

 

f-2014.8.27.19

現在は、フランスのみならず、世界各国で愛用され、現代的なアレンジや表現が加えられている『トアレ』柄です。
ちなみに、今回ご採用いただきました『トアレ』柄のファブリックは英国製・綿麻のコットンプリントです。

 

五洋インテックス,インハウス,IH208 02,オフィーリア,カーテン

ご採用色は、『オフィーリア』よりIH208(02)色で、この生地を引き立たせるインテリアペイントをリフォームの際に合わせることなりました。
お客様ご来店時に、実際に手に取って縫製品をご覧いただきましたので、現地お打合せの際もイメージ通りの雰囲気とご満足いただけました。

 

f-2014.8.27.18

生地: IH208・『オフィーリア』
カラーバリエーション:2色
生地幅:137cm
生地組成: 綿(85%), 麻(15%)
柄リピート: タテ:64.5cm、ヨコ:68.6cm
輸入産地:イギリス製

 

IH208 02,オフィーリア,カーテン

アンティーク風の「カーテンレール」と英国・トワレのファブリックでまとめた『和室』リニューアル後の窓辺です。

 

この様に当社は、インテリア「リフォーム」だけでなく、「窓周りのスタイリング提案」を各専門分野のスタッフが連携してご提案させていただいておりますので、トータルコーディネートを大切にされるお客様からご愛顧を戴いております。
今回も素敵なリニューアルに携わらせていただくことができました。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

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ウィリアム・モリス『イチゴドロボウ』を採用した、「英国風パブ」の素敵な窓辺。

2015年09月01日

イチゴドロボウ カーテン 防炎

オープン間近の「英国風パブ」内装材のウィンドゥ・トリートメントに、ウィリアム・モリスの、『Strawberry Thief(いちご泥棒)』で仕立てた「カーテン」と「間仕切り」をご採用いただきました。

 

2015.9.1.11

お打合せには際、店舗内装のベースがあらかた出来上がってからおうかがいをさせていただきました。

エントランスから入って正面の開口窓は、幅360cmを超える店内のフォーカルポイントとなっていましたので、こちらの窓と、左側のスタッフ室の間仕切りに、英国・サンダーソン社製のコットン(綿・100%)プリント、『Strawberry Thief(いちご泥棒)』のカーテンをインテリアの仕上げにご採用いただきました。

 

 

英国 ・『サンダーソン社』製
『Strawberry Thief(いちご泥棒)』について。

f-2013.7.9.15

 ウィリアム・モリスの手掛けた数多いデザインの中にあって、『Strawberry Thief(イチゴドロボウ)』は、時代を超越して常に高い人気を誇るデザインのひとつです。

『いちご泥棒』のデザインは、モリスの描いた1883年のデザインで、当時の地元園芸家たちの日常の暮らしの中で起こっていた、小さな悩みから発想を受け誕生いたしました。

 

2015.9.1.14

モリスは、「ケルムスコット・マナー」での生活の中でいちごを栽培していましたが、収穫期に次々と食いしん坊の鳥たちに食べられてしまいます。

実際は異なる種類の鳥でしたが、モリスが作品を手掛けるにあたっては、この鳥を愛らしい「ツグミ」に特定してデザインし、 小鳥と花、苺という、前面に表出るされる図柄の後ろに、青い森が佇んでいるという、ウィリアム・モリス独特のユートピアが感じられる作品となっています。

 

ウィリアム・モリス 『BRANCH(210374)』 輸入壁紙

f-2013.7.9.11

このアイコニックなデザインは、原版の「ハンドプリント」の雰囲気を残した微妙な質感の「コットン(綿)100%」の柔らかな素材感のファブリックとして、かねてより強いご要望がありましたが、 2011年、モリス商会創設150周年記念『Morris Archive Collection』 リリースの際にようやく作品の版権を英国「Liberty」社から買い上げることにより復刻を遂げたものです。

 

FARROW&BALL ピクチャーギャラリーレッド

いちご泥棒 カーテン 防炎

作品の カラーバリエーションは、オリジナルの「インディゴ」、そしてケルムスコット・マナーにある古い壁掛けをイメージした「色褪せたブルー」などの全5配色展開としてリリースされていますが、 今回ご選定いただいた色番は、周囲の壁装に使用されている、象徴的なモリス・グリーンの壁紙『BRANCH(210374)』と、珪藻土塗りの仕上色に採用された、英国・『Farrow&Ball』ペイントとの調和を考えて、やや淡色系の「311番色」をご選定いただきました。

 

 

現地お打合せ時における、
縫製仕様と設置イメージの確認。

2015.9.1.1

現地での色柄の確認と併せて、内装により調和する「縫製仕様」のご確認もご提案させていただきました。

カーテンの縫製は、ヒダをたっぷりと取った「約2倍ヒダ(3つ山)」縫製の他に、比較的シンプルな仕上げとなる「約1.5倍ヒダ(2つ山)」縫製、そして今回ご採用いただきました、壁紙との一体感のあるフラット感のある表現が可能な「約1.3倍ヒダ(1つ山)」縫製といった、作品の持つデザインの美しさとインテリアとの相性を参考サンプルを持参して、最終的なイメージで確認をさせていただきました。 

 

2015.9.1.3

2015.9.1.5

幅360cmを超える「カーテンボックス」は、天井より深い位置にあり、奥行もたっぷりありましたが、店舗としての使用の際は、スピーカーの位置や、カウンタードアなど、一般住宅では想定しない「干渉物」の有無も考慮する必要がございます。

この様な現地での細やかなヒアリングを経て、「有効開口寸法(クリアランス)」の確認も視野に入れた、適切な「カーテンレール」の提案と設置位置を決めることができました。

 

 

納品後の様子。

いちご泥棒 店舗 カーテン

納品後の、「窓周り」と「間仕切り」の様子です。
壁紙の色柄が統一されいていましたので、ファブリックも同じ仕様で揃えています。

幅広窓のカーテンは、ダイナミックな柄表現のできる「片開き」で仕立てて、アクセント・ウィンドゥとして壁紙との調和を考えました。
左右の開口窓も、カーテンの両側を固定していないので、必要に応じてフレキシブルな開口が可能です。

 

いちご泥棒 裏地 遮光1級

「間仕切り」の仕上がりも統一感がありながら、機能性・デザイン性を考慮した「片開き」で仕立てました。

ちなみに今回は「商業施設」での採用のため、コットン(綿)の生地に、消防法で定められている「後防炎加工」を施したうえに、「遮光1級裏地(防炎)」を組み合わせた縫製仕様で納めさせていただきました。

 

店舗オーナー様からも大変ご満足をいただき、これから最終の店内ディスプレイやボトル(アルコール)の陳列を経て、屋外用看板に使う店内撮影をするのが楽しみになってきましたと嬉しいお言葉を頂戴いたしました。

 

◆当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

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新刊・『インテリアデザイナーの住む家』(トーソー出版)にて、当社事例紹介が掲載されました。

2015年08月13日

2015年8月5日に、トーソー出版より全国の書店にむけて新刊リリースされました、『インテリアデザイナーの住む家』にて、当社が手掛けた最近の事例紹介を4ページの特集形式で掲載いただいております。

 

新刊・『インテリアデザイナーの住む家』

インテリアデザイナーの住む家 トーソー出版

新刊・『インテリアデザイナーの住む家』の表紙です。
テキストは、フルカラー(A4変型・128ページ)で、広告などを一切含まない「教科書(?)」的な構成となっている保存版の一冊です。

 

「ミツワインテリア」の掲載ページ

2015.8.5.2

2015.8.5.3

当社掲載ページでは、窓装飾の「トップトリートメント(上飾り)」としての魅力を持つ、『装飾バランス』をメインテーマとした構成となっております。

同時に、我々の得意とする、「マンション」や「戸建住宅」におけるトータル・インテリアリフォームの提案・施工事例も紹介されておりますので、窓装飾だけでなく、欧米スタイルのインテリアにご興味のある方にも、当社の活動の一端をご紹介して参りたいと思っています。

 

 

「インテリアビジネスニュース」より引用。

2015.8.5.4

◆「インテリアビジネスニュース(7/21版)」・WEBサイト での紹介。

 
トーソー出版は、第一線で活躍するインテリアデザイナーの自宅から、そのコーディネートテクニックを学べる書籍「インテリアデザイナーの住む家」を、8月5日(水)より全国の書店で発売する。

美しい空間づくりのヒントがたくさん詰まっているインテリアデザイナーの家。

同書は、単なる施工事例集ではなく、彼らのセンスとワザを豊富な写真と説明文で紹介する、インテリアデザインの仕事に携わる方々に向けたバイブル的な指南書。

ワンランク上のウインドウトリートメントデザインはもちろん、その背景にあるデザイナーの意図、テクニック、顧客への応用例までを詳しく解説しており、全体にわたって、業界で長年活躍してきたインテリアスタイリングプロの名誉顧問・塩谷博子氏と同代表・前畑順子氏が監修している。

インテリアコーディネーター、デザイナー、窓装飾プランナーなどのインテリアのプロにとって、スキルアップのために欠かせない必読の一冊となっている。
A4変型、128ページ。定価は3000円(税別)。

 

以上、本日は、2015年8月5日に、トーソー出版より新刊リリースされました、『インテリアデザイナーの住む家』のご紹介を、当社・近年の活動報告事例と併せてご紹介させていただきました。

 

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サロンを兼ねたご自宅のLDに『スワッグ&テール』の装飾バランスを納品いたしました。

2015年06月20日

ミツワインテリアの平多 千春です。
ご自宅の「リビング・ダイニング」でサロンを運営を始められるお様宅の窓装飾に、『スワッグ&テール』の装飾バランスを納めさせていただきました。

 

『スワッグ&テール』バランスで演出。

2015.6.20.1

「サロン・スタイル」・リビングダイニングの素敵なところは、日常生活の場がとても華やかになる事です。

「趣味と実益を兼ねて」という言葉は良く使われますが、ご自宅のインテリアをサロンスタイルとしてオープンされるお客様は、ご自身の日常の雰囲気作りを情緒豊かなものにしながら、拠点となるご自宅のインテリアを人が自然と集まる空間として演出しようと考える、サービス精神にあふれている様に感じます。
お仕事をさせていただく我々も、家具の選定やインテリア全体のの飾り付けなど学ばせていただく事が多いです。

2015.6.20.3

こちらの事例では、天井内に掘り込まれたカーテンボックス内に、ゴールドの生地と装飾トリムを組み合わせたスタイルで豪華な窓辺を意識したスタイリングをさせていだきました。

 

2015.6.20.2

リビング・エリアでは、天井の「ダウンライト」がゴールドの生地とヒダをたっぷり取ったスワッグの陰影を立体的できらびらかに演出してくれています。
「窓装飾と照明」の関わりは非常に大きいですので、間取りに応じて効果的に、シャンデリア、ペンダント照明、ブラケット照明(壁掛け)、スタンド照明、ランプシェードといった、光の味付けをされると、より空間に広がりが得られます。

 

『お客様の声』

最後に、ご自宅のインテリアををサロン形式ににされたお客様からよくいただくご感想の一例をご紹介させていただきます。

お茶菓子や料理の食材、惣菜をお気に入りのお店で買ってきて自宅で楽しむ機会が増えたので外食が減った。
②ティタームなどは、「我が家が拠点」となったので、自宅での日常が随分賑やかになった。
③お気に入りのインテリアの中で自分自身が自然と活き活きしてきた。
④和やかなインテリアと活気のある日常が、子供の情操教育やしつけにも役立った。

以上、欧米スタイルのインテリア演出にご興味のある方のご参考になれば幸いです。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

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「高層マンション(最上階・メゾネット階)」での、インテリア・リフォーム事例。

2015年06月01日

通称・『ゴスロリ』と呼ばれる、日本独自のファッションスタイルやサブカルチャーを意識した、『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルを実生活の空間に落とし込んだ、トータル・インテリア・リニューアルをお客様ご入居前に施工させていただきました。

高層マンション 最上階 インテリア リフォーム

2015.5.22.26.7

 「大理石」貼りの玄関ホールのドアを開けると、『大広間』とも呼べる、天井高6.4mの「吹抜け・LD」が出迎えてくれる間取りは、層マンション・最上階の『メゾネット(2階建)』仕様ならではの大迫力です。

 

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 高層マンション メゾネット リフォーム

今回の物件では、作業用の「タワー」を組んで各種内装の作業に取り組むことになりました。
オーナー様と、マンション管理組合の皆様のご理解がなければ実施できない大規模なリフォームでした。

 

 

『ゴスロリ風・インテリア』完成後の様子。

マンション 最上階 インテリア リフォーム

マンション メゾネット階 階段

「賃貸マンション」という条件の範囲内で許可を得て実施した内装リフォームですので、将来的な原状回復ができる様、壁面の造作や装飾は、「壁紙」を貼り替えれば元に戻せる仕様で仕上げています。

 

タワーマンション 最上階 インテリア リフォーム

また、各居室のフローリングや階段に敷かれた「カーペット」も当社独自のオリジナル施工法を駆使して、日常生活での安全な使用を満たしながらも将来的な原状回復が可能な仕様で納めさせていただきました。

 

2015.5.30.10

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『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルとは、18世紀・フランス「ルイ15世」期の宮廷に端を発した、「ロココ」スタイルの耽美主義や、同時期の英国・「ヴィクトリア朝時代」のロマン主義、神秘主義など、複合的な思想の影響を受けて生み出された、現代・日本女性の新しいファッションスタイルの1つであり、かつて屋外では着用しない華麗な服飾で街中を歩く、規律を重んじた伝統的スタイルを現代的な解釈で解き放ち、その美しい組み合わせを自由に楽しむストリートファッションスタイルといわれています。

 

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その様な、「ミックスカルチャー(文化の融合)」に対する着眼点を柔軟に個の世界観の中に採り入れる事の出来る日本人が、典型的な西洋文化の様式美をアレンジしながらも現代風に仕立てるこのスタイルを、今回、ご入居前の自宅のインテリアにも採り入れたいとのご要望をいただき、お客様のご要望を丁寧にヒアリングしながら打合せを重ねて最終的な形を仕立てる事が出来ました。
 

 

リフォーム前の様子。

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「リフォーム前」の現地お打合せ時の様子です。

 

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玄関ホール側の室内ドアを開けて、正面に見える6.4m・「吹抜け」壁の中断には、マンション特有の「構造梁」が通っていたため、既存の壁紙は梁下に「アクセントウォール」が貼られていました。

 

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通常のインテリアであれば、梁下にアクセントウォールが貼られているだけでも、生活導線の中で美しく映えるインテリアとして雰囲気が豊かになりますが、荘厳な『ゴスロリ』風インテリアの世界観の中では、マンションの「構造梁」や「構造柱」といった障害物までも、芸術性高い内装に昇華させる仕立てを考えます。

 

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上階の『主寝室』とパウダールームにつながる階段も、西洋的古典の荘厳な印象にできないものかとご相談をいただきました。

 

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『ニッチ』の形状も装飾的にリニューアルすることになりました。

 

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階段も、原状回復が可能な『カーペット』張りにリニューアルに統一したいとのご要望をいただき、この納めには特殊技術を駆使した工法で納めることになりましたが、とても骨の折れる作業となりました。

 

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上階の『主寝室』の内窓には、「カーテンボックス」を新設したのちに、窓装飾の「上飾り」の役割を持つ、白い『モールディング』仕上げを居室全体に施し、黒で統一した「壁紙」と、紫で統一した「窓装飾」と「カーペット」の内装との調和を図ることになりました。

 

『ゴシック&ロリータ』の特徴をインテリアに反映。

お客様のご要望されるインテリアの特徴を理解するために、『Wikipedia(ウィキペディア)』を始めとしたインターネット媒体で、定義やや視覚イメージを学び、共有することから今回の提案は始まりました。

2015.6.9

『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイル・フアッションの基本的特徴(一部紹介)。

① 黒を基調とした、レース、フリル、リボン、に飾られた華美な洋服、スカートはパニエで脹らませ、靴は編み上げのブーツや厚底のワンストラップシューズ。

 

②髪は長く、ヘアスタイルの理想は縦ロールで、リボンやヘッドドレスで飾る。装いは黒だけでなく真っ白でもゴブラン織り風の花模様でもよい。

 

③トップスやボトムスは黒で、ロリータ感を出すためにフリルは必須であるが、ロリータになり過ぎない様にするためにパニエは控えめがよく、さらに黒一色になってしまうのも好ましくないとされる。

 

④アイテムの主な色は「黒」、「白」、「赤」、「紫」、「ピンク」、「青」。

 

⑤全体のコーディネートの特徴は「甘過ぎず辛過ぎず」で全体のバランスを整える。

『Wikipedia(ウィキペディア)』より引用。

 

 

イメージ提案の様子。

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選定材料の個別紹介と併せて、「3D表現」であらわしたイメージを、お客様とのメールのやりとりでご提案しながら実際の施工にあたりました。
「構造梁」と「構造柱」を有効活用したデザイン提案の中には、格調の高さに加えて「遊び心」を加えています。

 

 

「キャット・タワー&ウォーク」機能をデザインに加味。

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2015.6.10

イメージ提案が実際のカタチに仕上がった完成後の様子です。
マンションの躯体構造を逆利用した「立体的」な装飾表現をするととともに、「猫が使う本棚」という幻想的なテーマをデザインに盛り込み、「構造柱を利用したキャット・タワー」と「構造梁を利用したキャット・ウォーク」をつたって過ごす「猫」の生活導線を華麗に演出いたしました。

 

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マンション,キャットウォーク

マンション,キャットタワー

 

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「構造柱」には、猫の爪がしっかりとグリップできる「カーペット」貼りのステップを造作して、「構造梁」を闊歩する『キャットウォーク』への動線を設えました。
また、LD階のフロア部分は、「ゴスロリ」の構成色の1つである「紫」の『ループ・カーペット』で仕上げています。

 

 

『装飾パネル』の組合せと、
「フレーミング」・「オーナメント」のデザイン。

装飾パネル,みはし

リフォーム前は「アクセントウォール」仕上げであった梁下の壁面には、格調高い『装飾パネル』張り仕上げで納めました。

 

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室内側に突起している「構造梁」と梁上の壁面には、複数の装飾材を組み合わせた豪華な『フレーミング』と内部の飾りとなる『オーナメント』を格調高く組合せ、個性的な壁紙とのコラボレーションで豪華に演出いたしました。

 

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2015.6.5

キッチンカウンターの下も壁紙仕上げでしたのでね壁紙を貼り替えたのちに『フレーミング』と『オーナメント』を施しました。

 

 

『キッチン』の壁装は「ダマスク柄の輸入壁紙で。

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キッチンカウンター,オーナメント

『キッチン』の壁装には、アメリカ最古の壁紙メーカーとして知られる、WALLQUEST社の「ダマスク柄」の輸入壁紙より、ブラック&ホワイト配色の上質な一品をテーマ・カラーにのっとりご採用戴きました。

 

 

 『階段』側のインテリア・デザインと製作。

ゴシック インテリア

2015.6.12

 階段側面の「ガラス」フレームには、ロートアイアンをイメージしたデザインシートを、タワー足場を使いながら外貼りで丁寧に割付けました。
また、上方のフレーミング表現には、梁側面のデザイン案で検討していた壁紙のイメージをヒントにして、「ゴシック」風の装飾的演出を施しました。

 

装飾ニッチ マンション リフォーム

2015.5.22.20

「装飾ニッチ」周りにも開口寸法に応じたフレーミングを組合わせて、階段周りの装飾美を追求しています。

 

マンション 階段 カーペット

階段 カーペット

 2015.6.13

階段から上階の主寝室にかけては、程よい光沢によるラグジュアリーな発色と、「セミ・ラグ」に近い、柔らかな毛足のカーペットをご選定いただきました。
もちろん、カラーは「ゴスロリ」のテーマカラーである「紫」です。

 

階段カーペット 猫 ペット対策

 


そして、本製品を使用して当社独自の『現場フイット施工』を駆使しつつ、現状回復も可能な特殊な施工資材を併用しながら、丁寧に一段一段と「オーダーカーペット」を仕上げました(これは、非常に特殊で、手間の掛かる特殊工法です)。

 

 

『主寝室』のインテリア・デザインと製作。

2015.5.30.11

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階段を上って右側にある『主寝室』は、室内の内窓から、最上階の絶景を臨むこともできる特別室です。

 

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シャンデリアの装飾材となる「シーリングメダリオン」や「モールディング」に調和させる天井の壁紙には、英国『Kenneth James』のブラック基調の「輸入壁紙」をご採用いただきました。

 

 

 造作『カーテンボックス』を優美な上飾りに。
『装飾モールディング』で天井廻りのフレーム演出。

ゴスロリ インテリア

2015.5.22.25

「主寝室」窓装飾の上飾り(バランス)としての演出効果を持たせるために、まずカーテンレールを箱型に覆う『カーテンボックス』を下地として製作しました。
そして、カーテンボックスの内側を壁紙で貼りあげたのち、最終的な仕上げ材に装飾性豊かな柄入りの装飾モールデイングを配して部屋全体を豪華に演出いたしました。

 

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2015.5.22.26.4.2

ご覧の様に「マンションの居室」は、木造戸建住宅の様な「長方形」の間取りは少なく、特に天井廻りは、「構造梁」と「構造柱」によって変形していますので、特に柄合わせの必要なモールデイングの場合は施工の難易度が上がります。
ちなみに、コーナーの出っ張った部分を出隅(ですみ)、入り込んだ部分を入隅(いりすみ)呼びます。

 

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 この様に、『カーテンボックス』の上飾りとしての役割を果たしつつ、窓周辺の「出隅」と「入隅」を魅力的に構成する装飾モールディングの設置によって、居室のインテリアとしての魅力が格段にグレードアップいたしました。

 

 

 『レース・カーテン』の選定。

タワーマンション ペントハウス インテリア リフォーム

レースカーテンを開けると、最上階の眺望が堪能できる主寝室の内窓に使用するレースは、「フランス」のインテリア・ブランドである『メゾン・ドゥ・ファミーユ』より、上質なイタリア製のオーガンジーレースを合わせる事になりました。

 

2015.5.22.24

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ゴシック&ロリータ カーテンタッセル

 透明感と美しいデザインが魅力のレースが、落ち着いた主寝室の内窓を演出しています。

 

 

『スタイル・カーテン』の選定とデザイン。

ゴシックロリータ カーテン

2015.5.22.23

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ゴスロリ カーテンフリル

主寝室の「スタイル・カーテン」のメインファブリックには、五洋インテックスのカタログ、『インハウス』収録の、ドイツ製・高級ベルベットである「オルレアン(IH204 02)」をご採用いただき、「黒」のオーガンジーに「スワロフスキー」のクリスタル・テープを縫い合わせた特製の「フリル」で、『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルベースを整えました。

 

 

『ゴシック&ロリータ』の総仕上げは
オリジナルデザインの『装飾タッセル』で。

2015.5.30.1

長さ、約80cmの特大『装飾タッセル』をデザインしました。

 

2015.6.11

こちらは、提案時の様子。クロコダイル柄のファブリックにレザーのパーツを組み合わせた編みバンドをデザインたうえで、フリルをイメージした仮の黒いレースをあてて基礎デザインの提案を行いました。

 

ゴスロリ バンドタッセル

出来上がりの特性『装飾タッセル』のフリルには、ガラスビーズのトリムを縫い付けて仕上げました。
カーペット色との相性もバッチリです。

 

ゴスロリ カーテン

ゴスロリ カーテンタッセル

「主寝室」の窓辺が『ゴシック&ロリータ』の服飾さながらの仕立てで完成いたしました。

 

以上、本日は大作となりましたが、通称・『ゴスロリ』と呼ばれる、日本独自のファッションスタイルやサブカルチャーを意識した、『ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita)』スタイルを実生活の空間に落とし込んだ、トータル・インテリア・リニューアル事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆当社・『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

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